JPH0612790U - 冷却水循環形ポンプ - Google Patents
冷却水循環形ポンプInfo
- Publication number
- JPH0612790U JPH0612790U JP5149992U JP5149992U JPH0612790U JP H0612790 U JPH0612790 U JP H0612790U JP 5149992 U JP5149992 U JP 5149992U JP 5149992 U JP5149992 U JP 5149992U JP H0612790 U JPH0612790 U JP H0612790U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cooling water
- drive shaft
- pump
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】冷却水の戻し水とポンプに吸込んだ吸込水との
衝突を防止し、衝突音を低減した冷却水循環形ポンプを
提供する。 【構成】ポンプケーシング1内のインペラ10をモータ
20にて回転される駆動軸15により駆動し、上記ポン
プケーシングの高圧水の一部を上記モータのキャン30
内に導入して冷却水とし、この冷却水を上記駆動軸に形
成した戻し孔34内を導いて吸入側低圧部に排出するポ
ンプにおいて、上記駆動軸15に、この駆動軸の戻し孔
から排出する冷却水を、上記吸込口より吸込んだ水の流
れ方向に沿うように変更する案内部40を設けた。 【作用】駆動軸の戻し孔より帰還される冷却水は案内部
によって吸込水の流れ方向に沿うように方向を修正され
るので、戻し水が吸込水と衝突することがなくなり、水
の衝突音を低減する。
衝突を防止し、衝突音を低減した冷却水循環形ポンプを
提供する。 【構成】ポンプケーシング1内のインペラ10をモータ
20にて回転される駆動軸15により駆動し、上記ポン
プケーシングの高圧水の一部を上記モータのキャン30
内に導入して冷却水とし、この冷却水を上記駆動軸に形
成した戻し孔34内を導いて吸入側低圧部に排出するポ
ンプにおいて、上記駆動軸15に、この駆動軸の戻し孔
から排出する冷却水を、上記吸込口より吸込んだ水の流
れ方向に沿うように変更する案内部40を設けた。 【作用】駆動軸の戻し孔より帰還される冷却水は案内部
によって吸込水の流れ方向に沿うように方向を修正され
るので、戻し水が吸込水と衝突することがなくなり、水
の衝突音を低減する。
Description
【0001】
本考案は、インペラをキャンドモータにて駆動するとともに、このキャンドモ ータを冷却水によって強制水冷するようにした冷却水循環形ポンプに関する。
【0002】
多段式渦巻きポンプ(タービンポンプとも称する)においては、ケーシング内 に収容したインペラを回転駆動するため、キャンドモータが用いられている。
【0003】 キャンドモータはロータの回りをキャンで覆うことによりモータから発せられ るうなり音などのような騒音を遮断するものであり、このようなキャンドモータ を用いたポンプは低騒音形ポンプとして有効である。
【0004】 ところで、モータの騒音が外部に洩れるのを防止するため上記のようなキャン でロータを覆った場合は、キャン内には発生する熱の放出も阻止され、キャン内 の温度が上昇する不具合がある。これを防止するため、モータを水冷する構造が 採用されている。 従来のこの種のモータ水冷式ポンプについて、図3にもとづき説明する。
【0005】 図において1はポンプケーシング、2はポンプケーシング1の背面を覆うケー シングカバーである。ポンプケーシング1の前端には吸込口3が開口されており 、この吸込口3には吸込口フランジ4が取着されている。また、ポンプケーシン グ1の上端には吐出口5が開口されており、この吐出口5には吐出口フランジ6 が取着されている。
【0006】 ポンプケーシング1内には、1段目ガイドベーン7および2段目ガイドベーン 8が、ボルト9により上記ケーシングカバー2に共締めして固定されている。き れら1段目ガイドベーン7および2段目ガイドベーン8には、それぞれ1段目イ ンペラ10および2段目インペラ11が回転自在に収容されている。これら1段 目インペラ10および2段目インペラ11は駆動軸15に取付けられており、こ の駆動軸15の回転により一体に回転する。この場合、1段目インペラ10と2 段目インペラ11の間にスペーススリーブ12を介挿し、駆動軸15の先端に螺 合した締付ナット13により、これら1段目インペラ10とスリーブ13および 2段目インペラ11が駆動軸15に固定されている。
【0007】 上記ケーシングカバー2の背面にはキャンドモータ20が連結されている。キ ャンドモータ20は、モータケーシング21の前端部および後端部をそれぞれエ ンドプレート22、23により液密に閉塞し、この内部に上記駆動軸15の後端 部を導入してある。この駆動軸15はモータ軸を兼用しており、それぞれエンド プレート22、23に対して軸受24、25により回転自在に支持されている。 なお、26はスラスト軸受である。この駆動軸15の周囲にはロータ27が固着 されているとともに、このロータ27に対向して上記モータケーシング21の内 面にはステータ28が取着されている。そして、ステータ28の内周面には、モ ータ内を内外の径方向に区画するキャン30が設けられている。モータ内はこの キャン30により径方向に液密に区分されており、内部の空間で上記ロータ27 が自由に回転可能となっている。
【0008】 この内部空間は水冷室31となっている。この水冷室31には、上記インペラ 11によって加圧された高圧水が導入されてロータ27およびキャン30の内周 面を冷却する。上記前方のエンドプレート22には、上記2段目のインペラ11 によって加圧された高圧水を水冷室31に導入するための導入孔32が形成され ている。また、後方のエンドプレート23には冷却室31の冷却水をポンプの低 圧側に戻すための導出孔33が形成されており、この導出孔33は駆動軸15の 後端面に臨んでいる。駆動軸15には中心線に沿って冷却水の戻し孔34が貫通 して形成されている。そして、この戻し孔34は駆動軸15の前端面に開口され た還流孔35に通じており、この還流孔35は吸込口3の方向に向かって開口さ れている。
【0009】 このような構成の多段式渦巻きポンプは、モータ20の回転により駆動軸15 が回転され、このため1段目インペラ10および2段目インペラ11がそれぞれ 1段目ガイドベーン7および2段目ガイドベーン8内で回転する。このようなイ ンペラ10、11の回転は前面に接続された吸込管から水を吸込み、上方に接続 して吐出管に向けて吐出する。すなわち、吸込管の水は1段目インペラ10の回 転に伴って吸込口3からインペラ10の中央部を経て1段目ガイドベーン7に吸 引され、この1段目のガイドベーン7内で加圧される。この加圧された水は2段 目インペラ11の中央部より2段目ガイドベーン8に吸引され、この2段目のガ イドベーン8内で加圧される。この加圧された水は吐出口6を経て吐出管側に圧 送される。
【0010】 このような多段式渦巻きポンプのモータ20は、モータケーシング21内にキ ャン30を設置してあるから、モータ20の騒音が外部に洩れることが軽減され 、低騒音が可能になる。
【0011】 そして、ポンプの運転中は、ポンプケーシング1内の2段目のインペラ11に よって加圧された高圧水が導入孔32よりキャン30により区画された水冷室3 1内に導入され、この冷却水は水冷室31内でロータ27やキャン30の内周面 と接触してこれらを冷却する。冷却室31内の冷却水は導出孔33を通じて駆動 軸15に形成された戻し孔34に送られ、この戻し孔34から駆動軸15の前端 面に開口された還流孔35を通じ、ポンプケーシング1の低圧部、つまり吸込口 3近傍に排出される。
【0012】 吸込口3近傍に排出された冷却水は、吸込管から吸込んだ新規な水に混合され て1段目のインペラ10を経て1段目ガイドベーン7に吸引され、この第1のガ イドベーン7内で加圧されたのち2段目インペラ11より2段目のガイドベーン 8に吸引され、この2段目のガイドベーン8内で加圧されて吐出口6より吐出さ れる。そして、2段目のガイドベーン8内で加圧された高圧水の一部が再び水冷 室31に送られ、モータ20を冷却する。
【0013】 すなわち、上記導入孔32、水冷室31、導出孔33および駆動軸15に形成 された戻し孔34、ならびに還流孔35は冷却水の循環経路を構成し、この循環 経路を流れる水によりモータ20を強制冷却している。このため、モータ20内 の温度上昇を防止し、モータの焼き付きなどの不具合を防止することができる。
【0014】
しかしながら、上記図3に示した従来の構造の場合、冷却室31内の冷却水は 導出孔33を通じて駆動軸15に形成された戻し孔34より還流孔35を通じて ポンプケーシング1の低圧部に排出されるようになっているが、駆動軸15の先 端に形成した還流孔35はポンプケーシング1の吸込口3に向かって開口されて おり、このため還流孔35から排出された水は吸込口3から吸引した吸込水と正 面衝突する。
【0015】 このような水と水の衝突は、衝突音を発生させるとともに、冷却水の圧力が高 いので、吸込水に乱れを発生させポンプの吸込特性を低下させる欠点がある。特 に、この種のポンプは低騒音形として開発したにも拘らず、上記水の衝突音の発 生は、上記初期の目的を阻害する不具合がある。
【0016】 本考案はこのような事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは 、冷却水の戻し水とポンプに吸込んだ吸込水との衝突を防止し、衝突音を低減し 、低騒音化を実現できる冷却水循環形ポンプを提供しようとするものである。
【0017】
本考案は上記目的を達成するため、ポンプケーシング内に収容したインペラを キャンドモータのモータ軸と一体に形成した駆動軸により駆動し、上記ポンプケ ーシングの吸込口より吸込んで上記インペラにより加圧した高圧水の一部を上記 モータのキャン内に導入して冷却水とし、この冷却水を上記駆動軸に形成した戻 し孔内を導いてインペラの吸入側低圧部に排出し、この排出した冷却水を上記吸 込口から導入した吸込水に混合するようにした冷却水循環形ポンプにおいて、
【0018】 上記駆動軸に、この駆動軸の戻し孔から排出する冷却水を、上記ポンプケーシ ングの吸込口より吸込んだ吸入水の流れ方向に沿うように変更する案内部を設け たことを特徴とする。
【0019】
上記のような構成においては、駆動軸の戻し孔を通じて帰還される冷却水は案 内部によって、吸込口から吸込んだ水の流れ方向に沿うように排出方向を修正さ れるので、戻し水が吸込水と衝突することがなくなる。
【0020】
以下、本考案について、図1および図2に示す一実施例にもとづき説明する。
【0021】 本実施例は多段式渦巻きポンプ(タービンポンプ)に適用した例を示し、図3 に示す従来の構成と大部分の点で同様であってよいから、同様な部分は同一番号 を付して説明を省略し、従来と異なる点のみを説明する。
【0022】 すなわち、本実施例では、駆動軸15の内端部に案内部材40を設けてある。 この案内部材40は、従来の締付ナット13を改造したものであり、締付ナット を袋ナット構造とし、このナット、つまり案内部材には一端が駆動軸15に形成 した還流孔35に連なり、他端が斜後ろ方向に向かって開口された案内孔41を 形成してある。この案内孔41の開口方向は、1段目インペラ10の中央吸い込 み口(1段目ガイドベーンの中央開口部)に向かっており、したがって、駆動軸 15の戻し孔34を通じて戻される冷却水の還流水は、還流孔35から案内部材 40の案内孔41を経て1段目ガイドベーン7に向けて排出される。 この方向は、ポンプケーシング1の吸込口3より導入された吸込水の流れとほ ぼ同方向である。
【0023】 したがって、このような構成によれば、モータ20を冷却してポンプケーシン グ1に戻される冷却水は、案内部材40の案内孔41から、ポンプケーシング1 の吸込口3より導入された吸込水の流れとほぼ同方向に排出される。このため、 冷却水の戻し水と、吸込口3から吸い込まれた吸込水が正面衝突することがなく 、よって水の衝突音の発生を防止することができる。
【0024】 また、冷却水の戻し水はインペラ10に吸引される吸込水の流れに沿ってイン ペラ10に流入するから、この流入水に乱流が生じなく、インペラ10の吸引特 性がよくなり。ポンプ性能が向上する。 なお、本考案は上記実施例に制約されるものではない。
【0025】 すなわち、上記実施例の場合、多段式渦巻きポンプ(タービンポンプ)に適用 した例を示したが、本考案はモータの冷却水を低圧側に戻す構造であるから、ポ ンプは多段式に限らず、単段式であってもよい。 また、案内部材40は、締付ナットと共通部材であることには限らず、締付ナ ットとは別に構成したものであってもよい。
【0026】 さらに、戻し水の案内孔41は、吸込水の流れと同方向に正しく向いているこ とにはこだわらず、要するに戻し水の流れ方向と吸込水の流れ方向とが相互に9 0°以上の角度で交差しないようにし、両者の流れが90°以下の角度で交差す る場合は衝突音の発生がきわめて少なくなるので、このような場合は実施可能で ある。
【0027】
以上説明したように本考案によれば、駆動軸の戻し孔を通じて帰還される冷却 水は案内部によって吸込口から吸込んだ水の流れ方向に沿うように排出方向を修 正されるので、戻し水は吸込水とほぼ同方向に流れるようになり、これら両者が 衝突することがなくなる。よって水の衝突音が発生しなくなり、または小さくな り、騒音が低減される。さらに、これら水の衝突により乱流が少なくなり、吸込 特性がよくなり、ポンプ性能が向上する。
【図1】本考案の一実施例を示す多段渦巻きポンプの断
面図。
面図。
【図2】同実施例の主要部の断面図。
【図3】従来の例を示す多段渦巻きポンプの断面図。
1…ポンプケーシング、2…ケーシングカバ−、3…吸
込口、5…吐出口、6、7…ガイドベーン、10、11
…インペラ、15…駆動軸、20…モータ、21…モー
タケーシング、27…ロータ、28…ステータ、30…
キャン、31…水冷室、32…導入孔、33…導出孔、
34…戻し孔、35…還流孔、40…案内部材、41…
案内孔。
込口、5…吐出口、6、7…ガイドベーン、10、11
…インペラ、15…駆動軸、20…モータ、21…モー
タケーシング、27…ロータ、28…ステータ、30…
キャン、31…水冷室、32…導入孔、33…導出孔、
34…戻し孔、35…還流孔、40…案内部材、41…
案内孔。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプケーシング内に収容したインペラ
をキャンドモータのモータ軸と一体に形成した駆動軸に
より駆動し、上記ポンプケーシングの吸込口より吸込ん
で上記インペラにより加圧した高圧水の一部を上記モー
タのキャン内に導入して冷却水とし、この冷却水を上記
駆動軸に形成した戻し孔内を導いてインペラの吸入側低
圧部に排出し、この排出した冷却水を上記吸込口から導
入した吸込水に混合するようにした冷却水循環形ポンプ
において、 上記駆動軸に、この駆動軸の戻し孔から排出する冷却水
を、上記ポンプケーシングの吸込口より吸込んだ吸入水
の流れ方向に沿うように変更する案内部を設けたことを
特徴とする冷却水循環形ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149992U JPH0612790U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 冷却水循環形ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149992U JPH0612790U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 冷却水循環形ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612790U true JPH0612790U (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=12888676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5149992U Pending JPH0612790U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 冷却水循環形ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612790U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010535304A (ja) * | 2007-08-02 | 2010-11-18 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 液体ポンプ |
| JP2011202566A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Honda Motor Co Ltd | 電動遠心圧縮機 |
| CN107044425A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-08-15 | 江苏万伏新能源有限公司 | 一种电动水泵 |
| JP2021046821A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 大平洋機工株式会社 | キャンドモータスラリーポンプ |
| KR20210104451A (ko) * | 2020-02-17 | 2021-08-25 | 현대모비스 주식회사 | 로터 냉각 구조를 갖는 과급기 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP5149992U patent/JPH0612790U/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010535304A (ja) * | 2007-08-02 | 2010-11-18 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 液体ポンプ |
| JP2011202566A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Honda Motor Co Ltd | 電動遠心圧縮機 |
| CN107044425A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-08-15 | 江苏万伏新能源有限公司 | 一种电动水泵 |
| CN107044425B (zh) * | 2016-12-30 | 2023-08-08 | 常州腾龙汽车节能科技有限公司 | 一种电动水泵 |
| JP2021046821A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 大平洋機工株式会社 | キャンドモータスラリーポンプ |
| KR20210104451A (ko) * | 2020-02-17 | 2021-08-25 | 현대모비스 주식회사 | 로터 냉각 구조를 갖는 과급기 |
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