JPH0587502B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0587502B2
JPH0587502B2 JP59176886A JP17688684A JPH0587502B2 JP H0587502 B2 JPH0587502 B2 JP H0587502B2 JP 59176886 A JP59176886 A JP 59176886A JP 17688684 A JP17688684 A JP 17688684A JP H0587502 B2 JPH0587502 B2 JP H0587502B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aspartic acid
reaction mixture
benzyloxycarbonyl
synthesizing
benzyl chloroformate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59176886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60136550A (ja
Inventor
Mingu Uan Kei
Shuiichu Chen Mearii
Deii Penze Anri
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HATOKO CHEM CORP
Original Assignee
HATOKO CHEM CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HATOKO CHEM CORP filed Critical HATOKO CHEM CORP
Publication of JPS60136550A publication Critical patent/JPS60136550A/ja
Publication of JPH0587502B2 publication Critical patent/JPH0587502B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/04Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
    • C07K5/06Dipeptides
    • C07K5/06104Dipeptides with the first amino acid being acidic
    • C07K5/06113Asp- or Asn-amino acid
    • C07K5/06121Asp- or Asn-amino acid the second amino acid being aromatic or cycloaliphatic
    • C07K5/0613Aspartame
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Seasonings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、人工甘味料でアスパルテームとして
知られるL−アスパルチル−L−フエニルアラニ
ンメチルエステルの製造に適する高純度のN−ベ
ンジルオキシカルボニル−L−アスパラギン酸
(Z−Asp)の合成に関し、詳言すれば高温にお
いて高純度のN−ベンジルオキシカルボニル−L
−アスパラギン酸を合成する方法に関するもので
ある。 アスパルテームは水溶液中でサツカロースより
約160倍の甘味があることが知られている。した
がつて、低カロリ甘味料としてのアスパルテーム
の使用は最終製品を非常に望ましいものとする。
アスパルテームは一般にZ−Aspから製造され
る。砂糖の代用品としての食品へのアスパルテー
ムの最終使用を考慮して、Z−Aspは出来るだけ
純粋でかつZ−Aspに形成中一般に形成されるジ
ペプチド、N−ベンジルオキシカルボニルアスパ
ルチルアスパラギン酸(Z−Asp−Asp)および
塩化ナトリウムのごとき副産物が実質的に無いも
のでなければならない。 Z−Aspを産出するようなL−アスパラギン酸
(L−AA)とのベンジルクロロホルメート
(BCF)の反応は多年にわたつて良く知られてい
る。化学文献はZ−Aspがアルカリ媒体中でのL
−AAのBCFとの凝縮によつて合成されることが
できることを開示している。1981年以前に、文献
に記載された方法は比較的小量の副産物でZ−
Aspを生成するのに必要な反応条件を述べていな
い。 1981年10月6日にゴーマン等に発行されたアメ
リカ合衆国特許第4293706号は10.75〜11.75の間
のかつ好ましくは11.50〜11.75の間の特別なPH範
囲のアルカリ水性系中でBCFをL−AAの二ナト
リウム塩と反応させることにより実質的にZ−
Asp−Asp無しにZ−Aspが製造されることがで
きることを教示している。反応温度は10〜45℃の
間に、好ましくは各作業例が行なわれる室温に維
持される。結果として生じる反応混合物は生成物
を遊離酸に変換するように酸性にされる。特許権
者は第2欄、第17〜25行において、反応条件が12
以上のPHのごとく変化すると、ベンジルクロロホ
ルメートの顕著な加水分解を発生し、Z−Asp生
成物が微量以上の不純物を含有しそして収量が減
じられることを警告している。第3欄、第15〜22
行において、彼等はまた、反応温度が上昇する
と、Z−Asp生成物中の不純物の量が増加するこ
とに言及している。 1982年8月17日にスギヤマ等に発行されたアメ
リカ合衆国特許第4354091号は、高収量のZ−
Aspを反応中12.0〜13.5の特別な範囲に維持した
PHで反応を行なうことによりBCFをL−AAのナ
トリウムまたはカリウム塩と反応させることによ
り得ることができたことを請求している。スギヤ
マ等は反応混合物の温度を10〜30℃において3時
間維持することを教示している。結果はPHが12.0
以下になると収量の減少とともに増加されたレベ
ルのZ−Asp−Aspを示す。Z−Asp結晶中の未
反応L−AAのレベルは0.6パーセントおよびそれ
以上であることが報告されている。 ゴーマン等およびスギヤマ等の特許権者は比較
的小量のZ−Asp−Asp副産物で比較的純粋なZ
−Asp生成物を製造するため狭い特別なPH範囲内
の適宜な反応条件を提供している。しかしなが
ら、さらに収量および純度を増加しならびに反応
時間を減少することのごときZ−Aspの合成にお
ける他の改良を提供することが望ましい。したが
つて、より高速でかつこれまで考え得られたより
も少ない量の未反応L−アスパラギン酸を含有す
るZ−Asp生成物を製造する方法を提供するのが
望ましい。 概略すると、本発明によれば、N−ベンジルオ
キシカルボニル−L−アスパラギン酸(Z−
Asp)はベンジルクロロホルメート(BDF)を
45℃を超え55℃以下の比較的高温においてL−ア
スパラギン酸(L−AA)のアルカリ金属塩の水
溶液に加えることにより合成される。好ましく
は、温度は約46〜50℃の間に維持される。反応混
合物のPHは約9.2〜12.0の広い範囲にわたつて維
持されることができる。約46〜50℃の間の温度に
よれば、PHは好ましくは約10〜11の間に維持され
る。L−AAの消耗時、反応混合物は遊離酸を生
じるように酸性にされる。選択的に、有機溶媒を
BCFとの反応混合物に添加することができ、そ
してまた緩衝剤系を利用することもできる。 これらの条件は反応周期時間を約1/2〜1/6に減
ずるとともに90%に等しいかまたはそれより良好
な高収量を結果として生じる。純度は減じられた
量の未反応L−AAおよび小量のみのジペプチド
副産物、N−ベンジルオキシカルボニル−L−ア
スパルチルアスパラギン酸(Z−Asp−Asp)お
よび塩化ナトリウムにより99%に等しいかまたは
それより大きい。 したがつて、本発明の目的はZ−Aspを合成す
るための改良された方法を提供することにある。 本発明の他の目的は反応周期時間を減じるため
45℃を超え55℃以下の比較的高い温度においてZ
−Aspを合成する方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は高純度のZ−Aspを
製造する改良された方法を提供することにある。 本発明の他の目的は未反応L−AAの含有量が
少ない高純度のZ−Aspを製造する改良された方
法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は人工甘味料でアスパ
ルテームとして知られるL−アスパルチル−L−
フエニルアラニンメチルエステルの製造に適する
Z−Aspを製造する方法を提供することにある。 本発明の目的は緩衝剤系の存在下でL−AAの
ジアルカリ金属塩およびBCFの凝縮を行なうこ
とによつてZ−Aspを合成する改良された方法を
提供することにある。 本発明のさらに他の目的は反応が比較的高い温
度においてかつ改良された収量および純度を提供
する広いPH範囲にわたつて行なわれるZ−Aspの
合成の改良された方法を提供することにある。 本発明の他の目的はBCFおよびL−AAのジア
ルカリ金属塩の凝縮を有機溶媒の存在下で行なう
ことができる改良されたZ−Asp合成方法を提供
することにある。 本発明のさらに他の目的は副産物Z−Asp−
Aspが低減される改良されたZ−Asp合成方法を
提供することにある。 本発明の他の目的は緩衝剤の存在下で高温にお
いてL−AAのジアルカリ金属塩の水溶液に有機
溶媒と混合されたBCFを加えることによる改良
されたZ−Asp合成方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は一部分は自明であり
かつ一部分は明細書から明らかとなろう。 したがつて、本発明は幾つかの工程および他の
各々に関連するかかる工程の1またはそれ以上の
関係、および以下の詳細な開示において例示され
る特徴および特性を有する生成物からなり、そし
て本発明の範囲は特許請求の範囲に示される。 N−ベンジルオキシカルボニル−L−アスパラ
ギン酸(Z−Asp)は次いでZ−Aspジアルカリ
金属塩生成物を遊離酸に変換すべく酸性にされる
ベンジルクロロホルメート(BCF)およびL−
アスパラギン酸(L−AA)のジアルカリ金属塩
の凝縮生成物である。凝縮は以下の式に従う。
【化】 本発明によれば、合成のBCFの顕著な加水分
解なしに室温におけるよりも約2〜3倍速い周期
時間で完成させる。45℃を超え55℃以下の高温に
おいて行なわれる。L−アスパラギン酸および水
は環流冷却器、2つの滴下漏斗、サーモメータ、
PHプローブおよび機械的攪拌機を備えた反応容器
に充填される。水酸化ナトリウムまたは水酸化カ
リウムのごとき水性アルカリ金属水酸化物はアミ
ノ酸がすべて溶解させられるまで攪拌しながら加
えられる。約9.2〜12.0の間の所望PHに反応混合
物を維持するために追加の希釈苛性アルカリとと
もにベンジルクロロホルメートの実質的な化学当
量が同時に反応混合物に加えられる。 僅かにモル過剰のBCFを添加することもでき
る。上記で言及したごとく、反応混合物の温度は
45℃を超え55℃以下に、かつ好ましくは46〜50℃
の間に維持される。反応は系統中に未反応L−
AAがほとんどないかまたは検出されないとき完
了と見做される。反応混合物は次いで冷却されか
つ1,1,1−トリクロロエタン、クロロベンゼ
ン、塩化メチレンまたはトルエンのごとき有機溶
媒により抽出される。選択的に、PHはどのような
より少ない極性副産物または不純物をも除去する
ような有機溶媒による抽出の前に塩酸により約6
〜7に調整されても良い。 反応は1,1,1−トリクロロエタン、クロロ
ベンゼン、1,1,2−トリクロロエタン等のご
とき有機溶媒の存在下で行なわれても良い。この
場合に、有機溶媒は反応混合物へのBCFの添加
前にベンジルクロロホルメートと混合される。水
性相への有機溶媒の添加は2つの目的に役立つ。
第1に、有機溶媒はベンジルクロロホルメートの
加水分解を抑制する傾向がある。第2に、反応中
またはその前に形成されることができるベンジル
アルコール、塩化ベンジル、炭酸ジベンジル等の
ごとき不純物の除去を促進する。有機溶媒が使用
されるとき、一般に容量で約0.02〜2.00部の間の
有機溶媒が容量で1部のBCFと混合される。反
応完了後、水性層は有機層から分離されかつ約5
〜7℃に徐々に冷却される。冷却中、濃塩酸
(HCl)が攪拌しながらゆつくり加えられる。Z
−Aspの結晶は遠心分離によつて採集されかつ次
いで氷水で洗浄されそして乾燥される。 また、反応は、PHの広い変動を阻止する傾向が
ありかつ反応媒体中の局部酸性および副反応を最
小にする、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、
リン酸三ナトリウムおよびリン酸水素二ナトリウ
ムのごとき緩衝剤の存在下で行なわれることもで
きる。Z−Aspの合成を緩衝剤の存在下で行なう
とき、緩衝剤はアミノ酸が溶解させられた後反応
混合物に加えられる。約0.55グラムモルを示すL
−AAの73グラムバツチ関して、約7重量%のア
ミノ酸を示す5グラムの炭酸ナトリウムが使用さ
れる。緩衝剤の量は選択される緩衝剤の性質に依
存してL−AAの約4〜40重量%の間で変化する
ことができる。 L−AAの初期凝縮比は、L−AA(グラム)に
対するH2O(グラム)の比であらわすと、約5:
1〜1.5:1の間にすべきである。好ましくは、
凝縮比は約3:1にすべきである。反応媒体への
ベンジルクロロホルメートおよび水酸化ナトリウ
ムの緩慢な添加と結合されたこのような凝縮は約
0.2%およびそれより少ない低レベルの未反応L
−AAおよび低ジペプチド生産で十分な収量を提
供する。非常に希釈したL−AAは生産能力の減
少のため商業生産には実用的でない。反応混合物
中のL−AAの凝縮が高過ぎるとジペプチドの形
成を助長する傾向がある。 より高い反応温度がより速い反応速度を生ずる
ことは一般に知られている。しかしながら、ベン
ジルクロロホルメートはより高温において不安定
であることが知られており、それによりベンジル
アルコールへの加水分解を助長する。これはより
高いPHにおいてとくに確かである。このため、ベ
ンジルクロロホルメートを常温で貯蔵しかつ搬送
しならびに室温でベンジルクロロホルメートを含
む反応を行なうのが慣例である。より低い温度に
おいて、反応速度はより緩慢でかつ過剰ベンジル
クロロホルメートが加水分解を助長する反応混合
物中に蓄積する。 低反応温度を指摘する文献に鑑みて、本発明に
よる反応がBCFの顕著な加水分解なしに急速に
高温で行なわれることは意外である。予期しない
利益は反応を行なうことができる広いPH範囲であ
る。発行された特許は反応混合物のPHが数値差で
1または1.5の差しかない狭いPH範囲内に維持さ
れることを条件として指定するが、本発明による
反応混合物のPHはほぼ3の数値差のPHの範囲にわ
たつて維持されることができる。 Z−Aspは反応条件および反応体を制御しなが
ら上記のごとく本発明によつて合成される。この
方法は本質的に高温方法である。BCFは反応混
合物のPHを広い範囲、9.2〜12.0内に維持しなが
ら45℃を超え55℃以下の温度でL−アスパラギン
酸のジアルカリ金属塩と反応させられる。好まし
くは、反応混合物の温度はそのPHを約10.0〜11.0
の間に維持して約46〜48℃の間に維持される。本
発明の幾つかの実施例において、反応は有機溶媒
および緩衝剤の存在下で行なわれる。本発明によ
つて高温で反応を行なうことによつて、反応周期
時間は室温で行なわれる場合に比して約1/2.5〜
1/3.0の間に実質的に減じられ、かつ10℃で行な
われる場合に比して実質的に1/6に減じられる。
さらにアスパルテームの製造に適したZ−Aspを
商業的に合成するにあたつては、生成物Z−Asp
中に含まれる副産物であるジペプチド量は0.17%
以下とすることが要求されているが、本発明によ
つて高温で反応を行なうことによつても生成物中
のジペプチドを0.17%以下とすることができ、反
応サイクル時間を従来技術による方法より!?かに
短縮しても十分アスパルテームの製造に適した高
純度のZ−Aspを合成することができる。 以下の本発明によるZ−Asp合成例は例示とし
てのみ示されかつ限定する意味には向けられな
い。使用設備および従う手順は実施例1の説明に
伴なつて記載される比較試験において使用される
ものである。 実施例 1 還流冷却器、2つの滴下漏斗、サーモメータ、
PHプローブおよび機械的攪拌機を備えた1リツト
ル用多首フラスコ内に39.9グラム(0.300モル)
のL−AAおよび120mlの水を入れた。25%
NaOH溶液をL−AAが十分に溶解させられるま
で、攪拌しながら加えた。約55グラム(0.306モ
ル)の95%純度のBCFを10.75〜11.75の間のPH範
囲に維持するように攪拌しながら十分に希釈した
NaOHとともに反応混合物に加えた。温度は最
初40℃でかつBCFの添加中約45〜48℃の間に維
持された。反応混合物中の未反応L−AAの存在
はニンヒドリン法で監視された。反応はBCFの
添加開始から45分後完了した。その時未反応L−
AAはほとんどないかまたは検出されなかつた。 反応完了後、水性系は塩酸でPH6〜7に調整さ
れそしてすべての副産物または不純物を除去すべ
く1,1,1−トリクロロエタンが加えられた。
水性層は有機層から分離されかつ約5〜7℃の間
に徐々に冷却された。冷却中、濃塩酸が攪拌しな
がらゆつくり加えられた。結晶は遠心分離によつ
て採集され、氷水で洗浄されかつ乾燥された。乾
燥Z−Asp生成物は約89%の収量を示す71グラム
の重さであつた。 実施例 2 ゴーマン等(アメリカ合衆国特許第4293706号)
と直接比較するために、反応媒体の温度が20〜24
℃の間に維持された以外は、実施例1と同量の反
応体および設備が使用された。これらの反応条件
はゴーマン等の好適な範囲内にある。これらの比
較例に関する反応体、反応条件および生成物分析
は以下のごとく表に要約される。
【表】 による分析
室温またはほぼ室温で行なわれた実施例2にお
いて理解されるように、反応は完了するのに145
分要したが本発明による高温合成は収量または純
度を犠牲にすることなく45分以内で完了された。
また、実施例1のZ−Asp生成物中の未反応L−
AAの凝縮は実施例2の半分である。また、薄層
クロマトグラフイは生成物が実質的に極性または
非極性不純物を含まないことを示した。これらの
結果は高温反応の生成物の純度が低温方法の純度
に少なくとも等しいことを示す。 実施例3および4 以下の2つの実施例は有機溶媒の存在下でのL
−AAおよびBCFの凝縮を例示する。実施例3に
おいてクロロベンゼンがBCFと混合されかつ実
施例4においては溶媒1,1,1−トリクロロエ
タンが使用された。手順は実施例1に従つた。得
られた結果である反応体および反応条件は表に
記載される。
【表】 実施例 5〜8 表およびに提示された実施例5〜8におい
て、ベンジルクロロホルメートおよびL−AAの
ナトリウム塩の凝縮は緩衝剤の存在下で行なわれ
た。実施例5および6においては炭酸ナトリウム
緩衝剤が存在しかつ実施例7においてはリン酸三
ナトリウムが存在した。実施例8においてベンジ
ルクロロホルメートは炭酸ナトリウム緩衝剤を含
有した反応混合物への添加の前に1,1,1−ト
リクロロエタンと混合された。各場合において、
手順は実施例1に従つた。
【表】
【表】
【表】
【表】 表,,およびにおける結果に基いて、
Z−Aspは広いPH範囲にわたつて45〜50℃のごと
き高温において低ジペプチド含量と90%に近いか
つそれを越える収量で得ることができることが明
らかである。これらの高温において反応速度は生
成物の品質を維持しながら室温におけるよりも約
3.0倍速い。最も重要なことは、Z−Asp生成物
中の未反応L−AAの凝縮は一貫して従来方法を
使用することにより得られる凝縮の半分またはそ
れ以下である。 有機溶媒はベンジルクロロホルメートの加水分
解を最小にし、系統中の有機不純物を除去する傾
向がありかつまた最終生成物の品質を改善する。
幾つかの溶媒がこの系統中の他のものより良好に
果すことが認められる。緩衝剤の添加は、実施例
5の結果によつて示されるごとく、より低いPH範
囲における結果を改善する傾向がある。緩衝剤の
存在はPH範囲の広い変動を阻止しかつ実施例によ
つて明らかにされたごとくジペプチドの形成およ
びベンジルクロロホルメートの加水分解を最小に
する。 本発明によれば、これまで考えられたより高収
量および高純度においてZ−Aspは広いPH範囲に
わたつて高温でL−AAおよびベンジルクロロホ
ルメートの凝縮を行なうことによつて得られる。
高温での合成は実施の実質的に反応時間を減じか
つこれまでに考え得ない収量および純度のZ−
Aspを供給する。 したがつて、前述から明らかにされたもののう
ち、上記目的は効率よく達成され、そして本発明
の精神および範囲から逸脱することなく記載され
た上記方法の実施および所望の生成物に幾つかの
変更をなすことができるので、上記に含まれるす
べての内容が例示でありかつ限定する意味で解釈
すべきでないことが理解されよう。 また、特許請求の範囲は本明細書に記載された
本発明の総括的および特定的特徴のすべておよび
術語に関して、その範囲にあると言われる本発明
の範囲のすべての供述をカバーするように解釈さ
れるものと理解すべきである。 とくに、特許請求の範囲において、単数で列挙
された成分または化合物は意味が許容する場合に
かかる成分の親和性の混合物を包含するものと理
解すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベンジルクロロホルメートおよびL−アスパ
    ラギン酸のジアルカリ金属塩を水溶液中に凝縮さ
    せることによりN−ベンジルオキシカルボニル−
    L−アスパラギン酸を合成する方法において、L
    −アスパラギン酸を含有するアルカリ水性混合物
    にベンジルクロロホルメートおよびアルカリ金属
    水酸化物溶液を添加して、反応混合物を45℃を超
    える温度にかつPHを少なくとも9.2に維持させ、
    そして反応完了時に前記反応混合物を酸性化する
    ことを特徴とするN−ベンジルオキシカルボニル
    −L−アスパラギン酸の合成方法。 2 前記反応混合物の温度を45℃を超え約55℃以
    下に維持することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L
    −アスパラギン酸の合成方法。 3 前記反応混合物の温度を約46〜50℃の間に維
    持することを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−アス
    パラギン酸の合成方法。 4 前記反応混合物のPHを約9.2〜12の間に維持
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−アスパ
    ラギン酸の合成方法。 5 前記反応混合物のPHを約10.0〜11.0の間に維
    持することを特徴とする特許請求の範囲第3項に
    記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−アス
    パラギン酸の合成方法。 6 さらに、前記ベンジルクロロホルメートをL
    −アスパラギン酸を含有する前記反応混合物に加
    える前に、前記ベンジルクロロホルメートを有機
    溶媒と混合する工程を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のN−ベンジルオキシカ
    ルボニル−L−アスパラギン酸の合成方法。 7 前記溶媒は、ベンジルクロロホルメートが容
    量で1部に対し、有機溶媒が容量で約0.2ないし
    2部の間の量で存在することを特徴とする特許請
    求の範囲第6項に記載のN−ベンジルオキシカル
    ボニル−L−アスパラギン酸の合成方法。 8 前記溶媒は、1,1,1−トリクロロエタ
    ン、クロロベンゼンおよび1,1,2−トリクロ
    ロエタンからなるグループから選ばれることを特
    徴とする特許請求の範囲第6項に記載のN−ベン
    ジルオキシカルボニル−L−アスパラギン酸の合
    成方法。 9 前記反応混合物は緩衝剤を含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のN−ベンジル
    オキシカルボニル−L−アスパラギン酸の合成方
    法。 10 前記緩衝剤は、L−アスパラギン酸の重量
    に基づいて約4〜40重量%の間の量で存在するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載のN
    −ベンジルオキシカルボニル−L−アスパラギン
    酸の合成方法。 11 前記緩衝剤は、炭酸ナトリウム、重炭酸ナ
    トリウム、リン酸三ナトリウムおよびリン酸水素
    二ナトリウムからなるグループから選択されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載のN
    −ベンジルオキシカルボニル−L−アスパラギン
    酸の合成方法。 12 前記L−アスパラギン酸は約15〜60重量%
    の間の濃度で前記反応混合物中に存在することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のN−ベ
    ンジルオキシカルボニル−L−アスパラギン酸の
    合成方法。 13 さらに、前記反応混合物中のL−アスパラ
    ギン酸の存在を監視し、そして前記ベンジルクロ
    ロホルメートを前記反応混合物中に微量のL−ア
    スパラギン酸のみが存在するまで添加する工程を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−アスパ
    ラギン酸の合成方法。 14 前記アルカリ金属水酸化物は水酸化ナトリ
    ウムであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−
    アスパラギン酸の合成方法。 15 前記反応混合物の温度を約46〜50℃の間に
    維持することを特徴とする特許請求の範囲第14
    項に記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−
    アスパラギン酸の合成方法。 16 前記反応混合物のPHを約10.0〜11.0の間に
    維持することを特徴とする特許請求の範囲第15
    項に記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−
    アスパラギン酸の合成方法。 17 さらに、前記ベンジルクロロホルメートを
    L−アスパラギン酸および水酸化ナトリウムを含
    有する前記反応混合物に添加する前に、前記ベン
    ジルクロロホルメートを有機溶媒と混合する工程
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲第16項
    に記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−ア
    スパラギン酸の合成方法。 18 前記反応混合物を塩化水素を用いて酸性化
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−アスパ
    ラギン酸の合成方法。 19 さらに、前記反応混合物に有機溶媒を混合
    し、前記混合物を水性層と有機層とに分離させ、
    前記水性層を前記反応混合物を酸性化する前に分
    離することを特徴とする特許請求の範囲第18項
    に記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−ア
    スパラギン酸の合成方法。 20 L−アスパラギン酸および該L−アスパラ
    ギン酸を溶解させるに十分な水酸化ナトリウムか
    らなるアルカリ水性反応混合物を形成し、 前記反応混合物にベンジルクロロホルメートを
    徐々に添加し、 水酸化ナトリウムを前記反応混合物に添加する
    ことにより約9.2〜12.0の間に前記反応混合物の
    PHを維持し、 少なくとも45℃を超え約55℃以下に前記反応混
    合物の温度を維持し、 前記ベンジルクロロホルメートおよび水酸化ナ
    トリウムを前記反応混合物に加え続け、かつトレ
    ース量のL−アスパラギン酸のみが残留するまで
    前記反応混合物中の未反応L−アスパラギン酸の
    存在を監視し、 そして、得られた反応混合物を酸性化すること
    を特徴とするN−ベンジルオキシカルボニル−L
    −アスパラギン酸の合成方法。 21 前記反応混合物のPHを約10.0〜11.0の間に
    かつ温度を約46〜50℃の間に維持する工程を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載
    のN−ベンジルオキシカルボニル−L−アスパラ
    ギン酸の合成方法。 22 有機溶媒を前記ベンジルクロロホルメート
    とともに前記反応混合物に導入する工程を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載の
    N−ベンジルオキシカルボニル−L−アスパラギ
    ン酸の合成方法。 23 前記水性反応混合物中に緩衝剤を含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第20項に記載のN
    −ベンジルオキシカルボニル−L−アスパラギン
    酸の合成方法。 24 さらに、前記反応混合物に有機溶媒を混合
    し、前記混合物を水性層と有機層とに分離させ、
    前記水性層を前記反応混合物を酸性化する前に分
    離することを特徴とする特許請求の範囲第22項
    に記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L−ア
    スパラギン酸の合成方法。 25 N−ベンジルオキシカルボニル−L−アス
    パラギン酸からなるアルカリ金属塩を合成する方
    法において、L−アスパラギン酸およびアルカリ
    金属水酸化物溶液からなるアルカリ水性反応混合
    物に、該反応混合物の温度を少なくとも45℃を超
    え約55℃以下に維持しながらベンジルクロロホル
    メートおよびアルカリ金属水酸化物を添加するこ
    とを特徴とするN−ベンジルオキシカルボニル−
    L−アスパラギン酸の合成方法。 26 前記アルカリ金属水酸化物は水酸化ナトリ
    ウムでありそしてN−ベンジルオキシカルボニル
    −L−アスパラギン酸のアルカリ金属塩は二ナト
    リウム塩であることを特徴とする特許請求の範囲
    第25項に記載のN−ベンジルオキシカルボニル
    −L−アスパラギン酸の合成方法。 27 前記反応混合物の温度は約46〜50℃の間に
    維持されることを特徴とする特許請求の範囲第2
    5項に記載のN−ベンジルオキシカルボニル−L
    −アスパラギン酸の合成方法。
JP59176886A 1983-08-26 1984-08-27 N―ベンジルオキシカルボニル―l―アスパラギン酸の合成方法 Granted JPS60136550A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/526,581 US4523026A (en) 1983-08-26 1983-08-26 Synthesis of N-benzyloxycarbonyl-L-aspartic acid
US526581 1983-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60136550A JPS60136550A (ja) 1985-07-20
JPH0587502B2 true JPH0587502B2 (ja) 1993-12-16

Family

ID=24097915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59176886A Granted JPS60136550A (ja) 1983-08-26 1984-08-27 N―ベンジルオキシカルボニル―l―アスパラギン酸の合成方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4523026A (ja)
JP (1) JPS60136550A (ja)
KR (1) KR850001771A (ja)
DE (1) DE3431247A1 (ja)
ES (1) ES8505933A1 (ja)
FR (1) FR2551061A1 (ja)
GB (1) GB2149398A (ja)
IT (1) IT1177977B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110225706A (zh) * 2018-11-05 2019-09-10 黄华成 天门冬氨酸衍生物在制备动物饲料添加剂中的应用

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH553751A (de) * 1970-05-19 1974-09-13 Stamicarbon Verfahren zur herstellung von aspartylaminosaeure-estern.
US4345691A (en) * 1979-04-30 1982-08-24 Ethyl Products Company Child resistant bottle closure
JPS56110661A (en) * 1980-02-04 1981-09-01 Ajinomoto Co Inc Preparation of n-benzyloxycarbonyl-l-aspartic acid
US4293706A (en) * 1980-06-19 1981-10-06 Ppg Industries, Inc. Preparation of N-benzyloxycarbonyl aspartic acid
CA1193279A (en) * 1981-08-10 1985-09-10 Avinash T. Sathe Method for purifying n-benzyloxycarbonyl aspartic acid

Also Published As

Publication number Publication date
ES535389A0 (es) 1985-06-16
DE3431247A1 (de) 1985-03-14
IT8448763A0 (it) 1984-08-27
KR850001771A (ko) 1985-04-01
IT1177977B (it) 1987-09-03
IT8448763A1 (it) 1986-02-27
JPS60136550A (ja) 1985-07-20
ES8505933A1 (es) 1985-06-16
GB8421157D0 (en) 1984-09-26
US4523026A (en) 1985-06-11
GB2149398A (en) 1985-06-12
FR2551061A1 (fr) 1985-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0127411B1 (en) Method of preparing alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester and its hydrochloride
KR920002337B1 (ko) α-L-아스파르틸-L-페닐알라닌 메틸 에스테르 및 이의 염산염의 제조방법
JPS5929187B2 (ja) N−ベンジルオキシカルボニルアスパラギン酸の調製法
CA1155453A (en) Method of producing n-benzyloxycarbonyl-l-aspartic acid
JPH10502632A (ja) [s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸の製造方法
JPH0587502B2 (ja)
JPS62108900A (ja) α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニン塩酸塩およびα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法
JPH0689024B2 (ja) ポリペプチド類の製造方法
JP2662287B2 (ja) α―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステルの分離方法
US4518792A (en) Process for preparing N-benzyloxycarbonyl-L-aspartic acid
US4062839A (en) Resolution of α-amino-e-caprolactam optical isomers
JP2513159B2 (ja) N−ホルミル−L−α−アスパルチル−L−フェニルアラニンの製法
EP0297560B1 (en) Imides; a process for their production and a process for the production of dipeptides using them
EP0151651B1 (en) Process for the preparation of a starting material for the production of phenylalanine
JPH0696595B2 (ja) N−保護−L−α−アスパルチル−L−フエニルアラニンの製法
JP2647420B2 (ja) N−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造方法
JPH0680074B2 (ja) N―ホルミル―L―α―アスパルチル―L―フェニルアラニンの製法
JP2598467B2 (ja) N−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造方法
KR920003333B1 (ko) α-L-아스파르틸-L-페닐알라닌 β-저급 알킬 에스테르의 제조방법
KR920000269B1 (ko) N-벤조일-l-아스파스탄의 정제방법
JPH09255644A (ja) アジピン酸ジヒドラジドの製法
JPS649309B2 (ja)
JPS6124385B2 (ja)
JPH01100161A (ja) ジケトピペラジン誘導体の製造方法
JPS6216498A (ja) α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造法