JPH10502632A - [s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸の製造方法 - Google Patents

[s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸の製造方法

Info

Publication number
JPH10502632A
JPH10502632A JP8504282A JP50428296A JPH10502632A JP H10502632 A JPH10502632 A JP H10502632A JP 8504282 A JP8504282 A JP 8504282A JP 50428296 A JP50428296 A JP 50428296A JP H10502632 A JPH10502632 A JP H10502632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
acid
water
aqueous
edds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8504282A
Other languages
English (en)
Inventor
リン,ロニー・ダブリユー
アトキンソン,エルドン・イー,ジユニア
バルホフ,ドナルド・イー
Original Assignee
アルベマール・コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルベマール・コーポレーシヨン filed Critical アルベマール・コーポレーシヨン
Publication of JPH10502632A publication Critical patent/JPH10502632A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C227/00Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C227/14Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof
    • C07C227/18Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof by reactions involving amino or carboxyl groups, e.g. hydrolysis of esters or amides, by formation of halides, salts or esters

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、化学量論的不足量の1,2−ジハロエタンを使用すること、および反応から得られた水溶液を、鉱酸と共に、水中に共供給して、好適には[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸を溶液から沈殿させることを特徴とする、水溶液中でL−アスパラギン酸と1,2−ジハロエタンとを反応させることによって、[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸を選択的に製造しそして回収する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 [S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸の製造方法発明の背景 本発明は[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸の選択的製造 方法に関する。 エチレンジアミン−N,N−ジコハク酸(EDDS)およびその種々のアルカ リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩は、清浄製 剤における有用なキレート剤として、洗剤工業においてよく認識されている(米 国特許第4,704,233号明細書を参照、その開示内容は、十分記載されて いるのと同様に、引用することによって本明細書中に取り込まれている)。これ らの塩および酸は、鉄、マンガン、銅のような金属および他の多価金属イオンを キレート化すると考えられる。金属イオンはある一定の有機ステインの成分であ るか、または洗浄液中に存在する場合かかるステインを安定化するように作用す る。キレート機能を提供する外に、EDDSおよびその塩は非リン化合物であり 、その結果として環境に望ましい。さらに、EDDSおよびその塩は生物分解性 を示す。生物分解度は含まれるEDDS光学異性体に依存する。3種の光学異性 体[R,R]、[R,S]および[S,S]の中、[S,S]異性体が最も容易 に生物分解され、従って好適である。 [S,S]異性体はL−アスパラギン酸塩および1,2−ジブロモ−エタンか ら合成することができる。特に興味を起こさせる経路は、L−アスパラギン酸ナ トリウムと1,2−ジブロモメタンとを水性媒体中で 反応させて、溶液中に、[S,S]EDDSのナトリウム塩を得ることを特徴と する。Neal and Rose,立体特異性リガンドおよびエチレンジアミ ン−ジコハク酸との錯体(Stereospecific Ligands a nd Their Complexes of Ethylenediamin e−disuccinic Acid,Inorganic Chemistr ),第7巻、第2405−2412頁(1968年)を参照のこと。Neal and Rose法では、[S,S]EDDSのナトリウム塩を製造するのに 、L−アスパラギン酸塩のかなり高いパーセント、例えば、約80%、を反応さ せる。しかし、この高い転化率は、この方法が相当な量の副生成物を製造するの で、[S,S]EDDS塩のための高い選択性に換算されない。従って、[S, S]EDDSの究極の回収率はかなり低く、例えば、初期に存在したL−アスパ ラギン酸に基づいて30%である。最も通常の副生成物はオリゴマー、2−ヒド ロキシエチルアミン=N−コハク酸、および2−ブロモエチルアミン=N−コハ ク酸である。 Neal and Rose法によって製造された[S,S]EDDS塩は反 応溶液中で可溶性である。溶液から塩を回収するためには、Neal and Roseは、溶液に濃塩酸を添加することによって、反応溶液を徐々に酸性化し 、溶液のpHを3.5としなければならないと教示している。酸性化によって、 [S,S]EDDS塩は[S,S]EDDSに転化され、それは結晶化して、溶 液から沈殿する。微細な結晶は、pHがpH7と3.5の間を移動するとき、沈 殿すると言われている。[S,S]EDDS沈殿物を精製するためには、沈殿物 を回収し、NaOH溶液中に再溶解させ、次いで再酸性化する。このサイクルを 2 回反復する。最終沈殿物を水で洗浄して、HClおよび痕跡のL−アスパラギン 酸を除去する。 Neal and Rose法は比較的に純粋の[S,S]EDDS生成物を 製造することができるが、この方法は、(1)L−アスパラギン酸の消費率は高 いが、選択性が低く[S,S]EDDSの低い回収率を得ること(Neal a nd Roseは25%の[S,S]EDDS収率を報告している)、および( 2)再酸性化および再溶解サイクルの両方のために、工程時間が長く、そしてH Cl利用率が高いことが負担となっている。 本発明 比較的に純粋な[S,S]EDDSを得るためには、同様な純度の酸塩が最初 に製造される。従って、本発明は、高い選択性をもって、[S,S]EDDS塩 を製造する方法を提供する。(用語「高い選択性」は、反応したL−アスパラギ ン酸の大部分、例えば>70%、が所望の塩に転化されることを意味する。)小 量、例えば約5〜約20重量%、の副生成物のみが製造される。この方法は、L −アスパラギン酸および1,2−ジハロエタンを塩基性媒体中で反応させること を含んでなり、その際、反応期間を通して1,2−ジハロエタンが化学量論的に 不足している。この不足によって、初期のL−アスパラギン酸の約60モル%未 満が反応する。全1,2−ジハロエタンのL−アスパラギン酸に対するモル比が 約0.1〜約0.45:1の範囲内にあることが好適であり、約0.15〜約0 .35:1の範囲内にあることが最も好適である。 L−アスパラギン酸/1,2−ジハロエタン反応が完了した後、反応塊は、水 、アルコール(使用された場合)、未反応L−アスパラギン酸 (塩として)、[S,S]EDDS塩および小量の各種副生成物を含有する水性 溶液を含んでなる。反応したL−アスパラギン酸の量は低いので、それが溶液中 で優勢な溶質となり、[S,S]EDDS塩が存在する第二の最も通常の溶質と なる。L−アスパラギン酸塩の濃度が高い場合、水溶液への酸の単純な添加によ って(Neal and Roseによって行われたように)、大量のL−アス パラギン酸が所望の[S,S]EDDSと一緒に共沈するから、水溶液からの[ S,S]EDDSの回収が問題となる。 共沈の問題は、水の容量に、(1)水溶液、および(2)約1.0×10-5〜 1.0×1010の範囲内の解離定数を有する水性鉱酸を共供給することによって 解決することができ、その際、水溶液および水性鉱酸の供給速度は、少なくとも 実質的に共供給期間を通して水の容量が約2.0〜約6.5の範囲内にあるpH を有するように、調節される。pHが約2.4〜約5.5の範囲内にあることが 好適であり、そしてpHが約2.6〜約5.0の範囲内にあることが最も高度に 好適である。pHが選択された範囲内にない調節期間があるから、「実質的に共 供給期間を通して」と記載されるが、これらの期間は、好適には共供給期間の2 5%、最も好適には5%を超えない。典型的には、pHは、約10秒〜約20分 間、選択された範囲外にあることができる。 上記の技術を実施することによって、約99重量%までの[S,S]EDDS および30重量%未満のL−アスパラギン酸を含有する容易に回収できる沈殿物 が製造される。[S,S]EDDS塩の選択的製造は、上記のように、大量のL −アスパラギン酸が存在するようになるから、[S,S]EDDS回収技術がこ の総合工程スキームの商業的成功に重 要である。詳細な説明 [S,S]EDDS塩の製造 L−アスパラギン酸と1,2−ジハロエタンとの反応は塩基性水性溶媒中で起 こる。溶媒は好適には水であるが、メタノール、エタノール、イソプロパノール 、ブタノールなどのような低級アルカノールを含有することができる。これらの 内、エタノールが好適である。アルカノールが使用される場合、アルカノールの 水に対する容量比は、約0.01:1〜約1:1の範囲内、好適には約0.02 :1〜約0.4:1の範囲内である。アルカノールの外に、他の化合物が、それ らがL−アスパラギン酸と1,2−ジハロエタンとの反応または溶媒の溶解度特 性に不利に影響しないならば、水性溶媒中に存在することができる。 反応の間、塩基性水性溶媒は一般的に、約9〜約13の範囲内、好適には約1 0〜11の範囲内にあるpHを有する。pH値は、pH紙またはいずれの通常の pH計の使用によって決定することができる。 強酸の使用によって水性媒体を塩基性にすることは便利である。NaOH、K OH、LiOH、Mg(OH)2およびCa(OH)2が例示できる。上記のいず れの2つまたはそれ以上の混合物も適切である。NaOH、KOHおよびCa( OH)2は好適である。塩基性媒体中では、L−アスパラギン酸および[S,S ]EDDSは塩として存在し、塩カチオンは媒体のpHを得るのに使用される塩 基によって提供されるものである。従って、好適なNaOHの場合、L−アスパ ラギン酸およびEDDSはナトリウム塩として存在する。L−アスパラギン酸と 1,2−ジハロエタンとの反応が本明細書で言及される場合、それは反応が起こ る塩基性媒体の文脈で理解されるべきである。反応物は便宜的には、反応が起こ る塩基性媒体中で塩であっても、L−アスパラギン酸と呼ばれる。 L−アスパラギン酸は便宜的には、固体として塩基性媒体中に添加される。添 加は、反応物の中和によって発生する熱に関心を持って、行われるべきである。 温度上昇を取り扱うのに、媒体を冷却することができるか、添加速度を適度にす るか、または両方を使用することができる。L−アスパラギン酸を水溶液として 添加することは本発明の範囲内であるが、工程のpHおよび濃度の要件を維持す るよに注意しなければならない。 1,2−ジハロエタンは好適には、ブロモ−、クロロ−、または種であり、1 ,2−ジブロモエタンおよび1,2−ジクロロエタンが最も好適である。 実質的に純粋な[S,S]EDDSを製造することが望まれているから、L− アスパラギン酸および1,2−ジハロエタンは、使用される反応規模の場合に実 際的である程度に純粋であることが好適である。 添加されるL−アスパラギン酸の塩基性媒体に対する重量比は、好適には約0 .05:1〜約1:1の範囲内、最も好適には約0.2:1〜約0.8:1の範 囲内である。塩基性媒体のL−アスパラギン酸に対する当量モル比は、好適には 約0.5:1〜約1.5:1の範囲内、最も好適には約0.7:1〜約1.2: 1の範囲内である。他の比率を使用することができ、いずれの比率の場合での主 要な考慮は、反応が完了した後に得られる水溶液が、一般的に上記に記載されそ して詳細に下記に記載される[S,S]EDDS回収技術の実施のために望まれ るL−ア スパラギン酸および[S,S]EDDS塩濃度を有することである。L−アスパ ラギン酸溶液が使用される場合、溶液と共に導入された水量は、使用された塩基 性媒体の初期量を増加させると考えるべきである。 水溶液は広範囲の塩濃度を有することができる。一般的に、L−アスパラギン 酸塩は溶液の約3〜約50重量%を含んでなり、他方[S,S]EDDS塩は溶 液の約2〜約40重量%を含んでなる。好適には、水溶液は、溶液の約5〜約3 0重量%の範囲内のL−アスパラギン酸塩濃度および溶液の約4〜約25重量% の範囲内の[S,S]EDDS酸塩高度を有する。上記の範囲のすべては、[S ,S]EDDS回収技術の実施のために適切な濃度を提供する。 [S,S]EDDSの回収 上記のように、[S,S]EDDSは、少なくとも実質的に共供給期間を通し て水の容量の得られたpHが約2〜約6.5の範囲内にあるように調節される水 溶液および水性鉱酸の供給速度で、溶液および水性鉱酸を水の容量に共供給する ことによって、水溶液から回収される。 水溶液は、水の容量に共供給される前は、塩基性である。一般的に、水溶液は 、約8〜約13の範囲内、最も好適には約8.5〜約12の範囲内にあるpHを 有する。溶液塩が主としてナトリウム塩である場合、溶液のpHは好適には約8 .5〜約11.5の範囲内である。 鉱酸水溶液は、それが水性塩溶液と共に所望の速度で共供給される場合、それ が選択されたpHを与えるように、十分な濃度の鉱酸を含有すべきである。回収 技術のためには、多種類の鉱酸を選択することができる。模範的な酸はハロゲン 化水素酸、硫酸、リン酸、および上記の2つまたはそれ以上の混合物である。ハ ロゲン化水素酸および硫酸は好適で あり、塩酸は最も好適である。好適な塩酸水溶液は濃溶液であり、2〜40重量 %のHClを含有するものはさらに好適である。約5〜約37重量%のHClを 含有するものは最も高度に好適である。 水溶液および鉱酸水溶液が共供給される水の容量は多くの目的に役立つ。それ は2種の共供給溶液の効率的な混合を行う混合物媒体として働く。また、水の容 量は、調節された沈殿が行われるように2種の溶液が共供給されるときに、2種 の溶液を希釈する結晶化媒体として働く。希釈しないと、過飽和があり得る。水 に容量はまた、中和熱を放散させるのに十分な容量を提供する。もっとさらに、 水の容量は、中和の副生成物塩、例えば、NaClを、それらが沈殿しないよう に、溶液中に保持するのに十分な水を提供する。最後に、水の容量は、特に共供 給の開始時に系のpHを便宜的に測定することができるように、十分な水を提供 する。水の容量の大きさは、2種の共供給溶液が反応系に水を持ち込むから、次 第に増加する。従って、水の容量の大きさが増加するから、水の容量の初期の大 きさが主要な関心事である。適切な初期水量の決定は最良には、目標が上記の機 能の達成であるから、実験的に決定される。実験的決定では、共供給される溶液 のpH、共供給される溶液の塩または酸濃度、共供給される溶液の容量供給速度 、および所望の沈殿品質が考慮されるべきである。一般的に言えば、初期の水の 容量は、約1:0.1〜約1:5の範囲内、最も好適には約1:0.2〜約1: 2.5の範囲内にある、共供給前の最初から存在する水容量の、共供給される溶 液の全容量に対する比率を提供する。共供給期間のいずれの時点での水の容量の 大きさは、水の容量の初期の大きさと共供給溶液によって導入された水の量との 合計引く反応系からのいずれの水損失量によって決定さ れる。 水の容量は究極的には、各種溶質、例えば、L−アスパラギン酸塩、無機塩お よび小量の[S,S]EDDSを含有することが理解されるべきである。溶質の 本性および濃度は共供給期間中に変化する。[S,S]EDDS濃度は、その殆 どすべてが溶液から沈殿するから、劇的には増加しない。 用語「共供給」は、水溶液および鉱酸水溶液の供給が時間的に一緒か、または 部分的に交互に起こることを意味する。一つの供給をもう一つの供給の少し前ま たは後に開始または終了するか、或いは一つの供給を短時間中断することは、水 に容量のpHが規定の期間の間規定の範囲内にとどまるならば、本発明の方法か らの逸脱ではない。各溶液の供給速度は、混合物の水の容量のpHを所望の水準 に維持することに応じて、調節される。水の容量が塩基性になり過ぎる場合、鉱 酸溶液の供給速度を上げるか、または水溶液の供給速度を下げる。水の容量が酸 性になり過ぎる場合、逆が真である。共供給を行うための交互供給法は、一つの 供給物の一部および次いでもう一つの供給物の一部を断続的に添加することを特 徴とし、実質的に期間を通して、規定酸性pHを得てそして維持することに注意 を払われる。例えば、規定の水容量のpHが得られるまで、水性鉱酸の一部を添 加する。次いで、そのpH範囲から離れないように注意しながら、水溶液の一部 を添加する。次いで、水性鉱酸の他の部分を添加し、次いで水溶液の他の部分を 添加する。酸および塩のすべてを添加するまで、この順序を反復する。 pH調節は、水容量のpHを測定し、そしてこれらの測定値の場合、もし有る ならば、どの程度の調節が所望のpHを得るのに必要であるか を決定することによって行われる。本発明の方法のための上記のpH値は、プロ ーブを水容量中に入れて、通常のpH計の使用によって得られる。使用されたメ ーターは0〜60℃の温度で適切である。 本発明の回収方法は最良には、溶液および水の容量が沸騰または凍結しないい ずれの温度でも行われる。圧力はほぼ周囲圧力であることが好適である。温度は 好適には約5〜約55℃の範囲内にある。 共供給が完了した後、湿潤ケーキは、水の容量から沈殿物の回収によって生成 する。回収は濾過または遠心分離によることができる。回収後、湿潤ケーキは実 質的にすべて[S,S]EDDSであるが、好適には水で洗浄して、不純物含量 を減少させる。 最も広範な定義では、上記のように、本分離技術は、酸のいずれかの沈殿が起 こる期間の実質的にすべてを通して、L−アスパラギン酸の沈殿以上に[S,S ]EDDSの沈殿が有利であるpHに、塩を露呈させることによって、L−アス パラギン酸以上に[S,S]EDDSを、これらの2種の酸の塩水溶液から、選 択的に沈殿させる方法を達成する。pHがそれる初期調節期間があるから、「実 質的にすべての期間を通して」と記載されるが、その期間が短く、秒から分、例 えば、5秒〜10分と測定される。 以下の実施例は本発明の方法と技術を説明するためのものであって、本発明の 範囲を限定するものと考えるべきではない。 以下の実施例は本発明のものである。 実施例I 53.3gのL−AA(0.40gモル)および100.3gの水を500c cのフラスコ中に入れた。72.1gの44.1重量%のNa OH(0.80gモル)水溶液を添加して酸を溶解させた。20.3gのEDB (0.108gモル)を添加した。反応塊を80℃まで加熱し、大気圧下で9時 間撹拌した。反応槽を冷却した後、242.2gの反応溶液を得て、それはHP LC分析によって11.83重量%のL−AAおよび10.04重量%(45. 9規定化(normalized)重量%)の[SS]EDDSを有した。転化 率は約46%で、89.9%の選択率であった。 20gの反応溶液および7.7gの18.25重量%の塩酸を、周囲温度でp H2.5−2.6の37.4gの水に、共供給した。得られたスラリーを濾過し 、35gの水で洗浄した後、5.8gの湿潤ケーキは5.59重量%のL−AA および33.83重量%(85.8規定化重量%)の[SS]EDDSを有した 。56.1gの濾液(洗液を含まない)は3.93重量%のL−AAおよび0. 31重量%(7.3規定化重量%)の[SS]EDDSを有した。 実施例II 20gの反応溶液(実施例Iと同じ)および7gの18.25重量%のHCl 溶液をpH2.7−2.8の水に共供給した。濾過および36gの水で洗浄した 後、湿潤ケーキ(2.5g)は0.95重量%のL−AAおよび60.92重量 %(98.5規定化重量%)の[SS]EDDSを有し、一方母液(57.3g )は6.48重量%のL−AAおよび0.34重量%(5.0規定化重量%)の [SS]EDDSを有した。 実施例III 26.8gのL−アスパラギン酸(0.20gモル)および100gの水を3 00ccのssのオートクレーブ中に入れた。60gの25重 量%のNaOH(0.38gモル)水溶液を添加して、アスパラギン酸塩溶液と した。5g(0.05gモル)の1,2−ジクロロエタン(EDC)を添加した 。反応槽を窒素でパージし、反応混合物を徐々に120℃まで加熱し、4.8時 間反応させ、その間オートクレーブ中の圧力を〜50psigから〜30psi gまで降下させた。189gの反応溶液を得た(周囲圧で)。これは9.65重 量%のL−AA(〜31.9%転化率)および44.44重量%の[SS]ED DS(〜89.3%選択率)を含有した。研究のために、L−アスパラギン酸ナ トリウムおよびEDCを用いて、90−110℃の範囲内の温度で、5回の追加 の実験を行った(〜30−35%の転化率および〜83−〜100%の選択率で あった)。 1,110.3gの上記の合体した反応溶液(105.8gのL−AAおよび 50.4gの[SS]EDDS(32.3規定化重量%)を有する)および18 9.2gの18.5重量%の塩酸を、pH3.95−3.95の460gの水に 、周囲温度で、1.4時間に共供給した。得られたスラリーを追加の3時間撹拌 し、濾過した。湿潤ケーキ(67.4g)は、60gの水で洗浄した後、0.7 6重量%のL−AAおよび44.7重量%の[SS]EDDS(98.3規定化 重量%)を有した。濾液(1,668g)は5.77重量%のL−AAおよび0 .76重量%の[SS]EDDS(11.6規定化重量%)を有した。洗液(6 4g)は3.58重量%のL−AAおよび0.35重量%の[SS]EDDS( 8.9規定化重量%)を有した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.初期L−アスパラギン酸の60モル%未満が反応するように反応期間を通 して1,2−ジハロエタンの化学量論的不足量が存在する、塩基性水性溶媒中で L−アスパラギン酸と1,2−ジハロエタンとを反応させることを含んでなる[ S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸塩の製造方法。 2.初期1,2−ジハロエタンのL−アスパラギン酸に対するモル比が約0. 1〜約0.45:1である請求の範囲1に記載の方法。 3.モル比が約0.15〜約0.35:1である請求の範囲2に記載の方法。 4.1,2−ジハロエタンが1,2−ジブロモエタン、1,2−ジクロロエタ ンまたはそれらの混合物である請求の範囲1に記載の方法。 5.パーセントが溶液の全重量に基づき、約3〜約50重量%のL−アスパラ ギン酸塩および約2〜約40重量%の[S,S]EDDS塩を含有する水溶液を 与える請求の範囲1に記載の方法。 6.少なくとも実質的に共供給期間を通して水の容量が約2〜約6.5の範囲 内のpHを有するように、水溶液および水性鉱酸の供給速度が調節されることを 特徴とする、水の容量に(1)水溶液および(2)約1.0×10-5〜約1.0 ×1010の解離定数を有する水性鉱酸を共供給することを含んでなる、請求の範 囲5の水溶液から[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸を回収 する方法。 7.水溶液中のL−アスパラギン酸塩および[S,S]−エチレンジアミン− N,N′−ジコハク酸塩がナトリウム塩である請求の範囲6に 記載の方法。 8.鉱酸がハロゲン化水素酸である請求の範囲6に記載の方法。 9.鉱酸水溶液が塩酸溶液である請求の範囲6に記載の方法。 10.塩酸水溶液が約2〜約40重量%HClを含有する請求の範囲9に記載 の方法。 11.水の容量が、約0.1〜約5:1の範囲内にある、共供給前の最初に存 在する水容量の、共供給される溶液の全容量に対する比率を提供する請求の範囲 6に記載の方法。 12.比率が約0.2〜約2.5:1の範囲内である請求の範囲11に記載の 方法。 13.pHが約2.4〜約5.5の範囲内である請求の範囲6に記載の方法。
JP8504282A 1994-07-11 1995-05-23 [s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸の製造方法 Pending JPH10502632A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/272,456 US5554791A (en) 1994-07-11 1994-07-11 Process for producing [S,S]-ethylenediamine-N,N'-disuccinic acid
US08/272,456 1994-07-11
PCT/US1995/006456 WO1996001803A1 (en) 1994-07-11 1995-05-23 A process for producing [s,s]-ethylenediamine-n,n'-disuccinic acid

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10502632A true JPH10502632A (ja) 1998-03-10

Family

ID=23039870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8504282A Pending JPH10502632A (ja) 1994-07-11 1995-05-23 [s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5554791A (ja)
EP (1) EP0770056B1 (ja)
JP (1) JPH10502632A (ja)
DE (1) DE69519799T2 (ja)
WO (1) WO1996001803A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017514972A (ja) * 2014-05-15 2017-06-08 コーロン インダストリーズ インク ポリイミド及びこれを用いたフィルム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9322648D0 (en) * 1993-11-03 1993-12-22 Ass Octel Process for the production of s.s.e.d.d.s
EP0783034B1 (en) * 1995-12-22 2010-08-18 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Chelating agent and detergent comprising the same
DE69715955T2 (de) * 1996-04-30 2003-06-12 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Verfahren zur Herstellung von optisch-aktiven Aminopolycarbonsäuren
DE19620644A1 (de) 1996-05-22 1997-11-27 Ciba Geigy Ag Verwendung von stickstoffhaltigen Komplexbildnern zur Desodorierung und antimikrobiellen Behandlung der Haut und textilen Fasermaterialien
US5731468A (en) * 1997-04-03 1998-03-24 The Dow Chemical Company Preparation of disodium ethylenediamine-N,N'-disuccinate
DE19800437A1 (de) 1998-01-08 1999-07-15 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von (S,S)-N,N'-Ethylendiamindibernsteinsäure, analogen Verbindungen oder Salzen davon
US6352706B1 (en) 1998-02-05 2002-03-05 W. Neudorff Gmbh Kg Naturally occurring enhancer of metal toxicants in molluscs
CA2494320C (en) * 2002-08-13 2012-10-16 Mcintyre Group, Ltd. High concentration surfactant compositions and methods
WO2022169930A1 (en) * 2021-02-03 2022-08-11 Spero Renewables, Llc Integrated process for making diastereopure ethylenediamine disuccinic acid (edds) from ethylene and aspartic acid using bromine as an intermediate

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3158635A (en) * 1959-03-18 1964-11-24 Stauffer Chemical Co Bis-adduction products and methods of preparing same
SU558905A1 (ru) * 1976-01-27 1977-05-25 1,3-Диаминопропан- -ди нтарна кислота в качестве комплексона
US4704233A (en) * 1986-11-10 1987-11-03 The Procter & Gamble Company Detergent compositions containing ethylenediamine-N,N'-disuccinic acid
GB9322648D0 (en) * 1993-11-03 1993-12-22 Ass Octel Process for the production of s.s.e.d.d.s

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017514972A (ja) * 2014-05-15 2017-06-08 コーロン インダストリーズ インク ポリイミド及びこれを用いたフィルム

Also Published As

Publication number Publication date
US5554791A (en) 1996-09-10
WO1996001803A1 (en) 1996-01-25
DE69519799T2 (de) 2001-05-03
EP0770056B1 (en) 2001-01-03
DE69519799D1 (de) 2001-02-08
EP0770056A1 (en) 1997-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10502632A (ja) [s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸の製造方法
JP3182464B2 (ja) 1−シアノメチル−4−カルボキシメチル−2−ケトピペラジン、それの塩類、およびそれらの製造
US5587512A (en) Process for obtaining [S,S]-ethylenediamine-n,n'-disuccinic acid from a salt solution of such acid and l-aspartic acid
EP0770054B1 (en) A method for producing [s,s]-ethylenediamine-n,n'-disuccinic acid from its calcium salt
EP1244612B1 (en) Process for preparing alkylene diamine triacetic acid
EP0770057B1 (en) Method for producing calcium salts of [s,s]-ethylenediamine-n,n'-disuccinic acid
JPH08509235A (ja) セシウムアルミニウム明礬からセシウム塩を製造する方法
JP3011493B2 (ja) 4−アルキル−3−チオセミカルバジドの製造方法
JP3316917B2 (ja) 新規フェニルアラニン塩結晶とその製造法
JP2915515B2 (ja) O―メチルイソ尿素硫酸塩の製造方法
JPH0699473B2 (ja) グリシル―グルタミンの製造方法
JP2531501B2 (ja) N−クロロアセチルグルタミン酸γ−低級アルキルエステルアンモニウム塩
JP2907520B2 (ja) 界面活性剤の製造方法
JP3205975B2 (ja) ピラジンカルボキサミドの製造方法
JP2852139B2 (ja) スルホン化α,β−不飽和ジカルボン酸金属塩の製造方法
JPH0335308B2 (ja)
JPS6334857B2 (ja)
JPH10175930A (ja) 多価アミノカルボン酸の製造方法
JP2001287902A (ja) 次亜リン酸ニッケルの製造方法
JP2000119238A (ja) シアノ安息香酸の製造法
JPS60252453A (ja) β−クロロアラニンの製造法
JPH0256460A (ja) P−トルエンスルホニル酢酸の製造方法
JPH0587502B2 (ja)
JP2002030051A (ja) プロパンジアミンポリカルボン酸塩の製造法及びその用途
JP2002500212A (ja) (s,s)−n,n’−エチレンジアミン二コハク酸、類似の化合物またはそれらの塩の製造方法