JPH0587585A - ストラツプダウン方式の姿勢検出装置 - Google Patents

ストラツプダウン方式の姿勢検出装置

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JPH0587585A
JPH0587585A JP24760391A JP24760391A JPH0587585A JP H0587585 A JPH0587585 A JP H0587585A JP 24760391 A JP24760391 A JP 24760391A JP 24760391 A JP24760391 A JP 24760391A JP H0587585 A JPH0587585 A JP H0587585A
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gyro
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acceleration
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冬希 羽根
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武 北條
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度を保持しつつ構成を簡略化することを目
的とする。 【構成】 右手直交3軸座標0−XYZと一致する取付
軸において、そのX軸には、X軸方向の加速度を検出す
るX加速度計11AとX軸まわりの角速度を検出するX
ジャイロ11Gとが取付けられ、そのY軸には、Y軸方
向の加速度を検出するY加速度計12AとY軸まわりの
角速度を検出するYジャイロ12Gとが取付られ、その
Z軸には、Z軸まわりの方位角を検出する磁気方位検出
器13Y′が取付けられたセンサブロック部1′と、こ
のセンサブロック部1′のX及びY加速度計11A及び
12Aから出力されるX及びY加速度信号、このX及び
Yジャイロ11G及び12Gから出力されるX及びYジ
ャイロ信号、そしてこの磁気方位検出器13Y′から出
力される方位信号を入力とし、姿勢角、ロール角信号、
ピッチ角信号そして方位角信号を演算して、発信する演
算部2とより構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジャイロ、加速度計及
び磁気方位検出器を用いたストラップダウン方式による
姿勢検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のストラップダウン方式の姿勢検出
装置として図5及び図6に示す如きのものが提案されて
いる。図5は、従来のストラップダウン方式の姿勢検出
装置の一例の全体を示すブロック図で、このストラップ
ダウン方式の姿勢検出装置はセンサブロック部1と演算
部2より成る。図5のセンサブロック部1は、右手直交
3軸座標系と一致する取付軸10(図5では、Z軸方向
を下向垂直方向とし、図中の矢印は各センサの検出量の
(+)の入力方向を示している。)において、X軸に
は、X軸方向の加速度を検出するX加速度計11AとX
軸まわりの角速度を検出するXジャイロ11Gとが取付
けられ、Y軸には、Y軸方向の加速度を検出するY加速
度計12AとY軸まわりの角速度を検出するYジャイロ
12Gとが取付けられ、Z軸には、Z軸方向の加速度を
検出するZ加速度計13AとZ軸まわりの角速度を検出
するZジャイロ13Gと重力加速度方向の垂直軸まわり
の方位角を検出する磁気方位検出器13Yとが取付けら
れている。このセンサブロック部1のこの各3軸の加速
度計11A、12A、13A、3軸のジャイロ11G、
12G、13G及び磁気方位検出器13Yからの出力信
号は、演算部2に入力する。その演算部2において、こ
の入力信号を用いて演算して、センサブロック部1の取
付軸10のロール角信号ROL、ピッチ角信号PIT及
び方位角信号YAWを姿勢発信角として出力する。
【0003】図6は、図5の演算部2の一例の構成を示
すブロック図である。このセンサブロック部1の3軸の
ジャイロ11G、12G、13Gの出力信号は、Xジャ
イロ信号GX、Yジャイロ信号GY、Zジャイロ信号G
Z(以降、この3つのジャイロ信号をGiと記す場合も
ある)として演算部2のCTM演算部20に入力され
る。このCTM演算部20において、入力されたジャイ
ロ信号Giを用いてこの取付軸10の座標系から、局地
座標系(X軸方向が北方向で、かつZ軸方向が重力方向
に一致している座標系)に変換する3×3行列を演算す
る。
【0004】さらに、この3×3行列の要素により、局
地座標系に対する姿勢角をX軸に関してロール角信号R
OL、Y軸に関してピッチ角信号PIT及びZ軸に関し
て方位角信号YAWを演算して、演算部2の出力とす
る。しかしながら、CTM演算部20で演算した3×3
行列には、演算する際に用いた3×3行列の初期値とセ
ンサブロック部1の取付軸10の初期値との差等により
姿勢角の誤差が生じている。このCTM演算部20に生
じた姿勢角の誤差の水平成分については水平演算部21
と起立演算部22とを用いて修正する。
【0005】CTM演算部20から3×3の行列信号C
TMSと、このセンサブロック部1の3軸の加速度計1
1A、12A、13Aの出力信号は、X加速度信号A
X、Y加速信号AY、Z加速度信号AZ(以降、3つの
加速度信号をAiと記す場合もある)として、演算部2
の水平演算部21に入力される。この水平演算部21に
おいて、入力された3つの加速度信号Aiと行列信号C
TMSとを用いて、この局地座標系に対する姿勢角誤差
のX軸方向姿勢角誤差ERRX及びY軸方向姿勢角誤差
ERRYを演算し、出力する。この姿勢角誤差ERR
X、ERRYは、起立演算部22に入力される。起立演
算部22においてCTM演算部20のX軸修正信号CX
とY軸修正信号CYとを入力された姿勢角誤差ERR
X、ERRYを用いて演算し、出力する。
【0006】また、このCTM演算部20に生じた姿勢
角の誤差の垂直成分については、方位演算部23を用い
て修正する。方位演算部23において、このセンサブロ
ック部1のZ軸に取付けられた方位検出器13Yの出力
信号は、方位信号Hとして演算部2を介して入力される
一方、このCTM演算部20で演算され、出力された方
位角信号YAWも入力され、入力された方位信号Hと方
位角信号YAWとを用いて、CTM演算部20のZ軸修
正信号CZを演算し、出力する。このX軸修正信号C
X、Y軸修正信号CY及びZ軸修正信号CZは、CTM
演算部20に入力されて、姿勢角の誤差を修正するルー
プが構成される。
【0007】さらに具体的にセンサブロック部1の取付
軸10の初期値と演算部2のCTM演算部20の初期値
に差がある場合、最終的に姿勢角発信に含まれる誤差が
なくなる理由について述べる。このときの取付軸10
は、局地座標系に対して、Z軸まわりにγO 回転し、次
にY軸まわりにβO 回転し、最後にX軸まわりにαO
転していて、CTM演算部20の初期値は、局地座標系
と一致しているとする。このときの加速度信号Aiは近
似的に次式で表される。
【0008】
【数1】
【0009】ここで、gは重力加速度、TO は3×3行
列であり、数2で示す如くである。
【0010】
【数2】
【0011】ここで、αO 、βO 、γO は、取付軸10
の局地座標系に対する微小角である。また、CTM演算
部20の行列信号CTMSの初期値は、次式である。
【0012】
【数3】
【0013】水平演算部21において、局地座標系の
X、Y軸方向の誤差角を演算するために、入力された行
列信号CTMSと加速度信号Aiとを次式のように掛算
する。
【0014】
【数4】
【0015】ここで、ERRiはX、Y.Z軸の誤差角
である。この数4の内、X軸の誤差角は、−βO gとし
て、Y軸の誤差角はαO gとして検出される。水平演算
部21で検出した水平成分の誤差角ERRX、ERRY
は、起立演算部22に入力される。起立演算部22にお
いて、入力された誤差角ERRX、ERRYを用いて、
次式の演算を行った後、X軸修正信号CXとY軸修正信
号CYとして出力される。
【0016】
【数5】
【0017】
【数6】
【0018】ここで、μは、比例ゲインである。取付軸
10のZ軸に取り付けられている磁気方位検出器13Y
から出力された方位信号Hと、CTM演算部20より発
信した方位角信号YAWとが、方位演算部23に入力さ
れる。所で、取付軸10のZ軸に取付られている磁気方
位検出器13Yは、重力加速度方向の垂直軸まわりの方
位を検出するので、この方位は、局地座標系に対する方
位角信号YAWと同じ座標系になっている。
【0019】方位演算部23において、方位信号Hと方
位角信号YAWとは次式の様に演算されて、Z軸修正信
号CZを求める。
【0020】
【数7】
【0021】
【数8】
【0022】
【数9】 ここで、τは、方位時定数である。
【0023】X軸修正信号CXは、数5より、Y軸修正
信号CYは、数6より及びZ軸修正信号は数9より得ら
れ、CTM演算部20に入力される。CTM演算部20
において、入力された3軸の修正信号CX、CY及びC
Zを用いて、修正行列CTMCを作り、修正行列CTM
CとCTM信号CTMSとを用いて、次式の演算を行う
ことで、姿勢角の誤差を修正することができる。
【0024】
【数10】
【0025】ここで、tは、現在の時刻を表し、Δt
は、時間更新の間隔を表し、(t+Δt)は、現在の時
刻tから次の時刻(t+Δt)を表し、(t,Δt)
は、時刻t、時刻t+Δt間での変化量を表わす。
【0026】
【数11】
【0027】数11は離散型の行列で記述されているの
で、微分方程式の形に新ためて書き直すと、姿勢角の誤
差は次式のようになる。
【0028】
【数12】
【0029】よって、数12を解けば、
【0030】
【数13】
【0031】ここで、添字Oは、初期値を表わす。従っ
て数11の修正をCTM演算部20で行ったとき、行列
信号CTMSに含まれた姿勢角誤差は、数13で表さ
れ、その定常値は零となり、CTM演算部20からの姿
勢角(ロール角ROL、ピッチ角PIT及び方位角YA
W)に含まれる取付軸の初期値とCTM演算部20の初
期値との差による誤差による成分は最終的にはなくな
り、その姿勢角は、取付軸10の局地座標系に対する値
となる。次に、CTM演算部20において、入力された
3軸のジャイロ信号Giを用いて、取付軸10の座標系
から局地座標系に変換する3×3の座標変換行列の演算
する方法について説明する。3軸のジャイロ信号Giは
時間(t,t+Δt)で角速度を積分した角度である。
式で表せば、
【0032】
【数14】
【0033】ここで、ωiは、X軸、Y軸及びZ軸ジャ
イロが検出した角速度である。3軸のジャイロ信号Gi
は、間隔Δtでの変化量であり、この変化量を間隔Δt
毎に次式のように累積することにより、座標変換行列を
求める。すなわち、
【0034】
【数15】
【0035】ここで、CTMSは、3×3の座標変換行
列Γ(t,Δt)は、時間〔t,t+Δt〕で変化した
角度行列で、
【0036】
【数16】
【0037】t=0のとき、CTMS(0)は初期値で
あり、数3より
【0038】
【数17】 となる。
【0039】実際は、数15のΓ(t,Δt)と前述し
た数10のCTM(t,Δt)との演算が、CTM演算
部20において実行される。新ためて、その演算を記述
すると、次式となる。
【0040】
【数18】
【0041】また、CTM演算部20から発信するロー
ル角信号ROL、ピッチ角信号PIT及び方位角信号Y
AWの演算する方法は次のとおりである。最初、座標変
換行列の座標軸を局地座標軸と一致させておき、Z軸ま
わりに方位角φ回転させ、次にY軸まわりにピッチ角θ
回転させ、最後にロール角φ回転させたときの3×3の
座標変換行列CTMSは次式となる。
【0042】
【数19】
【0043】従って、数19より姿勢角発信信号は、そ
れぞれ次式となる。
【0044】
【数20】
【0045】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の装置は、3つのジャイロと3つの加速度計を用い
て、ストラップダウン方式を構成しているために、セン
サブロック部1の取付機構部が複雑になり、重量の軽減
化、小型化に際して制約が伴う不都合があった。さらに
重大なことは、ジャイロと加速度計の価格が装置自体の
価格の大部分を支えるために、従来の装置では価格の低
減化を容易に計れない不都合があった。また、使用する
ジャイロは、温度変化、振動等に対してドリフト変化が
極めて少ないものでなければ、そのドリフト変化により
姿勢角発信に誤差が含まれてしまう不都合があった。本
発明は斯る点に鑑み上述不都合を改善した新規なストラ
ップダウン方式の姿勢検出装置を提供せんとするもので
ある。
【0046】
【課題を解決するための手段】本発明ストラップダウン
方式の姿勢検出装置は例えば図1、図2に示す如く、右
手直交3軸座標0−XYZと一致する取付軸において、
そのX軸には、X軸方向の加速度を検出するX加速度計
11AとX軸のまわりの角速度を検出するXジャイロ1
1Gとが取付けられ、そのY軸には、Y軸方向の加速度
を検出するY加速度計12AとY軸まわりの角速度を検
出するYジャイロ12Gとが取付けられ、そのZ軸に
は、Z軸まわりの方位角を検出する磁気方位検出器13
Y′が取付けられたセンサブロック部1′と、このセン
サブロック部1′のX及びY加速度計11A及び12A
から出力されるX及びY加速度信号、このX及びYジャ
イロ11G及び12Gから出力されるX及びYジャイロ
信号、そしてこの磁気方位検出器13Y′から出力され
る方位信号を入力し、姿勢角、ロール角信号、ピッチ角
信号そして方位角信号を演算して、発信する演算部2′
とより構成されたものである。
【0047】また本発明ストラップダウン方式の姿勢検
出装置は、例えば図1、図2に示す如く上述において、
演算部2′に重力加速度方向の垂直軸まわりの方位角を
演算する機能、取付軸のZ軸まわりの角速度を演算する
機能、このZ軸方向の加速度を演算する機能、このX及
びYジャイロ信号に含まれるX及びYジャイロバイアス
成分を推定演算する機能及び、X及びYジャイロバイア
ス成分を除去する機能を設け、X及びY加速度計11A
及び12A、X及びYジャイロ11G及び12Gのおの
おの2個ずつを用いたストラップダウン方式の演算がで
きるようにしたものである。
【0048】
【作用】本発明によればX及びY加速度計11A及び1
2Aから出力されるX及びY加速度信号とX及びYジャ
イロ11G及び12Gから出力されるX及びYジャイロ
信号と磁気方位検出器13Y′から出力される方位信号
とより姿勢角、ロール角信号、ピッチ角信号及び方位角
信号を得るようにしているので、2個のジャイロ11
G、12G、2個の加速度計11A、12A及び磁気方
位検出器13Y′の構成で従来と同様の精度の姿勢検出
装置を得ることができる。
【0049】また本発明によれば使用するジャイロのバ
イアス成分を推定し、除去する機能を有するので、振動
ジャイロ、ガスレートジャイロ等の比較的小型で、安価
なジャイロを使用できる。
【0050】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本発明ストラ
ップダウン方式の姿勢検出装置の一実施例を説明する。
この図1及び図2において図5及び図6に対応する部分
には同一符号を付し、これらの説明は省略する。図1例
において、図5の従来例と異なる点は従来のセンサブロ
ック部1の取付軸10のZ軸に取付けられていたZ加速
度計13AとZジャイロ13Gが本例のセンサブロック
部1′の取付軸10のZ軸から取り除かれ、重力加速度
方向の垂直軸まわりの方位角を検出する磁気方位検出器
13Yのかわりに、取付軸10のZ軸まわりの方位角を
検出する磁気方位検出器13Y′にかわったことと、図
5の従来例と異なる点は、演算部2′において、座標修
正部30、Zジャイロ演算部31、Z加速度演算部4
0、ジャイロバイアス演算部50及びジャイロバイアス
修正部51が、新たに設けられていることである。
【0051】図1において、右手直交3軸座標系と一致
する取付軸10に対してそのX軸には、X軸方向の加速
度を検出するX加速度計11AとX軸まわりの角速度を
検出するXジャイロ11Gとが取付られ、そのY軸に
は、Y軸方向の加速度を検出するY加速度計12AとY
軸まわりの角速度を検出するYジャイロとが取付られ、
そしてZ軸には、Z軸まわりの方位角を検出する磁気方
位検出器13Y′が取付けられたセンサブロック部1′
から演算部2′にこのX加速度計11AからのX加速度
信号AX、Y加速度計12AからY加速度信号AY、X
ジャイロ11GからのXジャイロ信号GX、Yジャイロ
12GからのYジャイロ信号GYそして磁気方位検出器
13Y′からの方位信号H′が供給される。この演算部
2′に供給されたX加速度信号AX、Y加速度信号A
Y、Xジャイロ信号GX、Yジャイロ信号GYそして方
位信号H′を用いて、演算し、センサブロック部1′の
取付軸10の姿勢角、ロール角信号ROL、ピッチ角信
号PIT及び方位角信号YAWを姿勢発信角として出力
する。本例のより詳細な動作について図2、図3及び図
4を用いて説明する。
【0052】図2は、本例の演算部2′のブロック図で
ある。この演算部2′において、CTM演算部20、水
平演算部21及び起立演算部22の動作は図6と同一な
ので省略し、新たに設けられた座標修正部30、Zジャ
イロ演算部31、Z加速度演算部40、ジャイロバイア
ス演算部50及びジャイロバイアス修正部51の動作に
ついて説明する。座標修正部30において、入力された
方位角信号H′とCTM演算部から入力されたロール角
信号ROL、ピッチ角信号PITとを用いて、局地座標
系の方位角の修正方位信号HCと、取付軸10の座標系
の方位相当信号Hzとを演算し、出力する。この座標修
正部30の演算は、次式である。
【0053】
【数21】
【0054】
【数22】
【0055】ここで、f1 、f2 は、かっこ内の変数に
依存する関数である。この修正信号HCは、方位演算部
23に出力され、方位相当信号Hzは、Zジャイロ演算
部31に出力される。Zジャイロ演算部31において、
入力された方位相当信号Hzを用いて、等価Zジャイロ
信号Gz′を演算してCTM演算部20に出力する。こ
の等価Zジャイロ信号Gz′は、1回前の方位相当信号
Hz(t−Δt)と現在の方位相当信号Hz(t)との
差分を求めることで得られる。よって、この等価Zジャ
イロ信号Gz′は、次式で示される。
【0056】
【数23】
【0057】ここで、Δtは、演算の時間間隔である。
この等価Z加速度信号Az′が数23により得られたこ
とで、3軸のジャイロ信号を用いるCTM演算部20の
演算動作が可能になる。Z加速度演算部40において、
入力されたX加速度信号AXとY加速度信号AYとを用
いて、等価Z加速度信号Az′を演算して水平演算部2
1に出力する。まず、センサブロック部1′の取付軸1
0の座標系が、静止している場合、作用する加速度は重
力加速度だけであるから、図3を参照すると次式とな
る。
【0058】
【数24】
【0059】ここで、gは重力加速度である。よって、
数22より、等価Z加速度信号Az′は、次式のとおり
得られる。
【0060】
【数25】
【0061】又は、近似すれば、
【0062】
【数26】
【0063】 このジャイロバイアス演算部50とジャイロバイアス修
正部51の動作を具体的に説明する。まず、図1に示さ
れる姿勢検出装置の誤差修正モデルは、次式のとおりで
ある。
【0064】
【数27】
【0065】
【0066】
【数28】
【0067】
【0068】
【数29】
【0069】
【0070】
【数30】
【0071】
【0072】
【数31】
【0073】
【0074】
【数32】
【0075】である。
【0076】
【数33】
【0077】のとき、数24の右辺には、X、Yジャイ
ロバイアス信号BX、BY の影響がなくなる。
【0078】
【0079】ジャイロバイアス演算部50とジャイロバ
イアス修正部51の動作を述べると以下となる。
【0080】
【数34】
【0081】また、センサブロック部1′での取付軸1
0の座標系が、比較的大きな加速度運動している場合、
作用する加速度は、重力加速度と運動加速度とになる。
従って、検出したX、Y加速度信号AX、AYを用い
て、Z加速度演算部40での数25又は数26の演算よ
り求められた等価Z加速度信号Az′は、正しいZ軸の
重力加速度の値にならない。そこで、取付軸10のX、
Y軸にそれぞれX速度計、Y速度計を設け、このX、Y
速度計からのX、Y軸のそれぞれの速度信号VX、VY
を用いて、次式の演算を行うことで、運動加速度の影響
を受けない等価Z加速度信号Az′が得られる。すなわ
ち、Z加速度演算部40において、数25を修正して、
【0082】
【数35】
【0083】とし、また数26を修正して、
【0084】
【数36】
【0085】とする。以上のことにより、取付軸10
に、X、Yジャイロ11G、12G、X、Y加速度計1
1A、12A及び磁気方位検出器13Y′により、従来
と同じ姿勢検出装置が構成できる。尚本発明は上述実施
例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなく、そ
の他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、2個のジャイロ、2個
の加速度計そして方位センサの構成で従来の姿勢検出装
置と同様の精度を実現でき、それだけ構成か簡単となる
利益があると共に従来の姿勢検出装置では、その価格に
おいて3個のジャイロ、3個の加速度計そして方位セン
サの各価格の合計が大部分をしめていたので、本発明に
よる1個のジャイロと1個の加速度計の低減は、直接価
格の低減に連がる利益がある。
【0087】また、本発明によれば1個のジャイロと1
個の加速度計の低減により、機構部の構成が簡単になる
ので、電子回路の低減等が期待でき、また部品数の低減
により柔軟な取付配置の構成が可能となり、重量の低減
化もまた容易となる利益がある。
【0088】更にまた本発明によれば使用するジャイロ
バイアス成分を推定し、除去する機能を有するので、振
動ジャイロ、ガスレートジャイロ等の比較的小型で安価
なジャイロの使用が可能となるために、さらに低価格な
姿勢検出装置を提供できる利益があると共に本発明によ
れば使用する磁気方位検出器が、重力加速度方向の垂直
軸まわりの方位角を検出するタイプでも、取付軸10の
Z軸まわりの方位角を検出するタイプでも、わずかな修
正を行うことで対応できる利益があり、更に本発明の姿
勢検出装置が比較的大きな加速度運動をする場合、取付
軸10のX、Y軸に取付けたX、Y速度計のX、Y速度
を用いることで、容易に、加速度の影響を受けない姿勢
角発信を行うことができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ストラップダウン方式の姿勢検出装置の
一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の演算部2′の例を示す構成図である。
【図3】本発明の説明に供する線図である。
【図4】図3のジャイロバイアス演算部50とジャイロ
バイアス修正部51との説明に供する線図である。
【図5】従来の姿勢検出装置の例を示す構成図である。
【図6】従来の演算部2の例を示す構成図である。
【符号の説明】
1′ センサブロック部 2′ 演算部 11A X加速度計 11G Xジャイロ 12A Y加速度計 12G Yジャイロ 13Y′ 磁気方位検出器 20 CTM演算部 21 水平演算部 22 起立演算部 23 方位演算部 30 座標修正部 31 Zジャイロ演算部 40 Z加速度演算部 50 ジャイロバイアス演算部 51 ジャイロバイアス修正部
フロントページの続き (72)発明者 中村 慎一 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメツク内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 右手直交3軸座標O−XYZと一致する
    取付軸において、そのX軸には、X軸方向の加速度を検
    出するX加速度計とX軸まわりの角速度を検出するXジ
    ャイロとが取付られ、そのY軸には、Y軸方向の加速度
    を検出するY加速度計とY軸まわりの角速度を検出する
    Yジャイロとが取付られ、そのZ軸には、Z軸まわりの
    方位角を検出する磁気方位検出器が取付けられたセンサ
    ブロック部と、 該センサブロック部の上記X及びY加速度計から出力さ
    れるX及びY加速度信号、上記X及びYジャイロから出
    力されるX及びYジャイロ信号、そして上記磁気方位検
    出器から出力される方位信号を入力とし、姿勢角、ロー
    ル角信号、ピッチ角信号そして方位角信号を演算して、
    発信する演算部とより構成されることを特徴とするスト
    ラップダウン方式の姿勢検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストラップダウン方式の
    姿勢検出装置において、上記演算部に、重力加速度方向
    の垂直軸まわりの方位角を演算する機能、上記取付軸の
    Z軸まわりの角速度を演算する機能、上記Z軸方向の加
    速度を演算する機能、上記X及びYジャイロ信号に含ま
    れるX及びYジャイロバイアス成分を推定演算する機能
    及び、上記X及びYジャイロバイアス成分を除去する機
    能を設け、上記X及びY加速度計、上記X及びYジャイ
    ロのおのおの2個ずつを用いたストラップダウン方式の
    演算ができるようにしたことを特徴とするストラップダ
    ウン方式の姿勢検出装置。
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