JPH0587704B2 - - Google Patents
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- JPH0587704B2 JPH0587704B2 JP25602085A JP25602085A JPH0587704B2 JP H0587704 B2 JPH0587704 B2 JP H0587704B2 JP 25602085 A JP25602085 A JP 25602085A JP 25602085 A JP25602085 A JP 25602085A JP H0587704 B2 JPH0587704 B2 JP H0587704B2
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 15
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はトロイダル形無段変速機、特に前進時
にトロイダル形変速部を経由せずに直結駆動を行
うことができる直結装置付のトロイダル形無段変
速機に関するものである。
にトロイダル形変速部を経由せずに直結駆動を行
うことができる直結装置付のトロイダル形無段変
速機に関するものである。
従来技術とその問題点
従来、同一軸線上に対向配置された入出力デイ
スク間に複数のパワーローラを配置し、パワーロ
ーラの傾きを変えることにより無段変速を行うよ
うにしたトロイダル形無段変速機が、例えば特公
昭47−1242号公報に示されている。
スク間に複数のパワーローラを配置し、パワーロ
ーラの傾きを変えることにより無段変速を行うよ
うにしたトロイダル形無段変速機が、例えば特公
昭47−1242号公報に示されている。
ところで、トロイダル形無段変速機の場合、ト
ロイダル変速部の動力伝達効率が低いため、最も
使用頻度が高く変速がさほど必要でない高速走行
時には、トロイダル変速部を介さずにギヤなどの
直結機構を介して動力伝達する方が燃費効率上好
ましい。ところが、上記公報の場合には、エンジ
ン動力が変速機の一端部から入力され他端部から
出力される構造であるため、直結機構を設けるの
は困難であり、たとえ直結機構を設けることがで
きても軸方向寸法が徒に長大化し、FF式車両に
は搭載し難い欠点がある。
ロイダル変速部の動力伝達効率が低いため、最も
使用頻度が高く変速がさほど必要でない高速走行
時には、トロイダル変速部を介さずにギヤなどの
直結機構を介して動力伝達する方が燃費効率上好
ましい。ところが、上記公報の場合には、エンジ
ン動力が変速機の一端部から入力され他端部から
出力される構造であるため、直結機構を設けるの
は困難であり、たとえ直結機構を設けることがで
きても軸方向寸法が徒に長大化し、FF式車両に
は搭載し難い欠点がある。
発明の目的
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、コンパクトな構成で直結駆
動経路を構成でき、特にFF式車両に適したトロ
イダル形無段変速機を提供することにある。
もので、その目的は、コンパクトな構成で直結駆
動経路を構成でき、特にFF式車両に適したトロ
イダル形無段変速機を提供することにある。
発明の構成
上記目的を達成するために、本発明は、平行に
配置された入力軸および出力軸と、入力軸上に入
出力デイスクが対向配置され、両デイスク間に複
数のパワーローラを配置してなるトロイダル変速
部と、入力軸または出力デイスク上に支持された
駆動ギヤと、駆動ギヤを出力デイスクに対して断
続する発進クラツチと、上記駆動ギヤから出力軸
へ動力を伝達するカウンタ軸と、入力デイスクの
背後に設けられ、入力軸の入力トルクに応じた推
力を入力デイスクに付加するローデイングカム装
置と、入力デイスクの背後に設けられ、入力軸と
結合された直結駆動ギヤと、出力軸上に支持さ
れ、直結駆動ギヤと噛み合う直結従動ギヤと、直
結従動ギヤを出力軸に対して断続する直結用クラ
ツチとを備えたものである。
配置された入力軸および出力軸と、入力軸上に入
出力デイスクが対向配置され、両デイスク間に複
数のパワーローラを配置してなるトロイダル変速
部と、入力軸または出力デイスク上に支持された
駆動ギヤと、駆動ギヤを出力デイスクに対して断
続する発進クラツチと、上記駆動ギヤから出力軸
へ動力を伝達するカウンタ軸と、入力デイスクの
背後に設けられ、入力軸の入力トルクに応じた推
力を入力デイスクに付加するローデイングカム装
置と、入力デイスクの背後に設けられ、入力軸と
結合された直結駆動ギヤと、出力軸上に支持さ
れ、直結駆動ギヤと噛み合う直結従動ギヤと、直
結従動ギヤを出力軸に対して断続する直結用クラ
ツチとを備えたものである。
実施例の説明
図面はFF式自動車に適したトロイダル形無段
変速機の一例を示し、大略、入力軸10、トロイ
ダル変速部20、発進クラツチ30、出力軸4
0、前後進切換機構41、デイフアレンシヤル装
置50および直結用クラツチ60で構成され、こ
れら構成部品はケーシング1,2,3によつて覆
われている。
変速機の一例を示し、大略、入力軸10、トロイ
ダル変速部20、発進クラツチ30、出力軸4
0、前後進切換機構41、デイフアレンシヤル装
置50および直結用クラツチ60で構成され、こ
れら構成部品はケーシング1,2,3によつて覆
われている。
エンジンのクランク軸4は、エンジンのトルク
変動を吸収するためのフライホイール5及びトー
シヨナルダンパ6を介して入力軸10と連結され
ている。トーシヨナルダンパ6のボス部6aは鉱
物系油を循環させるためのギヤ式オイルポンプ7
とスプライン結合し、オイルポンプ7を駆動して
いる。オイルポンプ7の左側には2個の軸受1
1,12が隣接して配置され、軸受11は入力軸
10に作用する図中左方向のスラスト荷重を支
え、軸受12は後述するトロイダル変速部20の
出力デイスク22に作用する図中右方向のスラス
ト荷重を支えている。
変動を吸収するためのフライホイール5及びトー
シヨナルダンパ6を介して入力軸10と連結され
ている。トーシヨナルダンパ6のボス部6aは鉱
物系油を循環させるためのギヤ式オイルポンプ7
とスプライン結合し、オイルポンプ7を駆動して
いる。オイルポンプ7の左側には2個の軸受1
1,12が隣接して配置され、軸受11は入力軸
10に作用する図中左方向のスラスト荷重を支
え、軸受12は後述するトロイダル変速部20の
出力デイスク22に作用する図中右方向のスラス
ト荷重を支えている。
トロイダル変速部20は、入力軸10上に回転
自在に配置された入力デイスク21及び出力デイ
スク22と、両デイスク21,22の対向する円
環面21a,22a間に配置された2個のパワー
ローラ23とで構成され、パワーローラ23の傾
きを変えることにより円環面21a,22aとの
接触点を変化させ、入力デイスク21から出力デ
イスク22へ動力を変速して伝達するようになつ
ている。なお、図中入力軸10から上半分は低速
比状態、下半分は高速比状態を示している。入力
デイスク21の背後には、入力デイスク21に入
力軸10の入力トルクに応じた推力(スラスト荷
重)を付与するローデイングカム装置24が設け
られている。このローデイングカム装置24は、
入力デイスク21の背面に形成されたカム面21
bと、入力軸10にスプライン結合されたカムデ
イスク25の側面に形成されたカム面25aと、
両カム面21b,25aの間に転動自在に配置さ
れたカムローラ26とで構成され、入力トルクの
増大につれてパワーローラ23と円環面21a,
22a間の接触圧を増大させ、滑りの無い動力伝
達を行つている。上記カムデイスク25の外周に
は直結駆動ギヤ25bが一体に形成されており、
また入力軸10の左端部にはトラクシヨンオイル
を循環させるためのギヤ式オイルポンプ27が設
けられている。
自在に配置された入力デイスク21及び出力デイ
スク22と、両デイスク21,22の対向する円
環面21a,22a間に配置された2個のパワー
ローラ23とで構成され、パワーローラ23の傾
きを変えることにより円環面21a,22aとの
接触点を変化させ、入力デイスク21から出力デ
イスク22へ動力を変速して伝達するようになつ
ている。なお、図中入力軸10から上半分は低速
比状態、下半分は高速比状態を示している。入力
デイスク21の背後には、入力デイスク21に入
力軸10の入力トルクに応じた推力(スラスト荷
重)を付与するローデイングカム装置24が設け
られている。このローデイングカム装置24は、
入力デイスク21の背面に形成されたカム面21
bと、入力軸10にスプライン結合されたカムデ
イスク25の側面に形成されたカム面25aと、
両カム面21b,25aの間に転動自在に配置さ
れたカムローラ26とで構成され、入力トルクの
増大につれてパワーローラ23と円環面21a,
22a間の接触圧を増大させ、滑りの無い動力伝
達を行つている。上記カムデイスク25の外周に
は直結駆動ギヤ25bが一体に形成されており、
また入力軸10の左端部にはトラクシヨンオイル
を循環させるためのギヤ式オイルポンプ27が設
けられている。
トロイダル変速部20と軸受11,12との間
には湿式発進クラツチ30が配置されており、発
進クラツチ30のクラツチドラム31は出力デイ
スク22とスプライン結合されている。上記クラ
ツチドラム31とクラツチ板32を介して断続さ
れるクラツチハブ33は、出力デイスク22上に
回転自在に配置された駆動ギヤ34と結合されて
いる。
には湿式発進クラツチ30が配置されており、発
進クラツチ30のクラツチドラム31は出力デイ
スク22とスプライン結合されている。上記クラ
ツチドラム31とクラツチ板32を介して断続さ
れるクラツチハブ33は、出力デイスク22上に
回転自在に配置された駆動ギヤ34と結合されて
いる。
入力軸10と平行に配置されたカウンタ軸35
には、上記駆動ギヤ34と噛み合う従動ギヤ36
がスプライン結合されている。また、カウンタ軸
35には前進用駆動ギヤ37と後進用駆動ギヤ3
8とが一体に形成されている。
には、上記駆動ギヤ34と噛み合う従動ギヤ36
がスプライン結合されている。また、カウンタ軸
35には前進用駆動ギヤ37と後進用駆動ギヤ3
8とが一体に形成されている。
出力軸40も入力軸10と平行に配置されてお
り、この出力軸40には前後進切換機構41が設
けられている。前後進切換機構41は、上記前進
用駆動ギヤ37と噛み合う前進用従動ギヤ42
と、後進用駆動ギヤ38とアイドラギヤ(図示せ
ず)を介して噛み合う後進用従動ギヤ43と、ス
プラインハブ44と、切換スリーブ45とで構成
され、切換スリーブ45を軸方向に摺動させるこ
とにより前後進切換を行う。出力軸40の右端部
には出力ギヤ46が一体に形成されており、この
出力ギヤ46はデイフアレンシヤル装置50のリ
ングギヤ51と噛み合い、動力を車軸52に伝達
している。
り、この出力軸40には前後進切換機構41が設
けられている。前後進切換機構41は、上記前進
用駆動ギヤ37と噛み合う前進用従動ギヤ42
と、後進用駆動ギヤ38とアイドラギヤ(図示せ
ず)を介して噛み合う後進用従動ギヤ43と、ス
プラインハブ44と、切換スリーブ45とで構成
され、切換スリーブ45を軸方向に摺動させるこ
とにより前後進切換を行う。出力軸40の右端部
には出力ギヤ46が一体に形成されており、この
出力ギヤ46はデイフアレンシヤル装置50のリ
ングギヤ51と噛み合い、動力を車軸52に伝達
している。
出力軸40の左端部は入力軸10とほぼ同長だ
け左方へ延長されており、この延長部には、上記
入力デイスク21と対応する位置に直結用クラツ
チ60が配置されている。直結用クラツチ60の
クラツチドラム61は出力軸40とスプライン結
合されており、このクラツチドラム61とクラツ
チ板62を介して断続されるクラツチハブ63が
直結従動ギヤ64に結合されている。直結従動ギ
ヤ64は出力軸40に対して回転自在であり、上
記カムデイスク25に一体形成した直結駆動ギヤ
25bと噛み合つている。なお、図面は展開断面
図であるため両ギヤ25b,64が離れている
が、実際には噛み合つている。またトロイダル変
速部20のパワーローラ23も、実際には図中二
点鎖線で示すように出力軸40に対し近接してい
るが、上記直結用クラツチ60がトロイダル変速
部20の入力デイスク21と対応する位置に配置
されているので、パワーローラ23と直結用クラ
ツチ60とが互いに干渉するおそれがない。
け左方へ延長されており、この延長部には、上記
入力デイスク21と対応する位置に直結用クラツ
チ60が配置されている。直結用クラツチ60の
クラツチドラム61は出力軸40とスプライン結
合されており、このクラツチドラム61とクラツ
チ板62を介して断続されるクラツチハブ63が
直結従動ギヤ64に結合されている。直結従動ギ
ヤ64は出力軸40に対して回転自在であり、上
記カムデイスク25に一体形成した直結駆動ギヤ
25bと噛み合つている。なお、図面は展開断面
図であるため両ギヤ25b,64が離れている
が、実際には噛み合つている。またトロイダル変
速部20のパワーローラ23も、実際には図中二
点鎖線で示すように出力軸40に対し近接してい
るが、上記直結用クラツチ60がトロイダル変速
部20の入力デイスク21と対応する位置に配置
されているので、パワーローラ23と直結用クラ
ツチ60とが互いに干渉するおそれがない。
上記トロイダル変速部20や直結用クラツチ6
0を収容した室70と、軸受11,12および前
後進切換機構41、デイフアレンシヤル装置50
などのギヤ機構を収容した室71とは、ケーシン
グ2に設けた隔壁2aによつて区画されており、
オイルシール72,73,74によつて両室7
0,71間のオイル漏れが防止されている。そし
て、軸受11,12やギヤ機構はオイルポンプ7
によつて吐出される鉱物系油で潤滑され、トロイ
ダル変速部20や直結用クラツチ60はオイルポ
ンプ27によつて吐出されるトラクシヨンオイル
で潤滑される。つまり、摩擦損失を極力低減した
い軸受11,12やギヤ機構には潤滑性に優れた
ギヤオイルやATFなどの鉱物系油を使用し、ト
ラクシヨン駆動を行うトロイダル変速部20には
トラクシヨン係数の高いトラクシヨンオイルを使
用している。したがつて、軸受11,12やギヤ
機構の動力損失を低減できるとともに、トロイダ
ル変速部20の動力伝達効率を何ら低下させるこ
とがない。
0を収容した室70と、軸受11,12および前
後進切換機構41、デイフアレンシヤル装置50
などのギヤ機構を収容した室71とは、ケーシン
グ2に設けた隔壁2aによつて区画されており、
オイルシール72,73,74によつて両室7
0,71間のオイル漏れが防止されている。そし
て、軸受11,12やギヤ機構はオイルポンプ7
によつて吐出される鉱物系油で潤滑され、トロイ
ダル変速部20や直結用クラツチ60はオイルポ
ンプ27によつて吐出されるトラクシヨンオイル
で潤滑される。つまり、摩擦損失を極力低減した
い軸受11,12やギヤ機構には潤滑性に優れた
ギヤオイルやATFなどの鉱物系油を使用し、ト
ラクシヨン駆動を行うトロイダル変速部20には
トラクシヨン係数の高いトラクシヨンオイルを使
用している。したがつて、軸受11,12やギヤ
機構の動力損失を低減できるとともに、トロイダ
ル変速部20の動力伝達効率を何ら低下させるこ
とがない。
上記構成のトロイダル形無段変速機の動作を説
明する。まず、発進時には直結用クラツチ60を
遮断し、発進クラツチ30を徐々に結合して発進
を行う。これにより、入力軸10の動力は、トロ
イダル変速部20、発進クラツチ30、駆動ギヤ
34、カウンタ軸35、前後進切換機構41、出
力ギヤ46からデイフアレンシヤル装置50へと
伝達され、トロイダル変速部20で無段変速され
ながら動力伝達される。トロイダル変速部20の
変速比が最高速比またはその近傍に達すると、発
進クラツチ30が遮断されて直結用クラツチ60
が結合され、入力軸10の動力は、トロイダル変
速部20を経由せずに、カムデイスク25、直結
従動ギヤ64、直結用クラツチ60、出力ギヤ4
6からデイフアレンシヤル装置50へと伝達さ
れ、一定伝達比で動力伝達される。この直結駆動
時には、トロイダル変速部20を経由しないの
で、効率良く動力伝達される。
明する。まず、発進時には直結用クラツチ60を
遮断し、発進クラツチ30を徐々に結合して発進
を行う。これにより、入力軸10の動力は、トロ
イダル変速部20、発進クラツチ30、駆動ギヤ
34、カウンタ軸35、前後進切換機構41、出
力ギヤ46からデイフアレンシヤル装置50へと
伝達され、トロイダル変速部20で無段変速され
ながら動力伝達される。トロイダル変速部20の
変速比が最高速比またはその近傍に達すると、発
進クラツチ30が遮断されて直結用クラツチ60
が結合され、入力軸10の動力は、トロイダル変
速部20を経由せずに、カムデイスク25、直結
従動ギヤ64、直結用クラツチ60、出力ギヤ4
6からデイフアレンシヤル装置50へと伝達さ
れ、一定伝達比で動力伝達される。この直結駆動
時には、トロイダル変速部20を経由しないの
で、効率良く動力伝達される。
一般に、トロイダル形無段変速機の動力伝達効
率は他の無段変速機(例えばVベルト式無段変速
機)に比べて低く、通常80〜85%程度とされてい
るが、上記のように軸受11,12やギヤ機構に
トラクシヨンオイルとは異なる潤滑性に優れた鉱
物系油を使用することにより、本発明者の実験に
よれば5%以上の効率の向上を達成できた。ま
た、高速比走行において直結ギヤ25b,64を
介して動力伝達することにより、さらに5%程度
の効率の向上を達成できた。これにより、他の無
段変速機に比べて何ら遜色の無い動力伝達効率を
達成でき、しかもトロイダル形無段変速機はVベ
ルト式無段変速機などに比べて入出力軸の軸間距
離を短縮できるので、コンパクトで実用性の高い
無段変速機を実現できる。
率は他の無段変速機(例えばVベルト式無段変速
機)に比べて低く、通常80〜85%程度とされてい
るが、上記のように軸受11,12やギヤ機構に
トラクシヨンオイルとは異なる潤滑性に優れた鉱
物系油を使用することにより、本発明者の実験に
よれば5%以上の効率の向上を達成できた。ま
た、高速比走行において直結ギヤ25b,64を
介して動力伝達することにより、さらに5%程度
の効率の向上を達成できた。これにより、他の無
段変速機に比べて何ら遜色の無い動力伝達効率を
達成でき、しかもトロイダル形無段変速機はVベ
ルト式無段変速機などに比べて入出力軸の軸間距
離を短縮できるので、コンパクトで実用性の高い
無段変速機を実現できる。
なお、本発明は実施例の構造に限らず、例えば
入力デイスク21を出力デイスク22よりエンジ
ン側に配置してもよく、また発進クラツチ30お
よび駆動ギヤ34を出力デイスク22上に設ける
必要もない。ただ、実施例のように出力デイスク
22を入力デイスク21よりエンジン側に配置
し、発進クラツチ30と駆動ギヤ34とを出力デ
イスク22上に設けると、出力デイスク22から
出力軸40に至る動力伝達経路をコンパクト化で
きるとともに、入出力デイスク21,22のスラ
スト荷重を受ける軸受11,12を一箇所に隣接
配置できるので、トロイダル変速部20、ローデ
イングカム装置24、発進クラツチ30、駆動ギ
ヤ34、軸受11,12といつた部品を入力軸1
0上に極めて効率的に配置することができる。
入力デイスク21を出力デイスク22よりエンジ
ン側に配置してもよく、また発進クラツチ30お
よび駆動ギヤ34を出力デイスク22上に設ける
必要もない。ただ、実施例のように出力デイスク
22を入力デイスク21よりエンジン側に配置
し、発進クラツチ30と駆動ギヤ34とを出力デ
イスク22上に設けると、出力デイスク22から
出力軸40に至る動力伝達経路をコンパクト化で
きるとともに、入出力デイスク21,22のスラ
スト荷重を受ける軸受11,12を一箇所に隣接
配置できるので、トロイダル変速部20、ローデ
イングカム装置24、発進クラツチ30、駆動ギ
ヤ34、軸受11,12といつた部品を入力軸1
0上に極めて効率的に配置することができる。
また、上記実施例ではローデイングカム装置2
4のカムデイスク25に直結駆動ギヤ25bを一
体に設け、しかも変速用の駆動ギヤ34を入力軸
10上に1個設けた構成としたので、入力軸10
上のギヤ配置スペースを短縮でき、変速機全体の
軸方向寸法をさらに短縮できる。
4のカムデイスク25に直結駆動ギヤ25bを一
体に設け、しかも変速用の駆動ギヤ34を入力軸
10上に1個設けた構成としたので、入力軸10
上のギヤ配置スペースを短縮でき、変速機全体の
軸方向寸法をさらに短縮できる。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明によれば
トロイダル変速部の入力デイスクと出力デイスク
は逆回転するという性質があるので、出力デイス
クをカウンタ軸を介して出力軸に接続すれば、前
進時に出力軸が入力軸と逆回転することになる。
そこで、入力軸に設けた直結駆動ギヤと出力軸に
設けた直結従動ギヤとを噛み合わせることによ
り、容易に直結装置を構成でき、前進時の高速走
行時にこの直結装置を介して動力伝達することに
より、効率を大幅に向上させることができる。
トロイダル変速部の入力デイスクと出力デイスク
は逆回転するという性質があるので、出力デイス
クをカウンタ軸を介して出力軸に接続すれば、前
進時に出力軸が入力軸と逆回転することになる。
そこで、入力軸に設けた直結駆動ギヤと出力軸に
設けた直結従動ギヤとを噛み合わせることによ
り、容易に直結装置を構成でき、前進時の高速走
行時にこの直結装置を介して動力伝達することに
より、効率を大幅に向上させることができる。
また、出力デイスクの背後に発進クラツチと駆
動ギヤとを設け、入力デイスクの背後に直結駆動
ギヤを設け、トロイダル変速部を間にして変速駆
動経路と直結駆動経路とを並列に配置したので、
変速駆動経路と直結駆動経路とが錯綜することが
なく、限られたスペースに変速駆動経路と直結駆
動経路とをコンパクトに配置することができる。
動ギヤとを設け、入力デイスクの背後に直結駆動
ギヤを設け、トロイダル変速部を間にして変速駆
動経路と直結駆動経路とを並列に配置したので、
変速駆動経路と直結駆動経路とが錯綜することが
なく、限られたスペースに変速駆動経路と直結駆
動経路とをコンパクトに配置することができる。
さらに、発進クラツチは出力デイスクから出力
軸への動力伝達経路の途中、即ちトロイダル変速
部より下流側に設けられているので、直結駆動時
および前後進切換時の動力断続クラツチとして兼
用できるとともに、たとえ車両停止時に変速比が
最低速比に戻つていなくても、トロイダル変速部
はエンジン動力により常時空転するため、低速比
へ容易に戻すことができ、再発進不能といつた事
態を解消できる。
軸への動力伝達経路の途中、即ちトロイダル変速
部より下流側に設けられているので、直結駆動時
および前後進切換時の動力断続クラツチとして兼
用できるとともに、たとえ車両停止時に変速比が
最低速比に戻つていなくても、トロイダル変速部
はエンジン動力により常時空転するため、低速比
へ容易に戻すことができ、再発進不能といつた事
態を解消できる。
図面は本発明にかかるトロイダル形無段変速機
の一例の展開断面図である。 10……入力軸、20……トロイダル変速部、
21……入力デイスク、22……出力デイスク、
23……パワーローラ、24……ローデイングカ
ム装置、25b……直結駆動ギヤ、30……発進
クラツチ、34……駆動ギヤ、35……カウンタ
軸、40……出力軸、41……前後進切換機構、
50……デイフアレンシヤル装置、60……直結
用クラツチ、64……直結従動ギヤ。
の一例の展開断面図である。 10……入力軸、20……トロイダル変速部、
21……入力デイスク、22……出力デイスク、
23……パワーローラ、24……ローデイングカ
ム装置、25b……直結駆動ギヤ、30……発進
クラツチ、34……駆動ギヤ、35……カウンタ
軸、40……出力軸、41……前後進切換機構、
50……デイフアレンシヤル装置、60……直結
用クラツチ、64……直結従動ギヤ。
Claims (1)
- 1 平行に配置されて入力軸および出力軸と、入
力軸上に入出力デイスクが対向配置され、両デイ
スク間に複数のパワーローラを配置してなるトロ
イダル変速部と、入力軸または出力デイスク上に
支持された駆動ギヤと、駆動ギヤを出力デイスク
に対して断続する発進クラツチと、上記駆動ギヤ
から出力軸へ動力を伝達するカウンタ軸と、入力
デイスクの背後に設けられ、入力軸の入力トルク
に応じた推力を入力デイスクに付加するローデイ
ングカム装置と、入力デイスクの背後に設けら
れ、入力軸と結合された直結駆動ギヤと、出力軸
上に支持され、直結駆動ギヤと噛み合う直結従動
ギヤと、直結従動ギヤを出力軸に対して断続する
直結用クラツチとを備えたことを特徴とするトロ
イダル形無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25602085A JPS62118158A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | トロイダル形無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25602085A JPS62118158A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | トロイダル形無段変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62118158A JPS62118158A (ja) | 1987-05-29 |
| JPH0587704B2 true JPH0587704B2 (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=17286793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25602085A Granted JPS62118158A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | トロイダル形無段変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62118158A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3010624B2 (ja) * | 1988-03-17 | 2000-02-21 | アイシン精機株式会社 | 変速装置用ダンパ装置 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP25602085A patent/JPS62118158A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62118158A (ja) | 1987-05-29 |
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