JPH058789B2 - - Google Patents

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JPH058789B2
JPH058789B2 JP17708284A JP17708284A JPH058789B2 JP H058789 B2 JPH058789 B2 JP H058789B2 JP 17708284 A JP17708284 A JP 17708284A JP 17708284 A JP17708284 A JP 17708284A JP H058789 B2 JPH058789 B2 JP H058789B2
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amplifier
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Tsunenobu Iwatsuki
Yoshitaka Takeuchi
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は電離箱を用いた放射線測定装置、特に
原子力発電所等における環境監視用であつて、平
常の低放射線レベルから事故時の高放射線レベル
に致るまで広いレベル範囲にわたつて一台で測定
を行うことのできる測定装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
放射線の線量率の測定に際し測定装置が広い測
定範囲をもつていると、測定装置を放射線の監視
に使用しようとするとき甚だ好都合である。この
ため従来、放射線を検出してその線量率に比例し
た電流を出力する電離箱を用いた放射線測定装置
では、対数増幅器を用いて電離箱の出力電流を該
電流の対数に比例した信号に変換し、この信号に
もとづいて前記線量率を測定するのが通例で、対
数増幅器としてはシリコンダイオードやシリコン
トランジスタなどの半導体素子または真空管を帰
還素子として用いた増幅器が使用されている。こ
のような放射線測定装置には次に述べるような問
題を有している。
(1) 測定範囲が最大6桁程度でこれ以上測定範囲
を広くすると測定誤差が大きくなつて実用上使
用できない。
(2) 電離箱の出力電流をそのまま測定するのでは
なく、この電流の対数を測定しているので放射
線線量率の測定精度が悪い。
(3) 対数増幅器の対数化回路の温度係数が大きい
ため実用上は対数増幅器に温度補償回路を組み
こんでいるが、それでも周囲温度によつて測定
誤差が大きくなる。
(4) 真空管を用いた対数増幅器は半導体素子を用
いたものよりも変換範囲が広いという特長があ
るが、特に最近では真空管の製造が中止される
傾向が強く、このため真空管の入手が困難であ
る。このため対数増幅器を用いないようにする
と、広い放射線レベル範囲にわたつて測定を可
能にするためにたとえばゲインの異なる線形増
幅器を複数台必要とする結果測定装置が大形に
なるという問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、上述したような従来の放射線測定装
置における問題点を解決して、広い測定範囲、た
とえば10桁の測定範囲にわたつて対数増幅器を用
いることなく高精度に放射線の線量率を測定する
ことのできる小形な放射線測定装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔発明の要点〕
本発明は上述の目的を達成するために放射線測
定装置を、電離箱と、この電離箱の出力電流を増
幅しかつ電圧に変換する増幅器と、増幅器の出力
電圧と上限設定電圧とを比較する上限コンパレー
タと、増幅器の出力電圧と下限設定電圧とを比較
する下限コンパレータと、前記両コンパレータの
出力信号に基づいて加減算動作する可逆計数回路
と、可逆計数回路の内容を解読するデコーダと、
デコーダの出力信号に応じて帰還抵抗器を増幅器
の帰還回路に接続する抵抗器切換回路とで構成
し、デコーダの出力信号を選択された帰還抵抗器
に対するレンジ信号として取出すと共に、増幅器
の出力電圧に基づいて放射線の線量率を測定する
ようにしたもので、このように放射線測定装置を
構成することによつて、電離箱が検出する放射線
の線量率、したがつて増幅器の出力電圧が変化し
て上限設定電圧あるいは下限設定電圧を越えた場
合自動的に抵抗器切換回路を介して異なつた抵抗
値の帰還抵抗器を帰還回路に接続して該増幅器の
ゲインを変更し、この場合の増幅器出力電圧とデ
コーダの出力信号とを用いて、従来の放射線測定
装置におけるような対数増幅器や複数個の線形増
幅器を用いることなく、放射線の線量率を広い測
定範囲にわたつて高精度に測定できるようにした
ものである。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明による放射線測定装置の1実施
例の構成図で、図において1は放射線を検出して
その線量率に比例した電流を出力する電離箱、2
は電離箱1の出力電流を増幅しこの電流の大きさ
に比例した大きさの直流電圧2aを出力する増幅
器、3〜7はそれぞれ抵抗値R1,R2,R3,R4
R5を有する帰還抵抗器、8a〜12aはそれぞ
れリレーコイル8〜12の各々によつて駆動され
る接点で、13は帰還抵抗器3〜7が接点8a〜
12aによつて切り換えて接続される、増幅器2
の帰還回路である。この場合R1:R2:R3:R4
R5=1:102:104:106:108の関係があるように
抵抗器3〜7の各抵抗値が選定されている。14
は増幅器の出力電圧2aが入力されこの電圧に比
例したパルス周波数信号14aを出力する周波数
変換回路である。15は可変の上限設定電圧Vh
を出力する上限設定電圧、16は可変の下限設定
電圧Vlを出力する下限設定電圧、17は出力電
圧2aと上限設定電圧Vhとが入力され電圧2a
の大きさが電圧Vhを越えるとH信号とL信号と
からなる二値信号の中のH信号を出力する上限コ
ンパレータ、18は出力電圧2aと下限設定電圧
Vlとが入力され電圧2aの大きさが電圧Vlより
も小さくなると前記同様に二値信号中のH信号を
出力する下限コンパレータである。この場合
(Vh/Vl)≒100であるように設定されている。
19は前記コンパレータ17および18の各出力
信号が入力される二入力のワンシヨツト回路で、
この回路は二入力のいずれかがH信号になるとパ
ルス状のH信号を一個出力する。20は上限コン
パレータ17の出力信号とワンシヨツト回路19
の出力信号とが入力され両信号がH信号であると
H信号を出力する二入力の第1AND回路、21は
下限コンパレータ18の出力信号とワンシヨツト
回路19の出力信号とが入力され両信号がH信号
であるとH信号を出力する二入力の第2AND回路
である。第1および第2AND回路20,21はそ
れぞれ他の論理素子を用いて同様な機能を有する
ように構成されても差し支えない。22は加算端
子22aと減算端子22bとを有する二入力の可
逆計数回路で、この場合端子22aには第1AND
回路20の出力端子が接続され端子22bには第
2AND回路21の出力端子が接続されている。2
3は可逆計数回路22の出力信号が入力されこの
計数回路22の内容に応じた複数個の二値信号を
出力するデコーダで、この場合デコーダの出力信
号は並列に出力される5個の二値信号23a,2
3b,23c,23d,23eで構成されてい
る。なお、信号23aはレンジ1信号を意味し、
以下同様に信号23bはレンジ2信号、信号23
cはレンジ3信号、信号23dはレンジ4信号、
信号23eはレンジ5信号をそれぞれ意味する。
このように、この例では5レンジ構成となつてい
る。24〜28はそれぞれ信号23a〜23eの
各H信号が入力されるとリレーコイル8〜12を
励磁するように動作するリレー駆動回路で、帰還
抵抗器3〜7はリレーコイル8〜12が励磁され
て接点8a〜12aが動作すると帰還回路13に
接続されるので、駆動回路24〜28とリレーコ
イル8〜12と接点8a〜12aとは、デコーダ
23の出力信号23a〜23eに応じて帰還抵抗
器3〜7を帰還回路13に接続する抵抗器切換回
路29を構成している。この場合、帰還抵抗器3
〜7はこの中の一個が帰還回路13に接続される
ように、出力信号23a〜23eと抵抗器切換回
路29とが構成されている。
次に第1図の測定装置の動作を説明する。第1
図においては各部が上述したように構成されてい
るので、今たとえば、帰還抵抗器5がリレー接点
10aによつて帰還回路13に接続されかつ増幅
器の出力電圧2aの大きさが設定電圧VhとVlと
の間にある状態で、電離箱1の検出する放射線の
線量率が増大して出力電圧2aの大きさが設定電
圧Vhより大きくなつたとすると、上限コンパレ
ータ17からH信号が出力される。したがつてワ
ンシヨツト回路19からパルス状の一個のH信号
が出力され、下限コンパレータ18の出力信号は
この時L信号となつているので第1AND回路20
から一個のパルスが可逆計数回路22に出力さ
れ、この結果計数回路22の内容が1だけ増加す
る。デコーダ23は計数回路22のこの時の計数
内容によつて出力信号23bをH信号とし出力信
号23cをL信号とするように構成されている。
したがつてリレー駆動回路25、リレーコイル
9、接点9aによつて帰還抵抗器4が帰還回路1
3に接続され、帰還回路13に今まで接続されて
いた帰還抵抗器5はリレー駆動回路26、リレー
コイル10、接点10aによつて帰還回路13か
ら切り離される。この時増幅器2の帰還抵抗の値
はR3からR2に変化するので該増幅器のゲインは
1/100になり、したがつて出力電圧2aの値は下
限設定電圧Vl近傍の値になる。電圧Vlはこの時
の出力電圧2aの大きさよりも少し小さい値であ
るように設定されている。帰還回路13に帰還抵
抗器4が接続された状態では帰還抵抗器5が接続
された状態に比べて増幅器2のゲインが1/100に
なつているので、この時の出力電圧2aは、後者
の接続状態において出力電圧2aが同じ大きさに
なつた時の電離箱1の出力電流の100倍の大きさ
の出力電流を表している。この状態で放射線の線
量率がさらに増大し出力電圧2aが再び下限設定
電圧Vhより大きくなると、上限コンパレータ1
7、ワンシヨツト回路19、第1AND回路20、
計数回路22が前述と同様に動作し、この時信号
23bがL信号となり信号23aがH信号とな
る。したがつて帰還回路13には帰還抵抗器3が
接続され、帰還抵抗器4は切り離されるので出力
電圧2aはさらに100倍の電離箱1の出力電流を
表すものとなる。
帰還回路13に帰還抵抗器3が接続された状態
で、放射線の線量率が減少して電離箱1の出力電
流が小くなると増幅器の出力電圧2aの大きさが
小さくなり、遂にこの大きさが設定電圧Vlより
も小さくなると下限コンパレータ18からH信号
が出力される。この結果ワンシヨツト回路19か
らパルス状の一個のH信号が出力され、上限コン
パレータ17の出力信号はこの時L信号となつて
いるので第2AND回路21から一個のパルスが可
逆計数回路22に出力され、このため計数回路2
2の内容が1だけ減少する。したがつてこの時の
計数回路22の内容は、デコーダ23と抵抗器切
換回路29とによつて帰還抵抗器4を帰還回路1
3に接続していた時の内容と同じになるので、デ
コーダの出力信号23bがH信号になり、出力信
号23aはL信号となる。故にこの場合帰還回路
13の帰還抵抗器は抵抗器切換回路29によつて
抵抗器3から抵抗器4に切り換えられるので、切
り換え後の出力電圧2aは切り換え前の出力電圧
2aの表す電離箱1の出力電流の1/100の大きさ
の出力電流を表すことになり、この切り換えの時
点では設定電圧Vlが前述したように設定されて
いるので、出力電圧2aの大きさは上限設定電圧
Vh近傍のVhより小さい電圧になる。この状態で
放射線の線量率がさらに減少して出力電圧2aが
下限設定電圧Vlよりも小さくなると、下限コン
パレータ18、ワンシヨツト回路19、第2AND
回路21、計数回路22が前述と同様に動作し、
この時信号23bはL信号となり信号23cはH
信号となる。したがつてこの時第1図の測定装置
は帰還回路13に帰還抵抗器5が接続された、本
動作説明の初期の状態になる。
上述したようにして、第1図の測定装置におい
ては、電離箱1の出力電流が100倍になる毎に帰
還抵抗器3〜7の接続が自動的に切り換えられて
増幅器2のゲインが1/100に切り下げられ、増幅
器2のゲインの大きさとデコーダ23の出力信号
23a〜23eの状態とは対応している。したが
つてデコーダ23の出力信号の状態と出力電圧2
aの大きさとから電離箱1の出力電流の大きさ、
したがつて放射線の線量率を測定することがで
き、この場合、増幅器2のゲインは100倍づつ5
段階に切り換えられるので、この測定装置は10桁
の測定範囲を有していることになる。デコーダ2
3の出力信号23a〜23eの状態は増幅器2の
ゲインの大きさに対応しているので、これらの信
号は測定レンジを表す信号でもある。前述したよ
うに周波数変換回路の出力信号14aは出力電圧
2aに比例した周波数のパルスである。したがつ
て信号14aにデコーダ23の出力信号23a〜
23eの各々が表す重みを乗算することによつ
て、放射線の線量率を10桁の測定範囲にわたつ
て、対数増幅器や複数個の線形増幅器を用いるこ
となく直接測定することができる。
この測定装置は10桁の測定範囲を有している
が、もしも周波数変換回路14がこの全測定範囲
にわたつてて入力信号に比例した周波数のパルス
信号を出力しうるものとすると、この測定範囲の
始点に対応するパルス信号の周波数を10m〔Hz〕と
して測定範囲の終点に対応するパルス信号の周波
数は10m+10〔Hz〕となり、このようなパルス信号
をたとえば計数することによつて放射線の線量率
を直接測定することができるので、この場合の測
定誤差がフルスケールに対してα〔%〕であると
するとこの誤差の絶対値は10m+10×α×10-2〔Hz〕
となり、この値は測定範囲の始点に対応するパル
ス信号の周波数10m〔Hz〕に対してはα×1010〔%〕
となる。対数増幅器を使用した従来の放射線測定
装置ではこのようなα×1010〔%〕の誤差が生じ
ていたのであるが、第1図の測定装置において
は、帰還抵抗器3〜7の中のいずれか一個が帰還
回路13に接続されて増幅器2のゲインが一つの
値Gに設定されている状態での測定範囲始点、す
なわち増幅器2の出力電圧2aの最小値に対応す
る周波数変換回路の出力信号14aの周波数を
10n〔Hz〕に設定したとすると、増幅器2のゲイ
ンが値Gに設定されている状態での測定範囲終点
に対応する出力信号14aの周波数は10n+2〔Hz〕
となり、この10n+2〔Hz〕がα〔%〕の放射線線量
率測定誤差を含むものとするとこの誤差は測定範
囲始点に対応する周波数10n〔Hz〕に対してはα×
102〔%〕となり、この誤差の割合いα×102〔%〕
は帰還抵抗器3〜7のいずれを帰還回路に接続し
ても変らない。すなわち、従来の対数増幅器を用
いた放射線測定装置では測定範囲始点における測
定誤差がα×1010〔%〕になるのに対して、第1
図の測定装置では測定範囲始点における測定誤差
がα×102〔%〕になるので測定精度が段格に向上
している。
上述した実施例においては上限設定電圧Vhと
下限設定電圧Vlとの比をほぼ102に設定し、かつ
帰還抵抗器3〜7によつて増幅器2のゲインが
1、102、104、106、108の5段階に切り換えられ
る様にしたが、本発明はこのような実施態様に限
られるものではなく、上限電圧Vhと下限電圧Vl
との比を1より大きい正の実数Rにほぼ近い値に
設定し、かつ増幅器2のゲインがsを正整数とし
て1、R1、R2、……、Rs-1のs段階に切り換え
られるようにs個の帰還抵抗器が設けられてよい
ものであつて、勿論この場合デコーダ23からは
s個の出力信号が出力され、抵抗器切換回路29
はこの出力信号によつてs個の帰還抵抗器を増幅
器2の帰還回路13に接続するように構成され
る。したがつてこのように構成された放射線測定
装置では、増幅器2の入力信号がR倍になる毎に
該増幅器のゲインの切り換えが自動的に行われ、
この切り換えはs段階にわたつて行われるので、
このような放射線測定装置の全測定範囲はRs
応じたものとなり、入力信号がR倍になるごとに
増幅器のゲインの切り換えを行うようにした上述
の測定装置の測定精度が、Rsに応じた全測定範
囲を対数増幅器を用いて測定する装置の測定精度
に比べて良好となることは上述した所から明らか
である。
また第1図の実施例においては増幅器2のゲイ
ン切換えは一個の帰還抵抗器を帰還回路に接続し
て行ようにしたが、本発明はこのような実施態様
に限られるものではなく、増幅器2のゲイン切り
換えは、各帰還抵抗器の抵抗値を適宜設定するこ
とによつて、複数個の帰還抵抗器を帰還回路に接
続して行うようにしても差し支えないものであ
る。
さらにまた第1図の実施例においては第1AND
回路20の出力信号を加算端子22aに入力し第
2AND回路21の出力信号を減算端子22bに入
力したが、本発明は第1AND回路20の出力信号
を減算端子22bに入力し第2AND回路21の出
力信号を加算端子22aに入力するようにしても
よいものであつて、勿論この場合抵抗器切換回路
29は可逆計数回路22の内容が減少すると増幅
器2のゲインを減少させるように構成される。
なお、第1図の実施例においては、可逆計数回
路22の加減算方向切換回路はワンシヨツト回路
19とAND回路20,21とで構成されている
が、たとえば、上限コンパレータ17および下限
コンパレータ18の出力側にそれぞれワンシヨツ
ト回路を接続し、各ワンシヨツト回路の出力信号
を直接可逆計数回路22の加算端子22aおよび
減算端子22bに導くようにしてもよいし、ある
いは、同様に両コンパレータ17,18の出力側
にそれぞれ微分回路を接続し、この微分出力の正
パルスのみをたとえば波形整形回路を介して可逆
計数回路22に導くようにしてもよい。
第2図は本発明の他の実施例の構成図である。
この実施例においては、電離箱1、増幅器2、帰
還抵抗器3〜7、およびリレーコイル8〜12に
よつて電離箱部1が構成され、そして、周波数変
換回路14、設定器15,16、コンパレータ1
7,18、ワンシヨツト回路19、AND回路2
0,21、可逆計数回路22、デコーダ23、お
よびリレー駆動回路24〜28によつて測定部
が構成されている。そして、電離箱部と測定部
とはケーブルによつて接続されている。
このような構成の実施例によれば、次のような
利点が得られる。すなわち、放射線電離箱では微
少電流を測定することが多く、通常電離箱部は
外部の誘導等の影響をうけない様にシールドケー
ス内に収容される。また空気中の湿気により絶縁
材の絶縁抵抗が低下しないように防湿ケース内に
収容される。よつて電離箱部と測定部を分離
し、電離箱部のみ静電シールド付の防湿ケースに
収容すれば収容ケースの寸法が小さくなり、安価
に製作することが出来る。
なお、第2図の実施例において、電離箱1と増
幅器2とをさらに独立したユニツトに分離しても
よい。このような構成の実施例によれば放射線電
離箱が高温あるいは高放射線下で使用される場
合、電離箱1のみ高温あるいは高放射線下に設置
して出力信号をケーブルで条件のよい所に導くこ
とができ、従つて高温あるいは高放射線下でも使
用できる。
第3図は本発明のさらに異なる他の実施例の構
成図である。この実施例においては、AND回路
20の出力信号が可逆計数回路22の減算端子2
2bに入力され、AND回路21の出力信号がそ
の加算端子22aに入力されている。従つて、デ
コーダ23においては、その出力レンジの取出し
位置が第1図の実施例とは反対になつている。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、電
離箱と、この電離箱の出力電流を増幅しかつ電圧
に変換する増幅器と、増幅器の出力電圧と上限設
定電圧とを比較する上限コンパレータと、増幅器
の出力電圧と下限設定電圧とを比較する下限コン
パレータと、両コンパレータの出力信号に基づい
て加減算動作する可逆計数回路と、可逆計数回路
の内容を解読するデコーダと、デコーダの出力信
号に応じて帰還抵抗器を増幅器の帰還回路に接続
する抵抗器切換回路とで放射線測定装置を構成
し、しかもデコーダの出力信号を前記選択された
帰還抵抗器に対するレンジ信号として取出すの
で、このような放射線測定装置では、電離箱が検
出する放射線の線量率が変化して増幅器の出力電
圧が増加または減少し、この電圧が上限設定電圧
あるいは下限設定電圧をこえると抵抗器切換回路
によつて増幅器のゲインが自動的に切り換えら
れ、この場合の増幅器出力電圧とデコーダの出力
信号とを用いて放射線の線量率の測定を行うこと
ができるしたがつてこのような放射線測定装置に
は、広範囲にわたる放射線線量率の測定を対数増
幅器や複数個の線形増幅器を使用することなく行
える効果があり、またこの結果測定精度が向上し
かつ測定装置が小形になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明による放射線測定
装置のそれぞれ異なる実施例の構成図である。 1……電離箱、2……増幅器、3〜7……帰還
抵抗器、1……帰還回路、15……上限設定器、
16……下限設定器、17……上限コンパレー
タ、18……下限コンパレータ、19……ワンシ
ヨツト回路、20……第1論理回路としての第
1AND回路、21……第2論理回路としての第
2AND回路、22……可逆計数回路、23……デ
コーダ、29……抵抗器切換回路、Vh……上限
設定電圧、Vl……下限設定電圧。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 放射線を検出してその線量率に比例した電流
    を出力する電離箱と、複数個の帰還抵抗器が切り
    換えて接続される帰還回路を備えかつ前記電離箱
    の出力電流を電圧に変換する増幅器と、前記増幅
    器の出力電圧を上限設定電圧と比較する上限コン
    パレータと、前記増幅器の出力電圧を下限設定電
    圧と比較する下限コンパレータと、前記両コンパ
    レータの出力信号に基づいて加減算動作する可逆
    計数回路と、前記可逆計数回路の内容に応じた信
    号を出力するデコーダと、前記デコーダの出力信
    号に応じて前記帰還抵抗器の少なくとも一個を前
    記帰還回路に接続する抵抗器切換回路とからな
    り、前記デコーダの出力信号を前記選択された帰
    還抵抗器に対するレンジ信号として取出すと共
    に、前記増幅器の出力電圧に基づいて前記放射線
    の線量率を測定することを特徴とする放射線測定
    装置。
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