JPH0588498B2 - - Google Patents

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JPH0588498B2
JPH0588498B2 JP59256358A JP25635884A JPH0588498B2 JP H0588498 B2 JPH0588498 B2 JP H0588498B2 JP 59256358 A JP59256358 A JP 59256358A JP 25635884 A JP25635884 A JP 25635884A JP H0588498 B2 JPH0588498 B2 JP H0588498B2
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grid
phosphor
electrode
trio
cathode
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Akio Oogoshi
Hideaki Nakagawa
Koji Tsuruta
Kunio Shikakura
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Sony Corp
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高輝度発光の螢光表示管に関する。
〔従来の技術〕
例えば赤、緑及び青の3色の螢光体層からなる
所謂螢光体トリオを有した発光表示セルを多数配
列して例えば横40m、縦25mの大画面を得るよう
にした巨大表示装置が提案されている。
この発光表示セルは、第28図及び第29図に
示すようにガラス匡体1の前面パネル1Aの内面
にカーボン層3にて囲まれる如く赤、緑及び青の
3色の螢光体層2〔2R,2G,2B〕を被着形
成し、これら各色螢光体層2R,2G,2Bに対
向して3つのワイヤカソードK〔KR,KG,KB
及び第1グリツド(制御電極)G1〔G1R,G1G
G1B〕と、共通の第2グリツド(加速電極)G2
配して構成される。
各色螢光体層2R,2G及び2Bは夫々セパレ
ータ3にて囲まれ、各ワイヤカソードKからの電
子ビームが夫々対応する螢光体層2に照射するよ
うになされる。この場合螢光体層2にアノード電
圧を供給するアノード端子5はセパレータ3を介
してガラス匡体1の前面パネル1Aと側板1C間
より導出され、他のカソードK、第1グリツド
G1、第2グリツドG2の各端子6は背面パネル1
Bと側板1C間より導出される。この発光表示セ
ルでは、アノード端子5を通じて螢光体層2にア
ノード電圧が供給され、アノード側と第2グリツ
ドG2の電圧が固定されて第1グリツドG1に与え
る電圧によつて選択的にオン、オフ表示される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の発光表示セルを用いた表示装置は巨大画
面が得られる反面、適度の大きさの大画面の表示
装置を得るには不向きである。
本発明は大画面表示装置の適度な小型化を可能
にした発光表示セル即ち高輝度発光の螢光体表示
管を提供するものである。
又、本発明は小型化に組立、製造ができる様に
した高輝度発光の螢光表示管を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る螢光表示管は、赤、緑、青の3色
の螢光体層を配列してなる螢光体トリオと、螢光
体トリオの各螢光体層にそれぞれ対向して配置さ
れる電子ビーム源としてのカソード、制御電極
(第1グリツド)及び加速電極(第2グリツド)
とを有し、螢光体トリオの各色に対応したカソー
ド、制御電極、加速電極を、上記螢光体トリオの
単位で一体的に保持して電極ユニツトを構成し、
電極ユニツト内において、螢光体トリオの各色の
螢光体層に対応する各制御電極が絶縁基板上に取
りつけられるとともに、各制御電極の側部が絶縁
壁にて支持されるようにして構成される。
〔作用〕
上述の構成において、電極ユニツトを動作する
ことによつて、電極ユニツトからの電子ビームが
対応する螢光体トリオを叩き、螢光体トリオが発
光表示される。そして、かかる螢光表示管を単一
表示セルとして、この表示セルを多数配列するこ
とにより、実用に供し得る程度に小型化された大
画面表示装置(例えば大型映像表示装置)が得ら
れる。
特に、カソード、制御電極、加速電極を螢光体
トリオの単位で一体的に保持して電極ユニツトを
構成し、電極ユニツト内において、各制御電極を
スポツト溶接等を用いずに絶縁基板と絶縁壁によ
つて位置決めされ、固定されるので、電極ユニツ
トが小型に組立てられる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明による螢光表示管
の実施例について詳述する。
第1図、第2図及び第3図は、本発明の螢光表
示管、即ち単位セルを示す夫々1部破断とした正
面図、側面図及び斜視図を示す。
同面中、11は前面パネル11Aと背面パネル
11Bと側板11Cからなるガラス匡体を示す。
このガラス匡体11は例えば前面パネル11Aに
おいて縦41mm×横86mmの大きさに形成される。こ
のガラス匡体11内に螢光体層からなる複数組の
絵素となる螢光表示部即ち本例では8組の所謂螢
光体トリオ12〔12a,12b,12c,12
d,12e,12f,12g,12h〕と、これ
ら螢光体トリオ12毎に対応する8組の電極ユニ
ツト13〔13a,13b,13c,13d,1
3e,13f,131g,13h〕が対向して配
される。
8組の螢光体トリオ12は前面パネル11Aの
内面に螢光体層を被着して形成されるもので4組
つづ上下2列に配列され、この場合各螢光体トリ
オ12は赤発光、緑発光、青発光の3つの螢光体
層14R,14G,14Bにて構成される。具体
的には第8図に示すように前面パネル11Aの内
面に枠状に導電層であるカーボン層15が印刷さ
れ、枠状内の各空所に対応して、夫々赤螢光体層
14R、緑螢光体層14G及び青螢光体層14B
が一部カーボン層15上にまたがるようにして印
刷によつて形成され、その前面に中間膜を介して
例えばアルミニウムよりなるメタルバツク層16
が被着形成される。そして、この場合、螢光体ト
リオ12においては、中央に赤螢光体層14R
を、両端に夫々緑螢光体層14G及び青螢光体層
14Bを夫々配置するも、特に緑螢光体層14G
と青螢光体層14Bが一列ごとに左右逆に配置さ
れる(第10図参照)。
この各螢光体トリオ12に夫々対向するように
背面パネル11B側に電極ユニツト13が配置さ
れる。この電極ユニツト12は、螢光体トリオ1
2の各赤螢光体層14R、緑螢光体層14G及び
青螢光体層14Bに対向するように3つのワイヤ
カソードK〔KR,KG,KB〕と、そのワイヤカソ
ードKR,KG,KBに対向して夫々3つの第1グリ
ツドG1〔G1R,G1G,G1B〕が配され、更に3つの
第1グリツドG1に共通に第2グリツドG2が配置
される。
この電極ユニツト13の具体的な組立及び構成
は第4図乃至第7図に示す如くである。即ち第4
図に示す如く3つの4角形状の開口部17を有
し、各開口部17を挟む位置に夫々対の端子ピン
18a及び18bを貫通植立した絶縁基板側例え
ばセラミツクベース19が設けられる。この対の
端子ピン18a及び18bの夫々に対なすE字状
の導電性支持片20a及び20bが共通にスポツ
ト溶接され、即ち一方の導電性支持片20aが一
方の列の3つの端子ピン18aに共通にスポツト
溶接され、他方の導電性支持片20bが他方の列
の3つの端子ピン18bに共通にスポツト溶接さ
れて後、その各導電性支持片20a及び20b間
に各ワイヤカソードKG,KR,KBが架張される。
一方の支持片20aはワイヤカソードKの一端を
固定するものであり、他方の支持片20bには先
端を屈曲させたスプリング部21が設けられ、こ
のスプリング部21に各ワイヤカソードKの他端
が固定される。これによつて温度上昇によつてワ
イヤカソードKが伸びても、その伸びはスプリン
グ部21によつて吸収し、ワイヤカソードKは弛
むことがない。22は支持片20aより導出され
た端子である。各ワイヤカソードKは、例えばタ
ングステンヒータの表面に電子放出物質となる炭
酸塩を塗布して形成される。
次に、各第1グリツド,G1G,G1R,G1Bがセラ
ミツクベース19の各開口部17にて支持され
る。各第1グリツドG1G,G1R,G1Bは各ワイヤカ
ソードKG,KR,KBに対向するように円筒面を有
するように彎曲したかまぼこ状に形成され、その
円筒面に長手方向に沿つて所定ピツチをおいて多
数のスリツト23が設けられ、彎曲した両端部よ
り夫々開口部17の幅と略等しい幅の脚部24及
び25が設けられて成る。この両脚部24及び2
5がセラミツクベース19の開口部17内に挿入
されるが、このとき両脚部24及び25をその対
向方向に挟めるようにして挿入させるので、挿入
後の両脚部の元に戻る力で両脚部24及び25が
開口部17の内壁に圧接する如くなりこれによつ
て仮り支持が行わえる。一方の脚部24は端子に
利用されるために長く、他方の脚部25は短かく
形成され、開口部17に挿入した状態では一方の
脚部24は開口部17を貫通し、他方の脚部25
は開口部17内に止まるようになされる。
一方、電極ユニツトの匡体26が設けられる。
この匡体26は第2グリツドG2の一部を構成す
るもので導電材よりなり、前面に各第1グリツド
G1に対向する如き3つの開口27〔27G,2
7R,27B〕が設けられ、開口27の相互間を
仕切る如きセパレータ28が一体に内方に延長さ
れて成る。この匡体26は絞り加工で作られバレ
ル研磨が施され、放電しにくい構成となされる。
この匡体26内に共通の第2グリツドG2が挿入
配置される。この第2グリツドG2は各第1グリ
ツド,G1G,G1R,G1Bに対応した部分に第1グリ
ツドG1のスリツト23と同じ対応位置にスリツ
ト状のメツシユ部分29G,29R,29Bを形
成して構成される。この場合、メツシユ部分29
G,29R,29Bの相互間にセパレータ28が
挿通する溝30が設けられる。そして各スリツト
部分29G,29R,29Bが開口27G,27
R,27Bに臨むように且つ溝30にセパレータ
28を挿通して第2グリツドG2が匡体26内に
配される。この第2グリツドG2は匡体26の一
部にスポツト溶接され、匡体26に機械的且つ電
気的に接続されるものであり、従つて、匡体26
は第2グリツドG2を兼ねることになる。
次に、匡体26内の一方の相向する内壁面に沿
うように1対の絶縁性のセパレータ31A及び3
1Bが挿入される。このセパレータ31A及び3
1Bの内面には第1グリツドG1の側部が嵌着し
得る3つの溝部32〔32G,32R,32B〕
が設けられている。33は透孔である。このセパ
レータ31A,31Bは夫々匡体26内に挿入し
たとき、匡体26の壁部とセパレータ28との間
隙に挿入されて挾持的に保持される。またセパレ
ータ31A,31Bの上端は第2グリツドG2
当接する。
そして、このように第2グリツドG2及びセパ
レータ31A,31Bを組立てた匡体26内にワ
イヤカソードK及び第1グリツドG1を取付たセ
ラミツクベース17をそのベース内にセパレータ
31A,31Bの後端面が対接するようにして挿
入される。このとき各第1グリツドG1G,G1R
G1Bの両端が夫々セパレータ31A,31Bの溝
部32G,32R,32Bに嵌合する。従つて、
各第1グリツドG1は、その脚部24,25がセ
ラミツクベース19の開口17に差し込まれるこ
とと、第1グリツドの両側部がセパレータ31
A,31Bの溝部32に嵌合することとによつて
位置決めが正確になされる。また、ワイヤカソー
ドKが架張された一方の支持片20aより折曲延
長された端子22がセラミツクベース19とセパ
レータ31aとの間を通り匡体26の切欠を通じ
て外部に導出される。次に、導電性材よりなるリ
テーナ構体34のうちの1つの枠状のリテーナ3
4Aが匡体26内に嵌合されて、そのリテーナ3
4Aの曲げ部34aと匡体26とがスポツト溶接
されることによつてセラミツクベース19が保持
されて第5図乃至第7図に示される電極ユニツト
13が構成される。
導電性リテーナ構体34は、第4図に示すよう
に4組の電子ユニツトの匡体26に入り得る各リ
テーナ34A,34B,34C,34Dが互いに
導電性連結部35にて一体に連結され、この連結
部35が丁度匡体26の切欠36に嵌合するよう
に構成される。36はリードフレーム(図示せ
ず)にスポツト溶接する取付部、37はガラス匡
体11に取付けられる取付部である。従つて4組
の電極ユニツト13の各第2グリツドG2は、導
電性リテーナ構体34によつて互いに電気的に共
通接続される。
一方、8組の螢光体トリオ12の各色螢光体層
14R,14G,14Bを囲むように第9図に示
すような導電性材よりなるセパレータ構体40が
配置される。このセパレータ構体40は、ワイヤ
カソードからの電子ビームが第1グリツドG1
第2グリツドG2に当たつてそれよりの2次電子
が隣接する螢光体層を発光しないようにこれを阻
止するためのシールドと、夫々のワイヤカソード
Kからの電子ビームた対応する螢光体層14の全
体に照射されるように電子ビームを広げる作用い
わゆる拡散レンズの形成とを兼ね、同時に各螢光
体トリオ12に高電圧例えば8KVを与えるため
の給電手段として用いられるものである。このセ
パレータ構体40は組立てに際してはガラス匡体
11の前面パネル11Aと側板11Cとの間で支
持され、ガラスフリツトによつて固定される。即
ち、このセパレータ構体40は8組の螢光体トリ
オ12毎に夫々各色螢光体層が囲まれるように3
つの仕切られたセパレータ部41を有し、各セパ
レータ部41が互いに電極板42を介して一体に
連結された構成となされ、上端部に夫々外方に突
出する支持用爪43が設けられている。また、セ
パレータ構体40の側部には位置決め用の弾性屈
曲片44が切起される。従つて、セパレータ構体
40をガラス匡体11の側板11Cに上方より挿
入したとき、丁度支持用爪43が側板11Cの上
端面に当接してセパレータ構体40が支持される
と同時に、屈曲片44が側板11C内壁に当接し
てセパレータ構体40が所定位置に保持される。
更にこのセパレータ構体40の電極板に対応した
部分には突起45(第8図参照)が設けられ、こ
の突起45はセパレータ構体40を側板11C内
に収納し側板11C上に前面パネル11Aを重ね
合わせて封止する時に、丁度メタルバツク層16
又はカーボン層15に接触する。これによつて高
圧端子即ちアノードリード46よりの高圧が各螢
光体トリオ12に共通に供給されるようになる。
高圧が印加されるアノードリード46は第8図に
示すようにその一端がセパレータ構体40の電極
板42に接続され、他端がガラス匡体11の背面
パネル11Bに取付けた排気管47を通して外部
に導出される。このときアノードリード46は排
気管47の部分にガラス巻きしたジユメツト数
(Cu合金)を用いる。従つてアノードリード46
と排気管47との間の気密は保たれる。排気管4
7の外側には高圧カバー48が接着剤49を介し
て固定され、この高圧カバー48に設けられた外
部端子板50にアノードリード46が半田付けさ
れる。そして、この端子板50にスプリング51
を介して外部リード52が電気的に接続され、さ
らに高圧カバー48が着脱可能に例えばシリコン
ゴム製カバー53で保護される。
電極ユニツト13においては、8組の電極ユニ
ツト13a〜13dが4組づつ共通のリテーナ構
体34にて固定されて後、リードフレーム60上
の所定位置に配され、リテーナ構体34の取付部
36とリードフレーム60とがスポツト溶接され
る。その後ワイヤカソードKの端子ピン18、第
1グリツドG1の脚部24及び電極ユニツト13
a〜13d側のリテーナ構体34と夫々対応する
所定のリードフレームのリード部間が例えばリー
ド線(図示せず)を介して接続される。このと
き、前述したように第2グリツドG2は横方向に
配列された4組の電極ユニツト13a〜13dの
第2グリツドG2の同志及び4組の電極ユニツト
13e〜13hの第2グリツドG2同志は夫々リ
テーナ構体34によつて共通接続される。また第
1グリツドG1は各縦方向に配列された2個の電
極ユニツト間即ち電極ユニツト13aと13e
間、電極ユニツト13bと13f間、電極ユニツ
ト13cと13g間及び電極ユニツト13dと1
3h間で共通接続される。すなわち、縦に配列さ
れた電極ユニツト間において、その中央のG1R
志が共通接続され、右端のG1BとG1Gが共通接続
され、左端のG1GとG1Bとが共通接続される。さ
らに各ワイヤカソードKは本例では直列接続され
る。
そして、ワイヤカソードKのリード、第1グリ
ツドG1のリード、第2グリツドG2のリードは
夫々背面パネル11Bと側板11Cの下端面との
間の封止部を通つて外部に導出される。
61Fはワイヤカソードのリード、62G2
電極ユニツト13e〜13h間で共通接続された
第2グリツドG2のリード、63G2は電極ユニツ
ト13a〜13d間で共通接続された第2グリツ
ドG2のリード、64G1は電極ユニツト13a及
び13e間で共通接続された3つの第1グリツド
G1のリード、65G1は電極ユニツト13b及び
13f間で共通接続された3つの第1グリツド
G1のリード、66G1は電極ユニツト13c及び
13g間で共通接続された3つの第1グリツド
G1のリード、67G1は電極ユニツト13d及び
13h間で共通接続された3つの第1グリツド
G1のリードである。
尚、リテーナ構体34にて保持された電極ユニ
ツト13a〜13d及び電極ユニツト13e〜1
3hは、ガラス匡体11の封止時にリテーナ構体
34の両端の取付部37を背面パネル11Bと側
板11C間で挟むようにして固定される。この場
合、両端だけで固定されるので4組の電極ユニツ
トを保持しているリテーナ構体34の反り又は傾
きによつてその電極ユニツトが所定の位置より変
位してしまう慴れがある。これを防止するため
に、さらに第11図に示すように4組の電極ユニ
ツトの側面の共通のL字状の補助部材68を一体
に設け、この補助部材68の両端をも取付部69
を介して背面パネル11Bと側板11C間にて固
定するようになすこともできる。このとき、補助
部材68は導電製材にて形成される。この補助部
材68によつてリテーナ構体34の反り、傾きは
阻止され電極ユニツト13の変位が防止される。
又、第12図に示すようにゲツタ容器70からの
ゲツタ粒子の螢光面側への飛散が制限される。さ
らに、補助部材68は第2グリツドG2と同じ電
位が与えられることによつて放電阻止用となる。
即ち補助部材68によつてアノード電界の低圧側
へのしみ出しが防止され、アノード電圧が印加さ
れるセパレータ構体40と低圧側の各グリツド
G1,G2のリード及びカソードKのリードとの間
での放電が阻止される。
次に斯る構成の動作を説明する。各螢光体トリ
オ12の赤、緑及び青の各色螢光体層14R,1
4G,14Bにはアノードリード46を通じて例
えば8KV程度のアノード電圧が供給される。又
各第1グリツドG1R,G1G,G1Bには夫々例えば0
〜5V以下の電圧が印加され、また第2グリツド
G2には例えば−15V〜50Vの電圧(所謂列選択電
圧)が印加される。
この構成においてはアノード側の電圧は固定さ
れており、第2グリツドG2に与える電圧によつ
て列の選択がなされ、第1グリツドG1に与える
電圧によつて選択的にオン、オフ表示されるもの
である。即ち、例えば上列の電極ユニツト13a
〜13dの第2グリツドG2に50Vが印加され下列
の電極ユニツト13e〜13hの第2グリツド
G2にカツトオフ電圧の例えば−15Vが印加された
状態でリード64G1を通じて第1グリツドG1
例えば5Vが印加されると第1の螢光体トリオ1
2aを選択させ、その電極ユニツトにおけるカソ
ードKからの電子ビームは第1グリツドG1を通
り第2グリツドG2で加速されて対応する螢光体
層14R,14G,14Bを叩きこれを発光表示
させる。このとき第1グリツドG1に印加する電
圧5Vのパネル幅(印加時間)を制御することに
より発光輝度が制御される。
そして、第1グリツドG1に0Vが印加された時
にはカソードからの電子ビームがカツトオフされ
てその対応する螢光体層は発光表示されない。そ
してリード64G1,65G1,66G1及び67G1
を通じて順次に第1グリツドG1に電圧を印加す
ることにより上列の螢光体トリオ12a〜12d
が発光表示され、次いで第2グリツドG2の電圧
を切換え下列の第2グリツドG2に50Vを印加して
リード64G1〜67G1の順に第1グリツドG1
電圧を印加すれば下列の螢光体トリオ12e〜1
2hが発光表示される。
ワイヤカソードKからの電子ビームは第1グリ
ツドG1及びセパレータ41によつて広げられて
螢光体層14の全面に照射される。又、ワイヤカ
ソードKからの電子ビームは第1グリツドG1
第2グリツドG2に当り、第1グリツドG1、第2
グリツドG2からの2次電子が発生するが、この
2次電子は第2グリツドの匡体26のセパレータ
28及びアノード側のセパレータ41によつて阻
止されて隣接する螢光体層を叩くことがない。こ
の様にして第1グリツドG1及び第2グリツドG2
の電圧を選択的に制御することにより各螢光体ト
リオ12が順次高輝度で発光表示される。
上述した様な螢光表示セル71はユニツトケー
スに複数個組込まれて1つのユニツトが構成さ
れ、更にこのユニツトを多数配列することによつ
て大画面の表示装置が構成される。
この螢光表示セル71では、1つのセル中に8
つの絵素即ち螢光体トリオ12がコンパクトに組
込まれて構成されるので、全体として絵素が小型
化される。
また3つのワイヤカソードK及び第1グリツド
G1と共通の第2グリツドG2を、そのユニツト匡
体26が第2グリツドG2を兼ねるようにユニツ
ト化し、この電極ユニツト12を各螢光体トリオ
12に対応して配置しているので、かかる表示セ
ル71の組立、製造が容易となる。また第2グリ
ツドG2を兼ねるユニツト匡体26は所謂絞り加
工で作られるので、角部にアールが付き、耐放電
電圧が上がり、放電による事故が防止される。
また電極ユニツト13においては、各第1グリ
ツドG1がスポツト溶接等を用いずにセラミツク
ベース19に設けられた開口部17と絶縁セパレ
ータ31A,31Bの溝部32によつて位置決め
され、支持されるため、電極ユニツト13を十分
小型に組立てることができる。
また、多数の表示セル71を配列して大画面を
構成する際に、螢光面の螢光体トリオ12は、
上、下、左、右を、等ピツチに配置するため、隣
り合う表示セル71と表示セル71の隙間はほと
んど取れない。しかし、この表示セル71ではア
ノードリード46がガラス匡体11の背面パネル
11B側より排気管47を通じて導出されるの
で、隣り合う表示セル71を互いに近接して配置
できる。
さらに、螢光面における8組の螢光体トリオ1
2においては、中央が赤螢光体層14Rで両側が
緑及び青の螢光体層14G及び14Bを配して成
るが、特に緑と青の螢光体層14Gと14Bの配
置を上列と下列で変えるようにしたことにより、
見かけ上の解像度を上げることができる。
尚、上例においては、8組の螢光体トリオを配
列したが、組数はこれに限ることなく、適宜選択
できる。
また、上例では8組の電極ユニツト13におけ
るワイヤカソードKは互いに直接接続した構成と
したが、その他例えば第14図に示すような並列
接続とすることもでき、このときには1つの電極
ユニツトのワイヤカソードが断線しても、他の電
極ユニツトの動作は維持される。
また、電極ユニツトの各端子とリードフレーム
との接続は、リード線を介さずに直接両者を接続
する方法も可能である。特にワイヤカソードKの
端子の場合には支持片20aの端子22を折曲げ
延長してこれを直接リードフレームに接続するこ
ともできる。
また、上例の電極ユニツト13では、セラミツ
クベース19に端子ピン18a,18bを植立し
たが、例えば第19図及び第20図に示すよう
に、この端子ピン18a,18bを省略した構成
とすることもできる。第19図及び第20図にお
いては第1グリツドG1を支持する3つの開口部
17を夫々挟む位置に対の導電性支持片20a及
び20bを支持する透孔83a及び83bを形成
したセラミツクベース19が設けられる。一方、
対をなす導電性支持片20a及び20bとして
は、各ワイヤカソードを取付ける支持部84G,
84R,84Bが互いに連結され、中央の支持部
のリードとなる後端85Rが長く延長されると共
に、両側の支持部84G及び84Bの後端85G
及び85Bが弾性を有するように折り返されて構
成される。なお、一方の導電性支持片20aの支
持部84G,84R,84Bは固定支持部として
構成されるも、他方の導電性支持片20bの支持
部84G,84R,84Bは基部において切り込
みを設けられて全体としてスプリング部21′と
して構成される。86は導電性支持片20a及び
20bの倒れ防止部である。支持部84G,84
R,84Bの各ワイヤカソードKG,KR,KBが架
張される端部は、ワイヤカソードKのセンター出
しが行えるように切り込みを有して折曲した形状
となされる。この両支持片20a及び20bを
夫々透光83a及び83bに挿入し、両側の折り
返された後端85G,85Bで支持片20a及び
20bをセラミツクベース19に支持して後、両
支持片20a及び20b間に各ワイヤカソード
KG,KR,KBを架張するようになされる。このと
き、各リード85Rかセラミツクベース19貫通
して導出される。この構成によれば、端子ピン1
8a,18bが省略でき、電極ユニツト12を構
成する部品点数を減らすことができる。
また、上例ではアノード側のセパレータ構体4
0の保持をその支持用爪43をガラス匡体11の
前面パネル11Aと側板11C間に挟むようにし
て行つている。この場合、爪43は側板11Cの
板厚の1/2程度としているが、その爪43の先端
とガラス匡体の外側面との間の耐圧をさらに上げ
る必要があるときは、例えば第13図に示すよう
にガラス匡体11の側板11Cの内側にさらにガ
ラス板72を配し、このガラス板72と前面パネ
ル11A間でセパレータ構体40の爪43を保持
するように構成することができる。
さらに、セパレータ構体40の保持としては、
支持用爪43を省略し、セパレータ構体40を直
接ガラス匡体11の前面パネル11Aにフリツト
ガラスで固定することもできる。このときには、
支持用爪43が省略されるのでガラス匡体外部と
の放電及びガラス匡体内の放電即ち側板11Cに
沿う所謂沿面放電が確実に阻止される。このと
き、前面パネル11A側ではフリツトガラスが接
着する部分にはカーボン層15及びメタルバツク
層16が形成されないようにする。なお、表示装
置を構成したときにはガラス匡体11の前面はさ
らに螢光体トリオを除いて外光遮蔽用などの枠体
で覆われるので、フリツトガラス部分は隠され
る。
また、上例では第2グリツドG2のメツシユ部
29G,29R,29Bをスリツト状としたが、
この場合にはスリツトの長手方向の開口が大きい
ために第15図及び第16図に示すように高電界
80の入り込みで電子レンズが構成される慴れが
ある。これに対して第17図に示すようにメツシ
ユ部29G,29R,29Bが細かな亀の子状と
すれば高電界の入り込みがなくなり(第18図参
照)、電子レンズが形成されない。
また上例では第2グリツドG2の電圧を切換え
て列の選択を行つたが、その他例えばワイヤカソ
ードKを切換えて列の選択を行うこともできる。
この場合は、第27図に示すように電極ユニツト
13a〜13dのワイヤカソードKが共通接続さ
れ、また電極ユニツト13e〜13hのワイヤカ
ソードKが共通接続される。動作時には、上列及
び下列の各共通接続されたワイヤカソードKを点
灯状態にして、夫々のワイヤカソードに列選択電
圧として例えば0V〜5V以下のドライブ電圧が与
えられ、第1グリツドG1に0V〜5V以下のドライ
ブ電圧が与えられ、更に各電極ユニツト13a〜
13hの第2グリツドG2に共通に10V以下の固定
電圧が与えられる。従つて、例えば上列の電極ユ
ニツト13a〜13dのワイヤカソードKに0V
が与えられ、下列の電極ユニツト13e〜13h
のワイヤカソードKをカツトオフの例えば5Vが
与えられた状態でリード64G1を通じて第1グ
リツドG1に例えば5Vが印加されると第1の螢光
体トリオ12aが発光表示される。第1グリツド
G1に0Vが印加された時には電子ビームはカツト
オフされて対応する螢光体層は発光表示されな
い。そしてリード64G1,65G1,66G1及び
67G1を通じて順次第1グリツドG1に電圧を印
加すれば上列の螢光体トリオ12a〜12dが発
光表示され、次でワイヤカソードKのドライブ電
圧を切換え下列のワイヤカソードKに0Vを与え
て同様にリード64G1〜67G1に順に第1グリ
ツドG1の電圧5Vを印加すれば下列の螢光体トリ
オ12e〜12hが発光表示される。この場合、
各電極ユニツト13a〜13hにおいては互いに
第2グリツドG2を共通接続した構成がとられる。
例えば第21図及び第22図に示すように、共通
の導電性補助部材68が設けられ、この補助部材
68が各電極ユニツト13a〜13hのリテーナ
構体34にスポツト溶接される。或いは図示せざ
るも各電極ユニツト匡体26の切欠86を形成し
た際の切欠部分を折曲げて、この折曲部に補助部
材68がスポツト溶接され、各第2グリツドG2
が共通接続される。
第23図及び第24図は2組の螢光体トリオを
有して成る本発明の他の実施例である。
この例は、前面パネル11Aにおいて縦39mm×
横86mmの大きさのガラス匡体11内に2組の電極
ユニツト90〔90a,90b〕を配置し、これ
ら電極ユニツト90に対向するように前面パネル
11Aの内面に2組の螢光体トリオ12〔12
a,12b〕を配列して構成される。螢光面側に
前述と同様に各螢光体トリオ12の各色螢光体層
14R,14G,14Bを囲むように導電性材よ
りなるセパレータ構体40が配置される。
この場合の電極ユニツト90は、細かな亀の子
状のメツシユ部29B,29R,29Gを有した
第2グリツドG2をスポツト溶接したユニツト匡
体26と、3つの第1グリツドG1B,G1R,G1G
と、対の導電性支持片20a及び20b間に架張
された3つのワイヤカソードKB,KR,KGとから
成る。そして、第2グリツドG2の一部を構成す
るユニツト匡体26と、各第1グリツドG1と、
対の支持片20a及び20bは夫々ガラス匡体1
1の背面パネル11bの内面上に配したリードフ
レーム60に直接スポツト溶接して電気的且つ機
械的に支持される。
ワイヤカソードKを支持するE字状の導電性支
持片20においては、第26図に示すように一方
が固定支持片20aであり、他方がスプリング部
21′を有した支持片20bとなされる。支持片
20a,20bの各ワイヤカソードKB,KR,KG
が架張される端部は、ワイヤカソードKのセンタ
ー出しが行なえるように切り込みを有して折曲し
形状となされる。
一方、本例では前面パネル11Aに近い位置に
セパレータ構体40の一部に電気的且つ機械的に
支持した導電性のゲツタ容器70が配され、この
ゲツタ容器70にアノードリード46が接続され
ている。
さらに、セパレータ構体40の保持に関して
は、支持用爪43が省略され、セパレータ構体4
0が直接ガラス匡体11の前面パネル11Aにフ
リツトガラス81で固定される。即ち、セパレー
タ構体40の電極板に開孔80が設けられ、電極
板よりこの開口80に延長する延長部82と前面
パネル11Aがフリツトガラス81で固定され
る。この場合、前面パネル11A側ではフリツト
ガラス81が接着する部分にはカーボン層15及
びメタルバツク層が形成されないようにする。こ
のため、カーボン層15のパターンは第25図に
示す如く形成される。またセパレータ構体40の
開孔80の辺より複数の切起部83が一体に設け
られこれが弾性的に折り返されて、メタルバツク
層16及びカーボン層15に接触し、この切起部
83によつて螢光面とセパレータ構体40との電
気的接続が行われる。なお、表示装置を構成した
ときにはガラス匡体11の前面にさらに螢光体ト
リオを除いて外光遮蔽用などの枠体で覆われるの
でフリツトガラス部分は隠される。このようにセ
パレータ構体40が直接ガラス匡体11の前面パ
ネル11Aに固定するときは、支持用爪43が省
略されるので、前述したようにガラス匡体外部と
の放電及びガラス匡体内の側板11Cの内面に沿
う所謂沿面放電が阻止される。このセパレータ構
体40の保持方法及びセパレータ構体40と螢光
面とのコンタクトは前述の第1図及び第2図の例
においても適用できる。そして、この第23図及
び第24図に示す表示セル71′を多数配列する
ことによつても、大画面の表示装置が得られる。
表示セル71′の配列に際しては前述と同様に列
(水平ライン)毎に緑と青の螢光体層14Gと1
4Bを左右逆に配すれば見かけ上の解像度が上が
る。
〔発明の効果〕
上述した本発明によれば、螢光体トリオの単位
で一体的に保持された電極ユニツトが構成され、
小型化された高輝度発光の螢光表示管、即ち表示
セルが得られる。従つて、この表示セルを多数配
列することによつて、実用に適する程度に小型化
された大画面の表示装置が得られる。
そして、この表示セルを構成する電極ユニツト
においては、各制御電極(第1グリツド)がスポ
ツト溶接等を用いずに単に電極ユニツト内に配さ
れる絶縁基板と絶縁壁によつて位置決めされ、固
定されるため、電極ユニツトを十分小型に組立て
ることができる。従つて、このような小型の表示
セルの組立、製造を容易ならしめ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明による螢光表示管の
実施例を示す1部破断とした平面図及び側面図、
第3図はその1部破断とした斜視図、第4図は電
極ユニツトの分解斜視図、第5図は電極ユニツト
の平面図、第6図は第5図のA−A線上の断面
図、第7図は第5図のB−B線上の断面図、第8
図は第2図の要部の拡大断面図、第9図はアノー
ド側のセパレータ構体の斜視図、第10図は螢光
体トリオの配列状態を示す平面図、第11図は本
発明の複数連結された電極ユニツト部分の他の実
施例を示す斜視図、第12図はゲツタ容器の配置
部分を示す断面図、第13図は本発明の他の実施
例を示す断面図、第14図はカソードの接続方法
の他の例を示す線図、第15図及び第16図は本
発明の説明に供する第2グリツドG2の平面図及
びそのC−C線上の断面図、第17図は第2グリ
ツドG2の他の例を示す要部の平面図、第18図
はその断面図、第19図及び第20図は電極ユニ
ツトのワイヤカソードの支持構造の他の例を示す
分解図及び断面図、第21図及び第22図は電極
ユニツトの連結構造の他の例を示す平面図及び断
面図、第23図及び第24図は本発明による螢光
表示管の他の実施例を示す1部破断とした平面図
及び側面図、第25図はカーボン層のパターンを
示す平面図、第26図はワイヤカソードの支持片
の例を示す斜視図、第27図はカソードの接続方
法の他の例を示す線図、第28図及び第29図は
従来の表示セルの例を示す平面図及びその断面図
である。 11はガラス匡体、12〔12a〜12h〕は
螢光体トリオ、13〔13a〜13h〕は電極ユ
ニツト、KG,KR,KBはワイヤカソード、G1G
G1R,G1Bは第グリツド、G2は第2グリツド、1
7はセラミツクベース、26は電極ユニツト匡
体、31A,31Bは絶縁性セパレータ、46は
アノードリード、47は排気管である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 赤、緑、青の3色の螢光体層を配列してなる
    螢光体トリオと、 上記螢光体トリオの各螢光体層にそれぞれ対向
    して配置される電子ビーム源としてのカソード、
    制御電極及び加速電極とを有し、 上記螢光体トリオの各色に対応した上記カソー
    ド、制御電極、加速電極を、上記螢光体トリオの
    単位で一体的に保持して電極ユニツトを構成して
    なり、 上記電極ユニツト内において、上記螢光体トリ
    オの各色の上記螢光体層に対応する上記各制御電
    極は、絶縁基板上に取りつけられるとともに、 該各制御電極の側部は絶縁壁にて支持されて成
    ることを特徴とする螢光表示管。
JP25635884A 1984-12-04 1984-12-04 螢光表示管 Granted JPS61135033A (ja)

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