JPH0588746U - 塗型剤吹付装置 - Google Patents

塗型剤吹付装置

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JPH0588746U
JPH0588746U JP3394092U JP3394092U JPH0588746U JP H0588746 U JPH0588746 U JP H0588746U JP 3394092 U JP3394092 U JP 3394092U JP 3394092 U JP3394092 U JP 3394092U JP H0588746 U JPH0588746 U JP H0588746U
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JP3394092U
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Inventor
三郎 佐野
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株式会社静岡鐡工所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全で簡単な作業によって砂型の表面に塗型
剤を漏れなく均一に吹付けることを可能にする塗型剤吹
付装置を提供することを目的とする。 【構成】 装置本体と、装置本体に回動可能に取付けら
れた基台と、基台を回動させる基台駆動手段と、基台上
に設けられ基台上に載置される金枠を固定するクランプ
手段と、装置本体であって基台の下方に設けられ塗型剤
を収容する途型剤収容槽と、塗型剤収容槽内の塗型剤を
基台に固定された金枠内の砂型の表面に吹付ける吹付具
と、装置本体に設けられ塗型剤収容槽内の塗型剤を吸引
して吹付具に供給する塗型剤供給手段と、を具備したも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金枠内に充填されて所定の形状に仕上げられて適度に固まった状態 にある砂型の表面に塗型剤を吹付ける際に使用する塗型剤吹付装置に係り、特に 、塗型剤吹付作業を容易にするとともに漏れなく均一に吹付けることができるよ うに工夫したものに関する。
【0002】 例えば、各種工作機械等の機器本体を鋳造により製造する場合には、次のよう な手順により行なわれる。まず、図8に示すように、定盤101が設置されてい て、この定盤101上に任意形状の木型103を設置する。次に、木型103を 覆うように金枠105を設置する。上記金枠105の底面(図中上方に位置して いる)は格子状になっていて、砂107を充填するための複数個の穴109が形 成されている。上記複数個の穴109を介して砂107を金枠105内に充填し ていく。尚、砂107としては、例えば、その耐熱温度が1000℃程度のものを使 用する。砂107を充填した後、金枠105を図示しないクレーン装置によって 吊り上げて反転させると、図9に示すような状態になっている。
【0003】 図9に示すように、金枠105内には木型103の形状に応じて凹凸状になっ た砂型が形成されており、砂107はその状態で適度に固まった状態にある。次 に、砂型の表面に塗型剤を塗布する。これは、砂型のままで注湯して鋳造した場 合には、製品の表面が砂の影響でざらついた状態になってしまうからであり、叉 、砂107が鋳肌に焼き付いてしまう(ベーニング現象という)からである。そ こで、上記塗型剤を塗布することにより製品の表面を滑らかにし、砂を溶金の熱 から保護するとともに離型を促すものである。尚、塗型剤としては、例えば、黒 鉛、シリコンフラワ或いはジルコンフラワ等の耐火材の他粘結剤その他のものを 含む液状の材料が使用される。叉、その際の溶剤としては水又はアルコール等が 使用される。
【0004】 同様にして別の砂型を製造する。すなわち、別の金枠105内に上記木型10 3に対応する別の木型(図示せず)を配置して砂107を充填し、所定の形状の 砂型を作成する。その砂型の表面にも同様に塗型剤を塗布する。そして、所定の 形状に仕上げられて適度に固まった状態の砂型を収容した一対の金枠103、1 03を合わせる。そして、湯口カップを取付けてそこから湯(溶解した鋳材)を 注ぐ。後は、所定の養生期間を経て、金枠、砂型を撤去すれば所定の形状の製品 が鋳造されることになる。尚、上記湯としては、1500℃乃至1530℃で溶解した状 態の鋳材を1400℃前後で湯口より注湯するものである。
【0005】 ところで、塗型剤の塗布であるが、これは次のような方法により行なわれてい る。まず、刷毛を使用した方法がある。これは、作業員が刷毛を使用して塗型剤 を砂型の表面に塗布していくものである。これとは別に塗型剤吹付具を使用して 吹き付けていく方法がある。その際、砂型を収容した金枠105の向きを適宜変 えていく必要があり(例えば反転させる)、そこで、クレーン等によって金枠1 05を吊り上げて適宜その向きを変えながら行なっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、刷毛による塗型 剤の塗布作業は極めて煩雑であり、叉、塗布漏れがあったりして、塗型剤を漏れ なく均一に塗布することが困難であるという問題があった。叉、塗型剤吹付具を 使用して行なう方法の場合には、上記したように、金枠をクレーン等によって吊 り下げて、適宜反転させたりその向きを変えなければならず、その作業が極めて 困難であるとともに危険であるという問題があった。
【0007】 本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、簡 単で安全な作業によって砂型の表面に塗型剤を漏れなく均一に吹付けることを可 能にする塗型剤吹付装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するべく本願考案による塗型剤吹付装置は、装置本体と、上記 装置本体に回動可能に取付けられた基台と、上記基台を回動させる基台駆動手段 と、上記基台上に設けられ基台上に載置される金枠を固定するクランプ手段と、 上記装置本体であって上記基台の下方に設けられ塗型剤を収容する塗型剤収容槽 と、上記塗型剤収容槽内の塗型剤を上記基台に固定された金枠内の砂型の表面に 吹付ける吹付具と、上記装置本体に設けられ上記塗型剤収容槽内の塗型剤を吸引 して上記吹付具に供給する塗型剤供給手段と、を具備したことを特徴とするもの である。
【0009】 その際、装置本体の前面側に吹付けた塗型剤が跳ね返って作業員に付着するこ とを防止するためのスプラッシュガードを移動可能に取付けることが考えられる 。叉、吹付具を装置本体の前面側であって両側部にそれぞれ1個ずつ設けること が考えられる。叉、基台を水平な状態から90°以上の所定角度だけ回動させて 、金枠内の砂型の表面に吹付けられた塗型剤の余剰分を塗型剤収容槽内に落下さ せることが考えられる。さらに、塗型剤供給手段を吸引した塗型剤の一部を塗型 剤収容槽内に戻すことにより、塗型剤収容槽内を攪拌させることが考えられる。
【0010】
【作用】
まず、基台上に金枠を載置して、これをクランプ手段によってクランプして固 定する。尚、金枠内には所定の形状に仕上げられた砂型が収容されている。次に 、吹付具を把持して塗型剤を上記砂型の表面に吹付ける。塗型剤は塗型剤収容槽 内に収容されていて、これを塗型剤供給手段により吸引して上記吹付具に供給す る。この塗型剤の吹付に際して、基台を基台駆動手段によって適宜回動させなが ら行なう。よって、砂型の表面の全面に対して効率良く塗型剤を吹き付けていく ことができる。
【0011】 叉、スプラッシュガードを移動可能に取付けた場合には、作業員はこのスプラ ッシュガードの後ろ側に立って吹付作業を行なうことができ、砂型より跳ね返っ てきた塗型剤が付着することを防止できる。叉、吹付具を装置本体の前面側であ って両側部にそれぞれ1個ずつ設けた場合には、作業性を考慮して何れか一方の 吹付具を使用して行なえばよい。叉、基台を水平な状態から90°以上の所定角 度だけ回動させることにより、金枠内の砂型の表面に吹付けられた塗型剤の余剰 分を塗型剤収容槽内に落下させることができる。塗型剤の均一な吹付が可能とな る。さらに、塗型剤供給手段を吸引した塗型剤の一部を塗型剤収容槽内に戻すこ とにより、塗型剤収容槽内を攪拌させることができ、それによって、塗型剤収容 槽内の塗型剤の沈澱を効果的に防止することができる。
【0012】
【実施例】
以下、図1乃至図7を参照して本考案の一実施例を説明する。図1は本実施例 による塗型剤吹付装置の全体構成を示す斜視図である。まず、装置本体1があり 、この装置本体1の上には、基台3が矢印a方向に回動可能に取付けられている 。上記基台3には図3に示すように、シャフト5が固定されていて、このシャフ ト5の両端は軸受7、9によって軸支されている。上記シャフト5の一端は基台 駆動手段11に連結されている。
【0013】 上記基台駆動手段11は、図1に示すように、駆動モータ13を備えていて、 この駆動モータ13には減速機15が連結されいて、さらにギヤボックス17内 に収容されたギヤ群(図示せず)に連結されている。上記ギヤ群には既に述べた シャフト5の一端が連結されている。よって、駆動モータ13を適宜の方向に回 転させることにより、減速機15及びギヤ群を介してシャフト5が回転し、それ によって、基台3が同方向に回動することになる。
【0014】 基台3上には金枠19が載置される。この金枠19内には所定の凹凸状に形成 された砂型18が収容されている。上記基台3には、上記金枠19を固定するク ランプ手段21が取付けられている。クランプ手段21は、基台3の左右に1個 ずつ設けられている。その一方の構成を図3、図4、図6、図7に示す。まず、 図3に示すように、基台3には溝23、25、27が形成されている。叉、図4 及び図6に示すように、基台3を挟んで上下には板体29、31が配置されてい て、これら板体29、31は上記溝23、25、27を通して配設された連結部 材33、35、37を介して一体化されている。
【0015】 上記板体31の下方には、図4及び図6に示すように、油圧シリンダ39、4 1が取付けられている。油圧シリンダ39、41を適宜駆動して、ロッドを出没 させることにより、板体31と基台3との間隔を調整する。それによって、基台 3の上面側の板体29を昇降させる。そして、板体29を下降させることにより 、板体29と基台3との間に介挿された金枠19に固着された鍔部20(図7に 示す)を挟み込み、それによって、金枠19を基台3上に固定するものである。
【0016】 上記構成を図6を参照してさらに詳しく説明する。まず、油圧シリンダ39の ロッド40には部材38が固着されていて、この部材38の側部にはカムフロア 42が取付けられている。一方、基台3側からはガイド部材44が突設されてい て、上記カムフロア42はこのガイド部材44に係止するように配置されている 。叉、板体31側には別のカムフロア46が取付けられていて、このカムフロア 46は上記ガイド部材44に対して、上記カムフロア42とは反対側より係止す る関係になっている。尚、油圧シリンダ39側についても同様の構成になってお り、図中同一符号を付して示す。
【0017】 上記構成において、油圧シリンダ39、41を駆動してロッド40を伸張させ ていくと、部材38が基板3の下面に当接する。そこからさらにロッド40を伸 張させていくと、板体31側が下降していくことになり、それによって、板体2 9が下降して、金枠19の鍔部20を基台3上に挟んで締結・固定することにな る。逆に、油圧シリンダ39、41を駆動してロッド40を収縮させていくと、 上記とは逆の動作となって、金枠19の鍔部20の締結・固定は解除される。叉 、金枠19の大きさによって、クランプ手段21、21が溝23乃至27に沿っ て移動することになるが、その場合には、カムフロア42、46とガイド部材4 4との関係によって円滑な移動が得られる。
【0018】 ところで、基台3の回動範囲ひいては金枠19の回動範囲であるが、これは図 1及び図2に示すようなものである。まず、基台3ひいては金枠19が水平状態 にある状態を初期位置とする(図中実線で示す)。そこから、装置本体1の前面 側に向かって90°以上の所定角度(本実施例では135°)だけ回動可能にな っている(これを終端位置とする)。つまり、基台3ひいては金枠19の上面が 下向きになるところまで回動させることができるようになっている。尚、その回 動範囲の初期位置と終端位置の検出はそれぞれ図示しないリミットスイッチによ り検出され、それによって、駆動モータ13のオン・オフを制御する。叉、それ ぞれストッパ43、45が設置されていて、それ以上の回動は規制されるように なっている。
【0019】 基台3の下方には塗型剤収容槽47が設置されている。この塗型剤収容槽47 内には水に溶かした塗型剤49が収容されているとともに、塗型剤供給手段51 が設置されている。まず、塗型剤供給ポンプ53が設置されていて、この塗型剤 供給ポンプ53の吸込側は上記塗型剤収容槽47内に浸漬されている、叉、塗型 剤供給ポンプ53の吐出側には、3本の吐出チューブ55、57、59が接続さ れている。この内、吐出チューブ55、57には、吹付具61、63が接続され ている。叉、吐出チューブ59は戻り配管として塗型剤収容槽47まで配設され ている。そして、バルブ65、67、69の開度を適宜調整することにより、塗 型剤49を吹付具61、63に供給するとともに、その一部を塗型剤収容槽47 に戻し、それによる水流によって塗型剤収容槽47内の塗型剤49を適宜攪拌し て沈澱を防止する。
【0020】 上記吹付具61、63は、図1に示すように、装置本体1の前面側の左右にそ れぞれ設置されている。吹付具61は、吐出チューブ55の先端に連結されてい て、図示しないバルブを開閉することにより、塗型剤49を吹き付けるものであ る。叉、非使用時には図1に示すように、装置本体1に形成された係止部に係止 させておく。尚、係止させた状態では、吹付具61の先端が塗型剤収容槽47の 上に位置しているので、塗型剤49が不用意に外部にたれるようなことはない。 叉、吹付具61にはカバー71が取付けられている。尚、吹付具63も同様の構 成になっている。
【0021】 装置本体1の前面側にはスプラッシュガード73が左右方向に移動可能に取付 けられている。すなわち、図5にも示すように、装置本体1の前面側であって下 端部にはガイドレール75が左右方向に敷設されている。一方、ガイドレール7 5を上下方向から挟み込むようにしてガイドローラ77、79が設置されていて 、これらガイドローラ77、79は移動体81に取付けられている。尚、上記ガ イドローラ77、79は二箇所に設置されている。この移動体81には、取付部 83、85が取付けられていて、これら取付部83、85には取付穴87が形成 されている。上記スプラッシュガード73には2本の取付パイプ89、91が取 付けられていて、これら取付パイプ89、91を上記取付部83、85の取付穴 87に差し込むことにより、スプラッシュガード73を移動体81に固定する。 スプラッシュガード73の移動は、作業員が手動により行なう。尚、上記スプラ ッシュガード73には透明な窓73aが設けられていて、そこから作業状況を監 視できるようになっている。叉、装置本体1の前面側であって左側には操作盤9 5が設置されており、叉、装置本体の左右には基台3の回動を操作する操作部9 7、99が設置されている。上記操作盤95には各種操作釦が設置されていると ともに、操作部97、99にも基台3を回動させるための釦が設置されている。
【0022】 以上の構成を基にその作用を説明する。まず、従来例の説明で示したように、 定盤上に木型を配置してそこに金枠19を被せて砂を充填し、金枠19内に所定 の砂型18を形成する。次に、所定の凹凸状に形成された砂型を収容した金枠1 9を図示しないクレーン等によって基台3上に載置する。次に、一対のクランプ 手段21、21を金枠19方向に移動させて、それぞれの板体29を金枠19の 鍔部20に係止させる。その状態で、各クランプ手段21、21の油圧シリンダ 39、41を駆動させて、板体29を基台3側に引き寄せることにより、金枠1 9の鍔部20をクランプして金枠19を基台3に固定する。
【0023】 次に、塗型剤49の吹付作業を開始する。すなわち、図1に示すように、作業 員93が左右何れかの吹付具、例えば、右側の吹付具63を把持して図示しない バルブを開弁させることにより、塗型剤49を金枠19内の砂型の表面に吹付け ていく。その際、基台3ひいは金枠19を適宜回動させながら行なう。これは、 砂型の表面に塗型剤49を漏れなく均一に吹付けるためであり、従来のようにク レーン等によって吊り下げながら行なっていたのを、基台3の回動動作により実 現するものである。例えば、基台上昇スイッチをオンさせると、基台3が前面側 に自動的に回動していく。そして、135°回動したところで自動的に停止する 。次に、塗型剤吹付作業を完了した後、
【0024】 基台3ひいては金枠19は、図1に示すように、90°以上の所定角度、すな わち、135°だけ回動することができるので、砂型の表面に吹付けられた塗型 剤49の内余剰の塗型剤49は下方に落下することになり、塗型剤収容槽47内 に収容される。作業員93は吹き付けた塗型剤49が砂型の表面を跳ね返って自 身に付着しないように、スプラッシュガード73を後方から作業を行なう。そし て、作業員は、スプラッシュガード73を左右方向に適宜移動させながら作業を 行なうとともに、左右の吹付具61、63を適宜使い分けて作業を行なっていく 。
【0025】 塗型剤供給ポンプ53により供給される塗型剤49の一部は、吐出チューブ6 9を介して塗型剤収容槽47内に戻されるようになっており、それによる水流に よって塗型剤収容槽47内の塗型剤49が適度に攪拌されることになるので、塗 型剤49が不用意に沈澱してしまうようなことはない。そして、塗型剤49の吹 付作業が終了したら、基台3ひいては金枠19を水平の初期位置に戻し、クラン プ手段21、21によるクランプを解除する。後は、クレーン等を使用して金枠 19を基台3上より撤去して別の場所に搬送すればよい。
【0026】 以上本実施例によると次のような効果を奏することができる。まず、塗型剤4 9の吹付作業が簡単になり、作業効率を大幅に向上させることができる。これは 、砂型18を収容した金枠19を基台3上に固定すれば、後は、これを適宜回動 させながら作業を行なえばよく、作業員は前面側にいて吹付具61、63によっ て塗型剤49を吹付ければよいからである。よって、砂型18の表面に対して漏 れなく均一に塗型剤49を吹付けることができる。そして、従来のように、クレ ーン等を使用した大掛かりな作業が一切不要となり、叉、一人の作業員で作業を 行なうことができる。
【0027】 叉、基台3ひいては金枠19は水平の初期位置から前面側に135°回動する ようになっているので、金枠19の上面が若干下向きになり、砂型18の表面に 吹付けられた塗型剤49の余剰分が塗型剤収容槽47内に落下・収容されること になる。これは、砂型18の表面に塗型剤49を均一に吹付ける上で効果的なこ とである。叉、余剰の塗型剤49は塗型剤収容槽47内に必ず捕集されるので、 塗型剤49によって周囲が不用意に汚れるようなこともい。叉、捕集された塗型 剤49は繰り返し吹付に供されることになるので無駄がない。
【0028】 吹付具61、63を使用して吹付作業を行なう場合に、スプラッシュガード7 3を左右方向に移動させながら使用することにより、砂型18より跳ね返った塗 型剤49が作業員に付着するようなことを防止することができる。特に、スプラ ッシュガード73には透明な窓73aが設けられているので、そこから作業の様 子を監視することができる。叉、スプラッシュガード73の下端部は内側に向か って折曲・形成されていて、その先端が塗型剤収容槽47内に位置するようにな っているので、スプラッシュガード73に付着してたれていく塗型剤49は塗型 剤収容槽47内に確実に捕集されることになり、周囲が不用意に汚れるようなこ とはない。
【0029】 クランプ手段21、21は左右方向に移動可能に取付けられているので、金枠 19の大きさが変化してもそれに容易に対応してこれをクランプ・固定すること ができる。叉、吹付具61、63が左右にそれぞれ設置されているので、作業性 を考慮して何れか使い易い方を使用することができる。
【0030】 尚、本考案は前記一実施例に限定されるものではない。まず、基台3をどのよ うな制御で回動させるかについては任意に設定すればよく、その制御内容を特に 特定するものではない。叉、前記一実施例では特にライン化したものとしては説 明しなかったが、鋳造ラインに組み込むようにして使用してもよい。その場合に は、砂型18を収容した金枠19が、例えば、コンベアによって前工程より搬送 され、そこから、駆動ローラ機構等を使用して、基台3上に移送される。後は、 前述したような吹付作業が行なわれ、作業が終了したら、再度駆動ローラによっ てコンベア合うに移送され、次の肯定に搬送されていくことになる。その他、各 部の構成は図示したものに限定されず、公知のあらゆる手段により構成すること が考えられる。
【0031】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案による塗型剤吹付装置によると、砂型を収容した金 枠を基台上に固定すれば、これを適宜回動させることができるので、従来のよう にクレーン等を使用して金枠を反転させるような必要はなく、塗型剤吹付作業が 簡単なものとなり、作業効率を向上させることができる等その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図で塗型剤吹付装置の
斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す図で塗型剤吹付装置の
側面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す図で塗型剤吹付装置の
正面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す図で図3のIV-IV 断面
図である。
【図5】本考案の一実施例を示す図でスプラッシュガー
ド及びその取付部の構成を示す図である。
【図6】本考案の一実施例を示す図でクランプ手段の構
成を示す図である。
【図7】本考案の一実施例を示す図でクランプ手段の構
成を示す図である。
【図8】従来例を示す図で金枠内に砂を充填する様子を
示す断面図である。
【図9】従来例を示す図で砂型を収容した金枠を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 装置本体 3 基台 11 基台駆動手段 19 金枠 21 クランプ手段 47 塗型剤収容槽 49 塗型剤 51 塗型剤供給手段 61 吹付具 63 吹付具 73 スプラッシュガード

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、上記装置本体に回動可能に
    取付けられた基台と、上記基台を回動させる基台駆動手
    段と、上記基台上に設けられ基台上に載置される金枠を
    固定するクランプ手段と、上記装置本体であって上記基
    台の下方に設けられ塗型剤を収容する塗型剤収容槽と、
    上記塗型剤収容槽内の塗型剤を上記基台に固定された金
    枠内の砂型の表面に吹付ける吹付具と、上記装置本体に
    設けられ上記塗型剤収容槽内の塗型剤を吸引して上記吹
    付具に供給する塗型剤供給手段と、を具備したことを特
    徴とする塗型剤吹付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塗型剤吹付装置におい
    て、装置本体の前面側には吹付けた塗型剤が跳ね返って
    作業員に付着することを防止するためのスプラッシュガ
    ードが移動可能に取付けられていることを特徴とする塗
    型剤吹付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の塗型剤吹付装置におい
    て、吹付具は装置本体の前面側であって両側部にそれぞ
    れ1個ずつ設けられていることを特徴とする塗型剤吹付
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の塗型剤吹付装置におい
    て、基台は水平な状態から前面側に90°以上の所定角
    度だけ回動し、金枠内の砂型の表面に吹付けられた塗型
    剤の余剰分を塗型剤収容槽内に落下させることができる
    ようになっていることを特徴とする塗型剤吹付装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の塗型剤吹付装置におい
    て、塗型剤供給手段は、吸引した塗型剤の一部を塗型剤
    収容槽内に戻すことにより、塗型剤収容槽内を攪拌させ
    るものであることを特徴とする塗型剤吹付装置。
JP3394092U 1992-04-23 1992-04-23 塗型剤吹付装置 Pending JPH0588746U (ja)

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