JPH0588943U - オフセット輪転印刷機用冷却ローラの結露防止機構 - Google Patents
オフセット輪転印刷機用冷却ローラの結露防止機構Info
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- JPH0588943U JPH0588943U JP033544U JP3354492U JPH0588943U JP H0588943 U JPH0588943 U JP H0588943U JP 033544 U JP033544 U JP 033544U JP 3354492 U JP3354492 U JP 3354492U JP H0588943 U JPH0588943 U JP H0588943U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 冷凍機、プレート式熱交換器及び冷却塔から
成るオフセット輪転印刷機の冷却ローラ用冷水製造装置
の冷凍機冷却用循環水系に、当該循環水を冷却ローラに
供給するバイパス循環路を設けたオフセット輪転印刷機
用冷却ローラの結露防止機構。 【効果】 夏場に於ける印刷機の運転停止中に於ける結
露の発生が防止され、従ってまた紙切れも生じない。
成るオフセット輪転印刷機の冷却ローラ用冷水製造装置
の冷凍機冷却用循環水系に、当該循環水を冷却ローラに
供給するバイパス循環路を設けたオフセット輪転印刷機
用冷却ローラの結露防止機構。 【効果】 夏場に於ける印刷機の運転停止中に於ける結
露の発生が防止され、従ってまた紙切れも生じない。
Description
【0001】
本考案は、オフセット輪転印刷機用冷却ローラの結露防止機構に関するもので ある。
【0002】
図1は、オフセット輪転印刷機の概略図である。 印刷前の紙1は通常、紙ロールから供給され複数の印刷胴2からインキを転写 され印刷される。印刷が完了した紙3は乾燥機4内に入り、印刷インキ中に含ま れる溶剤を乾燥除去するために熱風が吹き付けられる。
【0003】 乾燥機4を出た紙5の温度は100〜130℃であるため複数の冷却ローラ6 により常温紙7に冷却される。
【0004】 冷却ローラ6には冷水製造装置より12〜18℃の冷水が入路管8を通じて供 給される。冷却ローラ6に入った冷水は紙から奪った熱により昇温し、出路管9 を通じて元の冷水製造装置に還る。
【0005】 図2は従来の冷水製造装置のフローを示したものである。 冷却ローラ6から出路管9を通って還った昇温水は、ポンプ10により冷凍機 11の冷却器12に送られて冷却され、冷水タンク16に入り、再び入路管8を 通じて冷却ローラ6に供給される。
【0006】 冷凍機11を構成する主要部分は、冷媒の蒸発熱により水を冷却する冷却器1 2及びこの蒸気を圧縮する圧縮機と圧縮冷媒蒸気を冷却水で冷却凝縮させるため の凝縮器13から成る。圧縮機を駆動するための動力は通常電気が使用される。
【0007】 圧縮冷媒蒸気を冷却凝縮するために凝縮器13に供給される冷却水は冷却塔1 4からポンプ15により行なわれる。凝縮器13で冷媒の凝縮熱を吸収し、昇温 した冷却水は冷却塔14の上部に還され、内部に設置された分散板の表面を伝っ て流下する。
【0008】 その際ファン17により吸引され上昇する空気と接触し、水の一部が蒸発し水 温が下がる。流下した水は冷却塔14の下部の水槽に溜まり、ポンプ15により 再び凝縮器13に送られる。
【0009】 尚、冷凍機11には凝縮器13の冷却を直接空気によって行なう、所謂空冷式 の種類もある。
【0010】
而して、冷却ローラ6には冷凍機11で製造された12〜18℃の冷水が供給 せられるため、夏場に於ては当該ローラ6表面に於ける結露の発生を避け得なか った。
【0011】 その結果、印刷機にはロールに巻かれた帯状印刷紙が印刷機入口から出口まで 一連につながっているため、冷却ローラ6表面に生じた結露により印刷紙が濡れ て紙切れが生じると云う問題があった。
【0012】 因に、印刷紙には張力が掛っているので、紙が部分的に破れることはなく、微 細な傷でも全面破断となる。
【0013】 従って、一度紙切れすると、印刷が中断され、再度の紙通し作業が必要となる 結果、自ずと生産効率の低下を招くと共に、作業者にも大きな負担を余儀なくす るものとなっていた。
【0014】 この結露による紙切れは、印刷機運転停止中にのみ発生し、印刷機運転中(冷 却ローラ6回転中)には発生しない。これは冷却ローラ6上を通過する紙の量に 比し結露する水の量は微少で、結露水は全て通過する紙に吸収された上持ち去ら れると共に、紙の接触していない冷却ローラ6表面に発生する結露は遠心力でそ の殆どが飛散され、多量に付着することはないからである。
【0015】 而して、印刷機運転停止中に於ける冷却ローラ6表面の結露を防止するために は、冷却ローラ6が停止すると直ちに内部の冷水を結露を生じない温度の常温水 で置換すると共に、印刷機が運転を開始すると冷却ローラ6に再び冷水が通され る構成、すなわち印刷機の運転と停止に伴ない冷水と常温水が交互に置換される 構成とするのが簡便である。尚、ここに常温水の温度は理論的には冷却ローラ6 の近傍空気の露点より高ければよい。
【0016】 然しながら、この置換操作は冷水と常温水が混合するものであるため、次のよ うな問題を解決する必要がある。
【0017】 (1)常温水は冷水より温度が高いため混合による冷凍機の負荷が増大する。従 って、常温水はできるだけ温度が低く、混合する量も少ない方がよい。
【0018】 (2)冷水系内の水は循環水であり、腐蝕の原因となり溶存酸素量が少く、スケ ールとかスライム発生の心配がない。従って、置換する常温水もかかる点 で同質でなくてはならない。
【0019】 (3)置換の際に常温水系と冷水系に水の移動が生じるのは好ましくない。従っ て、常温水系から冷水系に移った水と同量の水が冷水系から常温水系に移 るのが最も好ましい。因に、常温水系と冷水系が連通した一つの系とみな される場合はこの条件を満足する。
【0020】 (4)常温水の製造及び置換の設備は簡潔であることが望ましい。
【0021】 斯かる実状に於て、本考案者は上記の条件を満す方法につき種々検討を重ねた 結果、例えば、図2に示す如き従来冷水製造装置の冷却塔14と冷凍機11間の 循環水を常温の置換水として使用した場合には、上記(1)、(4)は満足する が、(2)、(3)の点は未解決で実用に供し得ないが、図3のように冷却塔1 4と冷凍機19との間にプレート式熱交換器18を介在せしめた新規な冷却ロー ラ用冷水製造装置を用い、当該プレート式熱交換器18と冷凍機19間の循環水 を冷却ローラ6に供給すれば極めて良い結果が得られることを見い出し、本考案 を案出したものである。
【0022】
すなわち、本考案は冷却ローラによる昇温水を冷却して当該冷却ローラに冷水 を循環供給する冷凍機と、該冷凍機用冷却水を循環供給するプレート式熱交換器 と、該プレート式熱交換器用冷却水を循環供給する冷却塔から成るオフセット輪 転印刷機の冷却ローラ用冷水製造装置の冷凍機冷却用循環水系に、当該循環水を 冷却ローラに供給するバイパス循環路を設けたことを特徴とするオフセット輪転 印刷機用冷却ローラの結露防止機構である。
【0023】
以下本考案の実施例を示す図3と共に本考案を更に説明する。
【0024】 19は冷凍機で、冷却器26及び冷媒凝縮器27により構成せられ、夏場にお いては冷却ローラ6による昇温水を冷却器26により冷却して当該冷却ローラ6 に冷却ローラ入路管43,8、冷却ローラ出路管9,44及びポンプ21を介し て循環供給するものである。
【0025】 20は冷水タンクで、冷却ローラ6と冷凍機19間の水循環系内に介在設置せ られ、当該系内配管が短く滞水量の少ない場合の冷水供給を有利に行なうもので ある。従って、系内配管が長く滞水量の多い場合にはこの冷水タンク20を省く こともできる。
【0026】 33は膨張タンクで、冷水タンク20に細管34を介して配設され、冷凍機1 9と冷却ローラ6間の水循環系全体を満水系とした場合、水の膨張収縮による若 干の体積変動を吸収すると共に、当該系に水を補給するものである。尚、この膨 張タンク33の設置場所は、冷凍機19と冷却ローラ6間の水循環系の最も高い 位置であれば、必ずしも冷水タンク20の上部に配設する必要がない。
【0027】 18はプレート式熱交換器で、冷凍機19と後述の冷却塔14との間に介在設 置され、冷凍機19の冷媒凝縮器27とプレート式熱交換器18のB側32間の 流水路管35、36及びポンプ22を介して冷凍機19に冷却水を循環供給する ものである。
【0028】 14は冷却塔で、プレート式熱交換器18のA側31に流水路管37、38及 びポンプ25を介して連結され、当該プレート式熱交換器18に冷却水を循環供 給するもである。尚、24は冷却塔ファンである。
【0029】 28及び29は冬期用冷水バイパス路で、冷凍機19を経ないように、流水路 管35と冷却ローラ入路管43,8間及び流水路管36と冷却ローラ出路管9, 44間を直接連結して構成され、外気温が低下する冬期に於て冷却ローラ6用冷 水を、冷凍機19の運転を休止し、プレート式熱交換器18による効率的な直接 製造供給を可能ならしめるものである。尚、30は冷凍機19ルートとバイパス 28、29ルートの切替バルブである。
【0030】 39は流水路管35と冷却ローラ入路管8を切替バルブ41aを介して連結す るバイパス流路管、また40は流水路管36と冷却ローラ出路管9を切替バルブ 41bを介して連結するバイパス流路管で、ポンプ22及び42により流水路管 35及び36内の冷凍機19冷却用循環水を冷却ローラ6に供給するバイパス循 環路を構成するものである。
【0031】
【作用】 本考案は以上の如く構成されているので、印刷機を運転中は切替バルブ41a ,bの操作によりバイパス流路管39,40ルートを閉止し、流水路管43,4 4ルートを開放すれば、冷凍機19により製造された冷水が冷却ローラ6に循環 供給されるので、従来と同様に冷却ローラ6により印刷紙が冷却される。
【0032】 他方、印刷機の運転を停止した場合には、切替バルブ41a,bの操作により 流水路管43,44ルートを閉止し、バイパス流路管39,40ルートを開放す れば、冷却ローラ6には冷凍機11により製造された冷水(12〜18℃)では なく、流水路管35及び36内の冷凍機冷却用常温水(夏期に於て約25〜35 ℃)が循環供給され、冷却ローラ6内の冷水が当該常温水に置換されるので、冷 却ローラ6表面に結露が生じることはない。
【0033】
以上従って、本考案によれば夏場に於ける印刷機の運転停止中に於ても冷却ロ ーラ表面に於ける結露の発生を防止することができるので、結露による紙切れも なく、極めて効率的なオフセット印刷が可能となるものである。
【0034】 しかも、冷却ローラ6内に供給される常温水は、開放系の冷却塔循環水系では なく、密封系のプレート式熱交換器循環水系であるため、冷却ローラ6の内面に 錆、スケール、スライムなどが発生することがないので、長期間高品質の印刷性 能を維持することができる。
【図1】オフセット輪転印刷機の概略説明図。
【図2】従来冷水製造装置の概略説明図。
【図3】本考案の実施例を示す概略説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却ローラによる昇温水を冷却して当該
冷却ローラに冷水を循環供給する冷凍機と、該冷凍機用
冷却水を循環供給するプレート式熱交換器と、該プレー
ト式熱交換器用冷却水を循環供給する冷却塔から成るオ
フセット輪転印刷機の冷却ローラ用冷水製造装置の冷凍
機冷却用循環水系に、当該循環水を冷却ローラに供給す
るバイパス循環路を設けたことを特徴とするオフセット
輪転印刷機用冷却ローラの結露防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992033544U JPH087260Y2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | オフセット輪転印刷機用冷却ローラの結露防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992033544U JPH087260Y2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | オフセット輪転印刷機用冷却ローラの結露防止機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588943U true JPH0588943U (ja) | 1993-12-03 |
| JPH087260Y2 JPH087260Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=12389518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992033544U Expired - Lifetime JPH087260Y2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | オフセット輪転印刷機用冷却ローラの結露防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087260Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008213164A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Daikin Ind Ltd | 印刷機の冷温水循環システムおよびその冷温水循環方法 |
| JP2019167233A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷装置および印刷装置における長尺印刷用紙搬送方法 |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP1992033544U patent/JPH087260Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008213164A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Daikin Ind Ltd | 印刷機の冷温水循環システムおよびその冷温水循環方法 |
| JP2019167233A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷装置および印刷装置における長尺印刷用紙搬送方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH087260Y2 (ja) | 1996-03-04 |
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Legal Events
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