JPH0589155U - 四輪操舵装置における前輪操舵と後輪操舵の連動機構 - Google Patents
四輪操舵装置における前輪操舵と後輪操舵の連動機構Info
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- JPH0589155U JPH0589155U JP10896091U JP10896091U JPH0589155U JP H0589155 U JPH0589155 U JP H0589155U JP 10896091 U JP10896091 U JP 10896091U JP 10896091 U JP10896091 U JP 10896091U JP H0589155 U JPH0589155 U JP H0589155U
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- pinion
- pulley
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 前輪の操舵にともない、ラツク1を介してピ
ニオン4が一体的に回転する。前輪の操舵角が小さいと
きはピニオン4の押圧面11がプーリー7の被押圧面1
3に当接しないため、プーリー7が回転せず、後輪は操
舵されない。前輪の操舵角が大きくなるとピニオン4が
その押圧面11で被押圧面13を押しつつプーリー7を
一体的に回転させるため、ワイヤ6を介して後輪が操舵
される。 【効果】 前輪の操舵角が小さい間は操舵力を後輪に伝
達しないようにするための非伝達域を、従来のようにラ
ツクの端部に直線状に設けるのではなく、ピニオン4と
プーリー7との間に円周方向に設けたから、ラツク1が
短くて済む。
ニオン4が一体的に回転する。前輪の操舵角が小さいと
きはピニオン4の押圧面11がプーリー7の被押圧面1
3に当接しないため、プーリー7が回転せず、後輪は操
舵されない。前輪の操舵角が大きくなるとピニオン4が
その押圧面11で被押圧面13を押しつつプーリー7を
一体的に回転させるため、ワイヤ6を介して後輪が操舵
される。 【効果】 前輪の操舵角が小さい間は操舵力を後輪に伝
達しないようにするための非伝達域を、従来のようにラ
ツクの端部に直線状に設けるのではなく、ピニオン4と
プーリー7との間に円周方向に設けたから、ラツク1が
短くて済む。
Description
【0001】
本考案は、四輪操舵装置において、前輪の操舵角が一定角度より小さいときに は後輪が操舵されず、前輪の操舵角が一定角度より大きくなつたときにのみ後輪 が前輪と連動して操舵されるようにした前輪操舵と後輪操舵の連動機構に関する ものである。
【0002】
従来、上記のような連動機構の一例として、前輪の操舵にともなつて直線運動 する駆動部材と同じ方向への移動自由にラツクを案内し、そのラツクの一端に、 細長い直線摺接部とその直線摺接部の両端のストツパとからなる非伝達部を形成 して、その直線摺接部に駆動部材を相対的摺動自由に嵌装し、さらに、ラツクに 噛み合わせたピニオンに、後輪操舵用のワイヤが外周に掛け回されたプーリーを 一体的に回転するように固着した構造になるものが用いられていた。
【0003】 かかる構造の連動機構は、前輪の操舵角が一定角度内である間は駆動部材がラ ツクのストツパに当接しない一定ストロークの範囲内で直線運動するために、駆 動部材からラツクへの操舵力の伝達が行われず、後輪が操舵されないようになつ ているとともに、前輪の操舵角が一定角度を越えたときには駆動部材がストツパ に当接してこれを押しつつラツクを一体的に直線移動させ、このラツクと噛み合 うピニオン及びプーリーが回転してワイヤが繰り出されまたは巻き付けられるこ とにより、後輪の操舵が前輪の操舵と連動して行われるようになつている。
【0004】
しかしながら、上記の連動機構においては、ラツクの一端に細長い非伝達部が ラツクの長さ方向に延出して形成されていたため、ラツクの全長が長くなつて大 きなスペースが必要となるばかりでなく、非伝達部の直線摺接部には異物の付着 を防止して駆動部材の摺動が円滑に行われるようにするためのダストブーツを装 着する必要があつて、コストが高くつくという欠点があつた。
【0005】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、前輪の操舵にともなつて長 さ方向に直線移動するラツクにピニオンを噛み合わせ、回転によつて後輪に操舵 力を伝達するプーリーをピニオンに対して同心かつ相対回転自由に支持し、ピニ オンとプーリーの軸心と直角な対応面に、夫々、そのピニオンとそのプーリーの 相対回転にともなつて円周方向に所定のストロークだけ遊動する押圧面と被押圧 面とを形成した構成とした。
【0006】
本考案は上記構成になり、前輪の操舵が行われると、ラツクが直線移動すると ともにピニオンが回転する。
【0007】 前輪の操舵角が一定の角度内であるときには、ピニオンがその押圧面をプーリ ーの被押圧面に当接させない範囲内で回転するのであつて、この間はプーリーは 回転せず、したがつて、後輪の操舵は行われない。
【0008】 前輪の操舵角が一定の角度を越えたときには、ピニオンがその押圧面をプーリ ーの被押圧面に当接させてこれを円周方向に押しつつプーリーを回転させるので あつて、これにより、後輪が前輪と連動して操舵される。
【0009】 上記作用によつて説明したように、本考案の連動機構は、前輪の操舵角が一定 角度内のときにはその操舵力が後輪へ伝達されないようにするための非伝達域を 、従来のようにラツクの端部に直線状に設けるのではなく、ピニオンとプーリー との間に円周方向に設けたから、ラツクの長さはピニオンと噛み合うだけの最短 の寸法があればよく、ラツクのためのスペースが従来よりも小さくて済むという 効果がある。
【0010】 また、従来の連動機構において前輪側の駆動部材とラツクとが摺接する部分を 覆うために必要であつたダストブーツは不要であるため、コストを低減すること ができる効果がある。
【0011】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。 図において、符号1は、側面に多数の噛合歯2が形成された細長いラツクを示 す。このラツク1は、図示しない前輪を操舵するのにともなつて直線運動する図 示しない駆動部材に、その駆動部材と一体となつて噛合歯2の並列方向に移動す ように連結されている。
【0012】 ラツク1の噛合歯2には、その噛合歯2の並列方向と直角な支持軸3に回転自 由に嵌装されたピニオン4の外周の噛合歯5が係合されており、ラツク1が直線 運動するのにともない、ピニオン4がラツク1の移動距離に比例する角度だけ一 体的に回転するようになつている。
【0013】 支持軸3のピニオン4の上面から突出した上端部には、外周に後輪操舵用のワ イヤ6が掛け回されてその図示しない端部が固着されたプーリー7が、ピニオン 4と同心に、かつ、ピニオン4に対する相対回転を自由に嵌装されている。
【0014】 ピニオン4の上面には、支持軸3を挟んで対称な一対の押圧部10、10がプ ーリー7側へ突出させて形成されており、各押圧部10には、夫々、支持軸3を 中心とする円周方向に対して直角をなす一対の押圧面11、11が形成されてい る。
【0015】 一方、プーリー7の下面には、支持軸3を挟んで対称な一対の被押圧部12、 12がピニオン4側へ突出させて形成されており、各被押圧部12には、夫々、 支持軸3を中心とする円周方向に対して直角をなす一対の被押圧面13、13が 形成されている。
【0016】 ピニオン4の押圧部10、10とプーリー7の被押圧部12、12は、その押 圧面11と被押圧面13とがピニオン4とプーリー7の相対回転にともなつて円 周方向における所定のストロークの範囲内で接離し得るように交互に位置してい る。そして、前輪と後輪が共に直進方向を向いている状態においては、図1(A )に示すように、対応する押圧面11と被押圧面13とのなす角度がすべて所定 の遊動角度αとなるように調整されている。
【0017】 次に、本実施例の作用を説明する。 図1(A)に示す直進状態から前輪を操舵すると、これにともなつて直線運動 する駆動部材と一体となつてラツク1が図の矢線方向に直線移動し、ラツク1に 噛み合うピニオン4がラツク1の移動距離に比例する角度だけ回転する。
【0018】 このピニオン4の回転角度が所定の遊動角度αよりも小さいとき、すなわち、 前輪の操舵角が所定の角度よりも小さいときには、ピニオン4の押圧面11がプ ーリー7の被押圧面13に当接しないため、ピニオン4からプーリー7へは回転 力が伝達されず、後輪は操舵されない。
【0019】 前輪の操舵角が所定の角度よりも大きくなつてピニオン4の回転角度が遊動角 度αよりも大きくなると、ピニオン4の回転角度が遊動角度αに達したところで 図1(B)に示すようにピニオン4の押圧面11がプーリー7の被押圧面13に 当接し、その後、ピニオン4がその押圧面11で被押圧面13を押しつつ図1( C)に示すようにプーリー7を一体的に回転させるのであつて、このプーリー7 の回転にともない、ワイヤ6を介して後輪に操舵力が伝達され、後輪は前輪と連 動して操舵される。
【0020】 上述のように、前輪の操舵角が所定の角度より小さい場合に後輪が操舵されな いようにするために、ピニオン4からプーリー7へ回転力が伝達されないように した円周方向の非伝達域を設けるという手段が採られている。したがつて、ラツ クの一端部に前輪側の駆動部材からラツクへ操舵力が伝達されないようにするた めの非伝達域を直線状に設けた従来の機構とは異なり、ラツクのための大きなス ペースや、ラツクと駆動部材との摺接部分の保護のための防塵用ダストブーツが 不要である。
【0021】 本実施例においては、ピニオン4に2つの押圧部10、10を形成するととも にプーリー7に2つの被押圧部12、12を形成したが、これに替えて、ピニオ ン4に1つの押圧部10を形成するとともにプーリー7に2つの被押圧部12、 12を形成する構成としてもよく、若しくは、ピニオン4に2つの押圧部10、 10を形成するとともにプーリー7に1つの被押圧部12を形成する構成として もよい。
【0022】 同じく本実施例においては、ピニオン4の押圧面11を形成する押圧部10と プーリー7の被押圧面13を形成する被押圧部12を共に相手側に突出させた形 状としたが、これに替えて、ピニオンとプーリーのいずれか一方に突部を形成す るとともに他方に円弧形の凹部を形成し、その凹部に突部を円周方向の相対移動 自由に嵌入させる構造としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)直進状態をあらわす一部切欠平面図であ
る。
る。
【図1】(B)前輪のみが操舵されている状態をあらわ
す一部切欠平面図である。
す一部切欠平面図である。
【図1】(C)前輪とともに後輪が操舵されている状態
をあらわす一部切欠平面図である。
をあらわす一部切欠平面図である。
【図2】一部切欠分解斜視図である。
1:ラツク 4:ピニオン 7:プーリー 11:押圧
面 13:被押圧面
面 13:被押圧面
Claims (1)
- 【請求項1】 前輪の操舵にともなつて長さ方向に直線
移動するラツクにピニオンを噛み合わせ、回転によつて
後輪に操舵力を伝達するプーリーを前記ピニオンに対し
て同心かつ相対回転自由に支持し、前記ピニオンと前記
プーリーの軸心と直角な対応面に、夫々、該ピニオンと
該プーリーの相対回転にともなつて円周方向に所定のス
トロークだけ遊動する押圧面と被押圧面とを形成したこ
とを特徴とする四輪操舵装置における前輪操舵と後輪操
舵の連動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991108960U JP2570459Y2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 四輪操舵装置における前輪操舵と後輪操舵の連動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991108960U JP2570459Y2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 四輪操舵装置における前輪操舵と後輪操舵の連動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589155U true JPH0589155U (ja) | 1993-12-03 |
| JP2570459Y2 JP2570459Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=14498023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991108960U Expired - Fee Related JP2570459Y2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 四輪操舵装置における前輪操舵と後輪操舵の連動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570459Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6015052U (ja) * | 1983-07-12 | 1985-02-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の四輪かじ取装置 |
| JPS6064074A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-12 | Mazda Motor Corp | 車両の四輪操舵装置 |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP1991108960U patent/JP2570459Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6015052U (ja) * | 1983-07-12 | 1985-02-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の四輪かじ取装置 |
| JPS6064074A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-12 | Mazda Motor Corp | 車両の四輪操舵装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2570459Y2 (ja) | 1998-05-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |