JPH0589244A - パターンマツチング方法及び装置 - Google Patents

パターンマツチング方法及び装置

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JPH0589244A
JPH0589244A JP3249444A JP24944491A JPH0589244A JP H0589244 A JPH0589244 A JP H0589244A JP 3249444 A JP3249444 A JP 3249444A JP 24944491 A JP24944491 A JP 24944491A JP H0589244 A JPH0589244 A JP H0589244A
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JP3249444A
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Futoshi Ikeda
太 池田
Kazuyoshi Asada
和佳 浅田
Norio Tanaka
紀夫 田中
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Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理におけるパタ−ン認識において、認
識対象パタ−ンとその背景の濃淡関係が変化する場合で
もパタ−ンマッチングによるパタ−ン認識を可能とす
る。 【構成】 カメラ1で撮像した画像デ−タをA/D変換
して濃淡画像メモリ4に格納し、該濃淡画像メモリ4の
データを2値化回路5にて2値画像デ−タに変換して2
値画像メモリ9に格納し、この2値画像デ−タと2値画
像基準パタ−ンとをパタ−ンマッチング回路7にてパタ
−ンマッチング処理をし、一致度抽出回路10にて、最
大一致度及び最小一致度を抽出し、これを基に結果判定
回路11にて判定し認識対象パタ−ンを認識する。 【効果】 認識対象パタ−ンとその背景の濃淡関係が変
化してもパターン認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パタ−ン認識を行なう
為の画像処理におけるパターンマッチング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭62−145489号公報
記載のように、2値化処理後の対象画像に複数の或るエ
リアを設け、そのエリアに対して2値画像基準パタ−ン
との一致度を求めることにより2値化処理後の認識対象
画像の精密な形状を認識する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のパターン
マッチング方法は、認識対象画像の精密な形状の認識に
は有効な技術であるが、自動車のナンバ−プレ−トに記
載された文字を認識する場合のように、白色のプレ−ト
に緑色の文字のナンバ−プレ−ト(普通車)や、緑色の
プレ−トに白色の文字のナンバ−プレ−ト(営業車)が
あり、2値化処理を行なった後の文字パターンを表す信
号が、場合によって1になったり0になったりしてしま
うような物については、認識できなかった。
【0004】本発明の課題は、認識対象パタ−ン(例え
ばナンバープレートの文字)の色と、認識対象パタ−ン
の背景(例えばナンバープレートの地の部分)の色が、
何色であっても認識対象パタ−ンを認識可能とするにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、2値化処
理後の認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンとが比
較されて両者の一致度が抽出され、該一致度の大小に基
づいて前記認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンと
が同じものか否かが判定されるパターンマッチング方法
において、抽出された一致度のなかの最大一致度と抽出
された一致度のなかの最小一致度が取り出され、(論理
的にありうる一致度の上限値−前記最小一致度)と(前
記最大一致度)のうち、いずれか大きい方が認識対象2
値画像と2値画像基準パタ−ンが同じものか否かの判定
に用いられることにより達成される。
【0006】上記の課題はまた、2値化処理後の認識対
象2値画像と2値画像基準パタ−ンとが比較され、対応
する画素の信号値が同じである画素数に基づいて前記認
識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンとの一致度が抽
出され、該一致度の大小に基づいて前記認識対象2値画
像と2値画像基準パタ−ンとが同じものか否かが判定さ
れるパターンマッチング方法において、抽出された一致
度のなかの最大一致度と抽出された一致度のなかの最小
一致度が取り出され、(論理的にありうる一致度の上限
値−前記最小一致度)と(前記最大一致度)のうち、い
ずれか大きい方が認識対象2値画像と2値画像基準パタ
−ンが同じものか否かの判定に用いられることによって
も達成される。
【0007】上記の課題はまた、2値化処理後の認識対
象2値画像と2値画像基準パタ−ンとが比較され同じも
のか否かを判定するパターンマッチング方法において、
2値化処理を行なう際、2値化処理前の認識対象画像に
対して、2値化処理前の認識対象パタ−ンの色と、2値
化処理前の認識対象パタ−ンの背景の色とを認識してか
ら、2値画像基準パタ−ンに合わせて2値化処理を行な
い、パタ−ンマッチング処理を行なうことによっても達
成される。
【0008】上記の課題はまた、認識対象パタ−ンを2
値化処理した後の認識対象2値画像と2値画像基準パタ
−ンとが比較され、前記認識対象パタ−ンと前記2値画
像基準パタ−ンとが同じかどうかを判定するパターンマ
ッチング方法において、2値画像基準パタ−ンとして、
基準パタ−ンが「1」、基準パタ−ンの背景が「0」の
2値画像基準パタ−ンAと、基準パタ−ンが「0」、基
準パタ−ンの背景が「1」の2値画像基準パタ−ンBの
2種類準備しておき、前記認識対象2値画像と2値画像
基準パタ−ンAとでパタ−ンッマッチング処理を行なっ
た結果と、前記認識対象2値画像と2値画像基準パタ−
ンBとでパタ−ンッマッチング処理を行なった結果とか
ら認識対象パタ−ンを判定することによっても達成され
る。
【0009】上記の課題はまた、認識対象パタ−ンを2
値化処理した後の認識対象2値画像と2値画像基準パタ
−ンとが比較され同じものか否かを判定するパターンマ
ッチング方法において、前記認識対象2値画像と2値画
像基準パタ−ンとでパタ−ンマッチング処理を行なった
結果と、前記認識対象2値画像を1、0反転した第2の
認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンとでパタ−ン
マッチング処理を行なった結果とから前記認識対象パタ
−ンと前記2値画像基準パタ−ンとが同じものか否かを
判定することによっても達成される。
【0010】上記の課題はまた、認識対象画像を2値化
して認識対象2値画像を得る2値化回路と、前記認識対
象2値画像と2値画像基準パタ−ンとを比較して一致度
を抽出するパターンマッチング回路と、抽出された一致
度のなかの最大一致度を抽出する一致度抽出回路と、該
最大一致度を示す前記認識対象2値画像が前記2値画像
基準パタ−ンと同じものであると判定する結果判定回路
とを含んでなる画像処理装置を備えたパターンマッチン
グ装置において、前記一致度抽出回路を、抽出された一
致度のなかの最大一致度と抽出された一致度のなかの最
小一致度及びそれらに対応する座標とを取り出し記憶す
るものとし、前記結果判定回路を、前記一致度抽出回路
に記憶された最大一致度と最小一致度及びそれらに対応
する座標とを取り出し(論理的にありうる一致度の上限
値−前記最小一致度)と(前記最大一致度)のうち、い
ずれか大きい方を前記最大の一致度とする手段を備えた
ものとすることによっても達成される。
【0011】上記の課題はさらに、自動車のナンバープ
レートを撮像して画像信号を出力するカメラと、該画像
信号を取り込んでナンバーを認識する画像処理装置と、
該画像処理装置に接続され前記画像処理装置を制御する
入力装置と、前記画像処理装置に接続され該画像処理装
置の保有するデータを画面表示する表示装置とを含んで
なる自動車ナンバー読み取り装置において、前記画像処
理装置を、前記カメラから出力される画像信号をディジ
タル化するA/D変換器と、該ディジタル化された信号
を濃淡画像データとして格納する濃淡画像メモリと、該
濃淡画像データを2値化して認識対象2値画像を生成す
るし得る2値化回路と、前記認識対象2値画像を2値画
像データとして格納する2値画像メモリと、それぞれが
少なくともナンバープレートに表示される文字及び記号
のうちの一つを表す複数の2値画像基準パターンを格納
する2値画像基準パターンメモリと、前記認識対象2値
画像から2値画像基準パタ−ンと同じ大きさの比較画像
を切り出し該2値画像基準パタ−ンと比較して一致度を
抽出するパターンマッチング回路と、該パターンマッチ
ング回路で得られた一致度及び該一致度に対応する比較
画像切り出し位置を示す座標を格納する結果格納メモリ
と、該結果格納メモリに格納された一致度及び座標から
抽出された一致度のなかの最大一致度と抽出された一致
度のなかの最小一致度とそれらに対応する座標とを取り
出し記憶する手段を備えた一致度抽出回路と、該一致度
抽出回路から前記最大一致度と最小一致度とそれらに対
応する座標とを取り出し(論理的にありうる一致度の上
限値−前記最小一致度)と(前記最大一致度)のうち、
いずれか大きい方を最大の一致度とするとともに該最大
の一致度に対応する座標を取り出してナンバープレート
の番号を判定し記憶する結果判定回路と、前記入力装置
からの入力信号及び表示装置への出力信号を制御する入
出力回路と、上記各メモリ及び回路の動作を制御する制
御回路と、上記各メモリ及び回路を相互に接続するデー
タバスとを含んで構成することによっても達成される。
【0012】
【作用】パタ−ンマッチング処理を行なうと、2値画像
基準パタ−ンと同一のパタ−ン(2値画像基準パタ−ン
の基準パターン部分と同一形状でかつパターン部分の信
号値が前記基準パターン部分の信号値と同一であるパタ
ーン)からは、最大一致度が得られ、2値画像基準パタ
−ンと1、0反転しているパターンからは、最小一致度
が得られる。つまり、パターン部分の信号値が2値画像
基準パタ−ンの基準パターン部分の信号値と同一である
パターンの場合は、一致度が大きいほど形状が類似して
おり、パターン部分の信号値が2値画像基準パタ−ンの
基準パターン部分の信号値と同一でないパターンの場合
は、一致度が小さいほど形状が類似している。したがっ
て最大一致度と最小一致度を抽出し、論理的にありうる
一番大きい一致度と抽出された最大一致度の差と、論理
的にありうる一番小さい一致度と抽出された最小一致度
の差とのどちらが小さいかを検出し、より小さい一致度
をもつパターンを2値画像基準パタ−ンと同じとするこ
とにより、認識対象パターンの濃淡の違いによる認識困
難は解決される。
【0013】また、2値化処理後の認識対象2値画像の
認識対象パタ−ンの1、0と、2値画像基準パタ−ンの
1、0を合わせることによっても解決できる。
【0014】本発明は、認識対象パタ−ンの色と、認識
対象パタ−ンの背景の色が、何色であっても認識対象パ
タ−ンを認識する目的を達成するため、パタ−ンマッチ
ング処理後、最大一致度及び最小一致度を抽出する。例
えば、2値画像基準パタ−ンと最もよく似たパターンを
示す一致度は、2値画像基準パタ−ンが基準パタ−ン
「1」、基準パタ−ンの背景「0」の場合、2値化処理
後の認識対象2値画像が認識対象パタ−ン「1」、認識
対象パタ−ンの背景「0」でパタ−ンマッチング処理を
行なった場合は最大一致度、2値化処理後の認識対象2
値画像が認識対象パタ−ン「0」、認識対象パタ−ンの
背景「1」でパタ−ンマッチング処理を行なった場合は
最小一致度として出てくる。
【0015】また、2値化処理を行なう際、2値化処理
前の認識対象画像に対して、2値化処理前の認識対象パ
タ−ンの色と、2値化処理前の認識対象パタ−ンの背景
の色とを認識してから、2値画像基準パタ−ンに合わせ
て2値化処理を行ない、パタ−ンマッチング処理を行な
えば、最大一致度を示すパターンが最もよく似たパター
ンである。
【0016】また、2値画像基準パタ−ンを、互いに形
状同一でかつ信号値が1、0が反対の2種類準備してお
き、パタ−ンマッチング処理をそれら二つの2値画像基
準パタ−ンを用いて2回行なうと、一方の2値画像基準
パタ−ンを用いて行ったときに最小一致度を示すもの
は、他方の2値画像基準パタ−ンを用いて行ったときに
最大一致度を示すから、前記2回の結果にうち最大一致
度を抽出すれば、認識対象パタ−ンが判定される。
【0017】更に、2値化処理後の認識対象2値画像と
2値画像基準パタ−ンとでパタ−ンマッチング処理を行
なった結果と、2値化処理後の認識対象2値画像を1、
0反転した認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンと
でパタ−ンマッチング処理を行なった結果からも上述の
場合と同様に認識対象パタ−ンを判定することができ
る。
【0018】図1から図5を用いて本発明の原理につい
て以下説明する。
【0019】最初に、簡単なシステム構成について図1
を用いて説明する。
【0020】認識対象物2は、カメラ1等の撮像装置に
よって撮像され画像デ−タとして画像処理装置3に送ら
れる。画像デ−タは、濃淡画像メモリ4に格納される。
【0021】この格納された画像デ−タは、2値化回路
5によって、「1」と「0」の2値の2値画像デ−タに
変換され、2値画像メモリ6に格納される。次に2値画
像メモリ6に格納されている2値画像デ−タと、2値画
像基準パタ−ンメモリ8に格納されている2値画像基準
パタ−ンとが、パタ−ンマッチング回路7によってパタ
−ンマッチング処理され、パタ−ンマッチング処理の結
果は、結果格納メモリ9に格納される。次に一致度抽出
回路10によって、結果格納メモリ9の内の最大一致度
及び最小一致度が抽出される。最後に、最大一致度及び
最小一致度を基に、結果判定回路11によって認識の判
定を行う。
【0022】次に図2を用いて、本発明の1番目の原理
を説明する。
【0023】カメラ1によって、認識対象物2が撮影さ
れ画像デ−タが濃淡画像メモリ4に格納される。本処理
が画像取り込み処理である。次に濃淡画像メモリ4に格
納されている画像デ−タが2値化回路5によって2値画
像デ−タに変換され、2値画像メモリ6に格納される。
本処理が2値化処理である。次に2値画像メモリ6に格
納されている2値画像デ−タと、2値画像基準パタ−ン
メモリ8に格納されている2値画像基準パタ−ンとがパ
タ−ンマッチング回路7によってパタ−ンマッチング処
理され、パタ−ンマッチング処理の結果は、結果格納メ
モリ9に格納される。本処理がパタ−ンマッチング処理
である。次に結果格納メモリ9に格納されている結果デ
−タから一致度抽出回路10によって最大一致度及び最
小一致度が抽出される。本処理が最大一致度及び最小一
致度抽出処理である。次に結果判定処理であるが、前記
2値化処理が行なわれた際、2値画像認識対象パタ−ン
が「1」、2値画像認識対象パタ−ンの背景が「0」と
なり、2値画像基準パタ−ンにおいても、基準パタ−ン
部が「1」、基準パタ−ン部背景が「0」の場合は、最
大一致度が、2値画像認識対象パタ−ンと2値画像基準
パタ−ンとの一致度となる。又、前記2値化処理が行な
われた際、2値画像認識対象パタ−ンが「0」、2値画
像認識対象パタ−ンの背景が「1」となり、2値画像基
準パタ−ンにおいては、基準パタ−ン部が「1」、基準
パタ−ン部の背景が「0」の場合は、最小一致度を採用
されて(100−最小一致度)が2値画像認識対象パタ
−ンと2値画像基準パタ−ンとの一致度となる。実際
は、前記の2値化後の2値画像認識対象パタ−ンが
「0」になるのか「1」になるかは分からないので、最
大一致度と(100−最小一致度)との大きい方が2値
画像認識対象パタ−ンと2値画像基準パタ−ンとの一致
度となる。
【0024】次に図3を用いて本発明の2番目の原理を
説明する。
【0025】画像取り込み処理後、濃度頻度分布等によ
り、認識対象パタ−ンの色及び認識対象パタ−ンの背景
の色が認識される。本処理が認識対象パタ−ンと背景の
色の認識処理である。次に認識対象パタ−ンと背景の色
が分かったので2値画像認識対象パタ−ンを「0」、2
値画像認識対象パタ−ンの背景を「1」にする2値化処
理を行なうか、2値画像認識対象パタ−ンを「1」、2
値画像認識対象パタ−ンの背景を「0」にする2値化処
理を行なうかが選択され、2値化処理が行なわれる。次
にパタ−ンマッチング処理が行なわれ、そして最大一致
度又は最小一致度が抽出される。前記2値化処理の後の
2値画像デ−タのなかの2値画像認識対象パタ−ンが
「0」なのか「1」なのか分かっているので、2値画像
基準パタ−ンの基準パタ−ン部と、基準パタ−ンの背景
部の1、0が認識対象2値画像と合っている場合、最大
一致度が2値画像認識対象パタ−ンと2値画像基準パタ
−ンとの一致度となり、合っていない場合、(100−
最小一致度)が2値画像基準パタ−ンと2値画像認識対
象パタ−ンの一致度となる。
【0026】次に図4を用いて、3番目の原理を説明す
る。
【0027】画像取り込み処理、2値化処理及びパタ−
ンマッチング処理後、結果格納メモリ9内の最大一致度
又は最小一致度が抽出される。次に、2値画像基準パタ
−ンの1、0を反転させてパタ−ンマッチング処理が行
なわれる。本処理は、予め、2値画像基準パタ−ンの
1、0反転したものを2値画像基準パタ−ンメモリ8に
持たせておいてもよい。次に、結果格納メモリ9内の最
大一致度又は最小一致度が抽出される。この際、1回目
の最大一致度又は最小一致度抽出処理で、最大一致度が
抽出されたならば、2回目の最大一致度又は最小一致度
抽出処理でも最大一致度が抽出される。1回目の最大一
致度又は最小一致度抽出処理で最小一致度が抽出された
ならば、2回目も最小一致度が抽出される。次に、結果
判定処理であるが、最大一致度が抽出された場合、1回
目と2回目でいずれか大きい方の最大一致度が2値画認
識対象パタ−ンと2値画基準パタ−ンとの一致度とな
り、最小一致度が抽出された場合、1回目と2回目でい
ずれか小さい方の最小一致度が採用され、(100−最
小一致度)が2値画認識対象パタ−ンと2値画像基準パ
タ−ンとの一致度となる。
【0028】次に図5を用いて4番目の原理について説
明する。
【0029】画像取り込み処理、2値化処理、パタ−ン
マッチング処理及び一致度抽出処理後、認識対象2値画
像を1、0反転させる処理が行なわれる。本処理は、前
記2値化処理後の2値画像デ−タの1、0を反転させて
も、濃淡画像メモリ4内画像デ−タを前記2値化処理に
よって得られた2値画像デ−タの1、0を反転する様に
2値化処理を行なっても可能である。次に互いに反転さ
れた値をもつ二つの認識対象2値画像にたいしてパタ−
ンマッチング処理が行なわれ、つづいて最大一致度また
は最小一致度を抽出する一致度抽出処理が行われる。本
処理では、1回目の最大一致度または最小一致度処理で
抽出された方が2回目も抽出される。次に結果判定処理
であるが、最大一致度が抽出された場合、1回目と2回
目で抽出された最大一致度のうち、大きい方の最大一致
度が2値画認識対象パタ−ンと2値画基準パタ−ンとの
一致度となり、最小一致度が抽出された場合、1回目と
2回目で抽出された最小一致度のうち、小さい方の最小
一致度が採用され(100−最小一致度)が2値画像認
識対象パタ−ンと2値画像基準パタ−ンとの一致度とな
る。
【0030】以上4つの原理によって導き出された2値
画像基準パタ−ンと2値画像認識対象パタ−ンとの一致
度によって2値画認識対象パタ−ンを認識することによ
り、前記課題は解決される。
【0031】
【実施例】以下、本発明を自動車ナンバ−読み取り装置
に適用した第1の実施例につき、図1,6〜15を用い
て説明する。図6に示す自動車ナンバ−読み取り装置
は、自動車に付いているナンバ−プレ−トを撮影して画
像信号を出力するカメラ1と、該カメラ1に接続され前
記画像信号を受け取って処理し、認識した番号を出力す
る画像処理装置3と、該画像処理装置3に接続された表
示装置13と、前記画像処理装置3に接続された入力装
置であるキーボード12と、前記画像処理装置3に接続
されたホストコンピュータ14とを含んで構成されてい
る。ホストコンピュータ14は、認識されたナンバーを
用いて各種の演算及びまたは検索,出入口制御等の作業
を行うものである。
【0032】前記画像処理装置3は、図1に示されてい
るように、前記カメラ1に接続されたA/D変換器3A
と、濃淡画像データを格納する濃淡画像メモリ4と、該
濃淡画像メモリ4に格納された濃淡画像データを2値化
して2値画像データにする2値化回路5と、2値化回路
5から出力される2値画像データを格納する2値画像メ
モリ6と、複数の2値画像基準パターンを格納する2値
画像基準パターンメモリ8と、前記2値画像基準パター
ンと2値画像メモリ6に格納された2値画像データとの
パターンマッチングを行うパターンマッチング回路7
と、パターンマッチングで得られた一致度及び対応する
座標を格納する結果格納メモリ9と、該結果格納メモリ
に格納された一致度及び座標から最大一致度及び最小一
致度とそれぞれに対応する座標を抽出し記憶する一致度
抽出回路10と、該一致度抽出回路10に記憶された最
大一致度及び最小一致度とそれぞれに対応する座標に基
づいて認識された番号を判定し記憶する結果判定回路1
1と、キーボード12からの入力データ及び表示装置1
3への出力データを制御する入出力回路3Cと、上記各
メモリ及び回路の動作を制御する制御回路3Bと、上記
各メモリ及び回路を相互に接続するデータバス3Dとを
含んで構成されている。
【0033】上記構成の装置の動作を以下に説明する。
最初に、2値画像基準パタ−ンの作成方法について図
1、図10を用いて説明する。
【0034】自動車に付いているナンバ−プレ−トがカ
メラ1で撮影され、2値化回路5で2値化処理が行わ
れ、2値画像が表示装置13上に表示される。表示装置
13に、ボックスカ−ソル24等の位置の確認出来るも
のが表示され、該ボックスカ−ソル24等の位置がデ−
タ入力装置12を介して動かされる。ボックスカ−ソル
24等の大きさは縦、横それぞれ30画素を含む大きさ
で、位置はナンバープレートの数字を正立状態でその中
央に含む位置に設定される。ボックスカ−ソル24等の
位置が望ましい位置に設定されたら、デ−タ入力装置1
2よりの指示でボックスカ−ソル24等の中の2値画像
デ−タが2値画像基準パタ−ンとして2値画像基準パタ
−ンメモリ8に、対応する数字を表現する符号を付して
格納される。この手順が0から9までの数字について繰
り返される。なお、本実施例においては数字認識を例に
とって説明するが、実際のナンバープレートには、ひら
がな、漢字、ハイフン等があるから、これらの文字につ
いても同様に2値画像基準パタ−ンを作る必要があるの
は当然である。
【0035】次に自動車のナンバ−プレ−ト上に0があ
るかどうかを認識する認識方法について説明する。図7
に示す通り、自動車のナンバ−プレ−トには、白いプレ
−トに緑色の文字の普通車用ナンバ−プレ−ト15A
や、緑色のプレ−トに白い文字の営業車用ナンバ−プレ
−ト15Bなど、いくつかの種類がある。図1の通り、
認識対象物2であるナンバ−プレ−ト15A,15Bが
カメラ1で画像として取り込まれ、A/D変換回路等を
通して濃淡画像デ−タに変換され、濃淡画像メモリ4に
格納される。
【0036】ここで、濃淡画像メモリ4に格納された濃
淡画像デ−タには、図8に示す通り、明るさの濃度値2
0が付加されており、明るい所つまり白い所は、濃度値
20が大きくなり、黒に近ずくことによって濃度値は小
さくなる。つまり、白いプレ−トに緑色の文字のナンバ
−プレ−ト15Aの場合は、文字の部分の明るさの濃度
値20は小さく、プレ−トの地の部分が明るさの濃度値
20は大きくなる。また、緑色のプレ−トに白の文字の
ナンバ−プレ−ト15Bの場合は、文字の部分が明るさ
の濃度値20は大きく、プレ−トの地の部分は明るさの
濃度値20は小さくなる。この様に、ナンバ−プレ−ト
の種類により、文字とプレ−トの地の部分の明るさの関
係が逆の場合がある。
【0037】次に、図1の2値化回路5で濃淡画像デ−
タを「1」か「0」のどちらかに変換する2値化処理が
行なわれる。2値化処理が行なわれると図9で示す通
り、白いプレ−トに緑色の文字のナンバ−プレ−ト15
Aと、緑色のプレ−トに白の文字のナンバ−プレ−ト1
5Bとでは、2値化処理後の文字部分の信号が、一方は
「1」、他方は「0」の、反転した2値画像になる。2
値化処理には多くの方式があるが、ここではある閾値2
3よりも明るい(大きい)濃度値をもつ信号が「1」、
前記閾値23よりも暗い(小さい)濃度値をもつ信号が
「0」となる単純2値化方式とする。この様にして、2
値化回路5によって2値化処理された濃淡画像デ−タ
は、「1」と「0」の2つの値の2値画像デ−タとな
り、2値画像メモリ6に格納される。
【0038】次に、パタ−ンマッチング処理について図
11、図12を用いて説明する。2値化処理後、2値画
像メモリ6に格納された2値画像デ−タは、図11に示
す通り、「1」と「0」の2値のみに変換されている。
そこで文字部分が「0」、プレ−トの地の部分が「1」
の2値画像デ−タ25、又は文字部分が「1」、プレ−
トの地の部分が「0」の2値画像デ−タ26の2種類に
なる。この2種類に対して図12に示す通り、信号値
「1」の基準パタ−ン部29と信号値「0」の基準パタ
−ンの背景部30からなる数字0の2値画像基準パタ−
ン31(サイズが横30画素*縦30画素、総画素数9
00画素)を用いてパタ−ンマッチング処理を行なう。
画像デ−タ25に対して行われたパタ−ンマッチング処
理の結果、結果格納メモリ9に格納される結果デ−タ
は、結果デ−タ32の様になり、画像デ−タ26に対し
て行われたパタ−ンマッチング処理の結果、結果格納メ
モリ9に格納される結果デ−タは結果デ−タ33の様に
なる。
【0039】結果デ−タとは、パタ−ンマッチング処理
で得られる2値画像基準パタ−ンと認識対象2値画像の
一致度のことである。パタ−ンマッチング処理では、ま
ず、認識対象2値画像から前記2値画像基準パタ−ン3
1と同じ大きさ(横30画素*縦30画素)の領域が切
り出され、この切り出された領域と2値画像基準パタ−
ン31とで、対応する画素ごとに信号値が比較される。
比較結果が共に「1」、又は共に「0」ならば一致して
いるとし、一致している画素数を数え、一致している画
素数を9(900で割って、100を掛ける)で割る。
割って得られた値が切り出された領域の2値画像基準パ
タ−ン31との一致度、つまり結果データである。そし
て、この認識対象2値画像から、横30画素*縦30画
素の領域を切り出す処理は、切り出す領域を1画素ずつ
ずらしながら、認識対象2値画像全域にわたって行わ
れ、結果デ−タも図12に示す通り横30画素*縦30
画素の領域が切り出せる個数分出てくる。
【0040】次に、パタ−ンマッチング処理後の結果デ
−タの例を示す図12を用いて、最大一致度、最小一致
度を抽出する一致度抽出処理について説明する。結果デ
−タは0から100の間の値を取るが、その値から、最
大一致度及び最小一致度が抽出される。図12の結果デ
−タ32の場合、最大一致度60、最小一致度0とな
る。次に抽出された最大一致度及び最小一致度を用いて
結果判定処理が行われる。結果判定処理では、最大一致
度及び最小一致度のいずれを採用したら2値画像基準パ
ターンと一番よく似たパターンが得られるかが判定され
る。最大一致度60、最小一致度0から、最大一致度を
採用した場合、基準パタ−ンと認識対象2値画像の最大
一致度が得られた所のパタ−ンとの一致度は60%とな
り、最小一致度0を採用した場合、基準パタ−ンと認識
対象2値画像の最小一致度が得られた所のパタ−ンとの
一致度は、(100−0)で100%となる為、最小一
致度が得られた所には、2値画像基準パタ−ンである数
字0が書いてあると判定できる。結果デ−タ33の場合
は、最大一致度100、最小一致度40となり、最大一
致度を採用した場合、基準パタ−ンと認識対象2値画像
の最大一致度が得られた所のパタ−ンとの一致度は10
0%となり、最小一致度を採用した場合、基準パタ−ン
と認識対象2値画像の最大一致度が得られた所のパタ−
ンとの一致度は(100−40)で60%となる為、最
大一致度が得られた所には、2値画像基準パタ−ンであ
る数字0が書いてあることが判定できる。
【0041】上述のように本実施例によれば、文字色と
地の色の濃淡の組合せが種々異なるナンバープレートが
混在する場合でも、誤りなくナンバ−プレ−トの文字を
認識することができる。
【0042】次に本発明の原理を用い、自動車のナンバ
−プレ−トの大きい数字を認識する方法について説明す
る。図13に処理の流れを示す。まず、画像取り込み処
理1301で、カメラ1等の撮像装置でナンバープレー
トが撮像され、画像信号が画像処理装置3に送りこま
れ、濃淡画像デ−タとして該画像処理装置3内にある濃
淡画像メモリ4に格納される。この画像取り込み処理
は、定期的に行なってもよいし、センサ等で自動車が来
たのを確認してから行なってもよい。次に、濃淡画像メ
モリ4に格納された濃淡画像デ−タに対し、2値化処理
1302が行われる。ここでは、閾値より明るさの濃度
が高ければ「1」、低ければ「0」となる単純2値化方
式により2値化が行われる。従って白地に緑色の文字の
普通車用ナンバ−プレ−ト15Aの場合、文字の部分が
「0」、プレ−トの地の部分が「1」となり、緑色地に
白の文字の営業車用ナンバ−プレ−ト15Bの場合、文
字の部分が「1」、プレ−トの地の部分が「0」とな
る。2値化された信号は、2値画像メモリ6に格納され
る。
【0043】2値化処理後、手順1303で、パターン
マッチング処理のための2値画像基準パターンが選択さ
れる。Xは選択される2値画像基準パターンに含まれる
数字を示し、X=0は、数字0を含む2値画像基準パタ
ーンが選択されることを示す。まず、数字0があるかど
うかを認識する為に、X=0が指定されている。ここで
は、数字0からパターンマッチングが行なわれている
が、どの数字から開始されてもよい。次に数字Xの2値
画像基準パタ−ンでパタ−ンマッチング処理1304が
行われるが、Xは、数字0、1,2,……と変化する。
従って最初は、数字0の2値画像基準パタ−ンと、前記
2値化処理で2値化処理された認識対象2値画像の中の
切り出された認識対象パタ−ンとで、パタ−ンマッチン
グ処理が行なわれる。ここで用いられる2値画像基準パ
タ−ンは、基準パタ−ン部及び基準パタ−ンの背景部の
どちらが、「1」であっても良い。得られた結果データ
は、認識対象2値画像の認識対象パタ−ンが切り出され
た位置を示す座標に対応させて結果格納メモリ9に格納
される。
【0044】次に前記結果データそれぞれに対し、或る
上側設定値以上の一致度と或る下側設定値以下の一致度
を抽出する一致度抽出処理1305が行われる。ここで
は、上側設定値90以上の一致度と下側設定値10以下
の一致度が抽出される。また、一致度だけでなくその一
致度に対応する座標も併せて抽出される。抽出結果は一
致度抽出回路に、X=0に対応させて記憶,格納され
る。座標は、図14に示す通り、左上の画素が(0、
0)となり、右に行くに従って(1、0)、(2、
0)...とX座標が増加し、下に行くに従って(0、
1)、(0、2)...とY座標が増加する。本方式の
他に大きい方から4つと、小さい方から4つ、一致度が
抽出される。なぜならば、認識しようとしている自動車
のナンバ−プレ−トの大きい数字は4文字だから、同じ
数字が4つの場合、例えば、33−33の時などは、最
大一致度又は、最小一致度のみを抽出したのでは、例え
ばパターンマッチングで最初の文字の数字3との一致度
が残りの3文字の一致度よりも大きいとき、最初の文字
だけが数字3と認識され、残りの文字が他の数字に誤認
識されるおそれがある。
【0045】一致度抽出処理が終了したら、Xが1つ増
加される(手順1306)。次にX=10かどうかが確
認され(手順1307)、X=10でなければ、手順1
304に戻り、一つ増加したXの2値画像基準パタ−ン
を用いてパタ−ンマッチング処理が行われる。X=10
になるまでこの手順が繰り返され、X=10の場合は、
0〜9の各数字でのパターンマッチング終了と判断さ
れ、自動車のナンバ−プレ−トの判定処理1308に進
む。
【0046】自動車のナンバ−プレ−トの判定処理は、
前記一致度抽出処理によって抽出された一致度及びその
座標から自動車のナンバ−を決定する処理である。ここ
で、その判定方式について、図11、図15、図16、
及び図17を用いて説明する。図11の画像デ−タ25
と基準パタ−ン部「1」、基準パタ−ンの背景部「0」
の2値画像基準パタ−ン10枚(数字0から数字9ま
で)とでパタ−ンマッチング処理をして一致度を抽出し
た結果を示したものが図16であり、図11の画像デ−
タ26と基準パタ−ン部「1」、基準パタ−ンの背景部
「0」の2値画像基準パタ−ン10枚(数字0から数字
9まで)とでパタ−ンマッチング処理をして一致度を抽
出した結果を示したものが図17である。図15は、前
記一致度抽出処理を行った時の画像デ−タ25と画像デ
−タ26の座標を示す。この図16、図17の横方向の
座標に注目し、値の小さい順に並べると数字9、数字
7、数字0、数字3となる。図17についても同じこと
が言える。この様にして並べられた数字9、数字7、数
字0、数字3が、自動車のナンバ−プレ−トの大きい数
字であると判定される。
【0047】なお、本実施例では同じ数字が含まれてい
ないが、例えば数字0の代わりに数字3が入っている
と、図16の数字0の行の「10%以下の一致度」の欄
及び図17の数字0の行の「90%以上の一致度」の欄
がそれぞれ「なし」となり、図16の数字3の行の「1
0%以下の一致度」の欄に「1%(130,50)」が
追加され、図17の数字3の行の「90%以上の一致
度」の欄に「99%(130,50)」が追加される。
そして、数字9、数字7、数字3、数字3となる。この
様にして並べられた数字9、数字7、数字3、数字3
が、自動車のナンバ−プレ−トの大きい数字であると判
定される。
【0048】以上のことにより、自動車のナンバ−プレ
−トの大きい数字が認識出来る。次のホストコンピュ−
タにナンバ−を送信する処理1309で、認識した自動
車の大きい数字がホストコンピュ−タ14に送信され
る。又ホストコンピュ−タ14は、もし駐車場管理に適
用された場合であれば、入場の時、自動車のナンバ−プ
レ−トを認識して時間を記憶しておき、退場の時又自動
車のナンパ−プレ−トを認識して、該当するナンバ−の
車が何時何分に入場したかを確認することにより駐車料
金を算出することができる。又は登録者以外の入場を制
限するシステムの場合には、自動車のナンバ−プレ−ト
を認識して、登録ナンバ−の車かどうかを確認してから
入場させることも出来る。
【0049】図6は本発明を薬の製造番号の印刷の正誤
の確認を行うシステムに適用した第2の実施例を示す。
図示の装置は、認識対象物である薬品容器2に印刷され
た製造番号を撮影し画像信号として出力する撮像装置で
あるカメラ1と、該カメラ1に接続され前記画像信号を
受け取って変換し、認識対象物上に印刷されているパタ
−ンが何であるかを認識して、認識結果を出力する画像
処理装置3と、該画像処理装置3に接続され前記認識結
果を受け取り、製造番号が正しく印刷されていなかった
らライン37のゲートを動かして当該薬品容器をライン
から外す制御を行なうホストコンピュ−タ4と、前記画
像処理装置に接続されたキ−ボ−ド等のデ−タ入力装置
12と、前記画像処理装置3に接続されたモニタ等の表
示装置13とを含んで構成されている。前記画像処理装
置3は、前記第1の実施例に記載されている画像処理装
置と同様の構成のものである。本実施例によれば、薬品
容器の製造番号が印刷されている部分の地色の濃淡が種
々ある場合でも、印刷された製造番号が正しく認識され
るので、容器の色や印刷された番号の色が変化してもそ
の都度画像処理装置を調整することなく、製造番号の印
刷の正誤の確認が可能である。例えば、単純な背景の色
に対して色違いのパターン(複数の色のパターン)が描
かれている場合や、灰色の背景に対して、パターンが、
パターンの色が白色から順に黒に変わるような複数のパ
ターンの組合せでできているような場合でも効果的にパ
ターンを認識することができる。
【0050】上記各実施例では、パターンマッチングに
用いられる2値画像基準パターンは、一つの文字あるい
は記号について各1個であり、その1個の2値画像基準
パターンで得られた結果データに対し、或る上側設定値
以上の一致度と或る下側設定値以下の一致度を抽出する
一致度抽出処理が行われる。しかし、認識対象2値画像
のパターン部分の信号値と2値画像基準パターンの基準
パターン部分の信号値が同じ(ともに1または0)か、
異なる(一方が1で他方が0)かがあらかじめ分かって
いれば、一致度抽出回路10では、最大一致度もしくは
最小一致度のいずれか一方のみを抽出すればよい。すな
わち、認識対象2値画像のパターン部分の信号値と2値
画像基準パターンの基準パターン部分の信号値が同じ場
合は、抽出された最大一致度が認識対象2値画像と2値
画像基準パターンの一致度を示し、認識対象2値画像の
パターン部分の信号値と2値画像基準パターンの基準パ
ターン部分の信号値が異なる場合は、抽出された最小一
致度が認識対象2値画像と2値画像基準パターンの一致
度を示している。したがって認識対象2値画像のパター
ン部分の信号値と2値画像基準パターンの基準パターン
部分の信号値が同じか、異なるかがあらかじめ分かって
いる場合は、一致度抽出回路10が、制御回路3Bの制
御により、最大一致度と最小一致度のいずれかを選択し
て抽出できるようにし、結果判定回路11が同じく制御
回路3Bの制御により、一致度抽出回路10が最大一致
度を出力した場合は最大一致度のみを、一致度抽出回路
10が最小一致度を出力した場合は最小一致度のみを、
それぞれ用いて結果判定を行うように構成しておけばよ
い。最大一致度と最小一致度のいずれかを選択するか
は、データ入力装置12から制御回路3Bに指示され
る。また、認識対象パターンのなかの特定の位置がパタ
ーン部分もしくは背景部分であると決まっている場合な
どのように、2値化されたパターン部分もしくは背景部
分の信号値が検出できるときは、2値画像メモリ6に格
納された2値画像データを調べて結果を出力する検知回
路をデータバス3Dに接続して設け、制御回路3Bが該
検知回路の出力に基づいて最大一致度と最小一致度のい
ずれかを選択するかを指示するように構成してもよい。
【0051】また、パターンマッチング回路である2値
画像基準パターンを用いてパターンマッチングを行なっ
たのち、該2値画像基準パターンの画素の信号値
「1」、「0」が互いに逆になっているものを用いてパ
ターンマッチングを行なうようにしてもよい。この場合
は、パターンマッチングによって得られる二つの結果デ
ータのうちの一方は、必ずその最大一致度が認識対象2
値画像と2値画像基準パターンの一致度を示しているか
ら、一致度抽出回路10を常に前記二つの結果データそ
れぞれから最大一致度を抽出するように構成し、結果判
定回路11は二つの結果データそれぞれから抽出された
最大一致度のうちの大きい方をを認識対象2値画像と2
値画像基準パターンの一致度を示すものとして結果判定
を行なうように構成すればよい。逆に、一致度抽出回路
10を常に前記二つの結果データそれぞれから最小一致
度を抽出するように構成し、結果判定回路11は二つの
結果データそれぞれから抽出された最小一致度のうちの
小さい方をを認識対象2値画像と2値画像基準パターン
の一致度を示すものとして結果判定を行なうように構成
しても同様の結果が得られる。2値画像基準パターンは
予め画素の信号値が互いに逆のものを2値画像基準パタ
ーンメモリに格納しておいてもよいし、その都度画素の
信号値を逆転させることもできる。
【0052】さらに、パターンマッチング回路である2
値画像基準パターンを用いて認識対象2値画像から切り
出された部分2値画像のパターンマッチングを行なった
のち、該部分2値画像の画素の信号値「1」、「0」を
逆転させ、逆転された該部分2値画像と前記2値画像基
準パターンを用いてパターンマッチングを行なうように
してもよい。この場合は、パターンマッチングによって
得られる二つの結果データのうちの一方は、必ずその最
大一致度が認識対象2値画像と2値画像基準パターンの
一致度を示しているから、一致度抽出回路10を常に前
記二つの結果データそれぞれから最大一致度を抽出する
ように構成し、結果判定回路11は二つの結果データそ
れぞれから抽出された最大一致度のうちの大きい方をを
認識対象2値画像と2値画像基準パターンの一致度を示
すものとして結果判定を行なうように構成すればよい。
逆に、一致度抽出回路10を常に前記二つの結果データ
それぞれから最小一致度を抽出するように構成し、結果
判定回路11は二つの結果データそれぞれから抽出され
た最小一致度のうちの小さい方をを認識対象2値画像と
2値画像基準パターンの一致度を示すものとして結果判
定を行なうように構成しても同様の結果が得られる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、最大一致度と最小一致
度の思想を用いてパターンマッチング結果が判定される
ので、認識対象パタ−ンと該認識対象パタ−ン背景の色
の濃淡の組合せが変化してもパタ−ン認識が可能とな
り、画像処理を用いた自動車のナンバ−プレ−ト読み取
り等が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパターンマッチング装置の実施例の部
分の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の手順の例を示す手順図である。
【図3】本発明の手順の例を示す手順図である。
【図4】本発明の手順の例を示す手順図である。
【図5】本発明の手順の例を示す手順図である。
【図6】本発明の第2の実施例の主要構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】自動車のナンバ−プレ−トの例を示す平面図で
ある。
【図8】濃淡画像メモリに格納される濃淡画像データの
例を示す概念図である。
【図9】画素の濃度頻度分布の例を示す概念図である。
【図10】本発明の第1の実施例の主要構成を示すブロ
ック図である。
【図11】2値化処理後の自動車のナンバ−プレ−トの
例を示す平面図である。
【図12】パタ−ンマッチング処理の例を示す説明図で
ある。
【図13】本発明の実施例を示す手順図である。
【図14】結果格納メモリの座標構成の例を示す説明図
である。
【図15】認識対象パタ−ンと座標の対応例を示す平面
図である。
【図16】本発明の実施例の一致度抽出回路の出力の例
を示す説明図である。
【図17】本発明の実施例の一致度抽出回路の出力の例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 認識対象物 3 画像処理装置 3A A/D変換器 3B 制御回路 3C 入出力回路 3D データバス 4 濃淡画像メモリ 5 2値化回路 6 2値画像メモリ 7 パターンマッチング回路 8 2値画像基準パターンメモリ 9 結果格納メモリ 10 一致度抽出回路 11 結果判定回路 12 データ入力装置(キーボード) 13 表示装置 14 ホストコンピュータ 15A,15B ナンバープレート 16 都道府県略字 17 車種判別数字 18 ひらがな 19 数字 20 明るさの濃度値 21 白いプレートに緑色の文字のナンバープレートの
明るさの濃度頻度分布 22 緑色のプレートに白い文字のナンバープレートの
明るさの濃度頻度分布 23 2値化処理の際の閾値 24 ボックスカーソル 25,26 2値画像データ 27 「1」の部分 28 「0」の部分 29 基準パターン部 30 基準パターンの背景部 31 2値画像基準パターン 32,33 結果データ 34 最小一致度 35 最大一致度 36 画素 37 ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 和佳 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 田中 紀夫 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値化処理後の認識対象2値画像と2値
    画像基準パタ−ンとが比較されて両者の一致度が抽出さ
    れ、該一致度の大小に基づいて前記認識対象2値画像と
    2値画像基準パタ−ンとが同じものか否かが判定される
    パターンマッチング方法において、抽出された一致度の
    なかの最大一致度と抽出された一致度のなかの最小一致
    度が取り出され、(論理的にありうる一致度の上限値−
    前記最小一致度)と(前記最大一致度)のうち、いずれ
    か大きい方が認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ン
    が同じものか否かの判定に用いられることを特徴とする
    パタ−ンマッチング方法。
  2. 【請求項2】 2値化処理後の認識対象2値画像と2値
    画像基準パタ−ンとが比較され、対応する画素の信号値
    が同じである画素数に基づいて前記認識対象2値画像と
    2値画像基準パタ−ンとの一致度が抽出され、該一致度
    の大小に基づいて前記認識対象2値画像と2値画像基準
    パタ−ンとが同じものか否かが判定されるパターンマッ
    チング方法において、抽出された一致度のなかの最大一
    致度と抽出された一致度のなかの最小一致度が取り出さ
    れ、(論理的にありうる一致度の上限値−前記最小一致
    度)と(前記最大一致度)のうち、いずれか大きい方が
    認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンが同じものか
    否かの判定に用いられることを特徴とするパタ−ンマッ
    チング方法。
  3. 【請求項3】 2値化処理後の認識対象2値画像と2値
    画像基準パタ−ンとが比較され同じものか否かを判定す
    るパターンマッチング方法において、2値化処理を行な
    う際、2値化処理前の認識対象画像に対して、2値化処
    理前の認識対象パタ−ンの色と、2値化処理前の認識対
    象パタ−ンの背景の色とを認識してから、2値画像基準
    パタ−ンに合わせて2値化処理を行ない、パタ−ンマッ
    チング処理を行なうことを特徴とするパタ−ンマッチン
    グ方法。
  4. 【請求項4】 認識対象パタ−ンを2値化処理した後の
    認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンとが比較さ
    れ、前記認識対象パタ−ンと前記2値画像基準パタ−ン
    とが同じかどうかを判定するパターンマッチング方法に
    おいて、2値画像基準パタ−ンとして、基準パタ−ンが
    「1」、基準パタ−ンの背景が「0」の2値画像基準パ
    タ−ンAと、基準パタ−ンが「0」、基準パタ−ンの背
    景が「1」の2値画像基準パタ−ンBの2種類準備して
    おき、前記認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンA
    とでパタ−ンッマッチング処理を行なった結果と、前記
    認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンBとでパタ−
    ンッマッチング処理を行なった結果とから認識対象パタ
    −ンを判定することを特徴とするパタ−ンマッチング方
    法。
  5. 【請求項5】 認識対象パタ−ンを2値化処理した後の
    認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンとが比較され
    同じものか否かを判定するパターンマッチング方法にお
    いて、前記認識対象2値画像と2値画像基準パタ−ンと
    でパタ−ンマッチング処理を行なった結果と、前記認識
    対象2値画像を1、0反転した第2の認識対象2値画像
    と2値画像基準パタ−ンとでパタ−ンマッチング処理を
    行なった結果とから前記認識対象パタ−ンと前記2値画
    像基準パタ−ンとが同じものか否かを判定することを特
    徴とするパターンマッチング方法。
  6. 【請求項6】 認識対象画像を2値化して認識対象2値
    画像を得る2値化回路と、前記認識対象2値画像と2値
    画像基準パタ−ンとを比較して一致度を抽出するパター
    ンマッチング回路と、抽出された一致度のなかの最大一
    致度を抽出する一致度抽出回路と、該最大の一致度を示
    す前記認識対象2値画像が前記2値画像基準パタ−ンと
    同じものであると判定する結果判定回路とを含んでなる
    画像処理装置を備えたパターンマッチング装置におい
    て、前記一致度抽出回路は、抽出された一致度のなかの
    最大一致度と抽出された一致度のなかの最小一致度およ
    びそれらに対応する座標とを取り出す手段を備えたもの
    であり、前記結果判定回路は(論理的にありうる一致度
    の上限値−前記最小一致度)と(前記最大一致度)のう
    ち、いずれか大きい方を最大の一致度とする手段を備え
    たものであることを特徴とするパタ−ンマッチング装
    置。
  7. 【請求項7】 自動車のナンバープレートを撮像して画
    像信号を出力するカメラと、該画像信号を取り込んでナ
    ンバーを認識する画像処理装置と、該画像処理装置に接
    続され前記画像処理装置を制御する入力装置と、前記画
    像処理装置に接続され該画像処理装置の保有するデータ
    を画面表示する表示装置とを含んでなる自動車ナンバー
    読み取り装置において、前記画像処理装置は、前記カメ
    ラから出力される画像信号をディジタル化するA/D変
    換器と、該ディジタル化された信号を濃淡画像データと
    して格納する濃淡画像メモリと、該濃淡画像データを2
    値化して認識対象2値画像を生成するし得る2値化回路
    と、前記認識対象2値画像を2値画像データとして格納
    する2値画像メモリと、それぞれが少なくともナンバー
    プレートに表示される文字及び記号のうちの一つを表す
    複数の2値画像基準パターンを格納する2値画像基準パ
    ターンメモリと、前記認識対象2値画像から2値画像基
    準パタ−ンと同じ大きさの比較画像を切り出し該2値画
    像基準パタ−ンと比較して一致度を抽出するパターンマ
    ッチング回路と、該パターンマッチング回路で得られた
    一致度及び該一致度に対応する比較画像切り出し位置を
    示す座標を格納する結果格納メモリと、該結果格納メモ
    リに格納された一致度及び座標から抽出された一致度の
    なかの最大一致度と抽出された一致度のなかの最小一致
    度及びそれらに対応する座標とを取り出し記憶する手段
    を備えた一致度抽出回路と、該一致度抽出回路に記憶さ
    れた最大一致度と最小一致度及びそれらに対応する座標
    とを取り出し(論理的にありうる一致度の上限値−前記
    最小一致度)と(前記最大一致度)のうち、いずれか大
    きい方を最大の一致度とするとともに該最大の一致度に
    対応する座標を取り出してこれらに基づいてナンバープ
    レートの番号を判定し記憶する結果判定回路と、前記入
    力装置からの入力信号及び表示装置への出力信号を制御
    する入出力回路と、上記各メモリ及び回路の動作を制御
    する制御回路と、上記各メモリ及び回路を相互に接続す
    るデータバスとを含んでなることを特徴とするパタ−ン
    マッチング装置。
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