JPH0589530U - 木造建築物における土台の水平固定構造 - Google Patents

木造建築物における土台の水平固定構造

Info

Publication number
JPH0589530U
JPH0589530U JP2976792U JP2976792U JPH0589530U JP H0589530 U JPH0589530 U JP H0589530U JP 2976792 U JP2976792 U JP 2976792U JP 2976792 U JP2976792 U JP 2976792U JP H0589530 U JPH0589530 U JP H0589530U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
building
foundation
horizontal
metal fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2976792U
Other languages
English (en)
Inventor
九州男 本島
Original Assignee
株式会社盛建設
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社盛建設 filed Critical 株式会社盛建設
Priority to JP2976792U priority Critical patent/JPH0589530U/ja
Publication of JPH0589530U publication Critical patent/JPH0589530U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 土台で水平レベルを出すようにして、作業
の煩雑化、工期の長期化及び土台の耐久性劣化を解消で
きる木造建築物における土台の水平固定構造を提供す
る。 【構成】 土台3上の建築用柱5直下域に相当する基
礎1部分に打入され、土台3の挟持固定部2bを高さ調
整可能に有する土台3水平レベル出し用のアンカー金具
2と、上記建築用柱5直下域の基礎1天端1aと上記土
台3との間を部分的に閉塞する空気硬化型の充填材4と
を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、木造建築物における土台の水平固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、木造建築物の土台100 は、図8に示すように土台100 固定用のアンカー 金具101 を打入した基礎102 が養生期の水分蒸発による微妙な凹凸誤差を生成す るため、その誤差を吸収すべく基礎102 の天端102 aに仕上モルタル103 を湿式 作業で均一に塗着してその仕上モルタル103 の上面で水平レベルを出し、該仕上 モルタル103 上面に載置した土台100 をその仕上モルタル103 と上記アンカー金 具101 に螺着されたナット部材101 aとで挟着して土台100 を水平レベルを出し た状態で固定できるようにしてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記する固定構造では下記の問題がある。 ・基礎102 の天端102 aの成形誤差を吸収する仕上モルタル103 は湿式作業でも って全長に渡って塗着され且つその仕上モルタル103 で全域に渡って水平度を出 すため、乾燥期間の関係や湿式作業で水平レベルが精確に出しにくい施工上の関 係で作業が煩雑化し且つ工期が非常に長期化する。 ・土台100 全長が仕上モルタル103 に接触する構造のため、仕上モルタル103 に 吸湿された水分の影響を受けたり、土台100 が仕上モルタル103 の微妙なアンジ ュレイションの影響を受けた状態のままアンカー金具101 で固定されるから、腐 り易く、また内部応力の影響によって耐久性の劣化が早急化する。
【0004】 本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、土台で 水平レベルを出すようにして、作業の煩雑化、工期の長期化及び土台の耐久性劣 化を解消できる木造建築物における土台の水平固定構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた技術的手段は、下記の通りである。 請求項1は、土台に立設する建築用柱直下域を挟む基礎部分に打入され、土台 の挟持固定部を高さ調整可能に有する土台レベル出し用のアンカー金具と、上記 建築用柱直下の基礎上面と上記土台との間を部分的に閉塞する空気硬化型の充填 材とを備えていることを要旨とする。 請求項2は、土台に立設する建築用柱直下域を挟む基礎部分に打入され、土台の 固定部を有するアンカー金具と、そのアンカー金具両側部の基礎天端部分に固定 された土台載承用の切削可能材料で成形した駒材と、前記建築用柱直下に対応す る基礎天端及び駒材、土台間を閉塞する空気硬化型の充填材とを備えていること を要旨とする。
【0006】
【作用】
上記技術的手段によれば、請求項1では、土台に立設する建築用柱直下域を挟 む基礎部分に打入したアンカー金具の挟持固定部を利用して基礎の天端上で土台 が水平レベル出しされ、またその土台と基礎天端との間が充填材で閉塞される。 土台上の建築用柱に作用する鉛直応力を直下域に配設された充填材を介して基礎 に伝達し、且つ各充填材との間に床下用換気口を散在状に開口する。請求項2で は、土台に立設する建築用柱直下域を挟む基礎部分の天端に固定した駒材を所望 の工具、例えばカンナ等で切削して水平面を出し、その駒材上面に土台を載承さ れた状態でその土台がアンカー固定される。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のように、請求項1においては、土台に立設する建築用柱直下域 を挟む基礎部分に打入したアンカー金具の挟持固定部で土台の水平レベルを直接 出し、その土台上に立設する建築用柱の鉛直応力を基礎に伝達するように土台と 基礎天端との間を充填材で閉塞した木造建築物における土台の水平固定構造であ るから、湿式作業でもって基礎天端全長に渡って仕上モルタルを塗着しながら全 域に渡って水平度を出した先行技術のように、作業が煩雑化したり、工期が長期 化することがなく、しかも、土台が建築用柱直下域部分に充填材に部分的に接触 する構造であるから、土台が充填材の微妙なアンジュレイションや水分の大きな 影響による耐久性の劣化を招くことなく、建築用柱に作用する鉛直応力を充填材 を介して基礎で確実に受力できる。 従って、土台の固定作業が頗る簡素化でき、しかも、土台の耐久性の劣化を招 かない信頼性に優れた木造建築物のおける土台の固定構造を提供できる。 また、充填材間、いいかえれば建築用柱直下域以外の土台と基礎天端との間全 てが散在する床下用換気口になるから、建築物の腐汚、衛生上の悪影響を効果的 に防ぐことができ、有用である。 また、請求項2においては、カンナ等で切削が可能な材料、例えば木切れ等か ら製作した安価な駒材を削って土台の載承面を水平状にしているから、より廉価 で済む。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1乃至図4は、請求項1の実施例を、図5乃至図7は、請求項2の実施例を 各々示している。図面において、1は基礎、2はアンカー金具、3は土台、4は 後埋め充填材、5は土台3上に立設する建築用柱である。
【0009】 基礎1は、従来から周知の通り、数種の型枠(図示せず)を相互に連結して所 定形状の築造空間(図示せず)を枠組形成し、その築造空間(図示せず)に補強 筋(図示せず)を配筋し、その後コンクリート材料(図示せず)を流し込み、所 定の養生期間を経て脱型して築造してなるもので、コンクリート材料(図示せず )が半乾燥状態で型枠(図示せず)の天端をトップ端としてレベル出しする共に 所定箇所にアンカー金具2の下半部を打入状に固着してなり、養生期間を経た後 、脱型するとアンカー金具2の上半部がトップ端から突設するように成型されて いる。
【0010】 アンカー金具2は、図示するように上記基礎1に下半部が打入状に固着された アンカーボルト2aと、そのアンカーボルト2aの上半部に設けられている挟持 固定部2bとで構成され、アンカーボルト2a上半部の捻子棒部2b’とその捻 子棒部2b’に螺合する一対のナット部材2b”、2b”とで形成した挟持固定 部2bを除いて下半部を、土台3上に立設される建築用柱5と対応する基礎1部 分において同建築用柱5を丁度挟む位置に打入させて固着してある。尚、符号8 は座金である。
【0011】 土台3は、必要本数の土台用構成木材3a…を用いて構築されるもので、各土 台用構成木材3a…において、上記アンカーボルト2aと対応する部分に挿通孔 3bを開孔してなり、上位のナット部材2b”を外した状態で挿通孔に捻子棒部 2b’を挿通させて各構成木材3aの下面を下位のナット部材2b”で載承させ 、下位のナット部材2b”を回転させながら、オートレベル、水準器等の所望な 装置、方法を併用して各土台用構成木材3a上面で水平レベルを出すようになっ ている。
【0012】 土台3と基礎1の天端1aとの間には、前記アンカーボルト2を隠すように充 填材4、例えばモルタルを充填して土台3上に立設する建築用柱5に集中する建 築物の鉛直応力を基礎1に確実に伝達できるようにしてある。 図5はその時の充填材4の充填方法を示し、基礎1の天端1aの内面部分に着 脱可能に取着した裏板6で土台3と基礎1の天端1aとの間の後開放部を、また 所望間隔をおいて対向するスポンジ材7、7で同土台3と基礎1の天端1aとの 間の両側部を閉口して前方のみが開放された充填口を形成し、その充填口からガ ンXを利用してモルタルを充填するようになっている。無論、その充填材4が硬 化した後には、裏板6、スポンジ材7、7を取り外しても良いし、そのままでも 良い。
【0013】 従って、この考案の木造建築物における土台の水平固定構造は、土台3自体で 水平レベルを出し、その土台3と基礎1の天端1aとの間を土台3上に立設する 建築用柱5に作用する建築物の鉛直応力を基礎1に確実に伝達する充填材4で閉 塞した構造であり、前記説明のように、湿式作業を必要とする塗着材(モルタル )や基礎1の天端1aで水平レベルを出す構造ではないから、工期の短縮、建築 用柱5に集中する鉛直応力の確実なる基礎1への伝達、床下の換気効率等種々な 面で特長を発揮する。
【0014】 次ぎに、図5乃至図8に示す請求項2の実施例を説明すると、この実施例は、 前記実施例のようなアンカー金具を利用せずに、アンカー金具2は従来通り、土 台3固定用として使用し、仕上げモルタルを使用せずに土台3の水平レベルを出 すために切削可能な材料で成形した駒材9を使用している。駒材9の有無、アン カー金具2の構造及び充填材4が異質である点を除いて前記実施例と同一である ため、その同一部分については同一符号を付け、説明は省略する。
【0015】 駒材9は、木片、好ましくは防蟻処理した木片であり、基礎の築造空間を確保 する内外型枠11、12の天端であって前記実施例と同様に土台3に立設する建築用 柱5直下域を挟む部分に釘13で釘着してなり、内外型枠11、12の天端間に載置さ れる全高を3乃至4cmとする横木部9aの下面から一体に築造空間内に進入す る埋設用木部9bに備えてなり、内外型枠11、12の天端まで打設される生コンク リート1’にその埋設用木部9bが埋設固定されて、乾燥後内外型枠11、12を脱 型しても基礎1に対して固定状態を維持するようになっている。
【0016】 アンカー金具2は、図示するように上記基礎1に下半部が打入状に固着された アンカーボルト2aと、そのアンカーボルト2aの上半部に設けられている固定 部2cとで構成され、アンカーボルト2a上半部の捻子棒部2c’とその捻子棒 部2c’に螺合するナット部材2c”とで形成した固定部2cを除いて下半部を 、土台3上に立設される建築用柱5と対応する基礎1部分において同建築用柱5 を丁度挟む位置、詳細には上記駒材9よりも建築用柱5側に接近する位置に打入 により固着してある。
【0017】 充填材4は、基礎1を築造するためにコンクリート材を使用しており、詳細に は、駒材9、9間の基礎1上に山盛りし、載置される土台3で押し広げられて基 礎1天端及び駒材9、9、土台3間を閉塞できるようになっている。
【0018】 そして、本実施例の木造建築物における土台の水平固定構造では、駒材9…を かんな等の工具で人為的に切削し、オートレベル、水準器等の測定機を併用しな がら、その水平面に土台用構成木材3aを載置してその土台用構成木材3aを水 平状にする。
【0019】 尚、駒材9…は、基礎1幅にカットする。この考案は、土台3と基礎1の天端 1aとの間を土台3上に立設する建築用柱5に作用する建築物の鉛直応力を基礎 1に確実に伝達する充填材4で閉塞した構造であり、前記説明のように、湿式作 業を必要とする塗着材(モルタル)や基礎1の天端1aで水平レベルを出す構造 ではないから、工期の短縮、建築用柱5に集中する鉛直応力の確実なる基礎1へ の伝達、床下の換気効率等種々な面で特長を発揮することの他、水平度調整を行 う駒材9…が木片等であるから、廉価であるのは勿論のこと、この駒材9…が内 外型枠11、12間隔を所定に保持する上側のセパレーターとして使用でき、無駄が ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の木造建築物における土台の水平固
定構造の斜視図で一部切欠して示す。
【図2】 図1の正面図で一部切欠して示す。
【図3】 土台の水平レベルを出している状態を示す正
面図で一部切欠して示す。
【図4】 充填材を充填している状態を示す側面断面
図。
【図5】 請求項2の木造建築物における土台の水平固
定構造の正面図で一部切欠して示す。
【図6】 土台の水平レベルを出している状態を示す同
正面図で一部切欠して示す。
【図7】 駒材を内外型枠に釘着し、基礎天端に充填材
を山盛りにした状態を示す側面断面図。
【図8】 従来の木造建築物における土台の水平固定構
造を示す正面図で一部切欠して示す。
【符号の説明】
3 :土台 1 :基礎 5 :建築用柱 2b :挟持固定部: 2 :アンカー金具 4 :充填材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土台に立設する建築用柱直下域を挟む
    基礎部分に打入され、土台の挟持固定部を高さ調整可能
    に有する土台水平レベル出し用のアンカー金具と、上記
    建築用柱直下域の基礎天端と上記土台との間を部分的に
    閉塞する空気硬化型の充填材とを備えていることを特徴
    とする木造建築物における土台の水平固定構造。
  2. 【請求項2】 土台に立設する建築用柱直下域を挟む
    基礎部分に打入され、土台の固定部を有するアンカー金
    具と、そのアンカー金具両側部の基礎天端部分に固定さ
    れた土台載承用の切削可能材料で成形した駒材と、前記
    建築用柱直下に対応する基礎天端及び駒材、土台間を閉
    塞する空気硬化型の充填材とを備えていることを特徴と
    する木造建築物における土台の水平固定構造。
JP2976792U 1992-05-07 1992-05-07 木造建築物における土台の水平固定構造 Pending JPH0589530U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2976792U JPH0589530U (ja) 1992-05-07 1992-05-07 木造建築物における土台の水平固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2976792U JPH0589530U (ja) 1992-05-07 1992-05-07 木造建築物における土台の水平固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0589530U true JPH0589530U (ja) 1993-12-07

Family

ID=12285198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2976792U Pending JPH0589530U (ja) 1992-05-07 1992-05-07 木造建築物における土台の水平固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0589530U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416628A (ja) * 1990-05-09 1992-01-21 Kaoru Taneichi 土台の施工方法、建物の施工方法、土台および土台用アンカーボルト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416628A (ja) * 1990-05-09 1992-01-21 Kaoru Taneichi 土台の施工方法、建物の施工方法、土台および土台用アンカーボルト

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4512126A (en) Panel module means
US7062885B1 (en) Foundation wall, construction kit and method
CA1184733A (en) Foundation and floor truss system and method of building construction
SE466021B (sv) Metod foer uppfoerande av en grundkonstruktion till en husgrund
US5228262A (en) Anchor assembly
JPH0589530U (ja) 木造建築物における土台の水平固定構造
US8061680B1 (en) Inter-truss frame for supporting concrete formwork
JP3740232B2 (ja) アンカーボルト設置金具
CA1099945A (en) Process for setting up the wood form for a building wall, and setting block to be used in this process
US5806274A (en) Floor joist retainer and method for using the same
JPH03244737A (ja) タイル外壁構造とその工法
KR0138377Y1 (ko) 시멘트 콘크리트 건축물의 거푸집설치를 위한 하부기초장치
JPS6032292Y2 (ja) 型枠装置
JP3837052B2 (ja) パッキング材及び床下換気構造の構築方法
US4616800A (en) Swimming pool bond beam form system
JP3464926B2 (ja) 木造家屋の土台・基礎のハイブリッド断熱工法における気密保持方法およびその構造
JP3157136B2 (ja) 基礎の構築方法
JP3024207U (ja) 建造物の基礎ブロック
JP3385581B2 (ja) 布基礎構造及びその施工方法
JPH0728303Y2 (ja) コンクリート型枠用レベル調整具
JPS6332843Y2 (ja)
JPH0735870Y2 (ja) 法面コンクリート壁成型用型枠
JPH0333101U (ja)
JPH0762934A (ja) 門 塀
JP2002081282A (ja) ゲート