JPH0589552U - 落下物ガード付キャブ - Google Patents

落下物ガード付キャブ

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JPH0589552U
JPH0589552U JP3296992U JP3296992U JPH0589552U JP H0589552 U JPH0589552 U JP H0589552U JP 3296992 U JP3296992 U JP 3296992U JP 3296992 U JP3296992 U JP 3296992U JP H0589552 U JPH0589552 U JP H0589552U
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JP
Japan
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cab
falling object
guard
frame
object guard
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Withdrawn
Application number
JP3296992U
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English (en)
Inventor
徹郎 西脇
淳 山川
則彦 藤村
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 落下物ガードの支持強度を高め、耐振性を
強化し、キャブ前方からの落下物に対するガードを容易
にした落下物ガード付キャブを提供する。 【構 成】 作業用機械1のメインフレーム4に、キャ
ブ本体10を弾性材48を介して取り付け、ルーフ46に取り
付けた落下物ガード42を支持するガード用フレーム52,
56を、キャブ本体10の隅部に取り付け、落下物ガード42
とガード用フレーム52,56とを固着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧ショベルなどの作業用機械のオペレータを落下物から保護する ための落下物ガード付キャブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、油圧ショベルなどの土木機械の外、クレーンなどの建設機械、フォー クリフトなどの荷役機械など各種の作業用機械には、重量物が落下してキャブを 押し潰す危険がある。したがって従来から、キャブには落下物ガードが設けるこ とが行われていることは周知である。以下、油圧ショベルを例にして、従来の落 下物ガード付キャブを、図7〜17によって説明する。
【0003】 図7及び図8において、油圧ショベル1は、下部走行体2にスイングフレーム 4を旋回自在に取り付け、該スイングフレーム4に、バケット5などの掘削装置 を取り付けたフロント6、上部旋回体8、キャブ本体10を取り付けている。そし て、スイングフレーム4は 360°旋回することができ、また、下部走行体2は、 前後進、スピンターン及びピボットターンの走行機能を有するように形成されて いる。なお、図7に示す符号11とエンジン部である。
【0004】 次に、キャブ本体10をスイングフレーム4に取り付ける手段を、図9〜図13に よって説明する。スイングフレーム4のキャブサポート部12(図10)の4隅に、 ボルト穴14を開けたキャブサポートブラケット16(図10)を取り付け、キャブフ ロア18(図9,11,12)に設けた取付け穴20(図12)を利用し、ゴム21を介してボル ト22によってキャブ本体10をスイングフレーム4に取り付けている。キャブ本体 10内には、多くの部品が取り付けられているが、基本的には図13に示すように、 キャブフロア18上に、シート24、操作レバー26を搭載し、シート24にオペレータ (図示せず)が座り、操作レバー26を操作する。なお、各図に示す符号28は窓、 30は扉、32はスイングフレーム4に取り付けたスカートである。
【0005】 ところで、キャブ本体10には、 1)オペレータの操作のために四方の視界を良好にする。 2)振動及び騒音を少なくし、乗り心地を含めた居住性を良好にする。 3)落下物、跳ねた物体からオペレータを保護する安全性を確保する。 などが要求される。したがって、キャブ本体は、前記各図から明らかなように、 視界を広くするために大きなガラス窓を四方に開け、重量を軽くするために薄い 鋼板で作るなど、ヤング率の異なる材料で形成するために、キャブ本体自体に安 全性を確保するための十分な剛性を持たせることは困難である。以下、キャブ本 体を落下物から保護する従来の落下物ガードについて説明する。
【0006】 図14,15に示す独立型落下物ガード34は、スカート32に取り付け、且つ、上部 が二股に別れた2本の支柱36と、スカート32にボルト(図示せず)で取り付けた 上部旋回体8のカバーフレーム38に取り付けた2本の支柱40とで、落下物ガード 42を支持するようにしている。なお、前記取り付けは一般に溶接により行いガー ドとしてのフレームを形成している。
【0007】 また、図16,17に示す上乗せ型落下物ガード44は、キャブ本体10のルーフ46の 上にラバーマウント48を介してボルト22で落下物ガード42を支持し、ガード機能 を果たすようにしている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記独立型落下物ガード34には次の問題がある。即ち、 (1-1) 支柱36がキャブ本体10の前方に配置されるので、視界内の死角部分が大 きくなる。 (1-2) 支柱36,40がそれぞれ、スイングフレーム4のスカート32、カバーフレ ーム38、及び、落下物ガード42に剛結合されているために、スイングフレーム4 に伝達されるエンジン部11などからの高周波振動により疲労破壊を起こし易い。
【0009】 (1-3) 落下物ガード42がオープンなラーメン構造をしているために十分な強度 を得ることが困難である。 また、上乗せ型落下物ガード44には次の問題がある。 (2-1) 落下物ガード42の質量がキャブ4のルーフ46に掛かるため、キャブ本体 10が疲労破壊し易い。
【0010】 (2-2) キャブ本体10の前方からの落下物のガードができない。 本考案は、以上の問題に鑑み成されたものであり、落下物ガードの支持強度を 向上させ、耐振性を強化して疲労破壊を防止し、前方からキャブにぶつかる落下 物や撥ね上げ物に対するガードを容易にすることにより、オペレータに対する安 全性を高めた落下物ガード付キャブを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本考案の落下物ガード付キャブの構成は、作業用 機械のメインフレームにオペレータを収容するキャブ本体を弾性材を介して取り 付け、キャブ本体のルーフ上に落下物ガードを取り付けると共に、キャブ本体の 少なくとも一部の隅部に、落下物ガードを支持する補強用フレームを取り付け、 落下物ガードと補強用フレームとを固着した固着したものである。
【0012】 前記作業用機械とは、例えば、油圧ショベルなどの土木機械、フォークリフト などの荷役機械、クレーンなどの建設機械などのように、運転席を設けたキャブ を機械本体に取り付けた作業機械を意味する。 前記補強用フレームは、例えばキャブ本体の前側の隅部、又は後ろ側の隅部な ど部分的に取付けることができ。更に、補強用フレームは、キャブ本体の横方向 隅部にも取り付けることができる。また、落下物ガードはルーフ枠に取り付ける のでもよい。落下物ガード及び前記フレームをキャブ本体に取り付ける手段とし ては、通常はボルトで固定するが、所望により、溶接などで直接取り付けてもよ く、ラバーマウントなど、弾性材を介して取り付けるようにしてもよい。
【0013】 キャブ本体と油圧ショベルのスイングフレームなど、建設機械のメインフレー ムとの間に介在させる弾性材は従来と同様にゴム材を使用することができるが、 本考案はこれに限定されない。
【0014】
【作 用】
落下物ガード及び補強用フレームをキャブ本体に取り付ける前記構成は、補強 用フレームを取り付けたキャブ本体部分がラーメン構造を形成し、キャブ本体の 剛性を高め、しかも、落下物ガードが受ける落下物からの衝撃を、一次的に落下 物ガードとキャブ本体のルーフとで受け止め、該負荷を2次的に補強用フレーム とキャブ本体とに伝え、両者の相互作用により衝撃荷重を支持・吸収し、変形を 可及的に小さくするように作用する。更に、前記構成は、キャブ本体がメインフ レームに弾性材を介して支持されており、しかも、キャブ本体の剛性が高くなっ ているために固有振動数が高くなり、エンジンなどの振動源との共振が回避され 、メインフレームの振動による疲労破壊を防止するように作用する。
【0015】 また、キャブ本体の隅部に補強用フレームを取り付ける構成は補強用フレーム を取り付けることにより視界を狭めことを可及的に少なくするように作用する。 したがって、該部分に補強用フレームを設けることによりキャブ前方に面格子状 のガードを取り付けることを容易にする。
【0016】
【実 施 例】
以下、添付の図を参照して本考案の実施例を説明する。 図1,2に示す実施例1の落下物ガード付キャブ50は、補強用前側フレーム52 をキャブ本体10の前側支柱54に沿って、また、補強用後側フレーム56をキャブ本 体10の後側支柱58に沿って、それぞれボルト22によって取り付け、キャブ本体10 のルーフ42の上に、ボルト22によって落下物ガード42取り付けた。そして、補強 用フレーム52,56と落下物ガード42とを溶接によって固着し、キャブ本体10を、 従来と同様に、メインフレームを構成するスイングフレーム4に従来と同様にラ バーマウント48によって取り付けたものである。前記ボルト22は、ボルト頭が外 部に突出して図示しているが、当然ボルト頭が表面から突出しないように取り付 けることもできる。なお、図1,2に示す符号60は、キャブ本体10の下側隅部に 取り付けた下側枠である。
【0017】 以上説明したように形成した実施例1の落下物ガード付キャブ50は、落下物ガ ード42、補強用フレーム52,56、ルーフ46、支柱54,58によるラーメン構造が形 成され、高い耐衝撃性を得ることができる。したがって、例えば岩や土砂などが 落下して落下物ガード42に衝撃を与えると、該衝撃荷重は、落下物ガード42及び ルーフ46によって1次的に受け止め、衝撃が吸収されると共に、吸収されない衝 撃荷重が、落下物ガード42及び補強用フレーム52,56から、分散して支柱54,58 などに分散して伝達される。したがって、キャブ本体10の変形を最小限度に止め ることができる。
【0018】 また、エンジン部11(図7)などの振動がスイングフレーム4からキャブ本体 10に伝達されるが、落下物ガード付キャブ50は、前記のとおり剛性を高くしたた めに固有振動数が上昇しており、また、ラバーマウント48による振動吸収及び緩 衝作用によって共振が妨げられ疲労破壊を防止することができる。 図3に示す実施例2の落下物ガード付キャブ50は、補強用前側フレーム52をキ ャブ本体10の前側支柱54に沿って、また、落下物ガード42をルーフ46に、それぞ れボルト22によって取り付け、補強用前側フレーム52と落下物ガード42とを溶接 によって一体としたものである。このように形成した補強用前側フレーム52、前 側支柱54、落下物ガード42、及び、ルーフ46によって部分的にラーメン構造を形 成するので、前側からの落下物による衝撃が予想される場合に有効に適用するこ とができる。
【0019】 また、図4に示す実施例3の落下物ガード付キャブ50は、補強用後側フレーム 56をキャブ本体10の後側支柱58に沿って、また、落下物ガード42をルーフ46に、 それぞれボルト22によって取り付け、補強用後側フレーム56と落下物ガード42と を溶接によって一体としたものである。このように形成した補強用後側フレーム 56、後側支柱58、落下物ガード42、及び、ルーフ46によって部分的にラーメン構 造を形成するので、特にキャブ本体10の後側に落下物の衝撃が作用することが予 想される場合に有効に適用することができる。
【0020】 図5,6に示す実施例4の落下物ガード付キャブ50は、落下物ガード42に脚部 62を設け、落下物ガード42とルーフ46との間に空隙を設けて取り付け、また、前 側支柱54の下側のキャブ本体10の隅部近傍に横フレーム64を配置し、これに補強 用前側フレーム52を取り付けボルト22で固定した。そして、落下物ガード42と、 この横フレーム64との間に、鋼棒を使用した面格子状の前方ガード66を取り付け た。該前方ガード66は、横に配置し、カード用前側フレーム52に固定するように することもできる。
【0021】 前記前方ガード66は、キャブ本体10の正面側からに落下する落下物、及び、正 面から撥ね飛ばされた岩などで、窓ガラスが破損したり、オペレータが怪我をす ることを防止することができる。また、予想される落下物の衝撃荷重がより小さ い場合には、落下物ガード42も面格子状に形成することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように構成した本考案の落下物ガード付キャブは、次の効果を得 ることができる。 (1) 落下物ガード及びこれを支持する補強用フレームをキャブ本体に取り付け ると共に、側面にラーメン構造を形成するようにしたので、キャブ本体の剛性を 高くして、落下物に対する耐衝撃強度を増加させることができる。
【0023】 (2) 落下物ガード及び補強用フレームをキャブ本体に取り付けて剛性を高くし たことにより固有振動数が上がり、キャブ本体を弾性材を介してメインフレーム に取り付けるようにしたので、エンジンなどの高い周波数の振動源との共振を回 避して疲労破壊を防止することができる。 (3) 補強用フレームを、キャブ本体の隅に取り付けたので、オペレータの視界 を可及的に大きく確保して、高い作業性を確保することができる。
【0024】 (4) キャブ本体が補強されるので軽量化を図ることができる。 (5) キャブ本体の隅部に補強用フレームを取り付ける構成は、前方から落下す る落下物や撥ね飛ばされた物体をガードする前方ガードの取り付けを容易に行う ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1による落下物ガード付キャブ
の側面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】本考案の実施例2による落下物ガード付キャブ
の側面図である。
【図4】本考案の実施例3による落下物ガード付キャブ
の側面図である。
【図5】本考案の実施例4による落下物ガード付キャブ
の斜視図である。
【図6】図1の側面図である。
【図7】従来例による油圧ショベルの側面図である。
【図8】図7のVIII-VIII 線矢視図である。
【図9】図7のキャブ部分の矢視図である。
【図10】図7のスイングフレームを示す斜視図である。
【図11】図9の側面図である。
【図12】図7に示すキャブ本体とキャブフロアとを分解
して示す斜視図である。
【図13】キャブの内部の主要機器の配置を示す斜視図で
ある。
【図14】従来例による独立型落下物ガードを説明するた
めの斜視図である。
【図15】図14の側面図である。
【図16】従来例による上乗せ型落下物ガードを説明する
ための斜視図である。
【図17】図16の側面図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル(作業用機械) 2 下部走行体 4 スイングフレーム(メインフレーム) 10 キャブ 12 キャブサポー
ト部 16 キャブサポートブラケット 20 取り付け穴 21 ゴム 22 ボルト 28 窓 32 スカート 34 独立型落下物ガード 36 支柱 38 カバーフレーム 40 支柱 42 落下物ガード 44 上乗せ型落下
物ガード 46 ルーフ 48 ラバーマウン
ト 50 落下物ガード付キャブ 52 補強用前側フ
レーム 54 前側支柱 56 補強用後側フ
レーム 58 後側支柱 64 横フレーム 66 前方ガード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業用機械のメインフレームにオペレー
    タを収容するキャブ本体を弾性材を介して取り付け、キ
    ャブ本体のルーフ上に落下物ガードを取り付けると共
    に、キャブ本体の少なくとも一部の隅部に、落下物ガー
    ドを支持する補強用フレームを取り付け、落下物ガード
    と補強用フレームとを固着した落下物ガード付キャブ。
JP3296992U 1992-05-19 1992-05-19 落下物ガード付キャブ Withdrawn JPH0589552U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528526A (ja) * 2011-09-30 2014-10-27 ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー 掘削機用部品保護装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014528526A (ja) * 2011-09-30 2014-10-27 ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー 掘削機用部品保護装置
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