JPH0589611U - 断熱パネル - Google Patents

断熱パネル

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JPH0589611U
JPH0589611U JP1356892U JP1356892U JPH0589611U JP H0589611 U JPH0589611 U JP H0589611U JP 1356892 U JP1356892 U JP 1356892U JP 1356892 U JP1356892 U JP 1356892U JP H0589611 U JPH0589611 U JP H0589611U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 建築物の構造部材間に敷設される断熱パネル
であって、2つ以上の半体11a,11bからなり、こ
れらの半体11a,11bの相互に対向する箇所に、こ
れら2つ以上の半体11a,11bを互いに近づく方向
又は離れる方向にシフトできるように、相互にシフト可
能に嵌合する凹凸嵌合部12,13を有し、これによ
り、伸縮できる断熱材11と、この断熱材11の収縮時
に溜めとなる部位を残すように、断熱材11の2つ以上
の半体11a,11bの少なくとも一側に貼着された少
なくとも一つのフィルム又はシール21,22と、を具
備する。 【効果】 断熱パネルが伸縮自在であるため、断熱パネ
ルの端面を構造部材の端面に空隙なく合わせて気密に且
つ断熱欠損無く断熱パネルを敷設することができる。凹
凸内に貯留される空気に対流が起こらず、この空気の層
により断熱効果を発揮することができ、断熱性の低下を
招くことがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
本考案は、建築物の断熱パネルに関し、例えば、木造建築物の柱、間柱等の端 面同士の間隔が種々であっても、伸縮することにより、これらの間に気密に且つ 断熱欠損無く敷設できる断熱パネルに関する。
【0002】
【考案の技術的背景】
木造建築物では、通し柱、管柱、間柱は、その中心位置を基準に建物の寸法を 定めているが、これら柱の一辺の寸法が異なっている。そのため、これらの柱の 中心位置間の間隔は、例えば、1/4間、455mmで一定となっているが、これ らの柱の端面同士の間隔は、種々のものとなっている。
【0003】 詳説すると、例えば、図7に示すように、通し柱1と、間柱2との中心位置間 の間隔は455mmとなっているが、通し柱1の一辺は例えば120mmであり、間 柱の一辺は30〜45mmである。そのため、通し柱1と、間柱2との端面同士の 間隔aは、最大で、380.0mmであり、最小で、372.5mmとなっている。
【0004】 さらに、符号1の柱が管柱であると仮定すると、管柱1の一辺は例えば105 mmである。そのため、管柱1と、間柱2との端面同士の間隔aは、最大で、38 7.5mmであり、最小で、370mmとなっている。
【0005】 従って、通し柱又は管柱1と、間柱2との間隔aは、最大で、387.5mmで あり、最小で、370mmであり、その差は、17.5mmであり、種々のものとな っている。
【0006】 また、間柱2と、間柱3との中心位置間の間隔も、455mmとなっているが、 間柱の一辺は30〜45mmであるため、間柱2と間柱3との端面同士の間隔bは 、最大で、425mmであり、最小で、410mmであり、その差は、15mmであり 、種々のものとなっている。
【0007】 さらに、柱1と間柱2との端面同士の間隔aと、間柱2と間柱3との端面同士 の間隔bとを比較すると、最大で、425mmであり、最小で、370mmであり、 その差は、55mmであり、種々のものとなっている。
【0008】 以上から、通し柱1、管柱1、間柱2,3の端面同士の間隔a,bは、これら の一辺の寸法が異なるため、種々のものとなっている。 ところで、木造建築物では、室内の断熱性・気密性を向上する観点から、これ ら通し柱1、管柱1、間柱2,3の間に、硬質の発泡樹脂からなる断熱材を敷設 することがある。しかし、上記のように、これら柱の端面同士の間隔a,bは種 々のものであるため、例えば、図7に示すように、通し柱1と間柱2との間、お よび間柱2と間柱3との間に、同じ断熱材4を敷設すると、間柱2と間柱3との 間では、図7に示すように、間柱3側に隙間ができるため、この隙間を埋めるた め、現場作業でカットされた断熱片5をこの隙間に敷設している(幅足し)。
【0009】 しかしながら、このようなカットされた断熱片5は現場作業によるため、間柱 3との間に空隙が生じ易いという問題がある。さらに、この断熱片5が現場作業 により気密に敷設してあったとしても、間柱3の木材が乾燥して変形する結果、 間柱3と断熱片5と間に空隙が生じ、気密性・断熱性が劣化するという問題が生 起される。また、地震等があった場合には、断熱材4、及びカットされた断熱片 5が脱落するといった虞れがある。
【0010】 一方、柱間の幅よりも広い幅の断熱材を予め準備しておき、現場作業により柱 の端面の間隔に応じてこの幅広の断熱材を切断(幅切り)することも考えられる 。しかし、多数の箇所において、この切断作業を行わざるを得ず、作業が非常に 煩雑であるという問題がある。
【0011】 さらに、柱の端面の間隔に対応した種々のサイズの断熱材を用いることも考え られるが、このような場合には、断熱材の製造コストが高騰するという問題が生 じる。
【0012】 このように、従来、柱の端面同士の間隔が種々であることに起因して、種々の サイズの断熱材を準備したり、或いは、幅切り、幅足しを行って断熱材を敷設せ ざるを得ず、気密性・断熱性が劣化するといった問題があった。
【0013】
【考案の目的】
本考案は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、建築物の構造 部材の端面同士の間隔が種々であっても、伸縮することにより、これらの間に気 密に且つ断熱欠損無く敷設できる断熱パネルを提供することにある。
【0014】
【考案の概要】
この目的を達成するため、本考案の請求項1に係る断熱パネルは、 建築物の構造部材間に敷設される断熱パネルであって、 2つ以上の半体からなり、これらの半体の相互に対向する箇所に、これら2つ 以上の半体を互いに近づく方向又は離れる方向にシフトできるように、相互にシ フト可能に嵌合する凹凸嵌合部を有し、これにより、伸縮できる断熱材と、 この断熱材の収縮時に溜めとなる部位を残すように、断熱材の2つ以上の半体 の少なくとも一側に貼着された少なくとも一つのフィルム又はシールと、を具備 することを特徴としている。
【0015】 このように構成した本考案では、凹凸嵌合部により、断熱材を構成する2つの 半体を相互にシフトできるため、断熱パネルを伸縮することができる。また、こ の際、断熱材の収縮時に溜めとなる部位を残すようにして、断熱材にフィルムを 貼着している。このフィルムは、後述するように、防湿シート等の役割を果たす と共に、ステープル等により構造部材の柱等に取付けられて、断熱パネルを柱等 間に固定する役割を果たす。
【0016】 このように、本考案では、断熱パネルが伸縮自在であるため、建築物の構造部 材、例えば、通し柱、管柱、間柱の端面同士の間隔が種々であったとしても、断 熱パネルを伸縮させることにより、断熱パネルの端面を構造部材の端面に空隙な く合わせて気密に且つ断熱欠損無く断熱パネルを敷設することができる。
【0017】 したがって、従来のように、種々のサイズの断熱材を準備する必要がないと共 に、現場作業による幅足し又は幅切りを行う必要がなく、これらに起因する気密 性・断熱性の劣化といった問題を解消できる。さらに、断熱材にフィルム又はシ ートが貼着してあり、このフィルム又はシートをステープル等で柱等の構造部材 に取付けて断熱パネルを固定しているため、断熱パネルを気密に取付けることが できる。さらに、凹凸嵌合部における凹凸を細かく区切った場合には、凹凸内に 貯留される空気に対流が起こらず、この空気の層により断熱効果を発揮すること ができ、断熱性の低下を招くことがない。
【0018】 また、本考案の請求項3に係る断熱パネルでは、2以上の半体からなり伸縮自 在の断熱材からなることを特徴しており、フィルム又はシートを予め貼着してい ない。この場合にも、上記と同様の作用効果を奏することは勿論であり、防湿フ ィルム等が必要な場合には、現場にて後工程により敷設されればよい。
【0019】
【考案の具体的説明】
以下、本考案の2つの実施例に係る断熱パネルを図面を参照しつつ説明する。 図1〜図4は、本考案の第1の実施例に係り、図5,6は、本考案の第2の実施 例に係る。
【0020】 先ず、図1〜4を参照して、第1の実施例を説明する。 図1は、本考案の第1の実施例に係る断熱パネルの分解斜視図である。図2は 、同実施例に係る断熱パネルを壁パネルとして用い、これを柱・間柱間に敷設し たときの木造建築物の壁の水平断面図である。図3は、同実施例に係る断熱パネ ルを壁パネルとして用い、これを間柱・間柱間に敷設したときの木造建築物の壁 の水平断面図である。図4は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネルとして用い た場合の木造建築物の壁の水平断面図である。
【0021】 図1に示すように、本実施例に係る断熱パネル10は、2つの半体11a,1 1bからなる断熱材11と、この断熱材11の両側に貼着されたフィルム21, 22とを有している。
【0022】 この断熱材11の2つの半体11a,11bの相互に対向する部位には、各々 、凹凸嵌合部12,13が形成してある。この凹凸嵌合部12,13は、各々、 所定長さに延びる複数の凸部12a,13aと、これらの凸部12a,13aの 間に形成され所定長さ延びる複数の凹部12b,13bとからなっており、これ ら凸部12a,13aと、凹部12b,13bとは、相互にシフト可能に嵌合し てある。これら凸部12a,13aと凹部12b,13bとは密に嵌合していて もよく、粗に嵌合してあってもよい。したがって、このように構成してあるため 、これら凸部12a,13aと凹部12b,13bとを相互にシフトすると、半 体11a,11bを互いに近づく方向又は離れる方向にシフトでき、断熱材11 を伸縮することができる。
【0023】 凸部12a,13aの数、及び凹部12b,13bの数は、断熱材11の厚さ や強度によって変化するが、例えば、厚さ50mmの断熱材であれば、間隔5〜 10mmの凹凸部が計10〜5個とすることができる。これら及び図示したもの に限定されるものではないが、これらの数は、より多いほど好ましい。なぜなら 、図3に示すように、断熱材11が伸びた状態では、凹部12b,13b内には 、空気が入っており、この空気は層を形成して断熱効果を発揮することができる 。しかし、凸部12a,13a及び凹部12b,13bの数が少ない場合には、 凹部12b,13bの各寸法が大きくなる結果、凹部12b,13b内では空気 の対流が起こり、静止した空気層が形成されず、断熱性能が低下する虞れがある 。これに対して、凸部12a,13a及び凹部12b,13bの数が多い場合に は、凹部12b,13bの各寸法が小さくなる結果、凹部12b,13b内では 空気の対流が阻止され、静止した空気層が形成され、断熱性能が向上するからで ある。
【0024】 さらに、凸部12a,13a及び凹部12b,13bの形状は、図示したもの に限定されるものではない。例えば、突部12a,13aの先端が丸みをもって 形成してあってもよく、凹部12b,13bの底部も丸みをもって形成してあっ てもよい。
【0025】 さらに、この断熱材11の半体11a,11bは、各々、発泡ポリスチレン、 発泡ポリウレタン、発泡ポリプロピレンなどの発泡樹脂から形成してある。発泡 樹脂は、これらに限定されず、種々のものであってもよい。凹凸嵌合部11,1 2を有する半体11a,11bを成形するに際しては、型内成形などの一体成形 により形成してもよく、または、後工程によって、熱線カッターや鋸歯等により 凹凸嵌合部11,12を形成するようにしてもよい。
【0026】 次に、断熱材11の一側に貼着されたフィルム21は、断熱パネル10の敷設 時、室内側に位置し、防湿フィルムの役割を果たすものである。そのため、フィ ルム21は、フィルムに代えて、比較的厚いシートであってもよい。このフィル ム21は、例えば、厚さが0.1mm程度のポリエチレンフィルムであるが、こ れらに限定されるものではない。さらに、断熱材11の他側に貼着されたフィル ム22は、断熱パネル10の敷設時、室外側に位置し、防風フィルムの役割を果 たすものであるが、防風フィルムが不要である場合には、このフィルム22は用 いなくてもよい。この防風フィルム22は、一般的には、防風性能を有すると同 時に、透湿性能をも併せもつ素材、例えば、タイベック(商標名)、ゴアテック ス(商標名)から形成してある。しかし、これらに限定されず、アルミ蒸着フィ ルムに細かい孔を開けたもの、ポリエチレン不織布に微多孔質フィルムを貼着し たもの等種々のものであってもよい。また、フィルム22は、フィルムに代えて 、比較的厚いシートであってもよい。
【0027】 これらのフィルム21,22を断熱材11に貼着するに際しては、図2に示す ように、断熱材11の収縮時に、溜めとなる部位21a,22aを残すようにし て、フィルム21,22を断熱材11に貼着してある。この溜め部位21a,2 2aが設けられていないと、図3に示すように、断熱材11を伸長することがで きないためである。したがって、この溜め部位21a,22aは、断熱材11の 伸長時には、図3に示すように、フィルム21,22の一般面となる。
【0028】 この断熱パネル10を、例えば、壁用断熱パネルとして用いる場合、この断熱 パネル10の寸法は、幅が1/4間、455mmであり、高さが910〜1820 mmである。しかし、これらに限定されるものでないことは勿論である。
【0029】 このように構成してある断熱パネル10は、例えば、図2,3に示すように、 壁用断熱パネルとして敷設する。 図2に示すように、通し柱(又は管柱)1と、間柱2との間に、断熱パネル1 0を敷設する場合には、これら柱1,2の端面同士の間隔aは、比較的狭いため (例えば、372.5mm)、断熱パネル10を収縮させた状態でこれら柱1,2 間に敷設する。断熱パネル10の柱1,2への取付けは、フィルム21,22の 端部をステープルにより柱1,2に固定することにより行う。これにより、断熱 パネル10と柱1,2との間の気密性を確保することができる。
【0030】 さらに、図3に示すように、間柱2と、間柱3との間に、断熱パネル10を敷 設する場合には、これら間柱2,3の端面同士の間隔bが比較的広いため、(例 えば、425mm)、断熱パネル10を伸長させた状態でこれら間柱2,3間に敷 設する。図2の場合と同様に、フィルム21,22の端部をステープルにより柱 1,2に固定することにより、気密性を確保して断熱パネル10を柱に固定する 。
【0031】 図4に示すように、これらの断熱パネル10の敷設の後、柱1,2,3の外側 に縦胴縁31を敷設して、これらの縦胴縁31の外側に外装材32を敷設する一 方、柱1,2,3の内側に内装材33を敷設し、これにより、本実施例に係る断 熱パネルを用いた断熱壁が完成する。
【0032】 以上述べたように、本実施例に係る断熱パネル10は、伸縮自在であるため、 通し柱1(又は管柱)、間柱2,3の端面同士の間隔が種々であったとしても、 断熱パネル10を伸縮させることにより、断熱パネル10の端面を柱1,2,3 の端面に空隙なく合わせて気密に且つ断熱欠損無く断熱パネル10を敷設するこ とができる。したがって、従来のように、種々のサイズの断熱材を準備する必要 がないと共に、現場作業による幅足し又は幅切りを行う必要がなく、これらに起 因する気密性・断熱性の劣化といった問題を解消できる。
【0033】 さらに、断熱材11にフィルム21,22が貼着してあるため、フィルム21 ,22をステープル等で柱1,2,3に取付けて断熱パネル10を固定している ため、断熱パネル10を気密性良く取付けることができる。
【0034】 さらに、凹凸嵌合部12,13の凹部12b,13bが細かい場合には、凹部 12b,13b内に貯留されている空気の対流が阻止され、静止した空気層が形 成され、断熱性能を向上することができる。
【0035】 次に、図5,6を参照して、第2の実施例に係る断熱パネルについて説明する 。図5は、第2の実施例に係る断熱パネルを壁パネルとして用い、これを柱・間 柱間に敷設したときの木造建築物の壁の水平断面図である。図6は、同実施例に 係る断熱パネルを壁パネルとして用いた場合の木造建築物の壁の水平断面図であ る。但し、図6は、断熱パネルを壁の外方側に取付けた断熱壁を表している。
【0036】 図5,6に示すように、本実施例では、フィルム又はシートが断熱材11に予 め貼着していない。その他の点は、第1の実施例とほぼ同様である。したがって 、断熱パネル10は、伸縮自在であるため、通し柱1(又は管柱)、間柱2,3 の端面同士の間隔が種々であったとしても、断熱パネル10を伸縮させることに より、断熱パネル10の端面を柱1,2,3の端面に空隙なく合わせて気密に且 つ断熱欠損無く断熱パネル10を敷設することができる。なお、防水・防風フィ ルム又はシートは、図5,6には示していないが、必要に応じて敷設してもよい ことは勿論である。
【0037】 さらに、本実施例では、半体11a,11bの両端部に、柱1,2,3からは み出した突部40が設けてあり、この突部40に、作業者が手を掛けるための引 掛かり部41が設けてある。これにより、作業者が引掛かり部41に手を掛けて 2つの半体11a,11bを引っ張ることができ、断熱材11の伸縮作業を容易 にすることができる。この突部40及び引掛かり部41は、第2の実施例の必須 要件でないと共に、第1の実施例に係る断熱パネルに設けてあってもよいことは 勿論である。
【0038】 なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、種々変形可能で ある。特に、実施例では、本考案に係る断熱パネルを壁用断熱パネルとして用い ているが、断熱パネルは、床用断熱パネルとして用いられてもよく、この場合に は、断熱パネルは根太又は大引き間に敷設される。また、断熱パネルは、屋根用 断熱パネルとして用いられてもよく、この場合には、断熱パネルは垂木間に敷設 される。さらに、本考案の請求項1に係る断熱パネルでは、断熱材に貼着される フィルムは、断熱材の少なくとも一側に設けてあればよく、必ずしも断熱材の両 側に設けてある必要はない。さらに、断熱材を構成する半体の数も2個に限定さ れず、2個以上であればいくつであってもよい。
【0039】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案では、断熱パネルが伸縮自在であるため、建築物の 構造部材、例えば、通し柱、管柱、間柱の端面同士の間隔が種々であったとして も、断熱パネルを伸縮させることにより、断熱パネルの端面を構造部材の端面に 空隙なく合わせて気密に且つ断熱欠損無く断熱パネルを敷設することができる。 したがって、従来のように、種々のサイズの断熱材を準備する必要がないと共に 、現場作業による幅足し又は幅切りを行う必要がなく、これらに起因する気密性 ・断熱性の劣化といった問題を解消できる。さらに、フィルム又はシートをステ ープル等で柱等の構造部材に取付けて断熱パネルを固定しているため、断熱パネ ルを気密に取付けることができる。さらに、凹凸内に貯留される空気に対流が起 こらず、この空気の層により断熱効果を発揮することができ、断熱性の低下を招 くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の第1の実施例に係る断熱パネ
ルの分解斜視図である。
【図2】図2は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネル
として用い、これを柱・間柱間に敷設したときの木造建
築物の壁の水平断面図である。
【図3】図3は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネル
として用い、これを間柱・間柱間に敷設したときの木造
建築物の壁の水平断面図である。
【図4】図4は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネル
として用いた場合の木造建築物の壁の水平断面図であ
る。
【図5】図5は、第2の実施例に係る断熱パネルを壁パ
ネルとして用い、これを柱・間柱間に敷設したときの木
造建築物の壁の水平断面図である。
【図6】図6は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネル
として用いた場合の木造建築物の壁の水平断面図である
【図7】図7は、従来に係る断熱パネルを用いた場合の
木造建築物の壁の水平断面図である。
【符号の説明】
10 断熱パネル 11 断熱材 11a,11b 半体 12,13 凹凸嵌合部 21,22 フィルム又はシート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の構造部材間に敷設される断熱パ
    ネルであって、 2つ以上の半体からなり、これらの半体の相互に対向す
    る箇所に、これら2つ以上の半体を互いに近づく方向又
    は離れる方向にシフトできるように、相互にシフト可能
    に嵌合する凹凸嵌合部を有し、これにより、伸縮できる
    断熱材と、 この断熱材の収縮時に溜めとなる部位を残すように、断
    熱材の2つ以上の半体の少なくとも一側に貼着された少
    なくとも一つのフィルム又はシールと、を具備すること
    を特徴とする断熱パネル。
  2. 【請求項2】 前記フィルム又はシールが貼着された断
    熱材の2つ以上の半体の反対側には、別のフィルム又は
    シールが貼着してあることを特徴とする請求項1に記載
    の断熱パネル。
  3. 【請求項3】 建築物の構造部材間に敷設される断熱パ
    ネルであって、 2つ以上の半体からなり、これらの半体の相互に対向す
    る箇所に、これら2つ以上の半体を互いに近づく方向又
    は離れる方向にシフトできるように、相互にシフト可能
    に嵌合する凹凸嵌合部を有し、これにより、伸縮できる
    断熱材を具備することを特徴とする断熱パネル。
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