JP2565713Y2 - 断熱パネル - Google Patents
断熱パネルInfo
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- JP2565713Y2 JP2565713Y2 JP1992013568U JP1356892U JP2565713Y2 JP 2565713 Y2 JP2565713 Y2 JP 2565713Y2 JP 1992013568 U JP1992013568 U JP 1992013568U JP 1356892 U JP1356892 U JP 1356892U JP 2565713 Y2 JP2565713 Y2 JP 2565713Y2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【考案の技術分野】本考案は、建築物の断熱パネルに関
し、例えば、木造建築物の柱、間柱等の端面同士の間隔
が種々であっても、伸縮することにより、これらの間に
気密に且つ断熱欠損無く敷設できる断熱パネルに関す
る。
し、例えば、木造建築物の柱、間柱等の端面同士の間隔
が種々であっても、伸縮することにより、これらの間に
気密に且つ断熱欠損無く敷設できる断熱パネルに関す
る。
【0002】
【考案の技術的背景】木造建築物では、通し柱、管柱、
間柱は、その中心位置を基準に建物の寸法を定めている
が、これら柱の一辺の寸法が異なっている。そのため、
これらの柱の中心位置間の間隔は、例えば、1/4間、
455mmで一定となっているが、これらの柱の端面同士
の間隔は、種々のものとなっている。
間柱は、その中心位置を基準に建物の寸法を定めている
が、これら柱の一辺の寸法が異なっている。そのため、
これらの柱の中心位置間の間隔は、例えば、1/4間、
455mmで一定となっているが、これらの柱の端面同士
の間隔は、種々のものとなっている。
【0003】詳説すると、例えば、図5に示すように、
通し柱1と、間柱2との中心位置間の間隔は455mmと
なっているが、通し柱1の一辺は例えば120mmであ
り、間柱の一辺は30〜45mmである。そのため、通し
柱1と、間柱2との端面同士の間隔aは、最大で、38
0.0mmであり、最小で、372.5mmとなっている。
通し柱1と、間柱2との中心位置間の間隔は455mmと
なっているが、通し柱1の一辺は例えば120mmであ
り、間柱の一辺は30〜45mmである。そのため、通し
柱1と、間柱2との端面同士の間隔aは、最大で、38
0.0mmであり、最小で、372.5mmとなっている。
【0004】さらに、符号1の柱が管柱であると仮定す
ると、管柱1の一辺は例えば105mmである。そのた
め、管柱1と、間柱2との端面同士の間隔aは、最大
で、387.5mmであり、最小で、370mmとなってい
る。
ると、管柱1の一辺は例えば105mmである。そのた
め、管柱1と、間柱2との端面同士の間隔aは、最大
で、387.5mmであり、最小で、370mmとなってい
る。
【0005】従って、通し柱又は管柱1と、間柱2との
間隔aは、最大で、387.5mmであり、最小で、37
0mmであり、その差は、17.5mmであり、種々のもの
となっている。
間隔aは、最大で、387.5mmであり、最小で、37
0mmであり、その差は、17.5mmであり、種々のもの
となっている。
【0006】また、間柱2と、間柱3との中心位置間の
間隔も、455mmとなっているが、間柱の一辺は30〜
45mmであるため、間柱2と間柱3との端面同士の間隔
bは、最大で、425mmであり、最小で、410mmであ
り、その差は、15mmであり、種々のものとなってい
る。
間隔も、455mmとなっているが、間柱の一辺は30〜
45mmであるため、間柱2と間柱3との端面同士の間隔
bは、最大で、425mmであり、最小で、410mmであ
り、その差は、15mmであり、種々のものとなってい
る。
【0007】さらに、柱1と間柱2との端面同士の間隔
aと、間柱2と間柱3との端面同士の間隔bとを比較す
ると、最大で、425mmであり、最小で、370mmであ
り、その差は、55mmであり、種々のものとなってい
る。
aと、間柱2と間柱3との端面同士の間隔bとを比較す
ると、最大で、425mmであり、最小で、370mmであ
り、その差は、55mmであり、種々のものとなってい
る。
【0008】以上から、通し柱1、管柱1、間柱2,3
の端面同士の間隔a,bは、これらの一辺の寸法が異な
るため、種々のものとなっている。ところで、木造建築
物では、室内の断熱性・気密性を向上する観点から、こ
れら通し柱1、管柱1、間柱2,3の間に、硬質の発泡
樹脂からなる断熱材を敷設することがある。しかし、上
記のように、これら柱の端面同士の間隔a,bは種々の
ものであるため、例えば、図5に示すように、通し柱1
と間柱2との間、および間柱2と間柱3との間に、同じ
断熱材4を敷設すると、間柱2と間柱3との間では、図
7に示すように、間柱3側に隙間ができるため、この隙
間を埋めるため、現場作業でカットされた断熱片5をこ
の隙間に敷設している(幅足し)。
の端面同士の間隔a,bは、これらの一辺の寸法が異な
るため、種々のものとなっている。ところで、木造建築
物では、室内の断熱性・気密性を向上する観点から、こ
れら通し柱1、管柱1、間柱2,3の間に、硬質の発泡
樹脂からなる断熱材を敷設することがある。しかし、上
記のように、これら柱の端面同士の間隔a,bは種々の
ものであるため、例えば、図5に示すように、通し柱1
と間柱2との間、および間柱2と間柱3との間に、同じ
断熱材4を敷設すると、間柱2と間柱3との間では、図
7に示すように、間柱3側に隙間ができるため、この隙
間を埋めるため、現場作業でカットされた断熱片5をこ
の隙間に敷設している(幅足し)。
【0009】しかしながら、このようなカットされた断
熱片5は現場作業によるため、間柱3との間に空隙が生
じ易いという問題がある。さらに、この断熱片5が現場
作業により気密に敷設してあったとしても、間柱3の木
材が乾燥して変形する結果、間柱3と断熱片5と間に空
隙が生じ、気密性・断熱性が劣化するという問題が生起
される。また、地震等があった場合には、断熱材4、及
びカットされた断熱片5が脱落するといった虞れがあ
る。
熱片5は現場作業によるため、間柱3との間に空隙が生
じ易いという問題がある。さらに、この断熱片5が現場
作業により気密に敷設してあったとしても、間柱3の木
材が乾燥して変形する結果、間柱3と断熱片5と間に空
隙が生じ、気密性・断熱性が劣化するという問題が生起
される。また、地震等があった場合には、断熱材4、及
びカットされた断熱片5が脱落するといった虞れがあ
る。
【0010】一方、柱間の幅よりも広い幅の断熱材を予
め準備しておき、現場作業により柱の端面の間隔に応じ
てこの幅広の断熱材を切断(幅切り)することも考えら
れる。しかし、多数の箇所において、この切断作業を行
わざるを得ず、作業が非常に煩雑であるという問題があ
る。
め準備しておき、現場作業により柱の端面の間隔に応じ
てこの幅広の断熱材を切断(幅切り)することも考えら
れる。しかし、多数の箇所において、この切断作業を行
わざるを得ず、作業が非常に煩雑であるという問題があ
る。
【0011】さらに、柱の端面の間隔に対応した種々の
サイズの断熱材を用いることも考えられるが、このよう
な場合には、断熱材の製造コストが高騰するという問題
が生じる。
サイズの断熱材を用いることも考えられるが、このよう
な場合には、断熱材の製造コストが高騰するという問題
が生じる。
【0012】このように、従来、柱の端面同士の間隔が
種々であることに起因して、種々のサイズの断熱材を準
備したり、或いは、幅切り、幅足しを行って断熱材を敷
設せざるを得ず、気密性・断熱性が劣化するといった問
題があった。
種々であることに起因して、種々のサイズの断熱材を準
備したり、或いは、幅切り、幅足しを行って断熱材を敷
設せざるを得ず、気密性・断熱性が劣化するといった問
題があった。
【0013】
【考案の目的】本考案は、上述したような事情に鑑みて
なされたものであって、建築物の構造部材の端面同士の
間隔が種々であっても、伸縮することにより、これらの
間に気密に且つ断熱欠損無く敷設できる断熱パネルを提
供することにある。
なされたものであって、建築物の構造部材の端面同士の
間隔が種々であっても、伸縮することにより、これらの
間に気密に且つ断熱欠損無く敷設できる断熱パネルを提
供することにある。
【0014】
【考案の概要】この目的を達成するため、本考案の請求
項1に係る断熱パネルは、建築物の構造部材間に敷設さ
れる断熱パネルであって、2つ以上の半体からなり、こ
れらの半体の相互に対向する箇所に、これら2つ以上の
半体を互いに近づく方向又は離れる方向にシフトできる
ように、相互にシフト可能に嵌合する凹凸嵌合部を厚さ
方向に複数個有し、これにより、伸縮できる断熱材と、
この断熱材の収縮時に溜めとなる部位を残すように、断
熱材の2つ以上の半体の少なくとも一側に貼着された少
なくとも一つのフィルム又はシールと、を具備すること
を特徴としている。
項1に係る断熱パネルは、建築物の構造部材間に敷設さ
れる断熱パネルであって、2つ以上の半体からなり、こ
れらの半体の相互に対向する箇所に、これら2つ以上の
半体を互いに近づく方向又は離れる方向にシフトできる
ように、相互にシフト可能に嵌合する凹凸嵌合部を厚さ
方向に複数個有し、これにより、伸縮できる断熱材と、
この断熱材の収縮時に溜めとなる部位を残すように、断
熱材の2つ以上の半体の少なくとも一側に貼着された少
なくとも一つのフィルム又はシールと、を具備すること
を特徴としている。
【0015】このように構成した本考案では、厚さ方向
に形成された複数個の凹凸嵌合部により、断熱材を構成
する2つの半体を相互にシフトできるため、断熱パネル
を伸縮することができる。また、この際、断熱材の収縮
時に溜めとなる部位を残すようにして、断熱材にフィル
ムを貼着している。このフィルムは、後述するように、
防湿シート等の役割を果たすと共に、ステープル等によ
り構造部材の柱等に取付けられて、断熱パネルを柱等間
に固定する役割を果たす。
に形成された複数個の凹凸嵌合部により、断熱材を構成
する2つの半体を相互にシフトできるため、断熱パネル
を伸縮することができる。また、この際、断熱材の収縮
時に溜めとなる部位を残すようにして、断熱材にフィル
ムを貼着している。このフィルムは、後述するように、
防湿シート等の役割を果たすと共に、ステープル等によ
り構造部材の柱等に取付けられて、断熱パネルを柱等間
に固定する役割を果たす。
【0016】このように、本考案では、断熱パネルが伸
縮自在であるため、建築物の構造部材、例えば、通し
柱、管柱、間柱の端面同士の間隔が種々であったとして
も、断熱パネルを伸縮させることにより、断熱パネルの
端面を構造部材の端面に空隙なく合わせて気密に且つ断
熱欠損無く断熱パネルを敷設することができる。
縮自在であるため、建築物の構造部材、例えば、通し
柱、管柱、間柱の端面同士の間隔が種々であったとして
も、断熱パネルを伸縮させることにより、断熱パネルの
端面を構造部材の端面に空隙なく合わせて気密に且つ断
熱欠損無く断熱パネルを敷設することができる。
【0017】したがって、従来のように、種々のサイズ
の断熱材を準備する必要がないと共に、現場作業による
幅足し又は幅切りを行う必要がなく、これらに起因する
気密性・断熱性の劣化といった問題を解消できる。さら
に、断熱材にフィルム又はシートが貼着してあり、この
フィルム又はシートをステープル等で柱等の構造部材に
取付けて断熱パネルを固定しているため、断熱パネルを
気密に取付けることができる。さらに、凹凸嵌合部にお
ける凹凸を細かく区切った場合には、凹凸内に貯留され
る空気に対流が起こらず、この空気の層により断熱効果
を発揮することができ、断熱性の低下を招くことがな
い。
の断熱材を準備する必要がないと共に、現場作業による
幅足し又は幅切りを行う必要がなく、これらに起因する
気密性・断熱性の劣化といった問題を解消できる。さら
に、断熱材にフィルム又はシートが貼着してあり、この
フィルム又はシートをステープル等で柱等の構造部材に
取付けて断熱パネルを固定しているため、断熱パネルを
気密に取付けることができる。さらに、凹凸嵌合部にお
ける凹凸を細かく区切った場合には、凹凸内に貯留され
る空気に対流が起こらず、この空気の層により断熱効果
を発揮することができ、断熱性の低下を招くことがな
い。
【0018】
【考案の具体的説明】以下、本考案の2つの実施例に係
る断熱パネルを図面を参照しつつ説明する。図1〜図4
は、本考案の第1の実施例に係る。
る断熱パネルを図面を参照しつつ説明する。図1〜図4
は、本考案の第1の実施例に係る。
【0019】先ず、図1〜4を参照して、第1の実施例
を説明する。図1は、本考案の第1の実施例に係る断熱
パネルの分解斜視図である。図2は、同実施例に係る断
熱パネルを壁パネルとして用い、これを柱・間柱間に敷
設したときの木造建築物の壁の水平断面図である。図3
は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネルとして用い、
これを間柱・間柱間に敷設したときの木造建築物の壁の
水平断面図である。図4は、同実施例に係る断熱パネル
を壁パネルとして用いた場合の木造建築物の壁の水平断
面図である。
を説明する。図1は、本考案の第1の実施例に係る断熱
パネルの分解斜視図である。図2は、同実施例に係る断
熱パネルを壁パネルとして用い、これを柱・間柱間に敷
設したときの木造建築物の壁の水平断面図である。図3
は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネルとして用い、
これを間柱・間柱間に敷設したときの木造建築物の壁の
水平断面図である。図4は、同実施例に係る断熱パネル
を壁パネルとして用いた場合の木造建築物の壁の水平断
面図である。
【0020】図1に示すように、本実施例に係る断熱パ
ネル10は、2つの半体11a,11bからなる断熱材
11と、この断熱材11の両側に貼着されたフィルム2
1,22とを有している。
ネル10は、2つの半体11a,11bからなる断熱材
11と、この断熱材11の両側に貼着されたフィルム2
1,22とを有している。
【0021】この断熱材11の2つの半体11a,11
bの相互に対向する部位には、厚さ方向に各々、凹凸嵌
合部12,13が複数個形成してある。この凹凸嵌合部
12,13は、各々、所定長さに延びる複数の凸部12
a,13aと、これらの凸部12a,13aの間に形成
され所定長さ延びる複数の凹部12b,13bとからな
っており、これら凸部12a,13aと、凹部12b,
13bとは、相互にシフト可能に嵌合してある。これら
凸部12a,13aと凹部12b,13bとは密に嵌合
していてもよく、粗に嵌合してあってもよい。したがっ
て、このように構成してあるため、これら凸部12a,
13aと凹部12b,13bとを相互にシフトすると、
半体11a,11bを互いに近づく方向又は離れる方向
にシフトでき、断熱材11を伸縮することができる。
bの相互に対向する部位には、厚さ方向に各々、凹凸嵌
合部12,13が複数個形成してある。この凹凸嵌合部
12,13は、各々、所定長さに延びる複数の凸部12
a,13aと、これらの凸部12a,13aの間に形成
され所定長さ延びる複数の凹部12b,13bとからな
っており、これら凸部12a,13aと、凹部12b,
13bとは、相互にシフト可能に嵌合してある。これら
凸部12a,13aと凹部12b,13bとは密に嵌合
していてもよく、粗に嵌合してあってもよい。したがっ
て、このように構成してあるため、これら凸部12a,
13aと凹部12b,13bとを相互にシフトすると、
半体11a,11bを互いに近づく方向又は離れる方向
にシフトでき、断熱材11を伸縮することができる。
【0022】凸部12a,13aの数、及び凹部12
b,13bの数は、断熱材11の厚さや強度によって変
化するが、例えば、厚さ50mmの断熱材であれば、間
隔5〜10mmの凹凸部が計10〜5個とすることがで
きる。これら及び図示したものに限定されるものではな
いが、これらの数は、より多いほど好ましい。なぜな
ら、図3に示すように、断熱材11が伸びた状態では、
凹部12b,13b内には、空気が入っており、この空
気は層を形成して断熱効果を発揮することができる。し
かし、凸部12a,13a及び凹部12b,13bの数
が少ない場合には、凹部12b,13bの各寸法が大き
くなる結果、凹部12b,13b内では空気の対流が起
こり、静止した空気層が形成されず、断熱性能が低下す
る虞れがある。これに対して、凸部12a,13a及び
凹部12b,13bの数が多い場合には、凹部12b,
13bの各寸法が小さくなる結果、凹部12b,13b
内では空気の対流が阻止され、静止した空気層が形成さ
れ、断熱性能が向上するからである。
b,13bの数は、断熱材11の厚さや強度によって変
化するが、例えば、厚さ50mmの断熱材であれば、間
隔5〜10mmの凹凸部が計10〜5個とすることがで
きる。これら及び図示したものに限定されるものではな
いが、これらの数は、より多いほど好ましい。なぜな
ら、図3に示すように、断熱材11が伸びた状態では、
凹部12b,13b内には、空気が入っており、この空
気は層を形成して断熱効果を発揮することができる。し
かし、凸部12a,13a及び凹部12b,13bの数
が少ない場合には、凹部12b,13bの各寸法が大き
くなる結果、凹部12b,13b内では空気の対流が起
こり、静止した空気層が形成されず、断熱性能が低下す
る虞れがある。これに対して、凸部12a,13a及び
凹部12b,13bの数が多い場合には、凹部12b,
13bの各寸法が小さくなる結果、凹部12b,13b
内では空気の対流が阻止され、静止した空気層が形成さ
れ、断熱性能が向上するからである。
【0023】さらに、凸部12a,13a及び凹部12
b,13bの形状は、図示したものに限定されるもので
はない。例えば、突部12a,13aの先端が丸みをも
って形成してあってもよく、凹部12b,13bの底部
も丸みをもって形成してあってもよい。
b,13bの形状は、図示したものに限定されるもので
はない。例えば、突部12a,13aの先端が丸みをも
って形成してあってもよく、凹部12b,13bの底部
も丸みをもって形成してあってもよい。
【0024】さらに、この断熱材11の半体11a,1
1bは、各々、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、
発泡ポリプロピレンなどの発泡樹脂から形成してある。
発泡樹脂は、これらに限定されず、種々のものであって
もよい。凹凸嵌合部11,12を有する半体11a,1
1bを成形するに際しては、型内成形などの一体成形に
より形成してもよく、または、後工程によって、熱線カ
ッターや鋸歯等により凹凸嵌合部11,12を形成する
ようにしてもよい。
1bは、各々、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、
発泡ポリプロピレンなどの発泡樹脂から形成してある。
発泡樹脂は、これらに限定されず、種々のものであって
もよい。凹凸嵌合部11,12を有する半体11a,1
1bを成形するに際しては、型内成形などの一体成形に
より形成してもよく、または、後工程によって、熱線カ
ッターや鋸歯等により凹凸嵌合部11,12を形成する
ようにしてもよい。
【0025】次に、断熱材11の一側に貼着されたフィ
ルム21は、断熱パネル10の敷設時、室内側に位置
し、防湿フィルムの役割を果たすものである。そのた
め、フィルム21は、フィルムに代えて、比較的厚いシ
ートであってもよい。このフィルム21は、例えば、厚
さが0.1mm程度のポリエチレンフィルムであるが、
これらに限定されるものではない。さらに、断熱材11
の他側に貼着されたフィルム22は、断熱パネル10の
敷設時、室外側に位置し、防風フィルムの役割を果たす
ものであるが、防風フィルムが不要である場合には、こ
のフィルム22は用いなくてもよい。この防風フィルム
22は、一般的には、防風性能を有すると同時に、透湿
性能をも併せもつ素材、例えば、タイベック(商標
名)、ゴアテックス(商標名)から形成してある。しか
し、これらに限定されず、アルミ蒸着フィルムに細かい
孔を開けたもの、ポリエチレン不織布に微多孔質フィル
ムを貼着したもの等種々のものであってもよい。また、
フィルム22は、フィルムに代えて、比較的厚いシート
であってもよい。
ルム21は、断熱パネル10の敷設時、室内側に位置
し、防湿フィルムの役割を果たすものである。そのた
め、フィルム21は、フィルムに代えて、比較的厚いシ
ートであってもよい。このフィルム21は、例えば、厚
さが0.1mm程度のポリエチレンフィルムであるが、
これらに限定されるものではない。さらに、断熱材11
の他側に貼着されたフィルム22は、断熱パネル10の
敷設時、室外側に位置し、防風フィルムの役割を果たす
ものであるが、防風フィルムが不要である場合には、こ
のフィルム22は用いなくてもよい。この防風フィルム
22は、一般的には、防風性能を有すると同時に、透湿
性能をも併せもつ素材、例えば、タイベック(商標
名)、ゴアテックス(商標名)から形成してある。しか
し、これらに限定されず、アルミ蒸着フィルムに細かい
孔を開けたもの、ポリエチレン不織布に微多孔質フィル
ムを貼着したもの等種々のものであってもよい。また、
フィルム22は、フィルムに代えて、比較的厚いシート
であってもよい。
【0026】これらのフィルム21,22を断熱材11
に貼着するに際しては、図2に示すように、断熱材11
の収縮時に、溜めとなる部位21a,22aを残すよう
にして、フィルム21,22を断熱材11に貼着してあ
る。この溜め部位21a,22aが設けられていない
と、図3に示すように、断熱材11を伸長することがで
きないためである。したがって、この溜め部位21a,
22aは、断熱材11の伸長時には、図3に示すよう
に、フィルム21,22の一般面となる。
に貼着するに際しては、図2に示すように、断熱材11
の収縮時に、溜めとなる部位21a,22aを残すよう
にして、フィルム21,22を断熱材11に貼着してあ
る。この溜め部位21a,22aが設けられていない
と、図3に示すように、断熱材11を伸長することがで
きないためである。したがって、この溜め部位21a,
22aは、断熱材11の伸長時には、図3に示すよう
に、フィルム21,22の一般面となる。
【0027】この断熱パネル10を、例えば、壁用断熱
パネルとして用いる場合、この断熱パネル10の寸法
は、幅が1/4間、455mmであり、高さが910〜1
820mmである。しかし、これらに限定されるものでな
いことは勿論である。
パネルとして用いる場合、この断熱パネル10の寸法
は、幅が1/4間、455mmであり、高さが910〜1
820mmである。しかし、これらに限定されるものでな
いことは勿論である。
【0028】このように構成してある断熱パネル10
は、例えば、図2,3に示すように、壁用断熱パネルと
して敷設する。図2に示すように、通し柱(又は管柱)
1と、間柱2との間に、断熱パネル10を敷設する場合
には、これら柱1,2の端面同士の間隔aは、比較的狭
いため(例えば、372.5mm)、断熱パネル10を収
縮させた状態でこれら柱1,2間に敷設する。断熱パネ
ル10の柱1,2への取付けは、フィルム21,22の
端部をステープルにより柱1,2に固定することにより
行う。これにより、断熱パネル10と柱1,2との間の
気密性を確保することができる。
は、例えば、図2,3に示すように、壁用断熱パネルと
して敷設する。図2に示すように、通し柱(又は管柱)
1と、間柱2との間に、断熱パネル10を敷設する場合
には、これら柱1,2の端面同士の間隔aは、比較的狭
いため(例えば、372.5mm)、断熱パネル10を収
縮させた状態でこれら柱1,2間に敷設する。断熱パネ
ル10の柱1,2への取付けは、フィルム21,22の
端部をステープルにより柱1,2に固定することにより
行う。これにより、断熱パネル10と柱1,2との間の
気密性を確保することができる。
【0029】さらに、図3に示すように、間柱2と、間
柱3との間に、断熱パネル10を敷設する場合には、こ
れら間柱2,3の端面同士の間隔bが比較的広いため、
(例えば、425mm)、断熱パネル10を伸長させた状
態でこれら間柱2,3間に敷設する。図2の場合と同様
に、フィルム21,22の端部をステープルにより柱
1,2に固定することにより、気密性を確保して断熱パ
ネル10を柱に固定する。
柱3との間に、断熱パネル10を敷設する場合には、こ
れら間柱2,3の端面同士の間隔bが比較的広いため、
(例えば、425mm)、断熱パネル10を伸長させた状
態でこれら間柱2,3間に敷設する。図2の場合と同様
に、フィルム21,22の端部をステープルにより柱
1,2に固定することにより、気密性を確保して断熱パ
ネル10を柱に固定する。
【0030】図4に示すように、これらの断熱パネル1
0の敷設の後、柱1,2,3の外側に縦胴縁31を敷設
して、これらの縦胴縁31の外側に外装材32を敷設す
る一方、柱1,2,3の内側に内装材33を敷設し、こ
れにより、本実施例に係る断熱パネルを用いた断熱壁が
完成する。
0の敷設の後、柱1,2,3の外側に縦胴縁31を敷設
して、これらの縦胴縁31の外側に外装材32を敷設す
る一方、柱1,2,3の内側に内装材33を敷設し、こ
れにより、本実施例に係る断熱パネルを用いた断熱壁が
完成する。
【0031】以上述べたように、本実施例に係る断熱パ
ネル10は、伸縮自在であるため、通し柱1(又は管
柱)、間柱2,3の端面同士の間隔が種々であったとし
ても、断熱パネル10を伸縮させることにより、断熱パ
ネル10の端面を柱1,2,3の端面に空隙なく合わせ
て気密に且つ断熱欠損無く断熱パネル10を敷設するこ
とができる。したがって、従来のように、種々のサイズ
の断熱材を準備する必要がないと共に、現場作業による
幅足し又は幅切りを行う必要がなく、これらに起因する
気密性・断熱性の劣化といった問題を解消できる。
ネル10は、伸縮自在であるため、通し柱1(又は管
柱)、間柱2,3の端面同士の間隔が種々であったとし
ても、断熱パネル10を伸縮させることにより、断熱パ
ネル10の端面を柱1,2,3の端面に空隙なく合わせ
て気密に且つ断熱欠損無く断熱パネル10を敷設するこ
とができる。したがって、従来のように、種々のサイズ
の断熱材を準備する必要がないと共に、現場作業による
幅足し又は幅切りを行う必要がなく、これらに起因する
気密性・断熱性の劣化といった問題を解消できる。
【0032】さらに、断熱材11にフィルム21,22
が貼着してあるため、フィルム21,22をステープル
等で柱1,2,3に取付けて断熱パネル10を固定して
いるため、断熱パネル10を気密性良く取付けることが
できる。
が貼着してあるため、フィルム21,22をステープル
等で柱1,2,3に取付けて断熱パネル10を固定して
いるため、断熱パネル10を気密性良く取付けることが
できる。
【0033】さらに、凹凸嵌合部12,13の凹部12
b,13bが細かい場合には、凹部12b,13b内に
貯留されている空気の対流が阻止され、静止した空気層
が形成され、断熱性能を向上することができる。
b,13bが細かい場合には、凹部12b,13b内に
貯留されている空気の対流が阻止され、静止した空気層
が形成され、断熱性能を向上することができる。
【0034】なお、本考案は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、種々変形可能である。特に、実施例
では、本考案に係る断熱パネルを壁用断熱パネルとして
用いているが、断熱パネルは、床用断熱パネルとして用
いられてもよく、この場合には、断熱パネルは根太又は
大引き間に敷設される。また、断熱パネルは、屋根用断
熱パネルとして用いられてもよく、この場合には、断熱
パネルは垂木間に敷設される。さらに、本考案の請求項
1に係る断熱パネルでは、断熱材に貼着されるフィルム
は、断熱材の少なくとも一側に設けてあればよく、必ず
しも断熱材の両側に設けてある必要はない。さらに、断
熱材を構成する半体の数も2個に限定されず、2個以上
であればいくつであってもよい。
れるものではなく、種々変形可能である。特に、実施例
では、本考案に係る断熱パネルを壁用断熱パネルとして
用いているが、断熱パネルは、床用断熱パネルとして用
いられてもよく、この場合には、断熱パネルは根太又は
大引き間に敷設される。また、断熱パネルは、屋根用断
熱パネルとして用いられてもよく、この場合には、断熱
パネルは垂木間に敷設される。さらに、本考案の請求項
1に係る断熱パネルでは、断熱材に貼着されるフィルム
は、断熱材の少なくとも一側に設けてあればよく、必ず
しも断熱材の両側に設けてある必要はない。さらに、断
熱材を構成する半体の数も2個に限定されず、2個以上
であればいくつであってもよい。
【0035】
【考案の効果】以上述べたように、本考案では、断熱パ
ネルが伸縮自在であるため、建築物の構造部材、例え
ば、通し柱、管柱、間柱の端面同士の間隔が種々であっ
たとしても、断熱パネルを伸縮させることにより、断熱
パネルの端面を構造部材の端面に空隙なく合わせて気密
に且つ断熱欠損無く断熱パネルを敷設することができ
る。したがって、従来のように、種々のサイズの断熱材
を準備する必要がないと共に、現場作業による幅足し又
は幅切りを行う必要がなく、これらに起因する気密性・
断熱性の劣化といった問題を解消できる。さらに、フィ
ルム又はシートをステープル等で柱等の構造部材に取付
けて断熱パネルを固定しているため、断熱パネルを気密
に取付けることができる。さらに、凹凸内に貯留される
空気に対流が起こらず、この空気の層により断熱効果を
発揮することができ、断熱性の低下を招くことがない。
ネルが伸縮自在であるため、建築物の構造部材、例え
ば、通し柱、管柱、間柱の端面同士の間隔が種々であっ
たとしても、断熱パネルを伸縮させることにより、断熱
パネルの端面を構造部材の端面に空隙なく合わせて気密
に且つ断熱欠損無く断熱パネルを敷設することができ
る。したがって、従来のように、種々のサイズの断熱材
を準備する必要がないと共に、現場作業による幅足し又
は幅切りを行う必要がなく、これらに起因する気密性・
断熱性の劣化といった問題を解消できる。さらに、フィ
ルム又はシートをステープル等で柱等の構造部材に取付
けて断熱パネルを固定しているため、断熱パネルを気密
に取付けることができる。さらに、凹凸内に貯留される
空気に対流が起こらず、この空気の層により断熱効果を
発揮することができ、断熱性の低下を招くことがない。
【図1】図1は、本考案の第1の実施例に係る断熱パネ
ルの分解斜視図である。
ルの分解斜視図である。
【図2】図2は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネル
として用い、これを柱・間柱間に敷設したときの木造建
築物の壁の水平断面図である。
として用い、これを柱・間柱間に敷設したときの木造建
築物の壁の水平断面図である。
【図3】図3は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネル
として用い、これを間柱・間柱間に敷設したときの木造
建築物の壁の水平断面図である。
として用い、これを間柱・間柱間に敷設したときの木造
建築物の壁の水平断面図である。
【図4】図4は、同実施例に係る断熱パネルを壁パネル
として用いた場合の木造建築物の壁の水平断面図であ
る。
として用いた場合の木造建築物の壁の水平断面図であ
る。
【図5】 図5は、従来に係る断熱パネルを用いた場合の
木造建築物の壁の水平断面図である。
木造建築物の壁の水平断面図である。
10 断熱パネル 11 断熱材 11a,11b 半体 12,13 凹凸嵌合部 21,22 フィルム又はシート
Claims (2)
- 【請求項1】 建築物の構造部材間に敷設される断熱パ
ネルであって、 2つ以上の半体からなり、これらの半体の相互に対向す
る箇所に、これら2つ以上の半体を互いに近づく方向又
は離れる方向にシフトできるように、相互にシフト可能
に嵌合する凹凸嵌合部を厚さ方向に複数個有し、これに
より、伸縮できる断熱材と、 この断熱材の収縮時に溜めとなる部位を残すように、断
熱材の2つ以上の半体の少なくとも一側に貼着された少
なくとも一つのフィルム又はシールと、を具備すること
を特徴とする断熱パネル。 - 【請求項2】 前記フィルム又はシールが貼着された断
熱材の2つ以上の半体の反対側には、別のフィルム又は
シールが貼着してあることを特徴とする請求項1に記載
の断熱パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992013568U JP2565713Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992013568U JP2565713Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 断熱パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589611U JPH0589611U (ja) | 1993-12-07 |
| JP2565713Y2 true JP2565713Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=11836770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992013568U Expired - Lifetime JP2565713Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 断熱パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565713Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54143005U (ja) * | 1978-03-29 | 1979-10-04 | ||
| JPS5947781B2 (ja) * | 1978-10-26 | 1984-11-21 | 積水化成品工業株式会社 | 天井用断熱材の取付施工法 |
| JPS55123519U (ja) * | 1979-02-27 | 1980-09-02 | ||
| JPS57205647A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-16 | Nippon Steel Corp | Method of forming continuous heat insulating roof wall panel |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP1992013568U patent/JP2565713Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0589611U (ja) | 1993-12-07 |
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