JPH0589902U - 油圧アクチュエータの振動抑制回路装置 - Google Patents
油圧アクチュエータの振動抑制回路装置Info
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- JPH0589902U JPH0589902U JP3147692U JP3147692U JPH0589902U JP H0589902 U JPH0589902 U JP H0589902U JP 3147692 U JP3147692 U JP 3147692U JP 3147692 U JP3147692 U JP 3147692U JP H0589902 U JPH0589902 U JP H0589902U
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Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建設機械等の油圧アクチュエータを停止させ
る際に発生する振動を抑制して操作性の向上とオペレー
タの疲労度の軽減を図る。 【構成】 油圧シリンダ1へ通ずる2本の主管路3,4
を開閉弁21によって接続する。開閉弁21をパイロッ
ト操作2方弁22によってパイロット操作する。パイロ
ット操作2方弁22のパイロットポートは、パイロット
操作部6と方向制御弁5とを接続するパイロット管路9
に設けたスローリターン弁11の上流と下流とに夫々接
続する。操作レバー7を中立位置に戻したときに、パイ
ロット管路9のパイロット圧は、絞り11aの作用によ
ってタンク側圧力PU <方向制御弁側圧力PL となる。
この圧力差によって2方弁22が一定時間切換わり、開
閉弁21を開いて主管路3,4を連通し、油圧シリンダ
1の停止時における振動を抑制する。
る際に発生する振動を抑制して操作性の向上とオペレー
タの疲労度の軽減を図る。 【構成】 油圧シリンダ1へ通ずる2本の主管路3,4
を開閉弁21によって接続する。開閉弁21をパイロッ
ト操作2方弁22によってパイロット操作する。パイロ
ット操作2方弁22のパイロットポートは、パイロット
操作部6と方向制御弁5とを接続するパイロット管路9
に設けたスローリターン弁11の上流と下流とに夫々接
続する。操作レバー7を中立位置に戻したときに、パイ
ロット管路9のパイロット圧は、絞り11aの作用によ
ってタンク側圧力PU <方向制御弁側圧力PL となる。
この圧力差によって2方弁22が一定時間切換わり、開
閉弁21を開いて主管路3,4を連通し、油圧シリンダ
1の停止時における振動を抑制する。
Description
【0001】
この考案は、油圧アクチュエータの振動抑制回路装置に関するものであり、特 に油圧シリンダの作動停止時に発生する振動を抑制する油圧回路装置に関するも のである。
【0002】
従来の油圧アクチュエータ駆動回路を図4及び図5に従って説明する。図4は 油圧ショベルのブームシリンダ駆動回路を示し、ブーム駆動用の油圧シリンダ1 と油圧ポンプ2とを接続する主管路3,4にパイロット操作形方向制御弁5が設 けられている。方向制御弁5はパイロット操作部6によって制御され、パイロッ ト操作部6の操作レバー7の動きに連動して切換わり、油圧ショベルのブームの 俯仰角度を操作することができる。尚、符号8はパイロット油圧ポンプ、9,1 0はパイロット管路、11,12はスローリターン弁である。スローリターン弁 11,12は、方向制御弁5の中立位置への復帰速度を遅延させて切換時に発生 するショックを軽減するものである。
【0003】 次に、ブームシリンダ駆動回路の動作を図5のタイミングチャートに従って説 明する。油圧ショベルのオペレータがt1 の時点で操作レバー7を図4中右側へ 回動すると、t2 において方向制御弁5のスプールが中立位置CからL位置へ移 動を開始し、t3 において最大変位位置へ到達する。操作レバー7の操作開始t 1 から方向制御弁5が作動するまでの応答の遅れ(t2 −t1 )は、パイロット 系の圧力損失やパイロット油圧ホースの伸縮性等により発生する。
【0004】 方向制御弁5が中立位置CからL位置に切換わると、油圧ポンプ2からの圧油 は、方向制御弁5、主管路3を通じて油圧シリンダ1のピストンロッド側油室1 aへ供給され、油圧シリンダ1は収縮する。 オペレータがt4 時点で操作レバー7を中立位置へ戻すと、方向制御弁5は遅 れてt5 で戻り動作を開始し、t6 で中立位置Cとなる。この方向制御弁5の戻 り速度(t6 −t5 )は、スローリターン弁11の絞り11aによって定められ る。
【0005】 油圧シリンダ1が駆動する油圧ショベルのブーム全体の質量が大きく、慣性が 大きいため、t5 で方向制御弁5の戻り動作が開始されて油圧シリンダ1の収縮 速度が低下すると、油圧シリンダ1のボトム側油室1bの圧力は、ブームの慣性 によって急激に上昇する(図5中P1 )。そして、その反力により、油圧シリン ダ1のピストンロッド1cが伸長されてこの伸長動作によりピストンロッド側油 室1aの圧力が上昇する(P2 )。続いて、ピストンロッド側油室1aのサージ 圧力P2 の反力によって油圧シリンダ1は収縮する。そして、順次収縮と伸長を 繰返し、ボトム側油室1bの圧力とピストンロッド側油室1aの圧力とが交互に 上昇してピストンロッド1cが振動し、次第に圧力変動が減衰して振動が停止す る。
【0006】
前述した従来の油圧アクチュエータ駆動回路は、油圧ショベルのブームのよう に大質量の可動部の動作を停止させる場合において、ブーム等の慣性により油圧 アクチュエータに振動が発生し、油圧アクチュエータの作動停止時の位置決めに 誤差を生じ易く、操作性に問題がある。
【0007】 また、油圧アクチュエータの振動は油圧機器本体の振動をもたらし、オペレー タの疲労を増大して作業能率を低下させる原因となっている。 そこで、油圧アクチュエータが停止する際に発生する振動を抑制して操作性を 改善するとともに、オペレータの肉体的負担を軽減して作業能率を向上するため に解決すべき技術的課題が生じており、この考案は上記課題を解決することを目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 この考案は、上記目的を達成するために提案するものであり、パイロット操作 方向制御弁によって油圧アクチュエータを制御する油圧機械に於て、パイロット 操作部と前記方向制御弁とを接続するパイロット管路に流量制御弁を設け、パイ ロット操作2方弁のパイロットポートを前記流量制御弁の前後に夫々接続すると ともに、前記油圧アクチュエータと前記方向制御弁とを接続する2本の主管路を 開閉弁によって接続し、前記開閉弁を前記パイロット操作2方弁によって制御す る油圧回路であって、前記方向制御弁のパイロット圧減少時に前記パイロット操 作2方弁が前記開閉弁を開くように構成した油圧アクチュエータの振動抑制回路 装置を提供するものである。
【0009】
操作レバーを駆動位置から停止位置へ戻すと、方向制御弁に供給されていたパ イロット圧油はタンクへ還流する。このとき、パイロット管路に設けた流量制御 弁の出口と入口では流量制限作用によって圧力差が生じる。この圧力差によって パイロット操作2方弁が切換わり、2本の主管路間に介装した開閉弁にパイロッ ト圧を加えて開き、2本の主管路を連通させる。これにより、油圧アクチュエー タが停止する際に慣性によって生じるサージ圧力の発生が抑制され、油圧アクチ ュエータは円滑に停止する。パイロット管路の圧力が低下して前記圧力差が或る 程度以下に減少すると、パイロット操作2方弁がノーマル位置に切換わり、開閉 弁が閉じて油圧アクチュエータは静止する。
【0010】
以下、この考案の一実施例を図1乃至図3に従って詳述する。図1乃至図3に 示す油圧シリンダ1、方向制御弁5、油圧ポンプ2,8、パイロット操作部6及 びスローリターン弁11,12の回路構成は、従来例として図4に示したものと 同一である。図1に示す振動抑制回路装置は、主管路3,4を連通させるパイロ ット操作開閉弁21と、この開閉弁21を制御するパイロット操作2方弁22と からなっている。主管路3,4を接続する開閉弁21は、ばね23により常時閉 位置にオフセットされている。
【0011】 開閉弁21は、パイロット管路24によって接続したパイロット操作2方弁2 2によって制御される。2方弁22のパイロットポート22a,22bはスロー リターン弁11の上流並びに下流に接続し、上下流のパイロット圧が等しい状態 では同図に示すようにばね25のオフセットによって開閉弁21のパイロット管 路24とタンク26とが連通している。
【0012】 一方、パイロット操作2方弁22のスプールが移動してパイロット管路9と2 4とが連通すると、開閉弁21にパイロット圧がかかり、2本の主管路3,4が 連通するように構成されている。従って、パイロット操作2方弁22がd位置に 移動したときは、開閉弁21が開位置bに切換わるようにばね23のばね力<ば ね25のばね力の関係にある。
【0013】 続いて、振動抑制回路装置の動作を説明する。操作レバー7を同図中右側へ回 動するとスローリターン弁11を通じて方向制御弁5へパイロット圧が加えられ 、方向制御弁5はL位置に切換わり、油圧ポンプ2と油圧シリンダ1のピストン ロッド側油室1aとが接続され、油圧シリンダ1は収縮する。このとき、パイロ ット操作2方弁22の二つのパイロットポート22a,22bへ加わるパイロッ ト圧は等しく、スプールはオフセット位置cにあって開閉弁21は閉位置aを維 持している。
【0014】 次に、操作レバー7を中立位置へ戻すと、方向制御弁5に加えられているパイ ロット圧油は、スローリターン弁11の絞り11aを経由してタンク26へ帰還 する。このとき絞り11aの流量制限作用によって方向制御弁5側のパイロット 圧PL の低下速度よりもタンク側のパイロット圧PU の低下速度が速く、圧力差 が生じる。この圧力差ΔP=PL −PU によってパイロット操作2方弁22のス プールはd位置へ移動し、パイロット管路9と開閉弁21のパイロットポートと が連通して開閉弁21は開位置bに切換わる。これにより、油圧シリンダ1のピ ストンロッド側油室1aとボトム側油室1bとが連通された状態となり、二つの 油室1a,1bの圧力はほぼ平衡を保ち、圧力不平衡により生ずる反力が減少し て振動の発生が抑制される。
【0015】 開閉弁21のオン時間は、パイロット操作2方弁22のばね25を調整し、パ イロット圧PL に対して任意の動作点を設定することにより調節できる。2本の 主管路3,4間をバイパスされる流量は、開閉弁21のオン時間と開口面積によ り設定される。 設定されたオン時間経過後に、パイロット操作2方弁22はc位置へ復帰し、 開閉弁21は閉位置aとなり、油圧シリンダ1のピストンロッド1cは円滑に停 止する。
【0016】 図2は他の実施例を示し、パイロット操作2方弁22を介して開閉弁21へ供 給するパイロット圧を、パイロット油圧ポンプ8から直接供給するようにしたも のである。 図1及び図2に示した振動抑制回路装置は、油圧シリンダ1の収縮停止時に動 作するものであるが、パイロット操作2方弁22を他方のパイロット管路10に も設けて対称的に構成し、二つの2方弁と開閉弁とをシャトル弁を介して接続し 、伸長動作の停止時にも振動を抑制することができる。
【0017】 図3は、更に他の実施例を示し、収縮側と伸長側のパイロット管路9,10の 両方に設けられたスローリターン弁11,12の絞り11a,12aの上流側と 下流側とを夫々シャトル弁27,28を介して接続している。パイロット操作2 方弁22へはシャトル弁27,28を介して収縮側パイロット管路9或いは伸長 側パイロット管路10のパイロット圧が択一的に供給され、油圧シリンダ1の収 縮停止時と伸長停止時の何れにも振動抑制動作が行われる。
【0018】 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことがで き、この考案の技術的範囲がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
この考案は、上記一実施例において詳述したように、油圧アクチュエータの動 作停止時に、2本の主管路を連通させて圧力差の発生を防止する。従って、油圧 アクチュエータが駆動する建設機械のブーム等の慣性による制動側の油室及び主 管路の圧力の急激な上昇が抑制され、反力の発生が減少して油圧アクチュエータ 及び機械本体の振動を抑制する。よって、操作レバー等による停止指示に対する ブーム等の停止位置のずれの発生が減少し、操作性が向上する。また、振動が減 少することにより、オペレータの肉体的疲労度も著しく低下して作業性の向上に 寄与できる。
【図1】本考案の振動抑制回路装置を設けた油圧アクチ
ュエータ駆動回路図。
ュエータ駆動回路図。
【図2】他の実施例を示す油圧アクチュエータ駆動回路
図。
図。
【図3】他の実施例を示す油圧アクチュエータ駆動回路
図。
図。
【図4】従来の油圧アクチュエータ駆動回路図。
【図5】従来の油圧アクチュエータ駆動回路による各部
のタイミングチャート。
のタイミングチャート。
1 ブームシリンダ 2 油圧ポンプ 3,4 主管路 5 パイロット操作方向制御弁 6 パイロット操作部 8 パイロット油圧ポンプ 9,10 パイロット管路 11,12 スローリターン弁 11a,12a 絞り 21 開閉弁 22 パイロット操作2方弁
Claims (1)
- 【請求項1】 パイロット操作方向制御弁によって油圧
アクチュエータを制御する油圧機械に於て、パイロット
操作部と前記方向制御弁とを接続するパイロット管路に
流量制御弁を設け、パイロット操作2方弁のパイロット
ポートを前記流量制御弁の前後に夫々接続するととも
に、前記油圧アクチュエータと前記方向制御弁とを接続
する2本の主管路を開閉弁によって接続し、前記開閉弁
を前記パイロット操作2方弁によって制御する油圧回路
であって、前記方向制御弁のパイロット圧減少時に前記
パイロット操作2方弁が前記開閉弁を開くように構成し
た油圧アクチュエータの振動抑制回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3147692U JPH0589902U (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 油圧アクチュエータの振動抑制回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3147692U JPH0589902U (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 油圧アクチュエータの振動抑制回路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589902U true JPH0589902U (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=12332321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3147692U Pending JPH0589902U (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 油圧アクチュエータの振動抑制回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0589902U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012229777A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Yuken Kogyo Co Ltd | ブームシリンダ昇降用油圧回路 |
| JP2015501407A (ja) * | 2011-10-27 | 2015-01-15 | ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー | アクチュエータ衝撃低減システム付きハイブリッド掘削機 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP3147692U patent/JPH0589902U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012229777A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Yuken Kogyo Co Ltd | ブームシリンダ昇降用油圧回路 |
| JP2015501407A (ja) * | 2011-10-27 | 2015-01-15 | ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー | アクチュエータ衝撃低減システム付きハイブリッド掘削機 |
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