JPH0590145A - マルチ荷電子ビーム露光装置のアライメント装置 - Google Patents
マルチ荷電子ビーム露光装置のアライメント装置Info
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- JPH0590145A JPH0590145A JP3273218A JP27321891A JPH0590145A JP H0590145 A JPH0590145 A JP H0590145A JP 3273218 A JP3273218 A JP 3273218A JP 27321891 A JP27321891 A JP 27321891A JP H0590145 A JPH0590145 A JP H0590145A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マルチ荷電子ビーム露光装置において、アラ
メントマーク位置を高精度に検出し、より正確なアライ
メントを可能とする。 【構成】 荷電子ビーム101が主偏向器4、ビーム制
限アパーチャ5、補正用偏向器6及びスクリーンレンズ
7を介して試料8に照射される。ビーム制限アパーチャ
5の上方にほぼ一様な静磁界を形成すべく永久磁石33
が設けられ、主偏向器4と永久磁石33との間に2次電
子検出器32が設けられている。 【作用】 荷電子ビーム101の照射により試料8から
放出される2次電子が、永久磁石33の磁界により偏向
され、2次電子検出器32に入射する。
メントマーク位置を高精度に検出し、より正確なアライ
メントを可能とする。 【構成】 荷電子ビーム101が主偏向器4、ビーム制
限アパーチャ5、補正用偏向器6及びスクリーンレンズ
7を介して試料8に照射される。ビーム制限アパーチャ
5の上方にほぼ一様な静磁界を形成すべく永久磁石33
が設けられ、主偏向器4と永久磁石33との間に2次電
子検出器32が設けられている。 【作用】 荷電子ビーム101の照射により試料8から
放出される2次電子が、永久磁石33の磁界により偏向
され、2次電子検出器32に入射する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路素子等の製造
工程においてウェハやマスク基板の試料に微細パターン
を描画する荷電子ビーム露光装置のアライメント装置に
関し、特に多数のチップを同時に描画し得るマルチ荷電
子ビーム露光装置のアライメント装置の改良に関する。
工程においてウェハやマスク基板の試料に微細パターン
を描画する荷電子ビーム露光装置のアライメント装置に
関し、特に多数のチップを同時に描画し得るマルチ荷電
子ビーム露光装置のアライメント装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】荷電子ビーム露光装置においては、描画
されるウェハ等を正確に位置決めすること(アライメン
ト)が重要である。このため通常、ウェハ等の基板上に
アライメントマークを形成し、該アライメントマーク位
置を検出することにより位置決めを行っている。このア
ライメントマーク位置検出装置として、露光される基板
上に基板と異なる物質のアライメントマークを形成して
おき、荷電子ビームを照射したとき発生する2次イオン
の種類の変化を検出することにより、アライメントマー
ク位置を検出するようにしたものが従来より知られてい
る(特開平2−79412号公報)。
されるウェハ等を正確に位置決めすること(アライメン
ト)が重要である。このため通常、ウェハ等の基板上に
アライメントマークを形成し、該アライメントマーク位
置を検出することにより位置決めを行っている。このア
ライメントマーク位置検出装置として、露光される基板
上に基板と異なる物質のアライメントマークを形成して
おき、荷電子ビームを照射したとき発生する2次イオン
の種類の変化を検出することにより、アライメントマー
ク位置を検出するようにしたものが従来より知られてい
る(特開平2−79412号公報)。
【0003】また、上記2次イオンが発生すると、基板
に電流が流れ、この電流値がアライメントマーク位置で
変化することに着目し、電流変化位置に基づいてアライ
メントマーク位置を検出する手法も提案されている(本
出願人による特願平1−334492号)。
に電流が流れ、この電流値がアライメントマーク位置で
変化することに着目し、電流変化位置に基づいてアライ
メントマーク位置を検出する手法も提案されている(本
出願人による特願平1−334492号)。
【0004】更に、マルチ荷電子ビーム露光装置のアラ
イメント装置において、基板上の複数のチップ毎に互い
に異なる位置にアライメントマークを形成し、各チップ
毎にアライメントを行うことができるようにしたものも
既に提案されている(本出願人による特願平1−343
218号)。
イメント装置において、基板上の複数のチップ毎に互い
に異なる位置にアライメントマークを形成し、各チップ
毎にアライメントを行うことができるようにしたものも
既に提案されている(本出願人による特願平1−343
218号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平2−794
12号公報に記載のものは、2次イオンを検出する検出
装置を被露光基板の上方に配設しただけなので、検出さ
れる2次イオンの量が少なく、アライメントマーク位置
の検出精度が十分確保できないという課題がある。
12号公報に記載のものは、2次イオンを検出する検出
装置を被露光基板の上方に配設しただけなので、検出さ
れる2次イオンの量が少なく、アライメントマーク位置
の検出精度が十分確保できないという課題がある。
【0006】また、特願平1−334492号の検出手
法は、マルチ荷電子ビーム露光装置に適用した場合、高
電圧が印加された状態で微小電流を検出する必要があ
り、やはりアライメントマーク位置の十分な検出精度が
確保できない。
法は、マルチ荷電子ビーム露光装置に適用した場合、高
電圧が印加された状態で微小電流を検出する必要があ
り、やはりアライメントマーク位置の十分な検出精度が
確保できない。
【0007】また、特願平1−343218号のアライ
メント装置は、アライメントマークをチップ毎に互いに
異なる位置に形成することが困難であり、更にマークの
検出は上記電流検出法によるため、上記と同様の問題が
ある。
メント装置は、アライメントマークをチップ毎に互いに
異なる位置に形成することが困難であり、更にマークの
検出は上記電流検出法によるため、上記と同様の問題が
ある。
【0008】本発明は上述の点に鑑みなされたものであ
り、マルチ荷電子ビーム露光装置において、各チップ毎
に形成されたアライメントマークの位置を高精度に検出
し、より正確なアライメントを可能としたアライメント
装置を提供することを目的とする。
り、マルチ荷電子ビーム露光装置において、各チップ毎
に形成されたアライメントマークの位置を高精度に検出
し、より正確なアライメントを可能としたアライメント
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、荷電子ビームを偏向器及びスクリーンレンズ
を介して被露光物に照射し、複数のチップを同時に描画
するマルチ荷電子ビーム露光装置のアライメント装置に
おいて、前記偏向器とスクリーンレンズとの間に設けら
れ、荷電子ビームを被露光物に照射したとき発生する2
次電子を偏向するための磁界を発生する磁界発生手段
と、該磁界発生手段により偏向された前記2次電子を検
出する2次電子検出手段と、該2次電子検出手段の出力
に基づいて、前記被露光物上に形成されたアライメント
マークの位置を検出するアライメントマーク位置検出手
段とを設けるようにしたものである。
本発明は、荷電子ビームを偏向器及びスクリーンレンズ
を介して被露光物に照射し、複数のチップを同時に描画
するマルチ荷電子ビーム露光装置のアライメント装置に
おいて、前記偏向器とスクリーンレンズとの間に設けら
れ、荷電子ビームを被露光物に照射したとき発生する2
次電子を偏向するための磁界を発生する磁界発生手段
と、該磁界発生手段により偏向された前記2次電子を検
出する2次電子検出手段と、該2次電子検出手段の出力
に基づいて、前記被露光物上に形成されたアライメント
マークの位置を検出するアライメントマーク位置検出手
段とを設けるようにしたものである。
【0010】また、前記2次電子検出手段は、所定電圧
が印加されたエネルギーフイルタを有することが望まし
い。
が印加されたエネルギーフイルタを有することが望まし
い。
【0011】
【作用】被露光物から放出される2次電子は、磁界発生
手段による磁界によって一定の方向に偏向され、2次電
子検出手段に入射する。2次電子検出手段の出力に基づ
いてアライメントマーク位置が検出される。
手段による磁界によって一定の方向に偏向され、2次電
子検出手段に入射する。2次電子検出手段の出力に基づ
いてアライメントマーク位置が検出される。
【0012】エネルギフィルタによって2次電子ではな
い浮遊電子が排除される。
い浮遊電子が排除される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係るマルチ荷
電子ビーム露光装置要部の構成図である。同図中1はイ
オンビーム(荷電子ビーム)101を出力するイオンビ
ーム(荷電子ビーム源)であり、該イオンビーム源1の
下方にブランカ2、オブジェクトアパーチャ3、主偏向
器4、ビーム制限アパーチャ5、補正用偏向器6、及び
スクリーンレンズ7がこの順序で配されている。イオン
ビーム101はブランカ2、オブジェクトアパーチャ
3、主偏向器4、ビーム制限アパーチャ5、補正用偏向
器6、スクリーンレンズ7を介して、試料(被露光物、
例えばシリコンウェハ)8に照射され、該試料8にパタ
ーンを描画する。試料8は、絶縁板10によってXYス
テージ11と絶縁された導電板9上に載置され、ストッ
パ12によって固定されている。導電板9は電源(例え
ば40KV程度の電圧を発生するもの)20の負電極に
接続され、電源20の正電極はアースに接続されてい
る。
電子ビーム露光装置要部の構成図である。同図中1はイ
オンビーム(荷電子ビーム)101を出力するイオンビ
ーム(荷電子ビーム源)であり、該イオンビーム源1の
下方にブランカ2、オブジェクトアパーチャ3、主偏向
器4、ビーム制限アパーチャ5、補正用偏向器6、及び
スクリーンレンズ7がこの順序で配されている。イオン
ビーム101はブランカ2、オブジェクトアパーチャ
3、主偏向器4、ビーム制限アパーチャ5、補正用偏向
器6、スクリーンレンズ7を介して、試料(被露光物、
例えばシリコンウェハ)8に照射され、該試料8にパタ
ーンを描画する。試料8は、絶縁板10によってXYス
テージ11と絶縁された導電板9上に載置され、ストッ
パ12によって固定されている。導電板9は電源(例え
ば40KV程度の電圧を発生するもの)20の負電極に
接続され、電源20の正電極はアースに接続されてい
る。
【0015】イオンビーム源は、イオン(荷電子)を発
生させるイオン源、集束レンズ等より成り、本実施例に
おいては正電荷のイオンビームを発生する。ブランカ2
は一種の偏向器であり、必要に応じてイオンビーム10
1を偏向させ、イオンビーム101がオブジェクトアパ
ーチャ3によって遮断されるようにして、イオンビーム
101のオン(試料8への照射)、オフ(遮断)を行
う。オブジェクトアパーチャ3はイオンビーム101の
形状を成形するものであり、オブジェクトアパーチャ3
のビーム成形孔3aの形状に応じた像が試料8上に投影
される。主偏向器4は、第1の電極4aと第2の電極4
bとにより構成され、試料8上のビーム成形孔3aの結
像範囲を調整するために使用される。
生させるイオン源、集束レンズ等より成り、本実施例に
おいては正電荷のイオンビームを発生する。ブランカ2
は一種の偏向器であり、必要に応じてイオンビーム10
1を偏向させ、イオンビーム101がオブジェクトアパ
ーチャ3によって遮断されるようにして、イオンビーム
101のオン(試料8への照射)、オフ(遮断)を行
う。オブジェクトアパーチャ3はイオンビーム101の
形状を成形するものであり、オブジェクトアパーチャ3
のビーム成形孔3aの形状に応じた像が試料8上に投影
される。主偏向器4は、第1の電極4aと第2の電極4
bとにより構成され、試料8上のビーム成形孔3aの結
像範囲を調整するために使用される。
【0016】ビーム制限アパーチャ5には、スクリーン
レンズのレンズ孔に夫々対応する複数の成形孔が設けら
れ、スクリーンレンズのレンズ孔を通過する荷電子ビー
ムを制限する。このビーム制限アパーチャ5は、導電材
であって非磁性体の材料(例えばステンレス、タングス
テン、シリコン、モリブデン)を用いて製作されてい
る。
レンズのレンズ孔に夫々対応する複数の成形孔が設けら
れ、スクリーンレンズのレンズ孔を通過する荷電子ビー
ムを制限する。このビーム制限アパーチャ5は、導電材
であって非磁性体の材料(例えばステンレス、タングス
テン、シリコン、モリブデン)を用いて製作されてい
る。
【0017】補正用偏向器6は、図2に示すように、ビ
ーム制限アパーチャ5を通過した複数の荷電子ビームの
夫々を偏向するために、スクリーンレンズ7のレンズ孔
7aの数だけ設けられる(図2では一部図示を省略して
いる)。この補正用偏向器6については、更に後術す
る。スクリーンレンズ7は、シリコン又はアルミニウム
に酸化しにくい金属(例えば金)を蒸着したものであっ
て、多数のレンズ孔(例えば直径1mmの円形孔)が設け
られている。このスクリーンレンズ7により、レンズ孔
7aのそれぞれに対応して試料8上に前記オブジェクト
アパーチャ3のビーム成形孔3aの像(例えば1μm×
1μmの矩形の像)が投影され、同じパターンが複数同
時に試料8上に描画される。ここで、スクリーンレンズ
7と試料8との間隔は、例えば20mm程度に設定され、
試料8にはスクリーンレンズ7に対して負電圧(例えば
−40KV)が印加される。
ーム制限アパーチャ5を通過した複数の荷電子ビームの
夫々を偏向するために、スクリーンレンズ7のレンズ孔
7aの数だけ設けられる(図2では一部図示を省略して
いる)。この補正用偏向器6については、更に後術す
る。スクリーンレンズ7は、シリコン又はアルミニウム
に酸化しにくい金属(例えば金)を蒸着したものであっ
て、多数のレンズ孔(例えば直径1mmの円形孔)が設け
られている。このスクリーンレンズ7により、レンズ孔
7aのそれぞれに対応して試料8上に前記オブジェクト
アパーチャ3のビーム成形孔3aの像(例えば1μm×
1μmの矩形の像)が投影され、同じパターンが複数同
時に試料8上に描画される。ここで、スクリーンレンズ
7と試料8との間隔は、例えば20mm程度に設定され、
試料8にはスクリーンレンズ7に対して負電圧(例えば
−40KV)が印加される。
【0018】XYステージ11は、ステージ駆動モータ
18により、互いに直交するX軸とY軸の方向に移動可
能なテーブルであり、試料8を所定の照射位置に移動さ
せる。このXYステージ11上には測長用ミラー13が
設けられ、該測長用ミラー13とレーザ測長器16とに
よりXYステージ11の位置が高精度に測定される。
18により、互いに直交するX軸とY軸の方向に移動可
能なテーブルであり、試料8を所定の照射位置に移動さ
せる。このXYステージ11上には測長用ミラー13が
設けられ、該測長用ミラー13とレーザ測長器16とに
よりXYステージ11の位置が高精度に測定される。
【0019】ビーム制限アパーチャ5の上方には、磁界
発生手段としての永久磁石33が配設されており、この
永久磁石33はビーム制限アパーチャ5の上方にほぼ一
様な静磁界を形成する。更に永久磁石33と主偏向器4
との間には、2次電子検出器32及びエネルギーフィル
タ31が設けられている。2次電子検出器33は、イオ
ンビーム照射時に試料8から発生する2次電子を検出す
るものであり、試料8上の複数のチップのそれぞれに対
応して設けられている(図7参照)。エネルギーフィル
タ31は、例えば金属メッシュで構成され、試料8に印
加される電圧よりやや低い電圧が印加されている。これ
により、2次電子以外の浮遊電子が2次電子検出器32
に入射するのを防止することができる。
発生手段としての永久磁石33が配設されており、この
永久磁石33はビーム制限アパーチャ5の上方にほぼ一
様な静磁界を形成する。更に永久磁石33と主偏向器4
との間には、2次電子検出器32及びエネルギーフィル
タ31が設けられている。2次電子検出器33は、イオ
ンビーム照射時に試料8から発生する2次電子を検出す
るものであり、試料8上の複数のチップのそれぞれに対
応して設けられている(図7参照)。エネルギーフィル
タ31は、例えば金属メッシュで構成され、試料8に印
加される電圧よりやや低い電圧が印加されている。これ
により、2次電子以外の浮遊電子が2次電子検出器32
に入射するのを防止することができる。
【0020】なお、磁界発生手段は電磁石を使用しても
よいことはいうまでもない。
よいことはいうまでもない。
【0021】上述した各構成要素のうち1〜13及び3
1〜33は、真空チェンバ14内に収容され、該真空チ
ェンバ14は排気装置15により所定圧力(例えば10
-6〜10-5[torr])まで排気される。なお、本明細
書中のおける10-6、10-5等は1/106、1/105
等を意味するものとする。
1〜33は、真空チェンバ14内に収容され、該真空チ
ェンバ14は排気装置15により所定圧力(例えば10
-6〜10-5[torr])まで排気される。なお、本明細
書中のおける10-6、10-5等は1/106、1/105
等を意味するものとする。
【0022】イオンビーム源1、ブランカ2、主偏向器
4、補正用偏向器6、及び排気装置15には、それぞれ
イオンビーム源コントローラ22、ブランカコントロー
ラ23、主偏向コントローラ24、補正用偏向コントロ
ーラ25及び排気コントローラ26が接続され、これら
のコントローラ22〜26は、イオンビーム源1、ブラ
ンカ2、主偏向器4、補正用偏向器6、及び排気装置1
5をそれぞれ駆動制御する。
4、補正用偏向器6、及び排気装置15には、それぞれ
イオンビーム源コントローラ22、ブランカコントロー
ラ23、主偏向コントローラ24、補正用偏向コントロ
ーラ25及び排気コントローラ26が接続され、これら
のコントローラ22〜26は、イオンビーム源1、ブラ
ンカ2、主偏向器4、補正用偏向器6、及び排気装置1
5をそれぞれ駆動制御する。
【0023】前記レーザ測長器16及びステージ駆動モ
ータ18は、ステージ駆動装置17に接続されており、
ステージ駆動装置17により、XYステージ11の位置
の検出及び駆動が行われる。
ータ18は、ステージ駆動装置17に接続されており、
ステージ駆動装置17により、XYステージ11の位置
の検出及び駆動が行われる。
【0024】2次電子検出器32は、電子増倍管及び電
流検出器から成り、2次電子検出器32に2次電子が入
射すると電子増倍管によって電子数が数千倍に増加す
る。電流検出器は、電子増倍管の出力電子を電流に変換
し、2次電子検出信号としてマーク位置算出回路21に
供給する。
流検出器から成り、2次電子検出器32に2次電子が入
射すると電子増倍管によって電子数が数千倍に増加す
る。電流検出器は、電子増倍管の出力電子を電流に変換
し、2次電子検出信号としてマーク位置算出回路21に
供給する。
【0025】前記各コントローラ22〜26、ステージ
駆動装置17及びマーク位置算出回路21は、CPUイ
ンタフェース制御回路27を介して制御用計算機28に
接続されており、該制御用計算機28により露光装置全
体の作動が制御される。制御用計算機28には入出力装
置29が接続され、照射位置データ、補正用偏向器6の
それぞれの偏向量データ等が入力される。
駆動装置17及びマーク位置算出回路21は、CPUイ
ンタフェース制御回路27を介して制御用計算機28に
接続されており、該制御用計算機28により露光装置全
体の作動が制御される。制御用計算機28には入出力装
置29が接続され、照射位置データ、補正用偏向器6の
それぞれの偏向量データ等が入力される。
【0026】前記補正用偏向器6は、図3に示すように
スクリーンレンズ7の各レンズ孔7aに対してX方向と
Y方向とに各2つずつ設けられた偏向電極6a、6b、
6c、6dによって構成され、端子X1−X2間及びY1
−Y2間に電圧を印加することによって、荷電子ビーム
101を偏向し、試料8上の焦点位置Pを補正する(例
えば同図中一点鎖点で示した状態から実線で示した状態
に移動される)。この補正のための焦点位置の移動量
は、最大±1μm程度である。また電極間の電圧は50
〜200Vの範囲であり、スクリーンレンズ7のレンズ
孔7aの径、及びレンズ孔7aの中心間隔に応じて設定
される。
スクリーンレンズ7の各レンズ孔7aに対してX方向と
Y方向とに各2つずつ設けられた偏向電極6a、6b、
6c、6dによって構成され、端子X1−X2間及びY1
−Y2間に電圧を印加することによって、荷電子ビーム
101を偏向し、試料8上の焦点位置Pを補正する(例
えば同図中一点鎖点で示した状態から実線で示した状態
に移動される)。この補正のための焦点位置の移動量
は、最大±1μm程度である。また電極間の電圧は50
〜200Vの範囲であり、スクリーンレンズ7のレンズ
孔7aの径、及びレンズ孔7aの中心間隔に応じて設定
される。
【0027】以上のように構成された荷電子ビーム露光
装置におけるアライメント方法を以下に詳述する。
装置におけるアライメント方法を以下に詳述する。
【0028】図4は試料8上のアライメントマーク位置
を示す図であり、試料8上の複数チップ8aのそれぞれ
に、アライメントマーク8bが形成されている。各アラ
イメントマーク8bのチップ8aに対する相対位置はす
べて同一である。
を示す図であり、試料8上の複数チップ8aのそれぞれ
に、アライメントマーク8bが形成されている。各アラ
イメントマーク8bのチップ8aに対する相対位置はす
べて同一である。
【0029】アライメントマーク8bは、試料8の基材
部(アライメントマーク以外の部分)と異なる物質(例
えば金などの金属物質)により形成されており、イオン
ビーム101を照射したときの2次電子放出量が基材部
と大幅に異なる。従って、制御用計算機28からの偏向
情報に基づいて主偏向器4によりイオンビーム101を
走査させ、2次電子検出器32の検出信号と上記偏向情
報とに基づいてアライメントマーク位置が検出される。
部(アライメントマーク以外の部分)と異なる物質(例
えば金などの金属物質)により形成されており、イオン
ビーム101を照射したときの2次電子放出量が基材部
と大幅に異なる。従って、制御用計算機28からの偏向
情報に基づいて主偏向器4によりイオンビーム101を
走査させ、2次電子検出器32の検出信号と上記偏向情
報とに基づいてアライメントマーク位置が検出される。
【0030】次に、永久磁石33によつて形成されるほ
ぼ一様な静磁界の作用について、図5〜7を参照して説
明する。
ぼ一様な静磁界の作用について、図5〜7を参照して説
明する。
【0031】図5に示すように、磁界33aの幅がb
[m]、磁束密度がB[T]のとき、初速Vo[ev]
の電子が磁界33aを通過すると図示のよう偏向され
る。この偏向距離Y[m]は次式(1)で算出される。
なお、図示した磁界33a中の電子の軌跡は、便宜上直
線(折れ線)で示したが実際は曲線となる。この点は図
6、7も同様である。
[m]、磁束密度がB[T]のとき、初速Vo[ev]
の電子が磁界33aを通過すると図示のよう偏向され
る。この偏向距離Y[m]は次式(1)で算出される。
なお、図示した磁界33a中の電子の軌跡は、便宜上直
線(折れ線)で示したが実際は曲線となる。この点は図
6、7も同様である。
【0032】
【数1】 ここでqは電子の電荷、mは電子の質量である。
【0033】次に本実施例では、磁界33aをイオンビ
ーム101も通過するため、磁界33aがイオンビーム
中のイオンに与える影響を図6を参照して説明する。
ーム101も通過するため、磁界33aがイオンビーム
中のイオンに与える影響を図6を参照して説明する。
【0034】同図において、Yeは図の下方より進行す
る2次電子の偏向距離、Yiは図の上方より進行するイ
オン(正電荷)の偏向距離であり、下記式(2)、
(3)で表わされる。
る2次電子の偏向距離、Yiは図の上方より進行するイ
オン(正電荷)の偏向距離であり、下記式(2)、
(3)で表わされる。
【0035】
【数2】 ここで、q′、m′はそれぞれイオンの電荷及び質量で
あり、Ve及びViはそれぞれ電子及びイオンの初速で
ある。
あり、Ve及びViはそれぞれ電子及びイオンの初速で
ある。
【0036】装置の構成よりLe=200[mm]、Li
=20[mm]であり、イオンは1価であって質量は陽子
の質量で代表させるとq=q′、m′=1.67×10
-27[kg]である。また、m=9.11×10-31[kg]
であり、マルチイオンビームの結像原理からVe≒9V
iである。これらの値を式(2)、(3)に代入してY
i/Yeを算出すると、 Yi/Ye=7.01×10-3 となる。
=20[mm]であり、イオンは1価であって質量は陽子
の質量で代表させるとq=q′、m′=1.67×10
-27[kg]である。また、m=9.11×10-31[kg]
であり、マルチイオンビームの結像原理からVe≒9V
iである。これらの値を式(2)、(3)に代入してY
i/Yeを算出すると、 Yi/Ye=7.01×10-3 となる。
【0037】従って、Ye=150mmとするとYi=
1.05mmとなり、この程度の影響は主偏向器4によっ
て充分補正可能である。即ち、磁界33aのイオンビー
ム101に対する影響は小さいので、主偏向器4による
補正によって、除去することができる。
1.05mmとなり、この程度の影響は主偏向器4によっ
て充分補正可能である。即ち、磁界33aのイオンビー
ム101に対する影響は小さいので、主偏向器4による
補正によって、除去することができる。
【0038】更にこのとき必要な磁束密度Bは、前記式
(2)より
(2)より
【0039】
【数3】 となるので、Ye=150[mm]、b=20[mm]、L
e=200[mm]、m=9.11×10-31、Ve=4
5[KeV]、q=1.60×10-19[C]を代入し
て、 B=0.027[T] となる。
e=200[mm]、m=9.11×10-31、Ve=4
5[KeV]、q=1.60×10-19[C]を代入し
て、 B=0.027[T] となる。
【0040】また、試料8上の各チップ8aから放出さ
れる2次電子は、図7に示すように磁界33aにより偏
向され、互いに平行に2次電子検出器32へ向けて進行
する。従って、図示のように各チップ8aに対応して2
次電子検出器32を設けておくことにより、各チップ8
aのアライメントマークを同時に検出することができ
る。
れる2次電子は、図7に示すように磁界33aにより偏
向され、互いに平行に2次電子検出器32へ向けて進行
する。従って、図示のように各チップ8aに対応して2
次電子検出器32を設けておくことにより、各チップ8
aのアライメントマークを同時に検出することができ
る。
【0041】また、試料8から放出される2次電子は、
試料8に印加された電圧に比例するエネルギーを有する
ので、2次電子検出器32の直前にエネルギーフィルタ
31を設け、試料に印加された電圧よりやや低電圧を印
加することにより、2次電子以外の浮遊電子が2次電子
検出器32に入射することを阻止することができる。
試料8に印加された電圧に比例するエネルギーを有する
ので、2次電子検出器32の直前にエネルギーフィルタ
31を設け、試料に印加された電圧よりやや低電圧を印
加することにより、2次電子以外の浮遊電子が2次電子
検出器32に入射することを阻止することができる。
【0042】以上のように本実施例によれば、磁界33
aの作用により試料8から放出された2次電子が一定の
方向に偏向されるので、2次電子を効率よく検出するこ
とができる。その結果検出信号の強度が増加し、アライ
メントマーク位置を高精度に検出して、より正確なアラ
イメントが可能となる。
aの作用により試料8から放出された2次電子が一定の
方向に偏向されるので、2次電子を効率よく検出するこ
とができる。その結果検出信号の強度が増加し、アライ
メントマーク位置を高精度に検出して、より正確なアラ
イメントが可能となる。
【0043】また、試料8の各チップに対応して2次電
子検出器32を設けたので、各チップのアライメントマ
ーク位置を同時に検出することができる。
子検出器32を設けたので、各チップのアライメントマ
ーク位置を同時に検出することができる。
【0044】更に、エネルギーフィルタ31により、試
料8から放出された2次電子以外の浮遊電子の影響を排
除することができる。
料8から放出された2次電子以外の浮遊電子の影響を排
除することができる。
【0045】なお、2次電子検出器32は、蛍光板とフ
ォトダイオードによって構成し、2次電子を蛍光板に当
て、その時発光する光の強度をフォトダオードによって
検出するようにしてもよい。この場合には、エネルギー
フィルタ39を設けなくても、低エネルギーの電子は発
光強度が低いためその影響を容易に除去することができ
る。
ォトダイオードによって構成し、2次電子を蛍光板に当
て、その時発光する光の強度をフォトダオードによって
検出するようにしてもよい。この場合には、エネルギー
フィルタ39を設けなくても、低エネルギーの電子は発
光強度が低いためその影響を容易に除去することができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、被
露光物から放出される2次電子は、磁界発生手段による
磁界によって一定の方向に偏向され、2次電子検出手段
に入射するので、2次電子を効率よく検出することがで
きる。その結果検出信号の強度が増加し、アライメント
マーク位置を高精度に検出して、より正確なアライメン
トが可能となる。
露光物から放出される2次電子は、磁界発生手段による
磁界によって一定の方向に偏向され、2次電子検出手段
に入射するので、2次電子を効率よく検出することがで
きる。その結果検出信号の強度が増加し、アライメント
マーク位置を高精度に検出して、より正確なアライメン
トが可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係るマルチ荷電子ビーム露
光装置要部の構成図である。
光装置要部の構成図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す斜視図である。
【図3】補正用偏向器による焦点補正を示す図である。
【図4】試料上のアライメントマーク位置を示す図であ
る。
る。
【図5】磁界による電子の偏向を説明するための図であ
る。
る。
【図6】磁界による2次電子及びイオンの偏向を説明す
るための図である。
るための図である。
【図7】試料上の複数のチップから放出される2次電子
の進行を説明するための図である。
の進行を説明するための図である。
1 イオンビーム源(荷電子ビーム源) 4 主偏向器 5 ビーム制限アパーチャ 6 補正用偏向器 7 スクリーンレンズ 8 試料(被露光物) 31 エネルギーフィルタ 32 2次電子検出器 33 永久磁石
Claims (1)
- 【請求項1】 荷電子ビームを偏向器及びスクリーンレ
ンズを介して被露光物に照射し、複数のチップを同時に
描画するマルチ荷電子ビーム露光装置のアライメント装
置において、前記偏向器とスクリーンレンズとの間に設
けられ、荷電子ビームを被露光物に照射したとき発生す
る2次電子を偏向するための磁界を発生する磁界発生手
段と、該磁界発生手段により偏向された前記2次電子を
検出する2次電子検出手段と、該2次電子検出手段の出
力に基づいて、前記被露光物上に形成されたアライメン
トマークの位置を検出するアライメントマーク位置検出
手段とを設けたことを特徴とするマルチ荷電子ビーム露
光装置のアライメント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3273218A JPH0590145A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | マルチ荷電子ビーム露光装置のアライメント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3273218A JPH0590145A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | マルチ荷電子ビーム露光装置のアライメント装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590145A true JPH0590145A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17524757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3273218A Pending JPH0590145A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | マルチ荷電子ビーム露光装置のアライメント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590145A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010013507A (ko) * | 1998-04-14 | 2001-02-26 | 게스레이 마크 | 저 에너지 전자빔으로 레지스트레이션 마크를 검출하는방법 및 장치 |
| KR100572253B1 (ko) * | 2000-08-14 | 2006-04-19 | 이리스 엘엘씨 | 리소그래피장치, 디바이스 제조방법 및 그것에 의하여제조된 디바이스 |
| WO2009113169A1 (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-17 | 株式会社アドバンテスト | マルチコラム電子ビーム露光装置 |
| KR20190069931A (ko) * | 2017-12-12 | 2019-06-20 | 삼성전자주식회사 | 전자빔 장치의 어퍼처 시스템, 전자빔 노광 장치 및 전자빔 노광 장치 시스템 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3273218A patent/JPH0590145A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010013507A (ko) * | 1998-04-14 | 2001-02-26 | 게스레이 마크 | 저 에너지 전자빔으로 레지스트레이션 마크를 검출하는방법 및 장치 |
| KR100572253B1 (ko) * | 2000-08-14 | 2006-04-19 | 이리스 엘엘씨 | 리소그래피장치, 디바이스 제조방법 및 그것에 의하여제조된 디바이스 |
| WO2009113169A1 (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-17 | 株式会社アドバンテスト | マルチコラム電子ビーム露光装置 |
| KR20190069931A (ko) * | 2017-12-12 | 2019-06-20 | 삼성전자주식회사 | 전자빔 장치의 어퍼처 시스템, 전자빔 노광 장치 및 전자빔 노광 장치 시스템 |
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