JPH0590239U - 空気調和機用消音チャンバ - Google Patents

空気調和機用消音チャンバ

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JPH0590239U
JPH0590239U JP2390591U JP2390591U JPH0590239U JP H0590239 U JPH0590239 U JP H0590239U JP 2390591 U JP2390591 U JP 2390591U JP 2390591 U JP2390591 U JP 2390591U JP H0590239 U JPH0590239 U JP H0590239U
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州三 秋田
勘代 一戸
順一 中里
信雄 寺内
貞志 中田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1チャンバ16の底面および前面に空気調
和機と連通される第1開口26および室内と連通される
第2開口28をそれぞれ形成し、それによって第1チャ
ンバ16の内部に略「L」字状の空気通路34を形成す
る。空気通路34の横辺部32の上面には、吸音材20
と共鳴効果等によって消音効果を高めるための空気層2
2とを含む消音性能の高い消音部24等を形成する。 【効果】 空気通路34を略「L」字状に形成している
ので、空気通路34をより広く確保することができ、空
気流の圧力損失を低減できる。しかも、騒音が最も伝わ
り易い横辺部32の上面に消音性能の高い消音部24を
形成しているので、これによって消音効果の低下を効率
よく防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、空気調和機用消音チャンバ(以下、単に「消音チャンバ」という )に関し、特にたとえばエアハンドリングユニットやパッケージ型エアコン等の 空気調和機に設けられる、消音チャンバに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の消音チャンバの一例が、たとえば実公平3−1708号に開示 されている。この従来技術は、筐体状のケーシングの内部に突起を設け、それに よってケーシングの内部に略C形状の空気通路を形成し、その空気通路の内面に 吸音材を形成したものである。また、消音チャンバは空気調和機と一体で形成さ れているか、内部でのボルト接続である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来技術では、ケーシングの内部に形成された突起によって空気通路が 狭小化され、また屈曲されているので、空気流の圧力損失が大きいという問題点 があった。 また、消音チャンバと空気調和機とを分割し、再度接続するのが困難であり、 輸送・搬入の作業性が悪いという問題点もあった。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、空気流の圧力損失を低減できる、消音 チャンバを提供することである。また他の目的は、輸送・搬入時の作業性を向上 できる消音チャンバを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、筐体状のケーシング、ケーシングの底面に形成されるかつ空気調 和機と接続される第1開口、ケーシングの一側面に形成される第2開口、ケーシ ング内に形成されるかつ第1開口と連通する縦辺部と第2開口と連通する横辺部 とを含む略「L」字状の空気通路、および横辺部の上面に形成されるかつ吸音材 と空気層とを含む消音部を備える、消音チャンバである。さらに消音チャンバは 空気調和機とは別々に製作され、ガスケットを挟んで消音チャンバの外部よりボ ルト接続する構造とする。
【0006】
【作用】
略「L」字状の空気通路の縦辺部を通って横辺部上面に形成された消音部に突 き当たった騒音は、吸音材によって吸収され、さらに空気層における共鳴効果等 によって減衰される。消音チャンバは、係止部をたとえばボルト締めすることに よって空気調和機に接続される。
【0007】
【考案の効果】
この考案によれば、ケーシングの内部に空気通路を略「L」字状に形成するよ うにしているので、空気通路をより広く確保することができ、空気流の圧力損失 を可及的低減できる。しかも、騒音が最も伝わり易い横辺部の上面に消音性能の 高い消音部を形成するようにしているので、消音効果の低下を効率よく防止でき る。
【0008】 そして、係止部をたとえばボルト締めすることによって、空気調和機と消音チ ャンバとを接続するようにすれば、両者を容易に分割し、再接続できるので、輸 送・搬入の作業性を向上できる。 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】
図1〜図3を参照して、この実施例の消音チャンバ10は、筐体状のケーシン グ12を含む。ケーシング12の内部には、その中央部に形成される仕切壁14 によって、右側に第1チャンバ16が、左側に第2チャンバ18がそれぞれ形成 される。
【0010】 第1チャンバ16の内部上部には、図3からよくわかるように、たとえばグラ スウール等の吸音材20と吸音材20の中央部に形成される空気層22とを含む 消音部24が形成される。また、第1チャンバ16の底面には、第1開口26が 形成され、消音部24の下方前面には、第2開口28がやや突出して形成される 。したがって、第1チャンバ16の内部には、第1開口26と第2開口28とを 連通するかつ縦辺部30と横辺部32とを含む略「L」字状の空気通路34が形 成される。なお、横辺部32の上面は、上述の消音部24によって構成される。
【0011】 そして、空気通路34の内面(横辺部32の上面を除く)には、吸音材20が 形成され、吸音材20の内面(横辺部32の上面を含む)には、吸音材20の飛 散を防止するためのグラスクロス36やパンチングメタル40が内貼りされる。 一方、第2チャンバ18の内部には、図3に示した第1チャンバ16の内部と 同様に消音部24が形成され、第2チャンバ18の底面および前面には、第3開 口42および第4開口44が形成される(図1)。また、第3開口42と第4開 口44とを連通する略「L」字状の空気通路46の内面には、第1チャンバ16 の空気通路34の内面(図3)と同様にして吸音材20が形成され、さらに、グ ラスクロス36やパンチングメタル40が内貼りされる。
【0012】 そして、ケーシング12の左右側面下部には、消音チャンバ10を空気調和機 に固定するための係止部48が形成される。 このように形成された消音チャンバ10が、図4および図5に示すように、空 気調和機50の上部に接続される。 空気調和機50は、ケーシング52を含む。ケーシング52の内部には、縦方 向に延びて形成される仕切壁54によって、右側に第1室56が、左側に第2室 58がそれぞれ形成され、第1室56と第2室58とは、仕切壁54の下部に形 成された開口60によって連通される。第1室56および第2室58の上面には 、それぞれ吸入口62および送風口64が形成される。第1室56の下部には、 仕切壁54と略平行にプレフィルタ66が配置され、第2室58の下部には、図 示しない熱交換コイルおよびメインフィルタ兼通風式加湿器68等が配置される 。また、第2室58の上部には、送風機70が配置される。送風機70は、ファ ンケーシング72、ファンケーシング72内の図示しない羽根車およびそれを駆 動する電動機74等からなり、ファンケーシング72の吹出口は送風口64と連 通される。
【0013】 このような空気調和機50にガスケット76(図5)を介して消音チャンバ1 0が載置され、それぞれの係止部48がケーシング52にねじ止めされる。それ によって、空気調和機50の吸入口62および送風口64と消音チャンバ10の 第1開口26および第3開口42(図1)とがそれぞれ連通される。 そして、消音チャンバ10の第2開口28および第4開口44と空調すべき室 内とが、たとえば図示しない還気ダクトおよび給気ダクト等を介して連通される 。
【0014】 空気調和機50において、送風機70を駆動すると、図4において矢印で示す ように空気は流れる。すなわち、消音チャンバ10の第2開口28を通して空気 調和機50の第1室56内に取り込まれた空気は、プレフィルタ66によって比 較的大きな塵埃が除去された後、開口60を通して第2室58内に流入する。そ して、図示しない熱交換コイルで熱交換すなわち加熱または冷却され、メインフ ィルタ兼通風式加湿器68を通してさらに微細な塵埃が除去されると同時に必要 に応じて加湿される。このようにして除塵、熱交換および加湿処理がなされた空 気は、送風機70のファンケーシング72内に取り込まれ、送風口64から第2 チャンバ18を通して空調すべき室内へ送風される。
【0015】 また、送風機70によって発生した騒音は、図4において矢印で示した空気通 路を伝わって空調すべき室内へ達する。すなわち、送風機70によって発生した 騒音の一部は、空気の流れと逆の方向に伝わり、メインフィルタ兼通風式加湿器 68、図示しない熱交換コイル、プレフィルタ66および第1チャンバ16等を 通して徐々に減衰され、空調すべき室内へ達する。また一部は、第2チャンバ1 8等を通して減衰され、空調すべき室内へ達する。このとき、第1チャンバ16 および第2チャンバ18の空気通路34および46を通過する騒音は、吸音材2 0によって吸音され、さらに騒音が突き当たる(騒音が最もよく伝わる)横辺部 32の上面においては、空気層22の共鳴効果等による消音効果によっても減衰 される。
【0016】 この実施例によれば、消音チャンバ10の空気通路34および46が略「L」 字状に形成されるため、比較的広い空気通路を得ることができ、空気流の圧力損 失を可及的低減することができる。 また、消音チャンバ10は、空気調和機50に対して取り外し可能に接続され るので、消音チャンバ10および空気調和機50の輸送、搬入の作業性を飛躍的 に向上できる。
【0017】 図6〜図8を参照して、他の実施例の消音チャンバ78は、第2チャンバ18 の空気通路46の内部に気流の方向と平行に延びて形成される3つのスプリッタ 80を含む。それぞれのスプリッタ80は、たとえばグラスウール等の吸音材2 0を含み、吸音材20の表面には、図示しないが、図3に示した空気通路34の 内面と同様にしてグラスクロス36やパンチングメタル40が形成される。
【0018】 この消音チャンバ78は、図9に示すように、その第2室58内に送風機70 が配置された空気調和機(図4に示した空気調和機と同型)50に接続される。 この実施例によれば、主たる騒音源となる送風機70が配置された第2室58 と連通される第2チャンバ18においては、スプリッタ80によっても騒音を低 減することができるので、より消音効果を高めることができる。なお、第1チャ ンバ16に伝わる騒音は、メインフィルタ兼通風式加湿器68、図示しない熱交 換コイル、プレフィルタ66等によっても減衰され得るので、第1チャンバ16 には、第2チャンバ18ほどの消音性能を持たせる必要はなく、したがって、ス プリッタ80は形成されない。
【0019】 なお、スプリッタ80は、空気通路46の内面に形成された吸音材20、グラ スクロス36やパンチングメタル40と一体に形成されてもよいし、取り外し可 能に独立して形成されてもよい。また、スプリッタ80の数は、必要に応じて増 減されてもよい。 そして、スプリッタ80は、図10に示す消音チャンバ82のように、第1チ ャンバ16側に形成されてもよいし、また、図11に示す消音チャンバ84のよ うに、第1チャンバ16および第2チャンバ18の両方に形成されてもよい。消 音チャンバ82は、たとえば図10に示すように、その第1室56内に送風機7 0が配置された空気調和機86等に接続され、消音チャンバ84は、図12ある いは図13に示すように、その第1室56および第2室58の両方に送風機70 が配置された空気調和機88あるいは90等に接続される。なお、図12に示す 空気調和機88は、図4あるいは図9に示した空気調和機50の第1室56の上 部に送風機70を追加して配置し、その送風機70の下流に第1ダンパ92、第 2ダンパ94および第3ダンパ96等をさらに形成し、それによって、汚れた排 気を屋外に排出し、新鮮な外気を空気調和機88の内部に取り込むようにしたも のである。また、図13に示す空気調和機90は、図12に示した空気調和機8 8にその内部に全熱交換器98を含む全熱交換ユニット100を取り付け、全熱 交換器98による排気と外気との熱交換をも可能にしたものである。
【0020】 さらに、上述のそれぞれの実施例においては、第1チャンバ16と第2チャン バ18とが1つのケーシング12の内部に一体に形成されているが、これらは独 立して形成されてもよい。 なお、上述のそれぞれの実施例の消音チャンバあるいは空気調和機において、 相互に同一あるいは類似の箇所には同一あるいは類似の符号を付して、重複する 説明は省略した。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の実施例のII−II線断面図である。
【図3】図1の実施例のIII-III 線拡大断面図である。
【図4】図1の実施例の使用状態を示す図解図である。
【図5】図1の実施例と空気調和機との接続状態を示す
断面図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す正面図である。
【図7】図6の実施例のVII-VII 線断面図である。
【図8】図6の実施例のVIII-VIII 線断面図である。
【図9】図6の実施例の使用状態を示す図解図である。
【図10】この発明のその他の実施例およびその使用状
態を示す図解図である。
【図11】この発明のさらにその他の実施例を示す正面
図である。
【図12】図11の実施例の使用状態を示す図解図であ
る。
【図13】図11の実施例の他の使用状態を示す図解図
である。
【符号の説明】
10,78,82,84 …空気調和機用消音チャンバ 16 …第1チャンバ 18 …第2チャンバ 20 …吸音材 22 …空気層 24 …消音部 26 …第1開口 28 …第2開口 30 …縦辺部 32 …横辺部 34,46 …空気通路 36 …グラスクロス 40 …パンチングメタル 42 …第3開口 44 …第4開口 48 …係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 秋田 州三 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタト レーン株式会社栃木工場内 (72)考案者 一戸 勘代 東京都千代田区鍛冶町2丁目4番7号 3 Kビル 株式会社菱工内 (72)考案者 中里 順一 東京都千代田区鍛冶町2丁目4番7号 3 Kビル 株式会社菱工内 (72)考案者 寺内 信雄 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタト レーン株式会社栃木工場内 (72)考案者 中田 貞志 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタト レーン株式会社栃木工場内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体状のケーシング、 前記ケーシングの底面に形成されるかつ空気調和機と接
    続される第1開口、 前記ケーシングの一側面に形成される第2開口、 前記ケーシング内に形成されるかつ前記第1開口と連通
    する縦辺部と前記第2開口と連通する横辺部とを含む略
    「L」字状の空気通路、および前記横辺部の上面に形成
    されるかつ吸音材と空気層とを含む消音部を備える、空
    気調和機用消音チャンバ。
  2. 【請求項2】前記空気通路の内部に気流の方向と平行に
    延びて形成されるスプリッタをさらに備える、請求項1
    記載の空気調和機用消音チャンバ。
  3. 【請求項3】前記ケーシングの下部外側に係止部を設
    け、前記ケーシングと前記空気調和機との間にガスケッ
    トを介挿し、両者を前記係止部によって接続するように
    した、請求項1または2記載の空気調和機用消音チャン
    バ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018057357A (ja) * 2016-09-29 2018-04-12 フルタ電機株式会社 内外気導入装置

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JPS55119284A (en) * 1979-03-06 1980-09-12 Hitachi Plant Eng & Constr Co Unit type sound absorbing silencer
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