JPH05902U - 蒸気タービンの低圧車室 - Google Patents
蒸気タービンの低圧車室Info
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- JPH05902U JPH05902U JP5667291U JP5667291U JPH05902U JP H05902 U JPH05902 U JP H05902U JP 5667291 U JP5667291 U JP 5667291U JP 5667291 U JP5667291 U JP 5667291U JP H05902 U JPH05902 U JP H05902U
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Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内車室の熱変形を小さくして、内部の蒸気リ
ークを減少する。 【構成】 蒸気入口1において複数段の静翼6aを支持
する板構造の翼環5aと板構造の第1の圧力隔壁4aと
を溶接により一体化する。第2,第3の圧力隔壁4b,
4c間に取付ける補強リブ9を分離する。第1,第2の
圧力隔壁4a,4b間には、補強リブではなくて、パイ
プ等の補強棒15を設ける。第1,第2,第3の圧力隔
壁4a,4b,4cをそれぞれ内車室3と一体に設け
る。
ークを減少する。 【構成】 蒸気入口1において複数段の静翼6aを支持
する板構造の翼環5aと板構造の第1の圧力隔壁4aと
を溶接により一体化する。第2,第3の圧力隔壁4b,
4c間に取付ける補強リブ9を分離する。第1,第2の
圧力隔壁4a,4b間には、補強リブではなくて、パイ
プ等の補強棒15を設ける。第1,第2,第3の圧力隔
壁4a,4b,4cをそれぞれ内車室3と一体に設け
る。
Description
【0001】
本考案は、蒸気タービンの低圧車室に関し、更に詳細にはその翼環と圧力隔壁 の構造に関する。
【0002】
図2は従来より使用されている蒸気タービン低圧車室の上半部の一例を示し、 蒸気入口1より低圧車室に入った蒸気流2は、内車室3により第1の圧力隔壁4 aを介して支持される翼環5aに嵌め込まれた複数段の静翼6a、該第1の圧力 隔壁4aと一体に形成された第2の圧力隔壁4aと一体化した板構造の翼環5b で支持された複数段の静翼6b、内車室3と一体に形成された第3の圧力隔壁4 cと一体化した板構造の翼環5cで支持された静翼6c、及び内車室3で支持さ れた静翼6dを経て動翼7に噴出し、ロータ8を回転させる。また、補強リブ9 が圧力隔壁4aと4b、4bと4cとの間及び内車室3と圧力隔壁4cとの間に それぞれ設けられている。なお、10は外車室、11は第1抽気室、12は第2 抽気室、13は補強材である。
【0003】
以上述べた従来の蒸気タービンの低圧車室の構造は、しかし、次のような問題 点があった。
【0004】 (1) 蒸気入口1部の蒸気流2は、仕事を終えて内車室3から出る蒸気流14に 比べて高温なので、加熱された圧力隔壁4a〜4cの熱膨張により内車室3の全 体が変形し、そのため、内部の蒸気リークが増加して、性能低下が生じる。すな わち、蒸気入口1において複数段の静翼6aを支持する翼環5aと第1の圧力隔 壁4aとの嵌合部Aでは、軸方向変位(波打ち変形)が生じ、該嵌合部Aに隙間 が生じて蒸気2′がリークする。また、静翼6a〜6cが溶接されている箇所で は、半径方向変位(オーバル変形)が問題となる。つまり、静翼6a〜6dとロ ータ8との間および動翼7と静翼6a〜6dとの間の隙間が不均一となり、蒸気 リークが増大したり、あるいはフィン接触トラブルを発生したりする。
【0005】 (2) 第1、第2の圧力隔壁4a、4bと内車室3との接合部Bおよび各圧力隔 壁4a〜4cと補強リブ9との接合部に高応力が生じ、強度が低下する。
【0006】 (3) 蒸気入口1において複数段の静翼6aを支持する翼環5aは、厚板材の機 械加工材又は鋳鋼品であり、コストがかかる。
【0007】 本考案は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、内車 室の熱変形を小さくして内部の蒸気リークを減少し、また部品数を少なくしてコ ストを安くするようにした蒸気タービンの低圧車室を提供することを目的とする 。
【0008】
上記の課題を解決するために、本考案は、蒸気タービンの低圧車室における蒸 気入口において複数段の静翼を支持する板構造の翼環と板構造の第1の圧力隔壁 とを溶接により一体化するとともに、該第1の圧力隔壁とこれに隣接する板構造 の第2の圧力隔壁との間及び該第2の圧力隔壁とこれに隣接する板構造の第3の 圧力隔壁との間の一方に取り付けられる補強リブを分離し、かつ他方には補強リ ブに代えて補強棒を設け、前記第1,第2及び第3の圧力隔壁をそれぞれ内車室 と一体に設けたものである。
【0009】
上記の手段によれば、高温の蒸気流によって最初に加熱される第1の圧力隔壁 と翼環、静翼とを一体化し、かつ第1、第2及び第3のいずれかの圧力隔壁間の 設けられる補強リブを分離するとともに、他の圧力隔壁間は熱変形拘束をやわら げる補強棒で接合しているので、熱膨張による内車室の変形が小さくなり、内部 の蒸気リークが減少する。
【0010】 また、該補強棒は補強リブに比べてその接合部の応力が小さいので、疲労強度 が向上する。そして、第1の圧力隔壁と翼環、複数段の静翼とを一体化している ので、部品数が減少する。
【0011】
以下、図1を参照して本考案の一実施例について詳細に説明する。なお、図1 において、図2に示したものと同一の部分には同一の符号を付して、重複する説 明は省略する。
【0012】 図1に示すように、本実施例によれば、蒸気入口1において複数段の静翼6a を支持する翼環5aは板構造とされ、この翼環5aと同じく板構造の第1の圧力 隔壁4aとが溶接により一体化されている。
【0013】 また、第2抽気室12における第2の圧力隔壁4bと第3の圧力隔壁4cとの 間に取り付けられる補強リブ9は分離されていて、それぞれ第2、第3の圧力隔 壁4b、4cに取り付けられている。そして、第1抽気室11における第1の圧 力隔壁4aと第2の圧力隔壁4bとの間には、補強リブ9に代えて、パイプ等の 補強棒15が複数本設けられている。
【0014】 このような本実施例の構成によれば、高温の蒸気流2によって最初に加熱され る第1の圧力隔壁4aと翼環5a、静翼6aとを一体化し、かつ第2、第3の圧 力隔壁4b、4c間に設けられる補強リブ9を分離するとともに、第1、第2の 圧力隔壁4a、4b間は熱変形拘束をやわらげる補強棒15で接合しているので 、熱膨張による内車室3の変形が小さくなり、内部の蒸気リークが減少する。
【0015】 また、補強棒15は補強リブ9に比べてその接合部の応力が小さいので、疲労 強度が向上する。そして、第1の圧力隔壁4aと、翼環5a、複数段の静翼6a とを一体化しているので、部品数が減少する。
【0016】 なお、変形例として、第1、第2の圧力隔壁4a、4b間に補強リブ9を分離 して設け、第2、第3の圧力隔壁4b、4c間に補強棒15を設けても、実質的 に同様な作用効果が得られる。
【0017】
以上述べたように、本考案によれば、蒸気タービンの低圧車室における高温領 域を一体化し、圧力隔壁間に取り付けられる補強リブを分離し、さらに、熱変形 拘束をやわらげる補強棒を設ける構成としたので、内車室の熱変形が小さくなり 、内部の蒸気リークが減少する。その結果、タービン性能が向上する。
【0018】 また、圧力隔壁間を接合する補強棒の接合部の応力が小さくなり、疲労強度が 向上する。そして、第1の圧力隔壁と、翼環、複数段の静翼とを一体化したので 、部品数が減少するとともに、静翼保持部が板構造であるため重量が低減し、コ ストが減少する。
【図1】本考案の一実施例に係る蒸気タービンの低圧車
室を示す、車室上半部の断面図である。
室を示す、車室上半部の断面図である。
【図2】従来の蒸気タービンの低圧車室を示す、車室上
半部の断面図である。
半部の断面図である。
【符号の説明】 1 蒸気入口 2 蒸気流 3 内車室 4a〜4c 圧力隔壁 5a〜5c 翼環 6a〜6d 静翼 7 動翼 8 ロータ 9 補強リブ 10 外車室 11 抽気室 12 抽気室 13 補強材 14 蒸気流 15 補強棒
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】蒸気入口において複数段の静翼を支持する
板構造の翼環と板構造の第1の圧力隔壁とを溶接により
一体化するとともに、該第1の圧力隔壁とこれに隣接す
る板構造の第2の圧力隔壁との間及び該第2の圧力隔壁
とこれに隣接する板構造の第3の圧力隔壁との間の一方
に取り付けられる補強リブを分離し、かつ他方には補強
リブに代えて補強棒を設け、前記第1,第2及び第3の
圧力隔壁をそれぞれ内車室と一体に設けたことを特徴と
する蒸気タービンの低圧車室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5667291U JPH085285Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 蒸気タービンの低圧車室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5667291U JPH085285Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 蒸気タービンの低圧車室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05902U true JPH05902U (ja) | 1993-01-08 |
| JPH085285Y2 JPH085285Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=13033915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5667291U Expired - Fee Related JPH085285Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 蒸気タービンの低圧車室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085285Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP5667291U patent/JPH085285Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH085285Y2 (ja) | 1996-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960806 |
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