JPH085285Y2 - 蒸気タービンの低圧車室 - Google Patents
蒸気タービンの低圧車室Info
- Publication number
- JPH085285Y2 JPH085285Y2 JP5667291U JP5667291U JPH085285Y2 JP H085285 Y2 JPH085285 Y2 JP H085285Y2 JP 5667291 U JP5667291 U JP 5667291U JP 5667291 U JP5667291 U JP 5667291U JP H085285 Y2 JPH085285 Y2 JP H085285Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure partition
- partition wall
- pressure
- plate structure
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 45
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 25
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 229910001208 Crucible steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、蒸気タービンの低圧車
室に関し、更に詳細にはその翼環と圧力隔壁の構造に関
する。
室に関し、更に詳細にはその翼環と圧力隔壁の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来より使用されている蒸気ター
ビン低圧車室の上半部の一例を示し、蒸気入口1より低
圧車室に入った蒸気流2は、内車室3により第1の圧力
隔壁4aを介して支持される翼環5aに嵌め込まれた複
数段の静翼6a、該第1の圧力隔壁4aと一体に形成さ
れた第2の圧力隔壁4aと一体化した板構造の翼環5b
で支持された複数段の静翼6b、内車室3と一体に形成
された第3の圧力隔壁4cと一体化した板構造の翼環5
cで支持された静翼6c、及び内車室3で支持された静
翼6dを経て動翼7に噴出し、ロータ8を回転させる。
また、補強リブ9が圧力隔壁4aと4b、4bと4cと
の間及び内車室3と圧力隔壁4cとの間にそれぞれ設け
られている。なお、10は外車室、11は第1抽気室、
12は第2抽気室、13は補強材である。
ビン低圧車室の上半部の一例を示し、蒸気入口1より低
圧車室に入った蒸気流2は、内車室3により第1の圧力
隔壁4aを介して支持される翼環5aに嵌め込まれた複
数段の静翼6a、該第1の圧力隔壁4aと一体に形成さ
れた第2の圧力隔壁4aと一体化した板構造の翼環5b
で支持された複数段の静翼6b、内車室3と一体に形成
された第3の圧力隔壁4cと一体化した板構造の翼環5
cで支持された静翼6c、及び内車室3で支持された静
翼6dを経て動翼7に噴出し、ロータ8を回転させる。
また、補強リブ9が圧力隔壁4aと4b、4bと4cと
の間及び内車室3と圧力隔壁4cとの間にそれぞれ設け
られている。なお、10は外車室、11は第1抽気室、
12は第2抽気室、13は補強材である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上述べた従来の蒸気
タービンの低圧車室の構造は、しかし、次のような問題
点があった。
タービンの低圧車室の構造は、しかし、次のような問題
点があった。
【0004】(1) 蒸気入口1部の蒸気流2は、仕事を
終えて内車室3から出る蒸気流14に比べて高温なの
で、加熱された圧力隔壁4a〜4cの熱膨張により内車
室3の全体が変形し、そのため、内部の蒸気リークが増
加して、性能低下が生じる。すなわち、蒸気入口1にお
いて複数段の静翼6aを支持する翼環5aと第1の圧力
隔壁4aとの嵌合部Aでは、軸方向変位(波打ち変形)
が生じ、該嵌合部Aに隙間が生じて蒸気2′がリークす
る。また、静翼6a〜6cが溶接されている箇所では、
半径方向変位(オーバル変形)が問題となる。つまり、
静翼6a〜6dとロータ8との間および動翼7と静翼6
a〜6dとの間の隙間が不均一となり、蒸気リークが増
大したり、あるいはフィン接触トラブルを発生したりす
る。
終えて内車室3から出る蒸気流14に比べて高温なの
で、加熱された圧力隔壁4a〜4cの熱膨張により内車
室3の全体が変形し、そのため、内部の蒸気リークが増
加して、性能低下が生じる。すなわち、蒸気入口1にお
いて複数段の静翼6aを支持する翼環5aと第1の圧力
隔壁4aとの嵌合部Aでは、軸方向変位(波打ち変形)
が生じ、該嵌合部Aに隙間が生じて蒸気2′がリークす
る。また、静翼6a〜6cが溶接されている箇所では、
半径方向変位(オーバル変形)が問題となる。つまり、
静翼6a〜6dとロータ8との間および動翼7と静翼6
a〜6dとの間の隙間が不均一となり、蒸気リークが増
大したり、あるいはフィン接触トラブルを発生したりす
る。
【0005】(2) 第1、第2の圧力隔壁4a、4bと
内車室3との接合部Bおよび各圧力隔壁4a〜4cと補
強リブ9との接合部に高応力が生じ、強度が低下する。
内車室3との接合部Bおよび各圧力隔壁4a〜4cと補
強リブ9との接合部に高応力が生じ、強度が低下する。
【0006】(3) 蒸気入口1において複数段の静翼6
aを支持する翼環5aは、厚板材の機械加工材又は鋳鋼
品であり、コストがかかる。
aを支持する翼環5aは、厚板材の機械加工材又は鋳鋼
品であり、コストがかかる。
【0007】本考案は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、内車室の熱変形を小さく
して内部の蒸気リークを減少し、また部品数を少なくし
てコストを安くするようにした蒸気タービンの低圧車室
を提供することを目的とする。
決するためになされたもので、内車室の熱変形を小さく
して内部の蒸気リークを減少し、また部品数を少なくし
てコストを安くするようにした蒸気タービンの低圧車室
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本考案は、蒸気タービンの低圧車室における蒸気
入口において複数段の静翼を支持する板構造の翼環と板
構造の第1の圧力隔壁とを溶接により一体化するととも
に、該第1の圧力隔壁とこれに隣接する板構造の第2の
圧力隔壁との間及び該第2の圧力隔壁とこれに隣接する
板構造の第3の圧力隔壁との間の一方に取り付けられる
補強リブを分離し、かつ他方には補強リブに代えて補強
棒を設け、前記第1,第2及び第3の圧力隔壁をそれぞ
れ内車室と一体に設けたものである。
めに、本考案は、蒸気タービンの低圧車室における蒸気
入口において複数段の静翼を支持する板構造の翼環と板
構造の第1の圧力隔壁とを溶接により一体化するととも
に、該第1の圧力隔壁とこれに隣接する板構造の第2の
圧力隔壁との間及び該第2の圧力隔壁とこれに隣接する
板構造の第3の圧力隔壁との間の一方に取り付けられる
補強リブを分離し、かつ他方には補強リブに代えて補強
棒を設け、前記第1,第2及び第3の圧力隔壁をそれぞ
れ内車室と一体に設けたものである。
【0009】
【作用】上記の手段によれば、高温の蒸気流によって最
初に加熱される第1の圧力隔壁と翼環、静翼とを一体化
し、かつ第1、第2及び第3のいずれかの圧力隔壁間の
設けられる補強リブを分離するとともに、他の圧力隔壁
間は熱変形拘束をやわらげる補強棒で接合しているの
で、熱膨張による内車室の変形が小さくなり、内部の蒸
気リークが減少する。
初に加熱される第1の圧力隔壁と翼環、静翼とを一体化
し、かつ第1、第2及び第3のいずれかの圧力隔壁間の
設けられる補強リブを分離するとともに、他の圧力隔壁
間は熱変形拘束をやわらげる補強棒で接合しているの
で、熱膨張による内車室の変形が小さくなり、内部の蒸
気リークが減少する。
【0010】また、該補強棒は補強リブに比べてその接
合部の応力が小さいので、疲労強度が向上する。そし
て、第1の圧力隔壁と翼環、複数段の静翼とを一体化し
ているので、部品数が減少する。
合部の応力が小さいので、疲労強度が向上する。そし
て、第1の圧力隔壁と翼環、複数段の静翼とを一体化し
ているので、部品数が減少する。
【0011】
【実施例】以下、図1を参照して本考案の一実施例につ
いて詳細に説明する。なお、図1において、図2に示し
たものと同一の部分には同一の符号を付して、重複する
説明は省略する。
いて詳細に説明する。なお、図1において、図2に示し
たものと同一の部分には同一の符号を付して、重複する
説明は省略する。
【0012】図1に示すように、本実施例によれば、蒸
気入口1において複数段の静翼6aを支持する翼環5a
は板構造とされ、この翼環5aと同じく板構造の第1の
圧力隔壁4aとが溶接により一体化されている。
気入口1において複数段の静翼6aを支持する翼環5a
は板構造とされ、この翼環5aと同じく板構造の第1の
圧力隔壁4aとが溶接により一体化されている。
【0013】また、第2抽気室12における第2の圧力
隔壁4bと第3の圧力隔壁4cとの間に取り付けられる
補強リブ9は分離されていて、それぞれ第2、第3の圧
力隔壁4b、4cに取り付けられている。そして、第1
抽気室11における第1の圧力隔壁4aと第2の圧力隔
壁4bとの間には、補強リブ9に代えて、パイプ等の補
強棒15が複数本設けられている。
隔壁4bと第3の圧力隔壁4cとの間に取り付けられる
補強リブ9は分離されていて、それぞれ第2、第3の圧
力隔壁4b、4cに取り付けられている。そして、第1
抽気室11における第1の圧力隔壁4aと第2の圧力隔
壁4bとの間には、補強リブ9に代えて、パイプ等の補
強棒15が複数本設けられている。
【0014】このような本実施例の構成によれば、高温
の蒸気流2によって最初に加熱される第1の圧力隔壁4
aと翼環5a、静翼6aとを一体化し、かつ第2、第3
の圧力隔壁4b、4c間に設けられる補強リブ9を分離
するとともに、第1、第2の圧力隔壁4a、4b間は熱
変形拘束をやわらげる補強棒15で接合しているので、
熱膨張による内車室3の変形が小さくなり、内部の蒸気
リークが減少する。
の蒸気流2によって最初に加熱される第1の圧力隔壁4
aと翼環5a、静翼6aとを一体化し、かつ第2、第3
の圧力隔壁4b、4c間に設けられる補強リブ9を分離
するとともに、第1、第2の圧力隔壁4a、4b間は熱
変形拘束をやわらげる補強棒15で接合しているので、
熱膨張による内車室3の変形が小さくなり、内部の蒸気
リークが減少する。
【0015】また、補強棒15は補強リブ9に比べてそ
の接合部の応力が小さいので、疲労強度が向上する。そ
して、第1の圧力隔壁4aと、翼環5a、複数段の静翼
6aとを一体化しているので、部品数が減少する。
の接合部の応力が小さいので、疲労強度が向上する。そ
して、第1の圧力隔壁4aと、翼環5a、複数段の静翼
6aとを一体化しているので、部品数が減少する。
【0016】なお、変形例として、第1、第2の圧力隔
壁4a、4b間に補強リブ9を分離して設け、第2、第
3の圧力隔壁4b、4c間に補強棒15を設けても、実
質的に同様な作用効果が得られる。
壁4a、4b間に補強リブ9を分離して設け、第2、第
3の圧力隔壁4b、4c間に補強棒15を設けても、実
質的に同様な作用効果が得られる。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、蒸
気タービンの低圧車室における高温領域を一体化し、圧
力隔壁間に取り付けられる補強リブを分離し、さらに、
熱変形拘束をやわらげる補強棒を設ける構成としたの
で、内車室の熱変形が小さくなり、内部の蒸気リークが
減少する。その結果、タービン性能が向上する。
気タービンの低圧車室における高温領域を一体化し、圧
力隔壁間に取り付けられる補強リブを分離し、さらに、
熱変形拘束をやわらげる補強棒を設ける構成としたの
で、内車室の熱変形が小さくなり、内部の蒸気リークが
減少する。その結果、タービン性能が向上する。
【0018】また、圧力隔壁間を接合する補強棒の接合
部の応力が小さくなり、疲労強度が向上する。そして、
第1の圧力隔壁と、翼環、複数段の静翼とを一体化した
ので、部品数が減少するとともに、静翼保持部が板構造
であるため重量が低減し、コストが減少する。
部の応力が小さくなり、疲労強度が向上する。そして、
第1の圧力隔壁と、翼環、複数段の静翼とを一体化した
ので、部品数が減少するとともに、静翼保持部が板構造
であるため重量が低減し、コストが減少する。
【図1】本考案の一実施例に係る蒸気タービンの低圧車
室を示す、車室上半部の断面図である。
室を示す、車室上半部の断面図である。
【図2】従来の蒸気タービンの低圧車室を示す、車室上
半部の断面図である。
半部の断面図である。
1 蒸気入口 2 蒸気流 3 内車室 4a〜4c 圧力隔壁 5a〜5c 翼環 6a〜6d 静翼 7 動翼 8 ロータ 9 補強リブ 10 外車室 11 抽気室 12 抽気室 13 補強材 14 蒸気流 15 補強棒
Claims (1)
- 【請求項1】蒸気入口において複数段の静翼を支持する
板構造の翼環と板構造の第1の圧力隔壁とを溶接により
一体化するとともに、該第1の圧力隔壁とこれに隣接す
る板構造の第2の圧力隔壁との間及び該第2の圧力隔壁
とこれに隣接する板構造の第3の圧力隔壁との間の一方
に取り付けられる補強リブを分離し、かつ他方には補強
リブに代えて補強棒を設け、前記第1,第2及び第3の
圧力隔壁をそれぞれ内車室と一体に設けたことを特徴と
する蒸気タービンの低圧車室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5667291U JPH085285Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 蒸気タービンの低圧車室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5667291U JPH085285Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 蒸気タービンの低圧車室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05902U JPH05902U (ja) | 1993-01-08 |
| JPH085285Y2 true JPH085285Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=13033915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5667291U Expired - Fee Related JPH085285Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 蒸気タービンの低圧車室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085285Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP5667291U patent/JPH085285Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05902U (ja) | 1993-01-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6796765B2 (en) | Methods and apparatus for assembling gas turbine engine struts | |
| CN103502576B (zh) | 形成在燃气涡轮发动机中使用的部件的多层面板外壁的方法 | |
| US20110262277A1 (en) | Gas turbine composite workpiece to be used in gas turbine engine | |
| JPH073183B2 (ja) | 燃焼ガスを通すタービン流路アセンブリ | |
| JPH04232304A (ja) | 冷却翼形動翼 | |
| US11905839B2 (en) | Attachment of an acoustic shroud to a housing shell for an aircraft turbine engine | |
| JP3993153B2 (ja) | 低圧コンプレッサのスプリッタアセンブリ | |
| US2925998A (en) | Turbine nozzles | |
| JPH05125906A (ja) | 回転機械の固定子機構 | |
| US20140301841A1 (en) | Turbomachine compressor guide vanes assembly | |
| CN1081724C (zh) | 在涡轮机中用于推力补偿的方法和装置 | |
| JPH085285Y2 (ja) | 蒸気タービンの低圧車室 | |
| CN108204255A (zh) | 涡轮系统、用于涡轮系统的排气框架及其支柱 | |
| US4796423A (en) | Sheet metal panel | |
| US12366173B2 (en) | Fan casing for an aircraft turbomachine | |
| JP4326315B2 (ja) | 翼環構造 | |
| US20250354496A1 (en) | Bladed assembly with inter-platform connection by friction member | |
| US11008946B2 (en) | Turbomachine component assembly | |
| US11118479B2 (en) | Stress mitigating arrangement for working fluid dam in turbine system | |
| CN114502827A (zh) | 包括被定向成朝向面板内部的u形密封凸缘的结构和/或声学面板,以及用于制造这种面板的方法 | |
| JPH0512536B2 (ja) | ||
| JPS608404A (ja) | 蒸気タ−ビンの低圧ケ−シング | |
| JP4064502B2 (ja) | 低圧タービン内車室における翼環蒸気室 | |
| JP2961076B2 (ja) | タービン静翼 | |
| JP3626837B2 (ja) | 蒸気タービンの低圧車室 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960806 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |