JPH0590399U - 放射性物質の貯蔵装置 - Google Patents
放射性物質の貯蔵装置Info
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- JPH0590399U JPH0590399U JP9049191U JP9049191U JPH0590399U JP H0590399 U JPH0590399 U JP H0590399U JP 9049191 U JP9049191 U JP 9049191U JP 9049191 U JP9049191 U JP 9049191U JP H0590399 U JPH0590399 U JP H0590399U
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 断熱材等を設けることなく、多くの放射性物
質を貯蔵する。 【構成】 コンクリート壁により囲まれたセル室20内
に、固化体5を収納する筒状容器4を吊持状態に設ける
とともに、該筒状容器4の高さの途中位置に、その回り
のセル室内空間を上下二つの小空間21,22に区画す
る水平壁23を設け、これら各小空間21,22に、該
小空間毎に冷却空気を流通させる吸気口24,25と排
気口26とを設けた。 【効果】 各小空間21,22内における筒状容器4の
高さがそれぞれ小さくなるので、該筒状容器4から各小
空間21,22への放熱量も小さくなり、冷却空気の温
度上昇を低く抑えることができる。したがって、多くの
放射性物質を貯蔵することができるとともに、セル室構
築物に要求される耐熱温度も低減でき、断熱材等の使用
を削減し得て、建設工数も少なくすることができる。
質を貯蔵する。 【構成】 コンクリート壁により囲まれたセル室20内
に、固化体5を収納する筒状容器4を吊持状態に設ける
とともに、該筒状容器4の高さの途中位置に、その回り
のセル室内空間を上下二つの小空間21,22に区画す
る水平壁23を設け、これら各小空間21,22に、該
小空間毎に冷却空気を流通させる吸気口24,25と排
気口26とを設けた。 【効果】 各小空間21,22内における筒状容器4の
高さがそれぞれ小さくなるので、該筒状容器4から各小
空間21,22への放熱量も小さくなり、冷却空気の温
度上昇を低く抑えることができる。したがって、多くの
放射性物質を貯蔵することができるとともに、セル室構
築物に要求される耐熱温度も低減でき、断熱材等の使用
を削減し得て、建設工数も少なくすることができる。
Description
【0001】
本考案は放射性廃棄物等の放射性物質を冷却空気の自然通風によって冷却しつ つ貯蔵する装置に関する。
【0002】
一般に、原子力発電プラント等で発生する高レベル廃液等の放射性廃棄物は、 例えばガラス固化処理することによって取り扱い性を向上させることができる。 そして、ガラス固化等の処理がなされた固化体はセルの中で貯蔵することが考え られているが、その貯蔵中に放射性物質の崩壊熱による温度上昇がともなうので 、固化体およびその支持構造物を冷却することが必要であるとともに、放射線の 漏洩対策を十分に講じておく必要がある。
【0003】 従来、このような放射性廃棄物の固化体を貯蔵する装置として、例えば図2に 示すように、コンクリート壁によって囲まれたセル室1の天井スラブ2から、遮 蔽プラグ3によって密閉可能としている複数の筒状容器4を間隔をおいて吊持し て、該筒状容器4の中に固化体5を積み重ね状態に収納する計画がなされている 。この場合、固化体5は長期保管を必要とするため、各筒状容器4の回りを囲む ようにコンクリート構造体6を設けて、セル室1内を上部プレナム部7と下部プ レナム部8とに区画し、両プレナム部7,8の間を筒状容器4の回りのリング状 流路9によって連通した構成とされ、大気に通じる吸気口10から取り入れた冷 却空気を下部プレナム部8からリング状流路9に送り込み、上部プレナム部7か ら排気口11を経由させて放出することにより、いわゆる自然通風によって冷却 することが考えられている。
【0004】
ところで、セル室1内に送り込まれる冷却空気は例えば30℃程度であるが、 リング状流路9を経由する途中で固化体5からの熱によって温度上昇する。例え ば固化体5を9段積みで貯蔵する場合、上部プレナム部7まで冷却空気が到達す ると80℃〜100℃程度にまで上昇することになる。これに対して、セル室1 の壁を構成しているコンクリート壁は、耐熱温度が約65℃であり、このため、 固化体5の積み数を少なくして全体の発熱量を小さくするか、コンクリート壁に 断熱材を貼付する等により、コンクリート壁の熱劣化防止対策が必要になり、放 射性物質の貯蔵量が制限されたり、建設工数がかかる等の問題が生じる。
【0005】 本考案は、断熱材等を設けることなく、多くの放射性物質を貯蔵することがで きる貯蔵装置の提供を目的とする。
【0006】
本考案は、セル室内に、放射性物質を収納する筒状容器を吊持状態に設けると ともに、該筒状容器の高さの途中位置に、その回りのセル室内空間を上下に複数 の小空間に区画する水平壁を設け、これら各小空間に、該小空間毎に冷却空気を 流通させる吸気口と排気口とを設けたことを特徴とする。
【0007】
本考案の貯蔵装置は、セル室内が筒状容器の高さの途中位置で区画され、その 区画された各小空間にそれぞれ冷却空気が送り込まれるようになっているので、 該冷却空気は、その小空間内のみを流通して、筒状容器の高さの例えば半分に相 当する分から熱を受けることになり、したがって、その温度上昇を低く抑えるこ とができる。一方、筒状容器自体は、各小空間にまたがるようにして設けられる ので、その中の放射性物質の貯蔵量は何ら制限されることはなく、全体の熱は各 小空間に分散して放出されることになる。
【0008】
以下、本考案の貯蔵装置の一実施例について、放射性物質としてガラス固化処 理等がなされた固化体を貯蔵するものの例を図1に基づいて説明する。 この貯蔵装置も、セル室20がコンクリート壁によって囲まれているとともに 、その天井スラブ2から複数の筒状容器4が相互に間隔を明けて吊持され、遮蔽 プラグ3によって密閉可能とされている点は、図2の従来例と同様であるが、筒 状容器4の高さ方向の途中位置、図示例ではセル室1の高さのほぼ半分の位置に 、セル室1内空間を上下二つの小空間21,22に区画する水平壁23が設けら れ、各小空間21,22に別々に冷却空気を流通させるように吸気口24,25 と排気口26とが設けられている点で相違するものである。
【0009】 前記水平壁23も天井スラブ2等と同じコンクリート壁によって構成され、該 水平壁23で区画された各小空間21,22には、それぞれ上部プレナム部27 ,28、下部プレナム部29,30及び上下両プレナム部を連通させるリング状 流路31,32が形成され、その下部プレナム部29,30に、並列状態の各入 り口シャフト33,34を経由して前記吸気口24,25が別個に接続されてい る。また、各小空間21,22の上部プレナム部27,28は、一つの出口シャ フト35の上下2箇所に接続されて、該出口シャフト35の上端の排気口26に 連通している。
【0010】 一方、筒状容器4内には固化体5が収納されるのであるが、水平壁23と同じ 高さの位置には、固化体5に代えて非発熱体であるダミー36が収納され、該ダ ミー36を介して固化体5が積み重ねられている。
【0011】 このように構成した貯蔵装置において、各吸気口24,25から取り込まれた 冷却空気は、それぞれ入り口シャフト33,34を経由して各小空間21,22 の下部プレナム部29,30に導かれ、筒状容器4回りのリング状流路31,3 2を上昇して上部プレナム部27,28から出口シャフト35を経由して排気口 26から放出される。この場合に、筒状容器4内には、両小空間21,22を区 画する位置の付近に非発熱体であるダミー36が収納されているため、該ダミー 36の下方と上方との間の熱伝達がダミー36によって抑制されて、筒状容器4 の下半分と上半分とがそれぞれの小空間21,22に放熱することになり、これ ら小空間21,22内に送り込まれた冷却空気は、筒状容器4のほぼ半分の高さ の範囲内で該筒状容器4から熱を受けることになる。
【0012】 したがって、リング状流路31,32を上昇する間の冷却空気への熱伝達量は 筒状容器4全体からの場合のほぼ半分となり、該リング状流路31,32を経由 して上部プレナム部27,28に到達した冷却空気は、その温度上昇が低く抑え られ、該上部プレナム部27,28の雰囲気温度をコンクリート壁の耐熱温度以 下に維持することができる。このため、コンクリート壁に断熱材を貼付する等の 対策は必要なく、コンクリート壁構造のまま放射性物質を有効に長期貯蔵するこ とができる。なお、図示例ではセル室20内を二つに区画したが、要求される温 度特性等に応じて三つ以上に区画してもよい。
【0013】
以上の説明から明らかなように、本考案の貯蔵装置によれば、各小空間内にお ける筒状容器の高さがそれぞれ小さくなるので、該筒状容器から各小空間への放 熱量も小さくなり、冷却空気の温度上昇を低く抑えることができる。したがって 、多くの放射性物質を貯蔵することができるとともに、セル室構築物に要求され る耐熱温度も低減でき、断熱材等の使用を削減し得て、建設工数も少なくするこ とができる等の効果を奏する。
【図1】本考案の貯蔵装置の一実施例を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図2】貯蔵装置の従来例を示す縦断面図である。
2 天井スラブ 3 遮蔽プラグ 4 筒状容器 5 固化体 6 コンクリート構造体 20 セル室 21,22 小空間 23 水平壁 24,25 吸気口 26 排気口 27,28 上部プレナム部 29,30 下部プレナム部 31,32 リング状流路 33,34 入り口シャフト 35 出口シャフト 36 ダミー
Claims (1)
- 【請求項1】 セル室内に、放射性物質を収納する筒状
容器を吊持状態に設けるとともに、該筒状容器の高さの
途中位置に、その回りのセル室内空間を上下に複数の小
空間に区画する水平壁を設け、これら各小空間に、該小
空間毎に冷却空気を流通させる吸気口と排気口とを設け
てなる放射性物質の貯蔵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9049191U JPH0590399U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 放射性物質の貯蔵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9049191U JPH0590399U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 放射性物質の貯蔵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590399U true JPH0590399U (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14000002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9049191U Withdrawn JPH0590399U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 放射性物質の貯蔵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590399U (ja) |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP9049191U patent/JPH0590399U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |