JPH059063Y2 - - Google Patents

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JPH059063Y2
JPH059063Y2 JP1987186846U JP18684687U JPH059063Y2 JP H059063 Y2 JPH059063 Y2 JP H059063Y2 JP 1987186846 U JP1987186846 U JP 1987186846U JP 18684687 U JP18684687 U JP 18684687U JP H059063 Y2 JPH059063 Y2 JP H059063Y2
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hollow fiber
knitted fabric
fiber membrane
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は人工肺、人工透析、プラズマフエレシ
ス、純水製造、気体過・分離及び浄水器等に用
いられる中空糸膜モジユールを製造するに適した
中空糸膜編物に関する。
〔従来の技術〕
一般に中空糸膜モジユールは中空糸束を所定の
長さにカツトして容器内に収納し、エポキシ樹脂
又はウレタン樹脂等で中空糸端部を容器に固定す
ることによつて製作される。しかしながら、中空
糸端部の開口部を開口状態のまま固定すると開口
部から樹脂が進入してモジユールとして使用でき
ないものになるので、それを避けるためあらかじ
め中空糸束端部を樹脂等で仮封鎖した状態で固定
し、固定後に固定部分を切断して中空糸束端部を
開口状態にする方法が採用されている。
従来の技術においては、主にモジユール製作時
の仮封鎖時の加工コスト、該仮封鎖の信頼性、固
定時の中空糸束の乱れ及び固定の信頼性について
問題があつた。即ち、仮封鎖部分はモジユール完
成時には廃棄される部分でありながら、仮封鎖工
程に材料費と加工費をかけざるを得なかつた。
又、この仮封鎖が支障なく行われているかどうか
は仮封鎖時点では判別が難しく、モジユール製作
後の固定部切断面の観察によつてはじめて仮封鎖
の良否が判別できるものである。更にこの仮封鎖
が不良の場合は一部の中空糸膜の開口部が固定用
樹脂により封鎖されるためモジユールに所定の膜
面積が確保できず、時にはせつかく製作したモジ
ユールを不良品として廃棄しなければならない。
また、中空糸束を容器内に収納する方法をとる
ために中空糸束をきつちりそろえて容器内に収納
する必要があり、さもないと周辺部の中空糸が乱
れてその中空糸の端部が固定用樹脂内に埋没し、
その結果中空糸が有効に使用できなくなるという
欠点があつた。
また中空糸を束として使用するため中空糸が比
較的密に充填されることが多く、固定時において
中空糸束の中央部の中空糸間に固定用樹脂が進入
し難く、その結果、固定不良による不良品が発生
し易いという欠点があつた。
この様な現状に鑑み、本出願人は中空糸膜が切
断されることなく折り返され、両耳が通常糸でく
さり編でおさえられてなる編地を特願昭60−
199077号として提案した。
この中空糸膜編物は中空糸膜面積が所定の値と
なるように所定のコース数のところで分割、切断
してこれをすし巻き状に捲回して一方の端をポツ
テイング後ポツテイング部分で切断して中空糸膜
モジユールを形成すると、中空糸の開口端がポツ
テイング前は全体で2つしかなく、モジユール製
作時に中空糸仮固定の必要もなく、整然かつ確実
に固定するのが容易となる特徴を有している。
しかし、このような中空糸膜編物は連続した編
地となつているので、所定のコース数(中空糸膜
が横方向に振られた回数)分で切断して所定の膜
面積のものとする必要がある。
しかし編物の全体にわたつて中空糸膜が振られ
てその両端の耳部を経糸によるくさり編で保持さ
れたものでは中空糸膜が密に配置されているた
め、所定の切断部以外のところで中空糸膜を傷つ
ける場合が多い。
又、これを切断してモジユールを形成する場
合、切断により生ずる中空糸膜開口端が同一の耳
部側にあるようにして、その耳部を固定しないと
リークの原因になるが、この判断も固難で切断場
所の選択と切断を人手で慎重に行なわねばなら
ず、工程機械化のネツクとなる。
さらに、切断箇所に近接したくさり編の部分に
も中空糸が編み込まれているので、その部分がほ
つれて形成される中空糸束にみだれが生じ易いと
いう問題がある。
本考案者らはこのような状況から上記問題を解
決すべく鋭意検討した結果、本考案に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本考案の要旨は中空糸膜を緯糸に用いた
経編地であつて、該中空糸膜はループを形成せず
所定巾以上振られ、且つ該編物の耳部においてく
さり編された経糸により該中空糸膜が保持されて
なる中空糸膜編物において、所定のコース数Aご
とに所定のコース数B分中空糸膜がくさり編で保
持されずに該経編地の一方の端を走行してなるこ
とを特徴とする中空糸膜編物にある。
本考案において用いられる中空糸膜は分離・
過・気液接触及び液液接触等用に用いられる中空
糸膜であり、耳部においてつぶれや損傷等を生ず
ることなく、折り返すことの可能な中空糸膜であ
ればどのようなものも使用可能であるが、ポリプ
ロピレン及びポリエチレン等のポリオレフイン系
中空糸膜がその柔軟性から好ましく用いられる。
緯糸はこの中空糸膜のモノフイラメントでもよ
く、これを複数本合糸したものでもよい。合糸の
場合は2〜32本であることが好ましい。
該編物における経糸は通常の編物や織物の経糸
に用いられるものすべてを用いることができる
が、編物の製造時や取り扱い時に中空糸膜を傷め
ないために経糸は硬くないことが好ましく、マル
チフイラメント、紡績糸又は加工糸等が好ましく
用いられる。また編み立てや製織時の張力も比較
的小さくすることが好ましい。
以下図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案になる中空糸膜編物を示すもの
であり、第1図では中空糸膜編物の両端(耳部)
に各々2本のくさり編を設けた例を示している
が、該編物の形状が取扱い上問題のない程度に維
持できる範囲であれば何本でもよく、耳部以外の
部分にも経糸が存在していてもよい。
本考案の中空糸膜編物は所定のコース数A即ち
所定の回数中空糸膜が該編物の一方の端から他方
の端まで振られ、経糸2,2′,3,3′でくさり編
で保持された部分と所定のコース数Bだけ中空糸
膜が振られずに該編物の一方の端を走行する部分
とが交互に設けられてなるものであり、中空糸膜
膜がふられずに走行する部分は必ず編織物の特定
の側の端を走行するものである。
第1図においてはコース数Aを4として示して
いるが、これは図面の簡略化のためであつて、実
際はこれよりはるかに大きい数となるのが通常で
ある。この編物は所定のコース数B分くさり編が
飛ばされた部分でX−X′に示す如く切断される。
この時X側端は必らず中空糸膜が通常糸の経糸
2,2′と共に切断されるが、X′側端では通常糸の
経糸3,3′のみ切断されることになる。このX側
端が中空糸膜の切断開口部を有しているため、必
らずX側端がモジユール製造過程では樹脂固定側
に設定される。
このため中空糸膜編物編成時の経糸2,2′及び
3,3′の色を互いに異るものにしておけば、作業
者は自動的に端面の色糸を目視判断するだけで、
樹脂固定する側を選べるので全く間違いを生ずる
ことがないので好ましい。
コース数Aはいつも一定の膜面積のモジユール
を作るために本考案の編物を製造する場合はその
膜面積に相応するようなコース数とすればよく、
異なる膜面積の複数種のモジユールを作るために
該編物を用いる場合はその公約数にあたる膜面積
に近いようなコース数とすればよい。要するにモ
ジユール作成に容易なコース数を適宜選択すれば
よい。但し、切断時に中空糸膜の開口端が必ず一
方の耳部側にくるようにするためにはコース数A
を偶数にする。
コース数Bは編物の切断にあたつて容易に切断
できる程度の数であり、切断部からのほつれによ
り中空糸膜がばらつかない程度の数であればよ
く、2〜10であることが好ましい。
第2図は、第1図に示す中空糸膜編物がすし巻
状に捲回されハウジング(図示せず)内で片端が
樹脂固定された状態を示すモジユールの斜視概念
図であり、樹脂固定側に中空糸膜切断部5が位置
していることを示している。
〔実施例〕
以下に実施例を用いて本考案をさらに詳細に説
明する。
〔実施例 1〕 中空糸膜として外径380μmの三菱レイヨン(株)
製のポリエチレン中空糸膜EHF270Tを16本合糸
したものを使用し、又経糸としてセイ練したポリ
エステル加工糸(300d/96f)を使用した。
編機としては、ラツセル編機を改造して下記の
条件で中空糸膜編物を形成した。
(1) トラバース回数 10W.S(ダブルストロー
ク)/min (2) 経糸張力 25〜30g/本 (3) 経糸本数 2本×2(計4本) 但し、一方の耳側の糸を青、他方を白とし
た。
(4) 中空糸膜振り巾 105mm (5) 所定コース数A 260コース (6) くさり編飛ばしコースB 2コース 得られた中空糸膜編物は、2コースのくさり
編み飛ばしによつて約8m/mのループ間隙が
得られた。
こうして形成された細巾編物を次の方法によつ
て親水化処理加工した。即ち、プロピレングリコ
ールモノステアレートを5%含有するエタノール
溶液に充分浸漬したのち、付着液をドリツプさせ
70℃の熱風により連続乾燥した。この様にして得
られた親水化中空糸膜編織物を膜面積が約0.4m2
となるよう2コースのくさり編み飛ばし部分で切
断したが、切断時に中空糸膜を傷めることなく容
易に切断でき、切断端から中空糸膜がばらばらと
はずれるようなこともなかつた。
この編物を内筒と外筒を有する中空円筒容器内
で渦巻き状に巻きつけて膜面積約0.4m2の中空糸
膜モジユールを作り、三菱レイヨン(株)製浄水器に
取付けた。
この浄水器を用いてリークテスト及び通水テス
トを行つたところリークはなく、圧力1Kg/cm2
の通水で3.8/minの透過水量を示した。
〔考案の効果〕
本考案の編物を利用すれば、モジユール製作時
に従来必要とされていた中空糸端面の仮封鎖工程
が不要となり、又、中空糸束を乱すことなく整然
かつ確実に固定することが可能になる。
又、編物であるので取り扱いが容易であり、モ
ジユール形状の多様化が図れる等の利点も生じ
る。
さらに本考案による編物を利用すると従来の染
色仕上げ機械が利用でき後処理を効率的に行いう
る。例えば疎水性中空糸膜を水系の用途に使用す
るためには親水化剤による後処理(親水化処理)
が必要であるが、従来は容器に中空糸膜を固定し
た後に、親水化剤溶液を流し乾燥して製品にして
いたため、乾燥時のマイグレーシヨン等により、
均一な処理は難しかつた。これに対して、本考案
の編物は容器に固定する前の編物の状態で、例え
ば従来のビーム染色機及び熱風乾燥機による処理
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる中空糸膜編物を示すもの
であり、図中1は中空糸膜、2,2′,3,3′は経
糸を示す。X−X′は切断部を示す。第2図は第
1図に示す中空糸膜編物がモジユールに作成され
た状態を斜視概念図で示すものであり、図中4は
樹脂固定部、5は中空糸切断部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1) 中空糸膜を緯糸に用いた経編地であつて、
    該中空糸膜はループを形成せず、所定巾以上振
    られ、且つ該編物の耳部においてくさり編され
    た経糸により該中空糸膜が保持されてなる中空
    糸膜編物において、所定のコース数Aごとに所
    定のコース数B分中空糸膜がくさり編で保持さ
    れずに該経編地の一方の端を走行してなること
    を特徴とする中空糸膜編物。 2) 一方の耳部の経糸と他方の耳部の経糸とが
    互いに異なる色の糸であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の中空糸膜編
    物。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021041373A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 Agcエンジニアリング株式会社 除湿用中空糸膜モジュール及びその製造方法

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