JPH0590746U - 光ファイバ付複合電力ケーブル - Google Patents
光ファイバ付複合電力ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0590746U JPH0590746U JP3362792U JP3362792U JPH0590746U JP H0590746 U JPH0590746 U JP H0590746U JP 3362792 U JP3362792 U JP 3362792U JP 3362792 U JP3362792 U JP 3362792U JP H0590746 U JPH0590746 U JP H0590746U
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- Japan
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- optical fiber
- power cable
- sheath
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線、ケーブルの熱及び劣化等によるシース
の変形や収縮による伝送形態の変化を早期に検知するこ
とによって、火災及び劣化等の初期段階を検出する。 【構成】 複数のシースを設けてある電力ケーブル5の
内側シース3と外側シース4との間に、光ファイバ6を
長手方向に沿って螺旋状に埋め込んで光ファイバ付電力
複合ケーブルを構成する。電力ケーブル5の火災及び劣
化等は、光ファイバ6の伝送損失により検出する。光フ
ァイバ6は大きな外力を受けずシース間に存在すること
になるので、外力による伝送損失の増大を防止すること
ができ、電力ケーブル5の火災及び劣化等の初期段階を
正確に検出することができる。
の変形や収縮による伝送形態の変化を早期に検知するこ
とによって、火災及び劣化等の初期段階を検出する。 【構成】 複数のシースを設けてある電力ケーブル5の
内側シース3と外側シース4との間に、光ファイバ6を
長手方向に沿って螺旋状に埋め込んで光ファイバ付電力
複合ケーブルを構成する。電力ケーブル5の火災及び劣
化等は、光ファイバ6の伝送損失により検出する。光フ
ァイバ6は大きな外力を受けずシース間に存在すること
になるので、外力による伝送損失の増大を防止すること
ができ、電力ケーブル5の火災及び劣化等の初期段階を
正確に検出することができる。
Description
【0001】
この考案は光ファイバ付複合電力ケーブルに係わり、特に熱及び劣化等による シースの熱による変形や収縮を検知する光ファイバ付複合電力ケーブルに関する 。
【0002】
近年、電線、ケーブルは各種ビル、プラント、地下鉄、船舶等での省スペース 化に伴い、電線、ケーブルの布設形態が多条布設を取る傾向がある。このような 状況の中で万一火災が発生した場合、電線、ケーブルが火災伝播路となって火災 が拡大する危険性がある。
【0003】 一方、電源盤等の各種操作盤を始め種々の電気機器には、多くのビニル線、ハ イパロン電線などの含ハロゲンポリマーを有するものが使用されており、万一火 災事故が発生した場合にはビニル線等が火災伝播路となって火災が拡大しやすい 。このため、これらが燃焼する際発生する煙を煙センサにより検知する検知手段 や温度センサにより燃焼温度を測定する測定手段等により火災の拡大を防止して いる。しかし、このような技術では、ビニル線等が全面的に燃焼する段階になっ て初めて煙や温度が検知されるので、全面燃焼に至る以前の初期段階である部分 的加熱を検知することは困難である。
【0004】
このような従来技術の課題を解決するために電線、ケーブルに光ファイバを設 けて伝送形態の変化を検知することが考えられる。しかし、光ファイバをシース の内側に設けた場合、火災が発生する前の初期段階では熱が弱くシースの内側ま で変形、収縮等が起こらないことがあるので早期検知が難しい。
【0005】 又、光ファイバをシースの外側に設けた場合には、熱によるシースの変形、収 縮等を光ファイバ自身が検知することができないので、検知を正確に行うことが できない。更に布設時の外傷により光ファイバに破断、座屈、剥離等が生じ、光 ファイバの機能維持が困難になる。 一方、特公昭60−37567号公報には、ケーブル導体の外周に複数の被覆 層を設けてある電力ケーブルの外側被覆層と内側被覆層との間に、通信用光ファ イバを長手方向に沿って埋め込んである光ファイバ付複合電力ケーブルが記載さ れており、このような光ファイバ付複合電力ケーブルの光ファイバを火災検知用 として利用することが考えられる。しかし、この光ファイバ付複合電力ケーブル は、電力ケーブルの外側被覆層と内側被覆層との間に光ファイバを長手方向に平 行して直線状に埋め込んであるので、ケーブル施工時等の取扱いにおいて、光フ ァイバと被覆層との弾性が異なることからくる光ファイバの破断、座屈、剥離等 のトラブルが生じて機能低下に繋がり、熱による変形、収縮等を正確に検知する ことができなくなる。
【0006】
本考案は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、電線、 ケーブルの熱及び劣化等によるシースの変形や収縮による伝送形態の変化を早期 に検知することによって、火災及び劣化の初期段階を検出する光ファイバ付複合 電力ケーブルを提供することを目的とする。
【0007】
上記目的を達成する本考案の光ファイバ付複合電力ケーブルは、ケーブル導体 の外周に複数のシースを設けてなる電力ケーブルの内側シースと外側シースとの 間に光ファイバを埋め込んだ光ファイバ付複合電力ケーブルにおいて、内側シー スと外側シースとの間に光ファイバを長手方向に沿って螺旋状に埋め込んである 。
【0008】
本考案は、複数のシースを設けてある電力ケーブルの内側シースと外側シース との間に、光ファイバを長手方向に沿って螺旋状に埋め込んであるので、光ファ イバは大きな外力を受けずシース間に存在することになるので、外力による伝送 損失の増大を防止することができ、電力ケーブルの火災及び劣化の初期段階を正 確に検出することができる。
【0009】
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明をする。 図1は本考案に係わる光ファイバ付複合電力ケーブルの一実施例を示したもの である。この光ファイバ付複合電力ケーブル1は例えばケーブル導体2の外周に ゴム、プラスチック等の押出し被覆により内側シース3を設けて、耐張力のある 光ファイバ6を所定ピッチで長手方向に沿って螺旋状に巻きつけてある。その外 周にゴム、プラスチック等の押出し被覆により外側シース4を設けて構成されて いる。
【0010】 尚、光ファイバ6を螺旋状に巻きつける場合の適当なピッチは、電力ケーブル 5のケーブル外径(Dとする)により異なるが、3D〜50Dが好ましい。これ は、ピッチ間隔が狭いと伝送損失が大きくなり、シース自体に対する光ファイバ の占積率増加という観点からシース性能の低下という問題が生じるからであり、 逆にピッチ間隔が広いとケーブル施工時等の取扱いにおいて光ファイバとシース の弾性が異なることからくる光ファイバの破断、座屈、剥離等の光ファイバを長 手方向に平行して直線状に設置した場合と同様のトラブルが生じるからである。
【0011】 このような構造にすると、光ファイバ6は内側シース3の外側に存在していて ケーブル導体2から離れているので、ケーブル導体2の発熱の影響を受けること が少なく、光信号の伝送を安定して行うことができる。又、光ファイバ6は外側 シース4の内側に存在しているので、外力に弱い光ファイバ6を外力から保護す ることができる。
【0012】 次に光ファイバ付複合電力ケーブルの燃焼等による試験及び試験結果を詳述す る。 実施例1 この試験では、導体サイズが200mm2で線芯数3の600V用の架橋ポリエ チレン絶縁ビニルシースケーブル(CVケーブル)の内側シースと外側シースと の間にピッチ20Dで光ファイバを設けた光ファイバ付複合電力ケーブルを作成 した。
【0013】 この光ファイバ付複合電力ケーブルを5m×5m×5mの試験室の中央におい て垂直トレイ燃焼試験(IEEE Std.383に記載)を実施して、光ファ イバによる伝送損失を検出した。尚、CVケーブルの燃焼範囲は2.4mとした 。 試験に使用したCVケーブルの光ファイバの長さは25mに設定して伝送損 失の増加分が0.5dBの点において異常検出とした。
【0014】 一方、試験室の上部に光電式煙感知器をセットして燃焼を感知させた。 光電式煙感知器の場合、燃焼試験開始から3分20秒で感知したが、電力ケー ブルに埋め込んだ光ファイバによる検出では、燃焼試験開始後30秒で異常を検 出することができた。 実施例2 導体サイズが200mm2で線芯数3の6600V用の架橋ポリエチレン絶縁ポ リエチレンシースケーブル(CEケーブル)の内側シースと外側シースとの間に ピッチ30Dで光ファイバを設けた光ファイバ付複合電力ケーブルを作成した。
【0015】 この光ファイバ付複合電力ケーブルの両端末を光ファイバを残したまま切断し て光ファイバのみ観測室に設置してある伝送損失検出装置に接続し、光ファイバ 付複合電力ケーブルの範囲2mをヒーターで加熱して試験を実施した。加熱開始 後、高密度ポリエチレンシースが端末断面から10cm収縮したところで伝送損失 が増大したことにより、光ファイバの伝送形態の異常を検出することができた。
【0016】 以上の試験結果より、本考案の光ファイバ付複合電力ケーブルを使用すれば、 電線、ケーブルが火災伝播路となって火災が拡大することを防止することができ ることが明らかである。 尚、上記試験において使用したCVケーブル、CEケーブルに限らずその他の 電線、ケーブルに光ファイバを埋め込むことにより、同様の結果を得ることが可 能である。
【0017】
本考案の光ファイバ付複合電力ケーブルによれば、内側シースと外側シースと の間に光ファイバを埋め込むようにしたので、各種ビル、プラント、地下鉄、船 舶等の閉鎖的領域内において、多条構造の形態を採った電線、ケーブルの部分的 加熱及び劣化等によるシースの変形、収縮に伴う光ファイバの伝送形態の異常を 早期に確実に検知することができ、重大な火災を低減化することが可能である。 又、この光ファイバは内側シースと外側シースとの間に長手方向に沿って螺旋状 に埋め込んであるので、電力ケーブルにおいて何等かの原因による発熱等により シース部の収縮(特に端末部)を起こし電力ケーブルに接続された電気機器類の 破壊事故に至るケースもあるが未然に検知することが可能となる。
【図1】本考案の実施例である光ファイバ付複合電力ケ
ーブルの斜視図
ーブルの斜視図
1…光ファイバ付複合電力ケーブル 2…ケーブル導体 3…内側シース 4…外側シース 5…電力ケーブル 6…光ファイバ
Claims (1)
- 【請求項1】ケーブル導体の外周に複数のシースを設け
てなる電力ケーブルの内側シースと外側シースとの間に
光ファイバを埋め込んだ光ファイバ付複合電力ケーブル
において、前記内側シースと前記外側シースとの間に前
記光ファイバを長手方向に沿って螺旋状に埋め込んだこ
とを特徴とする光ファイバ付複合電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3362792U JPH0590746U (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 光ファイバ付複合電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3362792U JPH0590746U (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 光ファイバ付複合電力ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590746U true JPH0590746U (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=12391688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3362792U Pending JPH0590746U (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 光ファイバ付複合電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590746U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009531826A (ja) * | 2006-03-24 | 2009-09-03 | コリア エレクトロテクノロジー リサーチ インスティチュート | 故障探索が可能な電力ケーブル |
| JP2012048829A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Fujikura Ltd | 複合ケーブル |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5637312A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-11 | Toray Ind Inc | Modified fiber |
| JPS6037567A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-02-26 | Canon Inc | 画像処理システム |
| JPS61177313A (ja) * | 1985-02-01 | 1986-08-09 | Daido Steel Co Ltd | 溶鋼へのカルシウム等の添加方法 |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP3362792U patent/JPH0590746U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5637312A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-11 | Toray Ind Inc | Modified fiber |
| JPS6037567A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-02-26 | Canon Inc | 画像処理システム |
| JPS61177313A (ja) * | 1985-02-01 | 1986-08-09 | Daido Steel Co Ltd | 溶鋼へのカルシウム等の添加方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009531826A (ja) * | 2006-03-24 | 2009-09-03 | コリア エレクトロテクノロジー リサーチ インスティチュート | 故障探索が可能な電力ケーブル |
| JP2012048829A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Fujikura Ltd | 複合ケーブル |
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