JPH0591314U - 動物用削蹄器 - Google Patents
動物用削蹄器Info
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- JPH0591314U JPH0591314U JP3977792U JP3977792U JPH0591314U JP H0591314 U JPH0591314 U JP H0591314U JP 3977792 U JP3977792 U JP 3977792U JP 3977792 U JP3977792 U JP 3977792U JP H0591314 U JPH0591314 U JP H0591314U
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Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蹄の形状を観察しながら削蹄作業を継続する
ことができ、熟練しない一般の畜産農家の人でも行うこ
とができる簡単な構造で取扱い容易な動物用削蹄器を提
供する。 【構成】 円盤に複数個の比較的大きい穿孔を設けるこ
とにより、回転時に反対側が透けて見える。更に、複数
の穿孔の周縁部の円盤に対して放射方向の両側または一
方の側を、わずかに突出するように加工することにより
程よい鋭利さで安全な刃先として機能させることができ
る。 【効果】 削蹄中に蹄の形状が確認できるため、能率よ
く削蹄作業を行うことができる。
ことができ、熟練しない一般の畜産農家の人でも行うこ
とができる簡単な構造で取扱い容易な動物用削蹄器を提
供する。 【構成】 円盤に複数個の比較的大きい穿孔を設けるこ
とにより、回転時に反対側が透けて見える。更に、複数
の穿孔の周縁部の円盤に対して放射方向の両側または一
方の側を、わずかに突出するように加工することにより
程よい鋭利さで安全な刃先として機能させることができ
る。 【効果】 削蹄中に蹄の形状が確認できるため、能率よ
く削蹄作業を行うことができる。
Description
【0001】
本考案は畜産業の分野、特に乳牛や肉牛の伸びすぎた蹄を、非熟練者でも容易 に整えることができる動物用削蹄器に関する。
【0002】
畜産業の分野では、大家畜である乳牛や肉牛の肢蹄は、常時自己の体重を支え ており、この肢蹄が伸びすぎると運動不足に陥り、体型が不良となり、ストレス がたまって食欲の減退をきたす。その結果、繁殖障害や乳房炎の原因となり、肥 育効率も低下し、乳量や肉量の減少をきたし、畜産上きわめて重大な障害となる 。したがって、乳牛や肉牛の肢蹄の管理は畜産業においては経済的にも重要な意 義を有する。
【0003】 牛の蹄は1カ月に3〜10mm程度延びるが、放牧或いは開放追い込み牛舎で飼 われている場合には蹄が自然に磨耗するので削蹄は整形のみでよいが、多頭繋留 方式の牛舎の中に繋がれて飼育されている牛の蹄は徒長して蹄尖が重なり合った り、蹄底部後部に重心がかたより肢勢が悪くなる。肢勢のくずれは牛の外観を悪 くするばかりでなく、肢の筋肉に無理がかかり体重の低下や短命につながる。
【0004】 乳牛や肉牛の削蹄は挙肢の習慣がない牛の性質上極めて短時間に処理する必要 があり、しかも労力と熟練を要する作業であるために、一般的には削蹄師と呼ば れる熟練した削蹄専従業者に依頼して育成期の初期に行い、その後約4カ月に1 回の間隔で行われている。伸び過ぎた蹄は一度に整形することは不可能で、何回 かに分けて整形する必要がある。また、一回に削り取れる量には限界がある。
【0005】 従来、削蹄の際には、荒い牛は枠場に入れ、おとなしい牛はスタンチオンに繋 いだまま削蹄鎌、削蹄刀、削蹄鋏、削蹄やすり等を用い、まず蹄のまわりを削蹄 刀と槌で形よく切り、次でやすりで全体を削って仕上げていた。削蹄鎌、削蹄刀 、削蹄鋏、削蹄やすり等を使用する方法は、作業にかかる前に乳牛や肉牛の蹄の どの部分をどの位削れば正しい蹄の形や肢勢になるかという削蹄判断をしなけれ ばならず、また、削蹄補助者数人が牛の片肢を持ち上げねばならず、多大の労力 と時間と熟練を要する欠点があった。一般の畜産農家では簡単に削蹄が行えず削 蹄師にたよらざるを得なかった。
【0006】 実公昭39−36970号公報には金属製の円盤に15度ないし60度の角度 をもった刃を設けて高速回転させて蹄を削る方法が開示されている。この方法は 装置が簡単で非熟練者でも短時間に削蹄できるものであった。
【0007】
しかしながら、上記削蹄円盤は構造が簡単で手軽に使用できる長所を有するが 、削蹄時に蹄が円盤により遮られるため蹄を正面から見ることができないという 欠点があり、削蹄状態を観察するために削蹄部を側面からのぞきこむか、削蹄作 業を中断しなければならず作業能率が悪い。
【0008】 そこで、蹄の形状を観察しながら削蹄作業を継続することができ、熟練しない 一般の畜産農家の人でも行うことができる簡単な構造で取扱い容易な動物用削蹄 器が求められていた。
【0009】
本考案は上記課題を解決することを目的とし、その構成は、切削手段を有する 円盤の面に複数個の穿孔を設け、該穿孔が円盤を高速で回転した場合に反対側が 透けて見える大きさ及び数であるとと共に、上記円盤を回転軸に装着したことを 特徴とし、更に、上記穿孔の周縁の全部または一部を突出させて切削手段とする ことにより削蹄効率を向上させたことを特徴とする。
【0010】 本考案に用いる円盤の材質は一般には鉄鋼が適しているが、強靱な合成樹脂や セラミックスも使用できる。円盤の直径は50〜150mm、厚さは1〜5mmであ る。穿孔の数は複数であり、好ましくは3〜20個、より好ましくは4〜10個 である。穿孔を設ける位置は中心部の回転軸を装着する部位を避け、その外周に 均等に反対側の蹄が見えるように円盤の強度を損なわない範囲で中心部の近くか ら細長い穿孔を配列する。すなわち、重心の偏りが極力少ない大きさ及び配置が 好ましい。穿孔の形状は遠心方向に長い形状で同一形状が好ましい。
【0011】 穿孔の大きさは限定しないが、それ自身反対側が見えない程度に小さい時、或 いは穿孔の数が不足すると本考案の目的を達成し得ない。要するに、回転時に反 対側にある蹄の形状が透けて見える大きさ及び数の穿孔が円周面に均等に幅広く 配置されていることが好ましい。
【0012】 円盤に設ける切削手段としては刃、突出した刃先、やすり状粗面或いは刃にや すり状粗面を設けたものが挙げられる。刃としては硬く尖った先端を有する突起 からなる刃であり、半径方向に設けられた長い刃先であっても、小突起からなる 刃先が散在した形状であっても、或いはこれらの中間の形状であっても差支えな い。突起の両面に鋭角部を設け刃先とすれば、円盤を装着した回転機器が反転可 能であれば蹄の部位に従って好みの方向に回転させて削ることができる。全体と して蹄に衝撃感を与えずに削ることができるように円盤に均等に配置されている ことが好ましい。
【0013】 やすり状粗面としては円盤素材の表面に平行な縞状の凹凸を設けたり、全体を 凹凸ある粗面に加工したり、或いは砥粒を塗布したり、研磨紙、研磨布等を貼着 してもよく、要するに円盤面が均等に粗面化されていればよい。やすり状粗面は 円盤の全面に設ける必要はないが、円盤が高速で回転した時円滑に削れる程度に 均等に配置されていることが好ましい。また、突起の刃先となる部位をやすり状 の粗面とし、刃とやすり状粗面の両者の機能を併有させることもできる。
【0014】 また、削蹄工程に合わせ、強く研磨したい場合と弱く研磨したい場合があるが 、円盤の周縁部と中心部とで切削手段の粗さを変え、粗削り、仕上げ削り等の工 程に合わせて使用する円盤の中心からの位置を変えることにより一層効率的に作 業を行うことができる。
【0015】 更に、穿孔の周縁部を円盤面から突出させればこの突出部が刃先としての作用 を有する。この場合、穿孔の全周に設けてもよいが、穿孔の、円盤の回転に際し て最後に接触する側に設けることが効果的である。円盤に単に複数個の穿孔を設 け、この穿孔の一方の側のみを0.5〜1mm程度突出させ、更にこの突出部を粗面 加工して、或いは研磨布等を貼着してやすり状の刃にするなどの方法がある。或 いは穿孔の円盤に対して放射方向両側を突出させて円盤の回転方向が反転しても 穿孔の両側で削蹄できる方法もある。
【0016】 円盤を回転させるには電気ディスクグラインダーと同様の回転機器を用いるか 、或いは電気ディスクグラインダーそのものを利用し、グラインダーの砥石の代 わりに本考案の円盤を取りつければよい。或いは本出願人が出願した実願平3− 55238号の明細書において開示した回転方向を逆転できる動物用電動削蹄器 の把持部を使用することもできる。
【0017】
本考案は円盤に複数個の比較的大きい穿孔を設けることにより、回転時に反対 側が透けて見える事実に着眼して完成したものである。その結果、削蹄中に蹄の 形状が確認できるため、能率よく削蹄作業を行うことができる。更に、複数の穿 孔の周縁部の円盤に対して放射方向の両側または一方の側を、わずかに突出する ように加工することにより刃先として機能させることができる。なお、このよう に加工した刃先は削蹄に適した程よい鋭利さであるので取扱い上安全である。
【0018】
図1は本考案の動物用削蹄器に使用する円盤の平面図、図2は図1のII−II線 断面図、図3は図1の III−III 線断面図である。1は直径約10cmの鋼鉄製の 円盤であり、円周上に幅約5mm、長さ約25mmの穿孔2をほぼ放射方向に8個設 けた。中心に平滑で且つ最も窪ませた取付け部3を設け、更にその中心を取付け 孔4とした。取付け部3の外周に盛り上がり部5を設け、穿孔2を設けた削蹄面 6を最も突出させ、周辺部7を再び下面に下げた形状とした。円盤を水平面に置 いた場合には水平面と接触する部位は取付け部3であり、周辺部7の端縁線8は 水平面から浮いた状態にある。
【0019】 本実施例においては穿孔を切抜いた後、放射方向に配列した各穿孔の長手方向 の時計回り側の端縁部を0.5〜1mm程度外方に反り上げた。反り上げた側の端縁 線を刃先9とした。このような形状の刃先は削蹄に適した程よい鋭利さであり、 安全性が高い。10は反り上げた結果刃先9の基部に生じた歪みである。
【0020】 円盤1を削蹄面6を外側にして削蹄器のシャフトに装着し、本実施例において はシャフトを円盤外面から見て反時計方向に回転させると、盛り上がり部5先端 が刃先として機能し、蹄を円滑に削蹄することができた。
【0021】 図4は本考案の削蹄器を用いて牛の蹄を削蹄している状態を示す説明図である 。円盤1の削蹄面6を外側にして、取付け孔4をモーターで回転するシャフトに 装着した。11は蹄裏面であり、12は土抜きである。13は円盤装着にあたり 安全のために設けたカバーであり、14は削蹄器の把持部である。把持部14を 握ってスイッチを入れると円盤1は回転し、穿孔2が存在するために削蹄面6か ら削蹄中の蹄の状態が観察できた。約 100rpm以上で回転させれば蹄の状態を 観察できるが、削蹄を効率的に行うためには1000〜5000rpmが好ましい。
【0022】
多数の穿孔を有する円盤を用いる本考案により、削蹄中の蹄の状態を削蹄用円 盤を介して観察することができるため、削蹄作業の能率及び仕上がりが向上した 。
【図1】図1は本考案の動物用削蹄器に使用する円盤の
平面図である。
平面図である。
【図2】図2は図1のII−II線断面図である。
【図3】図3は図1の III−III 線断面図である。
【図4】図4は削蹄機を用いて牛の蹄を削蹄している状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
1 円盤 2 穿孔 3 取付け部 4 取付け孔 5 盛り上がり部 6 削蹄面 7 周辺部 9 刃先 10 歪み 11 蹄裏面
Claims (2)
- 【請求項1】 切削手段を有する円盤の面に複数個の穿
孔を設け、該穿孔が円盤を高速で回転した場合に反対側
が透けて見える大きさ及び数であるとと共に、上記円盤
を回転軸に装着したことを特徴とする動物用削蹄器。 - 【請求項2】 円盤に複数個の穿孔を設け、該穿孔の周
縁の全部または一部に切削手段を設け、上記穿孔が円盤
を高速で回転した場合に反対側が透けて見える大きさ及
び数であるとと共に、上記円盤を回転軸に装着したこと
を特徴とする動物用削蹄器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3977792U JPH0591314U (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 動物用削蹄器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3977792U JPH0591314U (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 動物用削蹄器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591314U true JPH0591314U (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=12562370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3977792U Pending JPH0591314U (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 動物用削蹄器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0591314U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5331000A (en) * | 1976-09-03 | 1978-03-23 | Central Glass Co Ltd | Production of heavy sodium carbonate |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP3977792U patent/JPH0591314U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5331000A (en) * | 1976-09-03 | 1978-03-23 | Central Glass Co Ltd | Production of heavy sodium carbonate |
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