JPH0591684U - 心嚢ドレ−ンカテ−テル - Google Patents
心嚢ドレ−ンカテ−テルInfo
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- JPH0591684U JPH0591684U JP4025892U JP4025892U JPH0591684U JP H0591684 U JPH0591684 U JP H0591684U JP 4025892 U JP4025892 U JP 4025892U JP 4025892 U JP4025892 U JP 4025892U JP H0591684 U JPH0591684 U JP H0591684U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 細長い管状体からなる内側部材と、該内側部
材を摺動可能に内挿した管状体からなる外側部材とから
なる心嚢ドレ−ンカテ−テルにおいて、内側部材の先端
部は閉止され外側部材の先端部より突出して配置され、
かつ外側部材の内面と摺動する側面には少なくとも1の
小孔が設けられ、該小孔から抗凝血性液体が滲出して内
側部材を軸方向に摺動自在に移動しうるように形成され
てなる心嚢ドレ−ンカテ−テルであって、内部管状体と
外部管状体との隙間に体液が侵入して両管状体の摺動が
困難になることはない。 【効果】 術後の経過をみながら適時心嚢に蓄積した体
液を排出することができるので、必要以上に体液を排出
して体内のバランスを崩すことはない。
材を摺動可能に内挿した管状体からなる外側部材とから
なる心嚢ドレ−ンカテ−テルにおいて、内側部材の先端
部は閉止され外側部材の先端部より突出して配置され、
かつ外側部材の内面と摺動する側面には少なくとも1の
小孔が設けられ、該小孔から抗凝血性液体が滲出して内
側部材を軸方向に摺動自在に移動しうるように形成され
てなる心嚢ドレ−ンカテ−テルであって、内部管状体と
外部管状体との隙間に体液が侵入して両管状体の摺動が
困難になることはない。 【効果】 術後の経過をみながら適時心嚢に蓄積した体
液を排出することができるので、必要以上に体液を排出
して体内のバランスを崩すことはない。
Description
【0001】
本考案は心臓手術によって、心嚢に過剰に蓄積した体液を体外に排出するため の心嚢ドレ−ンカテ−テルに関する。
【0002】
心臓手術において、術後の経過が良好であれば術部より滲出する体液はそのま ま体内にバランスよく吸収され治癒していくが、術部より滲出する体液が過剰の 場合には、過剰の体液が心臓を包む膜状の嚢である心嚢に蓄積され、心臓を圧迫 し心臓の働きを阻害することがある。 このように過剰の体液が心嚢に蓄積された場合には、従来、超音波エコ−で探 索しながらトラカ−ル針を心嚢にまで挿入して心嚢に蓄積された体液を体外に排 出していた。また、最悪の場合には、再度開胸手術しなければならないことがあ り、患者は精神的、肉体的苦痛を伴いながら回復を図らねばならない問題があっ た。かかる問題を解決するために、心臓の手術に際して予めカテ−テルを心嚢内 に留置して手術中に心嚢から流出する体液や手術後に心嚢から滲み出る体液を体 外へ排出するカテ−テルが特公昭49-15435号公報に紹介されている。 このカテ−テルはチュ−ブの閉端部に複数組の突条を設け、各組の突条間に開 口部を設けてなるものであり、開口部が心嚢に吸いついて体液が排出されにくく なるのを防止するために突条が設けられている。またこのカテ−テルはチュ−ブ 内部に可撓性の芯管が挿通されていることによってカテ−テルのへしゃがりを防 止している。
【0003】
しかしながら、このカテ−テルは手術後も心嚢に静止されて心嚢から滲出する 体液を間断なく排出しているので治癒状況がよくても体液を排出する危険がある 。また、カテ−テルは手術後長期間体内に留置されると、芯管外壁とチュ−ブ内 壁との間に毛管現象により体液が侵入し、蛋白質が凝固してチュ−ブの可撓性が 損なわれることがある。 本考案の目的は術後の経過をみながら適時心嚢に蓄積した体液を排出すること ができ、かつ内部管状体を必要時円滑に摺動移動できる心嚢ドレ−ンカテ−テル を提供することである。
【0004】
すなわち、本考案は細長い管状体からなる内側部材と、該内側部材を摺動可能 に内挿した管状体からなる外側部材とからなる心嚢ドレ−ンカテ−テルにおいて 、内側部材の先端部は閉止され外側部材の先端部より突出して配置され、かつ外 側部材の内面と摺動する側面には少なくとも1の小孔が設けられ、該小孔から抗 凝血性液体が滲出して内側部材を軸方向に摺動自在に移動しうるように形成され てなる心嚢ドレ−ンカテ−テルである。 また本考案は前記心嚢ドレ−ンカテ−テルにおいて、外側部材の先端部の反対 側には、内側部材の外面と摺動する位置より大きい内径を有する基端部が設けら れてなる心嚢ドレ−ンカテ−テルである。 更に、本考案は前記心嚢ドレ−ンカテ−テルにおいて、軸方向に摺動自在に移 動しうる内側部材が基端部を貫通する内側部材の外面と基端部内面の接触面から 体液が漏洩しないように、基端部内部に逆止弁が設けられてなる心嚢ドレ−ンカ テ−テルである。
【0005】
本考案心嚢ドレ−ンカテ−テルは、心臓の手術に際して例えば肋骨下の穿刺口 からその先端部が挿入され、心嚢内にカテ−テルの内側部材および外側部材の先 端部が留置される。そして心嚢内に過剰の体液が蓄積されると、内側部材をカテ −テルの基端部の方向へ摺動移動することによって過剰の体液は外側部材の内部 を通って基端部に収容される。基端部には逆止弁が設けられており、基端部内の 体液がカテ−テルの先端部の方向へ逆流するのを防止する。また内側部材の小孔 からは抗凝血性液体が滲出しており、内側部材の外面と外側部材の内面との隙間 に体液が侵入し蛋白質が凝固して内側部材の摺動移動ができなくなるのを防止し ている。
【0006】
以下本考案の一実施例を図面にて説明する。 図1は本考案心嚢ドレ−ンカテ−テルの一部を切欠した側面図である。図中1 は内側部材、2は外側部材、3は基端部、4は先端部、5は小孔、6は体液排出 口、7は内側部材と基端部との接触面、8は逆止弁を示す。 本考案心嚢ドレ−ンカテ−テルは細長い管状体からなる内側部材1と、該内側 部材を摺動可能に内挿した管状体からなる外側部材2とからなっている。内側部 材1の先端部4は閉止されて閉端されている。内側部材1の閉端形状は球形で滑 らかであるのが心嚢およびその他の器官を傷つけなくて好ましい。内側部材1の 先端部4は心臓手術の際心嚢内に挿入される場合には、外側部材2の先端部4よ りり突出して配置される。内側部材1の先端側面で外側部材2の内面と摺動する る位置には少なくとも1の小孔5が設けられている。小孔5からは抗凝血性液体 が滲出するようになっており、内側部材1を軸方向に摺動自在に移動しうるよう に配置されている。抗凝血性液体としては、ヘパリン、コンドロイチン硫酸、デ キストラン硫酸、ウロキナ−ゼ、TPA等を含有する液体が挙げられる。
【0007】 内側部材1および外側部材2の材料としては、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン 、弗素樹脂、ポリオレフイン、シリコ−ン樹脂等が挙げられ、特に抗血栓性樹脂 が好ましい。外側部材2の先端部4は開口されており、心臓手術の際心嚢内に挿 入される場合には外側部材2の先端も心嚢内に留置されるように挿入される。外 側部材2の内部には内側部材1が内挿されている。内側部材1の外面と外側部材 2の内面とは、内側部材1の小孔5から抗凝血性液体が滲出して両部材の表面を 湿らす程度のほぼ密接した状態にある。外側部材2の先端部4の反対側には、内 側部材1の外面と摺動する位置の内径より大きい室からなる基端部3が設置され ている。基端部3は内側部材1をカテ−テルの先端部4の反対方向に移動させる ことによって心嚢内に蓄積していた体液を取り出し一端貯留する部屋である。基 端部3に蓄積された体液は排出口6から排出される。基端部3には蓄積された体 液が内側部材1と基端部3との接触面7から漏洩するのを防止するために逆止弁 8が基端部3の内部で接触面7近辺に設けられている。逆止弁としてはダックビ ル弁、傘弁、フラップ弁、ポペット弁、ボ−ル弁等通常使用されている逆止弁が 使用される。
【0008】 本考案心嚢ドレ−ンカテ−テルは、心臓手術時に例えば肋骨下の穿刺口から体 内に挿入され、カテ−テルの先端部4は心嚢内に心臓手術が終わっても留置され る。そして心嚢内に過剰の体液が蓄積されて心臓を圧迫するようになると、内側 部材1を基端部3の方向に移動させて心嚢内の体液を外側部材2の内部に吸引す る。体液は一端基端部3に収納され、排出口6から排出される。
【0009】
本考案心嚢ドレ−ンカテ−テルは、術後の経過をみながら適時心嚢に蓄積した 体液を排出することができるので、必要以上に体液を排出して体内のバランスを 崩すことはない。また、内部管状体の先端部の小孔から抗凝血性液体が滲出する ようになっているので、内部管状体と外部管状体との隙間に体液が侵入して両管 状体の摺動が困難になることはない。
【図1】本考案心嚢ドレ−ンカテ−テルの一部切欠した
側面図である。
側面図である。
1 内側部材 2 外側部材 3 基端部 4 先端部 5 小孔 6 排出口 7 接触面 8 逆止弁
Claims (3)
- 【請求項1】 細長い管状体からなる内側部材と、該内
側部材を摺動可能に内挿した管状体からなる外側部材と
からなる心嚢ドレ−ンカテ−テルにおいて、内側部材の
先端部は閉止され外側部材の先端部より突出して配置さ
れ、かつ外側部材の内面と摺動する側面には少なくとも
1の小孔が設けられ、該小孔から抗凝血性液体が滲出し
て内側部材を軸方向に摺動自在に移動しうるように形成
されてなる心嚢ドレ−ンカテ−テル。 - 【請求項2】 外側部材の先端部の反対側には、内側部
材の外面と摺動する位置より大きい内径を有する基端部
が設けられてなる請求項1記載の心嚢ドレ−ンカテ−テ
ル。 - 【請求項3】 軸方向に摺動自在に移動しうる内側部材
が基端部を貫通する内側部材の外面と基端部内面の接触
面から体液が漏洩しないように、基端部内部に逆止弁が
設けられてなる請求項2記載の心嚢ドレ−ンカテ−テル
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992040258U JP2555753Y2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 心嚢ドレ−ンカテ−テル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992040258U JP2555753Y2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 心嚢ドレ−ンカテ−テル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591684U true JPH0591684U (ja) | 1993-12-14 |
| JP2555753Y2 JP2555753Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=12575654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992040258U Expired - Lifetime JP2555753Y2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 心嚢ドレ−ンカテ−テル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555753Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000054091A (ko) * | 2000-05-22 | 2000-09-05 | 박헌규 | 안전 연결관 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04117645A (ja) * | 1989-10-25 | 1992-04-17 | Nec Corp | 光磁気記録媒体 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP1992040258U patent/JP2555753Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04117645A (ja) * | 1989-10-25 | 1992-04-17 | Nec Corp | 光磁気記録媒体 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000054091A (ko) * | 2000-05-22 | 2000-09-05 | 박헌규 | 안전 연결관 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2555753Y2 (ja) | 1997-11-26 |
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