JPH0591916A - 洋傘脱水機 - Google Patents

洋傘脱水機

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JPH0591916A
JPH0591916A JP3320097A JP32009791A JPH0591916A JP H0591916 A JPH0591916 A JP H0591916A JP 3320097 A JP3320097 A JP 3320097A JP 32009791 A JP32009791 A JP 32009791A JP H0591916 A JPH0591916 A JP H0591916A
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JP
Japan
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water
umbrella
absorbing
rollers
belt
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JP3320097A
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English (en)
Inventor
Mizuho Saeki
瑞穂 佐伯
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人の歩行速度に合わせて洋傘の水滴を脱水す
る。 【構成】 平行して走行する二本の吸水ベルトの間に濡
れた洋傘を通すことにより、その水滴を脱水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大勢の人が集合する
施設で使用される、雨天時の洋傘の水滴を除去する設備
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大勢の人が集まるデパート、大型
量販店、レストラン、映画館等の集客施設では、雨天の
際に濡れた洋傘を処理する場合に、一つは、洋傘収容器
を設置し、利用者が収容枠の中に洋傘を入れ鍵を掛けて
収納する方法と、もう一つは、洋傘が入る袋を用意し、
利用者が洋傘を防水袋に入れて施設内に持ち込む方法が
とられていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】従来の方法には次
のような問題がある。
【0004】前者の洋傘収容器の場合は、一本の洋傘を
収容するスペースが最低8センチ平方を必要とすること
から、利用者が百人を超えるような施設の場合にはスペ
ースの問題からその設置には自ずと限界がある。また、
設置した場合においても、利用者の鍵の紛失から派生す
るトラブルや、忘れ傘の管理など施設側にとっては頭の
痛い問題がある。なお、玄関は施設の顔であることか
ら、美感の面から玄関に洋傘収容器を置くことには施設
側にとって抵抗がある。
【0005】次に、後者の濡れた洋傘を防水袋に入れて
施設内に持ち込む方法の場合は、通常費用の面から、使
い捨てのポリエチレンの袋を施設の入口に用意している
が、その袋の底は洋傘の先で容易に破れてしまい、その
結果施設内に雨水を取り込むことになることから、完全
な対策にはなっていない。また、使用された袋はゴミと
して捨てられることから、資源保護の観点からみても望
ましくない。
【0006】ここにおいてこの発明は、濡れた洋傘を利
用者の歩く速度に合わせて機械に通すだけで洋傘の水滴
を脱水できる、設置スペースがコンパクトな洋傘脱水機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の洋傘脱水機の構成は、平行して走
行する二本の吸水ベルトの間に洋傘を通すことにより洋
傘の水滴を脱水することを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明の洋傘脱水機は、圧搾
しながら送り出すことができる複数のローラー間に吸水
ベルトを通すことにより、吸水ベルトに吸収した水分を
脱水することを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明の洋傘脱水機は、二本
の吸水ベルトが平行する外側に吸水ベルトが洋傘を挟持
するのを支持する支持パネルを設けたことを特徴とする
ものである。
【0010】請求項4記載の発明の洋傘脱水機は、前記
支持パネルに発熱体を配設して吸水ベルトを加熱して、
吸水ベルトの乾燥の促進と雑菌発生の防止を特徴とする
ものである。
【0011】請求項5記載の発明の洋傘脱水機は、請求
項2記載の洋傘脱水機の吸水ベルトより脱水した水を1
ヵ所に集め随時排水ができるように、底面に傾斜面を有
し、傾斜面の最低位部に排水口を設けた集水パンの下に
着脱可能な受水容器を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】以下、この発明の主なる構成部材を説明す
ると、図1に示すようにそれぞれ平行に直立する4本の
主ローラーと、それぞれ二本の主ローラーに係設する吸
水ベルトと、主ローラーと対置して吸水ベルトを圧搾し
ながら回転する副ローラーと、吸水ベルトが平行する間
の外側に一定の弾性と復元性をもつ支持パネルと、支持
パネルには発熱体が配設してあり、主ローラーと副ロー
ラーを回転する減速機付き駆動モーターと、主ローラー
と副ローラーによって絞りとられた水を受ける集水パン
およびその水を受ける受水容器と、これらの各部材を外
装する機体ケースとで構成されている。
【0013】前記主ローラーおよび副ローラーは円筒体
であり、少なくとも副ローラーの表面には弾性を持った
材料で例えば天然ゴムもしくは発泡合成樹脂等を被覆し
てあり、それぞれの両端の軸を機体に支承され、いずれ
か一方の軸に駆動モーターより所望の回転数に減速した
回転力が伝えられる。
【0014】前記吸水ベルトはタオル地もしくはスポン
ジ状で、その材質は天然・合成いずれの繊維あるいは合
成樹脂発泡材でもよい。ベルトの幅は、ほぼ一本の洋傘
の面布の半径の長さで、ベルトの周長はおおよそ2mで
ある。
【0015】前記支持パネルは、吸水ベルトが洋傘を挟
持して走行するのを支持する役割を果たすものであり、
吸水ベルトに当接する側は、やや弾性を有し且つ復元性
をもつ材料で例えばウレタン樹脂などが望ましく、支持
パネルの芯材は洋傘を挟持するに耐えうる強度を有する
素材であることが望ましい。
【0016】さらに、前記支持パネルには吸水ベルトを
約60℃に加熱できるヒーターが配設してある。
【0017】前記各ローラーおよび吸水ベルトの下には
集水パンを設け、その集水パンの底面には中央に設けた
排水口に向かって緩やかな傾斜がつけてあり、その集水
パンの下に着脱可能な受水容器を設けてある。また、設
置床面に排水溝などの設備がある場合には受水容器を用
いないで前記集水パンの排水口から設置床面の排水溝へ
直接配管することもできる。
【0018】
【作用】以上のように構成されたこの発明の作用を次に
説明する。
【0019】主ローラーに係設された一対の吸水ベルト
は、洋傘を挟持できる隙間をおいて一方方向に走行して
おり、その背面には支持パネルを設けて吸水ベルトが確
実に洋傘を挟持するのを助けているので、吸水ベルトの
回転入口に濡れた洋傘を挿入すると、前記二本の吸水ベ
ルトが洋傘を挾んで走行するあいだに洋傘の水滴を吸収
し、吸水ベルトの回転出口より洋傘はほぼ脱水された状
態で送り出される。
【0020】また、減速機の回転数を調整して、吸水ベ
ルトの走行速度を人の歩行速度に合わせてある。
【0021】一方、水分を含んだ吸水ベルトは、主ロー
ラーと副ローラーの間を通過する時に、この二つのロー
ラーの圧搾により水が絞りとられる。
【0022】集水パンの底面には中央に設けた排水口に
向かって緩やかな傾斜がつけてあるため、吸水ベルトよ
り絞り取られた水は、集水パンに落ちたのちにこの集水
パンの下に設けた受水容器に自然に流れ込む。なお、こ
の受水容器は引き出し状に着脱自在になっている。
【0023】面発熱体を配設した支持パネルは、吸水ベ
ルトを約60℃に加熱して吸水ベルトの乾燥を促進し、
且つ吸水ベルトの雑菌の発生を防止している。
【0024】
【実施例】以下実施例を図面にしたがって説明する。図
1はこの発明の実施例の一部内部構造を示す斜視図であ
る。図1に示す矢印Aは洋傘の移動方向を、矢印Bは主
ローラーの回転方向を、矢印Cは受水容器の移動方向を
示している。図2は、この発明の洋傘脱水機の一部横断
面を示す平面図である。図3は、この発明の洋傘脱水機
の一部縦断面を示す正面図である。
【0025】1は主ローラーであり、ローラー11は外
径80mm、長さ80cmの軽合金押出形材で構成さ
れ、その両端には、吸水ベルトがローラーから脱落する
のを防止するフランジ12と、ローラーを回転させて支
承する軸13が設けてある。
【0026】2は副ローラーであり、外径50mm、長
さ80cmの芯材21と表皮材22よりなり、芯材21
は軽合金押出形材、表皮材22はウレタンフォームで構
成され、その両端には軸23が設けてある。
【0027】3は吸水ベルトであり、見かけ厚みが約3
0mm、幅75cm、周長180cmのアクリル系繊維
の不織布を層状に縫い合わせて構成されている。
【0028】4は支持パネルであり、長さ70cm、高
さ75cm、厚みが約30mmのパネル芯材41と面発
熱体42と表皮材43とで構成され、パネル芯材41は
厚みが2mmの軽合金板で周縁を折り曲げて補強してあ
り、その表面に面状に形成したマイカーヒーターよりな
る面発熱体42を配設してあり、さらにその上にウレタ
ンフォームよりなる表皮材43で被覆してある。面発熱
体42の発熱温度は、支持パネル4の表面で約70℃に
設定してある。
【0029】5は集水パンであり、FRPで皿状に一体
に成形され、その底面には排水口51が設けられ、その
排水口51に向かって長手方向では約2度の傾斜が付け
られている。
【0030】6は受水容器であり、ABS樹脂で容器状
に成形され、側面に把手61が設けられている。
【0031】7は減速機付き電動モーターであり、その
回転は、プーリー71a、71bとこれに係設されるベ
ルト72によって主ローラー1に伝えられる。なお、そ
の出力回転数は吸水ベルト3の走行速度が秒速0.5m
ないし1mになるように調整してある。
【0032】8は機体外装材であり、約1mmの塗装鋼
板及び任意の骨材で成形され、主に天板81、側板8
2、ベース83よりなる。
【0033】これらの各部材の構成は、まず、2本の主
ローラー1に吸水ベルト3を係設し、この吸水ベルト3
を主ローラー1と挾む位置に副ローラー2を設け、吸水
ベルト3の裏側にあたる位置に支持パネル4を設け、主
ローラー1、副ローラー2、支持パネル4は、上下にお
いて機体外装材8に固定されてあり、以上の機構を吸水
ベルト3側において対称に配置してあり、2本の吸水ベ
ルト3の間には約10mmの隙間が設けてある。
【0034】また、前記各ローラー1、2および吸水ベ
ルト3の下には集水パン5が設けられ、受水容器6は機
体のベース83に引き出し可能な状態で装着してある。
【0035】なお、機体外装材8は、上記の機構部分を
全て包み、ネジおよびボルト・ナット等で一体に組み立
てられている。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明による
洋傘脱水機によれば以下のような効果が得られる。
【0037】主ローラーに係設された一対の吸水ベルト
は、洋傘を挟持できる隙間をおいて一方方向に走行して
おり、その背面には支持パネルを設けて吸水ベルトが確
実に洋傘を挟持するのを助け、吸水ベルトの回転入口に
濡れた洋傘を挿入すると、前記二本の吸水ベルトが洋傘
を挾んで走行するあいだに洋傘の水滴を吸収し、吸水ベ
ルトの回転出口より洋傘をほぼ脱水された状態で送り出
すことができる。
【0038】また、吸水ベルトは一定の距離を平行に走
行するので、同時に複数の洋傘を取込み脱水することが
できる。
【0039】減速機の回転数を調整して吸水ベルトの走
行速度を人の歩行速度に合わせることにより、利用者が
歩きながら洋傘の脱水を済ませることができる。
【0040】水分を含んだ吸水ベルトは、主ローラーと
副ローラーの間を通過する際に、この二つのローラーの
圧搾により自動的に水が絞りとられるために、脱水のた
めに運転を止める必要がなく、大量の洋傘を連続して受
け入れることができる。
【0041】吸水ベルトより絞り取られた水は、集水パ
ンに落ち受水容器に集められ、この受水容器は引き出し
状に着脱自在になっているため、この水は、必要に応じ
て排水することができる。したがって、設置床面に排水
設備のない場所でも洋傘脱水機を設置できるわけであ
る。
【0042】面発熱体を配設した支持パネルは、吸水ベ
ルトを約60℃に加熱して吸水ベルトの乾燥を促進し、
且つ吸水ベルトの雑菌の発生を防止しすることができる
ため衛生的であり、吸水ベルトの取り替えなどのメンテ
ナンスの頻度を最小におさえることができる。
【0043】以上に説明したように、本発明によれば、
機体の側面の隙間即ち吸水ベルトの回転入口に濡れた洋
傘を挿入すると、前記二本の吸水ベルトが洋傘を挾んで
走行するあいだに洋傘の水滴を吸収し、吸水ベルトの回
転出口より洋傘がほぼ脱水された状態で送り出されるこ
とから、利用者が歩きながら洋傘の脱水処理を済ませる
ことができるコンパクトで便利な洋傘脱水機を提供する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の洋傘脱水機の一部内部を露出した斜
視図である。
【図2】この発明の洋傘脱水機の一部横断面を示す平面
図の一部である。
【図3】この発明の洋傘脱水機の機体下部の一部縦断面
を示す正面図の一部である。
【符号の説明】
1 主ローラー 2 副ローラー 3 吸水ベルト 4 支持パネル 42 発熱体 5 集水パン 6 受水容器 a 洋傘

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋傘を挟持できる隙間をおいて、平行し
    て走行する二本の吸水ベルトを設けたことを特徴とする
    洋傘脱水機。
  2. 【請求項2】 吸水ベルトを圧搾しながら送り出すこと
    ができる複数のローラーを設けたことを特徴とする請求
    項1記載の洋傘脱水機。
  3. 【請求項3】 二本の吸水ベルトが平行する外側に支持
    パネルを設けたことを特徴とする請求項1、請求項2記
    載の洋傘脱水機。
  4. 【請求項4】 前記支持パネルに発熱体を配設したこと
    を特徴とする請求項3記載の洋傘脱水機。
  5. 【請求項5】 底面に傾斜面を有し、傾斜面の最低位部
    に排水口を設けた集水パンの下に着脱可能な受水容器を
    設けたことを特徴とする請求項2記載の洋傘脱水機。
JP3320097A 1991-09-30 1991-09-30 洋傘脱水機 Pending JPH0591916A (ja)

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