JPH0591920A - 重研削用リング式ブラシロール - Google Patents
重研削用リング式ブラシロールInfo
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- JPH0591920A JPH0591920A JP19704391A JP19704391A JPH0591920A JP H0591920 A JPH0591920 A JP H0591920A JP 19704391 A JP19704391 A JP 19704391A JP 19704391 A JP19704391 A JP 19704391A JP H0591920 A JPH0591920 A JP H0591920A
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Abstract
鋼板研削に際し、表面処理鋼板の品質安定化が図れる重
研削用ブラシロールを提供する。 【構成】 横断面が凵の字形の極薄板よりなる挾持金具
の開口部を外向きにし、円形に形成したリング状の芯線
40を内折部に把持する合成樹脂モノフィラメントの二
つ折部を連植させてなるブラシ単体34の挾持金具リン
グ体の全円周部を、所要ピッチ,所要深さをもつ波形に
塑性変型させてそれら各単体の波形の山と谷とを交互に
咬合させながら多数枚を植毛胴33に挿通させ、両側方
向より所要の位置まで圧縮し両端部を固定36,37し
てなる重研削用ブラシロールを、表面処理の前処理プロ
セスに適用することにより表面処理鋼板の品質安定化お
よびブラシロールの整備コスト削減を図ることができ
る。
Description
着しているカーボンや残留鉄分等の汚れを除去し、或い
はメッキラインの表面処理直前のプロセスにおいて、良
好なメッキ表面及び品質を得るため、鋼帯表面を研削し
て、ブラッシング併用式の洗浄装置に用いるリング式ブ
ラシロールに関するものである。
を行うと鋼帯の表面のカーボンや残留鉄分等の汚れが除
去できず、冷延または表面処理鋼帯製品の品質を損う要
因となる。そこで、冷間圧延後の冷延鋼帯を脱脂または
表面研削するために、この鋼帯をブラシロールを備えた
洗浄装置に通すことが一般に行われている。
ンネル式との二種類がある。図5にその外観を図6にそ
の断面を示したディスク式のブラシロールYは、ディス
ク11の周縁部に環状に穿設した毛材挿通孔12に毛材13を
挿通し、毛材13がディスク11の法線方向を向くようワイ
ヤ14で毛材13を固定してブラシ単体15を構成し、多数枚
のブラシ単体15を互いに密接状態で回り止め用キー16を
介して植毛円胴17に挿通し両側より固定部材16で締め付
け、全体として、円柱体の外周面に植毛した如き形態を
備えている。毛材13は、図7に示すように、研磨材入り
の合成樹脂モノフィラメント19を三本束ねて、その外回
りに極細の合成樹脂モノフィラメント20を所定長さにな
るようにスパイラル状に巻回し、この巻回し両フィラメ
ントの接触箇所に接着剤を浸透させて固めた構造であ
る。
ンネル式のブラシロールZは、毛材21をU字型に二つ折
りにし、二つ折り部分を横断面凵の字形をした長尺のチ
ャンネル材22の開口に挿入し、ワイヤ23で毛材21の脱落
を防止している。そして該チャンネル材22を植毛円胴24
の外周面に一定の張力を及ぼしながら密に巻き付けるこ
とにより作られている。このチャンネル式ブラシロール
Zの毛材21として、前記したディスク式のブラシロール
Yで採用した特殊な毛材13の他、図10で示すように、研
磨材入りの合成樹脂モノフィラメント25と、研磨材入り
の合成樹脂モノフィラメント25に極細合成樹脂フィラメ
ント26を多数撚り合わせてなる毛材27とを任意の比率で
混毛した混合毛材を採用することができる。
するブラシロールは、汚れを落す脱脂・洗浄機能及び鋼
帯表面処理前の鋼帯表面研削機能を有する等の他、耐久
性に富み、極力安価であることが求められている。この
ような要求に対して、ディスク式のブラシロールYは、
隣接するディスク11のそれぞれに、植設した毛材13が互
いに絡み合い状態になり易い。そのためブラシロールY
の外周面の全面に毛材13が均等に分布された状態になっ
て斑のない研削が行うことができる。また、被研削材の
エッジ部分により、毛割れ現象を起こす恐れも少ないと
いった長所を備えている。しかし、その反面、上記のよ
うにモノフィラメントを束ねた複合構成の毛材13を作る
のに手間がかかり、この毛材13をディスク11に取り付け
るには、更に多くの手間を要し、そのうえ多数枚のブラ
シ単体16を植毛円胴17に回り止め用キー16を介して嵌着
させる工程が加わるので、完成したブラシロールYはか
なり高価とならざるを得なかった。
ち、スパイラル状に巻かれた極細合成樹脂フィラメント
20は摩耗によりほつれが生じ、遂にはこのフィラメント
20が脱落して洗浄液循環系配管の詰まりによる循環用ポ
ンプ,フィルター及び配管洩れなどの設備故障や、洗浄
液循環不良による洗浄液汚れなどをきたして、製品品質
に悪影響を及ぼすことがあった。さらに鋼帯表面の研削
効果を高めるための重研削用ブラシロールを製作するに
当っては研磨材入りの合成樹脂モノフィラメント19の毛
材径を大きくする以外に方法はなく、このようなブラシ
ロールを使用した場合、毛材13を縛る針金効果が薄れる
結果、毛材の脱落,洗浄疵,或いは製品外観を損う等の
問題もある。
その構造からしてディスク式のブラシロールYと比して
遥かに容易に作れるものの、チャンネル材22の両側壁の
板部分は毛材21を欠くためにブラシロールZの外周面に
は毛材21の分布に粗密を生じて、被研削材に清浄斑や清
浄疵を生じさせ易いため、厳格な品質管理を求められる
冷延鋼帯の清浄には採用し難かった。また、その後開発
した、このようなチャンネル式ブラシロールZの欠点を
補うため、毛材を混毛式としたようなものもあるが、前
記のように極細フィラメント脱落による清浄液循環系の
毛層詰まりなどの問題は根本的には解決されない。ま
た、重研削用のブラシロールを製作する場合、毛材密度
や毛材径を大きくするには構造的に限界があるため、特
に鋼帯表面処理前の表面研削工程で使用するブラシロー
ルとしては、チャンネル式のものは採用することはでき
ない。
シロールY及びチャンネル式ブラシロールZの持つ諸欠
点を解消するためになされたものである。
凵の字形をし開口部を外向きにした、リング状挾持金具
の両側壁に所要のピッチで凵の字の中心方向を向く爪を
配設し、前記挾持金具の開口部に、極薄板よりなるリン
グ状の芯線により合成樹脂モノフィラメントよりなる毛
材の二つ折部を前記開口内に圧入してなるブラシ単体に
おいて、挾持金具の側壁を周方向に連続して所要ピッ
チ,所要深さを持つ波形の山と谷に屈曲し、前記ブラシ
単体の複数を、隣接する挾持金具の波形の山と谷とを相
互に咬合させて植毛円胴に挿通し、両側方向より所要の
位置まで圧縮し両端部を固定した。
横断面が凵の字形の毛材挾持金具を肉薄のものとするこ
とにより毛材密度を高くし、毛材挾持金具の側壁は、所
定ピッチの波形に山と谷を連続したものとしているため
に、リング状ブラシ単体を積層したときに隣接するブラ
シ単体の山と谷が嵌合し合い、隣接するブラシ単体同士
が強固に固定され回り止め作用をする。また、上記山と
谷との発現により毛材先端を左右に振らすことになり研
削時の筋目等針状傷の発生を防止する。
施例を次に説明する。
は、図1に一部切除した状態の全体正面で示す如く、ロ
ール軸32の植毛円胴33に図2に示すようなリング式ブラ
シ単体34の多数枚を挿通し、矢印35の方向に両側より所
要の圧縮力により圧縮した後、戻り止めとして固定板3
6,37を設置し構成したものである。
金具38,リング状の平形芯線39,毛材40として研磨材入
り合成樹脂モノフィラメントより構成されている。ブラ
シ単体34の詳細構造を、図2の III−III 断面を表す図
3で説明する。リング状の挾持金具38の横断面は、開口
部が外向きの凵の字形をなし、その内部に、中央にて二
つ折りにした毛材40の内折り部に断面長方形の平形芯線
39を把持させたものを圧入し、リング状挾持金具38の側
壁41には内側に折り曲げた爪42を設け、平形芯線39の補
強と毛材40の円周上における自由移動の防止をしてい
る。挾持金具38及び平形芯線39は共に極薄鋼板で形成す
ることによりブラシ単体34間の隙間を縮めることに役立
てることができ、且つ毛材40の二つ折りの中央合わせ部
の毛割れを防止する。植毛する毛量は、同じく挾持金具
を使用する従来のチャンネルブラシロールの少なくとも
1.5倍以上とする。更にまた、上記のようにして構成し
たブラシ単体34の全円周部にわたり、深さ10mm位で60°
ピッチ位の、山43と谷44とよりなる波形を図4の如く形
成し、ブラシ単体34は完成する。
にあっては、毛量も従来のチャンネルブラシロールZよ
り多く植毛できるから植毛密度が緻密になるので、従っ
て、ディスクブラシロールY及びチャンネルブラシロー
ルZのような植毛密度を緻密にするため、二種類の複合
モノフィラメントを使用する必要はなく一種類の単モノ
フィラメントで充分である。従って、ディスクブラシロ
ールYのように複合構成の毛材13のうち、極細合成樹脂
フィラメント20が摩耗によりほつれ脱落したり、また、
その後開発されたもののように、混毛式の極細合成樹脂
フィラメントが同じく摩耗によりほつれ脱落するような
不具合を起こすようなことはない。
を大きくして腰を強くするのが効果的であるが、従来の
ディスク式ブラシロールYは大径にすると毛材抜脱の原
因となるし、また、チャンネル式ブラシロールZでは大
径にするとチャンネル材22が開いてしまって製品にはな
らないが、本発明によると、ブラシ単体34の挾持金具38
が開いてしまってもブラシ単体34を積層して圧縮してい
くと上記の開きは圧縮力により矯正されるので問題はな
い。
と谷44とに形成し、ブラシロール組立製造時、それら多
数のブラシ単体34を植毛円胴33に挿通・圧縮するとき、
隣り合うブラシ単体34同士の山43と谷44、或いは谷44と
山43といった具合に咬合しあうので、仮にブラシ単体34
同士の山43と谷44との間に多少の隙間が存在したとして
も、その隙間は図4においてブラシロールの回転方向45
に対して波形となるので、被研削体に筋状の所謂ブラシ
マーク等を残すことはない。
44の作用により一体化するので、ブラシ単体34が各所に
緩んだりズレたりはしないから、ディスクブラシYのよ
うに回り止め用のキー16とかキー溝等を必要としない。
毛材40を挾持する挾持金具38は横断面が凵形をなすの
で、機械力学的にみても極めて堅牢であるから重研削用
とし、緻密な毛材密度を得るための過大な圧縮力に耐え
ることが可能であるし、必ずしもそれほど緻密な毛材密
度を必要としない、所謂弱・中研削用として或る程度圧
縮力を弱くした場合でも充分使用することができる。
挿通させるときの両者の嵌合程度は極めて緩やかなもの
であるから、複数のブラシ単体34を一度圧縮してブラシ
ロール31に製品化し、使用した後でも容易に分解可能で
あるから、その後、例えば該ブラシロール31の任意の一
部分に不具合が発生した時においても簡単に新旧ブラシ
単体34の交換が行える。
における、入り側清浄装置に適用した場合の使用例を下
記に示すと ライン使用 ライン速度……… 260m/min 通板サイズ………0.40〜 1.6mm厚さ× 610〜 1,530mm幅 清浄装置使用 ブラシロール段数………… 4段 ブラシロール回転数……… 900〜1,200rpm ブラシロール圧下量………約 3mm ブラシロール負荷電流……約40 A 清浄液………温水及びアルカリ水溶液 ブラシロール使用 サイズ…………φ 320× 1,800mm リング…………波ピッチ60°×波深さ10mm 毛 材…………ナイロン6-12(#240SIC砥粒入り) φ 0.9×有効毛丈60mm 鋼帯研削量…… 0.6g/m2
り、ブラシ単体間の隙間を縮め、清浄斑,清浄疵の発生
防止に寄与した。
二つ折り中央合わせ部の毛割れを縮めたことにより、清
浄斑,清浄疵の発生防止に寄与した。
ことにより、清浄斑,清浄疵の発生防止に寄与すること
ができた。
度を均一にしたことにより、表面処理前の鋼帯表面研削
において良好な表面処理被膜と重研削性とを同時に解決
することができた。
さな毛材径で構成したリングブラシ単体積層群を従来ブ
ラシよりさらに強圧縮して緻密なブラシ表面が得られる
ことから、清浄斑,清浄疵等の問題が解消された。
粒入りモノフィラメントでも植毛可能となったので、さ
らに高度な重重研削ができるようになった。
形成してある山と谷に、隣り合うブラシ単体の谷と山が
がっちり咬合するから、ブラシ単体が個々にズレたり緩
んだりしない。また、回り止め用キー,キー溝等は不要
となった。
て緩くしてあるので、ブラシロール使用後に一部不具合
が生じた場合でも、随時簡単に分解,取替,組立が行え
るようになった。
おいて、循環する洗浄液内には毛屑は発生せず、循環系
の毛詰まりやこれに起因する洗浄液汚れも防止でき、循
環系設備のメンテフリー化及び製品の品質安定化が図れ
るようになった。
を加減するだけで、重研削ブラシロール以外に軽研削,
中研削ブラシロールをも製造し得るようになった。ディ
スク式ブラシロールに対比して、毛材単一化,ブラシロ
ール製作過程の合理化によりコストの低減が図れるよう
になった。
一部を切り欠いたものの全体正面図である。切欠き部分
は概略を示す。
胴を取り除いた後の一連の挾持金具の裏面部の展開図で
ある。
欠いたものの全体正面図である。
り欠いたものの全体正面図である。
フィラメントの正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 極薄板よりなり横断面が凵の字形をし開
口部を外向きにした、リング状挾持金具の両側壁に所要
のピッチで凵の字の中心方向を向く爪を配設し、前記挾
持金具の開口部に、極薄板よりなるリング状の芯線によ
り合成樹脂モノフィラメントよりなる毛材の二つ折部を
前記開口内に圧入してなるブラシ単体において、挾持金
具の側壁を周方向に連続して所要ピッチ,所要深さを持
つ波形の山と谷に屈曲し、前記ブラシ単体の複数を、隣
接する挾持金具の波形の山と谷とを相互に咬合させて植
毛円胴に挿通し、両側方向より所要の位置まで圧縮し両
端部を固定してなる重研削用リング式ブラシロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3197043A JP2620167B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 重研削用リング式ブラシロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3197043A JP2620167B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 重研削用リング式ブラシロール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591920A true JPH0591920A (ja) | 1993-04-16 |
| JP2620167B2 JP2620167B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=16367772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3197043A Expired - Fee Related JP2620167B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 重研削用リング式ブラシロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2620167B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5006483B1 (ja) * | 2011-09-13 | 2012-08-22 | 本間 忠樹 | 加工用ブラシ及びブラシ式加工装置 |
| JP2012205864A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Minoru Muroie | 回転ブラシ及び作業機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5959733A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-05 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 液状活性物質含有膜及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP3197043A patent/JP2620167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5959733A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-05 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 液状活性物質含有膜及びその製造方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012205864A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Minoru Muroie | 回転ブラシ及び作業機 |
| JP5006483B1 (ja) * | 2011-09-13 | 2012-08-22 | 本間 忠樹 | 加工用ブラシ及びブラシ式加工装置 |
| WO2013038507A1 (ja) * | 2011-09-13 | 2013-03-21 | 本間 忠樹 | 加工用ブラシ及びブラシ式加工装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2620167B2 (ja) | 1997-06-11 |
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