JPH0592216A - コイルの巻取・巻戻装置 - Google Patents
コイルの巻取・巻戻装置Info
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- JPH0592216A JPH0592216A JP27821591A JP27821591A JPH0592216A JP H0592216 A JPH0592216 A JP H0592216A JP 27821591 A JP27821591 A JP 27821591A JP 27821591 A JP27821591 A JP 27821591A JP H0592216 A JPH0592216 A JP H0592216A
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- coil
- speed
- distance
- winding
- rewinding
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイル半径とコイルの巻取速度又は巻戻速度
とを高精度で測定して、コイルの速度制御を正確に行
う。 【構成】 コイル外周面101までの距離を検出する変
位計11と、該変位計11がコイル外周面101と一定
間隔l 0 を保つように該変位計11を移動させるサーボ
機構20と、該変位計11の移動量Δl を検出する移動
量検出器23と、この検出移動量Δl がリール2に巻き
付いているコイル100の長さLを算出する演算器30
とを有するコイルの巻取・巻戻装置において、上記変位
計をレーザ距離計とし、且つこのレーザ距離計に、上記
コイルの周速度を検出するレーザドップラ速度計12を
一体に併設して、上記コイルの巻取速度又は巻戻速度を
制御する。
とを高精度で測定して、コイルの速度制御を正確に行
う。 【構成】 コイル外周面101までの距離を検出する変
位計11と、該変位計11がコイル外周面101と一定
間隔l 0 を保つように該変位計11を移動させるサーボ
機構20と、該変位計11の移動量Δl を検出する移動
量検出器23と、この検出移動量Δl がリール2に巻き
付いているコイル100の長さLを算出する演算器30
とを有するコイルの巻取・巻戻装置において、上記変位
計をレーザ距離計とし、且つこのレーザ距離計に、上記
コイルの周速度を検出するレーザドップラ速度計12を
一体に併設して、上記コイルの巻取速度又は巻戻速度を
制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル半径を測定して
コイルを所望の速度で巻き取り又は巻き戻すコテルの巻
取・巻戻装置に関する。
コイルを所望の速度で巻き取り又は巻き戻すコテルの巻
取・巻戻装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル状に巻き付けられる帯状体を扱う
製造ラインにおいては、製造設備の破損を防止したり、
作業効率を高めるために、コイル半径に応じてコイルの
巻取速度と巻戻速度とを制御している。
製造ラインにおいては、製造設備の破損を防止したり、
作業効率を高めるために、コイル半径に応じてコイルの
巻取速度と巻戻速度とを制御している。
【0003】従って、巻取速度を正確に制御するには、
コイルの残長を検出する必要がある。
コイルの残長を検出する必要がある。
【0004】従来、この種の装置として図5に示すよう
なものがある。
なものがある。
【0005】この装置は、リール52を一回転させてコ
イル100を巻き戻す際に、リール52が一回転する間
のコイル100の送り量l B をロール54で検出し、演
算器60で式
イル100を巻き戻す際に、リール52が一回転する間
のコイル100の送り量l B をロール54で検出し、演
算器60で式
【数1】 を演算して、コイル半径Rを求める。
【0006】そして、上式(1)で求めたコイル半径R
と厚み計56で検出したコイル暑さt とにより、式
と厚み計56で検出したコイル暑さt とにより、式
【数2】 を演算して、コイルの残長Lを求めている。ここで、R
0 はリール52の半径、πは円周率である。
0 はリール52の半径、πは円周率である。
【0007】又、コイル100の周速度の制御は、例え
ば特開昭58−100914号公報記載の方法等で行っ
ている。
ば特開昭58−100914号公報記載の方法等で行っ
ている。
【0008】しかしながら、上述した図5の装置では、
コイル100の残長Lを求めるために、2台のパルス発
生器53、55と、厚み計56とが必要不可欠であるの
で、装置全体の構造が複雑なものとなってしまう。
コイル100の残長Lを求めるために、2台のパルス発
生器53、55と、厚み計56とが必要不可欠であるの
で、装置全体の構造が複雑なものとなってしまう。
【0009】又、ロール54をコイル100に接触させ
て、リール一回転当りのコイル送り量l B を検出する構
造なので、ロール54がスリップしたり、ロール54の
摩耗等が生じて、コイル送り量l B の検出に狂いが生じ
る。その結果、不適当なコイル残長状態でコイルを減速
停止させてしまうという問題が発生していた。
て、リール一回転当りのコイル送り量l B を検出する構
造なので、ロール54がスリップしたり、ロール54の
摩耗等が生じて、コイル送り量l B の検出に狂いが生じ
る。その結果、不適当なコイル残長状態でコイルを減速
停止させてしまうという問題が発生していた。
【0010】この問題を解決する技術として、コイルに
部材を接触させずにコイル半径を求めてコイルの巻取速
度と巻戻速度を制御する発明及び考案が、特開昭55−
11489び実開昭56−147907に記載されてい
る。
部材を接触させずにコイル半径を求めてコイルの巻取速
度と巻戻速度を制御する発明及び考案が、特開昭55−
11489び実開昭56−147907に記載されてい
る。
【0011】特開昭55−11489に記載の発明は、
コイルの幅方向にレーザ光を走査すると共に、特定の検
出方向にのみ感度を有するレーザ受信器等の検出手段に
よって、特定方向のレーザ反射光を検出する。
コイルの幅方向にレーザ光を走査すると共に、特定の検
出方向にのみ感度を有するレーザ受信器等の検出手段に
よって、特定方向のレーザ反射光を検出する。
【0012】そして、検出時におけるレーザ光の反射角
度αを検出することによって、そのときのコイル半径を
演算し、この演算値に応じてコイルの巻取速度と巻戻速
度を制御するようにしている。
度αを検出することによって、そのときのコイル半径を
演算し、この演算値に応じてコイルの巻取速度と巻戻速
度を制御するようにしている。
【0013】又、実開昭56−147907に記載の考
案は、巻き付けられたコイルの両側面部に光源と光ファ
イバ群とを対向するように配置し、光ファイバ群で検出
した光出力と圧延速度との比較結果を減速指令として減
速制御するものである。
案は、巻き付けられたコイルの両側面部に光源と光ファ
イバ群とを対向するように配置し、光ファイバ群で検出
した光出力と圧延速度との比較結果を減速指令として減
速制御するものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
55−11489に記載の発明では、レーザ光を走査し
てレーザ受信器での受光量ピークとなる反射角度αを探
索するので、レーザ走査に時間を要し、コイル半径測定
に長い時間がかかってしまう。
55−11489に記載の発明では、レーザ光を走査し
てレーザ受信器での受光量ピークとなる反射角度αを探
索するので、レーザ走査に時間を要し、コイル半径測定
に長い時間がかかってしまう。
【0015】又、レーザ受信器での受光を良くするため
には反射角度αを大きくしなければならず、この角度α
を大きくすれば、受光基準面とコイル表面間の距離を読
み取るための感度が下がり、所望の測定精度を得ること
ができないという欠点がある。
には反射角度αを大きくしなければならず、この角度α
を大きくすれば、受光基準面とコイル表面間の距離を読
み取るための感度が下がり、所望の測定精度を得ること
ができないという欠点がある。
【0016】一方、実開昭56−147907に記載の
考案では、コイル幅の大きさによって測定精度が変わっ
てしまうという欠点がある。
考案では、コイル幅の大きさによって測定精度が変わっ
てしまうという欠点がある。
【0017】つまり、コイル幅によってコイル端と光フ
ァイバ群との間隔が開くと、半影の影響によって測定精
度が低下してしまう。
ァイバ群との間隔が開くと、半影の影響によって測定精
度が低下してしまう。
【0018】上記の解決策として特公平3−56404
が提案されている。これは、巻取りもしくは巻戻し用リ
ール上のコイルに対し該コイル半径方向移動可能に対向
配置された非接触式距離検出器と、この非接触式距離検
出器を上記コイル半径方向に駆動する検出器駆動装置
と、この検出器駆動装置に連結された上記非接触式距離
検出器のコイル半径方向移動量を検出する位置検出器を
備え、上記検出器駆動装置を上記非接触式距離検出器の
出力値が基準対向距離設定器の出力値と等しくなるよう
に位置制御器で制御し、他方、上記リールの回転数を回
転数検出器を介して取出して該回転数検出器の出力信号
の値が所定値に達する毎に上記位置検出器が検出した上
記コイル半径方向移動量をサンプリングし、該サンプリ
ング値に基づきコイル径演算装置で上記コイルのコイル
径を演算するものである。
が提案されている。これは、巻取りもしくは巻戻し用リ
ール上のコイルに対し該コイル半径方向移動可能に対向
配置された非接触式距離検出器と、この非接触式距離検
出器を上記コイル半径方向に駆動する検出器駆動装置
と、この検出器駆動装置に連結された上記非接触式距離
検出器のコイル半径方向移動量を検出する位置検出器を
備え、上記検出器駆動装置を上記非接触式距離検出器の
出力値が基準対向距離設定器の出力値と等しくなるよう
に位置制御器で制御し、他方、上記リールの回転数を回
転数検出器を介して取出して該回転数検出器の出力信号
の値が所定値に達する毎に上記位置検出器が検出した上
記コイル半径方向移動量をサンプリングし、該サンプリ
ング値に基づきコイル径演算装置で上記コイルのコイル
径を演算するものである。
【0019】この特公平3−56404によって、コイ
ル直径の測定精度はかなり向上するが、コイル巻取りあ
るいは巻戻しにおける速度制御に関して課題が残る。特
に、巻取りコイルを小サイズのコイルに分割しつつ巻取
るときに、制動停止の精度を高めようとすると、巻取り
速度を上げられず、従って、作業能率が低下するという
問題があった。
ル直径の測定精度はかなり向上するが、コイル巻取りあ
るいは巻戻しにおける速度制御に関して課題が残る。特
に、巻取りコイルを小サイズのコイルに分割しつつ巻取
るときに、制動停止の精度を高めようとすると、巻取り
速度を上げられず、従って、作業能率が低下するという
問題があった。
【0020】本発明は、上述した従来の課題を解決する
ためになされたもので、コイル半径と巻取速度又は巻戻
速度とを高精度で測定して、コイルの速度制御を正確に
行うコイルの巻取・巻戻装置を提供することを目的とす
る。
ためになされたもので、コイル半径と巻取速度又は巻戻
速度とを高精度で測定して、コイルの速度制御を正確に
行うコイルの巻取・巻戻装置を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、リールを回転させてコイルの巻き取り又は
巻き戻しを行う回転手段と、上記コイルの外周面に対向
して配設され、コイル外周面までの距離を検出する変位
計と、この変位計の検出距離に基づいて、変位計が上記
コイル外周面と一定の間隔を保つように変位計を移動さ
せるサーボ機構と、このサーボ機構による上記変位計の
移動量を検出する移動量検出器と、この移動量検出器が
検出した移動量から、上記リールに巻き付いているコイ
ルの長さを算出する演算器とを有するコイルの巻取・巻
戻装置において、上記変位計をレーザ距離計とし、且つ
このレーザ距離計に、上記コイルの周速度を検出するレ
ーザドップラ速度計を一体に併設して、上記コイルの巻
取速度又は巻戻速度を制御することができるようにした
ものである。
に本発明は、リールを回転させてコイルの巻き取り又は
巻き戻しを行う回転手段と、上記コイルの外周面に対向
して配設され、コイル外周面までの距離を検出する変位
計と、この変位計の検出距離に基づいて、変位計が上記
コイル外周面と一定の間隔を保つように変位計を移動さ
せるサーボ機構と、このサーボ機構による上記変位計の
移動量を検出する移動量検出器と、この移動量検出器が
検出した移動量から、上記リールに巻き付いているコイ
ルの長さを算出する演算器とを有するコイルの巻取・巻
戻装置において、上記変位計をレーザ距離計とし、且つ
このレーザ距離計に、上記コイルの周速度を検出するレ
ーザドップラ速度計を一体に併設して、上記コイルの巻
取速度又は巻戻速度を制御することができるようにした
ものである。
【0022】
【作用】本発明によれば、回転手段によってリールが回
転させられ、コイルの巻き取り又は巻き戻しが行われ
る。
転させられ、コイルの巻き取り又は巻き戻しが行われ
る。
【0023】このとき、コイルの外周面に対向して配設
された変位計によってコイル外周面までの距離が検出さ
れ、この検出距離に基づいて、変位計がサーボ機構によ
り移動させられ、変位計とコイル外周面との間隔が一定
に保たれる。
された変位計によってコイル外周面までの距離が検出さ
れ、この検出距離に基づいて、変位計がサーボ機構によ
り移動させられ、変位計とコイル外周面との間隔が一定
に保たれる。
【0024】従って、変位計の移動量は、巻き取り又は
巻き戻しによるコイルの増量又は減量を示すことにな
る。
巻き戻しによるコイルの増量又は減量を示すことにな
る。
【0025】この移動量は移動量検出器によって検出さ
れ、この検出移動量に基づいて、リールに巻き付いてい
るコイルの長さが演算器で算出される。
れ、この検出移動量に基づいて、リールに巻き付いてい
るコイルの長さが演算器で算出される。
【0026】従って、このコイル長に合せてリールの回
転速度を制御すれば、適切な巻取速度又は巻戻速度を得
ることができる。
転速度を制御すれば、適切な巻取速度又は巻戻速度を得
ることができる。
【0027】更に、レーザ距離計とレーザドップラ速度
計とによって、コイル長とコイルの周速度とをリアルタ
イムに高精度で検出することができ、その結果、巻取速
度又は巻戻速度を正確に制御することができる。
計とによって、コイル長とコイルの周速度とをリアルタ
イムに高精度で検出することができ、その結果、巻取速
度又は巻戻速度を正確に制御することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0029】図1は、本実施例のコイルの巻取・巻戻装
置を示し、図2は、本実施例の装置の側方より見た状態
を一部省略して示す。
置を示し、図2は、本実施例の装置の側方より見た状態
を一部省略して示す。
【0030】1は、コイル100が巻き付けられたリー
ル2を回転させるためのモータであり、3は、リール2
の一回転当りのタイミングで、後述の演算器30にパル
スを出力するパルス発生器(PLG)である。
ル2を回転させるためのモータであり、3は、リール2
の一回転当りのタイミングで、後述の演算器30にパル
スを出力するパルス発生器(PLG)である。
【0031】10は、コイル100の半径方向からコイ
ル外周面101を狙うレーザ距離計11と、レーザドッ
プラ速度計12とを一体に組み込んで形成した距離・速
度検出器で、コイル外周面101に接触しないようにコ
イル外周面101から離れて配設される。
ル外周面101を狙うレーザ距離計11と、レーザドッ
プラ速度計12とを一体に組み込んで形成した距離・速
度検出器で、コイル外周面101に接触しないようにコ
イル外周面101から離れて配設される。
【0032】レーザ距離計11は、図3に示すように、
コイル外周面101を狙ったレーザ光を照射し、三角測
量の原理を用いてコイル外周面101までの距離l を高
感度で測定して、距離信号a を出力する計器である。
コイル外周面101を狙ったレーザ光を照射し、三角測
量の原理を用いてコイル外周面101までの距離l を高
感度で測定して、距離信号a を出力する計器である。
【0033】レーザドップラ速度計12は、コイル10
0の周速度を光のドップラ効果を利用して測定する計器
である。
0の周速度を光のドップラ効果を利用して測定する計器
である。
【0034】具体的には、図3に示すように、送信光学
系13、14から互いに反対方向のレーザ光をコイル外
周面101に照射し、正負のドップラシフトを受けたレ
ーザ散乱光を受信光学系15で受信する。そして、この
受信光信号を電気信号に変換して、速度演算器16で速
度演算し、その速度信号b を出力する。
系13、14から互いに反対方向のレーザ光をコイル外
周面101に照射し、正負のドップラシフトを受けたレ
ーザ散乱光を受信光学系15で受信する。そして、この
受信光信号を電気信号に変換して、速度演算器16で速
度演算し、その速度信号b を出力する。
【0035】図1において、20は、距離・速度検出器
10の位置をコイル外周面101に対して移動させるサ
ーボ機構で、サーボ増幅器21とサーボモータ22とパ
ルス発生器(PLG)23とを備えている。
10の位置をコイル外周面101に対して移動させるサ
ーボ機構で、サーボ増幅器21とサーボモータ22とパ
ルス発生器(PLG)23とを備えている。
【0036】サーボ増幅器21は、距離・速度検出器1
0のレーザ距離計11からの距離信号a を増幅して、こ
の距離信号a が示す距離l と予め設定された基準測定距
離l 0 とを比較する。そして、距離・速度検出器10と
コイル外周面101との間隔が常に距離l 0 となるよう
に、距離・速度検出器10を移動させる制御信号c をサ
ーボモータ22に出力する。又、サーボ増幅器21は、
レーザドップラ速度計12からの速度信号b を増幅する
機能も有する。
0のレーザ距離計11からの距離信号a を増幅して、こ
の距離信号a が示す距離l と予め設定された基準測定距
離l 0 とを比較する。そして、距離・速度検出器10と
コイル外周面101との間隔が常に距離l 0 となるよう
に、距離・速度検出器10を移動させる制御信号c をサ
ーボモータ22に出力する。又、サーボ増幅器21は、
レーザドップラ速度計12からの速度信号b を増幅する
機能も有する。
【0037】サーボモータ22は、制御信号c を受け
て、距離・速度検出器10とコイル外周面101との間
隔が常に距離l 0 になるように、距離・速度検出器10
を移動させるモータである。
て、距離・速度検出器10とコイル外周面101との間
隔が常に距離l 0 になるように、距離・速度検出器10
を移動させるモータである。
【0038】パルス発生器23は、サーボモータ22で
移動させられた距離・速度検出器10の変位変動量Δl
をサーボモータ22の回転から検出して、変位変動量Δ
l を示す信号を出力するものである。
移動させられた距離・速度検出器10の変位変動量Δl
をサーボモータ22の回転から検出して、変位変動量Δ
l を示す信号を出力するものである。
【0039】30は、パルス発生器3からコイル一回転
毎のタイミングでパルスを入力し、この1パルス間隔で
コイル100の巻付長Lを算出すると共に、このコイル
巻付長Lに基づいてモータ1の回転速度を制御する制御
信号e をモータ1に出力する演算器である。
毎のタイミングでパルスを入力し、この1パルス間隔で
コイル100の巻付長Lを算出すると共に、このコイル
巻付長Lに基づいてモータ1の回転速度を制御する制御
信号e をモータ1に出力する演算器である。
【0040】図4は、演算器30が行うコイル巻付長L
の演算過程を示す。
の演算過程を示す。
【0041】即ち、サーボ機構20のパルス発生器23
から入力した変位変動量Δl が、積分部31によって1
パルス間隔で積分され、コイル一回転におけるコイル1
00の減少量又は増加量(インテグラル)Δl が求めら
れる。
から入力した変位変動量Δl が、積分部31によって1
パルス間隔で積分され、コイル一回転におけるコイル1
00の減少量又は増加量(インテグラル)Δl が求めら
れる。
【0042】そして、この減少量又は増加量(インテグ
ラル)Δl からコイル巻付径算出部32で、式
ラル)Δl からコイル巻付径算出部32で、式
【数3】 が計算されて、コイル100の巻付半径Rが求められ
る。ここで、R1 は元々のコイル半径である。
る。ここで、R1 は元々のコイル半径である。
【0043】更に、このコイル巻付半径Rと変位変動量
Δl とから、コイル巻付長算出部33で式
Δl とから、コイル巻付長算出部33で式
【数4】 が計算されて、コイル巻付長Lが求められ、図示省略の
表示部にその値Lが表示される。ここで、R0 はリール
2の半径である。
表示部にその値Lが表示される。ここで、R0 はリール
2の半径である。
【0044】そして、求めたコイル巻付長Lと、レーザ
ドップラ速度計12からの速度信号b とによって、モー
タ1の回転速度を制御する制御信号e が演算器30から
モータ1に出力される。
ドップラ速度計12からの速度信号b とによって、モー
タ1の回転速度を制御する制御信号e が演算器30から
モータ1に出力される。
【0045】次に、本実施例の動作について説明する。
【0046】但し、理解を容易にするため、ここでは、
主に巻戻動作について説明する。
主に巻戻動作について説明する。
【0047】モータ1でリール2を回転させ、図2の矢
印で示すように、コイル100を巻き戻していくと、コ
イル100の半径は減少していく。
印で示すように、コイル100を巻き戻していくと、コ
イル100の半径は減少していく。
【0048】これに合せて、距離・速度検出器10とコ
イル外周面101との距離l を示す距離信号a が、レー
ザ距離計11からサーボ増幅器21に入力され、この制
御信号c を受けたサーボモータ22によって、距離・速
度検出器10がコイル100の減り具合に対応して、左
方向に移動させられる。その結果、距離・速度検出器1
0とコイル外周面101との間隔が、基準測定距離l 0
に保たれる。
イル外周面101との距離l を示す距離信号a が、レー
ザ距離計11からサーボ増幅器21に入力され、この制
御信号c を受けたサーボモータ22によって、距離・速
度検出器10がコイル100の減り具合に対応して、左
方向に移動させられる。その結果、距離・速度検出器1
0とコイル外周面101との間隔が、基準測定距離l 0
に保たれる。
【0049】このとき、レーザ距離計11は、測定誤差
要図となる反射ミラーなどを用いることなく、三角測量
の原理によって距離測定を行っているので、その測定精
度は高い。その結果、サーボモータ22による距離・速
度検出器10に対する移動制御は高精度で行われ(10
0μm 程度の精度)、距離・速度検出器10の正確な変
化変動量Δl がパルス発生器23から演算器30に入力
されることとなる。
要図となる反射ミラーなどを用いることなく、三角測量
の原理によって距離測定を行っているので、その測定精
度は高い。その結果、サーボモータ22による距離・速
度検出器10に対する移動制御は高精度で行われ(10
0μm 程度の精度)、距離・速度検出器10の正確な変
化変動量Δl がパルス発生器23から演算器30に入力
されることとなる。
【0050】又、距離・速度検出器10とコイル外周面
101との間隔が常に基準値を距離l 0 に保たれた状態
でレーザドップラ速度計12によるコイル外周面101
の速度検出が行われ、レーザドップラ速度計12からコ
イル周速度を示す高精度の速度信号b がサーボ増幅器2
1を介して演算器30に入力される。
101との間隔が常に基準値を距離l 0 に保たれた状態
でレーザドップラ速度計12によるコイル外周面101
の速度検出が行われ、レーザドップラ速度計12からコ
イル周速度を示す高精度の速度信号b がサーボ増幅器2
1を介して演算器30に入力される。
【0051】これらの変位変動量Δl と速度信号b とは
演算器30に継続して入力されるが、演算器30の演算
は、パルス発生器3から入力したパルスの間隔で行われ
る。
演算器30に継続して入力されるが、演算器30の演算
は、パルス発生器3から入力したパルスの間隔で行われ
る。
【0052】即ち、演算器10は、コイル一回転当りの
タイミングで変位変動量Δl の積分量(インテグラル)
Δl を求め、上式(3)及び(4)の計算を経てコイル
残長Lを求めて、これを図示省略の表示部に表示する。
タイミングで変位変動量Δl の積分量(インテグラル)
Δl を求め、上式(3)及び(4)の計算を経てコイル
残長Lを求めて、これを図示省略の表示部に表示する。
【0053】そして、演算器30は、制御信号e をモー
タ1に出力し、入力した速度信号bを参照しながら、求
めたコイル残長Lに合わせてコイル100の周速度を制
御する。
タ1に出力し、入力した速度信号bを参照しながら、求
めたコイル残長Lに合わせてコイル100の周速度を制
御する。
【0054】従って、本実施例の装置によれば、簡単な
構造で、高精度のコイル残長Lとコイル周速度とがリア
ルタイムに検出されるので、所定のコイル残長になった
ときに、コイル100の回転を高精度で自動的に減速停
止することができる。
構造で、高精度のコイル残長Lとコイル周速度とがリア
ルタイムに検出されるので、所定のコイル残長になった
ときに、コイル100の回転を高精度で自動的に減速停
止することができる。
【0055】なお、コイル100の巻取動作について、
上述した動作と略同様である。
上述した動作と略同様である。
【0056】即ち、コイル100の半径Rが増加するに
従って、距離・速度検出器10が図1の右方向に移動
し、その変位変動量Δl がパルス発生器23によって検
出され、この変位変動量Δl に基づいてコイル100の
巻付長Lが演算器30で算出される。そして、このコイ
ル巻付長Lに合せてモータ1の回転速度が制御される。
従って、距離・速度検出器10が図1の右方向に移動
し、その変位変動量Δl がパルス発生器23によって検
出され、この変位変動量Δl に基づいてコイル100の
巻付長Lが演算器30で算出される。そして、このコイ
ル巻付長Lに合せてモータ1の回転速度が制御される。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変位計とサーボ機構と移動量検出器と演算器とによっ
て、リールに巻き付いているコイル長さ、即ちコイル半
径を非接触で検出でき、このコイル半径に合せてコイル
の適切な巻取速度又は巻戻速度を得ることができる。更
に、レーザ距離計とレーザドップラ速度計とによって、
コイル半径とコイルの周速度とをリアルタイムに高精度
で検出することができ、コイルの巻取速度又は巻戻速度
を正確に制御することができる。
変位計とサーボ機構と移動量検出器と演算器とによっ
て、リールに巻き付いているコイル長さ、即ちコイル半
径を非接触で検出でき、このコイル半径に合せてコイル
の適切な巻取速度又は巻戻速度を得ることができる。更
に、レーザ距離計とレーザドップラ速度計とによって、
コイル半径とコイルの周速度とをリアルタイムに高精度
で検出することができ、コイルの巻取速度又は巻戻速度
を正確に制御することができる。
【0058】その結果、鉄鋼や非鉄等の産業の製造ライ
ンにおいて、作業の安全性、作業効率、及び歩留りの向
上を図ることができるという効果がある。
ンにおいて、作業の安全性、作業効率、及び歩留りの向
上を図ることができるという効果がある。
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るコイルの巻取
・巻戻装置を示す概略図である。
・巻戻装置を示す概略図である。
【図2】図2は、本実施例を側方より見た一部省略側面
図である。
図である。
【図3】図3は、距離・速度検出器の構造を概略的に示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】図4は、演算器の演算過程を示すフロー処理図
である。
である。
【図5】図5は、従来のコイルの巻取・巻戻装置の一例
を示す概略図である。
を示す概略図である。
1…モータ(回転手段)、 2…リール、 3…パルス発生器、 10…距離・速度検出器、 11…レーザ距離計(変位計)、 12…レーザドップラ速度計、 20…サーボ機構、 21…サーボ増幅器、 22…サーボモータ、 23…パルス発生器(移動量検出器)、 Δl …変位変動量(移動量)、 30…演算器、 100…コイル、 101…コイル外周面。
Claims (1)
- 【請求項1】リールを回転させてコイルの巻き取り又は
巻き戻しを行う回転手段と、 上記コイルの外周面に対向して配設され、コイル外周面
までの距離を検出する変位計と、 この変位計の検出距離に基づいて、変位計が上記コイル
外周面と一定の間隔を保つように変位計を移動させるサ
ーボ機構と、 このサーボ機構による上記変位計の移動量を検出する移
動量検出器と、 この移動量検出器が検出した移動量から、上記リールに
巻き付いているコイルの長さを算出する演算器とを有す
るコイルの巻取・巻戻装置において、 上記変位計をレーザ距離計とし、 且つこのレーザ距離計に、上記コイルの周速度を検出す
るレーザドップラ速度計を一体に併設して、上記コイル
の巻取速度又は巻戻速度を制御することができるように
したことを特徴とするコイルの巻取・巻戻装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27821591A JPH0592216A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コイルの巻取・巻戻装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27821591A JPH0592216A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コイルの巻取・巻戻装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592216A true JPH0592216A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17594210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27821591A Pending JPH0592216A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コイルの巻取・巻戻装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592216A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017038659A1 (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | 国立大学法人東京大学 | 運動検出装置及びそれを用いた三次元形状測定装置 |
| CN109969842A (zh) * | 2019-04-12 | 2019-07-05 | 广东亨通光电科技有限公司 | 一种带卷放带装置 |
| JP2020521130A (ja) * | 2017-07-28 | 2020-07-16 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. | ウェブ媒体の長さの判定 |
| EP4464634A4 (en) * | 2022-08-17 | 2025-03-19 | Contemporary Amperex Technology (Hong Kong) Limited | FEEDING DEVICE AND FEEDING METHOD |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP27821591A patent/JPH0592216A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017038659A1 (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | 国立大学法人東京大学 | 運動検出装置及びそれを用いた三次元形状測定装置 |
| JP2020521130A (ja) * | 2017-07-28 | 2020-07-16 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. | ウェブ媒体の長さの判定 |
| US11020993B2 (en) | 2017-07-28 | 2021-06-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Determinations of lengths of web medias |
| CN109969842A (zh) * | 2019-04-12 | 2019-07-05 | 广东亨通光电科技有限公司 | 一种带卷放带装置 |
| EP4464634A4 (en) * | 2022-08-17 | 2025-03-19 | Contemporary Amperex Technology (Hong Kong) Limited | FEEDING DEVICE AND FEEDING METHOD |
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