JPH0592267A - 溶接電源の出力制御装置 - Google Patents
溶接電源の出力制御装置Info
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Abstract
つ行なう消耗電極式アーク溶接にて使用する溶接電源の
出力制御装置に関し、アーク起動時に消耗電極と母材と
が接触していも、構成機器の大型化やコスト高を招くこ
となく、アーク起動性能を向上できるようにすることを
目的とする。 【構成】 そこで、アーク起動に際して、消耗電極3と
母材4とが接触すると、その接触部にコンデンサ7の放
電電流を供給する放電回路をそなえてなるものにおい
て、コンデンサ7を充電するための充電用電源6を、溶
接用電源1とは別個に設けるとともに、アーク起動時に
のみ閉成されて接触部にコンデンサ7の放電電流を供給
しうる放電スイッチ9を、放電回路に介設することを特
徴とする。
Description
を送給しつつ行なう消耗電極式アーク溶接にて使用する
溶接電源の出力制御装置に関する。
03677号公報に開示されるようなものがある。この従来
技術では、溶接起動信号が発せられた時点で、溶接電源
によりコンデンサを充電し、溶接ワイヤ(消耗電極)と母
材とが接触すると、コンデンサに蓄積された電荷が放電
され、溶接ワイヤと母材との接触部のジュール加熱,ア
ーク加熱を促進し、良好なアーク起動を実現しようとす
るものである。
うな従来の溶接電源の出力制御手段では、溶接起動信号
が発せられた時点で溶接ワイヤと母材とが接触している
場合には、溶接電源によりコンデンサを充電すると、逆
に、溶接ワイヤと母材との接触部に流れる電流が減少し
てしまうため、コンデンサへの充電を行なっていない。
従って、アーク起動性能の低下は防止されるが、性能向
上を達成することはできない。
電を、溶接電源とは別に設けた充電用電源により行なう
技術も開示されている。この場合、溶接起動信号が発せ
られた時点で溶接ワイヤと母材とが接触していても、溶
接電源から出力される電流は、溶接ワイヤと母材との接
触部にすべて供給される。
充電が十分でない状態でコンデンサの放電を行なうこと
になり、十分なアーク起動性能を得ることができない。
また、溶接起動信号が発せられてから放電開始までの短
時間に十分な電荷量を充電するためには、充電用電源の
容量を大きくして大電流を供給しなければならず、この
ためにスイッチの容量も大きくしなければならないな
ど、構成機器の大型化およびコスト高を招くことにな
る。
するもので、アーク起動時に消耗電極と母材とが接触し
ていても、構成機器の大型化やコスト高を招くことな
く、アーク起動性能を向上できるようにした溶接電源の
出力制御装置を提供することを目的とする。
に、本発明の溶接電源の出力制御装置は、アーク起動に
際して、消耗電極と母材とが接触すると、その接触部に
コンデンサの放電電流を供給する放電回路をそなえてな
るものにおいて、前記コンデンサを充電するための充電
用電源を、溶接用電源とは別個に設けるとともに、アー
ク起動時にのみ閉成されて前記接触部に前記コンデンサ
の放電電流を供給しうる放電スイッチを、前記放電回路
に介設したことを特徴としている。
は、アーク起動信号が発せられる前に、放電スイッチを
開放した状態で、溶接用電源とは別に設けられた充電用
電源によりコンデンサを予め充電しておく。
イッチを閉成することにより、消耗電極と母材との接触
部に溶接電流に重畳してコンデンサの放電電流を供給
し、所定期間経過後に放電スイッチを再び開放する。
十分な電荷量を予め充電することが可能になる。
明すると、図1,図2は本発明の第1実施例としての溶
接電源の出力制御装置を示すもので、図1はその構成を
示すブロック図、図2はその制御動作を説明するための
フローチャートである。
の溶接用電源1の出力側の非接地側極aは、直流リアク
トル2および溶接トーチ(図示せず)を介して溶接ワイヤ
(消耗電極)3に電気的に接続されるとともに、溶接用電
源1の接地側極bは母材4に接続される。
の間に介設された電流検出器で、この電流検出器5は、
溶接ワイヤ3から母材4を経由する電流がない場合に
“H”レベルを出力し、該電流がある場合に“L”レベ
ルとなるものである。
電源1とは別個に設けられた充電用電源で、この充電用
電源6の出力+極は、リアクトル2と溶接ワイヤ3との
間に接続されるとともに、同電源6の出力−極は、溶接
用電源1の接地側極bと電流検出器5との間に、放電ス
イッチ9を介して接続されている。
充電用電源6の出力+極および−極に接続されるととも
に、このコンデンサ7と並列的に放電用抵抗器13が設
けられ、さらに、充電用電源6の出力+極とコンデンサ
7,放電用抵抗器13との間には充電用抵抗器12が介
設されている。
ンデンサ7への突入電流を制限するためのものであり、
放電用抵抗器13は、溶接作業終了時(図示しないメイ
ン電源スイッチオフ時)にコンデンサ7の電荷を放電・
消費するためのものである。
ーク起動時にのみ閉成され、溶接ワイヤ3と母材4との
接触部にコンデンサ7の放電電流を供給しうるもので、
電流検出器5による検出結果に応じ、後述する起動信号
発生器8,AND回路10およびタイマ11によって開
閉駆動されるものである。
起動時)に“H”レベルを出力するものであり、タイマ
11は、電流検出器5からの出力が“H”レベルから
“L”レベルに立ち下がった時点から所定時間を計時
し、その所定時間の間、“H”レベルを出力するもので
ある。ただし、このタイマ11は、電流検出器5からの
出力が“H”レベルになるとリセットされるようになっ
ている。
器8からの出力とタイマ11からの出力との論理積をと
って出力するもので、このAND回路10からの出力が
“H”レベルになった場合に、放電スイッチ9が閉成さ
れるようになっている。
の装置による制御動作を、図2のフローチャートに従っ
て説明する。
イン電源スイッチ(図示せず)をオンする(ステップA
1)。このとき、放電スイッチ9は開放状態であり、メ
イン電源スイッチのオン後には、溶接用電源1とは別個
の充電用電源6によりコンデンサ7は常時充電されるこ
とになる(ステップA2)。
発生器8からの出力が“L”レベルから“H”レベルに
立ち上げられ、溶接起動信号(アーク起動信号)が出力さ
れる。本装置は、起動信号発生器8から起動信号が発生
したか否かが常時判定され(ステップA3)、起動信号が
発生するまでコンデンサ7の充電が行なわれ、起動信号
が発生すると、溶接用電源1による溶接電圧の供給が開
始されるとともに(ステップA4)、溶接ワイヤ3の送給
が開始される(ステップA5)。
され、溶接ワイヤ3が送給されて母材4と接触すると、
電流検知器5により溶接電流が検知され、電流検知器5
からの出力が“H”レベルから“L”レベルに立ち下が
る(ステップA6によるYES判定)。この時点からタイ
マ11は、所定時間の計時動作を行ない(ステップA
7)、その間、“H”レベルの信号を継続して出力す
る。なお、電流が検知されていない場合(ステップA6
によるNO判定時)、電流検知器5からの出力は“H”
レベルのままでタイマ11はリセットされる(ステップ
A8)。
“H”レベルの信号を出力すると、このタイマ11の出
力と起動信号発生器8の出力との論理積をとって出力す
るAND回路10の出力が“H”レベルに立ち上がり、
放電スイッチ9が、開放(オフ)状態から閉成(オン)状態
に切換駆動される(ステップA10)。
動作期間中(ステップA9により判定する)閉成され、タ
イマ11による計時動作を完了すると、開放される(ス
テップA11)。
成動作に伴い、溶接ワイヤ3と母材4との接触部におい
て、溶接電流に重畳してコンデンサ7の放電電流が所定
時間の間に亘って供給される。
御装置によれば、溶接開始前に、コンデンサ7に十分な
電荷量を予め充電しておくことができるので、溶接起動
信号発生時に溶接ワイヤ3と母材4とが接触していて
も、溶接ワイヤ3と母材4との接触部に確実にコンデン
サ7の放電電流を供給でき、アーク起動性能を向上させ
ることができる。
常に充電に当てることができ、充電時間を十分に長くと
れることから、充電電流も小さく済み、充電用電源6の
容量を小さくできて、構成機器の小型化および価格の低
下などを達成できる利点もある。
源の出力制御装置の構成を示すブロック図で、この第2
実施例の装置も第1実施例とほとんど同様に構成されて
いるが、本実施例の装置と第1実施例の装置との異なる
点は、図3に示すように、第1実施例の電流検出器5に
代えて、溶接ワイヤ3と母材4との間の電圧(短絡)を検
知する短絡検出器14が設けられている点であり、この
短絡検出器14の出力がタイマ11へ入力されている。
材4とが短絡状態ではない場合に“H”レベルを出力
し、短絡状態になった場合に“L”レベルとなるもので
あり、このような短絡検出器14からの出力を受けるタ
イマ11は、第1実施例と全く同様に動作する。
っても第1実施例の装置と全く同様の作用効果が得られ
る。
溶接電源の出力制御装置を示すもので、図4はその構成
を示すブロック図、図5はその制御動作を説明するため
のフローチャートであり、この第3実施例も第1実施例
とほとんど同様に構成されているが、本実施例の装置で
は、図4に示すように、第1実施例と同様の装置に、さ
らにタイマ15が設けられている。
流検知時点(出力の立下り時点)から放電スイッチ9を閉
成(オン)するまでの時間(予め適当に設定される)を計時
するもので、計時完了時点で“L”レベルから“H”レ
ベルに立ち上がる信号をAND回路10へ出力するもの
である。また、このタイマ15も、タイマ11と同様
に、電流検出器5からの出力が“H”レベルになるとリ
セットされるようになっている。
は、起動信号発生器8,タイマ11および15からの各
出力の論理積をとって出力するもので、このAND回路
10からの出力が“H”レベルになった場合に、放電ス
イッチ9が閉成されるようになっている。
は、図5に示すような手順で制御動作を行なう。なお、
図5中のステップB1〜B6は、第1実施例の装置の制
御動作を説明した図2中のステップA1〜A6と全く同
じ動作であるので、その説明は省略する。
され、溶接ワイヤ3が送給されて母材4と接触すると、
電流検知器5により溶接電流が検知され、電流検知器5
からの出力が“H”レベルから“L”レベルに立ち下が
った時点(ステップB6によるYES判定時点)から、タ
イマ15および11が計時動作を開始する(ステップB
7,B8)。
ら放電スイッチ9を閉成するまでの時間を計時し、その
計時完了(ステップB11によるYES判定)後に“H”
レベルの信号を出力するとともに、タイマ11は、第1
実施例と同様に、所定時間の計時を行ない、その間、
“H”レベルの信号を出力する。なお、電流が検知され
ていない場合(ステップB6によるNO判定時)、電流検
知器5からの出力は“H”レベルのままでタイマ15,
11はリセットされる(ステップB9,B10)。
“H”レベルの信号を出力した後(ステップB11によ
るYES判定後)、タイマ11が計時動作を行なって
“H”レベルの信号を出力している状態(ステップB1
2によるNO判定状態)では、タイマ11,15の出力
と起動信号発生器8の出力との論理積をとって出力する
AND回路10の出力が“H”レベルに立ち上がり、放
電スイッチ9が、開放(オフ)状態から閉成(オン)状態に
切換駆動される(ステップB14)。
動作期間中(ステップB12により判定する)閉成され、
タイマ11による計時動作を完了すると、開放される
(ステップB13)。
装置によっても、第1実施例と同様の作用効果が得られ
るほか、本実施例では、タイマ15の計時時間を適当に
設定することで、溶接ワイヤ3と母材4との接触部に、
溶接電流が流れ始めてから放電電流を供給するまでの時
間を適当に設定することができるようになる。
でコンデンサ7を放電させることができ、さらに、コン
デンサ容量を小型化できる。
力制御装置の構成を示すブロック図で、この第4実施例
も、第1実施例とほとんど同様に構成されているが、本
実施例の装置と第1実施例の装置との異なる点は、図6
に示すように、第1実施例の放電スイッチ9に代えて、
サイリスタ16と、このサイリスタ16をオン/オフ駆
動するための駆動回路17とが設けられている点であ
る。駆動回路17は、AND回路10からの出力を受け
て動作するもので、本実施例の装置による制御動作は第
1実施例において図2により説明したものと同様にな
る。
スタ16の保持電流以下となるように、充電用抵抗器1
2の抵抗値を設定することにより、コンデンサ7が放電
完了した時点で、サイリスタ16が自動的にオフするた
め、タイマ11は、溶接ワイヤ3と母材4とが接触して
コンデンサ7の放電が始まってから、サイリスタ9の導
通状態が確定するまでの微小時間を計時すればよくな
る。
途中にアーク切れが生じると、再度同じ動作を行なうこ
とになるが、その動作はアーク起動時のみに行なうよう
にすればよい。
の出力制御装置によれば、コンデンサを充電するための
充電用電源を、溶接用電源とは別個に設けるとともに、
アーク起動時にのみ閉成されて消耗電極と母材との接触
部にコンデンサの放電電流を供給しうる放電スイッチ
を、前記放電回路に介設するという極めて簡素な構成に
より、溶接開始前に、コンデンサに十分な電荷量を予め
充電しておくことができ、アーク起動時に消耗電極と母
材とが接触していても、構成機器の大型化やコスト高を
招くことなく、アーク起動性能を向上できる効果があ
る。
御装置の構成を示すブロック図である。
めのフローチャートである。
御装置の構成を示すブロック図である。
御装置の構成を示すブロック図である。
めのフローチャートである。
御装置の構成を示すブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アーク起動に際して、アーク起動信号が
発せられる前にコンデンサを予め充電しておいてから、
消耗電極と母材とが接触すると、該消耗電極と該母材と
の接触部に前記コンデンサの放電電流を供給する放電回
路をそなえてなる消耗電極式アーク溶接電源の出力制御
装置において、前記コンデンサを充電するための充電用
電源が、溶接用電源とは別個に設けられるとともに、ア
ーク起動時にのみ閉成されて前記接触部に前記コンデン
サの放電電流を供給しうる放電スイッチが、前記放電回
路に介設されていることを特徴とする溶接電源の出力制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03251057A JP3114748B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 溶接電源の出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03251057A JP3114748B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 溶接電源の出力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592267A true JPH0592267A (ja) | 1993-04-16 |
| JP3114748B2 JP3114748B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=17216984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03251057A Expired - Lifetime JP3114748B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 溶接電源の出力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3114748B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001322254A (ja) | 2000-05-17 | 2001-11-20 | Komori Corp | 印刷機および印刷機の制御方法 |
| JP2001322250A (ja) | 2000-05-17 | 2001-11-20 | Komori Corp | 印刷機および印刷機の制御方法 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP03251057A patent/JP3114748B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3114748B2 (ja) | 2000-12-04 |
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