JPH0592618U - 探針走査型顕微鏡 - Google Patents
探針走査型顕微鏡Info
- Publication number
- JPH0592618U JPH0592618U JP3218792U JP3218792U JPH0592618U JP H0592618 U JPH0592618 U JP H0592618U JP 3218792 U JP3218792 U JP 3218792U JP 3218792 U JP3218792 U JP 3218792U JP H0592618 U JPH0592618 U JP H0592618U
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 平面像測定と分光測定を同時に行える探針走
査型顕微鏡を実現する。 【構成】 探針と、この探針の変位を検出する変位検出
回路と、この変位検出回路の出力とサーボ参照電圧V
SVOを用いて前記探針と試料間に働く原子間力などの物
理量を一定になるようにサーボをかけるサーボ回路と、
前記試料をx,y,z方向に走査するための走査用のア
クチュエータと、この走査用アクチュエータの走査装置
と、前記試料に印加するバイアス電圧VBを発生または
変調する回路と前記探針と試料間に生じたトンネル電流
ITを検出して微分などの信号処理を行う回路と処理さ
れた測定結果を保存するメモリ回路とから成る測定回路
と、を備えた探針走査型顕微鏡において、前記測定回路
に対して前記試料に印加するバイアス電圧VBの変調/
非変調を指令するバイアス電圧変調指令MODLを出力す
る分光測定範囲指令回路を設けた構成としたことを特徴
とするものである。
査型顕微鏡を実現する。 【構成】 探針と、この探針の変位を検出する変位検出
回路と、この変位検出回路の出力とサーボ参照電圧V
SVOを用いて前記探針と試料間に働く原子間力などの物
理量を一定になるようにサーボをかけるサーボ回路と、
前記試料をx,y,z方向に走査するための走査用のア
クチュエータと、この走査用アクチュエータの走査装置
と、前記試料に印加するバイアス電圧VBを発生または
変調する回路と前記探針と試料間に生じたトンネル電流
ITを検出して微分などの信号処理を行う回路と処理さ
れた測定結果を保存するメモリ回路とから成る測定回路
と、を備えた探針走査型顕微鏡において、前記測定回路
に対して前記試料に印加するバイアス電圧VBの変調/
非変調を指令するバイアス電圧変調指令MODLを出力す
る分光測定範囲指令回路を設けた構成としたことを特徴
とするものである。
Description
【0001】
本考案は、極微細構造の観察などに利用される探針走査型顕微鏡に関し、特に 観察領域中の任意の範囲で分光測定も行えるようにした装置に関するものである 。
【0002】
探針走査型顕微鏡は、例えば、金属の探針を試料に対してトンネル電流が流れ る程度に接近させて、両者間に電圧を印加し、その時に流れるトンネル電流が一 定になるように両者間の距離を制御しながら探針を走査させた場合における制御 信号の変化から試料表面の形状を検出するものであり、分光測定は、このような 探針走査型顕微鏡を用いて、その測定時にそれぞれの測定点において走査系を保 持すると共に、探針と試料との距離を制御するアクチュエ−タの駆動電圧も保持 し、それらの制御を一時中断した状態で、探針と試料との間に印加する電圧を変 化させ、その時の電流の変化を測定することにより、分光を行うものである。
【0003】 ここで、図4は従来の探針走査型顕微鏡の一例を示す構成図である。図3にお いて、1は探針、2は試料、3は探針1の変位を検出する変位検出回路、4は変 位検出回路3の出力とサーボ参照電圧VSVOを用いて探針1と試料2の間に働く 原子間力を一定になるようにサーボをかけるサーボ回路、5,6,7は試料2を x,y,z方向に走査するための走査用のアクチュエータ、8はx,y方向の走 査用アクチュエータ5,6の走査装置、9は試料2に印加するバイアス電圧VB を発生または変調するバイアス電圧発生回路と探針1と試料2の間に生じたトン ネル電流ITを検出して微分などの信号処理を行うトンネル電流検出・信号処理 回路と処理された測定結果を保存するデータメモリなどから構成される測定回路 である。
【0004】 このような構成において、探針1を試料2に近づけると原子間力によって探針 1が撓む。この変位を変位検出回路3で検出して原子間力が一定になるようにサ ーボ回路4でサーボをかけ、試料2をzアクチュエータ7によって上下させる。 一方、探針1と試料2の間には、トンネル電流ITが流れる。試料2に印加する バイアス電圧VBを一定とし、サーボをかけた状態で、試料2を走査装置8とx アクチュエータ5,yアクチュエータ6を用いてX軸,Y軸に走査して、トンネ ル電流ITを測定することにより、平面像が得られる。また、X軸,Y軸を固定 し、バイアス電圧VBを変調して、トンネル電流ITを測定すると、分光測定が行 える。
【0005】
しかしながら、上記従来技術に示す探針走査型顕微鏡においては、以下のよう な問題があった。 (1)走査に使用するアクチュエータには、ドリフトがあるため、一度平面像の 測定が終了した後、任意の箇所へ正確に探針を移動させて分光測定をすることは できない。 (2)走査中に分光測定を同時に行う方法は、データ数が膨大になるため、狭い 範囲の測定しかできない。
【0006】 本考案は、このような上記従来技術の課題を踏まえて成されたものであり、分 光測定を行う範囲を指定する機能を持たせることにより、アクチュエータのドリ フトの影響を除外し、平面像測定と、分光測定を同時に行える探針走査型顕微鏡 を提供することを目的としたものである。
【0007】
上記課題を解決するための本考案の構成は、 探針と、 この探針の変位を検出する変位検出回路と、 この変位検出回路の出力とサーボ参照電圧VSVOを用いて前記探針と試料間に 働く原子間力などの物理量を一定になるようにサーボをかけるサーボ回路と、 前記試料をx,y,z方向に走査するための走査用のアクチュエータと、 この走査用アクチュエータの走査装置と、 前記試料に印加するバイアス電圧VBを発生または変調する回路と前記探針と 試料間に生じたトンネル電流ITを検出して微分などの信号処理を行う回路と処 理された測定結果を保存するメモリ回路とから成る測定回路と、 を備えた探針走査型顕微鏡において、 前記測定回路に対して前記試料に印加するバイアス電圧VBの変調/非変調を 指令するバイアス電圧変調指令MODLを出力する分光測定範囲指令回路を設けた 構成としたことを特徴とするものである。
【0008】
本考案によれば、探針走査型顕微鏡に、走査範囲中の任意の範囲の分光測定を 行う機能を持たせており、アクチュエータのドリフトや、データ格納メモリの容 量に左右されない測定を行える。
【0009】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の探針走査型顕微鏡の一実施例を示す構成図である。なお、図1 において図4と同一要素には同一符号を付してある。図1において、1は探針、 2は試料であり、探針1は試料2に極接近した時、原子間力によって撓み、トン ネル電流ITが流れる構造になっている。3は探針1の変位を検出する変位検出 回路、4は変位検出回路3の出力とサーボ参照電圧VSVOを比較して、探針1に 働く原子間力が一定となるように、zアクチュエータ7を上下させる信号を出力 するサーボ回路である。バイアス電圧VBは、測定回路9から試料2に出力され 、分光測定範囲指令回路10によって変調または非変調となる。8はxアクチュ エータ5とyアクチュエータ6を駆動する走査装置であり、その出力信号は、X 軸がXSCAN,Y軸がYSCANである。9はバイアス電圧VBを出力し、トンネル電 流ITの検出および微分などを行い、結果をメモリに保存する測定回路である。 10は走査装置8からのXSCAN,YSCAN信号と上位コントローラからのXmax, Xmin,Ymax,Ymin信号を入力として、 Xmin≦XSCAN≦Xmax かつ、Ymin≦YSCAN≦Ymax の時、バイアス電圧変調指令MODLを測定回路9に出力する分光測定範囲指令回 路である。
【0010】 このような構成において、図2に示す4×4点の測定において、中央の4点( 斜線部)のみ分光測定を行う場合について説明する。また、図3は図1中の各出 力信号を示す図である。 図1から図3において、走査装置8から出力される走査信号XSCAN,YSCANは 、図3(イ)および(ロ)に示すように、走査順序にしたがって0から3までの 信号を階段状に出力する。ここで、分光測定を行うのは、図2に示す (XSCAN,YSCAN)=(1,1)、(1,2)、(2,1)、(2,2) の時のみであるから、分光測定範囲指令回路10から測定回路9に出力されるバ イアス電圧変調指令MODLは、この4点のみ変調(図3(ハ)では、”1”)、 他の12点では非変調(図3(ハ)では、”0”)の指令値となる。測定回路8 から出力されるバイアス電圧VBは、分光測定範囲指令回路10からのバイアス 電圧変調指令MODLを受けて、図3(ニ)に示すように、4点のみ変調し、他の 12点では一定電圧となる。トンネル電流ITがサンプリングされて、データメ モリに格納されるタイミングは、図3(ホ)に示すように、バイアス電圧VBの 非変調時は、1点の測定につき1回であるが、変調時は100回程度サンプリン グする。なお、図3(ホ)では10回のサンプリングを行っている。 このような動作により、 ・走査信号(XSCAN,YSCAN)対トンネル電流ITの特性 ・バイアス電圧VB対トンネル電流IT(およびITの微分値など)の特性 が同時に得られ、平面像測定と分光測定を同時に行うことができる。
【0011】 なお、サーボをかける対象は、上記実施例にて示した原子間力に限らず、探針 と試料間に生ずる磁気力などを用いることも可能である。また、変調させる対象 は、バイアス電圧VBに限るものではなく、サーボ参照電圧VSVOを変調させるこ とによっても可能である。
【0012】
以上、実施例と共に具体的に説明したように、本考案によれば、アクチュエー タのドリフトやデータ格納メモリの容量に左右されない測定が行える効果があり 、平面像測定と分光測定を同時に行える探針走査型顕微鏡を実現できる。
【図1】本考案の探針走査型顕微鏡の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図2】試料面上の走査対象例を示す図である。
【図3】図1装置中の各出力信号を示す図である。
【図4】探針走査型顕微鏡の従来例である。
1 探針 2 試料 3 変位検出回路 4 サーボ回路 5 xアクチュエータ 6 yアクチュエータ 7 zアクチュエ−タ 8 走査装置 9 測定回路 10 分光測定範囲指令回路 IT トンネル電流 MODL バイアス電圧変調指令 VB バイアス電圧 VSVO サーボ参照電圧
Claims (1)
- 【請求項1】 探針と、 この探針の変位を検出する変位検出回路と、 この変位検出回路の出力とサーボ参照電圧VSVOを用い
て前記探針と試料間に働く原子間力などの物理量を一定
になるようにサーボをかけるサーボ回路と、 前記試料をx,y,z方向に走査するための走査用のア
クチュエータと、 この走査用アクチュエータの走査装置と、 前記試料に印加するバイアス電圧VBを発生または変調
する回路と前記探針と試料間に生じたトンネル電流IT
を検出して微分などの信号処理を行う回路と処理された
測定結果を保存するメモリ回路とから成る測定回路と、 を備えた探針走査型顕微鏡において、 前記測定回路に対して前記試料に印加するバイアス電圧
VBの変調/非変調を指令するバイアス電圧変調指令M
ODLを出力する分光測定範囲指令回路を設けた構成とし
たことを特徴とする探針走査型顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3218792U JPH0592618U (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 探針走査型顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3218792U JPH0592618U (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 探針走査型顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592618U true JPH0592618U (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=12351912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3218792U Pending JPH0592618U (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 探針走査型顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592618U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0343944A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-25 | Olympus Optical Co Ltd | 走査型分光顕微鏡及び走査型分光情報検出方法 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP3218792U patent/JPH0592618U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0343944A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-25 | Olympus Optical Co Ltd | 走査型分光顕微鏡及び走査型分光情報検出方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980728 |