JPH0592743A - 車両用内装部材における布状体の装着構造 - Google Patents
車両用内装部材における布状体の装着構造Info
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- JPH0592743A JPH0592743A JP25647891A JP25647891A JPH0592743A JP H0592743 A JPH0592743 A JP H0592743A JP 25647891 A JP25647891 A JP 25647891A JP 25647891 A JP25647891 A JP 25647891A JP H0592743 A JPH0592743 A JP H0592743A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用内装部材の車両室内側から見た外観品
質を向上させることができる車両用内装部材における布
状体の装着構造を得ることが目的である。 【構成】 トリムボード16の先端部16Eには長孔2
8が形成されており、また表装部材18の先端部18E
には長孔28の中心線に沿って裂け目30が形成されて
いる。従って、カーペット26の端末26Aを裂け目3
0から分け入らせてた後長孔28へ挿入させてタッカピ
ン32で固定すればカーペット26の端末26Aが装着
される。これにより、両サイド34、36の弾性力で端
末26Aが弾性的に挟持されて長孔28が隠蔽されるの
で、ドアトリムの外観品質が向上する。
質を向上させることができる車両用内装部材における布
状体の装着構造を得ることが目的である。 【構成】 トリムボード16の先端部16Eには長孔2
8が形成されており、また表装部材18の先端部18E
には長孔28の中心線に沿って裂け目30が形成されて
いる。従って、カーペット26の端末26Aを裂け目3
0から分け入らせてた後長孔28へ挿入させてタッカピ
ン32で固定すればカーペット26の端末26Aが装着
される。これにより、両サイド34、36の弾性力で端
末26Aが弾性的に挟持されて長孔28が隠蔽されるの
で、ドアトリムの外観品質が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材と表装部材とから
成る内装部材本体へ布状体を装着させるための車両用内
装部材における布状体の装着構造に関する。
成る内装部材本体へ布状体を装着させるための車両用内
装部材における布状体の装着構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用内装部材、例えばドアトリムで
は、ドアインナパネルの車両室内側に配置されるトリム
基材と、このトリム基材の車両室内側の表面に重合され
る表装部材と、から成る内装部材本体を備えている。す
なわち、トリム基材にはその車両上下方向中間部に車両
前後方向に沿って延出するアームレスト等の所定の凹凸
が設けられており、その車両室内側の表面にはパッドと
表皮材とから成る表装部材が重合されている。また、内
装部材本体の車両室内側の表面にはパイルカーペット等
の布状体が装着されており、車両の内装効果を向上させ
ている(一例として、特開昭62−211128号公報
参照)。
は、ドアインナパネルの車両室内側に配置されるトリム
基材と、このトリム基材の車両室内側の表面に重合され
る表装部材と、から成る内装部材本体を備えている。す
なわち、トリム基材にはその車両上下方向中間部に車両
前後方向に沿って延出するアームレスト等の所定の凹凸
が設けられており、その車両室内側の表面にはパッドと
表皮材とから成る表装部材が重合されている。また、内
装部材本体の車両室内側の表面にはパイルカーペット等
の布状体が装着されており、車両の内装効果を向上させ
ている(一例として、特開昭62−211128号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造によると、アームレストの車両上方側に装着される平
面視で矩形状の中接部材、即ち布状体の端末が、内装部
材本体に設けられた矩形枠状の溝部内へウエルダ加工に
より溶着されて固定される構成であるため、仕上がり後
の状態で布状体の周縁に溝部による凹部が車室内に露出
することになる。従って、車両室内側から見たドアトリ
ムの外観品質が低下するという問題点が生じる。
造によると、アームレストの車両上方側に装着される平
面視で矩形状の中接部材、即ち布状体の端末が、内装部
材本体に設けられた矩形枠状の溝部内へウエルダ加工に
より溶着されて固定される構成であるため、仕上がり後
の状態で布状体の周縁に溝部による凹部が車室内に露出
することになる。従って、車両室内側から見たドアトリ
ムの外観品質が低下するという問題点が生じる。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、車両用内装部
材の車両室内側から見た外観品質を向上させることがで
きる車両用内装部材における布状体の装着構造を得るこ
とが目的である。
材の車両室内側から見た外観品質を向上させることがで
きる車両用内装部材における布状体の装着構造を得るこ
とが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材と、この
基材における車両室内側の表面に重合される表装部材
と、から成る内装部材本体と、前記表装部材における車
両室内側の表面に沿って装着される布状体と、を備えた
車両用内装部材において、前記布状体を前記内装部材本
体へ装着させるための車両用内装部材における布状体の
装着構造であって、前記基材には前記布状体の端末が挿
入される長孔が設けられ、それ自体弾性を有する前記表
装部材には前記長孔と重なる位置に該長孔の長手方向に
沿ってかつ前記布状体の端末の厚さよりも短い幅の裂け
目が設けられていることを特徴としている。
基材における車両室内側の表面に重合される表装部材
と、から成る内装部材本体と、前記表装部材における車
両室内側の表面に沿って装着される布状体と、を備えた
車両用内装部材において、前記布状体を前記内装部材本
体へ装着させるための車両用内装部材における布状体の
装着構造であって、前記基材には前記布状体の端末が挿
入される長孔が設けられ、それ自体弾性を有する前記表
装部材には前記長孔と重なる位置に該長孔の長手方向に
沿ってかつ前記布状体の端末の厚さよりも短い幅の裂け
目が設けられていることを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明では、基材には布状体の端末が挿入され
る長孔が設けられており、また表装部材には前記長孔と
重なる位置に長孔の長手方向に沿ってかつ布状体の端末
の厚さよりも短い幅の裂け目が設けられている。さら
に、表装部材はそれ自体弾性を有している。
る長孔が設けられており、また表装部材には前記長孔と
重なる位置に長孔の長手方向に沿ってかつ布状体の端末
の厚さよりも短い幅の裂け目が設けられている。さら
に、表装部材はそれ自体弾性を有している。
【0007】従って、布状体を内装部材本体の表装部材
の車両室内側の表面に装着させる場合には、布状体の端
末を表装部材の裂け目から分け入らせ、表装部材の裂け
目を構成する縁部を弾性変形させながら、基材の長孔内
へ挿入すればよい。このため、布状体の端末の基材の長
孔への挿入後の状態では、裂け目を構成する縁部が布状
体の端末に弾性をもって接することになる。この結果、
基材に設けられた長孔が車室内に露出することがなくな
り、車両用内装部材の車両室内側から見た外観品質が向
上される。
の車両室内側の表面に装着させる場合には、布状体の端
末を表装部材の裂け目から分け入らせ、表装部材の裂け
目を構成する縁部を弾性変形させながら、基材の長孔内
へ挿入すればよい。このため、布状体の端末の基材の長
孔への挿入後の状態では、裂け目を構成する縁部が布状
体の端末に弾性をもって接することになる。この結果、
基材に設けられた長孔が車室内に露出することがなくな
り、車両用内装部材の車両室内側から見た外観品質が向
上される。
【0008】
【実施例】以下に図1〜図4を用いて、本発明に係る車
両用内装部材における布状体の装着構造が適用された車
両用内装部材としてのドアトリム10について説明す
る。なお、これらの図において、適宜示される矢印FR
は車両前方側、矢印UPは車両上方側、矢印INは車両
室内側をそれぞれ示している。
両用内装部材における布状体の装着構造が適用された車
両用内装部材としてのドアトリム10について説明す
る。なお、これらの図において、適宜示される矢印FR
は車両前方側、矢印UPは車両上方側、矢印INは車両
室内側をそれぞれ示している。
【0009】図4にはドアトリム10が示されており、
ドアトリム10はこの状態で図示しない車両用ドアのド
アインナパネルの車両室内側の面に組付けられている。
ドアトリム10はこの状態で図示しない車両用ドアのド
アインナパネルの車両室内側の面に組付けられている。
【0010】ドアトリム10の中央部には、車両前後方
向を長手方向としたアームレスト12が設けられてい
る。アームレスト12の下部には凹部14が設けられて
おり、ドアポケットとして用いられている。
向を長手方向としたアームレスト12が設けられてい
る。アームレスト12の下部には凹部14が設けられて
おり、ドアポケットとして用いられている。
【0011】図1〜図3に示されるように、ドアトリム
10はドアインナパネルの車両室内側の表面に配置され
車両室内側から見て略矩形状の基材としてのトリムボー
ド16と、このトリムボード16の車両室内側の表面に
真空成形等により密着重合された表装部材18と、を備
えている。
10はドアインナパネルの車両室内側の表面に配置され
車両室内側から見て略矩形状の基材としてのトリムボー
ド16と、このトリムボード16の車両室内側の表面に
真空成形等により密着重合された表装部材18と、を備
えている。
【0012】トリムボード16及び表装部材18の下部
形状について簡単に説明すると、共に鉛直面(車両上下
及び前後方向を含む面)を面方向とする一般部16A、
18A(図2参照)を備えている。この一般部16A、
18Aに対してフック部16B、18B(図2参照)を
介して所定の段差が設けられた取付部16C、18Cに
後述するカーペット26が装着されている。この取付部
16C、18Cの周縁には円弧状に屈曲されたコーナー
部16D、18Dが一体形成されており、更にこのコー
ナー部16D、18Dの先端は鉛直面方向へ若干延出さ
れて先端部16E、18Eとされている。この内、表装
部材18の先端部18Eは、トリムボード16Eを巻き
込んでいる。
形状について簡単に説明すると、共に鉛直面(車両上下
及び前後方向を含む面)を面方向とする一般部16A、
18A(図2参照)を備えている。この一般部16A、
18Aに対してフック部16B、18B(図2参照)を
介して所定の段差が設けられた取付部16C、18Cに
後述するカーペット26が装着されている。この取付部
16C、18Cの周縁には円弧状に屈曲されたコーナー
部16D、18Dが一体形成されており、更にこのコー
ナー部16D、18Dの先端は鉛直面方向へ若干延出さ
れて先端部16E、18Eとされている。この内、表装
部材18の先端部18Eは、トリムボード16Eを巻き
込んでいる。
【0013】なお、これらのトリムボード16と表装部
材18とによって、本発明における内装部材本体20が
構成されている。
材18とによって、本発明における内装部材本体20が
構成されている。
【0014】表装部材18はトリムボード16の車両室
内側の表面に密着重合しているパッド22と、このパッ
ド22の車両室内側の表面を被覆している表皮材24
と、から成り、両者を合わせた状態の厚さはP(図1
(A)参照)とされている。なお、トリムボード16の
厚さはQ(図1(A)参照)とされている。また、パッ
ド22は適度な硬度を有したウレタン等の樹脂成形品で
あり、所定のエネルギー吸収特性を備えており、このた
め表装部材18は所定の弾性を有している。
内側の表面に密着重合しているパッド22と、このパッ
ド22の車両室内側の表面を被覆している表皮材24
と、から成り、両者を合わせた状態の厚さはP(図1
(A)参照)とされている。なお、トリムボード16の
厚さはQ(図1(A)参照)とされている。また、パッ
ド22は適度な硬度を有したウレタン等の樹脂成形品で
あり、所定のエネルギー吸収特性を備えており、このた
め表装部材18は所定の弾性を有している。
【0015】さらに、表装部材18の車両下方側の表面
には、パイル状の布状体としてのカーペット26が装着
されている。このカーペット26のパイル高さはH(図
1(B)参照)とされている。図2に示されるように、
トリムボード16及び表装部材18には、そのカーペッ
ト26の上端部26Bが位置する部位に車両下方側へ向
けて垂下されたフック部16B、18Bが形成されてお
り、このフック部16B、18Bへカーペット26の上
端部26Bが挿入されて係止されている。また、カーペ
ット26の端末26Aは、トリムボード16及び表装部
材18の先端部16E、18Eにおけるコーナー部16
D、18D側に固定されている。
には、パイル状の布状体としてのカーペット26が装着
されている。このカーペット26のパイル高さはH(図
1(B)参照)とされている。図2に示されるように、
トリムボード16及び表装部材18には、そのカーペッ
ト26の上端部26Bが位置する部位に車両下方側へ向
けて垂下されたフック部16B、18Bが形成されてお
り、このフック部16B、18Bへカーペット26の上
端部26Bが挿入されて係止されている。また、カーペ
ット26の端末26Aは、トリムボード16及び表装部
材18の先端部16E、18Eにおけるコーナー部16
D、18D側に固定されている。
【0016】以下に、このカーペット26の車両前後方
向両端部に位置する端末26Aの内装部材本体20への
装着構造について詳述する。この際、車両前方側及び車
両後方側に位置するカーペット26の端末26Aは、い
ずれも内装部材本体20へ同一の装着構造をもって装着
されるので、以下車両前方側に位置するカーペット26
の端末26Aの内装部材本体20への装着構造のみにつ
いて説明する。
向両端部に位置する端末26Aの内装部材本体20への
装着構造について詳述する。この際、車両前方側及び車
両後方側に位置するカーペット26の端末26Aは、い
ずれも内装部材本体20へ同一の装着構造をもって装着
されるので、以下車両前方側に位置するカーペット26
の端末26Aの内装部材本体20への装着構造のみにつ
いて説明する。
【0017】図1(A)に拡大して示されるように、ト
リムボード16の先端部16Eには幅方向寸法(車両前
後方向に沿う孔幅の寸法)がBの長孔28が形成されて
いる。この長孔28は、トリムボード16におけるコー
ナー部16D(図4に示される弧長L及び弧長L’部
分)に沿って配置されている。
リムボード16の先端部16Eには幅方向寸法(車両前
後方向に沿う孔幅の寸法)がBの長孔28が形成されて
いる。この長孔28は、トリムボード16におけるコー
ナー部16D(図4に示される弧長L及び弧長L’部
分)に沿って配置されている。
【0018】また、表装部材18における長孔28が重
なる位置には、長孔28の長手方向に沿って裂け目30
がカッタナイフ等により形成されている。この裂け目3
0が形成される位置は、長孔28の中心線、即ち内周壁
から距離D(=長孔28の幅方向寸法の1/2B)の位
置である。
なる位置には、長孔28の長手方向に沿って裂け目30
がカッタナイフ等により形成されている。この裂け目3
0が形成される位置は、長孔28の中心線、即ち内周壁
から距離D(=長孔28の幅方向寸法の1/2B)の位
置である。
【0019】図1(A)に示されるカーペット26の端
末26Aの装着前の状態では、車両室内側から見て長孔
28は表装部材18の裂け目30の両サイド34、36
によって隠蔽されている。そして、図1(B)に示され
るように、カーペット26の端末26Aが裂け目30か
ら長孔28側へ分け入った状態では、裂け目30の両サ
イド34、36が車両室外側へ向けて各々弾性変形して
端末26Aが長孔28内に侵入するようになっている。
この両サイド34、36の弾性力によって、カーペット
26の端末26Aが挟持されている。なお、カーペット
26の端末26Aの挿入量はT(図1(B)参照)とさ
れており、表装部材18の厚さPとトリムボード16の
厚さQとを足した長さよりも長く設定されている。そし
て、カーペット26の端末26Aは、トリムボード16
の先端部16Eの車両室外側の面に密着するように屈曲
されて接着されており、適宜箇所にてタッカピン32で
固定されている。
末26Aの装着前の状態では、車両室内側から見て長孔
28は表装部材18の裂け目30の両サイド34、36
によって隠蔽されている。そして、図1(B)に示され
るように、カーペット26の端末26Aが裂け目30か
ら長孔28側へ分け入った状態では、裂け目30の両サ
イド34、36が車両室外側へ向けて各々弾性変形して
端末26Aが長孔28内に侵入するようになっている。
この両サイド34、36の弾性力によって、カーペット
26の端末26Aが挟持されている。なお、カーペット
26の端末26Aの挿入量はT(図1(B)参照)とさ
れており、表装部材18の厚さPとトリムボード16の
厚さQとを足した長さよりも長く設定されている。そし
て、カーペット26の端末26Aは、トリムボード16
の先端部16Eの車両室外側の面に密着するように屈曲
されて接着されており、適宜箇所にてタッカピン32で
固定されている。
【0020】以下に、カーペット26の内装部材本体2
0への装着手順の説明を通して、本実施例の作用を説明
する。
0への装着手順の説明を通して、本実施例の作用を説明
する。
【0021】まず、トリムボード16の車両室内側とな
る表面に表装部材18が密着重合され、内装部材本体2
0が構成される。この時点では、既にトリムボード16
の先端部16Eにコーナー部16D(弧長L及び弧長
L’)に沿って長孔28が形成されている。
る表面に表装部材18が密着重合され、内装部材本体2
0が構成される。この時点では、既にトリムボード16
の先端部16Eにコーナー部16D(弧長L及び弧長
L’)に沿って長孔28が形成されている。
【0022】次に、パッド22及び表皮材24から成る
表装部材18における長孔28と重なる位置にカッタナ
イフ等により裂け目30が形成される。この際、裂け目
30は、長孔28の中心線(D=1/2Bの関係が成り
立つ線)に沿って形成される。
表装部材18における長孔28と重なる位置にカッタナ
イフ等により裂け目30が形成される。この際、裂け目
30は、長孔28の中心線(D=1/2Bの関係が成り
立つ線)に沿って形成される。
【0023】その後、カーペット26の上端部26Bが
フック部16B、18Bに係止されると共に、その端末
26A(車両前後方向両端部)が裂け目30から長孔2
8側へ挿入される。この端末26Aの挿入時において、
裂け目30の幅(殆どゼロに近い)がカーペット26の
パイル高さHよりも狭いため、端末26Aの挿入時に端
末26Aの先端と裂け目30の両サイド34、36とが
干渉する。そして、干渉しながら端末26Aが裂け目3
0から挿入されるため、両サイド34、36が長孔28
側へ弾性変形しながら端末26Aは挿入されることにな
る。これにより、端末26Aは両サイド34、36によ
って弾性的に挟持される。そして、カーペット26の端
末26Aの挿入量Tはトリムボード16の厚さQ及び表
装部材18の厚さPを足した長さよりも長く設定されて
いるので、端末26Aの長孔28への挿入後に屈曲する
屈曲代が確保され、屈曲後の端末26Aがトリムボード
16の先端部16Eの裏面に接着及びタッカピン32に
より固定される。
フック部16B、18Bに係止されると共に、その端末
26A(車両前後方向両端部)が裂け目30から長孔2
8側へ挿入される。この端末26Aの挿入時において、
裂け目30の幅(殆どゼロに近い)がカーペット26の
パイル高さHよりも狭いため、端末26Aの挿入時に端
末26Aの先端と裂け目30の両サイド34、36とが
干渉する。そして、干渉しながら端末26Aが裂け目3
0から挿入されるため、両サイド34、36が長孔28
側へ弾性変形しながら端末26Aは挿入されることにな
る。これにより、端末26Aは両サイド34、36によ
って弾性的に挟持される。そして、カーペット26の端
末26Aの挿入量Tはトリムボード16の厚さQ及び表
装部材18の厚さPを足した長さよりも長く設定されて
いるので、端末26Aの長孔28への挿入後に屈曲する
屈曲代が確保され、屈曲後の端末26Aがトリムボード
16の先端部16Eの裏面に接着及びタッカピン32に
より固定される。
【0024】このようにしてカーペット26の内装部材
本体20、特にカーペット26の端末26Aの内装部材
本体20への装着が終了する。この状態では、長孔28
は裂け目30の両サイド34、36及びカーペット26
の端末26Aによって隠蔽されることになる。
本体20、特にカーペット26の端末26Aの内装部材
本体20への装着が終了する。この状態では、長孔28
は裂け目30の両サイド34、36及びカーペット26
の端末26Aによって隠蔽されることになる。
【0025】このように本実施例では、トリムボード1
6に長孔28を形成すると共に表装部材18に裂け目3
0を形成しているので、カーペット26の端末26Aを
トリムボード16の先端部16E裏面に固定した状態で
は、長孔28が裂け目30の両サイド34、36及びカ
ーペット26の端末26Aによって隠蔽されて、車室内
に長孔28が露出することをなくすことができる。従っ
て、車両室内側から見たドアトリム10の外観品質を向
上させることができる。
6に長孔28を形成すると共に表装部材18に裂け目3
0を形成しているので、カーペット26の端末26Aを
トリムボード16の先端部16E裏面に固定した状態で
は、長孔28が裂け目30の両サイド34、36及びカ
ーペット26の端末26Aによって隠蔽されて、車室内
に長孔28が露出することをなくすことができる。従っ
て、車両室内側から見たドアトリム10の外観品質を向
上させることができる。
【0026】また、カーペット26、特にその端末26
Aのトリムボード16及び表装部材18への装着操作も
簡単に行えるので作業性を向上させることができる。
Aのトリムボード16及び表装部材18への装着操作も
簡単に行えるので作業性を向上させることができる。
【0027】さらに、カーペット26をトリムボード1
6及び表装部材18へ装着するために例えば矩形平板状
の板材の長手方向両端部を互いに同方向へ屈曲させたコ
字形状の取付用の別部材(例えば、ドアポケット用の部
材)を用意しておき、カーペット26にこの別部材を巻
き込ませてビス等によりトリムボード16及び表装部材
18へ装着する構造に比し、カーペット26の表面部分
に過度の折曲によるパイルの倒れ込み等が生じることが
なく、また皺が寄ることもないので、この点でもドアト
リム10の外観品質を向上させることができる。また、
前記構造に比し、部品点数、加工工数の削減及び重量低
減が可能になるというメリットもある。さらに、カーペ
ット26の端末26Aを予めオーバロック縫いもしくは
ウエルト等による縁取り加工を施し、カーペット26を
表装部材18に直接取り付ける構造に比し、加工工数の
削減による作業効率の向上を図ることができると共に糸
縫いやフィルム縫い等による端末26Aの違和感を解消
することができる。
6及び表装部材18へ装着するために例えば矩形平板状
の板材の長手方向両端部を互いに同方向へ屈曲させたコ
字形状の取付用の別部材(例えば、ドアポケット用の部
材)を用意しておき、カーペット26にこの別部材を巻
き込ませてビス等によりトリムボード16及び表装部材
18へ装着する構造に比し、カーペット26の表面部分
に過度の折曲によるパイルの倒れ込み等が生じることが
なく、また皺が寄ることもないので、この点でもドアト
リム10の外観品質を向上させることができる。また、
前記構造に比し、部品点数、加工工数の削減及び重量低
減が可能になるというメリットもある。さらに、カーペ
ット26の端末26Aを予めオーバロック縫いもしくは
ウエルト等による縁取り加工を施し、カーペット26を
表装部材18に直接取り付ける構造に比し、加工工数の
削減による作業効率の向上を図ることができると共に糸
縫いやフィルム縫い等による端末26Aの違和感を解消
することができる。
【0028】なお、本実施例では、カッタナイフ等で幅
が殆どない裂け目30を表装部材18に形成したが、こ
れに限らず、カーペット26のパイル高さHよりも幅の
狭いスリットであってもよく、カーペット26の端末2
6Aの挿入時に表装部材18の両サイド34、36が弾
性変形する構成であればすべて適用することができる。
が殆どない裂け目30を表装部材18に形成したが、こ
れに限らず、カーペット26のパイル高さHよりも幅の
狭いスリットであってもよく、カーペット26の端末2
6Aの挿入時に表装部材18の両サイド34、36が弾
性変形する構成であればすべて適用することができる。
【0029】また、本実施例では、ドアトリム10を対
象にして本発明を適用しているが、これに限らず、カー
ペット26を車両室内側の表面に装着させる車両用の内
装部材であればすべて適用することができる。
象にして本発明を適用しているが、これに限らず、カー
ペット26を車両室内側の表面に装着させる車両用の内
装部材であればすべて適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る車両用
内装部材における布状体の装着構造は、基材に布状体の
端末が挿入される長孔が設けられ、それ自体弾性を有す
る表装部材の長孔と重なる位置にその長手方向に沿って
かつ布状体の端末の厚さよりも短い幅の裂け目が設けら
れているので、布状体の端末の基材の長孔への挿入後の
状態で、長孔が車室内に露出することがなくなり、車両
用内装部材の車両室内側から見た外観品質を向上させる
ことができるという優れた効果を有する。
内装部材における布状体の装着構造は、基材に布状体の
端末が挿入される長孔が設けられ、それ自体弾性を有す
る表装部材の長孔と重なる位置にその長手方向に沿って
かつ布状体の端末の厚さよりも短い幅の裂け目が設けら
れているので、布状体の端末の基材の長孔への挿入後の
状態で、長孔が車室内に露出することがなくなり、車両
用内装部材の車両室内側から見た外観品質を向上させる
ことができるという優れた効果を有する。
【図1】図1(A)はカーペットの端末が裂け目及び長
孔に挿入される以前の状態を示す拡大断面図であり、図
1(B)はカーペットの端末が裂け目及び長孔に挿入さ
れた後の状態を示す図3の(B)線矢視部分の拡大断面
図である。
孔に挿入される以前の状態を示す拡大断面図であり、図
1(B)はカーペットの端末が裂け目及び長孔に挿入さ
れた後の状態を示す図3の(B)線矢視部分の拡大断面
図である。
【図2】カーペットがトリムボード及び表装部材に装着
された状態を示す図4の2−2線断面図である。
された状態を示す図4の2−2線断面図である。
【図3】カーペットがトリムボード及び表装部材に装着
された状態を示す図4の3−3線断面図である。
された状態を示す図4の3−3線断面図である。
【図4】本発明に係る車両用内装部材における布状体の
装着構造が適用されたドアトリムを示す斜視図である。
装着構造が適用されたドアトリムを示す斜視図である。
10 ドアトリム(車両用内装部材) 16 トリムボード(基材) 18 表装部材 20 内装部材本体 26 カーペット(布状体) 26A 端末 28 長孔 30 裂け目
Claims (1)
- 【請求項1】 基材と、この基材における車両室内側の
表面に重合される表装部材と、から成る内装部材本体
と、前記表装部材における車両室内側の表面に沿って装
着される布状体と、を備えた車両用内装部材において、 前記布状体を前記内装部材本体へ装着させるための車両
用内装部材における布状体の装着構造であって、 前記基材には前記布状体の端末が挿入される長孔が設け
られ、 それ自体弾性を有する前記表装部材には前記長孔と重な
る位置に該長孔の長手方向に沿ってかつ前記布状体の端
末の厚さよりも短い幅の裂け目が設けられていることを
特徴とする車両用内装部材における布状体の装着構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25647891A JPH0592743A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 車両用内装部材における布状体の装着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25647891A JPH0592743A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 車両用内装部材における布状体の装着構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592743A true JPH0592743A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17293197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25647891A Pending JPH0592743A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 車両用内装部材における布状体の装着構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592743A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1975003A2 (en) | 2007-03-30 | 2008-10-01 | Magna International Inc. | Interior trim component and method of manufacturing the same |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP25647891A patent/JPH0592743A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1975003A2 (en) | 2007-03-30 | 2008-10-01 | Magna International Inc. | Interior trim component and method of manufacturing the same |
| EP1975003A3 (en) * | 2007-03-30 | 2012-07-04 | Magna International Inc. | Interior trim component and method of manufacturing the same |
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