JPH0592950U - 電子顕微鏡の試料装置 - Google Patents
電子顕微鏡の試料装置Info
- Publication number
- JPH0592950U JPH0592950U JP3840392U JP3840392U JPH0592950U JP H0592950 U JPH0592950 U JP H0592950U JP 3840392 U JP3840392 U JP 3840392U JP 3840392 U JP3840392 U JP 3840392U JP H0592950 U JPH0592950 U JP H0592950U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子線に対して試料面が45°を成し、且つ
試料面の角部がユーセントリック位置に簡単に位置づけ
られる電子顕微鏡の試料装置を提供する。 【構成】 試料傾斜ステージ3に凹部が設けられ、この
凹部に試料保持体7が着脱可能に装着される。試料保持
体7には試料11を張り付けるための案内面12が形成
されている。案内面12からは棚部13が面12と垂直
な方向に伸びており、この棚部13の底面13は試料1
1の縁端面を光軸に対して45°に位置づけるため、電
子線通過孔の中心線に対して45°を成すように形成さ
れている。試料保持体7を試料傾斜ステージ3から外し
て、光学顕微鏡で観察しながら、容易に試料を必要な位
置に取り付け得る。
試料面の角部がユーセントリック位置に簡単に位置づけ
られる電子顕微鏡の試料装置を提供する。 【構成】 試料傾斜ステージ3に凹部が設けられ、この
凹部に試料保持体7が着脱可能に装着される。試料保持
体7には試料11を張り付けるための案内面12が形成
されている。案内面12からは棚部13が面12と垂直
な方向に伸びており、この棚部13の底面13は試料1
1の縁端面を光軸に対して45°に位置づけるため、電
子線通過孔の中心線に対して45°を成すように形成さ
れている。試料保持体7を試料傾斜ステージ3から外し
て、光学顕微鏡で観察しながら、容易に試料を必要な位
置に取り付け得る。
Description
【0001】
本考案は半導体試料等を観察するのに適した電子顕微鏡の試料装置に関する。
【0002】
半導体製造分野では、薄膜製造技術が進歩し、ガリウム砒素(GaAs)基板 上に単原子層オーダーで原子層を積層して部品を製作することが可能になった。 図1はこのような部品を劈開して得られた板状の試料を示している。図1におい て、30は基板、31は原子層の積層を示しており、このような板状試料は、例 えば1.5mm ×1.0mm ×0.2mm 程度の極めて小さいものである。図2に示すように 、このような試料の (110)面のエッジ部33に電子線を照射し、この照射によっ て得られた等厚干渉縞の強度分布の変化により組成を定量的に測定することが行 われている。
【0003】
従来においては、試料を試料ホルダに取り付ける場合に、以下の要求を満たす ように取り付け位置の調整が必要であった。 試料の観察面の電子線に対する角度が必要な角度(通常45°)の近傍にある こと。 観察部位となる試料のエッジ部先端(角部)が試料傾斜のユーセントリック位 置にあること。
【0004】 従って上記条件を満たすように試料を試料ホルダに装着するのは極めて困難で あった。
【0005】 本考案は上述した従来の欠点を解決し、前述した条件を満たすように試料を容 易に位置づけることのできる電子顕微鏡の試料装置を提供することを目的として いる。
【0006】
試料ホルダ本体と、該試料ホルダ本体に対して傾斜可能に支持された試料傾斜 ステージを備えた電子顕微鏡の試料装置において、板状試料を保持するための試 料保持体と、光軸方向に立てて保持される板状試料の観察面が光軸に対して所定 の角度傾斜するように案内するため前記試料保持体に設けられた案内面を備え、 前記試料保持体を前記試料傾斜ステージに対して着脱可能に構成した電子顕微鏡 の試料装置を特徴としている。
【0007】
試料保持体を試料傾斜ステージから取り外して光学顕微鏡にセットし、光学顕 微鏡により観察しながら、光軸方向に対して所定の角度傾斜している試料保持体 の案内面に試料の縁端面を沿わせながら試料の位置調整を行い、調整後、試料保 持体を試料傾斜ステージに取り付けることにより、簡単に前述した条件を満たす ように試料を位置づけることができる。
【0008】
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳述する。
【0009】 図3は本考案の一実施例を示すための図であり、図4はこの一実施例装置を上 方から見た図である。両図において、1は試料ホルダ本体であり、試料ホルダ本 体1には切欠き部2が設けられている。この切欠き部2には試料傾斜ステージ3 が配置されている。試料傾斜ステージ3は傾斜軸4の回りに回転可能に設けられ ている。試料傾斜ステージ3には凹部が設けられている。図3,図4には、この 凹部の壁面が符号5により示されている。この凹部の底面6上に試料保持体7が 載置できるようになっている。試料保持体7はネジ8により試料傾斜ステージ3 に着脱可能に取り付けられる。試料傾斜ステージ3には電子線通過孔9が設けら れていると共に、試料保持体7にも電子線通過孔10が設けられている。試料保 持体7には、試料ホルダ本体へ試料11を接着するための接着面12が設けられ ている。この接着面は、試料保持体装着時において、試料11を光軸方向に立て て配置するための案内面の役割もしている。この接着面12を試料保持体7に形 成するため、試料保持体7の前記電子線通過孔10は完全な孔にはなっていない 。光軸方向に立てて保持される試料11の縁端面が光軸zに対して略45°傾斜 するように案内するため、接着面12から棚13がでており、しかもこの棚13 は面12に対して垂直に出ている。棚13の底面14は光軸zに対して45°を 成すように形成されており、試料11の縁端面(観察面)を案内するための案内 面となっている。試料傾斜ステージ3へ試料保持体7をの装着した際に、この底 面14の延長線が前述したユーセントリック位置を通るように、底面14の位置 が設定されている。一方、試料傾斜ステージ3の底面6は、試料の角部が当たる のを避けるため、試料が当る側だけ長穴状に切り欠かれている。
【0010】 このような構成において、試料保持体7を試料傾斜ステージ3から外し、試料 保持体7を光学顕微鏡にセットする。図5は光学顕微鏡によって観察された試料 保持体7を示している。この状態で接着面12上に試料11を載置する。この際 、試料11の裏面には接着剤を塗っておく。光学顕微鏡で試料の角部を観察しな がら、試料11の縁端面を棚13の底面14に沿わせつつ試料11を移動させて 、試料の角部が電子線通過孔の中心に位置するように試料11の位置調整を行う 。このようにして位置調整が終了すると、その状態で試料を接着面12に張り付 ける。次に、試料保持体7を試料傾斜ステージ3に装着し、ネジ8により試料保 持体7を試料傾斜ステージ3に固定する。このようにすれば、前述した条件を満 たすように、試料を簡単に試料傾斜ステージ3に取り付けることができる。
【0011】 この状態では、試料11の角部は試料を傾斜した場合に、ユーセントリックな 観察が可能な位置に位置づけられているため、電子線に対して試料の縁端面が正 確に45°を成すように傾斜ステージ3の傾斜角を微調整すれば、試料11によ って回折された電子線による干渉縞が蛍光板に投影される。そこで、この回折干 渉縞を解析することにより、試料の分析が行われる。
【0012】 上述した実施例は本考案の一実施例に過ぎず、変形して実施できる。
【0013】 例えば上述した実施例においては、試料11を固定するため、試料を接着剤に より接着面12に接着するようにしたが、板バネなどにより試料をこのような案 内となる面に押し付けるように構成しても良い。
【0014】
上述した説明から明らかなように、本考案に基づく電子顕微鏡の試料装置によ れば、試料保持体を試料傾斜ステージから取り外し、光学顕微鏡にセットして光 学顕微鏡で試料位置を観察しながら試料の取り付け位置を調整できるため、簡単 に試料を必要位置に位置づけることができ、試料面に所定の角度で電子線を照射 してその回折電子線に基づき試料を分析する作業を極めて簡単に行うことが可能 になる。
【図1】分析対象となる試料を例示するための図であ
る。
る。
【図2】分析に必要な電子線と試料との位置関係を示す
ための図である。
ための図である。
【図3】本考案の一実施例を例示するための図である。
【図4】図3に示した一実施例を上面から見た図であ
る。
る。
【図5】光学顕微鏡による試料位置調整を説明するため
の図である。
の図である。
1 試料ホルダ本体 2 切欠き部 3 試料傾斜ステージ 4 傾斜軸 5 試料傾斜ステージ凹部壁面 6 凹部底面 7 試料保持体 8 ネジ 9,10 電子線通過孔 11 試料 12 接着面 13 棚 14 棚の底面 z 光軸
Claims (1)
- 【請求項1】 試料ホルダ本体と、該試料ホルダ本体に
対して傾斜可能に支持された試料傾斜ステージを備えた
電子顕微鏡の試料装置において、板状試料を保持するた
めの試料保持体と、光軸方向に立てて保持される板状試
料の観察面が光軸に対して所定の角度傾斜するように案
内するため前記試料保持体に設けられた案内面を備え、
前記試料保持体を前記試料傾斜ステージに対して着脱可
能に構成したことを特徴とする電子顕微鏡の試料装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3840392U JPH0592950U (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 電子顕微鏡の試料装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3840392U JPH0592950U (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 電子顕微鏡の試料装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592950U true JPH0592950U (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=12524334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3840392U Pending JPH0592950U (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 電子顕微鏡の試料装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592950U (ja) |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP3840392U patent/JPH0592950U/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980407 |