JPH0592975U - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JPH0592975U
JPH0592975U JP3492992U JP3492992U JPH0592975U JP H0592975 U JPH0592975 U JP H0592975U JP 3492992 U JP3492992 U JP 3492992U JP 3492992 U JP3492992 U JP 3492992U JP H0592975 U JPH0592975 U JP H0592975U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子に接続された電線の径の大きさに拘ら
ず、端子を保持し収容するコネクタハウジングの端子収
容部への浸水を防止でき、しかも端子のコネクタへの挿
通作業を容易化できる。 【構成】 端子収容部11後方の開口部12周壁にシー
ル部材係止部14を有したコネクタハウジング10と、
中心部に端子40に接続された電線41に密着する端子
挿通孔21を有すると共に外周に突起部23を有し、該
突起部23をシール部材係止部14に係止して外周面を
コネクタハウジング10の開口部12周壁に密着嵌合さ
せる弾性を有するシール部材20と、中心部に端子40
をガイドするガイド孔31を有するスペーサとから成
り、前記スペーサを、端子挿通時に前記シール部材20
の端子挿通孔21に圧入して該端子挿通孔21を拡径
し、端子挿通後に端子挿通孔21から引き抜き端子挿通
孔21を縮径させて端子40に接続された電線41に密
着させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、端子を収容保持する端子収容部への浸水を防止し得る防水コネクタ に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の防水コネクタとしては、例えば実開昭52−115883号公 報に開示されたものがある。すなわち図7(a)に示すように、この防水コネク タ1は、電線側挿入口2を閉塞するように流体密に嵌入するパッキングプラグ3 を備え、このパッキングプラグ3には、これを貫通する電線挿通孔4と、この電 線挿通孔4に連続し、かつ少なくとも電線7の先端に装着した端子部材6が通過 し得る幅の切裂部5とを設けている(図7(b)参照)。そして端子部材6を電 線挿通孔4に押し込む際、切裂部5を押し開き、常時は切裂部5を閉じ電線7に 電線挿通孔4を密着し、封止するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図7(c)に示すように、電線挿通孔4にこれよりも大径の電 線7aを挿通した場合、電線7aが切裂部5を押し開き隙間8を生じ、一方、電 線挿通孔4よりも小径の電線7bを挿通した場合、電線7bの周囲に隙間9を生 じ、その結果、これらの隙間8,9を通じてコネクタ1の内部へ浸水してしまう という問題があった。
【0004】 また、電線7端部に加締め装着された端子部材6を電線挿通孔4の切裂部5を 押し開きながら挿通させる作業が煩雑であり、作業性を低下させてしまうという 問題もある。
【0005】 本考案は、上記の点に着目しなされたもので、端子に接続された電線の径の大 きさに拘らず、電線で封止しコネクタ内部への浸水を防止でき、しかも端子挿通 作業を容易化し作業性を向上できる防水コネクタの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案では、端子収容部後方の開口部周壁にシール 部材係止部を有したコネクタハウジングと、中心部に端子に接続された電線に密 着する端子挿通孔を有すると共に外周に突起部を有し、該突起部を前記シール部 材係止部に係止して外周面を前記コネクタハウジングの開口部周壁に密着嵌合さ せる弾性を有するシール部材と、中心部に端子ガイド孔を有するスペーサとから 成り、前記スペーサを、端子挿通時に前記シール部材の端子挿通孔に圧入して該 端子挿通孔を拡径し、端子挿通後に前記端子挿通孔から引き抜き前記端子挿通孔 を縮径させて端子に接続された電線に密着させることとした。
【0007】
【作用】
あらかじめ、シール部材の突起部をコネクタハウジングのシール部材係止部に 係止し、シール部材の外周面をコネクタハウジングの開口部周壁に密着嵌合させ ておく。この状態でスペーサをシール部材の端子挿通孔に押圧すると、端子挿通 孔が拡径される。次いで、端子をスペーサのガイド孔を介してコネクタハウジン グの端子収容部に挿通した後、スペーサをシール部材挿通孔から引き抜くと、シ ール部材挿通孔が縮径されて端子に接続された電線に密着されることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本考案に係る防水 コネクタの一実施例を示す組立断面図である。図中、防水コネクタCは、電線4 1の先端に加締め接続された端子40を内部に収容保持するコネクタハウジング 10と、コネクタハウジング10の端子収容部11への浸水を防止するシール部 材20と、端子40のコネクタハウジング10の端子収容部11への挿通を助け るスペーサ30とで構成される。
【0009】 コネクタハウジング10は、図2(a)及び図2(b)に示すように、その内 部に端子40を収容保持する端子収容部11を設け、さらに、この端子収容部1 1の後端から拡径されコネクタハウジング10の後端まで穿たれた開口部12を 設けてある。また、この開口部12の周壁には、端子収容部11の後端から後方 に向って順次、シール部材係止部14,スペーサの第1係止部15a及び第2係 止部15bを設けてある。
【0010】 シール部材係止部14は、端子収容部11の後端近傍の開口部12周壁に径方 向に対向する一対の係止孔14aを穿設し、さらに、開口部12周壁の外面にお いて、この各係止孔14aの周囲に凹部14bを設けて形成される。
【0011】 スペーサの第1係止部15a及び第2係止部15bは、シール部材係止部14 から後方へ離間した位置からコネクタハウジング10の後端まで、開口部12周 壁の径方向に対向する面を周方向に所定の幅をもって切欠き、端子挿通方向(す なわち前後方向)へ延びた一対の切欠部15を設け、さらに、この各切欠部15 の切欠縁の端子挿通方向の後端と中間にそれぞれ周方向に突出した一対の突起1 6,17を設けて形成される。
【0012】 なお、切欠部15の後端と中間の一対の突起16,17は、それぞれ周方向に 幅の狭い咽喉部16a,17aを形成し、その切欠部15の中間の咽喉部17a の前方の切欠部15がスペーサの第1係止部15aとなり、また、その後方の切 欠部15が第2係止部15bとなっている。
【0013】 シール部材20は、図3(a)及び図3(b)に示すように、中心に端子挿通 孔21を有した環状部22の外周面に、径方向へ突出した一対の突起部23を設 けゴム等の弾性材で成形される。
【0014】 環状部22の端子挿通孔21は、端子40を接続した電線41を挿通し密着し 得るように端子挿通孔21の径を電線41の径よりも少し小さくし、また、環状 部22は、コネクタハウジング10の開口部12に密着嵌合し得るように、環状 部22の外径を開口部12の径よりも少し大きくしてある。
【0015】 さらに、シール部材20の一対の突起部23は、その先端部23aの径を環状 部22に近い基部23bの径よりも大きくして、突起部23をコネクタハウジン グ10のシール部材係止部14に嵌入したとき、突起部23の先端部23aがシ ール部材係止部14の凹部14bに係止され得るようになっている。
【0016】 スペーサ30は、図4(a)及び図4(b)に示すように、内部に端子40を 挿通し得るガイド孔31を有した筒状をなし、さらに、その外周面の端子挿通方 向の中間に段部32を設け、シール部材20の端子挿通孔21に容易に挿通し得 るように、スペーサ30の前部33の外径を小さくしてその先端の角部33aを 面取りし、また、コネクタハウジング10の開口部12の内周面に嵌入し固定さ れ得るように、スペーサ30の後部34の外径を大きくしてある。さらに、スペ ーサ後部34の外周面端部には、径方向に突出した一対の突起35を設け、これ らの突起35をコネクタハウジング10の切欠部15の後端又は中間の咽喉部1 6a,17aに押圧すると、突起35が咽喉部16a,17aを通過してスペー サの第2係止部15b又は第1係止部15aに嵌入係止され、逆に、第2係止部 15b又は第1係止部15aから離脱され得るようになっている。
【0017】 このような構成において端子40をコネクタCに収容保持するには、図5(a )に示すように、あらかじめシール部材20をコネクタハウジング10の開口部 12に密着嵌合しシール部材20の一対の突起23をシール部材係止部14に嵌 入係止すると共に、スペーサ30の一対の突起35をスペーサの第2係止部15 bに嵌入係止する。このような状態では、スペーサ30の前部33がシール部材 20の端子挿通孔21に挿通されず、スペーサ30の前部33先端がシール部材 20の近傍に位置している。
【0018】 次に、図5(b)に示すように、スペーサ30を前方へ押圧し、スペーサ30 の突起35を、咽喉部17aを通過させてスペーサの第1係止部15aに嵌入係 止すると共に、シール部材20の端子挿通孔21を押し拡げながらスペーサ30 の前部33を端子挿通孔21に挿通する。このスペーサ30のシール部材20へ の挿通作業は、スペーサ前部33の先端角部33aが面取りしてあるため、スム ーズに行うことができる。
【0019】 さらに、図5(c)に示すように、端子40をコネクタハウジング10の端子 収容部11に挿通した後、スペーサ30を後方へ引き戻しスペーサ30の突起3 5をコネクタハウジング10の切欠部15の中間の咽喉部17aを通過させスペ ーサの第2係止部15bに嵌入係止する。このとき、図5(d)に示すように、 シール部材20は、弾性を有するため、その端子挿通孔21を縮小して端子40 を接続した電線41に密着され得て、端子40のコネクタCへの収容保持は完了 される。
【0020】 このように本実施例では、端子40をコネクタCに収容保持した後では、シー ル部材20の端子挿通孔21を縮小して端子40を接続した電線41に密着させ 、またシール部材2の外周面をコネクタハウジング10の開口部12の内周面に 密着嵌合させたので、端子40に接続された電線41の径に拘らず端子40を保 持し収容するコネクタハウジング10の端子収容部11への浸水を防止すること ができる。
【0021】 さらに、端子40をコネクタCに挿通する際に、スペーサ30によりシール部 材20の端子挿通孔21を押し拡げ、端子40をスペーサ30のガイド孔31を 介してコネクタハウジング10の端子収容部11に挿通したので、端子40のコ ネクタCへの挿通が容易になるという効果も有する。
【0022】 図6(a)には、本考案に係る防水コネクタの他の実施例のコネクタハウジン グの斜視図を示してある。図6(a)において、図1の実施例の場合と同一ない し均等な部位には同一の符号を付す。
【0023】 図6(a)の実施例において、図6(a)の実施例が図1の実施例と相異する ところは、シール部材係止部14後方にスペーサの第1及び第2係止部15a, 15bを構成する切欠部15を設けなかったことであり、その他の部分について は、図1の実施例と同一である。
【0024】 このような構成においては、端子40をコネクタCに収容保持するには、前述 した図1の実施例と同様に、あらかじめシール部材20をコネクタハウジング5 0の開口部52に密着嵌合しておく。
【0025】 次に、スペーサ30をコネクタハウジング50の前方へ向って押圧し、スペー サ30の後部34外周面をコネクタハウジング50の開口部52内周面に嵌挿す ると共に、端子挿通孔21を押し拡げながらスペーサ30の前部33をシール部 材20の端子挿通孔21に挿通する。
【0026】 さらに、端子40をコネクタハウジング50の端子収容部11に挿通した後、 スペーサ30を後方へ引き抜く。このとき、シール部材20は、弾性を有するた め、その端子挿通孔を縮小して端子40を接続した電線41に密着され得て端子 40の防水コネクタCへの収容保持は完了される。
【0027】 このように図6(a)の実施例では、端子40をコネクタCに収容保持した後 、スペーサ30をコネクタハウジング50から取り外すことができるので、一つ のスペーサ30を用いて複数の端子40とコネクタCの収容保持を行うことがで きる。
【0028】 さらに、前述した図1の実施例の場合の効果と同様な効果も合わせ奏する。
【0029】 なお、図1の実施例の場合には、シール部材係止部14、スペーサの第1係止 部15a及び第2係止部15bをコネクタハウジング10の開口部12周壁面に 、また図6(a)の実施例の場合には、シール部材係止部14をコネクタハウジ ング50の開口部52周壁面にそれぞれ3個以上、設け、これに対応するように シール部材突起23及びスペーサ突起30をそれぞれ3個以上、設けることもで きる。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、端子を保持し収容するコネクタハウジン グの端子収容部後方の開口部周壁にシール部材の外周面を密着嵌合させ、端子挿 通時に、スペーサをシール部材の端子挿通孔に挿通して端子挿通孔を拡径し、ス ペーサを介して端子をコネクタハウジングの端子収容部に挿通し、端子挿通後に 、スペーサをシール部材の端子挿通孔から引き抜き端子挿通孔を縮径させて端子 に接続された電線に密着させたので、端子に接続された電線の径の大きさに拘ら ずコネクタハウジングの端子収容部への浸水を防止することができる。
【0031】 また、電線を接続した端子を、シール部材を嵌合したコネクタハウジングの端 子収容部に挿通できるので、端子のコネクタへの挿通作業が容易化され、作業性 を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る防水コネクタの一実施例を示す組
立断面図であり、端子をコネクタハウジングの端子収容
部に挿通した状態を示す。
【図2】(a)図1の防水コネクタのコネクタハウジン
グの斜視図である。 (b)図2(a)のA−A線断面図である。
【図3】(a)図1の防水コネクタのシール部材の正面
図である。 (b)図3(a)のB−B線断面図である。
【図4】(a)図1の防水コネクタのスペーサの斜視図
である。 (b)図4(a)のD−D線断面図である。
【図5】(a)〜(d)図1の防水コネクタに端子を連
結するまでの過程を示す断面図である。
【図6】(a)本考案に係る防水コネクタの他の実施例
のコネクタハウジングを示す斜視図である。 (b)図6(a)のE−E線断面図である。
【図7】(a)従来の防水コネクタの一例を示す組立断
面図である。 (b)図7の防水コネクタのパッキングプラグの正面図
である。 (c)図7の防水コネクタのパッキングプラグの電線挿
通孔に径の異なった電線を挿通した状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10,50 コネクタハウジング 11 端子収容部 12,52 開口部 14 シール部材係止部 20 シール部材 21 端子挿通孔 23 突起部 30 スペーサ 31 ガイド孔 40 端子 41 電線 C 防水コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子収容部後方の開口部周壁にシール部
    材係止部を有したコネクタハウジングと、中心部に端子
    に接続された電線に密着する端子挿通孔を有すると共に
    外周に突起部を有し、該突起部を前記シール部材係止部
    に係止して外周面を前記コネクタハウジングの開口部周
    壁に密着嵌合させる弾性を有するシール部材と、中心部
    に端子ガイド孔を有するスペーサとから成り、前記スペ
    ーサを、端子挿通時に前記シール部材の端子挿通孔に圧
    入して該端子挿通孔を拡径し、端子挿通後に前記端子挿
    通孔から引き抜き前記端子挿通孔を縮径させて端子に接
    続された電線に密着させることを特徴とする防水コネク
    タ。
JP3492992U 1992-05-26 1992-05-26 防水コネクタ Expired - Lifetime JP2525669Y2 (ja)

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JP2525669Y2 JP2525669Y2 (ja) 1997-02-12

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010177041A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Yazaki Corp コネクタ
WO2011096497A1 (ja) 2010-02-03 2011-08-11 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2015103459A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 住友電装株式会社 防水コネクタ

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