JPH0593193U - 録音装置 - Google Patents
録音装置Info
- Publication number
- JPH0593193U JPH0593193U JP3843892U JP3843892U JPH0593193U JP H0593193 U JPH0593193 U JP H0593193U JP 3843892 U JP3843892 U JP 3843892U JP 3843892 U JP3843892 U JP 3843892U JP H0593193 U JPH0593193 U JP H0593193U
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- Japan
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- microphone
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- built
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機器本体で生じるノイズ音を低減し乍ら、被
写体からの音を良好に録音できる録音装置を提供するこ
と。 【構成】 略平坦な周波数特性を有するマイクユニット
(1)と、このマイクユニットを比較的に大きく囲むよう
形成され,録音すべき音源方向に対して特定の周波数帯
域を増強する音響特性を有する共振用マイク筺体(6)を
具備し、機器本体の所定個所に設けられた内蔵マイクロ
ホン(M)と、この内蔵マイクロホンの周波数特性に対し
て相補的な周波数特性を持たせるべくフィルタ(11)等を
付加して構成した増幅回路(9)とを、少なくとも備えて
構成した。 【効果】 本考案装置をビデオムービーに適用すると、
再生時にノイズ音の殆ど生じない録画作品の鑑賞ができ
る。
写体からの音を良好に録音できる録音装置を提供するこ
と。 【構成】 略平坦な周波数特性を有するマイクユニット
(1)と、このマイクユニットを比較的に大きく囲むよう
形成され,録音すべき音源方向に対して特定の周波数帯
域を増強する音響特性を有する共振用マイク筺体(6)を
具備し、機器本体の所定個所に設けられた内蔵マイクロ
ホン(M)と、この内蔵マイクロホンの周波数特性に対し
て相補的な周波数特性を持たせるべくフィルタ(11)等を
付加して構成した増幅回路(9)とを、少なくとも備えて
構成した。 【効果】 本考案装置をビデオムービーに適用すると、
再生時にノイズ音の殆ど生じない録画作品の鑑賞ができ
る。
Description
【0001】
本考案は録音装置に係り、特にビデオムービー(カメラ一体型録画機)に採用 して好適な録音装置の改良に関するものである。
【0002】
従来の録音装置に使用されている、ビデオムービー内蔵{機器本体の筺体表面 に設けられたものも外部マイクロホンと区別するために“内蔵”と呼ぶことにす る}のマイクロホン(以下単に「マイク」とも記載する)M1 は、図1(A) に示 すように、ムービー筺体4の所定個所に形成された凹部7内にマイクユニット1 を配置し、これを膜状の吊りゴム2で支持する構成となっている。そして、音源 である被写体からの音b等をマイクユニット1で電気信号に変換し、リード線3 を介して、図2に示すような演算増幅器Aを含む増幅回路(マイクアンプ)8に 供給し、ここで適宜増幅した後、出力端子Out を介してオーディオ用磁気ヘッド に供給し、磁気テープ(いずれも図示せず)に録音している。
【0003】 ところで、マイクユニット1の周波数特性(f特)は、ほぼ可聴周波数帯域( 約 100Hz〜20kHz)で、図3(A) に示すように平坦な特性を有している。また、増 幅回路8の周波数特性も図3(B) に示すように平坦な特性なので、システム(録 音装置)全体の周波数特性も図3(C) に示すように平坦な特性となる。これは、 被写体からの音(以下「被写体音」と略記する)bを、より自然に録音するため の常識的な手段である。
【0004】
ところで、カメラ一体型録画機であるビデオムービーにおいては、周知の如く 、限られた大きさのムービー筺体4の中や表面にマイクM1 や記録(再生)用の 諸機構が配置されており、録画(録音も含む)中に種々のノイズ音aを発生する 。その発生源の主なものは、ドラム回転音,ヘッド叩き音(回転ヘッドが磁気テ ープに当る時に生じる音),テープ走行音等である。これらのノイズ音aは、ムー ビー筺体4の素材として遮音効果の有るものを用いてもなかなか完全には除去で きず、ムービー本体が小型になればなるほどノイズ音源とマイク間の距離が接近 するので、低減乃至除去が困難となる。
【0005】 ところで、このノイズ音の周波数特性は、図3(D) に示すように可聴周波数帯 域以上の高い周波数成分まで有しており、図3(E) 示の如く増幅回路8の出力に も略同様にノイズが含まれたものとなる。なお、図3における縦方向はレベルを 示しているが、その尺度は (A)〜 (C)図と (D),(E)図とでは必ずしも一致しては いない。
【0006】 また、静電気破壊を防ぐためのシールドとして、図1(B) に示すように、マイ クユニット1の側方乃至前方に、前方中央部のみに小さな開口を持つマイクキャ ップ5を取付けて構成した従来装置もある。この場合、マイク側方からのノイズ 音aは、ムービー筺体4を透過して空中を伝搬し、被写体音b同様マイクキャッ プ5の開口部に入るので、両音a,b共に周波数fo で特性が持ち上る。即ち、 マイクキャップ5の影響により、マイクの音響特性が平坦ではなくなり、特定の 周波数が増強されたものとなってしまう。
【0007】 更にまた、ムービー内の前記諸機構からの振動音の対策のために、図1(C) に 示すように、2つのマイクユニット1a,1bを対向させてホルダ12に収めて 構成した従来マイクM3 もあるが、この場合にも、ホルダ12と両マイクユニッ ト1a,1bとの間にできた空間12cによって音響特性にピークが生じ、平坦で はなくなってしまう。
【0008】 そこで、増幅回路8側でこの特定周波数部分の増幅度を下げたりディップ(谷 )を持たせる等して、増幅回路8を相補的な特性にすることにより、トータルと して略平坦な特性にしているが、特定周波数部分のノイズ成分もマイク1により 増強されるので、録音装置としてはノイズ低減効果は無く、ノイズの周波数成分 は入出力両側で不変であり、減衰なく記録されるので、再生時にS/N(信号対 ノイズ比)の悪い耳障りな音が生じてしまう。
【0009】
本考案の録音装置は、略平坦な周波数特性を有するマイクユニットと、このマ イクユニットを比較的に大きく囲むよう形成され,録音すべき音源方向に対して 特定の周波数帯域を増強する音響特性を有する共振用マイク筺体とを具備した内 蔵マイクロホンと、この内蔵マイクロホンの周波数特性に対して相補的な周波数 特性を持たせるべくフィルタ等を付加して構成した増幅回路とを、少なくとも備 えて構成することにより、上記課題を解消したものである。
【0010】
本考案の録音装置の一実施例について、図面を参照し乍ら説明する。本考案装 置の第1の特徴は、マイクMを図4(A) に示すように構成しており、第2の特徴 として増幅回路9を図4(B) の如く構成している。図5はかかる本考案装置の音 響特性説明用の周波数特性図である。なお、図4(A),及び(B) において、夫々図 1(A),(B) 及び図2と同一構成個所には同一番号を付して、その詳細な説明を省 略する。
【0011】 図4(A) に示すように、本考案装置のマイクMは、マイクユニット1を比較的 に大きく囲むよう形成された共振用マイク筺体6を用い、これをムービー筺体4 の凹部(7)に半分以上埋設して構成されている。この共振用マイク筺体(以下単 に「マイク筺体」とも記述する)6には、その前方(ムービー本体のカメラレン ズの光軸方向)に例えば円形の開口6cが穿設されており、後述の如く、被写体 からの音bに対して、図5(A) に示すように、選択的に周波数fo 付近の帯域を 持上げる働きを有する。
【0012】 この周波数fo は、主にマイク筺体6のうち吊りゴム2より前方(開口6c側 )の容積と、開口6cの面積とにより定まる周波数で、約10kHz 程度である。吊 りゴム2を膜状にしているのは、マイクユニット1の後壁面からの反射の影響に よる周波数特性のディップが生じ難くなるようにするためである。
【0013】 このようなマイクMの構成において、ノイズ音aはムービー筺体4及びマイク 筺体6を透過してから空気中(主に筺体6内)を伝搬し、マイクユニット1の振 動面1dに到達する。一方、被写体音bは空気中を伝搬して来て、マイク筺体6 の開口6cを介してマイクユニット1の振動面1dに到達する。その被写体音b の一部はこの振動面1dで反射し、更に開口6c側の筺体6内壁面6dでも反射 するので、内壁面6d,振動面1d間距離の2倍に略等しい波長(1/fo)の音が 共鳴現象を起こして、周波数特性が持上げられる。反面、ムービー本体からのノ イズ音aに対しては、持上げ特性は殆ど無い{図5(D) 参照}。
【0014】 かかる周波数特性を有するマイクMに対して増幅回路9の特性は、装置全体の 周波数特性を図5(C) のように平坦にすべく、図5(B) に示すように、マイク筺 体6の特性と相補的な特性(逆特性)になるよう構成されている。具体的には、 例えば図4(B) に示したように、増幅率設定用の抵抗R1 にコンデンサC1 を並 列接続すると共に、演算増幅器Aの出力段に抵抗R2,コンデンサC2 より成るフ ィルタ(低域濾波器)11を接続して構成されている。
【0015】 以上の構成により、マイクMで周波数特性を持上げられた被写体音bは増幅回 路9で減衰されて平坦な周波数特性となり、ノイズ音aは図5(E) に示すように 減衰されるので、S/Nが改善された忠実な被写体音を、磁気テープ等の記録媒 体に記録できるようになる。
【0016】 ところで、一般的なムービーには、外部マイク挿入用の端子(ジャック)が設 けられているものが多い。そして外部マイクは一般に比較的長いコードを有する ものが多く、マイクをムービー本体から充分離して設置できるので、ノイズ音a が混入する虞れはない。その反面、外部マイクは図3(A) に示したような平坦な 特性を有しているので、上記のような周波数特性の増幅回路(マイクアンプ)9 で増幅したのでは、特定の周波数帯域が図5(B) 示の如く低下してしまう。そこ で、外部マイクを接続した時には、そのプラグの差込みによって、図2示の増幅 回路8と同様、平坦な特性に自動的に切換わることが望ましい。
【0017】 図6はかかる機能を有する増幅回路の一構成例(本考案装置の変形例)を示す 回路図であり、この図において図4(B) と同一構成個所には同一番号を付して、 その詳細な説明を省略する。図6中、Q1,Q2 はNチャンネルFET(電界効果 トランジスタ)、Swは切換えスイッチ、Pはマイクプラグ(の先端)である。な お、抵抗R3,R4 の抵抗値は、夫々R1,R2 に比べて充分高い値のものを使用し ている。抵抗R3,R4 はFETのスイッチング動作上必要なものである。
【0018】 プラグPの非差込み時には、図示の如く切換えスイッチSwは接点p1 が接続, p2 が開放となっているので、内蔵マイクMからの電気信号が演算増幅器Aに供 給される。一方、FETQ1,Q2 のゲートは、抵抗R7 及び夫々抵抗R5,R6 を 介して電源+B(Vcc)に接続されているので、FETQ1,Q2 共に導通となる。 従って、抵抗R3,R4 は無視されて、増幅回路10は前記増幅回路9と同様な構 成及び特性となる。
【0019】 次に、外部マイクのプラグPが矢印α方向に差込まれると、その先端の傾斜面 が切換えスイッチSwの接片Kを矢印β方向に押すために、接点p1 は切離する。 更に、接片Kは絶縁体Jを矢印β方向に押すので、接点p2 は接続される。これ により、外部マイクからの電気信号が演算増幅器Aに供給される。一方、FET Q1,Q2 のゲートはスイッチSw及び夫々抵抗R5,R6 を介して接地されるので、 FETQ1,Q2 共に非導通となる。従って、FETQ1,Q2 のソース,ドレイン 間は抵抗R3,R4 の抵抗値によって定まる高い抵抗値となり、その結果、夫々抵 抗R3,R4 に直列接続されているコンデンサC1,C2 の影響は殆ど無視できるよ うになって、前記増幅回路8とほぼ同様に平坦な特性となるわけである。
【0020】 なお、切換えスイッチSwの構成は、前記機械式のものに限らず、マイクプラグ Pの抜き差し動作を感知,検出して、例えば電子的に切換え動作をするような構 成のものにしても良い。
【0021】
本考案の録音装置は以上のように構成したので、従来例における前記欠点を解 消し、ビデオムービー等の機器本体で生じるノイズ音を低減し乍ら、被写体から の音を良好に録音できるという実用的な特長を有する。
【図1】従来の録音装置に用いられるマイクロホンの簡
略断面図である。
略断面図である。
【図2】従来の録音装置の主要部を示す回路図である。
【図3】従来装置の音響特性説明用の周波数特性図であ
る。
る。
【図4】本考案装置の主要部であるマイクロホンの断面
図及び増幅回路の構成図である。
図及び増幅回路の構成図である。
【図5】本考案装置の音響特性説明用の周波数特性図で
ある。
ある。
【図6】本考案装置の主要部である増幅回路の他の構成
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
1 マイクユニット 2 吊りゴム 3 リード線 4 ムービー筺体 6 共振用マイク筺体 8〜10 増幅回路 11 フィルタ A 演算増幅器 M 内蔵マイクロホン P マイクプラグ Sw 切換えスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】略平坦な周波数特性を有するマイクユニッ
トと、該マイクユニットを比較的に大きく囲むよう形成
され,録音すべき音源方向に対して特定の周波数帯域を
増強する音響特性を有する共振用マイク筺体とを具備
し、機器本体の所定個所に設けられた内蔵マイクロホン
と、 該内蔵マイクロホンの周波数特性に対して相補的な周波
数特性を持たせるべくフィルタ等を付加して構成した増
幅回路とを、少なくとも備えたことを特徴とする録音装
置。 - 【請求項2】増幅回路を、内蔵マイクロホンとは相補的
な周波数特性及び略平坦な周波数特性の2通りの周波数
特性を持合せるよう構成し、 外部マイクロホンを機器本体に接続した際に、内蔵マイ
クロホンから該外部マイクロホンに接続を切換えると共
に、上記増幅回路を略平坦な周波数特性に切換える切換
えスイッチを更に備えて構成した、請求項1記載の録音
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3843892U JP2559541Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 録音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3843892U JP2559541Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 録音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593193U true JPH0593193U (ja) | 1993-12-17 |
| JP2559541Y2 JP2559541Y2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=12525312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3843892U Expired - Lifetime JP2559541Y2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 録音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2559541Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008042285A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Onkyo Corp | オーディオ装置のゲイン切換方法及びその装置 |
| JP2010515335A (ja) * | 2006-12-29 | 2010-05-06 | タンドベルク・テレコム・エイ・エス | 音源追跡マイクロフォン |
| JP2010539788A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | エイチ・ピー・ブイ・テクノロジーズ・インコーポレーテツド | フルレンジ平面磁気マイクロホンおよびそのアレイ |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP3843892U patent/JP2559541Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008042285A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Onkyo Corp | オーディオ装置のゲイン切換方法及びその装置 |
| JP2010515335A (ja) * | 2006-12-29 | 2010-05-06 | タンドベルク・テレコム・エイ・エス | 音源追跡マイクロフォン |
| JP2010539788A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | エイチ・ピー・ブイ・テクノロジーズ・インコーポレーテツド | フルレンジ平面磁気マイクロホンおよびそのアレイ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2559541Y2 (ja) | 1998-01-19 |
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