JPH0593655U - 噴流はんだ槽 - Google Patents
噴流はんだ槽Info
- Publication number
- JPH0593655U JPH0593655U JP4052992U JP4052992U JPH0593655U JP H0593655 U JPH0593655 U JP H0593655U JP 4052992 U JP4052992 U JP 4052992U JP 4052992 U JP4052992 U JP 4052992U JP H0593655 U JPH0593655 U JP H0593655U
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- solder
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- molten solder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノズルから噴流後の溶融はんだと、ここで発
生した酸化物を樋で受けて樋に接続されたダクトから貯
溜槽に送ってノズル周辺に酸化物を堆積させないように
し、しかも樋の中にはんだの酸化物が堆積しないように
する。 【構成】 ノズル3の側部には略中央に開口16が形成
された樋15を設置し、該開口が低くなるように開口の
両側に傾斜(α)を付し、しかも開口には端部の流出口
17が貯溜槽11まで延長した排出ダクト18を接続し
てある。
生した酸化物を樋で受けて樋に接続されたダクトから貯
溜槽に送ってノズル周辺に酸化物を堆積させないように
し、しかも樋の中にはんだの酸化物が堆積しないように
する。 【構成】 ノズル3の側部には略中央に開口16が形成
された樋15を設置し、該開口が低くなるように開口の
両側に傾斜(α)を付し、しかも開口には端部の流出口
17が貯溜槽11まで延長した排出ダクト18を接続し
てある。
Description
【0001】
本考案は、自動はんだ付け装置に組み込んでプリント基板のはんだ付けを行う 噴流はんだ槽に関する。
【0002】
噴流はんだ槽は、はんだ槽内にノズルと噴流ポンプが設置されており、噴流ポ ンプで送られた溶融はんだがノズルから上方に噴流し、この噴流した溶融はんだ にプリント基板を接触させて所定箇所にはんだ付けを行うものである。
【0003】 このはんだ槽内で溶融しているはんだは200℃以上の高温となっており、し かもそれを噴流させた後、落差のある槽内に落下させるため、落下する溶融はん だと、槽内の溶融はんだとがかき混ざるようになる。このとき溶融はんだは空気 との接触も多くなることから、この溶融はんだの落下部で溶融はんだが激しく酸 化して酸化物を生成する。
【0004】 このようにして一旦酸化してしまったはんだは、はんだとしての機能がなくな るため廃棄せざるを得ず、経済的には大変な損失となる。また酸化物は、ノズル の近辺、即ちノズルとはんだ槽、およびノズルが一次噴流ノズルと二次噴流ノズ ルとある場合は、それぞれのノズルの間に溜ってしまう。それがあまり多く堆積 するとはんだ槽の低い壁面から槽外にこぼれ落ちたり、はんだ槽内の溶融はんだ に接触してくるプリント基板に付着してプリント基板のはんだ付けを阻害したり 、さらにははんだ付け不良を起こさせる原因となるものであった。
【0005】 そのため従来のはんだ槽では、作業者が常にはんだ槽の近くに待機していて酸 化物が少しでも溜ると網やヘラでこれを取り除く作業を行っていたものである。
【0006】 この酸化物除去作業は、稼働中の自動はんだ付け装置に次から次へと休みなく 搬送されてくるプリント基板の合間をぬって急いで行わなければならないため、 作業を急ぐ作業者がプリント基板に触って高価なプリント基板を溶融はんだ中に 落として焼け焦げさせてしまったり、溶融はんだを跳ねとばして火傷をする等の 問題があった。
【0007】 そこで本考案出願人は、ノズル近傍に溜る酸化物を除去しやすい所に集めて, はんだ付け作業に支障なく酸化物を除去できる噴流はんだ槽を発明し、特願平3 −8336号として提案した。
【0008】 この噴流はんだ槽の構造は、噴流ノズルの側部に樋を設け、該樋の一旦をダク トに接続し、ダクトの流出口を貯溜槽まで延長したものである。このはんだ槽は 、ノズルから噴流した溶融はんだと酸化物がノズルのフォーマーに沿って樋に落 下し、樋からダクトを通ってダクトの流出口で酸化物が浮かび上がって貯溜槽に 溜るようになっている。
【0009】
ところで、この噴流はんだ槽では、一次噴流ノズルや二次噴流ノズルの進入側 (プリント基板の進行方向手前)に設置した樋では酸化物が溶融はんだとともに 完全に流出していくが、二次噴流ノズルの退出側に設置した樋では酸化物が堆積 してしまうことがあった。 本考案は、二次噴流ノズルの退出側であっても酸化物が堆積せず、完全に貯溜 槽まで流出するという噴流はんだ槽を提供することにある。
【0010】
本考案者は、この酸化物を一箇所に集める噴流はんだ槽において、退出側の樋 に酸化物が堆積する原因を追及した結果、比重の軽い酸化物は溶融はんだの上で 浮遊しながら溶融はんだとともに流動していくものであるが、退出側フォーマー へは噴流後の溶融はんだの流出量が少ないため、酸化物は溶融はんだに流されず に樋の途中で底面や壁面に付着し、この付着した酸化物の上に後から運ばれてき た酸化物が堆積してしまうことが分かった。
【0011】 そこで本考案者は、樋の端部からダクトまでの距離を短くし、しかも溶融はん だの流れに勢いを付ければ、酸化物は樋に付着することなくダクトに運ばれるこ とに着目して本考案を完成させた。
【0012】 本考案は、噴流ノズルの側部に噴流後の溶融はんだを受ける樋が設置されてい るとともに、樋の略中央には開口が形成されていて、該開口の両側の部分は開口 に向かって低くなる傾斜が付されており、また開口には排出ダクトが接続されて いて、しかも該ダクトは末端の流出口が貯溜槽まで延長されていることを特徴と する噴流はんだ槽である。
【0013】
以下図面に基づいて本考案を説明する。 図1は本考案の噴流はんだ槽の要部斜視図、図2は本考案の噴流はんだ槽の平 面図、図3は図2のX−X線断面図である。
【0014】 本考案の噴流はんだ槽の本体1の中には、一次噴流ノズル2と二次噴流ノズル 3が設置されている。これらの噴流ノズルの下部は一端に噴流ポンプ4を設置し た噴流ダクト5と接続しており、該噴流ポンプは噴流ポンプ軸6がはんだ槽本体 1の外部に取り付けられた図示しないモーターと連動している。
【0015】 一次噴流ノズル2は噴流口が狭く、内部に荒波装置が設置されていて、荒れた 波がプリント基板の電子部品間に侵入して未はんだを無くすようになっている。
【0016】 二次噴流ノズル3は、噴流口が広く、噴流する溶融はんだは静かに流れるよう になっており、一次噴流ノズルのはんだ付けで発生したツララやブリッジ等を修 正するものである。二次噴流ノズルのプリント基板の進入する方向(矢印A)に ある進入側フォーマー7は湾曲しており、その反対側にある退出側フォーマー8 は幅広の平面となっている。
【0017】 一次噴流ノズル2の両側下方には、一次噴流ノズルから噴流された後の溶融は んだを受ける樋9、9が設置されている。樋9は端部の流出口10が貯溜槽11 まで延長された排出ダクト12と接続されていて、噴流後の溶融はんだと噴流時 に酸化した酸化物が樋9から排出ダクト12を通って貯溜槽11に運ばれる。従 って、一次噴流ノズル2で発生した酸化物はノズル近辺に漂うことなく貯溜槽に 溜る。
【0018】 ここで貯溜槽とは、はんだ槽上部をノズル側と噴流ポンプ側に仕切り板13で 仕切ってできた噴流ポンプ側である。しかるに貯溜槽は噴流ポンプ側に限らず、 はんだ槽上部を仕切り板で仕切ってできたどの部分でもよい。
【0019】 二次噴流ノズル3の進入側フォーマー7の下方に樋14が設置され、退出側フ ォーマー8の下方にも樋15が設置されている。進入側フォーマーの下方に設置 された樋(以下、進入側樋という)14は、前述一次噴流ノズルに設置された樋 9と同一の構造となっている。
【0020】 退出側フォーマーの下方に設置された樋(以下、退出側樋という)15は、略 中央に開口16が形成されており、該開口の両側の部分は開口が低くなるような 傾斜(α)が付されている。開口16は端部の流出口17が貯溜槽11まで延長 された排出ダクト18と接続されている。
【0021】 排出ダクト18の流出口17には排出ポンプ19を設置することもできる。排 出ポンプは排出ダクト内の溶融はんだを強制的に吸い込んで貯溜槽に排出するも のであり、退出側樋の溶融はんだにさらに勢いを付けることができるものである 。
【0022】 次に上記構造を有する本考案の噴流はんだ槽における酸化物の流動状態につい て説明する。
【0023】 図示しないモーターで一次噴流ノズル2と二次噴流ノズル3のポンプ4、4を 回動させて、それぞれのノズルから溶融はんだを噴流させる。一次噴流ノズルか ら噴流した溶融はんだは一次噴流ノズルの両側に大量に流れるため、この流れに は勢いがあり、溶融はんだとここで発生した酸化物は一次噴流ノズルの両側に設 置された樋9、9から排出ダクト12、12を通って貯溜槽11に送られ、酸化 物は貯溜槽11で浮き上がる。
【0024】 また、二次噴流ノズルから噴流した溶融はんだと、ここで発生した酸化物は進 入側フォーマー7の方には大量に流れるため、この下方に設置された進入側樋1 4から排出ダクト12を通って貯溜槽11に勢いよく送られ、酸化物は貯溜槽で 浮き上がる。
【0025】 一方、二次噴流ノズル3の退出側フォーマー8の方には進入側フォーマー7の ように溶融はんだは大量に流れない。しかしながら、退出側樋15は略中央に開 口16が形成されているため、少ない溶融はんだでも直ぐに開口に流入すること ができる。しかも開口16の両側の部分には開口が低くなるような傾斜が付され ているため、樋を流れる溶融はんだに勢いが付くようになる。
【0026】 退出側樋15を流れる溶融はんだに勢いが付くと、酸化物もこの溶融はんだと ともに流されてしまい、樋に付着することがない。そして溶融はんだと酸化部は 、排出ダクト18を通って流出口17から貯溜槽11に入り、ここで酸化物は浮 き上がる。
【0027】 貯溜槽11で浮き上がった酸化物は、はんだ槽上に仕切り板13があるため、 ノズル側の方へは流れていかず、ここに留まる。酸化物が貯溜槽に溜ったならば 、適宜時、網で梳くい取ったり、ヘラで掻き取る。また、貯溜槽に溜った酸化物 は、貯溜槽に耐熱オイルを溢れるように流して溢流した耐熱オイルとともに、は んだ槽の外方に排出するようにしてもよい。
【0028】 なお、実施例では一次噴流ノズルと二次噴流ノズルを設置した噴流はんだ槽で 示したが、本考案は広いノズルから溶融はんだを四方に溢れさせる溢流式の噴流 はんだ槽にも適用できるものである。
【0029】
本考案の噴流はんだ槽は、ノズルから噴流後の溶融はんだの量が少なくても樋 を流れる溶融はんだに勢いを付けて酸化物を流しさり、しかも樋の距離が短いこ とから溶融はんだは直ぐに樋からダクトに流入して酸化物を樋に堆積させること がないという優れた効果を奏するものである。
【図1】本考案の噴流はんだ槽の要部斜視図である。
【図2】本考案の噴流はんだ槽の平面図である.
【図3】図2のX−X線断面図である。
3 二次噴流ノズル 7 進入側フォーマー 8 退出側フォーマー 11 貯溜槽 13 仕切り板 14 進入側樋 15 退出側樋 16 開口 17 流出口 18 排出ダクト
Claims (1)
- 【請求項1】 噴流ノズルの側部に噴流後の溶融はんだ
を受ける樋が設置されているとともに、樋の略中央には
開口が形成されていて、該開口の両側の部分は開口に向
かって低くなる傾斜が付されており、また開口には排出
ダクトが接続されていて、しかも該ダクトは末端の流出
口が貯溜槽まで延長されていることを特徴とする噴流は
んだ槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4052992U JPH0593655U (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 噴流はんだ槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4052992U JPH0593655U (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 噴流はんだ槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593655U true JPH0593655U (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=12583003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4052992U Pending JPH0593655U (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 噴流はんだ槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0593655U (ja) |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP4052992U patent/JPH0593655U/ja active Pending
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