JPH0593692U - トランスファプレスの制御装置 - Google Patents

トランスファプレスの制御装置

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JPH0593692U
JPH0593692U JP3634092U JP3634092U JPH0593692U JP H0593692 U JPH0593692 U JP H0593692U JP 3634092 U JP3634092 U JP 3634092U JP 3634092 U JP3634092 U JP 3634092U JP H0593692 U JPH0593692 U JP H0593692U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のトランスファプレスにおけるラムの停
止位置に対して、トランスファ側の停止位置がワークを
挟持したまま停止するので、金型のメンテナンスが困難
であり、これを解決してラムを上死点で停止しても、ト
ランスファ側は原点に復帰させることを目的とする。 【構成】 ラム7の上下動に同期する運転プログラム
と、別に復帰運転プログラムをトランスファ装置25の
位置制御装置27に設け、一方、プレス制御装置33で
ラムの上下動を制御すると共に、前記位置制御装置25
の2つのプログラムの切換えをプレス制御装置33で行
なわせることにより、ラム7を上死点で停止させて復帰
運転プログラムによって、トランスファ装置25を常に
原点で停止させるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トランスファプレスにおけるトランスファの起動停止位置を設定す るトランスファプレスの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トランスファ送り装置を有するプレスは、プレスのラムを駆動するクラ ンク軸の回転を駆動源として、プレスベッド面のボルスターの左右両側に設けた 駆動ユニットの少くとも一方に、前記駆動力を導入して素材、半製品、製品(以 下、単にワークと言う)を移送していた。
【0003】 このため、ワークを次工程へ移動する方向(X軸方向と称す)の動きと、前記 ラムに設けられた上型とボルスター上の下型との間で互に接近または離反し、ワ ークを把持したり解放する方向(Y軸方向と称す)の動きとは、プレスのラムを 駆動するクランク軸の回転角度(ラムの移動)と正確に同調していなければなら ず、トランスファの起動停止位置は、前記ラムがクランク軸の上死点位置で停止 するものにあっては、フィード中点、クランプエンドもしくはリフトエンドに停 止されていた。また、前記ラムがクランク軸の角度で30°〜60°の範囲で停 止されるものにあっては、フィードエンド、クランプエンドもしくはリフトエン ドが停止位置になっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したトランスファの起動停止位置では、前者および後者の場合をも、トラ ンスファはワークをクランプした状態で停止するため、金型のメンテナンス等が 非常に困難であると言う問題があり、後者の場合については前者に比してラムが 下降しているため作業が困難であり、特に、加工されたワークが金型内に残るの で、別に操作して取出さなければならないという問題があった。
【0005】 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、プ レスを上死点である定点に停止し、トランスファを自動的にリターンエンド、ア ンクランプエンド、ダウンエンドの位置に移動させ、作業性の向上を達成するた めのトランスファプレスの制御装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のトランスファプレスの制御装置は、上下動 自在なラムと連動連結したフィード、クランプ、リフト運動を行なうトランスフ ァを備えてなるトランスファプレスであって、前記ラムを制御するプレス制御装 置と、前記トランスファのフィード、クランプ、リフト運動を制御する位置制御 装置と、この位置制御装置に、前記プレス制御装置からの指令により、前記ラム と同期してトランスファを運転せしめる同期運転プログラムと、前記プレス制御 装置からの指令により、前記ラムを上死点に、前記フィードをリターンエンド、 クランプをアンクランプおよびリフトをダウンエンドとした原点位置に復帰せし める復帰プログラムとを備えてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記した構成によるトランスファプレスの制御装置は、ラムが上死点より下降 し、位置制御装置が作動されると、前記ラムが上下動される。しかも、このラム の上下動に同期して、同期運転プログラムが作動してトランスファのフィード, クランプおよびリフトが所望の運動を行なって所望のプレス加工が行なわれる。 そして、位置制御装置の指令でプレスの運転が停止されると、後期プログラムが 作動して、フィードがリターンエンド,クランプがアンクランプエンドおよびリ フトがダウンエンドにて停止される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面によって詳細に説明する。
【0009】 図2ないし図4において、トランスファプレス1は側面からみて略々C型のフ レーム3と、このフレーム3の下方に設けられたベッド上には、下型(図示せず )を装着自在に取り付けるためのボルスタ5と、前記フレーム3の上方にあって 上型(図示せず)を装着自在に取り付けるためのラム7とを備えている。
【0010】 前記ボルスタ5の左側には第1の作動装置9が設けてあり、右側には第2の作 動装置11が設けてある。前記第1の作動装置9と第2の作動装置11との間に は、前記ボルスタ5の上面と平行にフィードバー13Aと13Bとが、互に平行 に架設されており、その端部はいずれも第1の作動装置9と第2の作動装置11 とによって支承されている。
【0011】 前記フィードバー13Aと13Bとの内方側には、互に1対1で対応するクラ ンプ爪15が複数個設けてあって、互に対応する先端にはワークWを挟持するV 字状の爪部17がそれぞれ設けてある。前記第1の作動装置9もしくは第2の作 動装置11のいずれかの側に、本実施例では第1の作動装置9に装着された、ク ランプ用モータ19,フィード用モータ21及びリフト用モータ23によって作 動されトランスファ装置25が形成してある。なお、前記の各モータ19,21 ,23を装着していない側の作動装置には、伝動軸と歯車(いずれも図示せず) が連動連結されており、第1の作動装置9と第2の作動装置11とは、いずれも 同期作動されるように形成されている。
【0012】 前記クランプ用モータ19は、図5に示すように前記クランプ爪13を互に接 近させるクランプ運動m1、またはクランプ爪13を互に離反させるアンクラン プ運動m3を行なわせ、フィード用モータ21はクランプ状態でクランプ爪13 を水平方向に移動するフィード運動m2、もしくはクランプ爪13をスタート位 置へ移動させるリターン運動m4を行なわせる。また、リフト用モータ23はク ランプ爪13を上昇させるリフト運動m5、もしくはクランプ爪13を下降する ダウン運動m6を行なわせるようになっている。
【0013】 上述したトランスファ装置25の作動は、図1に示すように位置制御装置27 の信号によって行われる。この位置制御装置27は前記ラム7を上下動させる偏 心軸29の近傍に設けた角度検出器31に接続されており、この角度検出器31 の偏心軸位置検出信号により、偏心軸29の回転に同期をとって作動されるよう になっている。また、この位置制御装置27には予め設定された同期運転プログ ラムEMPと、角度検出器31に関係なくプレスの駆動停止後にトランスファ装 置27を復帰させるための復帰運転プログラムRMPとが設けてあって、これら 2つのプログラムの切換えは別に設けたプレス制御装置33によって設定される 。
【0014】 前記プレス制御装置33は、トランスファプレス1の起動・停止の押釦スイッ チ35及び37と、前記偏心軸29の駆動軸に設けられた停止有効範囲を設定す るロータリカム39と、このロータリカム39に付随するリミットスイッチ41 からの信号を入力し、前記位置制御装置27との間で制御信号を相互に連絡し合 うように構成されている。
【0015】 上記した構成によるトランスファプレス1は、図6および図7に示すように、 プレス制御装置33のプレス起動用押釦スイッチ35をオンにすると、プレス制 御装置33より発せられたプレス起動指令は位置制御装置27を作動させ、同期 運転プログラムEMPを準備させる。この準備に対し角度検出器31が偏心軸2 9の225°の角度位置を検出すると、Z相入力が位置制御装置27に入り同期 運転がスタートされる。
【0016】 この同期運転スタートにより、先ずクランプ爪15がアンクランプ位置よりク ランプエンドに達し、ワークWをクランプ爪15の爪部17で挟持する。この挟 持が完了するとリフト用モータ23により、クランプ爪15をワークWをクラン プした状態でリフトエンド位置までリフトされる。このリフトがリフトエンドに 達するとフィード用モータ21によって、クランプ爪15は隣接ポジションに移 動され、前記クランプ爪15はリフトエンドからダウンエンドされワークWを次 の下型上に置く、次にクランプエンド状態にあったワークWはアンクランプ状態 となり、クランプ爪15がリターンエンドの状態に戻る間に、プレスのラム7は 下死点に達し所定のプレスを行なう。
【0017】 以下、前記ラム7の上死点への移動中にアンクランプからクランプエンドの状 態となって、ワークWはクランプ爪15で挟持されリフト作動とフィード作動が 上述したように繰返される。この作動は全て同期運転プログラムEMPにより作 動されるため正確に進行される。
【0018】 上記作動によりプレス加工が行なわれ、プレスの作動停止がプレス停止用押釦 スイッチ37により指示されると、プレス制御装置33はリミットスイッチ41 によってロータリカム39の一方が15°位置を過ぎて270°位置の範囲に偏 心軸29のあることを確認して信号を発すると共に、ラムを上死点近傍に停止さ せる。
【0019】 一方、プレス制御装置33から位置制御装置27に入力された信号により、角 度検出器31は偏心軸29の315°位置を検出して復帰運転プログラムRMP によりクランプ用モータ19、フィード用モータ21及びリフト用モータ23を それぞれ制御する。
【0020】 この315°におけるトランスファ装置25の状態は、クランプ爪15がクラ ンプエンドであってワークWを挟持した状態でリフトエンドされており、フィー ドがリターンエンドの位置にあるため、エンコーダのパルスに関係なく前記フィ ード用モータ21を作動させフィードをフィードエンドに移動させ、隣接金型上 にワークWを移してリフトをダウンエンドさせ、クランプをアンクランプとして フィードをリターンエンドに移動した位置、すなわち、トランスファ装置25を 原点位置に復帰させて停止させる。
【0021】 以上、説明したように、本実施例のトランスファプレス1は、トランスファ装 置25を作動させるクランプ用モータ19、フィード用モータ21及びリフト用 モータ23を、位置制御装置27の同期運転プログラムEMPと復帰運転プログ ラムRMPとに分けて制御し、プレス制御装置33でタイミングをコントロール することにより、プレスを定点(上死点)で停止せしめ、トランスファ装置25 を原点(リターンエンド、アンクランプエンド、ダウンエンド)で運転を終了さ せるようにしたので、金型のメンテナンスが向上し、作業性が良くなると共に、 必ずワークを搬出して終了されるので生産数が一致し、クランプ爪のメンテナン スの向上を図れる多くの利点を有する。
【0022】 なお、プレス角度タイミングはプレスの毎分ストローク数により設定を変える ことも可能であり、クランプ用モータ、リフト用モータ及びフィード用モータ等 の数は変更することも可能である。また、本考案は上述した実施例に限定される ものではなく、適宜の変更を行なうことによって、その他の態様でも実施し得る ものである。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、実用新案登録請求の範囲に記載された とおりの構成であるから、プレスのラムを上死点である定点に停止せしめ、トラ ンスファ装置を常にリターンエンド、アンクランプエンド、ダウンエンドの原点 に復帰させるので、トランスファプレスの作業性や生産性を向上させると共に、 金型の交換やクランプ爪のメンテナンスの向上が図れる利点を有するものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例で、トランスファプレスの制
御装置のブロック図である。
【図2】図1のトランスファプレスの制御装置を装着し
たトランスファプレスの正面図である。
【図3】図2のトランスファプレスの側面図である。
【図4】図2のトランスファプレスに組込まれたフィー
ドバーとクランプ爪の平面図である。
【図5】図4のクランプ爪の動きを説明するための動作
説明図である。
【図6】図1ないし図3に示したトランスファマシンの
フローチャート図である。
【図7】図6のフローチャートによるシーケンス制御図
である。
【符号の説明】
1 トランスファプレス 7 ラム 19 クランプ用モータ 21 フィード用モータ 23 リフト用モータ 25 トランスファ装置 27 位置制御装置 29 偏心軸 31 角度検出器 33 プレス制御装置 39 ロータリカム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在なラムと連動連結したフィー
    ド、クランプ、リフト運動を行なうトランスファを備え
    てなるトランスファプレスであって、前記ラムを制御す
    るプレス制御装置と、前記トランスファのフィード、ク
    ランプ、リフト運動を制御する位置制御装置と、この位
    置制御装置に、前記プレス制御装置からの指令により、
    前記ラムと同期してトランスファを運転せしめる同期運
    転プログラムと、前記プレス制御装置からの指令によ
    り、前記ラムを上死点に、前記フィードをリターンエン
    ド、クランプをアンクランプおよびリフトをダウンエン
    ドとした原点位置に復帰せしめる復帰プログラムと、を
    備えてなることを特徴とするトランスファプレスの制御
    装置。
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