JPH0593935A - 偏波状態制御方法 - Google Patents
偏波状態制御方法Info
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- JPH0593935A JPH0593935A JP25395291A JP25395291A JPH0593935A JP H0593935 A JPH0593935 A JP H0593935A JP 25395291 A JP25395291 A JP 25395291A JP 25395291 A JP25395291 A JP 25395291A JP H0593935 A JPH0593935 A JP H0593935A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏波状態が変動する受信信号光を所定方向の
直線偏波に安定させることができる偏波状態制御方法を
提供すること。 【構成】 2つの直交した偏波状態をもつ受信信号光P
を1/4波長板1及び1/2波長板2に通過させ、該信
号光の2つの直交偏波軸(X−Y)成分を夫々ヘテロダ
イン検波して2つの中間周波数帯信号を検出し、X成分
と位相をπ/2遅らせたY成分との積に、復調信号Aを
乗算した信号Bで1/4波長板1を制御すると共に、X
成分とY成分の和と差の積に、復調信号Aを乗算した信
号Cで1/2波長板2を制御しているので、受信信号光
Pを所定方向の直線偏波に安定させることができ、偏波
多重光波通信において伝送路中で生じる偏波変動を補償
して、偏波変動による特性の劣化を低減できる。
直線偏波に安定させることができる偏波状態制御方法を
提供すること。 【構成】 2つの直交した偏波状態をもつ受信信号光P
を1/4波長板1及び1/2波長板2に通過させ、該信
号光の2つの直交偏波軸(X−Y)成分を夫々ヘテロダ
イン検波して2つの中間周波数帯信号を検出し、X成分
と位相をπ/2遅らせたY成分との積に、復調信号Aを
乗算した信号Bで1/4波長板1を制御すると共に、X
成分とY成分の和と差の積に、復調信号Aを乗算した信
号Cで1/2波長板2を制御しているので、受信信号光
Pを所定方向の直線偏波に安定させることができ、偏波
多重光波通信において伝送路中で生じる偏波変動を補償
して、偏波変動による特性の劣化を低減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏波多重光波通信にお
ける受信側での偏波状態制御方法に関するものである。
ける受信側での偏波状態制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光波通信の分野では、位相雑音による感
度劣化の低減を目的とし、光の偏波状態を用いてデータ
を伝送する通信方式の研究が盛んに行なわれており、最
近では2つの直交偏波を夫々変調するようにした通信方
法(信学技報,Vol.91,No.63,OCS91−1
0,pp.7〜12)も提案されている。この通信方法
は位相雑音に原理的に不感応であり、信号帯域を従来の
半分にできるという利点を有している。しかし、受信さ
れる信号光の偏波状態を完全な円偏波として仮定してお
り、偏波制御回路を持たないことから、伝送路中での偏
波変動が考えられる光ファイバ通信等では該偏波変動の
影響により受信感度が著しく劣化すると考えられる。
度劣化の低減を目的とし、光の偏波状態を用いてデータ
を伝送する通信方式の研究が盛んに行なわれており、最
近では2つの直交偏波を夫々変調するようにした通信方
法(信学技報,Vol.91,No.63,OCS91−1
0,pp.7〜12)も提案されている。この通信方法
は位相雑音に原理的に不感応であり、信号帯域を従来の
半分にできるという利点を有している。しかし、受信さ
れる信号光の偏波状態を完全な円偏波として仮定してお
り、偏波制御回路を持たないことから、伝送路中での偏
波変動が考えられる光ファイバ通信等では該偏波変動の
影響により受信感度が著しく劣化すると考えられる。
【0003】一方、受信側での偏波状態制御方法に関す
る報告もいくつかあり、その一例(信学論,Vol.J68
−C,No.2,pp.77〜86)を図12に示す。
る報告もいくつかあり、その一例(信学論,Vol.J68
−C,No.2,pp.77〜86)を図12に示す。
【0004】この制御系では、まず受信信号光Pを45
°傾いた2つの移相器(電気光学位相変調器)121,
122に通過させ、該信号光をハーフミラー123で分
岐し、分岐した信号光を45°傾いたロッションプリズ
ム124に通す。そして、この信号光から2つの光検出
器125,126でX軸から±45°傾いた成分の電力
S1 ,S2 (図13参照)を検出し、差動増幅器127
で差をとって誤差信号(S1 −S2 )を得て、この誤差
信号で移相器121の電圧を制御する。また、ハーフミ
ラー123を通過した信号光をハーフミラー128で分
岐し、分岐した信号光を45°傾けた1/4波長板12
9とロッションプリズム130に通す。そして、この信
号光から2つの検出器131,132でX軸及びY軸方
向の電力S3 ,S4 (図14参照)を検出し、差動増幅
器133で差をとって誤差信号(S3 −S4 )を得て、
この誤差信号で移相器122の電力を制御する。以上の
動作によってX軸方向の直線偏波が作り出される。
°傾いた2つの移相器(電気光学位相変調器)121,
122に通過させ、該信号光をハーフミラー123で分
岐し、分岐した信号光を45°傾いたロッションプリズ
ム124に通す。そして、この信号光から2つの光検出
器125,126でX軸から±45°傾いた成分の電力
S1 ,S2 (図13参照)を検出し、差動増幅器127
で差をとって誤差信号(S1 −S2 )を得て、この誤差
信号で移相器121の電圧を制御する。また、ハーフミ
ラー123を通過した信号光をハーフミラー128で分
岐し、分岐した信号光を45°傾けた1/4波長板12
9とロッションプリズム130に通す。そして、この信
号光から2つの検出器131,132でX軸及びY軸方
向の電力S3 ,S4 (図14参照)を検出し、差動増幅
器133で差をとって誤差信号(S3 −S4 )を得て、
この誤差信号で移相器122の電力を制御する。以上の
動作によってX軸方向の直線偏波が作り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の偏
波状態制御方法は偏波状態が情報に依存しない場合には
有効であるが、偏波変調や偏波多重のように偏波状態が
情報に依存する場合を考えたときに、制御信号の極性の
反転などによって正確に動作しなくなる欠点がある。
波状態制御方法は偏波状態が情報に依存しない場合には
有効であるが、偏波変調や偏波多重のように偏波状態が
情報に依存する場合を考えたときに、制御信号の極性の
反転などによって正確に動作しなくなる欠点がある。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、2つの直交偏波を利用し
た偏波多重光波通信において、偏波状態が変動する受信
信号光を所定方向の直線偏波に安定させることができる
偏波状態制御方法を提供することにある。
で、その目的とするところは、2つの直交偏波を利用し
た偏波多重光波通信において、偏波状態が変動する受信
信号光を所定方向の直線偏波に安定させることができる
偏波状態制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の制御方法では、2つの直交した偏波状態
をもつ受信信号光を1/4波長板及び1/2波長板に通
過させ、該信号光の2つの直交偏波軸(X−Y)成分を
夫々ヘテロダイン検波して2つの中間周波数帯信号を検
出し、このX成分と位相をπ/2遅らせたY成分との積
に、復調信号を乗算した信号で1/4波長板を制御する
と共に、X成分とY成分の和と差の積に、復調信号を乗
算した信号で1/2波長板を制御している。
請求項1記載の制御方法では、2つの直交した偏波状態
をもつ受信信号光を1/4波長板及び1/2波長板に通
過させ、該信号光の2つの直交偏波軸(X−Y)成分を
夫々ヘテロダイン検波して2つの中間周波数帯信号を検
出し、このX成分と位相をπ/2遅らせたY成分との積
に、復調信号を乗算した信号で1/4波長板を制御する
と共に、X成分とY成分の和と差の積に、復調信号を乗
算した信号で1/2波長板を制御している。
【0008】請求項2記載の制御方法では、2つの直交
した偏波状態をもつ受信信号光を1/4波長板及び1/
2波長板に通過させ、該信号光の2つの直交偏波軸(X
−Y)成分を夫々ヘテロダイン検波して2つの中間周波
数帯信号を検出し、このX成分と位相をπ/2遅らせた
Y成分との積に、復調信号を乗算した信号で1/4波長
板を制御すると共に、X成分の二乗とY成分の二乗との
差に、復調信号を乗算した信号で1/2波長板を制御し
ている。
した偏波状態をもつ受信信号光を1/4波長板及び1/
2波長板に通過させ、該信号光の2つの直交偏波軸(X
−Y)成分を夫々ヘテロダイン検波して2つの中間周波
数帯信号を検出し、このX成分と位相をπ/2遅らせた
Y成分との積に、復調信号を乗算した信号で1/4波長
板を制御すると共に、X成分の二乗とY成分の二乗との
差に、復調信号を乗算した信号で1/2波長板を制御し
ている。
【0009】請求項3記載の制御方法では、2つの直交
した偏波状態をもつ受信信号光を1/4波長板及び1/
2波長板に通過させ、該信号光と局部発振光夫々の2つ
の直交偏波軸(X−Y)成分を夫々ホモダイン検波して
4つの中間周波数帯信号を検出し、このXI成分とYQ
成分の積とXQ成分とYI成分の積との差に、復調信号
を乗算した信号で1/4波長板を制御すると共に、XI
成分の二乗とXQ成分の二乗の和とYI成分の二乗とY
Q成分の二乗の和との差に、復調信号を乗算した信号で
1/2波長板を制御している。
した偏波状態をもつ受信信号光を1/4波長板及び1/
2波長板に通過させ、該信号光と局部発振光夫々の2つ
の直交偏波軸(X−Y)成分を夫々ホモダイン検波して
4つの中間周波数帯信号を検出し、このXI成分とYQ
成分の積とXQ成分とYI成分の積との差に、復調信号
を乗算した信号で1/4波長板を制御すると共に、XI
成分の二乗とXQ成分の二乗の和とYI成分の二乗とY
Q成分の二乗の和との差に、復調信号を乗算した信号で
1/2波長板を制御している。
【0010】請求項4記載の制御方法では、2つの直交
した偏波状態をもつ受信信号光を1/4波長板及び1/
2波長板に通過させ、該信号光と局部発振光夫々の2つ
の直交偏波軸(X−Y)成分を夫々ホモダイン検波して
4つの中間周波数帯信号を検出し、このXI成分とYQ
成分の積とXQ成分とYI成分の積との差に、復調信号
を乗算した信号で1/4波長板を制御すると共に、XI
成分とYI成分の和と差の積と、XQ成分とYQ成分の
和と差の積との差に、復調信号を乗算した信号で1/2
波長板を制御している。
した偏波状態をもつ受信信号光を1/4波長板及び1/
2波長板に通過させ、該信号光と局部発振光夫々の2つ
の直交偏波軸(X−Y)成分を夫々ホモダイン検波して
4つの中間周波数帯信号を検出し、このXI成分とYQ
成分の積とXQ成分とYI成分の積との差に、復調信号
を乗算した信号で1/4波長板を制御すると共に、XI
成分とYI成分の和と差の積と、XQ成分とYQ成分の
和と差の積との差に、復調信号を乗算した信号で1/2
波長板を制御している。
【0011】
【作用】請求項1記載の制御方法によれば、ヘテロダイ
ン検波後の偏波のX成分と、位相をπ/2遅らせたY成
分との積は、復調された信号を乗算することによって該
信号に依存する成分がキャンセルされ、伝送路中に生じ
たx,y成分間の位相差のみを含んだ信号となる。ま
た、X成分とY成分の和と差の積(電力の差)について
も、復調された信号を乗算することによって該信号に依
存する成分がキャンセルされ、受信信号光と受信側偏波
ビームスプリッタとの主軸の傾きに対応する信号とな
る。つまり、前者の信号で1/4波長板を制御すること
によって受信信号光を所定方向の直線偏波にすることが
でき、また後者の信号で1/2波長板を制御することに
よってその直線偏波を受信軸から45°傾いた方向に合
わせることができる。
ン検波後の偏波のX成分と、位相をπ/2遅らせたY成
分との積は、復調された信号を乗算することによって該
信号に依存する成分がキャンセルされ、伝送路中に生じ
たx,y成分間の位相差のみを含んだ信号となる。ま
た、X成分とY成分の和と差の積(電力の差)について
も、復調された信号を乗算することによって該信号に依
存する成分がキャンセルされ、受信信号光と受信側偏波
ビームスプリッタとの主軸の傾きに対応する信号とな
る。つまり、前者の信号で1/4波長板を制御すること
によって受信信号光を所定方向の直線偏波にすることが
でき、また後者の信号で1/2波長板を制御することに
よってその直線偏波を受信軸から45°傾いた方向に合
わせることができる。
【0012】請求項2記載の制御方法によれば、ヘテロ
ダイン検波後の偏波のX成分の二乗とY成分の二乗との
差は、復調された信号を乗算することによって該信号に
依存する成分がキャンセルされ、受信信号光と受信側偏
波ビームスプリッタとの主軸の傾きに対応する信号とな
る。請求項1の制御方法とは1/2波長板に対する制御
信号の演算方法を異にするが、同様の作用が得られる。
ダイン検波後の偏波のX成分の二乗とY成分の二乗との
差は、復調された信号を乗算することによって該信号に
依存する成分がキャンセルされ、受信信号光と受信側偏
波ビームスプリッタとの主軸の傾きに対応する信号とな
る。請求項1の制御方法とは1/2波長板に対する制御
信号の演算方法を異にするが、同様の作用が得られる。
【0013】請求項3記載の制御方法によれば、ホモダ
イン検波後の偏波のXI成分とYQ成分の積とXQ成分
とYI成分の積との差は、復調された信号を乗算するこ
とによって該信号に依存する成分がキャンセルされ、伝
送路中で生じたx,y成分間の位相差のみを含んだ信号
となる。また、XI成分の二乗とXQ成分の二乗の和と
YI成分の二乗とYQ成分の二乗の和との差について
も、復調された信号を乗算することによって該信号に依
存する成分がキャンセルされ、受信信号光と受信側偏波
ビームスプリッタとの主軸の傾きに対応する信号とな
る。つまり、前者の信号で1/4波長板を制御すること
によって受信信号光を所定方向の直線偏波にすることが
でき、また後者の信号で1/2波長板を制御することに
よってその直線偏波を受信軸から45°傾いた方向に合
わせることができる。
イン検波後の偏波のXI成分とYQ成分の積とXQ成分
とYI成分の積との差は、復調された信号を乗算するこ
とによって該信号に依存する成分がキャンセルされ、伝
送路中で生じたx,y成分間の位相差のみを含んだ信号
となる。また、XI成分の二乗とXQ成分の二乗の和と
YI成分の二乗とYQ成分の二乗の和との差について
も、復調された信号を乗算することによって該信号に依
存する成分がキャンセルされ、受信信号光と受信側偏波
ビームスプリッタとの主軸の傾きに対応する信号とな
る。つまり、前者の信号で1/4波長板を制御すること
によって受信信号光を所定方向の直線偏波にすることが
でき、また後者の信号で1/2波長板を制御することに
よってその直線偏波を受信軸から45°傾いた方向に合
わせることができる。
【0014】請求項4記載の制御方法によれば、ホモダ
イン検波後の偏波のXI成分とYI成分の和と差の積
と、XQ成分とYQ成分の和と差の積との差は、復調さ
れた信号を乗算することによって該信号に依存する成分
がキャンセルされ、受信信号光と受信側偏波ビームスプ
リッタとの主軸の傾きに対応する信号となる。請求項3
の制御方法とは1/2波長板に対する制御信号の演算方
法を異にするが、同様の作用が得られる。
イン検波後の偏波のXI成分とYI成分の和と差の積
と、XQ成分とYQ成分の和と差の積との差は、復調さ
れた信号を乗算することによって該信号に依存する成分
がキャンセルされ、受信信号光と受信側偏波ビームスプ
リッタとの主軸の傾きに対応する信号となる。請求項3
の制御方法とは1/2波長板に対する制御信号の演算方
法を異にするが、同様の作用が得られる。
【0015】
【実施例】まず、請求項1に記載した発明の実施例を図
1示す光受信機の構成図を参照して説明する。同図にお
いて1は1/4波長板、2は1/2波長板、3は光カッ
プラ、4は局部発振用レ−ザ、5は偏波ビ−ムスプリッ
タ、6a,6bは光検出器、7はπ/2位相遅延器、8
a乃至8cは低域通過フィルタ、9は符号判定器、1
a,10bは1bit遅延器、11は加算器、12は減
算器、13a乃至13eは乗算器である。
1示す光受信機の構成図を参照して説明する。同図にお
いて1は1/4波長板、2は1/2波長板、3は光カッ
プラ、4は局部発振用レ−ザ、5は偏波ビ−ムスプリッ
タ、6a,6bは光検出器、7はπ/2位相遅延器、8
a乃至8cは低域通過フィルタ、9は符号判定器、1
a,10bは1bit遅延器、11は加算器、12は減
算器、13a乃至13eは乗算器である。
【0016】受信信号光Pは、まず1/4波長板1及び
1/2波長板2を順に通過し、局部発振用レ−ザ4の発
振光と共に光カップラ3に入る。光カップラ3で合波さ
れた信号光は偏波ビ−ムスプリッタ5に入り、2つの直
交偏波軸(X−Y)成分に分離される。このX成分とY
成分は夫々光検出器6a,6bに入り、IX とIY のI
F(中間周波数)帯電流に変換される。
1/2波長板2を順に通過し、局部発振用レ−ザ4の発
振光と共に光カップラ3に入る。光カップラ3で合波さ
れた信号光は偏波ビ−ムスプリッタ5に入り、2つの直
交偏波軸(X−Y)成分に分離される。このX成分とY
成分は夫々光検出器6a,6bに入り、IX とIY のI
F(中間周波数)帯電流に変換される。
【0017】ヘテロダイン検波後の電流IX ,IY は乗
算器13aで乗算された後、低域通過フィルタ8aと符
号判定器9を通過して復調信号Aとなる。
算器13aで乗算された後、低域通過フィルタ8aと符
号判定器9を通過して復調信号Aとなる。
【0018】また、電流IX と、π/2位相遅延器7で
位相を遅らされた電流IY は乗算器13bで乗算された
後、低域通過フィルタ8bと1bit遅延器10aを通
過し、さらに乗算器13cで上記の復調信号Aと乗算さ
れて信号Bとなる。この信号Bは制御信号として1/4
波長板1に帰還される。
位相を遅らされた電流IY は乗算器13bで乗算された
後、低域通過フィルタ8bと1bit遅延器10aを通
過し、さらに乗算器13cで上記の復調信号Aと乗算さ
れて信号Bとなる。この信号Bは制御信号として1/4
波長板1に帰還される。
【0019】更に、電流IX ,IY は加算器11と減算
器12で夫々加・減算され、これら和と差が乗算器13
dで乗算された後、低域通過フィルタ8cと1bit遅
延器10bを通過し、さらに乗算器13eで上記の復調
信号Aと乗算されて信号Cとなる。この信号Cは制御信
号として1/2波長板2に帰還される。
器12で夫々加・減算され、これら和と差が乗算器13
dで乗算された後、低域通過フィルタ8cと1bit遅
延器10bを通過し、さらに乗算器13eで上記の復調
信号Aと乗算されて信号Cとなる。この信号Cは制御信
号として1/2波長板2に帰還される。
【0020】図2は図1に示した光受信機に対応する光
送信機の変調部の構成図で、同図において21は半導体
レ−ザ、22a,22bは偏波ビ−ムスプリッタ、23
a,23bは位相変調器である。
送信機の変調部の構成図で、同図において21は半導体
レ−ザ、22a,22bは偏波ビ−ムスプリッタ、23
a,23bは位相変調器である。
【0021】半導体レ−ザ1からの信号光は、まず偏波
ビ−ムスプリッタ22aに入り、2つの直交偏波軸(x
−y)成分に分離される。偏波のx軸成分とy軸成分は
夫々位相変調器23a,23bで変調され、偏波ビ−ム
スプリッタ22bで合波される。変調された信号光は、
図3に示すように2つの直交した直線偏波状態を持つこ
とになる。
ビ−ムスプリッタ22aに入り、2つの直交偏波軸(x
−y)成分に分離される。偏波のx軸成分とy軸成分は
夫々位相変調器23a,23bで変調され、偏波ビ−ム
スプリッタ22bで合波される。変調された信号光は、
図3に示すように2つの直交した直線偏波状態を持つこ
とになる。
【0022】ここで、上述の偏波状態制御について具体
式を挙げて詳しく説明する。
式を挙げて詳しく説明する。
【0023】図2に示した光送信機側の偏波ビームスプ
リッタ22a,22bの直交軸をx−yとすると、送信
電界のx,y成分ETx、ETyは夫々、 ETx=ATxcos(ωs t+φs +πdx ) ETy=ATycos(ωs t+φs +πdy ) となる。上式のATx,ATyは夫々送信電界のx,y成分
の振幅、ωs は送信光の角周波数、φs は送信光の位相
雑音、dx ,dy は夫々x,y成分の電界を位相変調し
た2値データ信号(0または1)である。
リッタ22a,22bの直交軸をx−yとすると、送信
電界のx,y成分ETx、ETyは夫々、 ETx=ATxcos(ωs t+φs +πdx ) ETy=ATycos(ωs t+φs +πdy ) となる。上式のATx,ATyは夫々送信電界のx,y成分
の振幅、ωs は送信光の角周波数、φs は送信光の位相
雑音、dx ,dy は夫々x,y成分の電界を位相変調し
た2値データ信号(0または1)である。
【0024】この信号光は伝送中、伝送路である光ファ
イバの複屈折の影響を受け、受信端では電界のx,y成
分間に位相差が生じる。また、送信側偏波ビームスプリ
ッタ22a,22bと受信側偏波ビームスプリッタ5の
主軸の傾き、及び伝送路中での偏波方向の回転等によ
り、受信信号光Pと受信側偏波ビームスプリッタ5の間
には主軸に傾きが生じる。
イバの複屈折の影響を受け、受信端では電界のx,y成
分間に位相差が生じる。また、送信側偏波ビームスプリ
ッタ22a,22bと受信側偏波ビームスプリッタ5の
主軸の傾き、及び伝送路中での偏波方向の回転等によ
り、受信信号光Pと受信側偏波ビームスプリッタ5の間
には主軸に傾きが生じる。
【0025】一方、光受信機の偏波ビームスプリッタ5
の直交軸をX−Yとすると、受信電界ERX,ERYは夫
々、 ERX=cosθATxcos(ωs t+φs +πdx +ψ) −sinθATycos(ωs t+φs +πdy ) ERY=cosθATycos(ωs t+φs +πdy −ψ) +sinθATxcos(ωs t+φs +πdx ) となる。上式のθは信号光からみた送信側偏波ビームス
プリッタ22a,22bの主軸と受信側偏波ビームスプ
リッタ5の主軸のずれ、ψは伝送路中に生じたx,y成
分間の位相差である。
の直交軸をX−Yとすると、受信電界ERX,ERYは夫
々、 ERX=cosθATxcos(ωs t+φs +πdx +ψ) −sinθATycos(ωs t+φs +πdy ) ERY=cosθATycos(ωs t+φs +πdy −ψ) +sinθATxcos(ωs t+φs +πdx ) となる。上式のθは信号光からみた送信側偏波ビームス
プリッタ22a,22bの主軸と受信側偏波ビームスプ
リッタ5の主軸のずれ、ψは伝送路中に生じたx,y成
分間の位相差である。
【0026】この信号光は図1に示した光受信機におい
てX,Y成分が夫々独立に局部発振光と合波されヘテロ
ダイン検波される。ここでは、 ATx=ATy=AT ALX=ALY=AL が成立する。上式のALX,ALYは夫々局部発振光の電界
のX,Y成分の振幅である。
てX,Y成分が夫々独立に局部発振光と合波されヘテロ
ダイン検波される。ここでは、 ATx=ATy=AT ALX=ALY=AL が成立する。上式のALX,ALYは夫々局部発振光の電界
のX,Y成分の振幅である。
【0027】ヘテロダイン検波によって得られるIF帯
電流IX ,IYは夫々、 IX =K[cosθcos(ωi t+φ+πdx +ψ) −sinθcos(ωi t+φ+πdy )] IY =K[cosθcos(ωi t+φ+πdy −ψ) +sinθcos(ωi t+φ+πdx )] 但し、K=ηeAT AL /hν となる。上式のωi はビート角周波数、φはビート位相
雑音、ηは光検出器の量子効率、eは電子の電荷、hは
プランク定数、νは局部発振光の周波数である。そし
て、各電流IX ,IY を用いて復調信号Aと信号Bと信
号Cが夫々演算される。
電流IX ,IYは夫々、 IX =K[cosθcos(ωi t+φ+πdx +ψ) −sinθcos(ωi t+φ+πdy )] IY =K[cosθcos(ωi t+φ+πdy −ψ) +sinθcos(ωi t+φ+πdx )] 但し、K=ηeAT AL /hν となる。上式のωi はビート角周波数、φはビート位相
雑音、ηは光検出器の量子効率、eは電子の電荷、hは
プランク定数、νは局部発振光の周波数である。そし
て、各電流IX ,IY を用いて復調信号Aと信号Bと信
号Cが夫々演算される。
【0028】即ち、電流IX ,IY の積は、低域通過フ
ィルタ(LPF)8aで高調波成分を取り除かれた後に
符号判定器(DEC)9で判定され、θとψが小さいと
きに復調信号Aとして、 DEC{LPF[IX ×IY ]}=cosπ(dx −dy )=±1 が得られる。
ィルタ(LPF)8aで高調波成分を取り除かれた後に
符号判定器(DEC)9で判定され、θとψが小さいと
きに復調信号Aとして、 DEC{LPF[IX ×IY ]}=cosπ(dx −dy )=±1 が得られる。
【0029】また、電流IX と、位相をπ/2遅らせた
電流IY (|IY |π/2)の積は、低域通過フィルタ
(LPF)8bで高調波成分を取り除かれた後に上記の
復調信号Aを乗算され、信号Bとして、 LPF[IX ×|IY |π/2]×DEC{LPF[IX ×IY ]} =−1/2×K2 cos2 θsin2ψ が得られる。この信号Bは1/4波長板1への制御信号
として帰還され、ψを0に制御する。つまり、任意の楕
円偏波を所定方向の直線偏波に変換するように働く。
電流IY (|IY |π/2)の積は、低域通過フィルタ
(LPF)8bで高調波成分を取り除かれた後に上記の
復調信号Aを乗算され、信号Bとして、 LPF[IX ×|IY |π/2]×DEC{LPF[IX ×IY ]} =−1/2×K2 cos2 θsin2ψ が得られる。この信号Bは1/4波長板1への制御信号
として帰還され、ψを0に制御する。つまり、任意の楕
円偏波を所定方向の直線偏波に変換するように働く。
【0030】更に、電流IX ,IY の和と差の積(電力
の差)は、低域通過フィルタ(LPF)8bで高調波成
分を取り除かれた後に上記の復調信号Aを乗算され、信
号Cとして、 LPF[(IX +IY )×(IX −IY )]×DEC{LPF[IX ×IY ]} =−K2 cosψsin2θ が得られる。この信号Cはψ=0のときに1/2波長板
2への制御信号として帰還され、θを0またはπに制御
する。つまり、受信信号光Pの主軸を受信側偏波ビーム
スプリッタ5の主軸に合わせるように働く。
の差)は、低域通過フィルタ(LPF)8bで高調波成
分を取り除かれた後に上記の復調信号Aを乗算され、信
号Cとして、 LPF[(IX +IY )×(IX −IY )]×DEC{LPF[IX ×IY ]} =−K2 cosψsin2θ が得られる。この信号Cはψ=0のときに1/2波長板
2への制御信号として帰還され、θを0またはπに制御
する。つまり、受信信号光Pの主軸を受信側偏波ビーム
スプリッタ5の主軸に合わせるように働く。
【0031】尚、図1に14で示した破線枠部分の構成
は図4に示す構成で置き換えることが可能であり、同図
において31a,31bは偏波ビ−ムスプリッタ、32
は局部発振用レ−ザ、33a,33bは光カップラであ
る。また、図1に15で示した破線枠部分の構成は図5
に示す構成で置き換えることが可能であり、同図におい
て41a,41bは二乗器、42は減算器で、この場合
には電流IX の二乗と電流IY の二乗との差に、復調信
号Aが乗算されて信号Cが得られる。更に、1/4波長
板1と1/2波長板2はこれと同様の働きをする他の電
気光学素子であってもよい。
は図4に示す構成で置き換えることが可能であり、同図
において31a,31bは偏波ビ−ムスプリッタ、32
は局部発振用レ−ザ、33a,33bは光カップラであ
る。また、図1に15で示した破線枠部分の構成は図5
に示す構成で置き換えることが可能であり、同図におい
て41a,41bは二乗器、42は減算器で、この場合
には電流IX の二乗と電流IY の二乗との差に、復調信
号Aが乗算されて信号Cが得られる。更に、1/4波長
板1と1/2波長板2はこれと同様の働きをする他の電
気光学素子であってもよい。
【0032】次に、請求項3に記載した発明の実施例を
図6示す光受信機の構成図を参照して説明する。同図に
おいて51は1/4波長板、52は1/2波長板、53
a,53bは偏波ビ−ムスプリッタ、54は局部発振用
レ−ザ、55a,55bは光π/2ハイブリッド、56
a乃至56dは光検出器、57は符号判定器、58a,
58bは1bit遅延器、59a乃至59fは乗算器、
60a乃至60cは加算器、61a,61bは減算器、
62a乃至62dは二乗器である。
図6示す光受信機の構成図を参照して説明する。同図に
おいて51は1/4波長板、52は1/2波長板、53
a,53bは偏波ビ−ムスプリッタ、54は局部発振用
レ−ザ、55a,55bは光π/2ハイブリッド、56
a乃至56dは光検出器、57は符号判定器、58a,
58bは1bit遅延器、59a乃至59fは乗算器、
60a乃至60cは加算器、61a,61bは減算器、
62a乃至62dは二乗器である。
【0033】受信信号光Pは、まず1/4波長板61及
び1/2波長板62を順に通過し、偏波ビ−ムスプリッ
タ53aで2つの直交偏波軸(X−Y)成分に分離さ
れ、光π/2ハイブリッド58a,58bに夫々入る。
また、局部発振用レ−ザ4の発振光が偏波ビ−ムスプリ
ッタ53bで2つの直交偏波軸(X−Y)成分に分離さ
れ、光π/2ハイブリッド58a,58bに夫々入る。
これらXI成分とXQ成分とYI成分とYQ成分(Iは
同相成分,Qは直交成分を表す)は夫々光検出器56a
乃至56dに入り、IXIとIXQとIYIとIYQのIF(中
間周波数)帯電流に変換される。
び1/2波長板62を順に通過し、偏波ビ−ムスプリッ
タ53aで2つの直交偏波軸(X−Y)成分に分離さ
れ、光π/2ハイブリッド58a,58bに夫々入る。
また、局部発振用レ−ザ4の発振光が偏波ビ−ムスプリ
ッタ53bで2つの直交偏波軸(X−Y)成分に分離さ
れ、光π/2ハイブリッド58a,58bに夫々入る。
これらXI成分とXQ成分とYI成分とYQ成分(Iは
同相成分,Qは直交成分を表す)は夫々光検出器56a
乃至56dに入り、IXIとIXQとIYIとIYQのIF(中
間周波数)帯電流に変換される。
【0034】ホモダイン検波後の電流IXI,IYIは乗算
器59aで乗算され、また電流IXQ,IYQは乗算器59
bで乗算され、夫々の積が加算器60aで加算された
後、符号判定器9を通過して復調信号Aとなる。
器59aで乗算され、また電流IXQ,IYQは乗算器59
bで乗算され、夫々の積が加算器60aで加算された
後、符号判定器9を通過して復調信号Aとなる。
【0035】また、電流IXI,IYQは乗算器59cで乗
算され、また電流IXQ,IYIは乗算器59bで乗算さ
れ、夫々の積が減算器61aで減算された後、1bit
遅延器58aを通過し、さらに乗算器59eで上記の復
調信号Aと乗算されて信号Bとなる。この信号Bは制御
信号として1/4波長板51に帰還される。
算され、また電流IXQ,IYIは乗算器59bで乗算さ
れ、夫々の積が減算器61aで減算された後、1bit
遅延器58aを通過し、さらに乗算器59eで上記の復
調信号Aと乗算されて信号Bとなる。この信号Bは制御
信号として1/4波長板51に帰還される。
【0036】更に、電流IXIは二乗器62aで二乗さ
れ、また電流IXQは二乗器62bで二乗され、夫々の二
乗値が加算器60bで加算される。また、電流IYIは二
乗器62cで二乗され、また電流IYQは二乗器62dで
二乗され、夫々の二乗値が加算器60cで加算される。
そして、両加算器60b,60cにおける和が減算器6
1bで減算された後、1bit遅延器58bを通過し、
さらに乗算器59eで上記の復調信号Aと乗算されて信
号Cとなる。この信号Cは制御信号として1/2波長板
52に帰還される。
れ、また電流IXQは二乗器62bで二乗され、夫々の二
乗値が加算器60bで加算される。また、電流IYIは二
乗器62cで二乗され、また電流IYQは二乗器62dで
二乗され、夫々の二乗値が加算器60cで加算される。
そして、両加算器60b,60cにおける和が減算器6
1bで減算された後、1bit遅延器58bを通過し、
さらに乗算器59eで上記の復調信号Aと乗算されて信
号Cとなる。この信号Cは制御信号として1/2波長板
52に帰還される。
【0037】ここで、上述の偏波状態制御について具体
式を挙げて詳しく説明する。
式を挙げて詳しく説明する。
【0038】図6に示した光受信機では、受信信号光P
および局部発振光は夫々偏波ビームスプリッタ53a,
53bで直交偏波成分(X成分、Y成分)に分離され、
夫々光π/2ハイブリッド55a,55bでホモダイン
検波される。
および局部発振光は夫々偏波ビームスプリッタ53a,
53bで直交偏波成分(X成分、Y成分)に分離され、
夫々光π/2ハイブリッド55a,55bでホモダイン
検波される。
【0039】ホモダイン検波によって得られるIF帯電
流IXI,IXQ,IYI,IYQは、 IXI=K[cosθcos(φ+πdx +ψ) −sinθcos(φ+πdy )] IXQ=K[cosθsin(φ+πdx +ψ) −sinθsin(φ+πdy )] IYI=K[sinθcos(φ+πdx ) +cosθcos(φ+πdy −ψ)] IYQ=K[sinθsin(φ+πdx ) +cosθsin(φ+πdy −ψ)] 但し、K=ηeAT AL /hν となる。上式の各パラメータは先の実施例と同じであ
る。
流IXI,IXQ,IYI,IYQは、 IXI=K[cosθcos(φ+πdx +ψ) −sinθcos(φ+πdy )] IXQ=K[cosθsin(φ+πdx +ψ) −sinθsin(φ+πdy )] IYI=K[sinθcos(φ+πdx ) +cosθcos(φ+πdy −ψ)] IYQ=K[sinθsin(φ+πdx ) +cosθsin(φ+πdy −ψ)] 但し、K=ηeAT AL /hν となる。上式の各パラメータは先の実施例と同じであ
る。
【0040】そして、各電流IXI、IXQ、IYI、IYQを
用いて復調信号Aと信号Bと信号Cが夫々演算される。
用いて復調信号Aと信号Bと信号Cが夫々演算される。
【0041】即ち、電流IXI,IYIと電流IXQ,IYQの
夫々の積の和は、 (IXI×IYI)+(IXQ×IYQ) =K2 (cos2 θcos2ψ−sin2 θ)cosπ(dx −dy ) となり、この信号は符号判定器(DEC)57で判定さ
れ、θとψが小さいときに復調信号Aとして、 DEC[(IXI×IXQ)+(IYI×IYQ)]=cosπ(dx −dy )=±1 が得られる。
夫々の積の和は、 (IXI×IYI)+(IXQ×IYQ) =K2 (cos2 θcos2ψ−sin2 θ)cosπ(dx −dy ) となり、この信号は符号判定器(DEC)57で判定さ
れ、θとψが小さいときに復調信号Aとして、 DEC[(IXI×IXQ)+(IYI×IYQ)]=cosπ(dx −dy )=±1 が得られる。
【0042】また、電流IXI,IYIと電流IXQ,IYQの
夫々の積の差は、 (IXI×IYI)−(IXQ×IYQ) =−K2 cos2 θsin2ψcosπ(dx −dy ) となり、これに上記の復調信号Aを乗算され、信号Bと
して、 {(IXQ×IYI)−(IXI×IYQ)} ×DEC[(IXI×IXQ)+(IYI×IYQ)] =−K2 cos2 θsin2ψ が得られる。この信号Bは1/4波長板51への制御信
号として帰還され、ψを0に制御する。つまり、任意の
楕円偏波を所定方向の直線偏波に変換するように働く。
夫々の積の差は、 (IXI×IYI)−(IXQ×IYQ) =−K2 cos2 θsin2ψcosπ(dx −dy ) となり、これに上記の復調信号Aを乗算され、信号Bと
して、 {(IXQ×IYI)−(IXI×IYQ)} ×DEC[(IXI×IXQ)+(IYI×IYQ)] =−K2 cos2 θsin2ψ が得られる。この信号Bは1/4波長板51への制御信
号として帰還され、ψを0に制御する。つまり、任意の
楕円偏波を所定方向の直線偏波に変換するように働く。
【0043】更に、電流IXI,IXQの夫々の二乗の和と
電流IYI,IYQの夫々の二乗の和との差は、 (IXI2 +IXQ2 )−(IYI2 +IYQ2 ) =−2K2 sin2θcosψcosπ(dx −dy ) となり、これに上記のデ−タ符号判定出力Aを乗算さ
れ、信号Cとして、 {(IXI2 +IXQ2 )−(IYI2 +IYQ2 )} ×DEC[(IXI×IXQ)+(IYI×IYQ)] =−2K2 sin2θcosψ が得られる。この信号Cはψ=0のときに1/2波長板
2への制御信号として帰還され、θを0またはπに制御
する。つまり、受信信号光Pの主軸を受信側偏波ビーム
スプリッタ53aの主軸に合わせるように働く。
電流IYI,IYQの夫々の二乗の和との差は、 (IXI2 +IXQ2 )−(IYI2 +IYQ2 ) =−2K2 sin2θcosψcosπ(dx −dy ) となり、これに上記のデ−タ符号判定出力Aを乗算さ
れ、信号Cとして、 {(IXI2 +IXQ2 )−(IYI2 +IYQ2 )} ×DEC[(IXI×IXQ)+(IYI×IYQ)] =−2K2 sin2θcosψ が得られる。この信号Cはψ=0のときに1/2波長板
2への制御信号として帰還され、θを0またはπに制御
する。つまり、受信信号光Pの主軸を受信側偏波ビーム
スプリッタ53aの主軸に合わせるように働く。
【0044】尚、図6に63で示した破線枠部分の構成
は図7に示す構成で置き換えることが可能であり、同図
において71は光π/2ハイブリッド、72は局部発振
用レ−ザ、73a,73bは偏波ビ−ムスプリッタであ
る。また、図6に64で示した破線枠部分の構成は図8
に示す構成で置き換えることが可能であり、同図におい
て81a乃至81cは加算器、82a,82bは減算
器、83a,83bは乗算器で、この場合には電流IX
I,IYIの和と差の積と電流IXQ,IYQの和と差の積と
の差に、復調信号Aが乗算されて信号Cが得られる。更
に、図6に65で示した破線枠部分の構成は、図9に示
す構成で置き換えることが可能であり、同図において9
1a,91bは符号判定器、92は排他的論理和回路で
ある。更にまた、上記実施例の1/4波長板51と1/
2波長板52はこれと同様の働きをする他の電気光学素
子であってもよい。
は図7に示す構成で置き換えることが可能であり、同図
において71は光π/2ハイブリッド、72は局部発振
用レ−ザ、73a,73bは偏波ビ−ムスプリッタであ
る。また、図6に64で示した破線枠部分の構成は図8
に示す構成で置き換えることが可能であり、同図におい
て81a乃至81cは加算器、82a,82bは減算
器、83a,83bは乗算器で、この場合には電流IX
I,IYIの和と差の積と電流IXQ,IYQの和と差の積と
の差に、復調信号Aが乗算されて信号Cが得られる。更
に、図6に65で示した破線枠部分の構成は、図9に示
す構成で置き換えることが可能であり、同図において9
1a,91bは符号判定器、92は排他的論理和回路で
ある。更にまた、上記実施例の1/4波長板51と1/
2波長板52はこれと同様の働きをする他の電気光学素
子であってもよい。
【0045】以上の説明では、光源の位相雑音を考慮し
た場合について述べたが、光PLLを用いて信号光の位
相と局部発振光の位相が同期した場合、中間周波数帯に
おける位相雑音の項は無視でき、各電流IXI,IXQ,I
YI,IYQは次のように捕らえることができる。
た場合について述べたが、光PLLを用いて信号光の位
相と局部発振光の位相が同期した場合、中間周波数帯に
おける位相雑音の項は無視でき、各電流IXI,IXQ,I
YI,IYQは次のように捕らえることができる。
【0046】IXI=K[cosθcos(πdx +ψ) −sinθcos(πdy )] IXQ=K[cosθsin(πdx +ψ) −sinθsin(πdy )] IYI=K[sinθcos(πdx ) +cosθcos(πdy −ψ)] IYQ=K[sinθsin(πdx ) +cosθsin(πdy −ψ)] 但し、K=ηeAT AL /hν となる。上式の各パラメータは先の実施例と同じであ
る。このとき、 IXI2 −IYI2 =−2K2 sin2θcosψ となり、図6に64で示した破線枠部分の構成を図10
または図11に示す構成で置き換えることが可能とな
る。図11において101は加算器、102は減算器、
103が乗算器であり、また図12において111a,
111bは二乗器、112は乗算器である。
る。このとき、 IXI2 −IYI2 =−2K2 sin2θcosψ となり、図6に64で示した破線枠部分の構成を図10
または図11に示す構成で置き換えることが可能とな
る。図11において101は加算器、102は減算器、
103が乗算器であり、また図12において111a,
111bは二乗器、112は乗算器である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至4記
載の制御方法によれば、受信信号光が所定方向の直線偏
波になるように1/4波長板を制御し、しかも該直線偏
波を受信軸から45°傾いた方向に合うように1/2波
長板を制御して受信信号光を所定方向の直線偏波に安定
させることができ、偏波多重光波通信において伝送路中
で生じる偏波変動を補償して、偏波変動による特性の劣
化を低減することができる。
載の制御方法によれば、受信信号光が所定方向の直線偏
波になるように1/4波長板を制御し、しかも該直線偏
波を受信軸から45°傾いた方向に合うように1/2波
長板を制御して受信信号光を所定方向の直線偏波に安定
させることができ、偏波多重光波通信において伝送路中
で生じる偏波変動を補償して、偏波変動による特性の劣
化を低減することができる。
【図1】 請求項1に記載した発明の実施例を示す光受
信機の構成図
信機の構成図
【図2】 図1の光受信器に対応した光送信機の変調部
の構成図
の構成図
【図3】 変調された信号光の偏波状態図
【図4】 図1に示した光受信機の部分代替構成を示す
図
図
【図5】 図1に示した光受信機の部分代替構成を示す
図
図
【図6】 請求項3に記載した発明の実施例を示す光受
信機の構成図
信機の構成図
【図7】 図6に示した光受信機の部分代替構成を示す
図
図
【図8】 図6に示した光受信機の部分代替構成を示す
図
図
【図9】 図6に示した光受信機の部分代替構成を示す
図
図
【図10】 図6に示した光受信機の部分代替構成を示
す図
す図
【図11】 図6に示した光受信機の部分代替構成を示
す図
す図
【図12】 従来の偏波状態制御系の構成図
【図13】 偏波状態制御過程の偏波状態図
【図14】 偏波状態制御過程の偏波状態図
P…受信信号光、1,51…1/4波長板,2,52…
1/2波長板、A…復調信号、B,C…制御信号。
1/2波長板、A…復調信号、B,C…制御信号。
Claims (4)
- 【請求項1】 2つの直交した偏波状態をもつ受信信号
光を1/4波長板及び1/2波長板に通過させ、 該信号光の2つの直交偏波軸(X−Y)成分を夫々ヘテ
ロダイン検波して2つの中間周波数帯信号を検出し、 このX成分と位相をπ/2遅らせたY成分との積に、復
調信号を乗算した信号で1/4波長板を制御すると共
に、 X成分とY成分の和と差の積に、復調信号を乗算した信
号で1/2波長板を制御する、 ことを特徴とする偏波状態制御方法。 - 【請求項2】 2つの直交した偏波状態をもつ受信信号
光を1/4波長板及び1/2波長板に通過させ、 該信号光の2つの直交偏波軸(X−Y)成分を夫々ヘテ
ロダイン検波して2つの中間周波数帯信号を検出し、 このX成分と位相をπ/2遅らせたY成分との積に、復
調信号を乗算した信号で1/4波長板を制御すると共
に、 X成分の二乗とY成分の二乗との差に、復調信号を乗算
した信号で1/2波長板を制御する、 ことを特徴とする偏波状態制御方法。 - 【請求項3】 2つの直交した偏波状態をもつ受信信号
光を1/4波長板及び1/2波長板に通過させ、 該信号光と局部発振光夫々の2つの直交偏波軸(X−
Y)成分を夫々ホモダイン検波して4つの中間周波数帯
信号を検出し、 このXI成分とYQ成分の積とXQ成分とYI成分の積
との差に、復調信号を乗算した信号で1/4波長板を制
御すると共に、 XI成分の二乗とXQ成分の二乗の和とYI成分の二乗
とYQ成分の二乗の和との差に、復調信号を乗算した信
号で1/2波長板を制御する、 ことを特徴とする偏波状態制御方法。 - 【請求項4】 2つの直交した偏波状態をもつ受信信号
光を1/4波長板及び1/2波長板に通過させ、 該信号光と局部発振光夫々の2つの直交偏波軸(X−
Y)成分を夫々ホモダイン検波して4つの中間周波数帯
信号を検出し、 このXI成分とYQ成分の積とXQ成分とYI成分の積
との差に、復調信号を乗算した信号で1/4波長板を制
御すると共に、 XI成分とYI成分の和と差の積と、XQ成分とYQ成
分の和と差の積との差に、復調信号を乗算した信号で1
/2波長板を制御する、ことを特徴とする偏波状態制御
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25395291A JPH0593935A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 偏波状態制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25395291A JPH0593935A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 偏波状態制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593935A true JPH0593935A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17258259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25395291A Pending JPH0593935A (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 偏波状態制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0593935A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8244138B2 (en) | 2007-03-20 | 2012-08-14 | Fujitsu Limited | Polarization-multiplexing optical transmitter polarization-multiplexing optical receiver, polarization-multiplexing optical transceiving system, and controlling method thereof |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP25395291A patent/JPH0593935A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8244138B2 (en) | 2007-03-20 | 2012-08-14 | Fujitsu Limited | Polarization-multiplexing optical transmitter polarization-multiplexing optical receiver, polarization-multiplexing optical transceiving system, and controlling method thereof |
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