JPH059429Y2 - - Google Patents

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JPH059429Y2
JPH059429Y2 JP11445686U JP11445686U JPH059429Y2 JP H059429 Y2 JPH059429 Y2 JP H059429Y2 JP 11445686 U JP11445686 U JP 11445686U JP 11445686 U JP11445686 U JP 11445686U JP H059429 Y2 JPH059429 Y2 JP H059429Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は通常は換気の為に任意の角度に窓を開
放し、火災等の非常時にあつては最大開放角度に
窓を瞬時に開放できるようにした窓開閉装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、上記窓開閉装置では窓の上縁側、又は下
縁側を回動中心として窓を開閉させるようにして
おり、その開閉装置としては、例えば窓取付枠の
竪枠内に組み込んだ開放スプリングの力でワイヤ
による窓の閉鎖ロツクを解除して開放させる構成
のもの、又はノーバツクチエーンを使用して窓を
開閉させる構成のもの、更にラツクとピニオンに
より窓を開閉させる構成のものが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、竪枠内にに組み込んだ開放スプ
リングとワイヤーを使用した装置にあつては、連
動開閉する窓数が少ないときは問題ないが、連動
する窓数が4箇、5箇というように増加すると、
1本のワイヤーを各窓を経由して操作ハンドルや
モータを設けた駆動ボツクスに引き込んでいる
為、ワイヤーの張り渡しによる抵抗が大きくなつ
て開放スプリングの力では設定した開放角度まで
窓を開放させることができない場合があり、又ワ
イヤーに強いテンシヨンが常時掛かつていること
からワイヤーの索動による摩耗が大きく信頼性に
欠け、更に竪枠が大きくなるので外観上の意匠感
が悪い等の問題がある。
又、ノーバツクチエーンを用いた装置にあつて
は、ノーバツクチエーンの剛性を保つ為には窓重
量による押し付け力がチエーンに加わつていなけ
ればならない為、開放角度が小さい時には問題が
ないが、開放角度が例えば90°というように大き
くなると、チエーンに加わる力が不足してチエー
ンの支持剛性を確保することができず、為に窓の
開放角度は60°程度に留まり、大きな開放角度が
得られないので火災時の排煙性能が充分に得られ
ないばかりか、ノーバツクチエーンの押出し引込
みにより窓を開閉することから、火災等の非常時
に窓を全開角度に瞬時に開放させることができな
いという問題点がある。
更にラツク・ピニオンを使用する装置にあつて
は、窓の開放角度が例えば90°というように大き
く開放することができなかつたり、機構が外部に
露出するので窓の意匠感が悪くなるといつた問題
点がある。
そこで本考案は上記問題点に鑑みて検討の結果
なされたもので、通常は所望角度に、かつ無段階
に窓を開閉することができると共に、火災等の非
常時にあつてはワンタツチ操作で窓を瞬時にし
て、かつ拡角度に開放でき、又開閉装置を窓取付
枠の下枠を利用して格納できるようにして窓の意
匠感を損なうことのないようにした窓開閉装置を
提供しようとするのが、その目的である。
〔問題点を解決する為の手段〕
即ち本考案は、窓下縁側を開閉するよう当該窓
の上縁を枢着した窓取付枠の下枠に、該下枠に回
転可能に支持された駆動軸に伝達機構を介して回
転力を伝達可能にして、かつ窓の横幅方向へ往復
移動可能に架設される伝導シヤフトと、外周のネ
ジ部にスライド部材を軸方向へ進退自在に螺合し
て一端が連結部材に回転、かつ軸方向へ移動自在
に支持されるネジシヤフトと、上記スライド部材
と連結部材が相対的に引きよせられる方向に当該
両部材に張設される引張バネと、一端が上記駆動
軸にユニバーサルジヨイントで連結され、上記ネ
ジシヤフトと非回転にして、かつ軸方向へスライ
ド自在に嵌挿される駆動シヤフトと、夫々の一端
が上記下枠と窓下縁に自由角度で回転可能に連結
され、他端が夫々上記連結部材と回転自在に枢支
される下枠側アーム及び窓側アームと、一端がス
ライド部材と回転自在に枢支され、他端が上記窓
側アームの中間部に回転自在に枢支される連結ア
ームと、上記ネジシヤフトの端部を係脱自在に係
止し、かつ上記伝導シヤフトの引動によつて上記
ネジシヤフトの端部の係止を解除可能なるよう上
記連結部材に枢支されるストツパーとを備えて構
成し、上記問題点を解消したのである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれ
ば、窓開閉装置Aは次のように構成されている。
第1図ないし第6図に示したように、窓1は、窓
上縁1aを回転中心として窓下縁1b側が上下方
向に開閉するよう窓取付枠2の上枠2aに図示し
ない蝶番をもつて枢着させてある。
上記窓取付枠2の下枠2b内にあつて、その一
側部には、ギアケース3にて駆動軸4が回転自在
に支持されていると共に、上記下枠2b内には伝
導シヤフト5が上記ギアケース3と、下枠2bに
固定される図示しない軸受とに貫通支持されて回
転自在に、かつ軸方向にあつて、窓1の横幅方向
へ往復移動自在に架設されていて、その一端はギ
ヤボツクス6内の図示しないギヤ伝達機構で操作
ボツクス7から延出した伝導シヤフト8と連動連
結されており、操作ボツクス7の図示しないハン
ドル、又はモータ駆動により上記伝導シヤフト5
は駆動回転されるよう形成されている。
上記駆動軸4と伝導シヤフト5は、上記ギヤケ
ース3内で夫々に固定されているギヤ9,10が
噛合させてあることにより連動連結されており、
該伝導シヤフト5によつて駆動軸4は駆動回転さ
れる。
上記駆動軸4には駆動シヤフト11の一端がユ
ニバーサルジヨイント16にて連結されていて、
該駆動シヤフト11はネジシヤフト12の軸孔1
2aに軸回り方向には非回転にして、かつ軸方向
へ相互にスライド自在(伸縮自在)に嵌挿させて
ある。
上記駆動シヤフト11とネジシヤフト12の回
転阻止手段としては、例えば第2図に明示した如
く、駆動シヤフト11と、ネジシヤフト12の軸
孔12aの各横断面形状を任意の多角形状に適合
させて設けて嵌挿し、形成させることができる。
上記ネジシヤフト12は外周にネジ部12bを
刻設してスライド部材13を軸方向へ進退自在
に、かつ上記駆動シヤフト11と嵌挿させた側に
螺合させてあつて、これと対称端側は連結部材1
4に回転、かつ軸方向へスライド自在に挿通させ
てあると共に、端部に設けた鍔部12cが上記連
結部材14と当接して離脱が阻止された状態で支
持されている。
又、上記ネジシヤフト12には非常時後述する
ようにして窓1を瞬時に開放させる為の引張バネ
15が外装させてあつて、上記スライド部材13
と連結部材14とが相対的に引きよせられる方向
に張力が作用するよう、該両部材13,14に上
記引張バネ5の端部は掛止させてある。
又、窓1が第1図、第4図中実線で示したよう
に閉じた状態において、上記連結部材14の上記
伝導シヤフト5と対向する一側に第3図に明示し
た如くブラケツト17を設け、側面略L字形状と
したストツパー18が、その屈曲部を支軸17a
にて支持して回転自在に、かつその一方の端部1
8aに略鉤状に設けた係止部18bで上記ネジシ
ヤフト12の鍔部12cを係脱自在に軸方向へ係
止可能に設けてあり、これによりネジシヤフト1
2の一端は引張バネ15が伸長された状態で上記
連結部材14に係止保持されていることで、上記
引張バネ15に非常時の窓開き力が蓄勢されるよ
うにしてある。
又上記ストツパー18は、その他方の端部18
cが前述の伝導シヤフト5にフランジ状に設けら
れた作動片5aと窓1が閉じられた状態で係合さ
れるように予め位置設定して上述のように取り付
けてあり、上記伝導シヤフト5が第1図、第4図
において右方向へ僅かに引動されることで、上記
作動片5aにてストツパー18を反時計回り方向
に回動し、これによりネジシヤフト12の係止を
解除するようにしてある。
又、上記ストツパー18の一方の端部18aが
上記ネジシヤフト12の鍔部12cと当接される
ことで、該鍔部12cを係止部18bに係止する
如く当該ストツパー18が回転されるよう、端部
18aの先端一側には傾斜面18dが形成させて
ある。
そして、窓1が閉じた状態で上記スライド部材
13が第1図の矢印a方向へスライドされた時、
又は非常時にあつて、上記ストツパー18とネジ
シヤフト12との係合が解除され、上記連結部材
14に対してネジシヤフト12が引張バネ15の
張力で第4図の矢印a′方向へスライドされるよう
にして窓1を開き方向に移動するよう、窓側アー
ム19と、下枠側アーム20の各一端を上記窓1
と下枠2bに連結部材21,22を夫々介在して
窓開閉方向と、この窓開閉方向と直角方向との二
軸方向に自由度をもつて回転可能に枢支して連結
させてあると共に、該両アーム19,20の各他
は、上記連結部材14と回転自在に枢支させてあ
り、更に、上記窓側アーム19にあつて、その中
間部よりも連結部材14との枢支部近くと、上記
スライド部材13とに連結アーム23の端部を
夫々枢着して折畳み、伸長自在に連結させてあ
る。
而して上記構成において、窓1の全閉状態にあ
つては、第1図、第4図に実線で示されているよ
うに、ストツパー18による係止でネジシヤフト
12は図面紙上右方向にスライドして、その一端
の鍔部12cが連結部材14と突き合わせられて
いる初期位置に保持され、該ネジシヤフト12に
螺合したスライド部材13がネジシヤフト12の
他端近くに保持されていることにより連結アーム
23を下枠2bに引き込み、これにより窓側アー
ム19及び下枠側アーム20並びに駆動シヤフト
11、ネジシヤフト12を折り畳んで下枠2b内
に引き込んだ状態に格納されている。
上述閉鎖状態から、換気の為に窓1を開放する
時は、操作ボツクス7のハンドル又はモータによ
つて伝導シヤフト8、ギヤボツクス6内のギヤ伝
達機構を介して伝導シヤフト5を所定方向に回転
すると、駆動軸4を介して駆動シヤフト11とネ
ジシヤフト12が回転される。
上記ネジシヤフト12は、アーム19,20と
の連結によつて回転が阻止されている連結部材1
4に支持されているので、スライド部材13が第
1図に示したように矢印a方向に移動し、該スラ
イド部材13に一端を軸支している連結アーム2
3が外側に押し出され、折り畳まれていた両アー
ム19,20が開かれ、スライド部材13の移動
に応じて窓1は開放される。
第1図中破線で示した位置は、窓1が45°に開
放された状態である。
更に駆動シヤフト11とネジシヤフト12の回
転によりスライド部材13が矢印a方向に移動さ
れると、アーム19,20が更に開き第1図に二
点破線で示したように、この実施例における最大
開放角度90°に窓1が開放される。
上述した通常時の窓開放は、ストツパー18が
ネジシヤフト12の端部に設けた鍔部12cを係
止した状態に保持されているので引張バネ15は
窓開き力としては作用しない。
一方、開放状態にある窓1を閉鎖する時は、操
作ボツクス7のハンドル、又はモータにより伝導
シヤフト5を開放時と逆方向に回転して駆動シヤ
フト11とネジシヤフト12を開放時と逆方向に
回転することで、該ネジシヤフト12の回転によ
りスライド部材13は反矢印a方向に移動し、窓
1を所定開放角度、もしくは全閉状態に閉鎖する
ことができる。
次に、火災等の非常時に窓を瞬時開放動作する
時は、第4図の実線で示す閉鎖状態で伝導シヤフ
ト5を右方向へスライドさせ、その作動片5aで
ストツパー18を反時計回り方向に回転すること
によりネジシヤフト12の係止を解除すると、引
張バネ15の張力が連結部材14とスライド部材
13を引きよせる方向に作用し、ネジシヤフト1
2が連結部材14に対して第4図に示す矢印a′方
向に移動し、折り畳まれているアーム19,20
が開き方向に回動し、窓1は開かれる。
一方、開放された窓1を閉じる時は、操作ボツ
クス7のハンドル、又はモータにより伝導シヤフ
ト8、ギヤ10,9、駆動軸4、駆動シヤフト1
1を介してネジシヤフト12を回転させると、ネ
ジシヤフト12だけが第4図に示す矢印b方向に
移動し初期の位置に戻り、ストツパー18に鍔部
12cが係止される。次にネジシヤフト12を逆
方向に回転させると、スライド部材13が引張バ
ネ15を伸長しつつ初期の位置まで移動するが、
これと同時にアーム19,20,23は折り畳ま
れ、窓1は閉じられる。
〔考案の効果〕 以上説明したように本考案に係る窓開閉装置は
構成されたものであるから、通常の換気時にあつ
ては、伝導シヤフト5を操作ボツクス7のハンド
ル、又はモータによつて所定方向に回転すること
により窓1を所望角度に開放することができ、一
方、火災等の非常時にあつては、伝導シヤフト5
を僅かに軸方向へ引動するだけのワンタツチ操作
によつてストツパー18によるネジシヤフト12
の係止を解除することによつて引張バネ15の張
力により窓1を全開位置に瞬時に開放させること
ができ、更に通常の換気時、非常時共に窓開放角
度を90°とすることができる為、換気及び火災時
の排煙性能を充分に発揮することができ、又開閉
装置は全て下枠2b内に折り畳み格納される構成
としたので、窓取付枠を大きくしたり、装置の構
成部品が外観に露出することはないので窓の意匠
感を損ねることもなく、更に、伝導シヤフト5に
よる回転力及び引動で複数箇の窓1……の通常の
開閉及び非常時の開放を連動できるから、複数箇
の窓1……の通常開閉及び非常時の開放を同時
に、かつ非常時にあつては全開位置に瞬時に確実
に開放できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る窓開閉装置の実施例を示
す窓通常開放状態の横断平面図、第2図は第1図
における−線拡大横断面図、第3図は第1図
におけるB部の拡大平面図、第4図は同実施例に
おける非常時の窓開放状態を示す横断平面図、第
5図は本案装置における窓設置状態の一例の略示
正面図、第6図は第5図の略示側面図である。 1……窓、1a……窓上縁、1b……窓下縁、
2……窓取付枠、2b……下枠、4……駆動軸、
5……伝導シヤフト、11……駆動シヤフト、1
2……ネジシヤフト、12b……ネジ部、13…
…スライド部材、14……連結部材、15……引
張バネ、16……ユニバーサルジヨイント、18
……ストツパー、19,20,23……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓下縁側を開閉するよう当該窓の上縁を枢着し
    た窓取付枠の下枠に、該下枠に回転可能に支持さ
    れた駆動軸に伝達機構を介して回転力を伝達可能
    にして、かつ窓の横幅方向へ往復移動可能に架設
    される伝導シヤフトと、外周のネジ部にスライド
    部材を軸方向へ進退自在に螺合して一端が連結部
    材に回転、かつ軸方向へ移動自在に支持されるネ
    ジシヤフトと、上記スライド部材と連結部材が相
    対的に引きよせられる方向に当該両部材に張設さ
    れる引張バネと、一端が上記駆動軸にユニバーサ
    ルジヨイントで連結され、上記ネジシヤフトと非
    回転にして、かつ軸方向へスライド自在に嵌挿さ
    れる駆動シヤフトと、夫々の一端が上記下枠と窓
    下縁に自由角度で回転可能に連結され、他端が
    夫々上記連結部材と回転自在に枢支される下枠側
    アーム及び窓側アームと、一端がスライド部材と
    回転自在に枢支され、他端が上記窓側アームの中
    間部に回転自在に枢支される連結アームと、上記
    ネジシヤフトの端部を係脱自在に係止し、かつ上
    記伝導シヤフトの引動によつて上記ネジシヤフト
    の端部の係止を解除可能なるよう上記連結部材に
    回転自在に枢支されるストツパーとを備えること
    を特徴とする窓開閉装置。
JP11445686U 1986-07-24 1986-07-24 Expired - Lifetime JPH059429Y2 (ja)

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JP11445686U JPH059429Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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JP11445686U JPH059429Y2 (ja) 1986-07-24 1986-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS6319683U JPS6319683U (ja) 1988-02-09
JPH059429Y2 true JPH059429Y2 (ja) 1993-03-09

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ID=30997211

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