JPH0594439U - 笠木用継手部材 - Google Patents

笠木用継手部材

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JPH0594439U JP4149592U JP4149592U JPH0594439U JP H0594439 U JPH0594439 U JP H0594439U JP 4149592 U JP4149592 U JP 4149592U JP 4149592 U JP4149592 U JP 4149592U JP H0594439 U JPH0594439 U JP H0594439U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 角度をもって突き合わせた笠木の角部におい
て、両部材間に取り付けて切断端部を覆いながらワンタ
ッチで接続施工することができ、確実強固に取り付け
る。 【構成】 両笠木30,30の突合せラインに沿う内側
形状を形成してなる硬質合成樹脂成形部材製カバー本体
2に、カバー本体2の両端に笠木30の水切り縁33と
下側から係合する係合嵌着縁3,4を突設する。カバー
本体2の内面側幅方向中央に、両突合せ面方向に延びる
挟持プレート5を一体的に成形し、挟持プレート5に笠
木30の端部部材板厚t内面に自由端を当接する舌状板
発条構造6,6を両面側にそれぞれ弾性付勢して一体的
に成形したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、手摺等の笠木接続部をワンタッチで覆う技術に係り、殊に両笠木部 材間に取り付けて切断端部を安全に覆いながら接続する笠木用継手部材に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばアルミニウム引きものの笠木を突合せ施工した場合の継合せ 部の処理部品として、図9に示すような継手部材が使用されている。即ち、この 種の継手部材は、硬質合成樹脂の適宜幅をもったカバー体50の内側形状を、突 き合わせた笠木51の突合せラインに沿う形状に形成し、該カバー本体50の両 端に、上記笠木51の下側両端に形成した水切り縁52,52と下側から係合す る係合嵌着縁53,53を突設成形した構造になっている。そして、該カバー本 体50の弾性と水切り縁52,52に対する係合嵌着縁53,53の下側からの 係着によってワンタッチで該笠木用継手部材を取り付け、笠木51,51の両切 断端部を覆いながら突合せ連結することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来の構造によれば、笠木51に被せたカバー本体50を水切り縁 52,52に下から係着した係合嵌着縁53,53だけで止着する構造になるた め、笠木51端部に捻りが生じる(殊に有角度に接続した笠木51,51の角部 に設けた場合には、捻りが生じ易い)など、水切り縁52と係合嵌着縁53の部 分にずれが発生すると、該部の係合が外れて該笠木用継手部材が脱落することが ある等の問題を有していた。
【0004】 本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、突き合わせ接続する笠木にお いて、両部材間に取り付けて切断端部を覆いながらワンタッチで接続施工するこ とができると共に、確実且つより強固に取り付けることができる笠木用継手部材 を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係る笠木用継手部材は、金属製引きものま たは板材によって構成した手摺等の笠木の突き合わせた両部材間に取り付ける笠 木用継手部材において、両笠木の突合せラインに沿って少なくとも笠木の上半部 外周に被設する内側形状を形成してなる適宜幅の硬質合成樹脂成形部材製カバー 本体に、該カバー本体の両端に位置して前記笠木の水切り縁等の段縁構造と下側 から係合する内方に屈折した係合嵌着縁を突設すると共に、該カバー本体の内面 側に位置してその幅方向中央に、両突合せ面方向に延びる挟持プレートを一体的 に成形し、該挟持プレートに対して笠木の端部部材板厚内面に自由端を当接する 舌状板発条構造を両面側にそれぞれ弾性付勢して一体的に成形したことを要旨と するものである。
【0006】
【作用】
上記笠木用継手部材は、突き合わせた両笠木端部の間隙に挟持プレートを挿入 するように押し込むと、カバー本体の弾性により係合嵌着構造を形成してある端 部が笠木の面に沿って拡開しながら滑り移動し、段縁構造と下側から係着する。 また同時に上記挟持プレートの両面側に突出している舌状板発条構造は、それぞ れ面内に収容されるように弾性に抗して押し込まれながら笠木の板厚を乗り越え ると共に、乗り越えたところで弾性復帰して自由端が天板の内側面に当接する。 従って、笠木用継手部材は、笠木に被せたカバー本体を水切り縁等の段縁構造に 下から係着した係合嵌着縁と、笠木の天板部内面に当接した舌状板発条構造によ って止着し、簡単に脱落するようなことはない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る笠木用継手部材の実施例を図面に従って説明する。 図1乃至図3は第一の実施例を示すものであり、手摺のトップレールを形成す る蒲鉾型断面の笠木を延長連結する継手部材を示すものである。
【0008】 該継手部材1を使用する笠木30は、「D」字を横倒した蒲鉾型断面形状にな るアルミニウム引きもの(型枠)であり、頂板と側板を構成する上枠部31と、 側板間を連結する底板部32、及び側板の下端に条設した水切り縁33,33と からなる断面構造を呈し、長手方向と直交するように切断した両笠木30,30 の端部間に本考案の継手部材1を介挿し、突き合わせて延長する。
【0009】 本考案に係る継手部材1は上記笠木30,30の突き合わせて構成した角部に 固設して使用するものであり、硬質合成樹脂によって成形してなる。突き合わせ た笠木30,30の端面外側形状に沿って、笠木30,30の上枠部31の頂板 と側板の外周に被設する内側形状(矢印A)を形成してなる適宜幅(笠木1の大 きさによっても異なるが、実際には1.5〜3cmが適当である。)の蒲鉾形の カバー本体2を成形し、該カバー本体2の両下端部に、上記笠木30の水切り縁 33,33と係合する係合嵌着縁3,4をそれぞれ内側に屈折した形態で突設成 形してなる。また、該カバー本体2の頂板被覆部の内面側に位置してその幅方向 中央に、挟持プレート5を一体的に突設成形し、該挟持プレート5に対して舌状 板発条6,6を両面側にそれぞれ弾性付勢して僅かに引き起こした形態で一体的 に成形してあり、このとき、該舌状板発条6,6自由端は笠木30の端部部材板 厚tの内面に当接するようにカバー本体2の内面との間にその板厚tと略等しい 間隙G1を設けてなる。
【0010】 上記継手部材1を取り付ける両笠木30,30間は、予め挟持プレート5の板 厚が挿入可能な間隙G2を隔して設置されており、該間隙G2に挟持プレート5 を挿入するようにカバー本体2を押し込むと、該カバー本体2の弾性に抗して係 合嵌着縁3,4が形成してある端部が、両笠木30,30の面に沿って拡開しな がら滑り移動し、水切り縁33,33の下側に廻り込み、弾性復帰によって係着 する。
【0011】 それと同時に上記挟持プレート5の両方の面に突出している舌状板発条6,6 は、それぞれ笠木30,30の上枠部31頂板の端縁によって、面内に収容され るように弾性に抗して押し込まれながら板厚tを乗り越えると共に、乗り越えた ところで弾性復帰して自由端が該頂板の内面に当接する。
【0012】 従って、継手部材1は、笠木30,30に被せたカバー本体2を水切り縁33 ,33に下から係着した係合嵌着縁3,4と、笠木30の頂板内面に当接した舌 状板発条6,6によって止着し、戻ることがない。
【0013】 次に図4乃至図6は第二の実施例を示すものであり、手摺のトップレールを形 成する蒲鉾型断面の笠木を90度の角度に当接する角部に使用する継手部材を示 すものであり、突き合わせる笠木30,30の端部は、平面方向の角度がそれぞ れ45度になるように切断し、突き合わせると90度に屈折した笠木30の角部 を構成する。
【0014】 継手部材1は上記笠木30,30の突き合わせて構成した角部に固設するもの であり、突き合わせた笠木30,30の突合せラインNに沿って、笠木30,3 0の上枠部31の頂板と側板の外周に被設する内側形状(矢印B)を形成してな る適宜幅の蒲鉾形のカバー本体2を成形し、該カバー本体2の外側端部と内側端 部に、上記笠木30の水切り縁33,33と係合する係合嵌着縁3,4をそれぞ れ内側に屈折した形態で突設成形してなる。また、該カバー本体2の頂板被覆部 の内面側に位置してその幅方向中央に、挟持プレート5を一体的に突設成形し、 該挟持プレート5に対して舌状板発条6,6を両面側にそれぞれ弾性付勢して僅 かに引き起こした形態で一体的に成形してあり、このとき、該舌状板発条6,6 自由端は笠木30の端部部材板厚tの内面に当接するようにカバー本体2の内面 との間にその板厚tと略等しい間隙G1を設けてなる。
【0015】 上記挟持プレート5を対称軸とするカバー本体2の右側部分Rと左側部分Lは 、施工する両笠木30,30の角の角度(90度)に見合うように、90度の接 続角度αを持った構造になっている。
【0016】 上記継手部材1を取り付ける両笠木30,30間は、予め挟持プレート5の板 厚が挿入可能な間隙G2を隔して設置されており、該間隙G2に挟持プレート5 を挿入するようにカバー本体2を押し込むと、該カバー本体2の弾性に抗して係 合嵌着縁3,4が形成してある端部が、両笠木30,30の面に沿って拡開しな がら滑り移動し、水切り縁33,33の下側に廻り込み、弾性復帰によって係着 する。それと同時に上記挟持プレート5の両方の面に突出している舌状板発条6 ,6は、それぞれ笠木30,30の上枠部31頂板の端縁によって、面内に収容 されるように弾性に抗して押し込まれながら板厚tを乗り越えると共に、乗り越 えたところで弾性復帰して自由端が該頂板の内面に当接する。
【0017】 従って、継手部材1は、笠木30,30に被せたカバー本体2を水切り縁33 ,33に下から係着した係合嵌着縁3,4と、笠木30の頂板内面に当接した舌 状板発条6,6によって止着して戻ることがなく、ワンタッチで組み付けを完了 する。
【0018】 尚、施工する両笠木30,30の角の角度が135度の場合は、図7に示すよ うに、カバー本体2の右側部分Rと左側部分Lが135度の接続角度αを持った 継手部材1を使用することによって実施することができる。
【0019】 更に、本考案の継手部材1は、突き合わせた笠木30,30の突合せラインN に沿うように内側形状を形成することによって、蒲鉾型の外、楕円や真円だけで なく、種々形状の断面をもった笠木30に使用することが可能であり、図8のも のは、真円の断面をもった笠木角部用の継手部材1である。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る笠木用継手部材は、直線状或は有角度に突き合 わせた両笠木端部の間隙に挟持プレートを挿入するように押し込むことによって 、該挟持プレートに構成した舌状板発条が笠木の板厚内面と当突すると共に、係 合嵌着縁が水切り縁と係着する。これによって、笠木用継手部材はワンタッチで 笠木と係着することができると共に、係着した後は簡単に脱落するようなことが なくなる特徴を有するものであり、本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例を示す、笠木の端部と本
考案に係る継手部材の関係を示す分解斜視図である。
【図2】同継手部材の側面図である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】本考案の第二の実施例を示す、笠木の角部と本
考案に係る継手部材の関係を示す分解斜視図である。
【図5】同継手部材の側面図である。
【図6】同施工状態を示す一部切欠した平面図である。
【図7】他の角度を持った角部に使用する継手部材の施
工状態を示す平面図である。
【図8】他の断面形状の笠木の角部に使用するコーナー
きゃつぷの斜視図である。
【図9】従来の継手部材と笠木の角部との関係を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 継手部材 2 カバー本体 3,4 係合嵌着縁 5 挟持プレート 6 舌状板発条 30 笠木 31 上枠部 32 底板部 33 水切り縁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製引きものまたは板材によって構成
    した手摺等の笠木の突き合わせた両部材間に取り付ける
    笠木用継手部材において、両笠木の突合せラインに沿っ
    て少なくとも笠木の上半部外周に被設する内側形状を形
    成してなる適宜幅の硬質合成樹脂成形部材製カバー本体
    に、該カバー本体の両端に位置して前記笠木の水切り縁
    等の段縁構造と下側から係合する内方に屈折した係合嵌
    着縁を突設すると共に、該カバー本体の内面側に位置し
    てその幅方向中央に、両突合せ面方向に延びる挟持プレ
    ートを一体的に成形し、該挟持プレートに対して笠木の
    端部部材板厚内面に自由端を当接する舌状板発条構造を
    両面側にそれぞれ弾性付勢して一体的に成形したことを
    特徴とする笠木用継手部材。
  2. 【請求項2】 前記笠木用継手部材が、有角度に突き合
    わせた両笠木の角部突合せラインに沿った内側形状を形
    成してなり、角突合せ部に取り付ける笠木用角部継手部
    材であることを特徴とする請求項1記載の笠木用継手部
    材。
JP4149592U 1992-05-25 1992-05-25 笠木用継手部材 Expired - Lifetime JPH0649711Y2 (ja)

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