JPH0594572U - 密封装置 - Google Patents
密封装置Info
- Publication number
- JPH0594572U JPH0594572U JP4119392U JP4119392U JPH0594572U JP H0594572 U JPH0594572 U JP H0594572U JP 4119392 U JP4119392 U JP 4119392U JP 4119392 U JP4119392 U JP 4119392U JP H0594572 U JPH0594572 U JP H0594572U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal ring
- sealing device
- synthetic rubber
- synthetic resin
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂製のシールリング1と、合成ゴム製
のバックリング2との組み合わせよりなる密封装置にお
いて、気体がシールリング1を透過して漏洩するのを防
止する。 【構成】 合成ゴムの気体透過係数が合成樹脂の気体透
過係数より小さいことに着目してシールリング1の摺接
面3以外の面に合成ゴム製の薄膜4を接着またはコーテ
ィングし、この薄膜4を隔膜として作用させて、気体が
シールリング1を透過して漏洩するのを防止する。
のバックリング2との組み合わせよりなる密封装置にお
いて、気体がシールリング1を透過して漏洩するのを防
止する。 【構成】 合成ゴムの気体透過係数が合成樹脂の気体透
過係数より小さいことに着目してシールリング1の摺接
面3以外の面に合成ゴム製の薄膜4を接着またはコーテ
ィングし、この薄膜4を隔膜として作用させて、気体が
シールリング1を透過して漏洩するのを防止する。
Description
【0001】
本考案は、密封装置の改良に関する。本考案の密封装置は気体を密封するため 、または気体と液体の混合物を密封するためにショックアブソーバ等の機器の内 部に装着される。
【0002】
従来から、この種の密封装置として、図7に示すように、相対に移動する二部 材11,12の一方の部材11の、他方の部材12に対する対向面に設けた環状 の装着溝13に装着されるものであって、他方の部材12に摺接する合成樹脂製 のシールリング1と、このシールリング1の溝底側に配置される合成ゴム製のバ ックリング2とを有するものが知られている。そして、この密封装置は合成樹脂 製のシールリング1を有して「高圧時低摺動抵抗」の密封状態を実現するように 構成されている。
【0003】
上記従来技術には次の問題がある。すなわち、合成樹脂には一般にその組成が 合成ゴムほど密ではないために、加圧されると気体を透過させてしまう性質があ る。このため上記密封装置を高圧の条件下で使用すると気体がシールリングを透 過して洩れてしまい、例えば機器の内圧を所定値に保つことができない等の不都 合が生じている。
【0004】 尚、合成樹脂の気体透過係数(cc・mm/m2 ・day・atm)は、本願 考案者らが行なった試験によると、合成ゴムのそれの略50倍である。 試験条件 合成樹脂の種類・・・充填材入りPTFE 合成ゴムの種類・・・NBR 気体の種類・・・・・N2 ガス 温度・・・・・・・・25℃ 試験方法・・・・・・ASTM D 1434 試験結果 合成樹脂の気体透過係数・・・5850 合成ゴムの気体透過係数・・・110
【0005】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され たものであって、この目的を達成するため、相対に移動する二部材の一方の部材 の、他方の部材に対する対向面に設けた環状の装着溝に装着される密封装置であ って、前記他方の部材に摺接する合成樹脂製のシールリングと、前記シールリン グの溝底側に配置される合成ゴム製のバックリングとを有する密封装置において 、前記シールリングの摺接面以外の面に合成ゴム製の薄膜を接着またはコーティ ングしたことを特徴とする密封装置を提供する。
【0006】
気体透過係数の大きな合成樹脂製のシールリングの摺接面以外の面に気体透過 係数の小さな合成ゴム製の薄膜を接着またはコーティングし、この薄膜によって 気体がシールリングを透過して漏洩するのを防止する。
【0007】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明すると、当該密封装置は上記従 来技術に対して次の特徴を有している。
【0008】 すなわち、図1に示すように、断面略矩形を呈する合成樹脂製のシールリング 1の図上右側の端面に合成ゴム製の薄膜4が接着またはコーティングされ、この 薄膜4を一種の隔膜として作用させて、図上左側の気体がシールリング1を透過 して図上右側へ漏洩するのを防止している。合成ゴムは例えば上記したNBRで ある。
【0009】 合成ゴム製の薄膜4を隔膜として作用させるにはこの薄膜4を他方の部材12 とバックリング2との間に掛け渡すように配置する必要があるが、この条件を満 たすものならその配置は特に限定されるものではない。図2の例では、断面略矩 形を呈する合成樹脂製のシールリング1の図上左側の端面および下側の周面に薄 膜4が略L字形に配置されており、また図3の例では、断面略矩形を呈する合成 樹脂製のシールリング1の図上左側の端面、下側の周面および右側の端面に薄膜 4が略コ字形に配置されている。尚、シールリング1の摺接面3に薄膜4を配置 することは摺動抵抗の増大に繋ることから不可である。
【0010】 また本考案において、合成樹脂製のシールリング1の断面形状は特に限定され るものではない。図4はその一例として図上左上の縁部を斜めにカットしてテー パ面5を形成し、断面形状を略五角形としたものであって、このような断面形状 のシールリング1に同図ないし第6図に示すような配置をもって合成ゴム製の薄 膜4が接着またはコーティングされている。
【0011】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、シールリングの摺接面以外の面に合成 ゴム製の薄膜を接着またはコーティングしたために、この薄膜を隔膜として作用 させることによって、気体がシールリングを透過して漏洩するのを防止すること ができ、当該密封装置の密封性能を向上させることができる。また薄膜の配置を 摺接面以外の面に限定したために「高圧時低摺動抵抗」の密封状態を維持するこ とができる。
【図1】本考案の実施例に係る密封装置の装着状態を示
す要部断面図
す要部断面図
【図2】本考案の他の実施例に係る密封装置の装着状態
を示す要部断面図
を示す要部断面図
【図3】本考案の他の実施例に係る密封装置の装着状態
を示す要部断面図
を示す要部断面図
【図4】本考案の他の実施例に係る密封装置の装着状態
を示す要部断面図
を示す要部断面図
【図5】本考案の他の実施例に係る密封装置の装着状態
を示す要部断面図
を示す要部断面図
【図6】本考案の他の実施例に係る密封装置の装着状態
を示す要部断面図
を示す要部断面図
【図7】従来例に係る密封装置の装着状態を示す要部断
面図
面図
1 シールリング 2 バックリング 3 摺接面 4 薄膜 5 テーパ面 11 一方の部材 12 他方の部材 13 装着溝
Claims (1)
- 【請求項1】 相対に移動する二部材11,12の一方
の部材11の、他方の部材12に対する対向面に設けた
環状の装着溝13に装着される密封装置であって、前記
他方の部材12に摺接する合成樹脂製のシールリング1
と、前記シールリング1の溝底側に配置される合成ゴム
製のバックリング2とを有する密封装置において、前記
シールリング1の摺接面3以外の面に合成ゴム製の薄膜
4を接着またはコーティングしたことを特徴とする密封
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4119392U JPH0594572U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4119392U JPH0594572U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 密封装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0594572U true JPH0594572U (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=12601592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4119392U Withdrawn JPH0594572U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 密封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0594572U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002235857A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Nok Corp | 密封装置 |
| JP2016102425A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 株式会社デンソー | ポンプ |
| JP2024502896A (ja) * | 2021-01-18 | 2024-01-23 | 浙江三花汽車零部件有限公司 | 制御弁の製造方法、制御弁及び弁ボディユニット |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4119392U patent/JPH0594572U/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002235857A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Nok Corp | 密封装置 |
| JP2016102425A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 株式会社デンソー | ポンプ |
| JP2024502896A (ja) * | 2021-01-18 | 2024-01-23 | 浙江三花汽車零部件有限公司 | 制御弁の製造方法、制御弁及び弁ボディユニット |
| US12553527B2 (en) | 2021-01-18 | 2026-02-17 | Zhejiang Sanhua Automotive Components Co., Ltd. | Method for manufacturing control valve, and control valve and valve body assembly |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101856334B1 (ko) | 기밀한 노즐 구조를 갖는 복합재 용기 | |
| US6682080B2 (en) | Cylinder head gasket | |
| GB1224486A (en) | Piston and piston rings unit for an internal combustion engine | |
| CN110537042A (zh) | 正负压密封垫 | |
| CZ297916B6 (cs) | Zpusob nanásení povlaku na bocní povrch otvoru v mekké ploché tesnicí desce | |
| JPH0594572U (ja) | 密封装置 | |
| JP2002260622A (ja) | 封口板 | |
| JP2004360717A (ja) | ガスケット | |
| US4512587A (en) | Aerosol cannister fitting | |
| US3743544A (en) | Fuel cell | |
| JP4306065B2 (ja) | フロートバルブ装置及びフロートバルブ装置の取り付け構造 | |
| JPH05240356A (ja) | Oリングによるシール構造 | |
| JP4524526B2 (ja) | 機能膜 | |
| JPS626391Y2 (ja) | ||
| US4463958A (en) | Mechanical face seals | |
| KR102839598B1 (ko) | 밀봉 구조 및 밀봉 구조의 조립 방법 | |
| CN212986335U (zh) | 密封圈 | |
| JP2006170715A (ja) | ガスセンサ | |
| JPH0511399Y2 (ja) | ||
| JPS6115310B2 (ja) | ||
| KR100411096B1 (ko) | 페이퍼 개스킷 | |
| JPS6337586Y2 (ja) | ||
| JPS6014054Y2 (ja) | パツキング | |
| JPH0434243Y2 (ja) | ||
| JPH07133870A (ja) | 三面合わせ部に用いられるガスケット |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |