JPH059521U - 腰椎装具 - Google Patents
腰椎装具Info
- Publication number
- JPH059521U JPH059521U JP6429491U JP6429491U JPH059521U JP H059521 U JPH059521 U JP H059521U JP 6429491 U JP6429491 U JP 6429491U JP 6429491 U JP6429491 U JP 6429491U JP H059521 U JPH059521 U JP H059521U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waist
- belt
- tightening
- abdominal
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】腰ベルト本体が、非伸縮性のメッシュ地に縫着
した支柱部材およびずり上がり防止ゴムを有した腰背部
と、その両側に骨盤位を包み込むための弾性布帛に縫着
した上記と同質のゴムあてを有した脇部と、保形用骨部
材を介して両端にいたる腹位部とからなる。この一端
に、上下各1対の緊締用ベルトを備え、他端の係止用通
しリング側には、別部材の腹壁当接部を設ける。上記緊
締用ベルトによる係止が、その片面に半ばから雌雄を切
替えた面テープを有して、上記通しリングを介した折り
返しによる止着とされ、緊締装着により腹壁および腰部
を適宜な面幅で圧迫支持する。 【効果】着用時の可動制限が少ないうえに、ずり上がり
防止等のフィット性を有し、不断の着用によって腰痛の
発症予防ならびに腰痛症の治療を可能とする。
した支柱部材およびずり上がり防止ゴムを有した腰背部
と、その両側に骨盤位を包み込むための弾性布帛に縫着
した上記と同質のゴムあてを有した脇部と、保形用骨部
材を介して両端にいたる腹位部とからなる。この一端
に、上下各1対の緊締用ベルトを備え、他端の係止用通
しリング側には、別部材の腹壁当接部を設ける。上記緊
締用ベルトによる係止が、その片面に半ばから雌雄を切
替えた面テープを有して、上記通しリングを介した折り
返しによる止着とされ、緊締装着により腹壁および腰部
を適宜な面幅で圧迫支持する。 【効果】着用時の可動制限が少ないうえに、ずり上がり
防止等のフィット性を有し、不断の着用によって腰痛の
発症予防ならびに腰痛症の治療を可能とする。
Description
【0001】
本考案は、腰痛予防および腰痛治療に使用する装着具にかかり、特に、「重量 物の取扱い」、「中腰等の不良姿勢」、「車両運転等の拘束座位姿勢」および「 特殊車両等の全身振動」等の作業態様に起因する職業性腰痛症の予防、治療用の 腰椎装具に関する。
【0002】
従来より、腰痛用コルセットとして知られるように、腰痛症の主なる治療装具 として種々の腰椎コルセットが提案されてきた。
【0003】 例えば、腰背部に弾性芯材を用いて、腰部全体の緊締圧迫による密着性、フィ ット性の改善を具体化したものに、実公昭58−50900号および実公昭58 −54096号が挙げられる。
【0004】 また、腰痛帯が骨盤ベルトを付帯し、この組み合わせ効果を腰痛治療装具とし て具体化したものに、実公昭61−43474号があり、腹斜筋の圧迫と装着性 の向上を開示したものに、実開平2−82322号が挙げられる。
【0005】 さらに、ずり上がり防止等の装着性の向上については、実公昭60−3897 9号および実公昭60−38980号を挙げることができる。
【0006】 一方、ベルトおよびコルセット等による腰痛の予防効果については、「腹腔内 圧による腰椎の減圧効果に関与する筋群として、内・外腹斜筋および腹横筋の作 用が重要である。」〔Morris,J.M. et al.: Role of the trunk in stability o f the spine , J.Bone and Joint Surg.43-A (1961) pp.327-351〕 また、「腰部の前傾、重量物持ち上げ作業を行う時、コルセット装着時は非装着 時に比して椎間板内圧が平均 26 〜 35 %減少する。」〔兼松 弘、他:椎間板 内圧の測定(第3報),日整会誌,45(1971)pp.855-856〕 また、「骨盤ベルトを装着し脊柱機能検査を行うと、上部腹筋群を使用する腹筋 テストが著しく改善する。骨盤位置への装着が有用である。作業中、骨盤ベルト を使用すると腰痛の改善が認められる。」〔谷口 良樹、他:腰部障害の産業臨 床医学的研究(第1報),日本産業衛生学会講演集(1982)pp.198-199〕等の指 摘がある。
【0007】 これらの知見を肯定する卑近な例として、重量挙げ選手の腹帯、腰部捻挫時の 「さらし」の腹帯および上記谷口らの骨盤ベルト等が挙げられる。
【0008】
このように、腰痛の治療と予防に関して、主に治療装具としての上記公知例に よるコルセット効果を予防効果において排除するものではないが、装具による腰 痛予防効果をより重要とする場合には、依然として以下の問題点を残してきた。 1.腰背部の固定による体幹筋の廃用性萎縮を来す。 2.可動性および作業性が悪い。 3.腹を締めつける。 4.暑苦しい。 そのため、従来例に多くみられる幅の広いコルセットは、入院または自宅安静 時のみに使用され、就労時の使用には困難な点があった。
【0009】 近年、作業の機械化に伴う作業密度の増加により、職業性腰痛症が増加してお り、その予防対策が強く要請されている。 この職業性腰痛症の発症原因として「重量物の取扱い」、「中腰、前傾姿勢等 の不良姿勢」、「長時間の拘束座位姿勢」および「全身振動」等が重要であり、 いくつかの予防対策のうち、「環境管理」の改善に準じて重要である「作業管理 」対策の一環として、腰痛予防ベルトが検討されてきた。
【0010】 そこでは、「腰背部は、筋肉量が多く、骨性支持が強固であるが前方腹壁が弱 い。そのため、腰背部は布による補強は不要で支柱のみとし、腹壁を包み込む形 式が意味がある。」〔大井 淑雄:脊椎支持装置(体幹器具),腰痛(医歯薬出 版;東京,1979)pp.223-231〕との医学上の知見を基本的に支持するとともに、 産業衛生学的な観点から、作業態様に適した腰痛予防ベルトの提案が期待されて いる。
【0011】 本考案は、このような事情に鑑みなされたものであって、上記問題点を解消し 、腹圧が十分掛けられ、かつ、作業時の可動制限を最小限にとどめた腰椎装具を 提供することを目的とするものである。 また、同時に、治療具としても不断に効果を有する腰椎装具を得ることを目的 とするものである。
【0012】
上記目的を達成するために、本考案は、骨盤位に装着する腰痛帯であって、可 動性を考慮した所定帯幅の腰ベルト本体が、非伸縮性のメッシュ地に縫着した支 柱部材およびずり上がり防止ゴムあてを有した腰背部と、その両側に骨盤位を包 み込むための弾性布帛に縫着した上記と同質のゴムあてを有した脇部と、保形用 骨部材を介してベルト両端にいたる腹位部とからなり、その一端に、上下各1対 の緊締用ベルトを備え、他端の係止用通しリング側には、別部材の腹壁当接部を 設けてなり、上記緊締用ベルトによる係止が、その片面に半ばから雌雄を切替え た面テープを有して、上記通しリングを介した折り返しによる止着とした腰椎装 具である。
【0013】
上記のように構成された腰椎装具の各部(材)は以下に示す機能を主導する。 脇部の弾性布帛は、腰ベルトの長さ方向に体形に沿って面状の圧迫を加え、腰 椎の安定化と良好な装着性を補助する。 緊締用ベルトによる係止は、面テープの止着であるために自由度を有し、緊締 力の無段階調節を可能とさせている。 腹壁当接部は、腹部の圧迫支持であり、腹圧による椎間板内圧の軽減を促すと ともに、腰・仙椎結合部の辷りを予防する。 ずり上がり防止ゴムあておよび緊締用ベルトは、骨盤位へのずれのないフィッ ト性を補助するとともに、着用時の可動制限を低減させる。
【0014】
本考案の一実施例を添付図面を参照して説明する。 図1は、本考案による腰椎装具の正面図であり、図2は、同じく背面図である 。 ここで図示するように、腰ベルト本体(1)は、可動性を考慮した所定幅の帯 状体とされ、装着に際して、長さ方向の中央にやや幅広の腰背部(2)と、その 両側の脇部(3),(3)と、両端の腹位部(4),(5)であり、この腹位部 の一端(4)に上下各1対の緊締用ベルト(6),(7)を備え、他端(5)に は係止具(9),(9)および係止用通しリング(8),(8)と、さらに腹壁 当接部(10)を設けた構成とされている。 所定帯幅としては、10〜15cm程度が有効であるが、骨盤位を包み、かつ、前屈 時に季肋部を圧迫しない程度の帯幅であれば許容される。
【0015】 腰背部(2)は、非伸縮性のメッシュ地、例えばナイロンメッシュに縫着した 支柱部材(11)およびずり上がり防止ゴムあて(16)からなり、脊椎を中心とし て対称的に装着するのが好ましい。
【0016】 脇部(3),(3)は、長さ方向にのみ伸縮する弾性布帛とこれに縫着した上 記ゴムあてと同質のずり上がり防止ゴムあて(16),(16)からなり、骨盤を包 み込むように装着するのが好ましい。 ここで、上述のずり上がり防止ゴムあて(16),(16)は、イボ状のゴム質材 料からなるものであるが、摩擦係数が大きく、布帛類に縫着可能なものであれば 適宜な材質のもので構わない。
【0017】 腹位部(4),(5)は、保形用骨部材(12),(12)を介して、腰背部と同 質の非伸縮性メッシュ地からなり、ベルト両端にいたるものである。 腹位部の一端(4)の緊締用ベルト(6),(7)は、その片面が半ばから雌 雄を切替えた面テープ(13),(14)を有したものである。 他面は骨部材(12 )と同様の材質でよい。 また、他端(5)には、係止具(9),(9)および 係止用通しリング(8),(8)が設けられ、緊締用ベルト(6),(7)によ る係止は、上記通しリング(8),(8)を介した折り返しによる面テープ(13 ),(14)の止着によっておこなうものである。
【0018】 腹壁当接部(10)は、通気孔(15)を有した保形性の高い素材からなり、腹圧 を支持する圧迫面を形成している。 例えば、一面にパンチ孔を形成した皮革製 のものが好ましい。
【0019】 図3は、本考案の腰椎装具を装着し、正面から見た使用状態図であり、図4は 、同じく背面から見た使用状態図である。 上述の腰椎装具は、腰背部(2)、脇部(3),(3)、腹位部(4),(5 )および腹壁当接部(10)が各身体部位に位置するように、腰部骨盤位に巻き付 けて装着するものであるが、上下各1対の緊締用ベルト(6),(7)の緊締位 置と緊締力を適宜加減・調節して使用するのが好ましい。
【0020】 特に、下部のベルト(7)は、腸骨下方部位に緊締位置をとり、上部のベルト (6)よりやや緊締力を強めることが望まれる。こうして、適確な圧迫力を加え るとともに、可動時のずり上がりを有利に防止できる。
【0021】 上述した腰椎装具の着用による腰痛改善効果が、産業現場で実証されており、 その調査結果の一例を挙げると、1日7〜10tの重量物運搬作業者への6ヶ月間 の装着による腰痛改善効果は、60〜70%であった。
【0022】
【考案の効果】 以上詳細に説明したように、本考案になる腰椎装具は、職業性腰痛症の予防の ために作業態様を考慮したものとなっているので、可動制限が少なく、ずり上が りの防止等装着性に優れ、しかも、随意背筋力を発揮し易く腹圧を掛け易い利点 を有し、作業動作による腰部への負荷を軽減するとともに腰椎の安定化ならびに 腰椎の保護を果たすことによって顕著な腰痛予防効果を奏する。 特に、急性腰部捻挫の発症予防効果が大きく、腰痛による欠勤率の低減にも寄 与することが期待できる。
【0023】 また、骨盤位に装着することにより、腰部の前屈時の腰ベルト上端部による季 肋部の圧迫を解消し、締めつけの不快感をなくすことができるとともに、その装 着・使用は、上記腰痛予防効果に止まらず腰痛症への対処、特に、腰・仙椎結合 部の安定化および椎間板内圧の減圧等において、治療装具としてもきわめて有効 であり、腰痛の緩和および腰椎の保護等不断に高い治療効果を奏する。
【図1】本考案による腰椎装具の正面図である。
【図2】同じく背面図である。
【図3】本考案の腰椎装具を装着し、正面から見た使用
状態図である。
状態図である。
【図4】同じく背面から見た使用状態図である。
1 腰ベルト本体 2 腰背部 3 脇部 4 腹位部 5 腹位部 6 緊締用ベルト(上部) 7 緊締用ベルト(下部) 8 係止用通しリング 9 係止具 10 腹壁当接部 11 支柱部材 12 保形用骨部材 13 面テープ(雌) 14 面テープ(雄) 15 通気孔 16 ずり上がり防止ゴム
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 骨盤位に装着する腰痛帯であって、可動
性を考慮した所定帯幅の腰ベルト本体が、非伸縮性のメ
ッシュ地に縫着した支柱部材およびずり上がり防止ゴム
あてを有した腰背部と、その両側に骨盤位を包み込むた
めの弾性布帛に縫着した上記と同質のゴムあてを有した
脇部と、保形用骨部材を介してベルト両端にいたる腹位
部とからなり、その一端に、上下各1対の緊締用ベルト
を備え、他端の係止用通しリング側には、別部材の腹壁
当接部を設けてなり、上記緊締用ベルトによる係止が、
その片面に半ばから雌雄を切替えた面テープを有して、
上記通しリングを介した折り返しによる止着である腰椎
装具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6429491U JPH066812Y2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 腰椎装具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6429491U JPH066812Y2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 腰椎装具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059521U true JPH059521U (ja) | 1993-02-09 |
| JPH066812Y2 JPH066812Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=13254078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6429491U Expired - Lifetime JPH066812Y2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 腰椎装具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066812Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0675429U (ja) * | 1993-04-14 | 1994-10-25 | 株式会社グローバルサービス | 整体用バンド |
| JPH079315U (ja) * | 1993-07-22 | 1995-02-10 | モリト株式会社 | 固定帯 |
| JP2000271159A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Seihou:Kk | 腰椎ベルト |
| JP2002345864A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-03 | Family Medical:Kk | コルセットベルト |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4026932B2 (ja) * | 1998-06-16 | 2007-12-26 | ウイズ株式会社 | 姿勢補整用被服 |
| JP2004181057A (ja) * | 2002-12-05 | 2004-07-02 | With Kk | コルセット |
| BR112018004838B1 (pt) | 2015-10-27 | 2022-07-05 | Midori Anzen Co., Ltd | Calça com cinto de proteção da cintura |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP6429491U patent/JPH066812Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0675429U (ja) * | 1993-04-14 | 1994-10-25 | 株式会社グローバルサービス | 整体用バンド |
| JPH079315U (ja) * | 1993-07-22 | 1995-02-10 | モリト株式会社 | 固定帯 |
| JP2000271159A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Seihou:Kk | 腰椎ベルト |
| JP2002345864A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-03 | Family Medical:Kk | コルセットベルト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH066812Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4545370A (en) | Kinetic back support belt | |
| US6755799B2 (en) | Belt-like corset | |
| US4691696A (en) | Lumbar spinal brace | |
| JP3337358B2 (ja) | 医療用コルセット | |
| US5421809A (en) | Back support belt | |
| US5466214A (en) | Dynamic harness for human spine | |
| US6066108A (en) | Method and apparatus for treating and preventing sacroiliac joint injuries | |
| US5599287A (en) | Hyperextension orthotic apparatus useful for treating pain associated with spinal disorders | |
| US5967998A (en) | Lumbo-sacral orthosis | |
| US6053883A (en) | Support and utility belt | |
| US20150148727A1 (en) | Low-profile, postural corrective garment for therapeutic relief of low back pain and mechanical lumbar disorders | |
| KR101369164B1 (ko) | 자세교정용 보조기 | |
| JP3189172B2 (ja) | 骨盤サポータ | |
| JPH066812Y2 (ja) | 腰椎装具 | |
| JP3056231U (ja) | 腰椎装具 | |
| JPS6143474Y2 (ja) | ||
| JP3337384B2 (ja) | 医療用コルセット | |
| JP2576473Y2 (ja) | 腰痛帯 | |
| JP3200538B2 (ja) | 骨盤安定サポータ及び骨盤安定パンツ | |
| JP7698165B2 (ja) | 骨盤矯正用サポータ | |
| JPH08117260A (ja) | 補強帯 | |
| JP2896330B2 (ja) | 腰痛帯 | |
| CN216823802U (zh) | 一种可调节的医用腰椎固定带 | |
| US20250312182A1 (en) | Support configured to be worn by a user | |
| JP3014829U (ja) | 股関節部と腰椎部の緊縛ベルト |