JPH0595548U - 使い捨て痔疾治療具 - Google Patents

使い捨て痔疾治療具

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JPH0595548U
JPH0595548U JP4533592U JP4533592U JPH0595548U JP H0595548 U JPH0595548 U JP H0595548U JP 4533592 U JP4533592 U JP 4533592U JP 4533592 U JP4533592 U JP 4533592U JP H0595548 U JPH0595548 U JP H0595548U
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JP
Japan
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enlarged portion
cooling medium
shaped
hemorrhoids
medium liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP4533592U
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English (en)
Inventor
勇司 石山
克己 廣瀬
茂 藤原
邦雄 瀧口
保雄 御園
坦 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruho Co Ltd
Original Assignee
Maruho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外痔核に対する凍結療法にも適用できるのみな
らず、挿入時指頭が肛門部に触れる恐れが無く、しかも
使い捨ての可能な安価な冷却療法用使い捨て痔疾治療具
を提供すること。 【構成】 内部に冷却媒体液Cが満たされている合成樹
脂製の中空棒状体2であって、該棒状体2は、その中間
部に好ましくは漏吐状乃至円錐台形の盤状拡大部3を備
え、該拡大部から後端が指腹で把持するための把持部4
を形成し、かつ該拡大部から先端部までの長さが直腸内
へ挿入するのに適当な長さである。冷却媒体液Cは家庭
用冷蔵庫の冷凍室内で凍結するものが望ましい。なお拡
大部より後方の把持部には対鉗子係合用の突起若しくは
段部7又は紐等の抜去補助手段を具備するのが好まし
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、痔疾の冷却療法用の使い捨て痔疾治療具、より詳しくは、内痔核の みならず外痔核にも有効であり、しかも適用操作が容易である衛生的な使い捨て 痔疾治療具に関する。本考案は、さらに付加的に万一直腸内へ没入させてしまっ たときでも鉗子による取り出しが容易である安全な冷却療法用痔疾治療具に関す る。
【0002】
【従来の技術】
考案の背景 痔疾、即ち、痔核は、肛門付近に起こる静脈瘤疾患であって、肛門輪を境に内 痔核と外痔核とに大別されているが、いずれにしても劇烈な疼痛や出血を伴い、 特に内痔核からの出血は著しい。
【0003】 従来から、痔疾の根治治療には外科手術が推奨されているが、手術後の苦痛や 、肛門部の変形などから手術に踏み切れない患者も多く、効果は不充分ながら依 然として坐薬などの局所的投薬に頼る例が非常に多い。そこで、比較的最近にな って冷却療法と称される冷却媒体液入りの棒状体を冷凍庫内で凍結させた後、短 時間肛門内に挿入して患部の静脈に刺激を与えることにより、血流を盛んとし、 静脈瘤を緩解しようとする療法が行われており、既に図10で示すような冷却媒体 液4を入れた合成樹脂製棒状体2の後部に漏吐型の頭部3'を付した製品1'が市販 されている。
【0004】 従来技術の問題点 しかし上記公知の製品1'では、冷却媒体液4が棒状体2の内部にしか存在して いないため、外痔核に対する冷却療法には適用できない上に、挿入操作時に指頭 が肛門部に触れる可能性があるのみでなく、誤って直腸内へ没入させてしまい、 抜去に医学的処置を必要とした例さえある。加えて、使い捨てではないため、こ れを使用後、食品を入れた冷凍庫内で再冷却するのにも抵抗感を払拭できない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上の実情に鑑み、本考案は、外痔核に対する冷却療法にも適用できるのみな らず、挿入時指頭が肛門部に触れる恐れが無く、しかも使い捨ての可能な安価な 冷却療法用痔疾治療具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
概要 以上の課題を解決するため、本考案は、内部に冷却媒体液が満たされている合 成樹脂製の中空棒状体であって、該棒状体は、その中間部に盤状拡大部を備えて いて、該拡大部から後端が指腹で把持するための保持部を形成し、かつ該拡大部 から先端部までの長さが直腸内へ挿入するのに適当な長さであることを特徴とす る使い捨て痔疾治療具を要旨とする。以下、考案を構成する諸要素等につき項分 けして説明する。
【0007】 中空棒状体 本考案における中空棒状体は、中間部に盤状拡大部を備えることが特徴である 。全体は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート のような脆化温度の低い無害の汎用軟質合成樹脂から中空成形手段により一体的 に製作されるのがよい。該盤状拡大部から先端部までの長さは、通常肛門輪を超 えて直腸内にまで達するのに適当な長さ(例えば70〜80mm)とする。これは、内 痔核に対し充分当接すると同時に、挿入時に起こる不可避的ないきみにより抜け 出すのを防止するためである。また太さは、肛門輪を無理なく通過しうる外径( 例えば10m/m 前後)とするが、可能ならばより大径とした方が冷却能力が向上す る。
【0008】 上記盤状拡大部は、実験的に20〜40m/m 程度の外径を有するのが外痔核部に当 接させるのに適当であるが、勿論この寸法に限られるものではない。またその厚 さも一定である必要はなく、むしろ後記実施例2又は3で示すような、中心部か ら周辺部に向け次第に直径を増加し又は減少する、所謂漏吐形又は円錐台形の外 形を有する方が外痔核に当接させるのに好適である。特に、実施例3に示す円錐 台形の一変形である鍔付球根型の拡大部を備えるものは、外痔核に対する冷却効 果が大きいと同時に、誤挿入を防止しうる。
【0009】 上記盤状拡大部から後方の把持部の長さには特に制限はない。しかし実用上の 見地から、少なくとも挿入のため指頭で把握しうる程度の長さであることが望ま しく、具体的に20mm以上の長さであることが好適であり、把持部が平坦な摘み部 を形成しているか(実施例3)又はその最後部が盤状に拡大しておれば(実施例 4)挿入操作を一層容易化する。
【0010】 更に別の観点において、把持部には対鉗子係合用の突起(実施例5)、段部( 実施例6)又はリング等の係合手段を付加することができ、これにより誤挿入時 の抜き取りが容易となる。
【0011】 冷却媒体液 上記棒状体の内部は、冷却媒体液により満たされている必要がある。これは、 若し全満又はそれに近い状態でなければ冷凍庫内で水平に横置したとき拡大部の 内部まで冷却媒体液が行き亙らず、冷却効果を阻害するからである。但し、完全 な意味で全満状態である必要はなく、若し冷却媒体液として凍結性の液体が使用 されたときは、凍結により異常膨張したり、破裂したりするのを防止するため、 むしろ膨張の余地を残したほぼ全満に近い状態である方が好ましい。
【0012】 ここに冷却媒体液としては、例えば水、エタノール、イソプロパノール、グリ セリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールなど の一価若しくは多価アルコール又はその水溶液、尿素水溶液、塩化ナトリウム若 しくは塩化カリウム、塩化マグネシウム又は硫酸ナトリウムなどの電解質溶液、 カルボキシメチルセルロースなどの多糖類水溶液等が利用されるが、勿論例示の ものに限られる訳ではない。しかし融解潜熱の最も大きな汎用材料は氷であるか ら、水を主体に冷凍庫温度(−20℃前後)で凍結する組成を選択するのが合理的 である。 代表的な組成としては、例えばプロピレングリコール、ポリアクリル酸ナトリ ウム、塩化カリウム若しくは食塩の単独又は混合水溶液が例示される。
【0013】 製作 通常、ブロー成形手段を利用して製作した盤状拡大部付本体の後部から冷却媒 体液を注入した後、端部を熱融着させる。通常のブロー成形に付随するパーティ ング・ラインの形成は出来るだけ避けるべきであり、特に棒状体の先端における 食い切り線の残留は好ましくないので、成るべくインジエクション・ブロー法に より成形されるのが望ましい。得られた製品は、ガス滅菌後、無菌外装中に密閉 されるのが好ましい。なお、後記実施例6に示すように、熱溶着に替えネジ付キ ャップが利用されてもよい。
【0014】
【作用】
本考案に係る痔疾治療具は、その中間部に盤状拡大部を備えると共に、内部に 冷却媒体液が満たされているので、如何なる姿勢で冷凍庫中に置かれても該拡大 部内に冷却媒体液が充填された状態で冷凍される。従って、これを肛門内へ挿入 すると、該拡大部が外痔核部に当接するため、該部に対しても充分な冷却効果が 得られ、これにより綜合的に治効が増大する。かつ、盤状拡大部から後方に把持 部を備えているので、挿入時指が肛門部に接触するのを回避できる。 更に、全体が使い捨てであるから、冷凍庫内で再冷却する不潔感が払拭される だけでなく、常に滅菌された器具を衛生的に使用することができる。
【0015】 なお、好適な実施形態の一つとして、保持部に対鉗子係合用の突起若しくは段 部又はリングを備えていると、直腸内へ誤挿入したときの安全性が保証される。
【0016】
【実施例】 以下、実施例により考案実施の態様を説明するが、例示は単に説明用のもので 、考案思想の制限又は限定を意味するものではない。
【0017】 実施例1 図1は、考案の基本的な一例を示す破断斜視図である。
【0018】 全体1は、軟質ポリエチレン樹脂からブロー成形手段により製作され、円盤状 拡大部3を備えた主体2の内部に冷却媒体液C(組成下掲)がほぼ全満されると 共に、該拡大部より後方の棒状部が把持部4を形成する。そして該部のその後端 部において熱溶着5されている。本例における各部の寸法は、既に「課題を解決 するための手段」項(段落6)中述べたのと殆ど同じである。
【0019】 [冷却媒体液の組成(単位重量%)] プロピレングリコール 2 ポリアクリル酸ナトリウム 0.2 塩化カリウム 3 精製水 94.8
【0020】 使用に際しては、冷凍庫内で凍結させたのち、肛門部から外痔核部に当接する よう直腸内へ挿入する。なお、所望により熱溶着部5に孔を穿ち、直接又はリン グを介して抜去補助用の紐類を通しておくこともできる。
【0021】 実施例2 図2は、図1のものを改良した例を示す破断斜視図である。
【0022】 本例の治療具では、円盤状拡大部3が漏吐状に拡大しているので、前例のもの に比しより多量の冷却媒体液を収容できる他、該拡大部のテーパー状部3aが肛門 部に密着するため、外痔核に対しより大きな冷却効果を奏する。なお、本例にお ける把持部4の長さは前例のものより短い。
【0023】 実施例3 図3は、前2例のものとやや異なる実施形態の破断正面図、図4は同じく平面 図である。
【0024】 本例の治療具は、拡大部3がほぼ球根型を有すると共に、その後部の熱溶着部 5が鍔部6を介して平坦な把持部4(摘み7)を形成している。従ってこの治療 具は、前例のものに比し外痔核部への当接面積が一層大であると共に、万一過度 に挿入しても鍔部6により直腸内への没入が阻止される。
【0025】 実施例4 図5は、図2のものの熱溶着部5に盤状の押圧体8を付加したものの平面図、 図6は、図5の線X−Xに沿う断面図である。
【0026】 本例の治療具では、把持部4の後端の熱溶着部5に更に盤状の押圧体8が付着 しているため、挿入に際し該8の頂面8aを介して指頭で押圧するのが容易である のみでなく、過度の挿入が該押圧体8により阻止される。なお、本押圧体の接合 は、例えば摩擦溶着手段により、完成した熱溶着部5に別途製作した盤状の押圧 体8を圧着、接合することにより行われる。
【0027】 実施例5 図7は、考案のなお別の例を示す破断正面図、図8は、図7のものの要部を示 す部分側面図である。
【0028】 本例の治療具は、実施例2のものと実質的に同じであるが、把持部4に一対の 突起9,9が形成されている点が異なる。これらの突起は、上述(段落10)の ように対鉗子係合用の突起となる。
【0029】 実施例6 図9は、考案の更に別の例を示す破断正面図である。
【0030】 本例の治療具も本質的に実施例2のものと類似するが、同例のものと異なり、 把持部4の周囲に雄ネジ10が形成され、これにキャップ11が再開放不能に螺合し て内容冷却媒体液を密封している。このキャップ11の開放端縁と凹弧状をなす把 持部基部との間の段部12も、対鉗子係合用に利用される。因に、本例におけるキ ャップ11の頭部は平坦であるから、直腸内への挿入が容易である。
【0031】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案は、外痔核に対する冷却療法にも適用できるのみな らず、挿入が容易で挿入時指頭が肛門部に触れる恐れが無く、しかも使い捨ての 可能な安価な冷却療法用痔疾治療具を提供できたことにより、痔疾患者の利益に 寄与しうる。
【提出日】平成4年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 従来から、痔疾の根治治療には外科手術が推奨されているが、手術後の苦痛や 、肛門部の変形などから手術に踏み切れない患者も多く、効果は不充分ながら依 然として坐薬などの局所的投薬に頼る例が非常に多い。そこで、比較的最近にな って冷却療法と称される冷却媒体液入りの棒状体を冷凍庫内で凍結させた後、短 時間肛門内に挿入して患部の静脈に刺激を与えることにより、血流を盛んとし、 静脈瘤を緩解しようとする療法が行われており、既に図10で示すような冷却媒 体液を入れた合成樹脂製棒状体2の後部に漏吐型の頭部3’を付した製品1’ が市販されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 従来技術の問題点 しかし上記公知の製品1’では、冷却媒体液が棒状体2の内部にしか存在し ていないため、外痔核に対する冷却療法には適用できない上に、挿入操作時に指 頭が肛門部に触れる可能性があるのみでなく、誤って直腸内へ没入させてしまい 、抜去に医学的処置を必要とした例さえある。加えて、使い捨てではないため、 これを使用後、食品を入れた冷凍庫内で再冷却するのにも抵抗感を払拭できない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】考案の基本的な一例を示す破断斜視図
【図2】図1のものを改良した例を示す破断斜視図
【図3】前2例のものとやや異なる実施形態の破断正面
【図4】同上平面図
【図5】図2のものの熱溶着部に盤状の押圧体を付加し
た別例の平面図
【図6】図5の線X−Xに沿う断面図
【図7】考案のなお別の例を示す破断正面図
【図8】図7のものの要部を示す部分側面図
【図9】図9は、考案の更に別の例を示す破断正面図
【図10】公知の冷却療法用痔疾治療具の破断斜視図
【符号の説明】
1:本案痔疾治療具の全体 1':公知の冷却療法用痔疾治療具の全体 2:1,1'の棒状体(主体) 3:2の盤状拡大部 3a:3のテーパー状部 3';1'の漏吐状頭部 4:1の把持部 5:2の熱溶着部 6:鍔部 7:摘み 8:盤状押圧体 8a:8の頂面 9 4の突起 10:4の周囲の雄ネジ 11:4のキャップ 12:キャップ/把持部間の段部 C:2,2'内の冷却媒体液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 齋藤 坦 奈良県北葛城郡河合町高塚台1丁目16−9

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に冷却媒体液が満たされている合成
    樹脂製の中空棒状体であって、該棒状体は、その中間部
    に盤状拡大部を備えていて、該拡大部から後端が指腹で
    把持するための保持部を形成し、かつ該拡大部から先端
    部までの長さが直腸内へ挿入するのに適当な長さである
    ことを特徴とする使い捨て痔疾治療具。
  2. 【請求項2】 盤状拡大部がほぼ漏吐状乃至円錐台形を
    呈する請求項1の治療具。
  3. 【請求項3】 保持部に対鉗子係合用の突起又は段部を
    備える請求項1の治療具。
  4. 【請求項4】 保持部の後端に盤状の拡大部を備える請
    求項1又は3の治療具。
  5. 【請求項5】 冷却媒体液が、家庭用冷蔵庫の冷凍室内
    で凍結する性質を有する請求項1の治療具。
JP4533592U 1992-06-04 1992-06-04 使い捨て痔疾治療具 Pending JPH0595548U (ja)

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JP4533592U JPH0595548U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 使い捨て痔疾治療具

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