JPH059558U - ガイドワイヤ - Google Patents
ガイドワイヤInfo
- Publication number
- JPH059558U JPH059558U JP5739591U JP5739591U JPH059558U JP H059558 U JPH059558 U JP H059558U JP 5739591 U JP5739591 U JP 5739591U JP 5739591 U JP5739591 U JP 5739591U JP H059558 U JPH059558 U JP H059558U
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- Prior art keywords
- guide wire
- torque
- tubular
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- tubular portion
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転アダプタを使用することなく必要なトル
クを伝達することが可能で、分岐路における岐路の選択
性および操作性を向上し、しかも先端部が伸び切ること
を防ぐ。 【構成】 トルクガイドワイヤ1を4本の金属線条2〜
5を相互に絡み合うように巻き合わした一層多条コイル
で構成し、4本の金属線条2〜5の外径および内径が先
端に向かって小さくなる第1筒部6、および4本の金属
線条2〜5の外径および内径がほぼ同一の第2筒部7を
形成して、トルクガイドワイヤ1の先端側を柔軟にし、
後端側の剛性を高めた。
クを伝達することが可能で、分岐路における岐路の選択
性および操作性を向上し、しかも先端部が伸び切ること
を防ぐ。 【構成】 トルクガイドワイヤ1を4本の金属線条2〜
5を相互に絡み合うように巻き合わした一層多条コイル
で構成し、4本の金属線条2〜5の外径および内径が先
端に向かって小さくなる第1筒部6、および4本の金属
線条2〜5の外径および内径がほぼ同一の第2筒部7を
形成して、トルクガイドワイヤ1の先端側を柔軟にし、
後端側の剛性を高めた。
Description
【0001】
本考案は、分岐路を有する管状器官内に挿入されるガイドワイヤに関するもの であり、例えばカテーテルを身体の管状器官内の患部に導くガイドワイヤにかか わる。
【0002】
従来より、ガイドワイヤ100は、図4に示したように、1本の金属線条を巻 き合わせた柔軟な一条コイル101から構成され、屈曲した身体の管状器官内に 存する処置目的の患部にカテーテルを導いている。
【0003】
ところが、従来のガイドワイヤ100においては、全体が一条コイル101で 構成されているので、使用者の手元部で回動操作してもガイドワイヤ100の先 端部にトルクの伝達が困難であった。すなわち、ガイドワイヤ100の手元部で 使用者が回動操作を与えても、ガイドワイヤ100の先端部が回動動作しなかっ た。このため、とくにガイドワイヤ100の操作距離が長いと、身体の管状器官 の分岐路における岐路の選択性が悪く、カテーテルを処置目的の患部に速やかに 導くことができないという課題があった。
【0004】 なお、従来のガイドワイヤ100の先端部を回動させるには、ガイドワイヤ1 00の手元部に回転アダプタ(ハンドル)を取り付けて大きなトルクを発生させ る方法があったが、部品点数が増加するので高コストとなるという課題があった 。 また、一条コイル101で構成されているガイドワイヤ100の先端部は、図 5に示したように、カテーテル内から引き抜くときに伸び切ってしまう可能性が あった。さらに、従来のガイドワイヤにおいて一条コイル状の先端部の柔軟性を 向上させるために先端部を引き延ばしたものがあるが、このガイドワイヤの場合 には一条コイルのコイル間隔が不均一となり、特にそのガイドワイヤをカテーテ ル内から引き抜くときに伸び切ってしまう可能性があった。
【0005】 本考案は、回転アダプタを使用することなく必要なトルクを伝達することが可 能で、分岐路における岐路の選択性および操作性を向上し、しかも先端部が伸び 切ることを防げるガイドワイヤの提供を目的とする。
【0006】
本考案は、分岐路を有する管状器官内に挿入されるガイドワイヤにおいて、 前記ガイドワイヤは、2本以上の金属線条を巻き合わせた多条コイル状を呈し 、且つ先端部に設けられ、外径が先端に向かって漸減する第1筒部、およびこの 第1筒部の後端より連続的に設けられ、外径および内径がほぼ同一の第2筒部を 有する技術手段を採用した。
【0007】
本考案は、1本のガイドワイヤを、外径が先端に向かって漸減するようにされ 、且つ2本以上の金属線条を相互に巻き合わせた柔軟な多条コイル状の第1筒部 と外径および内径がほぼ同一で、且つ2本以上の金属線条を相互に巻き合わせて 剛性を高めた第2筒部とによって構成されている。 この結果、使用者の手元部による微妙なトルク操作が第2筒部を介してスムー ズにガイドワイヤの先端部である第1筒部に伝達される。よって、ガイドワイヤ の操作距離が長くても、管状器官の分岐路における岐路の選択性が向上する。ま た、カテーテル内から引き抜くときにガイドワイヤの先端部が伸び切ることはな い。
【0008】
本考案のガイドワイヤを図1ないし図3に示す一実施例に基づき説明する。図 1および図2はトルクガイドワイヤを示した図である。 トルクガイドワイヤ1は、検査用および治療用器具である管状のカテーテル( 図示せず)を身体の管状器官(例えば尿道、血管など)内の処置目的の患部に導 くものである。
【0009】 トルクガイドワイヤ1は、4本の金属線条2〜5が巻き合うように、すなわち 、それぞれ所定のピッチ角で3本おきに螺旋状に一重巻きされた一層多条コイル 状を呈する。金属線条2〜5は、全て極細のステンレススチール製で断面形状が 円形状を呈する。金属線条2は、先端から後端に渡って後端側に金属線状3が線 接触しており、先端側に金属線条5が線接触している。金属線条3は、先端から 後端に渡って後端側に金属線状4が線接触している。金属線条4は、先端から後 端に渡って後端側に金属線状5が線接触している。
【0010】 なお、トルクガイドワイヤ1は、患部側となる先端部に、線径が漸減するよう に形成された4本の金属線条2〜5を用いることにより外径および内径が先端に 向かって小さくなるように形成された第1筒部6、およびこの第1筒部6の後端 (境部分8)より一体的に設けられ、4本の金属線条2〜5の外径および内径が 同一の第2筒部7を有する。第1筒部6には、例えばJの字条に曲げられたアン グル部9が形成されている。 なお、本実施例では、トルクガイドワイヤ1の内周部に芯線10、可動芯11 および安全ワイヤ12が嵌め込まれている。
【0011】 芯線10は、第1筒部6の後端側の内周部および第2筒部7の先端側の内周部 に嵌め込まれている。芯線10は、ステンレススチール製で断面形状が円形状を 呈し、両端部に先細条のテーパ部13を有するとともに、両テーパ部13間に同 一径の胴部14を有する。
【0012】 この芯線10は、第1筒部6と第2筒部7との境部分8の剛性をほぼ同一にす るものである。また、両テーパ部13は、それぞれ第1筒部6の後端側および第 2筒部7の先端側の剛性を両端から胴部14方向に向かって除々に高める部分で ある。胴部14は、4本の金属線条2〜5より断面径が大きく、しかも第2筒部 7の内径と同じ径とされ、第1筒部6の後端側および第2筒部の先端側に緊密に 嵌め込まれている。胴部14の周囲は、図1に示したように、フッ素樹脂14a により被覆され第1筒部6および第2筒部7が芯線10に対して滑り易くなって いる。
【0013】 可動芯11は、径が同一の胴部15の両側に先細条のテーパ部16とハンドル 部18とを有する。胴部15は、4本の金属線条2〜5より断面径が大きく、し かも第2筒部7の内径よりやや小さい径とされ、第2筒部7の後端側に緩やかに 嵌め込まれている。胴部15およびテーパ部16は、ステンレススチール製で断 面形状が円形状を呈し、これらの周囲は、図3に示したように、フッ素樹脂17 により被覆され、第2筒部7が可動芯11に対して滑り易くなっている。
【0014】 ハンドル部18は、金属線条を螺旋状に一重巻きされた一層一状コイル状を呈 し、しかも第2筒部7の内径より大きい径とされている。また、ハンドル部18 は、端末が溶接などによりボール状に成形されている。 また、この可動芯11は、後端部が第2筒部7の手元部より突出した状態で第 2筒部7の内周に嵌め込まれて第2筒部7に軸方向および回動方向に変移可能に 保持されている。
【0015】 安全ワイヤ12は、極薄のステンレススチール製で断面形状が方形状を呈し、 第1筒部6の先端側の内周部に嵌め込まれている。この安全ワイヤ12は、第1 筒部6のアングル部9がJの字状となるように規制するものである。
【0016】 このトルクガイドワイヤ1の作用を図1ないし図3に基づき説明する。 トルクガイドワイヤ1をアングル部9を先頭にして身体の管状器官内に挿入す る。この管状器官内に挿入する際には、一方の手で第2筒部7の手元部(後端側 端末)を掴み、他方の手で可動芯11のハンドル部18を掴んで、使用者が第2 筒部7の手元部を微妙にトルク操作することによって、トルクガイドワイヤ1の 先端部、すなわち、第1筒部6の先端側に回動動作を与える。このため、第1筒 部6が使用者のトルク操作と同方向およびほぼ同一のトルクで回動する。
【0017】 また、使用者が可動芯11のハンドル部18を第2筒部7に対して軸方向に変 移させて、第2筒部7の剛性を可動芯11の存在により部分的に高めることによ って、トルクガイドワイヤ1を身体の管状器官の奥側に押し込んでも第2筒部7 が撓まずトルクガイドワイヤ1の先端部、すなわち、第1筒部6の先端がスムー ズに前進する。
【0018】 逆に、第2筒部7の剛性を可動芯11が存在しないことにより弱めることによ って、第2筒部7が身体の管状器官の屈曲部分を通過するときに第2筒部7を容 易に撓ませてトルクガイドワイヤ1の先端部、すなわち、第1筒部6の先端をス ムーズに前進させる。よって、第2筒部7の中間部の剛性を任意に変化させなが らトルクガイドワイヤ1を身体の管状器官の奥側に押し込んでいくことができる 。このようにして、取付具(図示せず)等によりトルクガイドワイヤ1の外周に 取り付けたカテーテルを身体の管状器官内に存する処置目的に患部に導いていく 。
【0019】 なお、トルクガイドワイヤ1は、第1筒部6によって先端部の径方向の可撓性 が保たれている。また、トルクガイドワイヤ1は、第2筒部7によって剛性が高 められ、従来のガイドワイヤと比較して回動方向のトルク操作性や軸方向の引張 強度が著しく向上している。
【0020】 したがって、第1筒部6のアングル部9が身体の管状器官の分岐路に差し掛か っても、前述のように、使用者の第2筒部7の手元部(後端側端末)による微妙 なトルク操作がスムーズに第1筒部6のアングル部9に伝達される。このため、 第1筒部6のアングル部9が使用者の手元部によるトルク操作どおりに回動して 、アングル部9の先端が選択すべき岐路内に容易に入り込む。よって、身体の管 状器官の分岐路で引っ掛かることなく岐路を選択することができる。
【0021】 また、トルクガイドワイヤ1は、4本の金属線条2〜5が巻き合うように螺旋 状に一重巻きされた一層多条コイルで構成されているので、コイル間隔が均一に 形成されている。よって、トルクガイドワイヤ1をカテーテル内から引き抜く際 でも、従来のガイドワイヤのようにトルクガイドワイヤ1の外周とカテーテルの 内周との摩擦等によってトルクガイドワイヤ1が伸び切ることはない。このため 、身体の管状器官内でトルクガイドワイヤ1が立ち往生することなく、カテーテ ルを処置目的の患部に速やかに配置することができる。
【0022】 さらに、本実施例においては、第1筒部6と第2筒部7との境部8の内周部に 芯線10を嵌め込んでいるので、芯線10の両端部の先細状のテーパ部13によ り先端側から境部分8に向かう第1筒部6の剛性が高められ、境部分8から後端 に向かう第2筒部7の剛性が徐々に低くなることによって、第1筒部6と第2筒 部7との境部分8の剛軟の差が減少するため、身体の管状器官の屈曲部分をトル クガイドワイヤ1全体に渡って均等に曲がり易くなる。
【0023】 そして、可動芯11の周囲を被覆したフッ素樹脂17によって、第2筒部7が 可動芯11に対して滑り易くなるので、フッ素樹脂17により被覆されていない トルクガイドワイヤと比較して、第2筒部7のトルク操作性をさらに向上するこ とができる。
【0024】 (変形例) 本実施例では、アングル部をJの字状に形成したが、アングル部をCの字状、 Uの字状、くの字状またはコの字状等の鉤状に形成しても良い。 本実施例では、トルクガイドワイヤを4本の金属線条で構成したが、トルクガ イドワイヤを2本または3本の金属線条で構成しても良く、5本以上の金属線条 で構成しても良い。また、トルクガイドワイヤを二重以上の多重コイルで構成し ても良い。さらに、トルクガイドワイヤの第1筒部および第2筒部の長さは任意 である。 本実施例では、第1筒部として外径および内径を先端に向かって漸減するもの を用いたが、第1筒部として外径のみを先端に向かって漸減するものを用いても 良い。この場合の第1筒部の内径は、先端に向かって漸増するものでも良く、ほ ぼ同一径のものを用いても良い。 また、第1筒部を構成する金属線条は、他の金属線条と巻き合わしたときに外 径が先端に向かって漸減するようにしても良い。 本実施例では、芯線、可動芯およびフッ素樹脂をトルクガイドワイヤに取り付 けたが、全てが必須要件ではなく芯線、可動芯またはフッ素樹脂のうちのいずれ か1つ以上を選択的にトルクガイドワイヤに取り付けても良い。また、芯線、可 動芯およびフッ素樹脂を設けていないトルクガイドワイヤを使用しても良い。
【0025】
本考案は、微少なトルクによりガイドワイヤの先端部にトルクを伝達すること ができるので、回転アダプタを使用することなく必要なトルクを伝達することが できる。この結果、部品点数が減少するので低コストとなる。 そして、管状器官の分岐路における岐路の選択性を向上できるので、管状器官 の目的の場所に速やかにガイドワイヤの先端部が到達することができる。 また、例えば、カテーテル内からガイドワイヤを引き抜くときにガイドワイヤ の先端部が伸び切ることを防止できる。
【図1】本考案にかかるトルクガイドワイヤの主要部を
示した断面図である。
示した断面図である。
【図2】本考案にかかるトルクガイドワイヤの全体構造
を示した側面図である。
を示した側面図である。
【図3】本考案にかかるトルクガイドワイヤの主要部を
示した断面図である。
示した断面図である。
【図4】従来のガイドワイヤの主要部を示した部分断面
図である。
図である。
【図5】従来のガイドワイヤの主要部を示した側面図で
ある。
ある。
1 トルクガイドワイヤ 2〜5 金属線条 6 第1筒部 7 第2筒部 10 芯線 11 可動芯 13 テーパ部 16 テーパ部 17 フッ素樹脂
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 分岐路を有する管状器官内に挿入される
ガイドワイヤにおいて、 前記ガイドワイヤは、2本以上の金属線条を巻き合わせ
た多条コイル状を呈し、且つ先端部に設けられ、外径が
先端に向かって漸減する第1筒部、およびこの第1筒部
の後端より連続的に設けられ、外径および内径がほぼ同
一の第2筒部を有することを特徴とするガイドワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5739591U JPH059558U (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | ガイドワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5739591U JPH059558U (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | ガイドワイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059558U true JPH059558U (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=13054441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5739591U Withdrawn JPH059558U (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | ガイドワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059558U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002539901A (ja) * | 1999-03-29 | 2002-11-26 | クック インコーポレイティド | ガイドワイヤ |
| JP2007068970A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-03-22 | Fmd:Kk | 医療用処置具 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP5739591U patent/JPH059558U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002539901A (ja) * | 1999-03-29 | 2002-11-26 | クック インコーポレイティド | ガイドワイヤ |
| JP2007068970A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-03-22 | Fmd:Kk | 医療用処置具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |