JPH0595715A - 刈取収穫機における刈取部昇降制御装置 - Google Patents
刈取収穫機における刈取部昇降制御装置Info
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- JPH0595715A JPH0595715A JP25752191A JP25752191A JPH0595715A JP H0595715 A JPH0595715 A JP H0595715A JP 25752191 A JP25752191 A JP 25752191A JP 25752191 A JP25752191 A JP 25752191A JP H0595715 A JPH0595715 A JP H0595715A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 刈取部5の対地高さを調節して穀稈の刈高さ
を一定にできながら、走行機体1が圃場の凹凸などに乗
り入れて前後方向に大きく回動されたとき、昇降装置4
を介して刈取部5を応答遅れを招くことなく速やかに昇
降制御して、刈取部5による穀稈の高刈りや、該刈取部
5の圃場への突っ込みなどを未然に防止する。 【構成】 走行機体1の前後方向への回動時における速
度又は加速度を検出する速度センサー6と、刈取部5の
対地高さを検出する刈高さセンサー7とを設ける。そし
て、刈高さセンサー7の検出結果に基づき刈取部5の昇
降装置4を昇降制御して、この刈取部5の対地高さを調
節し、かつ、速度センサー6の検出結果に基づいて昇降
装置4による刈取部5の昇降速度を制御するコントロー
ラ8とを設ける。
を一定にできながら、走行機体1が圃場の凹凸などに乗
り入れて前後方向に大きく回動されたとき、昇降装置4
を介して刈取部5を応答遅れを招くことなく速やかに昇
降制御して、刈取部5による穀稈の高刈りや、該刈取部
5の圃場への突っ込みなどを未然に防止する。 【構成】 走行機体1の前後方向への回動時における速
度又は加速度を検出する速度センサー6と、刈取部5の
対地高さを検出する刈高さセンサー7とを設ける。そし
て、刈高さセンサー7の検出結果に基づき刈取部5の昇
降装置4を昇降制御して、この刈取部5の対地高さを調
節し、かつ、速度センサー6の検出結果に基づいて昇降
装置4による刈取部5の昇降速度を制御するコントロー
ラ8とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインなどの刈取
収穫機における刈取部の昇降制御装置に関する。
収穫機における刈取部の昇降制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバインなどの刈取収穫機は、
例えば実公昭61−34971号公報に記載されている
ように、走行機体に昇降装置を介して刈取部を昇降制御
可能に支持すると共に、該刈取部にその対地高さを検出
する超音波センサーから成る刈高さセンサーを設けて、
このセンサーの検出結果に基づいて前記昇降装置を昇降
制御することにより、前記刈取部の対地高さを自動調節
するようにしている。また、以上のように、前記刈高さ
センサーの検出結果に基づき前記刈取部の対地高さを調
節する場合、該刈取部の目標対地高さを予め設定し、こ
の設定値と前記刈高さセンサーで検出される検出値との
偏差が大きいときには、前記昇降装置を連続信号で連続
制御して速やかに前記偏差が小となるように前記刈取部
の対地高さを調節し、この結果前記偏差が小さくなった
ときには、前記昇降装置をパルス信号で断続制御しなが
ら緩やかに前記刈取部の対地高さを微調節するようにし
ている。
例えば実公昭61−34971号公報に記載されている
ように、走行機体に昇降装置を介して刈取部を昇降制御
可能に支持すると共に、該刈取部にその対地高さを検出
する超音波センサーから成る刈高さセンサーを設けて、
このセンサーの検出結果に基づいて前記昇降装置を昇降
制御することにより、前記刈取部の対地高さを自動調節
するようにしている。また、以上のように、前記刈高さ
センサーの検出結果に基づき前記刈取部の対地高さを調
節する場合、該刈取部の目標対地高さを予め設定し、こ
の設定値と前記刈高さセンサーで検出される検出値との
偏差が大きいときには、前記昇降装置を連続信号で連続
制御して速やかに前記偏差が小となるように前記刈取部
の対地高さを調節し、この結果前記偏差が小さくなった
ときには、前記昇降装置をパルス信号で断続制御しなが
ら緩やかに前記刈取部の対地高さを微調節するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】所が、以上のように、
前記刈取部の対地高さを自動制御するための情報源とし
て超音波センサーから成る刈高さセンサーを用いる場
合、次のような問題が発生したのである。即ち、刈取収
穫機による穀稈の刈取作業時で圃場に大きな凹凸がある
ような場合、例えば圃場の枕地に隣接する各条列の穀稈
を刈り始めるようなとき、前記枕地は機体旋回などに伴
い大きな凹凸が形成されている場合が多いのであるが、
斯かる枕地の凹凸に機体が乗り入れたような場合に、該
機体が前後方向に大きく回動され、この回動に基づき前
記刈取部の対地高さが変わることにより前記刈高さセン
サーから出力されて、前記昇降装置で前記刈取部の対地
高さが自動調節されることになる。つまり、前記機体の
圃場凸部への乗り上げに伴い、該機体の前部側が高くな
るように回動された場合で、前記刈取部の対地高さが高
くなって前記偏差が大となったときには、前記刈高さセ
ンサーから下降指令が出力されて前記昇降装置が連続制
御により下降され、一方、前記機体が前記凸部を乗り越
して、該機体の前部側が低くなるように回動された場合
で、前記刈取部の対地高さが低くなって前記偏差が小と
なったときには、前記刈高さセンサーから上昇指令が出
力されて前記昇降装置がパルス制御により上昇される。
前記刈取部の対地高さを自動制御するための情報源とし
て超音波センサーから成る刈高さセンサーを用いる場
合、次のような問題が発生したのである。即ち、刈取収
穫機による穀稈の刈取作業時で圃場に大きな凹凸がある
ような場合、例えば圃場の枕地に隣接する各条列の穀稈
を刈り始めるようなとき、前記枕地は機体旋回などに伴
い大きな凹凸が形成されている場合が多いのであるが、
斯かる枕地の凹凸に機体が乗り入れたような場合に、該
機体が前後方向に大きく回動され、この回動に基づき前
記刈取部の対地高さが変わることにより前記刈高さセン
サーから出力されて、前記昇降装置で前記刈取部の対地
高さが自動調節されることになる。つまり、前記機体の
圃場凸部への乗り上げに伴い、該機体の前部側が高くな
るように回動された場合で、前記刈取部の対地高さが高
くなって前記偏差が大となったときには、前記刈高さセ
ンサーから下降指令が出力されて前記昇降装置が連続制
御により下降され、一方、前記機体が前記凸部を乗り越
して、該機体の前部側が低くなるように回動された場合
で、前記刈取部の対地高さが低くなって前記偏差が小と
なったときには、前記刈高さセンサーから上昇指令が出
力されて前記昇降装置がパルス制御により上昇される。
【0004】ところで、以上のように、前記機体が圃場
の凹凸などに乗り入れたような場合には、該凹凸により
前記刈取部の対地高さが上下方向に大きく急激に変動す
るのであるが、斯かる対地高さの急激な変動時に、以上
のように、超音波センサーから成る刈高さセンサーで検
出される検出値と設定値とを比較して前記昇降装置を昇
降制御するのでは、結果をみて制御するのであるからど
うしても応答遅れが発生する。このため、前記機体の圃
場凸部への乗り上げに伴い前記刈取部の対地高さが高く
なったとき、前記昇降装置の連続制御で前記刈取部を下
降制御するにも拘らず、この刈取部の下降制御が遅れ勝
手となって、該刈取部で刈取られる穀稈が高刈りとなっ
たり、また、前記機体の圃場凸部への乗り越しに伴い前
記刈取部の対地高さが低くなったとき、前記昇降装置を
連続制御で前記刈取部を上昇制御しても、前記刈取部の
上昇制御が遅くなって、該刈取部が圃場に突っ込んだり
する問題があった。
の凹凸などに乗り入れたような場合には、該凹凸により
前記刈取部の対地高さが上下方向に大きく急激に変動す
るのであるが、斯かる対地高さの急激な変動時に、以上
のように、超音波センサーから成る刈高さセンサーで検
出される検出値と設定値とを比較して前記昇降装置を昇
降制御するのでは、結果をみて制御するのであるからど
うしても応答遅れが発生する。このため、前記機体の圃
場凸部への乗り上げに伴い前記刈取部の対地高さが高く
なったとき、前記昇降装置の連続制御で前記刈取部を下
降制御するにも拘らず、この刈取部の下降制御が遅れ勝
手となって、該刈取部で刈取られる穀稈が高刈りとなっ
たり、また、前記機体の圃場凸部への乗り越しに伴い前
記刈取部の対地高さが低くなったとき、前記昇降装置を
連続制御で前記刈取部を上昇制御しても、前記刈取部の
上昇制御が遅くなって、該刈取部が圃場に突っ込んだり
する問題があった。
【0005】本発明は以上のような問題に鑑みてなした
もので、その目的は、走行機体が圃場の凹凸などに乗り
入れて大きく回動されたとき、刈取部の昇降制御を応答
遅れを招くことなく速やかに行うことができて、穀稈の
高刈りや刈取部の圃場への突っ込みを防止できる刈取収
穫機における刈取部の昇降制御装置を提供することにあ
る。
もので、その目的は、走行機体が圃場の凹凸などに乗り
入れて大きく回動されたとき、刈取部の昇降制御を応答
遅れを招くことなく速やかに行うことができて、穀稈の
高刈りや刈取部の圃場への突っ込みを防止できる刈取収
穫機における刈取部の昇降制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、走行機体1に刈取部5を昇降装置4を
介して昇降制御可能に支持した刈取収穫機の刈取部昇降
制御装置において、前記機体1の前後方向への回動時に
おける速度又は角速度を検出する速度センサー6と、前
記刈取部5の対地高さを検出する刈高さセンサー7と、
このセンサー7の検出結果に基づいて前記昇降装置4を
昇降制御して、前記刈取部5の対地高さを調節し、か
つ、前記速度センサー6の検出結果に基づいて前記昇降
装置4による前記刈取部5の昇降速度を制御するコント
ローラ8とを設けたのである。
め、本発明では、走行機体1に刈取部5を昇降装置4を
介して昇降制御可能に支持した刈取収穫機の刈取部昇降
制御装置において、前記機体1の前後方向への回動時に
おける速度又は角速度を検出する速度センサー6と、前
記刈取部5の対地高さを検出する刈高さセンサー7と、
このセンサー7の検出結果に基づいて前記昇降装置4を
昇降制御して、前記刈取部5の対地高さを調節し、か
つ、前記速度センサー6の検出結果に基づいて前記昇降
装置4による前記刈取部5の昇降速度を制御するコント
ローラ8とを設けたのである。
【0007】
【作用】以上の刈取収穫機で刈取作業を行う場合には、
前記刈高さセンサー7からの出力に基づき前記昇降装置
4を介して前記刈取部5の対地高さが自動調節されなが
ら、該刈取部5により穀稈が一定高さに刈取ることがで
きながら、しかも、以上のような刈取作業時に、前記走
行機体1が圃場の枕地などの凹凸に乗り入れて、この機
体1が前後方向に大きく回動されたときには、該機体1
の回動速度が前記速度センサー6で即座に検出され、こ
の検出結果に基づき前記コントローラ8から前記昇降装
置4に出力され、該昇降装置4による昇降速度が制御さ
れながら前記刈取部5の昇降が行われる。つまり、前記
機体1が急激に前後方向に回動されたときには、前記速
度センサー6により前記機体1の回動に伴う速度又は加
速度が即座に検出されて、この検出結果に基づく前記コ
ントローラ8からの出力により前記昇降装置4による昇
降速度が制御されるから、機体1が回動する状態に応じ
て前記刈取部5が速やかに昇降制御されるのであり、従
って、該刈取部5の昇降制御が応答遅れなどを招くこと
なく速やかに行われて、穀稈の高刈りや前記刈取部5の
圃場への突っ込みなどが未然に防止される。
前記刈高さセンサー7からの出力に基づき前記昇降装置
4を介して前記刈取部5の対地高さが自動調節されなが
ら、該刈取部5により穀稈が一定高さに刈取ることがで
きながら、しかも、以上のような刈取作業時に、前記走
行機体1が圃場の枕地などの凹凸に乗り入れて、この機
体1が前後方向に大きく回動されたときには、該機体1
の回動速度が前記速度センサー6で即座に検出され、こ
の検出結果に基づき前記コントローラ8から前記昇降装
置4に出力され、該昇降装置4による昇降速度が制御さ
れながら前記刈取部5の昇降が行われる。つまり、前記
機体1が急激に前後方向に回動されたときには、前記速
度センサー6により前記機体1の回動に伴う速度又は加
速度が即座に検出されて、この検出結果に基づく前記コ
ントローラ8からの出力により前記昇降装置4による昇
降速度が制御されるから、機体1が回動する状態に応じ
て前記刈取部5が速やかに昇降制御されるのであり、従
って、該刈取部5の昇降制御が応答遅れなどを招くこと
なく速やかに行われて、穀稈の高刈りや前記刈取部5の
圃場への突っ込みなどが未然に防止される。
【0008】
【実施例】図3は、本発明の刈取部昇降制御装置を備え
た刈取収穫機の一例としてコンバインを示しており、該
図中、1は下部両側に走行装置2を設けた走行機体であ
って、その上部に脱穀部3を搭載すると共に、前記機体
1の前方部には昇降装置4を介して刈取部5を昇降制御
可能に支持し、前記機体1の走行に伴い前記刈取部5で
穀稈を刈取って前記脱穀部3へと搬送し、該脱穀部3で
穀稈の脱穀処理を行うようにしている。
た刈取収穫機の一例としてコンバインを示しており、該
図中、1は下部両側に走行装置2を設けた走行機体であ
って、その上部に脱穀部3を搭載すると共に、前記機体
1の前方部には昇降装置4を介して刈取部5を昇降制御
可能に支持し、前記機体1の走行に伴い前記刈取部5で
穀稈を刈取って前記脱穀部3へと搬送し、該脱穀部3で
穀稈の脱穀処理を行うようにしている。
【0009】しかして以上のコンバインにおいて、前記
昇降装置4を介して前記刈取部5を上下昇降させる昇降
制御装置を、次のように構成したのである。即ち、前記
脱穀部3の上部に、前記走行機体1が前後方向に回動し
たときの速度又は加速度を検出する速度センサー6を配
設すると共に、前記刈取部5にその対地高さを検出する
刈高さセンサー7を配設して、この刈高さセンサー7の
検出結果に基づき前記昇降装置4を昇降制御して前記刈
取部5の対地高さを自動調節し、かつ、前記速度センサ
ー6の検出結果に基づき前記昇降装置4による前記刈取
部5の昇降速度を制御するコントローラ8を設けたので
ある。
昇降装置4を介して前記刈取部5を上下昇降させる昇降
制御装置を、次のように構成したのである。即ち、前記
脱穀部3の上部に、前記走行機体1が前後方向に回動し
たときの速度又は加速度を検出する速度センサー6を配
設すると共に、前記刈取部5にその対地高さを検出する
刈高さセンサー7を配設して、この刈高さセンサー7の
検出結果に基づき前記昇降装置4を昇降制御して前記刈
取部5の対地高さを自動調節し、かつ、前記速度センサ
ー6の検出結果に基づき前記昇降装置4による前記刈取
部5の昇降速度を制御するコントローラ8を設けたので
ある。
【0010】前記速度センサー6としては、例えば圧電
バイモルフから成る駆動素子と検知素子とを備え、前記
駆動素子の撓みに伴い電圧が発生するのを利用した音叉
形の角速度センサーを用い、前記機体1の回動に伴って
前記駆動素子が撓むときの電圧変化を即座に検出し、こ
の検出結果に基づく前記コントローラ8からの出力で前
記昇降装置4の昇降速度を制御するようになすのであ
る。また、前記速度センサー6は、ケーシング内部に薄
い円板状のピエゾプラスチックフィルムを振動子として
配設し、該振動子で加速度方向の垂直,水平成分を分離
可能とした加速度センサーを用い、この加速度センサー
で検出される加速度を前記コントローラ8で積分するこ
とにより角速度を計出して、この角速度に基づき前記昇
降装置4の昇降速度を制御するようにしてもよい。尚、
前記速度センサー6としては、前述した角速度センサー
以外にも、前記機体1の回動に伴う速度変化を検出可能
としたものを使用することもできる。更に、前記刈高さ
センサー7としては、通常の超音波センサーを使用し
て、該センサーの検出結果に基づく前記コントローラ8
からの出力で前記昇降装置4を介して前記刈取部5の対
地高さを自動調節するようになすのである。
バイモルフから成る駆動素子と検知素子とを備え、前記
駆動素子の撓みに伴い電圧が発生するのを利用した音叉
形の角速度センサーを用い、前記機体1の回動に伴って
前記駆動素子が撓むときの電圧変化を即座に検出し、こ
の検出結果に基づく前記コントローラ8からの出力で前
記昇降装置4の昇降速度を制御するようになすのであ
る。また、前記速度センサー6は、ケーシング内部に薄
い円板状のピエゾプラスチックフィルムを振動子として
配設し、該振動子で加速度方向の垂直,水平成分を分離
可能とした加速度センサーを用い、この加速度センサー
で検出される加速度を前記コントローラ8で積分するこ
とにより角速度を計出して、この角速度に基づき前記昇
降装置4の昇降速度を制御するようにしてもよい。尚、
前記速度センサー6としては、前述した角速度センサー
以外にも、前記機体1の回動に伴う速度変化を検出可能
としたものを使用することもできる。更に、前記刈高さ
センサー7としては、通常の超音波センサーを使用し
て、該センサーの検出結果に基づく前記コントローラ8
からの出力で前記昇降装置4を介して前記刈取部5の対
地高さを自動調節するようになすのである。
【0011】そして、図1で明らかにしたように、前記
コントローラ8の入力側に、前記刈高さセンサー7を、
また、前記速度センサー6を演算器6Aを介して接続さ
せると共に、前記コントローラ8の入力側には、前記刈
取部5を自動的に昇降制御する場合の自動モードスイッ
チ9と、手動で昇降制御する場合の手動モードスイッチ
10とをそれぞれ接続させ、また、前記コントローラ8
の出力側には、前記昇降装置4に設けた切換弁を上昇及
び下降側に切換える上昇ソレノイド4Aと下降ソレノイ
ド4Bをそれぞれ接続させる。
コントローラ8の入力側に、前記刈高さセンサー7を、
また、前記速度センサー6を演算器6Aを介して接続さ
せると共に、前記コントローラ8の入力側には、前記刈
取部5を自動的に昇降制御する場合の自動モードスイッ
チ9と、手動で昇降制御する場合の手動モードスイッチ
10とをそれぞれ接続させ、また、前記コントローラ8
の出力側には、前記昇降装置4に設けた切換弁を上昇及
び下降側に切換える上昇ソレノイド4Aと下降ソレノイ
ド4Bをそれぞれ接続させる。
【0012】しかして、以上のようなコンバインの刈取
脱穀作業時で、前記昇降装置4による刈取部5の対地高
さを手動制御する場合には、前記手動モードスイッチ1
0のオン動作で前記昇降装置4の各ソレノイド4A,4
Bが手動操作されて、前記刈取部5の対地高さが手動制
御される。また、前記昇降装置4による刈取部5の対地
高さを自動制御する場合には、前記自動モードスイッチ
9をオン動作させることにより、前記刈高さセンサー7
の検出結果に基づく前記コントローラ8からの出力で前
記昇降装置4の各ソレノイド4A,4Bが自動制御さ
れ、これら各ソレノイド4A,4Bの自動制御に伴い前
記刈取部5の対地高さが自動調節され、該刈取部5によ
る穀稈の刈高さが一定高さとされる。以上のように、前
記刈高さセンサー7の検出結果に基づき前記刈取部5の
対地高さを調節する場合、該刈取部5の目標対地高さが
予め設定され、この設定値と前記刈高さセンサー7で検
出される検出値との偏差が大きいときには、前記昇降装
置4が連続信号により連続制御されて速やかに前記偏差
が小となるように前記刈取部5の対地高さが調節され、
この結果前記偏差が小さくなったときには、前記昇降装
置4がパルス信号により断続制御されて緩やかに前記刈
取部5の対地高さが微調節される。
脱穀作業時で、前記昇降装置4による刈取部5の対地高
さを手動制御する場合には、前記手動モードスイッチ1
0のオン動作で前記昇降装置4の各ソレノイド4A,4
Bが手動操作されて、前記刈取部5の対地高さが手動制
御される。また、前記昇降装置4による刈取部5の対地
高さを自動制御する場合には、前記自動モードスイッチ
9をオン動作させることにより、前記刈高さセンサー7
の検出結果に基づく前記コントローラ8からの出力で前
記昇降装置4の各ソレノイド4A,4Bが自動制御さ
れ、これら各ソレノイド4A,4Bの自動制御に伴い前
記刈取部5の対地高さが自動調節され、該刈取部5によ
る穀稈の刈高さが一定高さとされる。以上のように、前
記刈高さセンサー7の検出結果に基づき前記刈取部5の
対地高さを調節する場合、該刈取部5の目標対地高さが
予め設定され、この設定値と前記刈高さセンサー7で検
出される検出値との偏差が大きいときには、前記昇降装
置4が連続信号により連続制御されて速やかに前記偏差
が小となるように前記刈取部5の対地高さが調節され、
この結果前記偏差が小さくなったときには、前記昇降装
置4がパルス信号により断続制御されて緩やかに前記刈
取部5の対地高さが微調節される。
【0013】また、以上のような刈取脱穀作業時に、前
記機体1が圃場の枕地などの凹凸に乗り入れて、この機
体1が前後方向に大きく急激に回動されたときには、該
機体1の回動に伴う角速度が前記速度センサー6で即座
に検出され、その検出値が前記演算器6Aで演算されて
前記コントローラ8へと入力され、該コントローラ8か
ら前記昇降装置4の各ソレノイド4A,4Bに出力され
て、前記機体1の回動時において、前記昇降装置4は、
パルス信号の出力範囲にあっても、連続信号による制御
により前記刈取部5の速やかな上下昇降制御が行われる
のであり、従って、該刈取部5の上下昇降制御が応答遅
れなどを招くことなく速やかに行われ、前記刈取部5に
よる穀稈の高刈りや、該刈取部5の圃場への突っ込みな
どが未然に防止される。
記機体1が圃場の枕地などの凹凸に乗り入れて、この機
体1が前後方向に大きく急激に回動されたときには、該
機体1の回動に伴う角速度が前記速度センサー6で即座
に検出され、その検出値が前記演算器6Aで演算されて
前記コントローラ8へと入力され、該コントローラ8か
ら前記昇降装置4の各ソレノイド4A,4Bに出力され
て、前記機体1の回動時において、前記昇降装置4は、
パルス信号の出力範囲にあっても、連続信号による制御
により前記刈取部5の速やかな上下昇降制御が行われる
のであり、従って、該刈取部5の上下昇降制御が応答遅
れなどを招くことなく速やかに行われ、前記刈取部5に
よる穀稈の高刈りや、該刈取部5の圃場への突っ込みな
どが未然に防止される。
【0014】次に、以上の構成とした昇降制御装置の制
御態様を、図2に示したフローチャートに基づいて説明
する。先ず、スタート開始に伴い前記自動モードスイッ
チ9がオン動作されているかが判断(ステップ1)さ
れ、ノーの場合には、ステップ2で前記手動モードスイ
ッチ10がオン動作されているかが判断され、その判断
結果がイエスの場合に、ステップ3において、手動操作
により前記各ソレノイド4A,4Bが動作されて前記昇
降装置4の昇降制御が行われ、また、前記ステップ2で
の判断結果がノーの場合には、前記ステップ1にリター
ンされる。
御態様を、図2に示したフローチャートに基づいて説明
する。先ず、スタート開始に伴い前記自動モードスイッ
チ9がオン動作されているかが判断(ステップ1)さ
れ、ノーの場合には、ステップ2で前記手動モードスイ
ッチ10がオン動作されているかが判断され、その判断
結果がイエスの場合に、ステップ3において、手動操作
により前記各ソレノイド4A,4Bが動作されて前記昇
降装置4の昇降制御が行われ、また、前記ステップ2で
の判断結果がノーの場合には、前記ステップ1にリター
ンされる。
【0015】また、前記ステップ1での判断結果がイエ
スの場合、つまり前記自動モードスイッチ9がオン動作
されているときには、前記昇降装置4の自動モードによ
る昇降制御が行われるのである。即ち、ステップ4にお
いて、機体1が前後方向に回動するとき、この回動速度
が前記速度センサー6で検出され、この検出値に基づく
前記演算器6Aからの出力が予め設定した基準速度値α
よりも大であるかが判断され、その判断結果がノーの場
合には、ステップ5において、前記刈高さセンサー7で
検出される対地高さの検出値と予め設定する目標刈高さ
設定値との偏差が予め設定した偏差設定値βよりも大で
あるかが判断され、その判断結果がノーの場合、つま
り、前記速度センサー6で検出する速度の検出値が前記
基準速度値αよりも小さく、かつ、前記刈高さセンサー
7の検出値に基づく偏差が前記偏差設定値βよりも小さ
いときには、前記機体1の回動速度が小さく、かつ、前
記刈取部5の対地高さが目標刈高さ設定値に近いと判断
し、ステップ6において、前記昇降装置4の各ソレノイ
ド4A,4Bがパルス信号による断続制御が行われ、こ
のパルス制御で前記昇降装置4の緩やかな自動昇降制御
が行われる。更に、前記ステップ4での判断結果がイエ
スの場合、つまり、前記速度センサー6で検出する速度
の検出値が前記基準速度値αよりも大きいときには、刈
高さセンサー7で検出する対地高さの検出値と目標刈高
さ設定値との偏差如何に拘らず、換言すると、偏差が小
さくパルス信号で低速制御する範囲でも、ステップ7に
おいて連続信号を出力して前記ソレノイド4A又は4B
を連続制御し前記昇降装置4を高速で昇降制御するので
ある。また、ステップ5において、イエスの場合、つま
り、前記刈高さセンサー7の検出値に基づく偏差が前記
偏差設定値βよりも大きいときには、前記刈取部5の対
地高さが目標刈高さ設定値に対し離れていると判断し、
ステップ7において、前記昇降装置4の各ソレノイド4
A,4Bを連続制御し、この連続制御で前記昇降装置4
の速やかな自動昇降制御を行うのである。
スの場合、つまり前記自動モードスイッチ9がオン動作
されているときには、前記昇降装置4の自動モードによ
る昇降制御が行われるのである。即ち、ステップ4にお
いて、機体1が前後方向に回動するとき、この回動速度
が前記速度センサー6で検出され、この検出値に基づく
前記演算器6Aからの出力が予め設定した基準速度値α
よりも大であるかが判断され、その判断結果がノーの場
合には、ステップ5において、前記刈高さセンサー7で
検出される対地高さの検出値と予め設定する目標刈高さ
設定値との偏差が予め設定した偏差設定値βよりも大で
あるかが判断され、その判断結果がノーの場合、つま
り、前記速度センサー6で検出する速度の検出値が前記
基準速度値αよりも小さく、かつ、前記刈高さセンサー
7の検出値に基づく偏差が前記偏差設定値βよりも小さ
いときには、前記機体1の回動速度が小さく、かつ、前
記刈取部5の対地高さが目標刈高さ設定値に近いと判断
し、ステップ6において、前記昇降装置4の各ソレノイ
ド4A,4Bがパルス信号による断続制御が行われ、こ
のパルス制御で前記昇降装置4の緩やかな自動昇降制御
が行われる。更に、前記ステップ4での判断結果がイエ
スの場合、つまり、前記速度センサー6で検出する速度
の検出値が前記基準速度値αよりも大きいときには、刈
高さセンサー7で検出する対地高さの検出値と目標刈高
さ設定値との偏差如何に拘らず、換言すると、偏差が小
さくパルス信号で低速制御する範囲でも、ステップ7に
おいて連続信号を出力して前記ソレノイド4A又は4B
を連続制御し前記昇降装置4を高速で昇降制御するので
ある。また、ステップ5において、イエスの場合、つま
り、前記刈高さセンサー7の検出値に基づく偏差が前記
偏差設定値βよりも大きいときには、前記刈取部5の対
地高さが目標刈高さ設定値に対し離れていると判断し、
ステップ7において、前記昇降装置4の各ソレノイド4
A,4Bを連続制御し、この連続制御で前記昇降装置4
の速やかな自動昇降制御を行うのである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる刈取
部の昇降制御装置では、走行機体1の前後方向への回動
時における速度又は加速度を検出する速度センサー6
と、刈取部5の対地高さを検出する刈高さセンサー7
と、該刈高さセンサー7の検出結果に基づき前記刈取部
5の昇降装置4を昇降制御して、この刈取部5の対地高
さを調節し、かつ、前記速度センサー6の検出結果に基
づいて前記昇降装置4による前記刈取部5の昇降速度を
制御するコントローラ8とを設けたから、前記刈高さセ
ンサー7の検出結果に基づく前記コントローラ8から前
記昇降装置4への出力により、前記刈取部5の対地高さ
を常に一定に保持して穀稈の刈高さを一定となすことが
できながら、前記機体1が圃場の凹凸などに乗り入れて
前後方向に大きく回動されたとき、この機体1の回動に
伴う速度又は加速度を前記速度センサー6で即座に検出
して、機体1の回転速度の検出結果に基づき、前記コン
トローラ8からの出力により前記昇降装置4の速度を制
御し、前記刈取部5を速やかに昇降制御できるのであ
り、つまり、前記昇降装置4による前記刈取部5の昇降
速度制御を、機体1の回転速度に応じて早目に行えるか
ら、刈取部5の高さ位置を応答遅れなどを招くことなく
速やかに制御することができるのであり、従って、前記
刈取部5による穀稈の高刈りや、該刈取部5の圃場への
突っ込みなどを未然に防止できる。
部の昇降制御装置では、走行機体1の前後方向への回動
時における速度又は加速度を検出する速度センサー6
と、刈取部5の対地高さを検出する刈高さセンサー7
と、該刈高さセンサー7の検出結果に基づき前記刈取部
5の昇降装置4を昇降制御して、この刈取部5の対地高
さを調節し、かつ、前記速度センサー6の検出結果に基
づいて前記昇降装置4による前記刈取部5の昇降速度を
制御するコントローラ8とを設けたから、前記刈高さセ
ンサー7の検出結果に基づく前記コントローラ8から前
記昇降装置4への出力により、前記刈取部5の対地高さ
を常に一定に保持して穀稈の刈高さを一定となすことが
できながら、前記機体1が圃場の凹凸などに乗り入れて
前後方向に大きく回動されたとき、この機体1の回動に
伴う速度又は加速度を前記速度センサー6で即座に検出
して、機体1の回転速度の検出結果に基づき、前記コン
トローラ8からの出力により前記昇降装置4の速度を制
御し、前記刈取部5を速やかに昇降制御できるのであ
り、つまり、前記昇降装置4による前記刈取部5の昇降
速度制御を、機体1の回転速度に応じて早目に行えるか
ら、刈取部5の高さ位置を応答遅れなどを招くことなく
速やかに制御することができるのであり、従って、前記
刈取部5による穀稈の高刈りや、該刈取部5の圃場への
突っ込みなどを未然に防止できる。
【図1】本発明にかかる刈取部昇降制御装置の制御ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】同昇降制御装置のフローチャート図である。
【図3】同昇降制御装置を備えた刈取収穫機の一例とし
て示すコンバインの側面図である。
て示すコンバインの側面図である。
1 走行機体 4 昇降装置 5 刈取部 6 速度センサー 7 刈高さセンサー 8 コントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 走行機体1に刈取部5を昇降装置4を介
して昇降制御可能に支持した刈取収穫機において、前記
機体1の前後方向への回動時における速度又は加速度を
検出する速度センサー6と、前記刈取部5の対地高さを
検出する刈高さセンサー7と、このセンサー7の検出結
果に基づいて前記昇降装置4を昇降制御して、前記刈取
部5の対地高さを調節し、かつ、前記速度センサー6の
検出結果に基づいて前記昇降装置4による前記刈取部5
の昇降速度を制御するコントローラ8とを備えているこ
とを特徴とする刈取収穫機における刈取部昇降制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25752191A JP3275054B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 刈取収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25752191A JP3275054B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 刈取収穫機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595715A true JPH0595715A (ja) | 1993-04-20 |
| JP3275054B2 JP3275054B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=17307457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25752191A Expired - Fee Related JP3275054B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 刈取収穫機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3275054B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006254729A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
| EP1725467B2 (en) † | 2004-03-03 | 2013-07-03 | TecTubes Sweden AB | Thin-walled plastic tube with label |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP25752191A patent/JP3275054B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1725467B2 (en) † | 2004-03-03 | 2013-07-03 | TecTubes Sweden AB | Thin-walled plastic tube with label |
| JP2006254729A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3275054B2 (ja) | 2002-04-15 |
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Legal Events
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Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208 |
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