JPH0595934A - 睡眠状態判定装置 - Google Patents
睡眠状態判定装置Info
- Publication number
- JPH0595934A JPH0595934A JP3258973A JP25897391A JPH0595934A JP H0595934 A JPH0595934 A JP H0595934A JP 3258973 A JP3258973 A JP 3258973A JP 25897391 A JP25897391 A JP 25897391A JP H0595934 A JPH0595934 A JP H0595934A
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- Japan
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- sleep state
- estimating
- body movement
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 就寝者の睡眠状態を精度よく判定する。
【構成】 人体の体動を検出する体動検出手段の出力に
基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段7が設けら
れている。この睡眠状態推定手段は、複数の神経素子よ
り構成される層が多数組み合わされた階層型神経回路網
を模した手法により獲得された睡眠状態を推定する固定
された神経回路網の複数の結合重み係数を内部に持つ神
経回路網模式手段8を有している。これによって個体間
変動や個人内変動があっても精度よく睡眠状態を判定す
ることができる。
基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段7が設けら
れている。この睡眠状態推定手段は、複数の神経素子よ
り構成される層が多数組み合わされた階層型神経回路網
を模した手法により獲得された睡眠状態を推定する固定
された神経回路網の複数の結合重み係数を内部に持つ神
経回路網模式手段8を有している。これによって個体間
変動や個人内変動があっても精度よく睡眠状態を判定す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、睡眠状態を判定する睡
眠状態判定手段に関するものである。
眠状態判定手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発明者らは、先に就寝者の体動を検出し
て非接触で睡眠状態を検出する睡眠状態判定装置を考案
した。図12にそのブロック図を示す。寝具に配設した
可とう性を有した圧電素子1の出力信号をフィルタ2、
増幅手段3、平滑化手段4、比較手段5により処理して
就寝者の体動を検出し、入眠判定手段6により体動の静
止状態がある一定時間以上継続すると入眠状態であると
の判定を行うものである。これにより睡眠状態を簡単に
かつ低コストで検出できるので、寝室の環境制御や居眠
り防止等の製品分野への応用が可能となった。
て非接触で睡眠状態を検出する睡眠状態判定装置を考案
した。図12にそのブロック図を示す。寝具に配設した
可とう性を有した圧電素子1の出力信号をフィルタ2、
増幅手段3、平滑化手段4、比較手段5により処理して
就寝者の体動を検出し、入眠判定手段6により体動の静
止状態がある一定時間以上継続すると入眠状態であると
の判定を行うものである。これにより睡眠状態を簡単に
かつ低コストで検出できるので、寝室の環境制御や居眠
り防止等の製品分野への応用が可能となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術の睡眠状態検出装置では、「入眠状態(睡眠段階での
段階2〜4)に到達した」という判定は可能であるが、
「現時点での睡眠の深さがどのレベルにあるか」といっ
た点では判定はできないという課題があった。この理由
は体動データにより睡眠の深さを判定する場合、例えば
単位時間当りの体動発生頻度に応じて睡眠の深さを割り
当てるといった方法が考えられるが、体動のもつ個体間
変動と個人内変動のために上記のような単純な考え方で
は精度よく睡眠状態を判定することができないからであ
る。
術の睡眠状態検出装置では、「入眠状態(睡眠段階での
段階2〜4)に到達した」という判定は可能であるが、
「現時点での睡眠の深さがどのレベルにあるか」といっ
た点では判定はできないという課題があった。この理由
は体動データにより睡眠の深さを判定する場合、例えば
単位時間当りの体動発生頻度に応じて睡眠の深さを割り
当てるといった方法が考えられるが、体動のもつ個体間
変動と個人内変動のために上記のような単純な考え方で
は精度よく睡眠状態を判定することができないからであ
る。
【0004】そこで本発明は、就寝中の体動データを入
力とした神経回路網模式手段による多次元情報処理によ
り睡眠状態を推定することを第1の目的とする。
力とした神経回路網模式手段による多次元情報処理によ
り睡眠状態を推定することを第1の目的とする。
【0005】第2,第3の目的は体動に関する入力情報
を適宜加工・選択することにより、睡眠状態の推定の精
度を向上させることである。
を適宜加工・選択することにより、睡眠状態の推定の精
度を向上させることである。
【0006】さらに第4〜第12の目的は、それぞれ就
寝中の体動データのみならず他の現実に検出可能な物理
量すなわち、室温、室内湿度、室内気流速度、寝床内温
度、寝床内湿度、照度、騒音レベル、皮膚温、心拍数を
学習のための入力情報と睡眠状態の推定のための入力情
報とすることにより、睡眠状態の推定の精度を更に向上
させることである。
寝中の体動データのみならず他の現実に検出可能な物理
量すなわち、室温、室内湿度、室内気流速度、寝床内温
度、寝床内湿度、照度、騒音レベル、皮膚温、心拍数を
学習のための入力情報と睡眠状態の推定のための入力情
報とすることにより、睡眠状態の推定の精度を更に向上
させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、人体の体動を検出する体動検出手段
と、前記体動検出手段の出力に基づき前記人体の睡眠状
態を推定する睡眠状態推定手段とからなり、睡眠状態推
定手段は、複数の神経素子より構成される層が多数組み
合わされた階層型神経回路網を模した手法により獲得さ
れた睡眠状態を推定する固定された神経回路網の複数の
結合重み係数を内部に持つ神経回路網模式手段からな
る。
を達成するために、人体の体動を検出する体動検出手段
と、前記体動検出手段の出力に基づき前記人体の睡眠状
態を推定する睡眠状態推定手段とからなり、睡眠状態推
定手段は、複数の神経素子より構成される層が多数組み
合わされた階層型神経回路網を模した手法により獲得さ
れた睡眠状態を推定する固定された神経回路網の複数の
結合重み係数を内部に持つ神経回路網模式手段からな
る。
【0008】また、本発明は上記第2の目的を達成する
ために、体動検出手段の出力に基づきある時点において
それ以前に体動が生起した時点からの経過時間を演算す
る第1の演算手段と、前記第1の演算手段の出力を記憶
する記憶手段とを有し、前記記憶手段の出力を入力情報
として睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
ために、体動検出手段の出力に基づきある時点において
それ以前に体動が生起した時点からの経過時間を演算す
る第1の演算手段と、前記第1の演算手段の出力を記憶
する記憶手段とを有し、前記記憶手段の出力を入力情報
として睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
【0009】また、本発明は上記第3の目的を達成する
ために、体動検出手段の出力に基づき単位時間内の体動
の発生頻度を演算する第2の演算手段と、前記演算手段
の出力を記憶する記憶手段とを有し、前記記憶手段の出
力を入力情報として睡眠状態を推定する睡眠状態推定手
段からなる。
ために、体動検出手段の出力に基づき単位時間内の体動
の発生頻度を演算する第2の演算手段と、前記演算手段
の出力を記憶する記憶手段とを有し、前記記憶手段の出
力を入力情報として睡眠状態を推定する睡眠状態推定手
段からなる。
【0010】また、本発明は上記第4の目的を達成する
ために、室温を検出する室温センサーを有し、体動検出
手段と前記室温センサー双方の出力に基づき睡眠状態を
推定する睡眠状態推定手段からなる。
ために、室温を検出する室温センサーを有し、体動検出
手段と前記室温センサー双方の出力に基づき睡眠状態を
推定する睡眠状態推定手段からなる。
【0011】また、本発明は上記第5の目的を達成する
ために、室内湿度を検出する室内湿度センサーを有し、
体動検出手段と前記室内湿度センサー双方の出力に基づ
き睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
ために、室内湿度を検出する室内湿度センサーを有し、
体動検出手段と前記室内湿度センサー双方の出力に基づ
き睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
【0012】また、本発明は上記第6の目的を達成する
ために、室内の気流速度を検出する室内気流センサーを
有し、体動検出手段と前記室内気流センサー双方の出力
に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からな
る。
ために、室内の気流速度を検出する室内気流センサーを
有し、体動検出手段と前記室内気流センサー双方の出力
に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からな
る。
【0013】また、本発明は上記第7の目的を達成する
ために、寝床内の温度を検出する寝床内温度センサーを
有し、体動検出手段と前記寝床内温度センサー双方の出
力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からな
る。
ために、寝床内の温度を検出する寝床内温度センサーを
有し、体動検出手段と前記寝床内温度センサー双方の出
力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からな
る。
【0014】また、本発明は上記第8の目的を達成する
ために、寝床内の湿度を検出する寝床内湿度センサーを
有し、体動検出手段と前記寝床内湿度センサー双方の出
力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からな
る。
ために、寝床内の湿度を検出する寝床内湿度センサーを
有し、体動検出手段と前記寝床内湿度センサー双方の出
力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からな
る。
【0015】また、本発明は上記第9の目的を達成する
ために、室内の照度を検出する照度センサーを有し、体
動検出手段と前記照度センサー双方の出力に基づき睡眠
状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
ために、室内の照度を検出する照度センサーを有し、体
動検出手段と前記照度センサー双方の出力に基づき睡眠
状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
【0016】また、本発明は上記第10の目的を達成す
るために、室内の騒音レベルを検出する騒音センサーを
有し、体動検出手段と前記騒音センサー双方の出力に基
づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
るために、室内の騒音レベルを検出する騒音センサーを
有し、体動検出手段と前記騒音センサー双方の出力に基
づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
【0017】また、本発明は上記第11の目的を達成す
るために、就寝者の皮膚温を検出する皮膚温センサー
と、体動検出手段と前記皮膚温センサー双方の出力に基
づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
るために、就寝者の皮膚温を検出する皮膚温センサー
と、体動検出手段と前記皮膚温センサー双方の出力に基
づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる。
【0018】さらに、本発明は上記第12の目的を達成
するために、体動検出手段の出力に基づき心拍数を演算
する心拍数演算手段と、体動検出手段と前記心拍数演算
手段双方の出力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推
定手段からなる。
するために、体動検出手段の出力に基づき心拍数を演算
する心拍数演算手段と、体動検出手段と前記心拍数演算
手段双方の出力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推
定手段からなる。
【0019】
【作用】本発明は上記構成によって、体動検出手段から
の体動データを睡眠状態推定手段に入力することによ
り、睡眠状態推定手段は、就寝者の睡眠状態を時々刻々
推定する。睡眠状態推定手段を構成する神経回路網模式
手段は、使用される睡眠環境下で既に学習された結合重
み係数を備えており、時々刻々の睡眠環境における就寝
者の睡眠状態を推定する。
の体動データを睡眠状態推定手段に入力することによ
り、睡眠状態推定手段は、就寝者の睡眠状態を時々刻々
推定する。睡眠状態推定手段を構成する神経回路網模式
手段は、使用される睡眠環境下で既に学習された結合重
み係数を備えており、時々刻々の睡眠環境における就寝
者の睡眠状態を推定する。
【0020】また体動検出手段からの体動データには、
睡眠状態を推定する上でいろいろな情報が含まれてお
り、体動静止時間や体動の発生頻度を睡眠状態推定手段
に入力している。
睡眠状態を推定する上でいろいろな情報が含まれてお
り、体動静止時間や体動の発生頻度を睡眠状態推定手段
に入力している。
【0021】さらに、それぞれ就寝中の体動データのみ
ならず他の現実に検出可能な物理量すなわち、室温、室
内湿度、室内気流速度、寝床内温度、寝床内湿度、照
度、騒音レベル、皮膚温及び心拍数を学習のための入力
情報により、睡眠状態を精度よく推定する。
ならず他の現実に検出可能な物理量すなわち、室温、室
内湿度、室内気流速度、寝床内温度、寝床内湿度、照
度、騒音レベル、皮膚温及び心拍数を学習のための入力
情報により、睡眠状態を精度よく推定する。
【0022】
【実施例】以下本発明の第1の実施例を添付図面に基づ
いて説明する。図1は本実施例をベッド26に装着した
際の斜視図、図2はブロック図である。図1および図2
において、1は圧電素子、2はフィルター、3は増幅手
段、4は平滑化手段、5は比較手段で以上の構成で体動
を検出する。圧電素子1はポリフッ化ビニリデン(PV
DF)等の高分子圧電材料を薄膜状にし両面に可とう性
の電極膜を付着させテープ状に成形されたもので、図1
に示したようにマットレス27の表面に固定されてい
る。比較手段5は平滑化手段4の出力信号に応じて人体
の不在、在床、体動の各状態を判定し、各々の出力を行
なう3つの出力ポート(不在出力ポート5a、在床出力
ポート5b、体動出力ポート5c)を有する。7は比較
手段5からの信号に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態
推定手段で、神経回路網模式手段8、信号処理手段9、
記憶手段10を有する。11は比較手段5の出力により
計時を開始する計時手段、12は睡眠状態推定手段7に
より推定された結果を表示する表示手段である。フィル
ター2、増幅手段3、平滑化手段4、比較手段5、睡眠
状態推定手段7及び計時手段11はユニット13に内蔵
されている。圧電素子1とユニット13とはシールド線
14で接続されている。
いて説明する。図1は本実施例をベッド26に装着した
際の斜視図、図2はブロック図である。図1および図2
において、1は圧電素子、2はフィルター、3は増幅手
段、4は平滑化手段、5は比較手段で以上の構成で体動
を検出する。圧電素子1はポリフッ化ビニリデン(PV
DF)等の高分子圧電材料を薄膜状にし両面に可とう性
の電極膜を付着させテープ状に成形されたもので、図1
に示したようにマットレス27の表面に固定されてい
る。比較手段5は平滑化手段4の出力信号に応じて人体
の不在、在床、体動の各状態を判定し、各々の出力を行
なう3つの出力ポート(不在出力ポート5a、在床出力
ポート5b、体動出力ポート5c)を有する。7は比較
手段5からの信号に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態
推定手段で、神経回路網模式手段8、信号処理手段9、
記憶手段10を有する。11は比較手段5の出力により
計時を開始する計時手段、12は睡眠状態推定手段7に
より推定された結果を表示する表示手段である。フィル
ター2、増幅手段3、平滑化手段4、比較手段5、睡眠
状態推定手段7及び計時手段11はユニット13に内蔵
されている。圧電素子1とユニット13とはシールド線
14で接続されている。
【0023】この実施例の構成によれば、本発明は以下
のように作用する。寝具上に人体が存在する場合、人体
の体動により圧電素子1が変形を受けると、その変形の
程度に応じて圧電素子より圧電が発生する。この出力信
号はフィルター2によりろ波され、その信号は増幅手段
3により増幅され、平滑化手段4により平滑化される。
平滑化手段4からの出力波形を図3に示した。同図にお
いてS部は安静状態での心拍・呼吸活動により生じる小
さな体動(以下、細体動とする)による出力、G2部は
寝返り等比較的大きな動き(以下、粗体動とする)によ
る出力を表わしている。平滑化手段4の出力信号レベル
Vに応じて比較手段5は以下のように動作する。1)V
があらかじめ定められた第1の設定値Va未満の場合は
寝具上に人がいないとして不在判定出力ポート5aの出
力レベルをHiとする。2)VがVa以上であらかじめ
定められた第2の設定値Vb未満の場合は寝具上に人が
安静状態で存在するとして在床判定出力ポート5bの出
力レベルをHiとする。3)VがVb以上の場合は寝具
上で人体が体動(粗体動)を起こしたとして体動判定出
力ポート5cの出力レベルをHiとする。
のように作用する。寝具上に人体が存在する場合、人体
の体動により圧電素子1が変形を受けると、その変形の
程度に応じて圧電素子より圧電が発生する。この出力信
号はフィルター2によりろ波され、その信号は増幅手段
3により増幅され、平滑化手段4により平滑化される。
平滑化手段4からの出力波形を図3に示した。同図にお
いてS部は安静状態での心拍・呼吸活動により生じる小
さな体動(以下、細体動とする)による出力、G2部は
寝返り等比較的大きな動き(以下、粗体動とする)によ
る出力を表わしている。平滑化手段4の出力信号レベル
Vに応じて比較手段5は以下のように動作する。1)V
があらかじめ定められた第1の設定値Va未満の場合は
寝具上に人がいないとして不在判定出力ポート5aの出
力レベルをHiとする。2)VがVa以上であらかじめ
定められた第2の設定値Vb未満の場合は寝具上に人が
安静状態で存在するとして在床判定出力ポート5bの出
力レベルをHiとする。3)VがVb以上の場合は寝具
上で人体が体動(粗体動)を起こしたとして体動判定出
力ポート5cの出力レベルをHiとする。
【0024】次に、睡眠状態推定手段7では上記3つの
出力ポートの出力に基づき睡眠状態を推定する。ここで
睡眠時の体動の挙動に関し、入眠状態に達すると体動が
なくなる、睡眠状態が浅くなれば体動が多い、といった
ことは経験的にも実験的にも衆知のことであり、例えば
単位時間内の体動発生回数を演算し、それに基づいて睡
眠状態を推定すればよいと思われるが、体動の挙動をさ
らに詳細に分析してみると、体動のもつ個体間変動や個
人内変動のために上記のような単純な考え方では精度よ
く睡眠状態を判定することはできない。そこで睡眠状態
推定手段7を構成する手段は、多次元情報処理手法とし
て最適な神経回路網を模した方法で構成した。神経回路
網を模した手法においては、睡眠状態を推定する神経回
路網の複数の結合重み係数を固定されたテーブルとして
用いる方法と学習機能を残し環境と使用者に適応できる
ようにする方法とがある。本実施例では、神経回路網を
模した手法によって獲得された睡眠状態を推定する固定
された結合重み係数を内部にもつ神経回路網模式手段を
有した睡眠状態推定手段7を設けた。
出力ポートの出力に基づき睡眠状態を推定する。ここで
睡眠時の体動の挙動に関し、入眠状態に達すると体動が
なくなる、睡眠状態が浅くなれば体動が多い、といった
ことは経験的にも実験的にも衆知のことであり、例えば
単位時間内の体動発生回数を演算し、それに基づいて睡
眠状態を推定すればよいと思われるが、体動の挙動をさ
らに詳細に分析してみると、体動のもつ個体間変動や個
人内変動のために上記のような単純な考え方では精度よ
く睡眠状態を判定することはできない。そこで睡眠状態
推定手段7を構成する手段は、多次元情報処理手法とし
て最適な神経回路網を模した方法で構成した。神経回路
網を模した手法においては、睡眠状態を推定する神経回
路網の複数の結合重み係数を固定されたテーブルとして
用いる方法と学習機能を残し環境と使用者に適応できる
ようにする方法とがある。本実施例では、神経回路網を
模した手法によって獲得された睡眠状態を推定する固定
された結合重み係数を内部にもつ神経回路網模式手段を
有した睡眠状態推定手段7を設けた。
【0025】睡眠状態を推定する神経回路網において固
定された結合重み係数は、例えば睡眠時にポリグラフ測
定を行なって睡眠段階と体動に関するデータを収集し、
睡眠段階データと体動データとの相関を神経回路網模式
手段に学習させることによって得ることができる。用い
るべき神経回路網模式手段としては、文献1(PDPモ
デル、D.E.ラメルハート他2名、甘利俊一監訳、1
989年)、文献2(ニューロコンピュータの基礎、P
102、中野馨他7名、1990年)、特公昭63−5
5106号公報などに示されたものがある。以下、文献
1に記載された最もよく知られた学習アルゴリズムとし
て誤差逆伝搬法を用いた多層パーセプトロンを例にと
り、具体的な神経回路網模式手段の構成および動作につ
いて説明する。図4は、神経回路網模式手段8の構成単
位となる神経素子の概念図である。図4において、8l
〜8nは神経のシナプス結合を模擬する疑似シナプス結
合変換器であり、8aは疑似シナプス結合変換器8l〜
8nからの出力を加算する加算器であり、8bは設定さ
れた非線形関数、例えばイキ値をhとするシグモイド関
数、 f(y,h)=l/(l+exp(−y+h)) (式1) によって加算器8aの出力を非線形変換する非線形変換
器である。なお、図面が煩雑になるので省略したが修正
手段からの修正信号を受ける入力線が疑似シナプス結合
変換器8l〜8nと非線形変換器8bにつながってい
る。また疑似シナプス結合変換器8l〜8nが神経回路
網模式手段8の結合重み係数となる。この神経素子に
は、信号処理モードと学習モードの2つの種類の動作モ
ードがある。以下、図4に基づいて神経素子のそれぞれ
のモードの動作について説明する。まず信号処理モード
の動作の説明をする。神経素子はn個の入力Xl〜Xn
を受けて1つの出力を出す。i番目の入力信号Xiは、
四角で示されたi番目の疑似シナプス結合変換器8iに
おいてWi・Xiに変換される。疑似シナプス結合変換
器8l〜8nで変換されたn個の信号Wl・Xl〜Wn
・Xnは円で示された加算器8aに入り、加算結果yが
楕円で示された非線形変換器8bに送られ、最終出力f
(y,h)となる。次に、学習モードの動作について説
明する。学習モードでは、疑似シナプス結合変換器8l
〜8nと非線形変換器8bの変換パラメータWl〜Wn
とhを、修正手段からの変換パラメータの修正量ΔWl
〜ΔWnとΔhを表す修正信号を受けて、 Wi+ΔWi ; i=1,2,・・ ,n h+Δh (式2) と修正する。図5は上記神経素子を4つ並列につないで
構成した信号変換手段の概念図である。いうまでもな
く、以下の説明は、この信号変換手段を構成する神経素
子の個数を4個に特定するものではない。図5におい
て、811〜844は疑似シナプス結合変換器であり、
801〜804は上記したように図4で説明した加算器
8aと非線形変換器8bをまとめた加算非線形変換器で
ある。図5において、図4と同様に図面が煩雑になるの
で省略したが修正手段からの修正信号を受ける入力線が
疑似シナプス結合変換器811〜844と加算非線形変
換器801〜804につながっている。疑似シナプス結
合変換器811〜844も結合重み係数となる。この信
号変換手段の動作については、図4で説明した神経素子
の動作が並列してなされるというものである。図6は、
学習アルゴリズムとして誤差逆伝搬法を採用した場合の
信号処理手段9の構成を示したブロック図である。図6
において、91は上で説明した信号変換手段、但し、こ
こではn個の入力を受ける神経素子がm個並列に並べら
れたものであり、92は学習モードにおける信号変換手
段91の修正量を算出する修正手段である。以下、図6
に基づいて信号処理手段の学習を行う場合の動作につい
て説明する。信号変換手段91はn個の入力Sin
(X)を受け、m個の出力Sout(X)を出力する。
修正手段92は、入力信号Sin(X)と出力信号So
ut(X)とを受け、誤差計算手段または後段の信号変
換手段からのm個の誤差信号δi(X)の入力があるま
で待機する。誤差信号δi(X)が入力され修正量を ΔWij=δi(X)・Siout(X)・(1−Siout(X)) ・Sjin(X) (i=1〜n,j=1〜m) (式3) と計算し、修正信号を信号変換手段91に送る。信号変
換手段91は、内部の神経素子の変換パラメータを上で
説明した学習モードにしたがって修正する。図7は、神
経回路網模式手段を用いた多層パーセプトロンの構成を
示すブロック図である。図7において、91X、91
Y、91Zはそれぞれk個、l個、m個の神経素子から
なる信号変換手段であり、92X、92Y、92Zは修
正手段であり、933は誤差計算手段である。以上のよ
うに構成された多層パーセプトロンについて、図7を参
照しながらその動作を説明する。信号処理手段94Xに
おいて、信号変換手段91Xは、入力Siin(X)
(i=1〜n)を受け、出力Sjout(X)(j=1
〜k)を出力する。修正手段92Xは、信号Siin
(X)と信号Sjout(X)を受け、誤差信号δj
(X)(j=1〜k)が入力されるまで待機する。以下
同様の処理が、信号処理手段94Y、94Zにおいて行
われ、信号変換手段91Zより最終出力Shout
(Z)(h=1〜m)が出力される。最終出力Shou
t(Z)は、誤差計算手段93にも送られる。誤差計算
手段93においては、2乗誤差の評価関数COST(式
4)に基づいて理想的な出力T(T1,・・・・・,T
M )との誤差が計算され、誤差信号δh(Z)が修正手
段92Zに送られる。
定された結合重み係数は、例えば睡眠時にポリグラフ測
定を行なって睡眠段階と体動に関するデータを収集し、
睡眠段階データと体動データとの相関を神経回路網模式
手段に学習させることによって得ることができる。用い
るべき神経回路網模式手段としては、文献1(PDPモ
デル、D.E.ラメルハート他2名、甘利俊一監訳、1
989年)、文献2(ニューロコンピュータの基礎、P
102、中野馨他7名、1990年)、特公昭63−5
5106号公報などに示されたものがある。以下、文献
1に記載された最もよく知られた学習アルゴリズムとし
て誤差逆伝搬法を用いた多層パーセプトロンを例にと
り、具体的な神経回路網模式手段の構成および動作につ
いて説明する。図4は、神経回路網模式手段8の構成単
位となる神経素子の概念図である。図4において、8l
〜8nは神経のシナプス結合を模擬する疑似シナプス結
合変換器であり、8aは疑似シナプス結合変換器8l〜
8nからの出力を加算する加算器であり、8bは設定さ
れた非線形関数、例えばイキ値をhとするシグモイド関
数、 f(y,h)=l/(l+exp(−y+h)) (式1) によって加算器8aの出力を非線形変換する非線形変換
器である。なお、図面が煩雑になるので省略したが修正
手段からの修正信号を受ける入力線が疑似シナプス結合
変換器8l〜8nと非線形変換器8bにつながってい
る。また疑似シナプス結合変換器8l〜8nが神経回路
網模式手段8の結合重み係数となる。この神経素子に
は、信号処理モードと学習モードの2つの種類の動作モ
ードがある。以下、図4に基づいて神経素子のそれぞれ
のモードの動作について説明する。まず信号処理モード
の動作の説明をする。神経素子はn個の入力Xl〜Xn
を受けて1つの出力を出す。i番目の入力信号Xiは、
四角で示されたi番目の疑似シナプス結合変換器8iに
おいてWi・Xiに変換される。疑似シナプス結合変換
器8l〜8nで変換されたn個の信号Wl・Xl〜Wn
・Xnは円で示された加算器8aに入り、加算結果yが
楕円で示された非線形変換器8bに送られ、最終出力f
(y,h)となる。次に、学習モードの動作について説
明する。学習モードでは、疑似シナプス結合変換器8l
〜8nと非線形変換器8bの変換パラメータWl〜Wn
とhを、修正手段からの変換パラメータの修正量ΔWl
〜ΔWnとΔhを表す修正信号を受けて、 Wi+ΔWi ; i=1,2,・・ ,n h+Δh (式2) と修正する。図5は上記神経素子を4つ並列につないで
構成した信号変換手段の概念図である。いうまでもな
く、以下の説明は、この信号変換手段を構成する神経素
子の個数を4個に特定するものではない。図5におい
て、811〜844は疑似シナプス結合変換器であり、
801〜804は上記したように図4で説明した加算器
8aと非線形変換器8bをまとめた加算非線形変換器で
ある。図5において、図4と同様に図面が煩雑になるの
で省略したが修正手段からの修正信号を受ける入力線が
疑似シナプス結合変換器811〜844と加算非線形変
換器801〜804につながっている。疑似シナプス結
合変換器811〜844も結合重み係数となる。この信
号変換手段の動作については、図4で説明した神経素子
の動作が並列してなされるというものである。図6は、
学習アルゴリズムとして誤差逆伝搬法を採用した場合の
信号処理手段9の構成を示したブロック図である。図6
において、91は上で説明した信号変換手段、但し、こ
こではn個の入力を受ける神経素子がm個並列に並べら
れたものであり、92は学習モードにおける信号変換手
段91の修正量を算出する修正手段である。以下、図6
に基づいて信号処理手段の学習を行う場合の動作につい
て説明する。信号変換手段91はn個の入力Sin
(X)を受け、m個の出力Sout(X)を出力する。
修正手段92は、入力信号Sin(X)と出力信号So
ut(X)とを受け、誤差計算手段または後段の信号変
換手段からのm個の誤差信号δi(X)の入力があるま
で待機する。誤差信号δi(X)が入力され修正量を ΔWij=δi(X)・Siout(X)・(1−Siout(X)) ・Sjin(X) (i=1〜n,j=1〜m) (式3) と計算し、修正信号を信号変換手段91に送る。信号変
換手段91は、内部の神経素子の変換パラメータを上で
説明した学習モードにしたがって修正する。図7は、神
経回路網模式手段を用いた多層パーセプトロンの構成を
示すブロック図である。図7において、91X、91
Y、91Zはそれぞれk個、l個、m個の神経素子から
なる信号変換手段であり、92X、92Y、92Zは修
正手段であり、933は誤差計算手段である。以上のよ
うに構成された多層パーセプトロンについて、図7を参
照しながらその動作を説明する。信号処理手段94Xに
おいて、信号変換手段91Xは、入力Siin(X)
(i=1〜n)を受け、出力Sjout(X)(j=1
〜k)を出力する。修正手段92Xは、信号Siin
(X)と信号Sjout(X)を受け、誤差信号δj
(X)(j=1〜k)が入力されるまで待機する。以下
同様の処理が、信号処理手段94Y、94Zにおいて行
われ、信号変換手段91Zより最終出力Shout
(Z)(h=1〜m)が出力される。最終出力Shou
t(Z)は、誤差計算手段93にも送られる。誤差計算
手段93においては、2乗誤差の評価関数COST(式
4)に基づいて理想的な出力T(T1,・・・・・,T
M )との誤差が計算され、誤差信号δh(Z)が修正手
段92Zに送られる。
【0026】
【数1】
【0027】ηは多層パーセプトロンの学習速度を定め
るパラメータ評価関数を2乗誤差とした場合には誤差信
号は、 δh(Z)=−η・(Shout(Z)−Th) (式5) となる。修正手段92Zは、上で説明した手続きにした
がって、信号変換手段91Zの変換パラメータの修正量
ΔW(Z)を計算し、修正手段92Yに送る誤差信号を
(式6)に基づき計算し、修正信号ΔW(Z)を信号変
換手段91Zに送り、誤差信号δ(Y)を修正手段92
Yに送る。信号変換手段91Zは、修正信号ΔW(Z)
に基づいて内部のパラメータを修正する。なお、誤差信
号δ(Y)は(式6)で与えられる。
るパラメータ評価関数を2乗誤差とした場合には誤差信
号は、 δh(Z)=−η・(Shout(Z)−Th) (式5) となる。修正手段92Zは、上で説明した手続きにした
がって、信号変換手段91Zの変換パラメータの修正量
ΔW(Z)を計算し、修正手段92Yに送る誤差信号を
(式6)に基づき計算し、修正信号ΔW(Z)を信号変
換手段91Zに送り、誤差信号δ(Y)を修正手段92
Yに送る。信号変換手段91Zは、修正信号ΔW(Z)
に基づいて内部のパラメータを修正する。なお、誤差信
号δ(Y)は(式6)で与えられる。
【0028】
【数2】
【0029】ここで、Wij(Z)は信号変換手段91
Zの疑似シナプス結合変換器の変換パラメータである。
Zの疑似シナプス結合変換器の変換パラメータである。
【0030】以下、同様の処理が信号処理手段91X、
91Yにおいて行われる。学習と呼ばれる以上の手続き
を繰り返し行うことにより、多層パーセプトロンは入力
が与えられると理想出力Tをよく近似する出力を出すよ
うになる。なお、上記の説明においては、3段の多層パ
ーセプトロンを用いたが、これは何段であってもよい。
また、文献1にある信号変換手段のなかの非線形変換手
段の変換パラメータhの修正法についてと慣性項として
知られる学習高速化の方法については、説明の簡略化の
ため省略したが、この省略は以下に述べる本発明を拘束
するものではない。
91Yにおいて行われる。学習と呼ばれる以上の手続き
を繰り返し行うことにより、多層パーセプトロンは入力
が与えられると理想出力Tをよく近似する出力を出すよ
うになる。なお、上記の説明においては、3段の多層パ
ーセプトロンを用いたが、これは何段であってもよい。
また、文献1にある信号変換手段のなかの非線形変換手
段の変換パラメータhの修正法についてと慣性項として
知られる学習高速化の方法については、説明の簡略化の
ため省略したが、この省略は以下に述べる本発明を拘束
するものではない。
【0031】こうして、神経回路網模式手段8は睡眠段
階データと体動データとの関係を学習し、簡単なルール
で記述することが容易でない推定の仕方を自然な形で表
現することができる。本実施例は、こうして得られた情
報を組み込んで、睡眠状態推定手段7を構成するもので
ある。具体的には、十分学習を終えたのちの多層パーセ
プトロンの信号変換手段91X、91Y、91Zのみを
神経回路網模式手段8として用いて、睡眠状態推定手段
7を構成するものである。
階データと体動データとの関係を学習し、簡単なルール
で記述することが容易でない推定の仕方を自然な形で表
現することができる。本実施例は、こうして得られた情
報を組み込んで、睡眠状態推定手段7を構成するもので
ある。具体的には、十分学習を終えたのちの多層パーセ
プトロンの信号変換手段91X、91Y、91Zのみを
神経回路網模式手段8として用いて、睡眠状態推定手段
7を構成するものである。
【0032】実際に学習させたデータについて説明す
る。図8は、終夜睡眠実験におけるある被験者Aの一夜
の睡眠段階データである。図9は同一被験者Aの他の就
寝者の睡眠段階データである。さらに図10は他の被験
者Bの睡眠段階データである。図8〜図10において体
動の出力としてマークがついているところは先に説明し
た比較手段5の体動出力ポート5cの出力がHiの場合
に該当している。図8〜図10にみられるようにデータ
間には個体間変動と個人差変動が認められる。これは被
験者の肉体的、心理的状態および就寝環境条件により実
験結果は変動するものであるということに起因する。本
実施例ではそのような個体間変動と個人差変動を学習に
より予測可能なものにすることを目的としている。その
ため、上記のような終夜睡眠実験を複数の被験者につい
て各々数回行い、それぞれから得られた実験データを神
経回路網模式手段に入力し学習をさせた。ただしこの実
験では環境条件(温湿度、照度、騒音、寝具等)は全て
の試行で同一条件とした。神経回路網模式手段8へはこ
のうち、入力の容易さから体動の時系列データ、入床時
からの経過時間データの2情報と、理想出力として被験
者の睡眠段階データを入力し学習させ、神経回路網模式
手段8の中の信号変換手段91X、91Y、91Zを確
立し、それらを神経回路網模式手段8として睡眠状態推
定手段7に組み込んだ。ここで、上記の体動の時系列デ
ータとはさらに説明した比較手段5の体動出力ポート5
cの出力がHiならば1、Loならば0といった2値信
号の時系列データである。
る。図8は、終夜睡眠実験におけるある被験者Aの一夜
の睡眠段階データである。図9は同一被験者Aの他の就
寝者の睡眠段階データである。さらに図10は他の被験
者Bの睡眠段階データである。図8〜図10において体
動の出力としてマークがついているところは先に説明し
た比較手段5の体動出力ポート5cの出力がHiの場合
に該当している。図8〜図10にみられるようにデータ
間には個体間変動と個人差変動が認められる。これは被
験者の肉体的、心理的状態および就寝環境条件により実
験結果は変動するものであるということに起因する。本
実施例ではそのような個体間変動と個人差変動を学習に
より予測可能なものにすることを目的としている。その
ため、上記のような終夜睡眠実験を複数の被験者につい
て各々数回行い、それぞれから得られた実験データを神
経回路網模式手段に入力し学習をさせた。ただしこの実
験では環境条件(温湿度、照度、騒音、寝具等)は全て
の試行で同一条件とした。神経回路網模式手段8へはこ
のうち、入力の容易さから体動の時系列データ、入床時
からの経過時間データの2情報と、理想出力として被験
者の睡眠段階データを入力し学習させ、神経回路網模式
手段8の中の信号変換手段91X、91Y、91Zを確
立し、それらを神経回路網模式手段8として睡眠状態推
定手段7に組み込んだ。ここで、上記の体動の時系列デ
ータとはさらに説明した比較手段5の体動出力ポート5
cの出力がHiならば1、Loならば0といった2値信
号の時系列データである。
【0033】次に図2に示したブロック図に基づき本実
施例の動作を説明する。電源投入によりさきに説明した
動作に基づき比較手段5で不在、在床、体動の判定がな
され、不在、在床、体動の各出力ポートの出力状態が表
示手段12に表示される。就寝者がベッドに入床すると
比較手段5により在床の判定がなされ在床出力ポートが
Hiとなる。この時点で計時手段11の計時動作が開始
される。すなわち計時手段11では入床からの経過時間
が計測される。また比較手段5の体動出力ポート5cの
出力が記憶手段10に記憶される。記憶手段10と計時
手段11からの出力が睡眠状態推定手段7に入力され
る。睡眠状態推定手段7は、これらの入力情報をもとに
就寝者の睡眠状態を時々刻々推定し、その情報を表示手
段12に出力している。上記動作は就寝者が離床し、不
在出力ポート5aの出力がHiになると停止する。就寝
途中でトイレ起床等により離床した場合は再度入床する
ことにより上記の動作が再開する。表示手段12の表示
をクリアする場合は再度電源を投入すればよい。
施例の動作を説明する。電源投入によりさきに説明した
動作に基づき比較手段5で不在、在床、体動の判定がな
され、不在、在床、体動の各出力ポートの出力状態が表
示手段12に表示される。就寝者がベッドに入床すると
比較手段5により在床の判定がなされ在床出力ポートが
Hiとなる。この時点で計時手段11の計時動作が開始
される。すなわち計時手段11では入床からの経過時間
が計測される。また比較手段5の体動出力ポート5cの
出力が記憶手段10に記憶される。記憶手段10と計時
手段11からの出力が睡眠状態推定手段7に入力され
る。睡眠状態推定手段7は、これらの入力情報をもとに
就寝者の睡眠状態を時々刻々推定し、その情報を表示手
段12に出力している。上記動作は就寝者が離床し、不
在出力ポート5aの出力がHiになると停止する。就寝
途中でトイレ起床等により離床した場合は再度入床する
ことにより上記の動作が再開する。表示手段12の表示
をクリアする場合は再度電源を投入すればよい。
【0034】以上のように本実施例によれば、使用され
る環境下で既に学習された神経回路網の複数の固定結合
重み係数を有する神経回路網模式手段を組み込んだ睡眠
状態推定手段を備えた構成としているので、個体間変動
や個人内変動があっても精度よく睡眠状態を判定するこ
とができる。
る環境下で既に学習された神経回路網の複数の固定結合
重み係数を有する神経回路網模式手段を組み込んだ睡眠
状態推定手段を備えた構成としているので、個体間変動
や個人内変動があっても精度よく睡眠状態を判定するこ
とができる。
【0035】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例が上記第1の実施例と相違する点は、睡
眠状態推定手段7が体動検出手段6の出力に基づきある
時点Txにおいてそれ以前に体動が生起した時点Txo
からの経過時間tを演算する第1の演算手段15と、経
過時間tを記憶する記憶手段10とを有し、記憶手段1
0の出力を入力情報として睡眠状態を推定する点にあ
る。睡眠実験等により体動が起こっていない時間(以
下、体動静止時間とする)が長ければ長いほどその時に
深い睡眠状態である場合が多いことが判る。つまり、本
実施例では体動のあるなしといった情報だけでなく体動
静止時間をも入力することで睡眠状態判定の精度を向上
させることを目的としている。
する。本実施例が上記第1の実施例と相違する点は、睡
眠状態推定手段7が体動検出手段6の出力に基づきある
時点Txにおいてそれ以前に体動が生起した時点Txo
からの経過時間tを演算する第1の演算手段15と、経
過時間tを記憶する記憶手段10とを有し、記憶手段1
0の出力を入力情報として睡眠状態を推定する点にあ
る。睡眠実験等により体動が起こっていない時間(以
下、体動静止時間とする)が長ければ長いほどその時に
深い睡眠状態である場合が多いことが判る。つまり、本
実施例では体動のあるなしといった情報だけでなく体動
静止時間をも入力することで睡眠状態判定の精度を向上
させることを目的としている。
【0036】神経回路網模式手段8へは、体動の時系列
データ、入床時からの経過時間データ、ある時間Txに
おいてそれ以前に体動が生起した時点Txoからの経過
時間tについての時系列データの3情報と、理想出力と
して被験者の睡眠段階データを入力し学習させ、神経回
路網模式手段8の中の信号変換手段91X、91Y、9
1Zを確立し、それらを神経回路網模式手段8として睡
眠状態推定手段7に組み込んだ。そして第1の実施例と
同様の動作がなされ、周辺の構成は第1の実施例の構成
で達成できる。これにより睡眠状態の推定精度は、更に
向上する。
データ、入床時からの経過時間データ、ある時間Txに
おいてそれ以前に体動が生起した時点Txoからの経過
時間tについての時系列データの3情報と、理想出力と
して被験者の睡眠段階データを入力し学習させ、神経回
路網模式手段8の中の信号変換手段91X、91Y、9
1Zを確立し、それらを神経回路網模式手段8として睡
眠状態推定手段7に組み込んだ。そして第1の実施例と
同様の動作がなされ、周辺の構成は第1の実施例の構成
で達成できる。これにより睡眠状態の推定精度は、更に
向上する。
【0037】本発明の第3の実施例について説明する。
本実施例が上記実施例と相違する点は、睡眠状態推定手
段7が体動検出手段6の出力に基づき単位時間内の体動
の発生頻度を演算する第2の演算手段16と、第2の演
算手段16の出力を記憶する記憶手段10とを有し、記
憶手段10の出力を入力情報として睡眠状態を推定する
点にある。睡眠実験等により体動の発生頻度が多ければ
浅い睡眠状態である場合が多く、逆に体動の発生頻度が
少なければ深い睡眠状態である場合が多いことが判る。
つまり、本実施例では体動のあるなしといった情報だけ
でなく体動の発生頻度をも入力することで睡眠状態判定
の精度を向上させることを目的としている。
本実施例が上記実施例と相違する点は、睡眠状態推定手
段7が体動検出手段6の出力に基づき単位時間内の体動
の発生頻度を演算する第2の演算手段16と、第2の演
算手段16の出力を記憶する記憶手段10とを有し、記
憶手段10の出力を入力情報として睡眠状態を推定する
点にある。睡眠実験等により体動の発生頻度が多ければ
浅い睡眠状態である場合が多く、逆に体動の発生頻度が
少なければ深い睡眠状態である場合が多いことが判る。
つまり、本実施例では体動のあるなしといった情報だけ
でなく体動の発生頻度をも入力することで睡眠状態判定
の精度を向上させることを目的としている。
【0038】また神経回路網模式手段8へは、体動の時
系列データ、入床時からの経過時間データ、単位時間内
の体動の発生頻度についての時系列データの3情報と、
理想出力として被験者の睡眠段階データを入力し学習さ
せ、神経回路網模式手段8の中の信号変換手段91X、
91Y、91Zを確立し、それらを神経回路網模式手段
8として睡眠状態推定手段7に組み込んだ。そして第1
の実施例と同様の動作がなされ、周辺の構成は第1の実
施例の構成で達成できる。これにより睡眠状態の推定精
度は、更に向上する。
系列データ、入床時からの経過時間データ、単位時間内
の体動の発生頻度についての時系列データの3情報と、
理想出力として被験者の睡眠段階データを入力し学習さ
せ、神経回路網模式手段8の中の信号変換手段91X、
91Y、91Zを確立し、それらを神経回路網模式手段
8として睡眠状態推定手段7に組み込んだ。そして第1
の実施例と同様の動作がなされ、周辺の構成は第1の実
施例の構成で達成できる。これにより睡眠状態の推定精
度は、更に向上する。
【0039】さらに上記実施例における学習の際に、さ
らに入力情報として現時点よりもT時間前の体動発生頻
度という情報を付加した計4つの情報と、理想出力とし
て被験者の睡眠段階データを入力し学習させ、神経回路
網模式手段8の中の信号変換手段91X、91Y、91
Zを確立し、それらを神経回路網模式手段8として睡眠
状態推定手段7に組み込んでもよく、睡眠状態の推定精
度は、更に向上する。
らに入力情報として現時点よりもT時間前の体動発生頻
度という情報を付加した計4つの情報と、理想出力とし
て被験者の睡眠段階データを入力し学習させ、神経回路
網模式手段8の中の信号変換手段91X、91Y、91
Zを確立し、それらを神経回路網模式手段8として睡眠
状態推定手段7に組み込んでもよく、睡眠状態の推定精
度は、更に向上する。
【0040】本発明の第4の実施例について説明する。
本実施例が上記実施例と相違する点は、睡眠状態推定手
段7が室温を検出する室温センサー17と体動検出手段
6の出力を入力情報として睡眠状態を推定する点にあ
る。ここで、室温センサー17は図11に示すようにユ
ニット12に設置されているが、室内壁面等に設置して
もよい。睡眠実験等により室温がおよそ25℃を超える
と室温が高くなる程体動の発生頻度が多くしかも浅い睡
眠状態が多く現われる。つまり、本実施例では体動のあ
るなしといった情報だけでなく室温の情報をも入力する
ことで睡眠状態判定の精度を向上させることを目的とし
ている。
本実施例が上記実施例と相違する点は、睡眠状態推定手
段7が室温を検出する室温センサー17と体動検出手段
6の出力を入力情報として睡眠状態を推定する点にあ
る。ここで、室温センサー17は図11に示すようにユ
ニット12に設置されているが、室内壁面等に設置して
もよい。睡眠実験等により室温がおよそ25℃を超える
と室温が高くなる程体動の発生頻度が多くしかも浅い睡
眠状態が多く現われる。つまり、本実施例では体動のあ
るなしといった情報だけでなく室温の情報をも入力する
ことで睡眠状態判定の精度を向上させることを目的とし
ている。
【0041】上記構成により、終夜睡眠実験を複数の被
験者について各々数回行い、それぞれから得られた実験
データを神経回路網模式手段8に入力し学習をさせた。
ただしこの実験では室温以外の環境条件(湿度、照度、
騒音、寝具等)は全ての試行で同一条件とし、複数の室
温条件下で実験を行なった。そして神経回路網模式手段
8へは、上記実験から得られた体動の時系列データ、入
床時からの経過時間データ、室温センサー17からの室
温データの3情報と、理想出力として被験者の睡眠段階
データを入力し学習させ、神経回路網模式手段8の中の
信号変換手段91X、91Y、91Zを確立し、それら
を神経回路網模式手段8として睡眠状態推定手段7に組
み込んだ。
験者について各々数回行い、それぞれから得られた実験
データを神経回路網模式手段8に入力し学習をさせた。
ただしこの実験では室温以外の環境条件(湿度、照度、
騒音、寝具等)は全ての試行で同一条件とし、複数の室
温条件下で実験を行なった。そして神経回路網模式手段
8へは、上記実験から得られた体動の時系列データ、入
床時からの経過時間データ、室温センサー17からの室
温データの3情報と、理想出力として被験者の睡眠段階
データを入力し学習させ、神経回路網模式手段8の中の
信号変換手段91X、91Y、91Zを確立し、それら
を神経回路網模式手段8として睡眠状態推定手段7に組
み込んだ。
【0042】これにより就寝者がベッドに入床すると先
に説明した動作に基づき比較手段5により在床の判定が
なされ在床出力ポートがHiとなりこの時点で計時手段
11の計時動作が開始される。また比較手段5の体動出
力ポート5cの出力が記憶手段10に記憶され、記憶手
段10と計時手段11および室温センサー17からの出
力が睡眠状態推定手段7に入力される。睡眠状態推定手
段7は、これらの入力情報をもとに就寝者の睡眠状態を
時々刻々推定し、その情報を表示手段12に出力する。
以上のように、本実施例では体動のあるなしといった情
報だけでなく室温の情報をも入力することで睡眠状態判
定の精度を向上させることができる。
に説明した動作に基づき比較手段5により在床の判定が
なされ在床出力ポートがHiとなりこの時点で計時手段
11の計時動作が開始される。また比較手段5の体動出
力ポート5cの出力が記憶手段10に記憶され、記憶手
段10と計時手段11および室温センサー17からの出
力が睡眠状態推定手段7に入力される。睡眠状態推定手
段7は、これらの入力情報をもとに就寝者の睡眠状態を
時々刻々推定し、その情報を表示手段12に出力する。
以上のように、本実施例では体動のあるなしといった情
報だけでなく室温の情報をも入力することで睡眠状態判
定の精度を向上させることができる。
【0043】上記第4の実施例では体動情報に加えて室
温情報を検出して睡眠状態を推定する構成であったが、
本発明の第5の実施例として、図11に示すように室内
湿度センサー18を設けて体動情報に加えて室内湿度情
報を検出して睡眠状態を推定する構成としてもよい。学
習の手順第4の実施例と同様だが、データを得るための
実験では室内湿度以外の環境条件(湿度、照度、騒音、
寝具等)は全ての試行で同一条件として複数の室内湿度
条件下で実験を行ない、神経回路網模式手段8へは、上
記実験から得られた体動の時系列データ、入床時からの
経過時間データ、室内湿度センサー18からの室温デー
タの3情報と、理想出力として被験者の睡眠段階データ
を入力し学習させ、神経回路網模式手段8の中の信号変
換手段91X、91Y、91Zを確立し、それらを神経
回路網模式手段8して睡眠状態推定手段7に組み込む。
温情報を検出して睡眠状態を推定する構成であったが、
本発明の第5の実施例として、図11に示すように室内
湿度センサー18を設けて体動情報に加えて室内湿度情
報を検出して睡眠状態を推定する構成としてもよい。学
習の手順第4の実施例と同様だが、データを得るための
実験では室内湿度以外の環境条件(湿度、照度、騒音、
寝具等)は全ての試行で同一条件として複数の室内湿度
条件下で実験を行ない、神経回路網模式手段8へは、上
記実験から得られた体動の時系列データ、入床時からの
経過時間データ、室内湿度センサー18からの室温デー
タの3情報と、理想出力として被験者の睡眠段階データ
を入力し学習させ、神経回路網模式手段8の中の信号変
換手段91X、91Y、91Zを確立し、それらを神経
回路網模式手段8して睡眠状態推定手段7に組み込む。
【0044】また、本発明の第6の実施例として、図1
1に示すように室内気流センサー19を設けて体動情報
に加えて就寝場所の気流速度情報を検出して睡眠状態を
推定する構成としてもよい。学習の手順は上記実施例と
同様である。
1に示すように室内気流センサー19を設けて体動情報
に加えて就寝場所の気流速度情報を検出して睡眠状態を
推定する構成としてもよい。学習の手順は上記実施例と
同様である。
【0045】また、本発明の第7の実施例として、図1
1に示すように寝床内温度センサー20を設けて体動情
報に加えて寝床内温度情報を検出して睡眠状態を推定す
る構成としてもよい。学習の手順は上記実施例と同様で
ある。
1に示すように寝床内温度センサー20を設けて体動情
報に加えて寝床内温度情報を検出して睡眠状態を推定す
る構成としてもよい。学習の手順は上記実施例と同様で
ある。
【0046】また、本発明の第8の実施例として、図1
1に示すように寝床内湿度センサー21を設けて体動情
報に加えて寝床内温度情報を検出して睡眠状態を推定す
る構成としてもよい。学習の手順は上記実施例と同様で
ある。
1に示すように寝床内湿度センサー21を設けて体動情
報に加えて寝床内温度情報を検出して睡眠状態を推定す
る構成としてもよい。学習の手順は上記実施例と同様で
ある。
【0047】また、本発明の第9の実施例として、図1
1に示すように照度センサー22を設けて体動情報に加
えて照度情報を検出して睡眠状態を推定する構成として
もよい。学習の手順は上記実施例と同様である。
1に示すように照度センサー22を設けて体動情報に加
えて照度情報を検出して睡眠状態を推定する構成として
もよい。学習の手順は上記実施例と同様である。
【0048】また、本発明の第10の実施例として、図
11に示すように騒音センサー23を設けて体動情報に
加えて騒音レベル情報を検出して睡眠状態を推定する構
成としてもよい。学習の手順は上記実施例と同様であ
る。
11に示すように騒音センサー23を設けて体動情報に
加えて騒音レベル情報を検出して睡眠状態を推定する構
成としてもよい。学習の手順は上記実施例と同様であ
る。
【0049】また、本発明の第11の実施例として、図
11に示すように皮膚温センサー24を設けて体動情報
に加えて皮膚温情報を検出して睡眠状態を推定する構成
としてもよい。学習の手順は上記実施例と同様である。
11に示すように皮膚温センサー24を設けて体動情報
に加えて皮膚温情報を検出して睡眠状態を推定する構成
としてもよい。学習の手順は上記実施例と同様である。
【0050】また、本発明の第12の実施例として、睡
眠が深くなるにつれ心拍数が低下し安定する、レム睡眠
時には心拍数の変動が大きいといった知見により、体動
検出手段6の出力に基づき心拍数を演算する心拍数演算
手段25をユニット11内に設けて、体動情報に加えて
心拍情報を検出して睡眠状態を推定する構成としてもよ
い。学習の手順は上記実施例と同様である。心拍数の計
算は例えば平滑化手段4の出力の自己相関を演算しその
ピーク値を求めることにより得られる。
眠が深くなるにつれ心拍数が低下し安定する、レム睡眠
時には心拍数の変動が大きいといった知見により、体動
検出手段6の出力に基づき心拍数を演算する心拍数演算
手段25をユニット11内に設けて、体動情報に加えて
心拍情報を検出して睡眠状態を推定する構成としてもよ
い。学習の手順は上記実施例と同様である。心拍数の計
算は例えば平滑化手段4の出力の自己相関を演算しその
ピーク値を求めることにより得られる。
【0051】以上の実施例では体動情報を含む2つまた
は3つの情報を入力しているが、この限定は本発明を拘
束するものではなく、例えば第4〜第12の実施例で用
いた物理量すなわち、室温、室内湿度、室内気流速度、
寝床内温度、寝床内湿度、照度、騒音レベル、皮膚温、
心拍数のうち複数個を検出する構成とし、体動情報とと
もに入力する構成としてもよい。これにより睡眠状態の
推定の精度は更に向上させることができる。
は3つの情報を入力しているが、この限定は本発明を拘
束するものではなく、例えば第4〜第12の実施例で用
いた物理量すなわち、室温、室内湿度、室内気流速度、
寝床内温度、寝床内湿度、照度、騒音レベル、皮膚温、
心拍数のうち複数個を検出する構成とし、体動情報とと
もに入力する構成としてもよい。これにより睡眠状態の
推定の精度は更に向上させることができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によれば次の
ような効果が得られる。 (1)使用される環境下で既に学習された神経回路網の
複数の固定結合重み係数を有する神経回路網模式手段を
組み込んだ睡眠状態推定手段を備えた構成としているの
で、個体間変動や個人内変動があっても精度よく睡眠状
態を判定することができる。 (2)体動のあるなしといった情報だけでなく体動静止
時間をも入力情報とした学習により獲得された神経回路
網模式手段を組み込んだ睡眠状態推定手段を備えた構成
としているので、睡眠状態判定の精度が更に向上する。 (3)体動のあるなしといった情報だけでなく体動の発
生頻度をも入力情報とした学習により獲得された神経回
路網模式手段を組み込んだ睡眠状態推定手段を備えた構
成としているので、睡眠状態判定の精度が更に向上す
る。 (4)就寝中の体動データのみならず他の現実に検出可
能な物理量すなわち、室温、室内湿度、室内気流速度、
寝床内温度、寝床内湿度、照度、騒音レベル、皮膚温、
心拍数を入力とする構成としているので、睡眠状態の推
定の精度が更に向上する。
ような効果が得られる。 (1)使用される環境下で既に学習された神経回路網の
複数の固定結合重み係数を有する神経回路網模式手段を
組み込んだ睡眠状態推定手段を備えた構成としているの
で、個体間変動や個人内変動があっても精度よく睡眠状
態を判定することができる。 (2)体動のあるなしといった情報だけでなく体動静止
時間をも入力情報とした学習により獲得された神経回路
網模式手段を組み込んだ睡眠状態推定手段を備えた構成
としているので、睡眠状態判定の精度が更に向上する。 (3)体動のあるなしといった情報だけでなく体動の発
生頻度をも入力情報とした学習により獲得された神経回
路網模式手段を組み込んだ睡眠状態推定手段を備えた構
成としているので、睡眠状態判定の精度が更に向上す
る。 (4)就寝中の体動データのみならず他の現実に検出可
能な物理量すなわち、室温、室内湿度、室内気流速度、
寝床内温度、寝床内湿度、照度、騒音レベル、皮膚温、
心拍数を入力とする構成としているので、睡眠状態の推
定の精度が更に向上する。
【図1】本発明の第1の実施例における睡眠状態判定装
置の斜視図
置の斜視図
【図2】同装置のブロック図
【図3】同装置における平滑化手段の出力波形図
【図4】同装置の神経回路網模式手段の構成単位となる
神経素子の概念図
神経素子の概念図
【図5】同装置の神経素子を4つ並列につないで構成し
た信号変換手段の概念図
た信号変換手段の概念図
【図6】同装置の学習アルゴリズムとして誤差逆伝搬法
を採用した信号処理手段の構成を示したブロック図
を採用した信号処理手段の構成を示したブロック図
【図7】同装置の神経回路網模式手段を用いた多層パー
セプトロンの構成を示すブロック図
セプトロンの構成を示すブロック図
【図8】終夜睡眠実験におけるある被験者Aの睡眠段階
データ
データ
【図9】終夜睡眠実験での別の就寝夜におけるある被験
者Aの睡眠段階データ
者Aの睡眠段階データ
【図10】終夜睡眠実験におけるある被験者Bの睡眠段
階データ
階データ
【図11】本発明の他の実施例における睡眠状態判定装
置の斜視図
置の斜視図
【図12】従来の睡眠状態判定装置のブロック図
1 圧電素子 2 フィルタ 3 増幅手段 4 平滑化手段 5 比較手段 6 入眠判定手段 7 睡眠状態推定手段 8 神経回路網模式手段 9 信号処理手段 10 記憶手段 11 計時手段 12 表示手段 17 室温センサー 18 室内湿度センサー 19 室内気流センサー 20 寝床内温度センサー 21 寝床内湿度センサー 22 照度センサー 23 騒音センサー 24 皮膚温センサー
Claims (12)
- 【請求項1】人体の体動を検出する体動検出手段と、前
記体動検出手段の出力に基づき睡眠状態を推定する睡眠
状態推定手段とからなり、前記睡眠状態推定手段は、複
数の神経素子より構成される層が多数組み合わされた階
層型神経回路網を模した手法により獲得された睡眠状態
を推定する固定された神経回路網の複数の結合重み係数
を内部に持つ神経回路網模式手段を有する睡眠状態判定
装置。 - 【請求項2】体動検出手段の出力に基づきある時点にお
いてそれ以前に体動が生起した時点からの経過時間を演
算する第1の演算手段と、前記第1の演算手段の出力を
記憶する記憶手段とを有し、前記記憶手段の出力を入力
情報として睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からな
る請求項1記載の睡眠状態判定手段。 - 【請求項3】体動検出手段の出力に基づき単位時間内の
体動の発生頻度を演算する第2の演算手段と、前記演算
手段の出力を記憶する記憶手段とを有し、前記記憶手段
の出力を入力情報として睡眠状態を推定する睡眠状態推
定手段からなる請求項1記載の睡眠状態判定手段。 - 【請求項4】室温を検出する室温センサーを有し、体動
検出手段と前記室温センサー双方の出力に基づき睡眠状
態を推定する睡眠状態推定手段からなる請求項1記載の
睡眠状態判定手段。 - 【請求項5】室内の湿度を検出する室内湿度センサーを
有し、体動検出手段と前記室内湿度センサー双方の出力
に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる
請求項1記載の睡眠状態判定手段。 - 【請求項6】室内の気流速度を検出する室内気流センサ
ーを有し、体動検出手段と前記室内気流センサー双方の
出力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段から
なる請求項1記載の睡眠状態判定手段。 - 【請求項7】寝床内の温度を検出する寝床内温度センサ
ーを有し、体動検出手段と前記寝床内温度センサー双方
の出力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段か
らなる請求項1記載の睡眠状態判定手段。 - 【請求項8】寝床内の湿度を検出する寝床内湿度センサ
ーを有し、体動検出手段と前記寝床内湿度センサー双方
の出力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段か
らなる請求項1記載の睡眠状態判定手段。 - 【請求項9】室内の照度を検出する照度センサーを有
し、体動検出手段と前記照度センサー双方の出力に基づ
き睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる請求項
1記載の睡眠状態判定手段。 - 【請求項10】室内の騒音レベルを検出する騒音センサ
ーを有し、体動検出手段と前記騒音センサー双方の出力
に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる
請求項1記載の睡眠状態判定手段。 - 【請求項11】就寝者の皮膚温を検出する皮膚温センサ
ーと、体動検出手段と前記皮膚温センサー双方の出力に
基づき睡眠状態を推定する睡眠状態推定手段からなる請
求項1記載の睡眠状態判定手段。 - 【請求項12】体動検出手段の出力に基づき心拍数を演
算する心拍数演算手段と、体動検出手段と前記心拍数演
算手段双方の出力に基づき睡眠状態を推定する睡眠状態
推定手段からなる請求項1記載の睡眠状態判定手段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3258973A JP2718302B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 睡眠状態判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3258973A JP2718302B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 睡眠状態判定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595934A true JPH0595934A (ja) | 1993-04-20 |
| JP2718302B2 JP2718302B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=17327590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3258973A Expired - Fee Related JP2718302B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 睡眠状態判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2718302B2 (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003339674A (ja) * | 2002-05-29 | 2003-12-02 | Yokogawa Electric Corp | 睡眠段階推定方法及びその方法を用いた装置 |
| JP2006297056A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Works Ltd | エアーマット |
| JP2007190126A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Daikin Ind Ltd | 睡眠情報管理システム |
| JP2007222227A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 睡眠環境制御装置 |
| JP2008206596A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 睡眠状態判別装置 |
| JP2009160001A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Tanita Corp | 睡眠評価装置及び睡眠評価方法 |
| JP2010264193A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Paramount Bed Co Ltd | 睡眠状態判定装置、プログラム及び睡眠状態判定システム |
| JP2014235507A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社北電子 | 端末装置、睡眠言動記録方法及び睡眠言動記録プログラム |
| JP2016131601A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | アイシン精機株式会社 | 寝床内温度制御システム |
| WO2022269936A1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-12-29 | ヘルスセンシング株式会社 | 睡眠状態推定システム |
| JP2023017923A (ja) * | 2018-09-25 | 2023-02-07 | 三井化学株式会社 | 生体情報取得方法、生体情報取得モデル学習方法、装置、及びプログラム |
| JP2024125399A (ja) * | 2018-12-28 | 2024-09-18 | 南 紀之 | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP3258973A patent/JP2718302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8622921B2 (en) | 2007-12-28 | 2014-01-07 | Tanita Corporation | Sleep evaluation device and sleep evaluation method therefor |
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| JP2024125399A (ja) * | 2018-12-28 | 2024-09-18 | 南 紀之 | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム |
| WO2022269936A1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-12-29 | ヘルスセンシング株式会社 | 睡眠状態推定システム |
| JPWO2022269936A1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-12-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2718302B2 (ja) | 1998-02-25 |
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