JPH0595942U - 枚葉紙搬送装置 - Google Patents

枚葉紙搬送装置

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JPH0595942U
JPH0595942U JP4262792U JP4262792U JPH0595942U JP H0595942 U JPH0595942 U JP H0595942U JP 4262792 U JP4262792 U JP 4262792U JP 4262792 U JP4262792 U JP 4262792U JP H0595942 U JPH0595942 U JP H0595942U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷紙のサイズ変更時に対応して紙押え部材
の位置を変更しても、位置変更の前後における紙押え部
材用支持枠の撓み量を一定にすることを可能にした装置
を提供することを目的としている。 【構成】 紙押えころ43を支持する固定支持枠37を
設けた。この固定支持枠37に支持されて紙押えころ5
6とブラシころとを支持し搬送紙4の天地方向へ移動自
在な移動支持枠85を設けた。移動支持枠85を紙サイ
ズに対応して移動させるモータ62を設けた。モータ6
2を固定支持枠37側または機台フレーム34側に固定
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は枚葉印刷機や打抜機等において、紙積台上の紙積板に積載されサッカ 装置で吸引されてフィーダボード上へ送り込まれた紙を、走行する紙送りテープ と、この紙送りテープに圧接される紙押え部材とで挟持させて搬送する枚葉紙搬 送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
枚葉印刷機の給紙装置には、印刷用紙が積載された紙積板を搭載して自動上昇 する紙積台と、その上方にあって紙を吸引する吸口を備えたサッカ装置とが設け られており、紙積板上の積載紙は、吸口により上層のものから1枚ずつ吸引され て吸口の移動で前方へ搬送される。サッカ装置の前方には、互いに対接する紙送 りころと紙送りローラとが上下に配設されており、吸口で搬送された紙は、回転 するこれら紙送りころと紙送りローラとに捕捉されて前方へ送り出される。
【0003】 紙送りころと紙送りローラとの前方には、一般に前方へ向うにしたがって低く なるように傾斜するフィーダボードが支架されており、このフィーダボードの上 方には、紙送りころと紙送りローラとで送り出された紙を、フィーダボード前方 の差板上へ向って搬送する枚葉紙搬送装置が設けられている。
【0004】 この枚葉紙搬送装置は、例えば実開昭62−116048号公報や実公平3− 44759号公報等に開示されているように構成されている。すなわちこの枚葉 紙搬送装置は、紙の幅方向に並列しフィーダボードの表面に添接されて紙の天地 方向に走行する複数条の紙送りテープを備えており、この紙送りテープの上方に は、紙の幅方向へ延びる前後のバーと、これらのバーを前後に連結し各紙送りテ ープの真上に沿って前後方向に延びる複数個のバーとで枠状に形成された支持枠 が、後端部を機体側に揺動自在に枢支されて設けられている。そして、各バーに 支持されたアームの遊端部には、紙送りころが紙送りテープにばね部材で圧接さ れて枢着されており、また差板前端部の前当てに当接して停止する紙の後端部に は、回転ブラシ状に形成されたブラシころが、紙送りころと同様にして圧接され ている。
【0005】 このように構成されていることにより、フィーダボード上へ送り出された紙は 走行する紙送りテープとこれに圧接された紙送りころとで挟持されてフィーダボ ード上を差板へ向って搬送され、差板先端部の前当てに当接して停止することに より見当を揃えられたのち、スイング装置で印刷ユニットへ供給される。前当て に当接して停止する紙の後端部には、ブラシころが圧接されているので、前当て に当接した紙がその反動で戻されることがない。
【0006】 そして、紙サイズが変った場合には、前当てに当接して停止する紙の後端部位 置が変ることになるので、ブラシころないしはこれと一体的に支持された前部の 紙送りころとを、紙サイズに対応して紙の天地方向へ移動させなければならない が、上記の装置においては、多数のブラシころや紙送りころを1個ずつ手動によ って移動させなければならないので、多大の労力と長時間を要するという問題が ある。
【0007】 そこで従来、このような問題点を解消するものとして、例えば特開平2−27 6645号公報に開示されているような装置が提案されているので、これを説明 すると、この装置における前記支持枠は、機体側に固定された固定支持枠と、紙 の天地方向へ移動可能な移動支持枠とに分割されており、固定支持枠には前記紙 搬送用の紙送りころが支持されている。また、移動支持枠には、前記停止した紙 の後端部に対応するブラシころと紙送りころとが支持されている。そして、移動 支持枠はモータに駆動されて移動するように構成されており、このモータとその 回転動を進退動に変換して移動枠に伝達する伝達装置とは、移動支持枠側に支持 されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】 このように従来の枚葉紙搬送装置においては、モータと伝達装置とが移動支持 枠側に設けられていることにより、移動枠を紙サイズに対応して移動させると、 重量の重いモータと伝達装置とが移動支持枠に伴われて移動するので、移動支持 枠の重心位置が移動して移動支持枠の撓み量が変化し、紙に対する紙押えころの 押圧力が変化して不正給紙が発生し易いという問題がある。
【0009】 本考案は以上のような点に鑑みなされたもので、紙サイズの変更にかかわらず 移動支持枠の撓み量を一定にして安定した給紙を行うことを可能にした枚葉紙搬 送装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本考案では、枚葉紙搬送装置において、紙押 え部材を支持して機台フレーム側に支持された固定支持枠と、紙押え部材を支持 して固定支持枠に搬送紙の天地方向へ移動自在に支持された移動支持枠と、この 移動支持枠を移動させる駆動装置とを設け、駆動装置を固定支持枠側または機台 フレーム側に支持させた。
【0011】
【作用】
フィーダボード上へ送り出された紙は、固定支持枠と移動支持枠とに支持され た紙押え部材と紙送りテープとに挟持され、紙送りテープの走行により搬送され る。搬送される紙のサイズが変った場合には、駆動装置を作動させると、その動 力は移動支持枠に伝達され、移動支持枠が紙の天地方向に移動してこれに支持さ れた紙押え部材が紙サイズに対応するように移動調節される。このように動作す る枚葉紙搬送装置においては、駆動装置が固定支持枠または機台フレーム側に設 けられているので、その重量が紙押え部材に掛かることがなく、移動調節の前後 において移動支持枠の撓み量が変化しない。
【0012】
【実施例】
図1ないし図10は、本考案に係る枚葉紙搬送装置を2色刷枚葉印刷機に実施 した例を示し、図1は枚葉紙搬送装置の平面図、図2は枚葉紙搬送装置の側面図 、図3は枚葉紙搬送装置の正面図、図4は移動支持枠用進退駆動装置の正面図、 図5は図4の V−V 断面図,図6は図4のVI−VI断面図、図7は図4のVII-VII 断面図、図8は図1のVIII視正面図、図9は図8のIX−IX断面図、図10は本考 案を実施した2色刷枚葉印刷機の概要正面図である。
【0013】 図10において、印刷機は給紙装置1と2組の印刷ユニット2および排紙装置 3とを備えており、給紙装置1には、紙4が積載された紙積板5を搭載し昇降チ ェーン6で吊下された紙積台7が設けられている。また、両方の各印刷ユニット 2には、版胴8とゴム胴9とが互いの周面を対接させて配設されており、両方の ゴム胴9間には圧胴10が周面を対接させて配設されている。圧胴10に対接さ れた排紙胴11と同軸上には、左右一対のスプロケット12が軸着されており、 このスプロケット12と、排紙装置3のスプロケット13との間には、左右一対 の排紙チェーン14が張架されている。
【0014】 左右の排紙チェーン14間に一定間隔で支架された各爪竿上には、爪と爪台と からなる複数組のくわえ爪装置(以下爪と略称する)が並設されており、排紙チ ェーン14の終端部下方には、排紙チェーン14の爪によるくわえから解放され て落下する紙4が積載された紙積板15を搭載する紙積台16が、昇降チェーン 17で吊下されて設けられている。一方、前記圧胴10には、渡し胴18が対接 されており、この渡し胴18には、スイング装置19の爪が対接されている。ま た、給紙装置1の紙積板5上に積載された紙4の上端前方に近接する箇所には、 紙送りころ20と紙送りローラ21とが、上下に対接して設けられており、この 紙送りころ20および紙送りローラ21とスイング装置19との間には、本考案 に係る給紙搬送装置30が配設されている。なお、給紙装置1の積載紙4上方に は、図示しないサッカ装置が配設されている。
【0015】 このように構成されていることにより、給紙装置1の紙積板5上に積載された 紙4は、サッカ装置の吸口により上層のものから1枚ずつ吸引され、吸口の前進 により紙送りころ20と紙送りローラ21とに捕捉されて送り出される。送り出 された紙4は、このあと詳述する給紙搬送装置30で搬送されたのち、スイング 装置19と渡し胴18とを経て圧胴10に供給され、この紙4には、前後のゴム 胴9と圧胴10との間を通過するときに2色印刷が施される。印刷後の紙4は圧 胴10の爪と排紙チェーン14の爪との間でくわえ替えられて排紙チェーン14 の走行により搬送され、搬送終端部において爪のくわえから解放されて紙積板1 5上に落下積載される。
【0016】 そこで本考案に係る給紙搬送装置30について詳しく説明する。図2に符号3 1で示すものは、平面視を長方形板状に形成され前方へ向うにしたがって低くな るように傾斜して支架されたフィーダボードであって、その始端部近傍には、テ ープローラ32が給紙装置1の左右のフレーム34側に両端を軸支されて回転自 在に軸架されていて、図示しない駆動装置で回転駆動されており、フィーダボー ド31の終端部にはテープローラ33が回転自在に軸支されている。これらのテ ープローラ32,33と図示しないテンションローラとの間には、複数条の紙送 りテープ35が、紙4の幅方向に並列しフィーダボード31の表面に添接して張 架されている。
【0017】 フィーダボード31の始端部には、一対の軸受36がフィーダボード31の左 右両端部に位置して固定されており、これら左右の軸受36には、固定支持枠3 7の構成部材である管状のバー38が、両端部を回動自在に軸支されている。固 定支持枠37は、このバー38と、フィーダボード31の終端部上方に位置して フィーダボード31の幅方向に延びるバー39と、バー38の両端部に一端を割 締め固定されバー39の両端部に軸受40aとエルボ41bを介して他端を固定 された左右一対の連結バー40,41と、前後のバー38と後部のバー39とを 紙送りテープ35に対応する複数箇所(本実施例では6か所)で連結する支持バ ー42とで枠状に形成されており、前述したようにバー38の両端部が軸受36 に回動自在に軸支されていることにより固定支持枠37全体は軸受36を中心に して揺動可能に形成されている。
【0018】 各支持バーの後半部には、紙押え部材としての1個または2個ずつの紙押えこ ろ43が、ブラケット44と板ばね45とを介して支持されており、紙押えころ 43は、その真下を走行する紙送りテープ35(図1では図示を省略)に、板ば ね45の弾発力で圧接されている。このように構成されて軸受36に揺動自在に 支持された固定支持枠37には、これを揺動させる駆動装置が付設されていて、 不正給紙の場合に固定支持枠37を開いて詰まった紙4などを側方へ取り出せる ように構成されており、また、固定支持枠37は手動でもこれを揺動させること ができるように構成されている。
【0019】 すなわち、左右のフレーム34の内側にそれぞれ固定された一対の各ブラケッ ト46には、駆動装置としての揺動シリンダ47が揺動自在に枢支されていて、 その流体圧で進退するピストンロッド48の作用端には、長孔49aを備えたレ バー49が固定されており、長孔49aには、前記連結バー40,41に植設さ れたピン50がそれぞれ係入されている。こうすることにより、左右のピストン ロッド48を同期して図2に示す位置から後退させると、固定支持枠37全体が 図2に実線37で示す位置から鎖線37Aで示す位置まで揺動して紙の搬送面が 開放されるように構成されている。
【0020】 図2に符号52で示すものは、固定支持枠37側のピン53を溝に係合させて 固定支持枠37を開位置と閉位置とで係止するフックであり、またこのフック5 2は、固定支持枠37を手動で開く場合、ピン50を溝52aまたは溝52bに 係合させて固定支持枠37を2つの開位置で係止するフックであって、このフッ ク52による係止を解くことにより、固定支持枠37が閉じるように構成されて いる。
【0021】 図1に符号Lで示すものは図示しない紙当てに当接して停止する最大紙の後端 縁であり、また、符号Sで示すものは同じく最小紙の後端縁であって、本装置に おいては、紙押え部材を,これら最大紙と最小紙との範囲内でサイズが変化する 紙の後端縁に対応させるように移動可能な移動支持枠と、これを動力および手動 で移動させる装置とが設けられている。すなわち、左右の連結バー40,41に は、全体を図に符号54で示す移動軸受が、前記連結パー40,41の軸方向へ 移動自在に嵌合されており、これら左右の移動軸受54は、支持バー55で連結 されている。この支持バー55上には、紙押え部材としての紙押えころ56と、 回転ブラシ状に形成されたブラシころ57とが、複数個ずつ(本実施例では紙押 えころ56が4個とブラシころ57が4個)ブラケット58と板ばね59とを介 して支持されており、これら紙押えころ56とブラシころ57とは、その真下を 走行する紙送りテープ35(図1では図示を省略した)に、板ばね59の弾発力 によって圧接されている。
【0022】 一方、片側の連結バー40には、前後一対の支持金具89,90が、連結バー 40の中央よりも後端部寄りに位置して割締め固定されており、これら一対の支 持金具89,90には、角筒状に形成されたギアボックス60がボルト止めされ ている。ギアボックス60の側面には、ブレーキ61付きのモータ62が、出力 軸63をギアボックス60内へ突出させて装着されており、ギアボックス60内 において出力軸63にカップリング64で連結されたギア軸65のギアボックス 60外突出部には、ギア66が軸着されている。67はギアボックス60の側面 にボルト止めされてギア軸65の突出端部を支持するサイドプレートである。
【0023】 ギア軸65の下方には、伝導軸68がギアボックス60の軸孔とサイドプレー ト67の軸孔とに軸支されて設けられており、この伝導軸68には、前記ギア6 6と噛合う大ギア69が軸着されている。さらに、伝導軸68のギアボックス6 0内突出部には、ベベルギア70が軸着されており、伝導軸68と直交してギア ボックス60の軸孔に軸支されたスプロケット軸71には、ベベルギア70と噛 合うベベルギア72が軸着されている。73は、サイドプレート67の外方にボ ルトで固定されているプレート74に軸を支持されたポテンショメータであって 伝導軸68とカップリング75で連結されており、伝導軸68の回転量を検出し て信号を発するように構成されている。そして、スプロケット軸71のギアボッ クス60からの突出部には、スプロケット76が軸着されている。
【0024】 前記連結バー55の両端部を軸支する左右両側の移動軸受54には、U字状部 が連結バー55の斜め上方に位置して設けられており、このU字状部の軸孔に軸 支された操作軸77の両端部には、スプロケット78がU字状部内に位置してそ れぞれ設けられている。また、操作軸77の原動側端部には、スプロケット79 が移動軸受54に隣接して軸着されている。さらに、前記バー39の一端を軸支 する軸受40aにバー39の上方に位置して設けられた軸孔には、短軸79aが 軸支されており、この短軸79aには、スプロケット80が軸着されている。
【0025】 一方、原動側の連結バー40の上端部には、そのほゞ全長にわたる面取り部4 0bが形成されており、この面取り部40bの両端部には、チェーン掛け金具8 1,82が固定されている。そして、これら両端のチェーン掛け金具81,82 間には、チエーン83が、面取り部40bに支承されて緊張状態で張架されてお り、このチェーン83には、前記スプロケット78が噛合っている。そして、前 記前後のスプロケット80,76には無端状のチェーン84が張架されており、 このチェーン84は、その中央部で前記スプロケット79を押下げるようにして 張架されている。
【0026】 こうすることによりモータ62が回転してこの回転がギア66,69,70, 72を介しスプロケット軸71に伝達されると、チエーン84が走行してスプロ ケット79が回転するので、スプロケット79と同軸上のスプロケット78が回 転しながらチェーン83上を転動して全体を符号85で示す移動支持枠へ進退動 に変換されて伝達され、この移動支持枠85が紙4の天地方向へ進退調節されて 紙サイズに対応するように構成されている。
【0027】 さらに、操作軸77の操作側端部には、図8および図9に拡大して示すハンド ル86が、操作軸77の軸方向へ進退自在に装着されている。すなわち操作軸7 7には、ハンドル86に設けられた孔が、進退自在かつ回転自在に嵌合されてお り、ハンドル86に設けられた孔を貫通して操作軸77の端部ねじ孔にねじ部9 1aを螺合されたねじ部材91が、その頭部でハンドル86の後退限を規制して いる。この操作軸77の端面とハンドル86に設けられた孔とによって形成され た空間部には、圧縮コイルばね92がハンドル86を後退させる方向に付勢する ように設けられている。
【0028】 操作軸77には、噛合歯87が操作軸77の半径方向へ放射状に突出するよう に設けられており、ハンドル86には、噛合歯87に対応する位置に溝86aが 設けられている。また、ハンドル86の近傍には、図示しない制御装置を介して 前記モータ62のブレーキ61に接続されたリミットスイッチ88が設けられて いる。こうすることにより、ハンドル86から手を放している移動支持枠85の 自動調節時には、圧縮コイルばね92により噛合歯87と溝86aとの係合が解 かれており、リミットスイッチ88の接点が開放されてブレーキ61が作動可能 な状態になるように構成されている。
【0029】 また、手動操作時には、ハンドル86を圧縮コイルばね92の弾発力に抗して ねじ部材91のガイド部91bに沿って押すと、噛合歯87と溝86aとが係合 されてハンドル操作による操作軸77の回転すなわち移動支持枠85の微調整が 可能となり、ハンドル86のテーパ加工部86bの作用により、リミットスイッ チ88が押されてその接点が閉じ、ブレーキ61が切断されるように構成されて いる。
【0030】 以上のように構成された枚葉紙搬送装置の動作を説明する。印刷作業を開始す ると、紙積板5上に積載された紙4は、サッカ装置の吸口で1枚ずつ吸引され、 吸口の前進と吸引解放とにより、紙送りころ20と紙送りローラ21とで捕捉さ れる。捕捉された紙4は紙送りころ20と紙送りローラ21との回転によりフィ ーダボード31上へ送り出される。
【0031】 このとき、固定支持枠37は移動支持枠85を伴って閉じられているので、フ ィーダボード31上へ送り出された紙4は、走行する紙送りテープ35と、板ば ね45,59の弾発力により紙送りテープ35に圧接された紙送りころ43,5 6とで挟持されて搬送される。搬送された紙4は、その先端が図示しない紙当て に当接することにより印刷見当を揃えられて停止するが、このときあらかじめ位 置を調整されたブラシころ57が、紙尻に対応して板ばね59の弾発力により紙 4に圧接されるので、紙4が紙当てに当接した反力で戻されるというようなこと がない。こうして差板上で停止した紙4は前述した動作により印刷ユニット2へ 供給されて印刷が施されたのち排紙,積載される。
【0032】 このような印刷作業中に、給紙不良が発生して紙4がフィーダボード31上で 詰まった場合には、揺動シリンダ47が作動してピストンロッド48が後退し、 レバー49の長孔とピン50との係合により固定支持枠37が移動支持枠85を 伴って軸受36を中心に鎖線37Aで示す位置まで揺動するので、詰まった紙4 を、固定支持枠37とフィーダボード31との間から取出すことができる。この 場合、固定支持枠37とフィーダボード31との間にはシリンダ等がなく、ここ が全面的に開放されているので、詰まった紙4を容易に取出すことができる。
【0033】 固定支持枠37を手動で開く場合には、固定支持枠37を押上げると、固定支 持枠37はピン50を伴って開くとともに、ピン50はフック52を図2の時計 方向に回動させる。さらに固定支持枠37を押上げると、ピン50はフック52 の溝52aと係合し、フック52により開放状態で係止される。この開放状態か らさらに大きく固定支持枠37を開放させる場合には、フック52を図2の反時 計方向に回動させ、フック52によるピン50の係合を解いたのち、固定支持枠 37を押上げ、ピン50を溝52bに係合させることにより、固定支持枠37は さらに大きく開放した状態で係止される。
【0034】 紙サイズが変更された場合には、制御装置に紙サイズを入力すると、モータ6 2が正方向または逆方向に回転し、ギア66,69,70,72等からなる伝達 装置によりモータ62の回転がスプロケット軸71に伝達されてチエーン84が 走行する。この結果、スプロケット79が回転するので、スプロケット79と同 軸上のスプロケット78が回転しながらチェーン83上を転動し、移動支持枠8 5が紙4の天地方向へ進退調節されて紙サイズに対応する。この場合、ポテンシ ョメータ73が伝導軸68の回転量すなわち移動支持枠85の移動量を検出して いるので、入力した紙サイズに対応した位置まで移動支持枠85が移動するとモ ータ62が停止するとともに、ブレーキ61が作動して移動支持枠85が停止位 置で制動される。
【0035】 移動支持枠85の位置を微調整するときなどに、手動で移動支持枠85を移動 させたい場合には、ハンドル86を圧縮コイルばね92に抗して押すと、噛合歯 87と溝86aとが係合されてハンドル86と操作軸77とが一体化されるとと もに、リミットスイッチ88の接点がテーパ加工部86bにより押されてモータ 62のブレーキ61が切断されるので、ハンドル86を回動操作すると、移動支 持枠85が移動してその位置が調整される。調整後はハンドル86から手を放す と、ハンドル86は圧縮コイルばね92の弾発力により後退し、ブレーキ61が 作動可能になるとともに、噛合歯87と溝86aとの係合が解かれるので、この あと移動支持枠85の自動調整時に操作軸77がハンドル86を伴って回転した 場合に、たとえ誤って指などがハンドル86内に入った状態で操作軸77が回転 を続けても、ハンドル86の回転が停止されるので安全である。
【0036】 なお、本実施例ではモータ62の回転を移動支持枠85に伝達する手段として スプロケット76,79,80とチェーン84とを用いた例を示したが、これに 限定するものではなく、ギア等を用いてもよい。また、スプロケット79と固定 チェーン83の代りにピニオンとラック等を用いてもよい。なお、モータ62に はブレーキ61を必ずしも付設しなくてもよい。
【0037】 さらに本実施例では、モータ62等からなる駆動装置を固定支持枠37に固定 した例を示したが、機台フレーム34に固定してもよい。また本実施例では、移 動支持枠37を移動させる駆動装置としてモータ62等を例示したが、エアシリ ンダやねじ機構などを用いてもよい。さらに、ポテンショメータ73に代えてロ ータリエンコーダを用いてもよい。なお、本実施例は本考案を枚葉印刷機に実施 した例を示したが、打抜機にも実施することができ、同様の効果が得られる。
【0038】
【考案の効果】
以上の説明により明らかなように、本考案によれば枚葉紙搬送装置において、 紙押え部材を支持して機台フレーム側に支持された固定支持枠と、紙押え部材を 支持して固定支持枠に搬送紙の天地方向へ移動自在に支持された移動支持枠と、 この移動支持枠を移動させる駆動装置とを設け、駆動装置を固定支持枠側または 機台フレーム側に支持させたことにより、駆動装置やその動力伝達装置の重量が 移動支持枠に掛かることがなく、紙サイズに対応するために移動支持枠を移動調 整する前後において移動支持枠の撓み量が変るというようなことがないので、搬 送紙に対する紙押え部材の押圧力が常に一定になり、給紙の安定性が向上すると ともに、移動支持枠の移動調整の自動化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】枚葉紙搬送装置の平面図である。
【図2】枚葉紙搬送装置の側面図である。
【図3】枚葉紙搬送装置の正面図である。
【図4】移動支持枠用進退駆動装置の正面図である。
【図5】図4のV −V 断面図である。
【図6】図4のVI−VI断面図である。
【図7】図4のVII-VII 断面図である。
【図8】図1のVIII視正面図である。
【図9】図8のIX−IX断面図である。
【図10】本考案を実施した2色刷枚葉印刷機の概要正
面図である。
【符号の説明】 4 紙 30 枚葉紙搬送装置 31 フィーダボード 34 フレーム 36 軸受 37 固定支持枠 43 紙押えころ 55 支持バー 56 紙押えころ 57 ブラシころ 62 モータ 66 ギア 69 ギア 70 ベベルギア 72 ベベルギア 76 スプロケット 78 スプロケット 80 スプロケット 83 チェーン 84 チェーン 85 移動支持枠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙押え部材を支持して機台フレーム側に
    支持された固定支持枠と、紙押え部材を支持して前記固
    定支持枠に搬送紙の天地方向へ移動自在に支持された移
    動支持枠と、この移動支持枠を移動させる駆動装置とを
    設け、前記駆動装置を前記固定支持枠側または前記機台
    フレーム側に支持させたことを特徴とする枚葉紙搬送装
    置。
JP1992042627U 1992-05-29 1992-05-29 枚葉紙搬送装置 Expired - Fee Related JP2596035Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02276645A (ja) * 1988-08-09 1990-11-13 Akiyama Insatsuki Seizo Kk 枚葉印刷機の曲がり防止装置

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JPH02276645A (ja) * 1988-08-09 1990-11-13 Akiyama Insatsuki Seizo Kk 枚葉印刷機の曲がり防止装置

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