JPH0596066U - 酸洗槽のスキッド部 - Google Patents

酸洗槽のスキッド部

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JPH0596066U
JPH0596066U JP3536692U JP3536692U JPH0596066U JP H0596066 U JPH0596066 U JP H0596066U JP 3536692 U JP3536692 U JP 3536692U JP 3536692 U JP3536692 U JP 3536692U JP H0596066 U JPH0596066 U JP H0596066U
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skid
brick
cap
rubber sheet
pickling tank
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芳靖 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキッドキャップのガタつきやズレが発生す
ることがなく、また容易にスキッドキャップの取外しを
行うことができる酸洗槽のスキッド部を提供すること。 【構成】 レンガ3の上端に形成された凹部に、下側か
ら順に剥離層8、耐酸性モルタル層9、ゴムシート7を
介在させてスキッドキャップ4を嵌合させる。 【効果】 耐酸性モルタル層9がガタ付きやズレを防止
し、離型層8がスキッドキャップ4の取外しを容易化す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、帯状薄板鋼板などの連続酸洗浄に使用される酸洗槽のスキッド部に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
連続酸洗用の酸洗槽は、耐酸性の磁器レンガでライニングされた槽の内部をス キッド部と呼ばれる仕切り壁により幾つかに分割し、帯状薄板鋼板などがこのス キッド部を乗り越えつつ走行して各槽内の酸洗液中に順次入り、連続酸洗が行わ れるようになっている。
【0003】 このスキッド部は、帯状薄板鋼板などが絶えず接触して走行するために激しい 磨耗が生じ、短期間で使用に耐えなくなる。そこで実公昭50-20010号公報に示さ れるように、スキッド部のレンガの上端に凹部を形成し、この凹部内にゴムシー トを介してスキッドキャップを嵌合した構造が従来から使用されている。このよ うにすれば磨耗したスキッドキャップのみを交換すればよいため、従来のように スキッド部の全体を交換する必要がない。
【0004】 ところがこの構造ではレンガの上端の凹部の寸法精度が重要であり、レンガ焼 成時に不可避的に発生する歪みや収縮により凹部の寸法精度が低下すると、ゴム シートとの間に隙間が生じ、スキッドキャップのガタつきやズレが発生し易いと いう欠点があった。またこの隙間から侵入した塩酸等によりゴムシートが膨潤し てしまい、スキッドキャップを交換したい場合にゴムシートがレンガ側に接着し たりレンガ側に引っ掛かったりし、スキッドキャップの取外しが困難となる場合 があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記した従来の問題点を解決し、レンガの凹部の寸法精度が低い場合 にもスキッドキャップのガタつきやズレが発生することがなく、またスキッドキ ャップを交換したい場合には容易にスキッドキャップの取外しを行うことができ るようにした酸洗槽のスキッド部を提供するために完成されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、レンガの上端に形成された凹 部にゴムシートを介してスキッドキャップを嵌合した酸洗槽のスキッド部におい て、レンガの上端の凹部とゴムシートとの間に、離型層と耐酸性モルタル層とを 順次形成したことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
以下に本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明する。 図1において、1は酸洗槽の槽体であり、2はその内部を幾つかに区切るスキ ッド部である。スキッド部2は耐酸性のレンガ3の上端面に耐磨耗性に優れたセ ラミック質のスキッドキャップ4を嵌合した構造のものであり、酸洗される帯状 薄板鋼板などがこのスキッドキャップ4の上面に接触しつつ走行するようになっ ている。
【0008】 図2に示すように、レンガ3の上端には槽体1の幅方向に凹部5が形成され、 下面に突起6を備えたスキッドキャップ4がこの凹部5に嵌合されている。7は スキッドキャップ4の下面に介在しているゴムシートであり、以上の構成は従来 のスキッド部と基本的に同一である。しかし本考案では、従来のようにゴムシー ト7が直接レンガ3の凹部5に接しているのではなく、レンガ3の凹部5とゴム シート7との間に、離型層8と耐酸性モルタル層9が形成されている。
【0009】 離型層8は例えば粘着テープのような離型紙であり、予めレンガ3の凹部5に 接着しておくものである。そしてその表面に耐酸性モルタル層9を載せたうえ、 ゴムシート7を突起6の下面に貼り付けたスキッドキャップ4を押し付け、ゴム シート7と耐酸性モルタル層9とを密着させればよい。 なお、レンガ3の凹部5は図3に示すように上部が斜めに開いた形状としてお くこともできる。
【0010】
【作用】
このように構成された本考案の酸洗槽のスキッド部は、レンガ3の上端に耐磨 耗性に優れたスキッドキャップ4を嵌合したため、長期間にわたり連続使用でき ることは従来のものと同様である。しかし本考案においては、従来とは異なりレ ンガ3の上端の凹部5とゴムシート7との間に離型層8と耐酸性モルタル層9と を順次形成してあるため、レンガ3とゴムシート7との間が耐酸性モルタル層9 によって完全に充填されることとなる。このためにレンガ3の凹部5の寸法精度 が低い場合にも、使用中にスキッドキャップ4にガタ付きやズレが発生するおそ れがなく、安定操業が可能となる。
【0011】 また本考案においては、離型層8を介在させたために従来のようにゴムシート 7がレンガ3に接着してしまうことがない。すなわち、離型層8として使用され た離型紙は槽内の塩酸等のアタックを受けて浸食され、溶けた状態となって耐酸 性モルタル層9とレンガ3の凹部5との間に非接着層を形成する。このためにス キッドキャップ4が磨耗した場合には容易にスキッドキャップ4をレンガ3の凹 部5から取り外すことが可能となる。従って本考案によれば、スキッドキャップ 4の交換作業を容易に行うことができる。なお、使用中はスキッドキャップ4を レンガ3の凹部5に向かって押圧する力が作用するため、非接着層の存在は何ら 支障を生じないものである。
【0012】
【考案の効果】
以上に詳細に説明したように、本考案の酸洗槽のスキッド部はレンガの上端の 凹部とゴムシートとの間に離型層と耐酸性モルタル層とを順次形成したものであ るから、レンガ側の寸法精度が低い場合にもスキッドキャップのガタつきやズレ が発生することがなく、またスキッドキャップを交換したい場合には容易にスキ ッドキャップの取外しを行うことができる利点を持つものである。よって本考案 は従来の問題点を解消した酸洗槽のスキッド部として、その実用的価値はきわめ て大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の実施例の要部を示す断面図である。
【図3】本考案の他の実施例の要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
3 レンガ 4 スキッドキャップ 5 凹部 7 ゴムシート 8 離型層 9 耐酸性モルタル層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンガの上端に形成された凹部にゴムシ
    ートを介してスキッドキャップを嵌合した酸洗槽のスキ
    ッド部において、レンガの上端の凹部とゴムシートとの
    間に、離型層と耐酸性モルタル層とを順次形成したこと
    を特徴とする酸洗槽のスキッド部。
JP3536692U 1992-05-27 1992-05-27 酸洗槽のスキッド部 Expired - Lifetime JP2563690Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101041522B1 (ko) * 2010-12-31 2011-06-16 (주)씨피에스코리아 폴리프로필렌 블록과 포천석 블록이 결합된 산세 탱크의 강판 이송 지지대 블록과 그 시공방법

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KR101041522B1 (ko) * 2010-12-31 2011-06-16 (주)씨피에스코리아 폴리프로필렌 블록과 포천석 블록이 결합된 산세 탱크의 강판 이송 지지대 블록과 그 시공방법

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