JPH059623Y2 - - Google Patents

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JPH059623Y2
JPH059623Y2 JP1986021730U JP2173086U JPH059623Y2 JP H059623 Y2 JPH059623 Y2 JP H059623Y2 JP 1986021730 U JP1986021730 U JP 1986021730U JP 2173086 U JP2173086 U JP 2173086U JP H059623 Y2 JPH059623 Y2 JP H059623Y2
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hollow
pipe leg
hole
seawater
measuring instrument
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば海底計測器を支承する架台
であつて、計測器を海底に投入する際に生ずる衝
撃を吸収し、計測器を保護するために使用される
海底計測器の緩衝架台に関する。
(ロ) 従来の技術 海底計測器は、資源探査、地震予知等に資する
海底情報を収集するのに使用される。
この海底計測器には、海中投下による計測器の
衝撃破損を考慮して架台が取付けられている。
この架台1は、通常、第5図に示すように、計
測器7を支承する台板11に4本のパイプ脚12
を立設し、このパイプ脚12間に直交状の沈降用
重り体13を取付け、この重り体13上にベルト
14を介して脱着可能に係止された解除装置15
を配備している。
計測に際しては、例えば、第4図で示すよう
に、架台1に一体に取付けられた計測器7を、船
上8から計測予定地点に投下する。
計測器7は、着底後に深海情報の計測を開始す
る。所定の計測が終了した時、船上8から解除信
号を出力し、解除装置15を作動させて架台1か
ら計器8を外し、海面に浮上した計器7のみが回
収される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の計測器架台は、単に台板に4本のパ
イプ脚を立設しただけのもので、特別な衝撃緩衝
機構は配備されていない。
このため、耐衝撃性能の低いセンサを実装し
た、例えば弦振動方式の重力計等を深海に投下す
る場合、沈降速度を大きくすると、着底時の大き
な衝撃によつて計測器が故障する虞れがあり、搭
載できるセンサの種類及び構造が限定される等の
不利がある。
逆に、沈降速度を極端に遅くすると、着底する
までの時間がかかりすぎ、潮流の影響で計測予定
地点を大きく外れ、回収時の応答信号が到達せず
回収不能となる不利がある。
また、仮に或る程度の耐衝撃性能を持つセンサ
を搭載する場合においても、着底時の底質が、予
想外な固い岩盤である場合には、センサに作用す
る着底衝撃が極端に大きくなり、計測器が破損す
る等の不利があつた。
この考案は、従来のものが持つ、以上のような
問題点を解消させ、計測器を通常の速度で投下で
き、且つ適正な緩衝効果を発揮する海底計測器の
緩衝架台を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の海底
計測器用緩衝架台は、次のような構成としてい
る。
海底計測器の緩衝架台は、適所に貫通孔を備え
たパイプ脚と、このパイプ脚の下部に設けられ上
部を開口した中空緩衝体と、この中空緩衝体を常
時パイプ脚と反対方向へ附勢させるバネ部と、前
記中空緩衝体の上開口部に閉塞状に配備され、中
空緩衝体と前記貫通孔とを連通する流通孔を備え
た流体抵抗部とから構成している。
このような構成を有する海底計測器の緩衝架台
では、海中投入後、海水がパイプ脚の貫通孔から
流体抵抗を介して中空緩衝体内に流入し、充満す
る。
この状態で、架台は深海を沈降する。着底時の
衝撃荷重は、中空緩衝体に作用する。この衝撃に
より、中空緩衝体はバネ力に抗してパイプ脚方向
へ押し上げられる。この時、中空緩衝体内部の海
水圧が高まる。この圧力の上昇した海水は、流体
抵抗部の流通孔からパイプ脚へ逃げ、貫通孔を経
てパイプ脚外部へ排出される。これによつて、中
空緩衝体が衝撃を吸収し計測器を保護する。
(ホ) 実施例 第4図は、この考案に係る緩衝架台1に計測器
7を取付け、ワイヤー81、クレーン82を介し
て船舶8に吊下した状態を示している。
緩衝架台1は、公知のように、計測器7を取付
ける台板11と、この台板11から一体に下方に
突設する4本のパイプ脚12と、パイプ脚12の
下部に備えた沈降用重り体13と、この重り体1
3上にベルト14を介して脱着可能に係止された
解除装置15とから成る。
この考案の特徴は、前記各パイプ脚12の下部
に緩衝装置を配備した点にある。
第1図は、パイプ脚12に形成した緩衝装置の
具体的な一実施例を示す要部拡大断面図である。
緩衝装置は、パイプ脚12の適所に開口された
貫通孔2と、パイプ脚12の下部に備える中空緩
衝体3と、中空緩衝体3の上開口部に嵌着され、
前記貫通孔2と中空緩衝体3とを連通する流通孔
43を備える流体抵抗部4とからなる。
中空緩衝体3は、上面中央部を開口した平面形
状が円板状の偏平なゴム製の中空弾性部31と、
この中空弾性部31から垂直状に立ち上がる上下
開口の筒体32とからなる。この筒体32の下周
縁には、外方向へ突設する水平フランジ33を設
け、筒体32の下開口部を中空弾性部31の上開
口部に合わせた状態で、フランジ33と中空弾性
部31上面とを一体且つ液密に接着している。
この中空弾性部31と筒体32とで構成される
海水収容室34の内部(筒体32の上端部と中空
弾性部31の下端部との間)には、この海水収容
室34、つまり中空弾性部31及び筒体32が構
成する中空緩衝体3を下方向へ常時附勢するバネ
35が配備されている。
このような中空緩衝体3は、その筒体32がパ
イプ脚12の内部に嵌挿固定され、筒体32のフ
ランジ33及び中空弾性部31がパイプ脚12の
外部に突出している。
前記流体抵抗部4は、上記筒体32の上開口部
に閉塞状に嵌着され、海水収容室34の内圧を高
め、海水の排水量を制御するためのものである。
流体抵抗部4は、前記筒部32の上開口径に対
応した軸部41の上部に係止頭部42を形成した
もので、この流体抵抗部4には、軸部41と頭部
42を貫通する細い流通孔43が形成されてい
る。
流体抵抗部4は、頭部42が筒体32の上開口
端面に接面した状態で、軸部41を筒体32に嵌
着固定し、前記海水収容室34とパイプ脚12の
貫通孔2とを連通させている。流体抵抗部4の流
通孔43は、海底計測器7の状態に応じて最も適
正な衝撃緩衝作用を発揮するように孔径が設定さ
れている。
例えば、計測器7を含む架台1の水中重量が17
Kg、沈降速度を1m/secであるとし、衝撃吸収時
間を0.5秒に設定した場合、 F=mv/t=17×1/0.5=34N となり、着底時の衝撃が適正な状態で吸収され
る。
前記中空弾性部31の下面には、金属製の円板
状着地板5が一体に取付けられている。この着地
板5の中央には、下方に突出する突起部51が突
設してあり、着底の際の衝撃をこの突起部51に
集中するように設定してある。
第2図は、このパイプ脚12に備える緩衝機構
の他の実施例を示す要部拡大断面図である。
この実施例では、着地板5の面内に筒部52を
突設し、着地板5の中央には筒体(シリンダバレ
ル)32方向へロツド部53を突設している。一
方、中空緩衝体3を構成する筒体32には、下部
内周に内方向へ突設する鍔状の係止片36を設け
ている。
そして、前記ロツド部53の先端には、筒体3
2内壁を摺動し、且つ係止片36と係止するピス
トン部54が形成されている。
前記筒部52は、パイプ脚12(筒体32を含
む)下部に外側から嵌合し、ロツドのピストン部
54と筒体32とで、海水収容室34が構成され
ている。
筒体32の係止片36と着地板5との間にはバ
ネ55が介裝され、ピストンロツドを常時、下方
向(着地板の突起部51方向)へ附勢させてあ
る。
第3図は、第2図に示す実施例緩衝架台1の底
着状態を示す要部拡大断面図である。
底着状態において、衝撃荷重は、着地板5の突
起部51に集中し、この衝撃力はバネ55に抗し
て着地板5を筒体32方向へ押し上げる。つま
り、ピストンロツド部53に衝撃力が加わり、バ
ネ55に抗してピストン部54が筒体32内を摺
動して上昇し、海水収容室(バレル)34の海水
圧を高める。これによつて、収容室34内の海水
が流体抵抗の流通孔43からパイプ脚12へ逃
げ、貫通孔2より外部へ排出される。
かくして、海水の排水量だけ緩衝作用が発揮さ
れ、計測器7が保護される。
尚、実施例では、流体抵抗部4として単なる細
管状のものを示したが、回転角度により弁開度の
異なるニードル弁或いは、スプロケツト状に収納
された単管を配備して、流体抵抗を可変としても
良い。
更に、この実施例では、海底に対する衝撃緩衝
の場合についてのみ例示したが、本案はこれに限
らず、例えば、流体抵抗部の上部にシールプラグ
を着脱可能に配備することにより、中空室(バレ
ル)内に一定の空気圧を封入することで陸上用の
エアダンパーとして使用することもできる。
このような構成を有する海底計測器の緩衝架台
1では、海中に投下された時、海水がパイプ脚1
2の貫通孔2から流体抵抗部4の流通孔43を介
して中空緩衝体3、つまり中空弾性部31と筒体
32とで構成する海水収容室34に流入し、充満
する。
この状態で架台(計器を含む)1が、底着する
時、着地板5の突起部51に衝撃が集中する。
この衝撃荷重は直接、中空弾性部31に作用す
る。
このとき、バネ35力に抗して中空弾性部31
が、パイプ脚12方向へ押し上げられ、一層偏平
状態となり、海水収容室34内の海水圧が高ま
る。
これにより、海水は、流体抵抗部4の流通孔4
3からパイプ脚12へ逃げ、貫通孔2から外部へ
排出され、衝撃が吸収される。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、適所に貫通孔を
形成したパイプ脚の下部に、上部が開口した中空
緩衝体を配備し、この中空緩衝体をパイプ脚と反
対方向に常時附勢させるバネを設け、前記中空緩
衝体の上開口部には流体抵抗部を閉塞状に嵌着
し、この流体抵抗部にて中空緩衝体の海水収容室
と貫通孔とを連通させることとした。
この考案によれば、常時、海底方向へ附勢され
る海水収容室が、底着時の衝撃でバネ力に抗して
パイプ脚方向へ押し上げられ、収容室の内圧が高
まる。これによつて、海水収容室の海水が外部へ
排出され、底着時の衝撃を吸収する。
従つて、耐衝撃性能を有しないセンサを実装す
る計測器であつても、通常の速度で沈降させるこ
とができ、投下時、計測器が潮流に流され回収不
能となる虞れが解消される。また、定着時の衝撃
は中空緩衝体により適正に吸収され、計測器が衝
撃で故障する等の不利がない。
しかも、この考案では、流体抵抗部によつて底
着時の衝撃調整を行えるようにしたから、耐衝撃
性能の有無に拘らず、いかなる計測器も制約なく
搭載できる等、考案目的を達成した優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る架台の要部拡大断面
図、第2図は、他の実施例を示す要部拡大断面
図、第3図は、第2図の実施例緩衝架台の底着状
態を示す要部拡大断面図、第4図は、計測器をこ
の考案に係る架台に一体に取付け、海水に投下す
る状態を示す正面図、第5図は、計測器を取付け
た従来の架台を示す正面図である。 1……架台、2……貫通孔、3……中空弾性
体、4……流体抵抗部、5……着地板、31……
中空弾性部、32……筒体、34……海水収容
室、35……バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 計測器を支承する台板に脚部を備えた架台にお
    いて、 前記架台は、適所に貫通孔を備えたパイプ脚
    と、このパイプ脚の下部に設けられ上部を開口し
    た中空緩衝体と、この中空緩衝体を常時パイプ脚
    と反対方向へ附勢させるバネ部と、前記中空緩衝
    体の上開口部に閉塞状に配備され、中空緩衝体と
    前記貫通孔とを連通する流通孔を備えた流体抵抗
    部とからなる海底計測器の緩衝架台。
JP1986021730U 1986-02-17 1986-02-17 Expired - Lifetime JPH059623Y2 (ja)

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JP1986021730U JPH059623Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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JP1986021730U JPH059623Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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JPS62134027U JPS62134027U (ja) 1987-08-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS511151A (en) * 1974-06-21 1976-01-07 Hitachi Shipbuilding Eng Co Chinkotaino suiatsushikienshinkyakubu
JPS617395Y2 (ja) * 1980-10-17 1986-03-06
JPS58118421A (ja) * 1982-01-08 1983-07-14 Nissan Motor Co Ltd パワ−ユニツトのマウンテイング装置

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