JPH05962Y2 - - Google Patents
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- JPH05962Y2 JPH05962Y2 JP295487U JP295487U JPH05962Y2 JP H05962 Y2 JPH05962 Y2 JP H05962Y2 JP 295487 U JP295487 U JP 295487U JP 295487 U JP295487 U JP 295487U JP H05962 Y2 JPH05962 Y2 JP H05962Y2
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
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Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、レコード再生用回動式アームにフオ
ノカートリツジを取付けるために該アームの先端
に取り付けられるフオノカートリツジ取付け用ヘ
ツドシエルに関するものである。
ノカートリツジを取付けるために該アームの先端
に取り付けられるフオノカートリツジ取付け用ヘ
ツドシエルに関するものである。
[従来の技術]
レコードプレーヤに設けられるフオノピツクア
ツプは、一般にアームと、該アームの先端に設け
られるヘツドシエルと、該ヘツドシエルに取付け
られるフオノカートリツジとにより構成される。
ツプは、一般にアームと、該アームの先端に設け
られるヘツドシエルと、該ヘツドシエルに取付け
られるフオノカートリツジとにより構成される。
アームとしては回動式のものが多く用いられて
いるが、回動式のアームを用いる場合には、フオ
ノカートリツジの針先がレコードの音溝をトレー
スする際に針を支持するカンチレバーにサイドフ
オースが働き、このサイドフオースが再生音に
様々な影響を与える。
いるが、回動式のアームを用いる場合には、フオ
ノカートリツジの針先がレコードの音溝をトレー
スする際に針を支持するカンチレバーにサイドフ
オースが働き、このサイドフオースが再生音に
様々な影響を与える。
レコード再生装置に用いられている代表的なフ
オノピツクアツプを第3図及び第4図に示してあ
る。第3図は回動式のアームとして直線形のアー
ム1を用いた例で、同図において、2はアームを
回動自在に支持する支持装置、3はアームの重量
バランスと針圧の調整とを行うためのカウンター
ウエイトであり、アーム1は回動中心軸Pを中心
に回動するように支持装置2により支持されてい
る。4はアーム1の先端に取付けられたヘツドシ
エル、5はヘツドシエル4に取付けられたフオノ
カートリツジで、ヘツドシエル4はアーム1に着
脱自在に取付けられるか、または該アームに一体
的に固定されている。フオノカートリツジ5はカ
ートリツジボデイ内に適宜の発電機構を内蔵して
おり、該発電機構の可動側に連結されたカンチレ
バー6の先端に針Sが取付けられている。
オノピツクアツプを第3図及び第4図に示してあ
る。第3図は回動式のアームとして直線形のアー
ム1を用いた例で、同図において、2はアームを
回動自在に支持する支持装置、3はアームの重量
バランスと針圧の調整とを行うためのカウンター
ウエイトであり、アーム1は回動中心軸Pを中心
に回動するように支持装置2により支持されてい
る。4はアーム1の先端に取付けられたヘツドシ
エル、5はヘツドシエル4に取付けられたフオノ
カートリツジで、ヘツドシエル4はアーム1に着
脱自在に取付けられるか、または該アームに一体
的に固定されている。フオノカートリツジ5はカ
ートリツジボデイ内に適宜の発電機構を内蔵して
おり、該発電機構の可動側に連結されたカンチレ
バー6の先端に針Sが取付けられている。
第4図は回動式のアームとして、先端部をくの
字形に折曲げることによりオフセツト角θ0fを持
たせたオフセツトアーム1′を用いた例で、その
他の点は第3図の例と同様である。
字形に折曲げることによりオフセツト角θ0fを持
たせたオフセツトアーム1′を用いた例で、その
他の点は第3図の例と同様である。
第6図は第3図に示すような直線形のアームが
用いられる場合について、レコードプレーヤのタ
ーンテーブルTとアームの回動中心軸Pとカンチ
レバーの運動中心Qと針Sとの位置関係を示した
もので、この図を用いて直線形のアームを用いる
場合にサイドフオースが生じる理由を説明する。
用いられる場合について、レコードプレーヤのタ
ーンテーブルTとアームの回動中心軸Pとカンチ
レバーの運動中心Qと針Sとの位置関係を示した
もので、この図を用いて直線形のアームを用いる
場合にサイドフオースが生じる理由を説明する。
第6図において針SがターンテーブルT上のレ
コードの音溝をトレースすると、針先には音溝の
接線方向への引張力Fが働き、この力Fの向きが
アームの回動中心軸Pとカンチレバー6の運動中
心Qとを結ぶ直線の方向と一致しない場合には引
張力Fの分力Fi1が生じ、この分力がサイドフオ
ースとなる。回動式のアームでは、アームの回動
中心軸の位置をいかに設定しても、引張力Fの方
向がアームの回動中心軸Pとカンチレバー6の運
動中心Qと針Sとを結ぶ直線の方向に一致するの
はただ1点のみであり、その他の点では引張力F
の方向がアームの回動中心軸Pとカンチレバー6
の運動中心Qと針Sとを結ぶ直線の方向に一致し
ない。この方向のずれはトラツキングエラーと呼
ばれ、第6図から明らかなように針Sが円弧O−
Aより前方に位置する程大きくなる。
コードの音溝をトレースすると、針先には音溝の
接線方向への引張力Fが働き、この力Fの向きが
アームの回動中心軸Pとカンチレバー6の運動中
心Qとを結ぶ直線の方向と一致しない場合には引
張力Fの分力Fi1が生じ、この分力がサイドフオ
ースとなる。回動式のアームでは、アームの回動
中心軸の位置をいかに設定しても、引張力Fの方
向がアームの回動中心軸Pとカンチレバー6の運
動中心Qと針Sとを結ぶ直線の方向に一致するの
はただ1点のみであり、その他の点では引張力F
の方向がアームの回動中心軸Pとカンチレバー6
の運動中心Qと針Sとを結ぶ直線の方向に一致し
ない。この方向のずれはトラツキングエラーと呼
ばれ、第6図から明らかなように針Sが円弧O−
Aより前方に位置する程大きくなる。
アームの回動中心軸が第6図のP点である場
合、円弧O−A上のいずれの位置においても、引
張力Fの分力Fi1はターンテーブルTの径方向の
内側に向うインサイドフオースとなる。またアー
ムの回動中心軸を第6図に示すP′点に設定した場
合には、引張力Fの分力はターンテーブルTの径
方向の外側に向うアウトサイドフオースとなり、
アームの回動中心軸をP点とP′点との間に設定し
た場合に生じる引張力Fの分力は、針Sが直線O
−O′に接する点を中心にしてその外側ではイン
サイドフオースとなり、内側ではアウトサイドフ
オースとなる。
合、円弧O−A上のいずれの位置においても、引
張力Fの分力Fi1はターンテーブルTの径方向の
内側に向うインサイドフオースとなる。またアー
ムの回動中心軸を第6図に示すP′点に設定した場
合には、引張力Fの分力はターンテーブルTの径
方向の外側に向うアウトサイドフオースとなり、
アームの回動中心軸をP点とP′点との間に設定し
た場合に生じる引張力Fの分力は、針Sが直線O
−O′に接する点を中心にしてその外側ではイン
サイドフオースとなり、内側ではアウトサイドフ
オースとなる。
一方第4図に示したようなオフセツトアームで
は、トラツキングエラーを少なくするためにアー
ムにオフセツト角θ0fを持たせ、針Sの先をター
ンテーブルの中心Oより一定の距離前方にずらし
て(いわゆるオーバハングを持たせて)設置して
いる。この種のアームでは、2つの理由によりイ
ンサイドフオースを生じる。その1つは前述のト
ラツキングエラーにより生じるインサイドフオー
スFi1であり、他の1つはオフセツト角θ0fを持
たせたことにより生じるインサイドフオースFi2
である。
は、トラツキングエラーを少なくするためにアー
ムにオフセツト角θ0fを持たせ、針Sの先をター
ンテーブルの中心Oより一定の距離前方にずらし
て(いわゆるオーバハングを持たせて)設置して
いる。この種のアームでは、2つの理由によりイ
ンサイドフオースを生じる。その1つは前述のト
ラツキングエラーにより生じるインサイドフオー
スFi1であり、他の1つはオフセツト角θ0fを持
たせたことにより生じるインサイドフオースFi2
である。
すなわち、第7図に示したように、アームにオ
フセツト角を持たせると引張力Fがアームの支点
Pを通らないため、インサイドフオースFi2が生
じ、このインサイドフオースFi2はピツクアツプ
全体を内側に回動させようとする。ところが実際
には針はレコードの音溝gにより拘束されている
ため、第8図に示すようにカンチレバー6の運動
中心Q及びアーム1′のみがそれぞれQ1及び1
A′の方向に回動し、一方針Sは音溝gの中をS
2の方向に僅かに変位して、カンチレバー6はカ
ートリツジに対してレコードの中心と反対の側に
曲げられた状態になる。この場合、カンチレバー
の運動中心Q1及び針先の位置S2は、カンチレ
バーの支持系の機械インピーダンスとインサイド
フオースFi2との兼合いで決まる。このインサイ
ドフオースFi2は第8図に示すように針がS2の
位置に変位して、アームの回動中心軸Pとカンチ
レバーの運動中心Qと針Sとが直線P−Q1−S
2上に位置するようになると零になる。
フセツト角を持たせると引張力Fがアームの支点
Pを通らないため、インサイドフオースFi2が生
じ、このインサイドフオースFi2はピツクアツプ
全体を内側に回動させようとする。ところが実際
には針はレコードの音溝gにより拘束されている
ため、第8図に示すようにカンチレバー6の運動
中心Q及びアーム1′のみがそれぞれQ1及び1
A′の方向に回動し、一方針Sは音溝gの中をS
2の方向に僅かに変位して、カンチレバー6はカ
ートリツジに対してレコードの中心と反対の側に
曲げられた状態になる。この場合、カンチレバー
の運動中心Q1及び針先の位置S2は、カンチレ
バーの支持系の機械インピーダンスとインサイド
フオースFi2との兼合いで決まる。このインサイ
ドフオースFi2は第8図に示すように針がS2の
位置に変位して、アームの回動中心軸Pとカンチ
レバーの運動中心Qと針Sとが直線P−Q1−S
2上に位置するようになると零になる。
[考案が解決しようとする課題]
上記のように、第3図及び第4図のいずれのア
ームが用いられる場合でもサイドフオースが生じ
るのを避けることができず、特に第4図に示すよ
うなオフセツトアームではトラツキングエラーが
なくてもインサイドフオースFi2を生じる。この
インサイドフオースにより次に示すような問題が
生じる。
ームが用いられる場合でもサイドフオースが生じ
るのを避けることができず、特に第4図に示すよ
うなオフセツトアームではトラツキングエラーが
なくてもインサイドフオースFi2を生じる。この
インサイドフオースにより次に示すような問題が
生じる。
オフセツトアーム1′が用いられる場合、イ
ンサイドフオースFi2によりカンチレバーの運
動中心及び針先の位置(カートリツジボデイ内
の発電機構の固定側に対する位置)が変位する
が、この変位が大きくなるとカートリツジの振
動系の動作範囲が磁気回路及びカンチレバーの
支持系(一般にダンパと呼ばれる弾性体で構成
されている。)の非直線領域に入り、これが歪
み発生の原因となる。
ンサイドフオースFi2によりカンチレバーの運
動中心及び針先の位置(カートリツジボデイ内
の発電機構の固定側に対する位置)が変位する
が、この変位が大きくなるとカートリツジの振
動系の動作範囲が磁気回路及びカンチレバーの
支持系(一般にダンパと呼ばれる弾性体で構成
されている。)の非直線領域に入り、これが歪
み発生の原因となる。
またサイドフオースを生じさせる引張力Fは
針先の形状、レコード盤の摩擦係数及び音溝の
形状の変化率の3要素により決まるが、これら
のうち音溝の形状は当然時々刻々変化している
ため、引張力Fも時々刻々変化する。引張力F
が時々刻々変化するとインサイドフオースFi2
も変動するためアームは常にインサイドフオー
スFi2により変位振動する。その結果カートリ
ツジ出力はインサイドフオースFi2によつて変
調されることになり、音質に最も有害な動的歪
みを生じる。
針先の形状、レコード盤の摩擦係数及び音溝の
形状の変化率の3要素により決まるが、これら
のうち音溝の形状は当然時々刻々変化している
ため、引張力Fも時々刻々変化する。引張力F
が時々刻々変化するとインサイドフオースFi2
も変動するためアームは常にインサイドフオー
スFi2により変位振動する。その結果カートリ
ツジ出力はインサイドフオースFi2によつて変
調されることになり、音質に最も有害な動的歪
みを生じる。
更に、アーム1はインサイドフオースFi2に
より振動させられる上に、Q点の機械インピー
ダンスを介して伝達される針Sの振動により振
動させられる。その結果アームが共振して再生
音が劣化したり、再生音に色付けがなされたり
することになり、レコードに記録されている音
を正しく再生することができなくなる。
より振動させられる上に、Q点の機械インピー
ダンスを介して伝達される針Sの振動により振
動させられる。その結果アームが共振して再生
音が劣化したり、再生音に色付けがなされたり
することになり、レコードに記録されている音
を正しく再生することができなくなる。
本考案の目的は、サイドフオースにより発生す
る再生音の歪みとアームの共振による再生音の歪
みとを減少させることができるようにしたフオノ
カートリツジ取付け用ヘツドシエルを提供するこ
とにある。
る再生音の歪みとアームの共振による再生音の歪
みとを減少させることができるようにしたフオノ
カートリツジ取付け用ヘツドシエルを提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段]
本考案は、レコード再生用回動式アーム1,
1′にフオノカートリツジ5を取付けるために核
アームの先端に取り付けられるフオノカートリツ
ジ取付け用ヘツドシエルを改良したものである。
1′にフオノカートリツジ5を取付けるために核
アームの先端に取り付けられるフオノカートリツ
ジ取付け用ヘツドシエルを改良したものである。
本考案に係わるヘツドシエルは、アームの先端
に固定されるフレーム10と、フオノカートリツ
ジが着脱可能に取り付けられるカートリツジ取付
け部14a,14bを有し、フレーム10がアー
ムの先端に固定された際にアームの回動中心軸P
と平行に配置される回動軸13を介してフレーム
10に回動自在に支持されたベース14とを備え
ており、ベースのカートリツジ取付け部14a,
14bは、フオノカートリツジ5のカンチレバー
の運動中心Qをベース14の回動中心Y−Yにほ
ぼ一致させた状態で該カートリツジを取付け得る
ように構成されている。
に固定されるフレーム10と、フオノカートリツ
ジが着脱可能に取り付けられるカートリツジ取付
け部14a,14bを有し、フレーム10がアー
ムの先端に固定された際にアームの回動中心軸P
と平行に配置される回動軸13を介してフレーム
10に回動自在に支持されたベース14とを備え
ており、ベースのカートリツジ取付け部14a,
14bは、フオノカートリツジ5のカンチレバー
の運動中心Qをベース14の回動中心Y−Yにほ
ぼ一致させた状態で該カートリツジを取付け得る
ように構成されている。
尚本明細書において「ヘツドシエル」なる語は
アームの先端に設けられてカートリツジを支持す
る部分を意味し、アームに着脱自在に取付けられ
るヘツドシエル及びアームに一体的に取付けられ
るヘツドシエルの双方を包含する。
アームの先端に設けられてカートリツジを支持す
る部分を意味し、アームに着脱自在に取付けられ
るヘツドシエル及びアームに一体的に取付けられ
るヘツドシエルの双方を包含する。
[作用]
上記のヘツドシエルにフオノカートリツジを取
り付けてレコードの再生を行わせると、ヘツドシ
エルはサイドフオースが零になるまで回動しよう
とし、アームの回転軸Pとカンチレバーの運動中
心Qと針Sとは自動的に一直線上に位置しようと
する。実際にはカートリツジとヘツドシエルとの
間を接続するリード線の曲げ抵抗やベースの回転
軸の摩擦抵抗等があるため、自動的に、アームの
回転軸Pとカンチレバーの運動中心Qと針Sとが
一直線上に位置する状態になるとは限らないが、
第5図に示すようにアームの回転中心軸Pとカン
チレバーの運動中心Qと針Sとをほぼ一直線上に
位置させるように設定した後に再生を開始するよ
うにすれば、使用中はこの状態が自動的に保持さ
れ、実用上十分満足できる状態で再生を行わせる
ことができる。
り付けてレコードの再生を行わせると、ヘツドシ
エルはサイドフオースが零になるまで回動しよう
とし、アームの回転軸Pとカンチレバーの運動中
心Qと針Sとは自動的に一直線上に位置しようと
する。実際にはカートリツジとヘツドシエルとの
間を接続するリード線の曲げ抵抗やベースの回転
軸の摩擦抵抗等があるため、自動的に、アームの
回転軸Pとカンチレバーの運動中心Qと針Sとが
一直線上に位置する状態になるとは限らないが、
第5図に示すようにアームの回転中心軸Pとカン
チレバーの運動中心Qと針Sとをほぼ一直線上に
位置させるように設定した後に再生を開始するよ
うにすれば、使用中はこの状態が自動的に保持さ
れ、実用上十分満足できる状態で再生を行わせる
ことができる。
上記のように、フレームに回動自在に支持され
たベースにフオノカートリツジを取り付けると、
カートリツジのカンチレバーにサイドフオースが
作用したときに、ベースとともにカートリツジが
回動するため、サイドフオースによるカンチレバ
ーの変位(カートリツジ本体内の発電機構の固定
側に対する変位)を少なくすることができる。従
つてカンチレバーに作用するサイドフオースによ
りカートリツジの振動系の動作範囲が磁気回路及
びカンチレバーの支持系の非直線領域に入るのを
防ぐことができ、歪みの発生を抑制することがで
きる。
たベースにフオノカートリツジを取り付けると、
カートリツジのカンチレバーにサイドフオースが
作用したときに、ベースとともにカートリツジが
回動するため、サイドフオースによるカンチレバ
ーの変位(カートリツジ本体内の発電機構の固定
側に対する変位)を少なくすることができる。従
つてカンチレバーに作用するサイドフオースによ
りカートリツジの振動系の動作範囲が磁気回路及
びカンチレバーの支持系の非直線領域に入るのを
防ぐことができ、歪みの発生を抑制することがで
きる。
またヘツドシエルを上記のように構成しておく
と、カンチレバーの振動により生じる水平方向の
回転力はカートリツジ及びベースを回転させよう
とするために使われ、カンチレバーの振動はアー
ムにほとんど伝達されないため、アームの共振に
より再生音が劣化するのを防ぐことができる。
と、カンチレバーの振動により生じる水平方向の
回転力はカートリツジ及びベースを回転させよう
とするために使われ、カンチレバーの振動はアー
ムにほとんど伝達されないため、アームの共振に
より再生音が劣化するのを防ぐことができる。
本考案では、カンチレバーの運動中心とベース
の回動中心とをほぼ一致させるとしているが、こ
れは、カンチレバーの運動中心とベースの回動中
心とは一致しているのが好ましいが、多少はずれ
ていても差支えないとの趣旨である。
の回動中心とをほぼ一致させるとしているが、こ
れは、カンチレバーの運動中心とベースの回動中
心とは一致しているのが好ましいが、多少はずれ
ていても差支えないとの趣旨である。
本考案の目的を達成するためには、ベースにカ
ートリツジを取り付けた状態で、カートリツジの
カンチレバーの先端に水平方向から力が作用した
場合に、その力がベースに伝達されて、該ベース
が回動し得るようになつていればよい。従つてカ
ンチレバーの運動中心とベースの回動中心とは必
ずしも厳密に一致していなくてもよく、多少はず
れていても差支えない。
ートリツジを取り付けた状態で、カートリツジの
カンチレバーの先端に水平方向から力が作用した
場合に、その力がベースに伝達されて、該ベース
が回動し得るようになつていればよい。従つてカ
ンチレバーの運動中心とベースの回動中心とは必
ずしも厳密に一致していなくてもよく、多少はず
れていても差支えない。
但し、カンチレバーの運動中心とベースの回動
中心との間にずれがある場合には、カンチレバー
に作用する力に対して感度よくベースを動かすこ
とが困難になる。従つて、ベースのカートリツジ
取付部は、カンチレバーの運動中心とベースの回
動中心との間のずれをできるだけ小さくし得るよ
うに構成しておくのが好ましい。
中心との間にずれがある場合には、カンチレバー
に作用する力に対して感度よくベースを動かすこ
とが困難になる。従つて、ベースのカートリツジ
取付部は、カンチレバーの運動中心とベースの回
動中心との間のずれをできるだけ小さくし得るよ
うに構成しておくのが好ましい。
[実施例]
以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
する。
第1図及び第2図は本考案の実施例のヘツドシ
エル4を示したもので、同図において10はアー
ムの先端に固定されるほぼL字形のフレーム、1
1は該フレーム10の一端に固定された雄形結合
部であり、結合部11はアーム(第1図及び第2
図には図示せず。)の先端に設けられた雌形結合
部に挿入されて周知のロツク機構によりアームに
対して締付け固定される。
エル4を示したもので、同図において10はアー
ムの先端に固定されるほぼL字形のフレーム、1
1は該フレーム10の一端に固定された雄形結合
部であり、結合部11はアーム(第1図及び第2
図には図示せず。)の先端に設けられた雌形結合
部に挿入されて周知のロツク機構によりアームに
対して締付け固定される。
結合部11には所定個数(通常4個)の端子金
具12が設けられ、各端子金具12の一端12a
はコネクタ11の外端面に露呈し、他端12bは
ピン状に形成されて該ピン状端部12bが雄形結
合部11のフレーム側端面から突出している。
具12が設けられ、各端子金具12の一端12a
はコネクタ11の外端面に露呈し、他端12bは
ピン状に形成されて該ピン状端部12bが雄形結
合部11のフレーム側端面から突出している。
フレーム10には、該フレームがアームに取り
付けられた際に、該アームの回動中心軸Pと平行
に配置される回動軸13を介して板状のベース1
4が回動自在に支持されている。
付けられた際に、該アームの回動中心軸Pと平行
に配置される回動軸13を介して板状のベース1
4が回動自在に支持されている。
この実施例では、回動軸13の下端がベース1
4に固定された軸固定部材14cにネジ結合等の
適宜の手段により固定されている。回動軸13は
軸受保持筒15内に保持された1対のベアリング
16,17により回転自在に支持され、軸受保持
筒15はフレーム10に設けられた孔10aに嵌
合されている。軸受保持筒15の外周にネジ15
aが設けられていて、該ネジ15aに袋ナツト1
8が螺合され、該ナツト18の締付けにより軸受
保筒15がフレーム10に対して固定されてい
る。
4に固定された軸固定部材14cにネジ結合等の
適宜の手段により固定されている。回動軸13は
軸受保持筒15内に保持された1対のベアリング
16,17により回転自在に支持され、軸受保持
筒15はフレーム10に設けられた孔10aに嵌
合されている。軸受保持筒15の外周にネジ15
aが設けられていて、該ネジ15aに袋ナツト1
8が螺合され、該ナツト18の締付けにより軸受
保筒15がフレーム10に対して固定されてい
る。
尚19は回動軸13の抜け止めを図るために該
回動軸13の上端に取付けられたストツパリング
である。
回動軸13の上端に取付けられたストツパリング
である。
ベース14は、カートリツジ5を当接させる当
接面14aと、該ベースを貫通させて設けた長孔
14bとを有し、これら当接面14aと長孔14
bとによりカートリツジ取付け部が構成されてい
る。長孔14bはフオノカートリツジ5のカンチ
レバー6の運動中心Qをベース14の回動中心Y
−Yにほぼ一致させた状態で該フオノカートリツ
ジを取付け得るように前後に適当な長さを持たせ
て設けられている。
接面14aと、該ベースを貫通させて設けた長孔
14bとを有し、これら当接面14aと長孔14
bとによりカートリツジ取付け部が構成されてい
る。長孔14bはフオノカートリツジ5のカンチ
レバー6の運動中心Qをベース14の回動中心Y
−Yにほぼ一致させた状態で該フオノカートリツ
ジを取付け得るように前後に適当な長さを持たせ
て設けられている。
フオノカートリツジ5はその側面に取付けネジ
20を嵌合させる溝(または孔)5aを有してい
て、該溝5aに挿入された取付けネジ20の先端
がカートリツジ取付け部を構成する長孔14bに
挿入され、該取付けネジ20にナツト21が螺合
されてフオノカートリツジ5がベース14に固定
されている。
20を嵌合させる溝(または孔)5aを有してい
て、該溝5aに挿入された取付けネジ20の先端
がカートリツジ取付け部を構成する長孔14bに
挿入され、該取付けネジ20にナツト21が螺合
されてフオノカートリツジ5がベース14に固定
されている。
カートリツジ5にはピン状の出力端子5bが設
けられていて、各出力端子5bには充分な柔軟性
を有するリード線25の一端に設けられた接触子
25aが接続されている。各リード線25の他端
には接触子25bが設けられ、該接触子25bは
ヘツドシエルの端子金具12のピン状端部12b
に接続されている。
けられていて、各出力端子5bには充分な柔軟性
を有するリード線25の一端に設けられた接触子
25aが接続されている。各リード線25の他端
には接触子25bが設けられ、該接触子25bは
ヘツドシエルの端子金具12のピン状端部12b
に接続されている。
上記のように、アームの先端に設けられるヘツ
ドシエル4に回動自在なベース14を設けて、該
ベースにフオノカートリツジ5を取付けると、カ
ンチレバー6の振動により生じる水平方向の回転
力はカートリツジ5を回転させようするだけで、
アームにはほとんど伝わらない。すなわちカート
リツジ5をシエル4に対して回動自在に支持した
ことにより、カートリツジの振動系とアームの振
動系との結合を断つことができるため、カンチレ
バー6の振動がアームに伝達されるのを阻止する
ことができ、アームの共振による再生音の劣化を
抑制することができる。
ドシエル4に回動自在なベース14を設けて、該
ベースにフオノカートリツジ5を取付けると、カ
ンチレバー6の振動により生じる水平方向の回転
力はカートリツジ5を回転させようするだけで、
アームにはほとんど伝わらない。すなわちカート
リツジ5をシエル4に対して回動自在に支持した
ことにより、カートリツジの振動系とアームの振
動系との結合を断つことができるため、カンチレ
バー6の振動がアームに伝達されるのを阻止する
ことができ、アームの共振による再生音の劣化を
抑制することができる。
またカンチレバー6がサイドフオースを受ける
とベース14と共にカートリツジ5が回動し得る
ため、カンチレバー6の回動を抑制して、カート
リツジの振動系の動作範囲が磁気回路及びカンチ
レバーの支持系の非直線領域に入るのを防止する
ことができ、歪みの発生を抑制することができ
る。
とベース14と共にカートリツジ5が回動し得る
ため、カンチレバー6の回動を抑制して、カート
リツジの振動系の動作範囲が磁気回路及びカンチ
レバーの支持系の非直線領域に入るのを防止する
ことができ、歪みの発生を抑制することができ
る。
上記の実施例においてはアームの先端に着脱自
在に取付けられるヘツドシエルを例にとつたが、
アームに一体的に設けられる形式のヘツドシエル
にも同様に本考案を適用することができるのはも
ちろんである。
在に取付けられるヘツドシエルを例にとつたが、
アームに一体的に設けられる形式のヘツドシエル
にも同様に本考案を適用することができるのはも
ちろんである。
[考案の効果]
以上のように、本考案によれば、アームの先端
に固定されるフレームに、カートリツジ取付け部
を有するベースを回動自在に支持して、該ベース
のカートリツジ取付け部に、フオノカートリツジ
を取付けるようにしたので、カートリツジのカン
チレバーにサイドフオースが作用したときに、ベ
ースとともにカートリツジを回動させて、サイド
フオースによるカンチレバーの運動中心及び針先
の位置の変位を少なくすることができる。従つて
カンチレバーに作用するサイドフオースによりカ
ートリツジの振動系の動作範囲が磁気回路及びカ
ンチレバーの支持系の非直線領域に入るのを防ぐ
ことができ、再生音の歪みの発生を抑制すること
ができる。
に固定されるフレームに、カートリツジ取付け部
を有するベースを回動自在に支持して、該ベース
のカートリツジ取付け部に、フオノカートリツジ
を取付けるようにしたので、カートリツジのカン
チレバーにサイドフオースが作用したときに、ベ
ースとともにカートリツジを回動させて、サイド
フオースによるカンチレバーの運動中心及び針先
の位置の変位を少なくすることができる。従つて
カンチレバーに作用するサイドフオースによりカ
ートリツジの振動系の動作範囲が磁気回路及びカ
ンチレバーの支持系の非直線領域に入るのを防ぐ
ことができ、再生音の歪みの発生を抑制すること
ができる。
また本考案によれば、ベースをフレームに回動
自在に支持したことにより、水平方向の振動に対
して、カートリツジの振動系とアームの振動系と
の結合を断つことができ、カンチレバーの振動が
アームにほとんど伝達されないようにすることが
できるため、アームの共振による再生音の劣化を
大幅に軽減できる利点がある。
自在に支持したことにより、水平方向の振動に対
して、カートリツジの振動系とアームの振動系と
の結合を断つことができ、カンチレバーの振動が
アームにほとんど伝達されないようにすることが
できるため、アームの共振による再生音の劣化を
大幅に軽減できる利点がある。
第1図は本考案の実施例を一部断面して示した
正面図、第2図は第2図の上面図、第3図及び第
4図はそれぞれ直線形及びオフセツト形の回動式
アームを用いたフオノピツクアツプを示した上面
図、第5図は本考案の実施例においてアームの回
転軸とカンチレバーの運動中心と針先とをほぼ一
直線上に位置させるようにヘツドの向きを調整し
た状態を示す上面図、第6図は直線形のアームを
用いた場合のサイドフオースの発生メカニズムを
説明する説明図、第7図及び第8図はオフセツト
アームを用いる場合のサイドフオースの発生メカ
ニズムを説明する説明図である。 1,1′……アーム、4……ヘツドシエル、5
……フオノカートリツジ、6……カンチレバー、
S……針、10……フレーム、11……雄形結合
部、13……回動軸、15……軸受保持筒、18
……袋ナツト、P……アームの回動中心軸、Y−
Y……ベースの回動中心、Q……カンチレバーの
運動中心。
正面図、第2図は第2図の上面図、第3図及び第
4図はそれぞれ直線形及びオフセツト形の回動式
アームを用いたフオノピツクアツプを示した上面
図、第5図は本考案の実施例においてアームの回
転軸とカンチレバーの運動中心と針先とをほぼ一
直線上に位置させるようにヘツドの向きを調整し
た状態を示す上面図、第6図は直線形のアームを
用いた場合のサイドフオースの発生メカニズムを
説明する説明図、第7図及び第8図はオフセツト
アームを用いる場合のサイドフオースの発生メカ
ニズムを説明する説明図である。 1,1′……アーム、4……ヘツドシエル、5
……フオノカートリツジ、6……カンチレバー、
S……針、10……フレーム、11……雄形結合
部、13……回動軸、15……軸受保持筒、18
……袋ナツト、P……アームの回動中心軸、Y−
Y……ベースの回動中心、Q……カンチレバーの
運動中心。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 レコード再生用回動式アーム1,1′にフオノ
カートリツジ5を取付けるために該アームの先端
に取り付けられるフオノカートリツジ取付け用ヘ
ツドシエルにおいて、 前記アームの先端に固定されるフレーム10
と、 前記フオノカートリツジが着脱可能に取り付け
られるカートリツジ取付け部14a,14bを有
し、前記フレーム10が前記アームの先端に固定
された際に前記アームの回動中心軸Pと平行に配
置される回動軸13を介して前記フレーム10に
回動自在に支持されたベース14とを備え、 前記ベースのカートリツジ取付け部は、フオノ
カートリツジ5のカンチレバーの運動中心Qを前
記ベース14の回動中心Y−Yにほぼ一致させた
状態で該カートリツジを取付け得るように構成さ
れていることを特徴とするフオノカートリツジ取
付け用ヘツドシエル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP295487U JPH05962Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP295487U JPH05962Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63113201U JPS63113201U (ja) | 1988-07-21 |
| JPH05962Y2 true JPH05962Y2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=30782276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP295487U Expired - Lifetime JPH05962Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05962Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP295487U patent/JPH05962Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63113201U (ja) | 1988-07-21 |
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