JPH0596637A - 内燃機関用部品の製造方法 - Google Patents

内燃機関用部品の製造方法

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JPH0596637A
JPH0596637A JP3263761A JP26376191A JPH0596637A JP H0596637 A JPH0596637 A JP H0596637A JP 3263761 A JP3263761 A JP 3263761A JP 26376191 A JP26376191 A JP 26376191A JP H0596637 A JPH0596637 A JP H0596637A
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resin
pek
pellets
temperature
pei
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JP3263761A
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Hikari Iio
光 飯尾
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 耐熱性と機械的強度に優れた繊維強化樹脂材
料から成る内燃機関部品の製造方法を得る。 【構成】 95〜60重量%がポリエーテル樹脂で、5
〜40重量%がポリエーテルイミド樹脂となるように用
い、いずれか一方の樹脂又は両方の樹脂に樹脂と炭素繊
維の合計の25〜45重量%になるように炭素繊維を配
合して形成したポリエーテルケトン樹脂ペレットとポリ
エーテルイミド樹脂ペレットを、ポリエーテルイミド樹
脂の流動開始あるいは溶融開始温度以上に加熱して、ポ
リエーテルケトン樹脂が可塑化溶融したポリエーテルイ
ミド樹脂中に包含された状態として、引き続いてポリエ
ーテルケトン樹脂の流動開始温度あるいは溶融開始温度
以上に加熱して、ポリエーテルケトン樹脂とポリエーテ
ルイミド樹脂および炭素繊維が均一に混合した状態とす
る溶融混合工程後射出成形または押出成形により内燃機
関部品を成形する内燃機関用部品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性と機械的強度に優
れた繊維強化樹脂材料から内燃機関用部品、例えば一体
型遠心圧縮機のインペラ等を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエーテルスルホン(以下、PESと
略記する)、ポリエーテルイミド(以下、PEIと略記
する)、ポリアミドイミド(以下、PAIと略記す
る)、ポリイミド(以下、PIと略記する)、ポリフェ
ニレンスルフィド(以下、PPSと略記する)、ホリエ
ーテルエーテルケトン(以下、PEEKと略記する)、
ポリエーテルケトン(以下、PEKと略記する)、ポリ
エーテルニトリル(以下、PENと略記する)、ポリア
リルエーテルケトン(以下、PAEKと略記する)、ポ
リエーテルケトンケトン(以下、PEKKと略記する)
等の耐熱性樹脂は耐熱性、機械的強度の点で汎用エンジ
ニアリングプラスチックより大幅に優れていることから
スーパーエンジニアリングプラスチックと称されてお
り、電気・電子機械、機械、自動車等の用途に種々使用
されている。しかし、最近の技術の進歩により、これら
の耐熱性樹脂が有する特性、特に機械的強度を高めたも
のが要求されるようになってきた。このため、これら耐
熱性樹脂に繊維状補強材、特に炭素繊維を配合すること
によって機械的強度、耐熱性を改良する方法が実施され
ている。
【0003】炭素繊維はエポキシ樹脂をマトリックスと
する炭素繊維強化プラスチックに多く使用されているた
め、炭素繊維の収束剤としてはエポキシ樹脂が使用され
ている。
【0004】炭素繊維はエポキシ樹脂をマトリックスと
する炭素繊維強化プラスチックに多く使用されているた
め、炭素繊維の収束剤としてはエポキシ樹脂が使用され
ている。しかしエポシキシ樹脂収束剤はエポキシ樹脂等
の熱硬化性樹脂がマトリックスである場合には有効であ
るが、前記耐熱性樹脂に対しては接着性が悪く、機械的
強度の良好な樹脂組成物が得られない。このため特開昭
53−106752号公報に見られるが如く、熱可塑性
樹脂に対して、ポリアミド樹脂を炭素繊維の収束剤とし
て用いることが試みられている。
【0005】また特開昭56−120730号公報には
芳香族ポリスルホン樹脂で収束した炭素繊維の使用が開
示されており、また特開平2−269766号公報には
ポリスルフォン樹脂で収束した炭素繊維を含むポリエー
テルケトン(PEK)とポリエーテルイミド(PEI)
からなる樹脂組成物が提案されている。
【0006】またさらには、溶融温度の極めて高いPE
K、PEEKあるいは液晶ポリマー(以下、LCPと略
す)等を炭素繊維強化樹脂組成物として使用する場合に
発生する、収束剤の熱分解を低減する手段としてポリエ
ーテルスルフォン樹脂で収束した炭素繊維の使用が特開
平1−175972号公報に開示されている。
【0007】従来の内燃機関用部品、例えば繊維強化樹
脂製インペラとしては、例えば特公昭52−48684
号公報および特開昭57−119105号公報に記載さ
れているものがあり、これらの繊維強化樹脂製インペラ
を構成する樹脂材料は炭素繊維を樹脂の補強材として使
用することを特徴としている。特に特開昭57−119
105号公報には、耐熱性のある熱可塑性樹脂または熱
硬化性樹脂をマトリクス樹脂として用いた炭素繊維強化
樹脂がインペラに用いられることが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記樹脂製インペラ用
材料としては、具体的に特開平1−7890号公報にお
いてPES樹脂を用いて収束処理を行った炭素繊維を補
強材として使用したPES樹脂が、また特開平1−22
9523号公報においてPES樹脂を用いて収束処理を
行った炭素繊維を補強材として使用したPAI樹脂が、
またさらには特開平1−271176号公報においてP
ES樹脂を用いて収束処理を行った炭素繊維を補強材と
して使用したポリケトンサルファイド(以下、PKSと
略記する)樹脂を用いる方法が開示されている。
【0009】また、上記公開特許公報において開示され
ている材料よりも強度、靭性ともに優れているポリエー
テルケトン系樹脂材料をマトリックス樹脂として使用す
る例では、特開昭63−236598号公報においてP
EEK樹脂を、また特開平1−175972号公報にお
いてPEK樹脂を用いる例が開示されており、使用最高
温度の高い高過給型ターボチャージャ用樹脂材料として
有望な、比較的ガラス転移温度の低いポリエーテルケト
ン系樹脂の耐熱性を改良する手段としてPEK樹脂にP
EI樹脂をブレンドした樹脂組成物が特開平2−269
765号公報に、またその炭素繊維強化樹脂組成物が特
開平2−269764号公報に開示されている。ところ
で上記特開平2−269764号公報および特開平2−
269765号公報はガラス転移温度の低い(158
℃)PEK樹脂によりガラス転移温度の高い(217
℃)PEI樹脂を所定の配合比で混合することによって
高温時の機械的特性を改良するものである。
【0010】高温時の機械的特性を改良する手段とし
て、よりガラス転移温度の高い樹脂材料を混合する手法
は容易に推定される技術と考えられがちであるが、実際
には2成分以上の系が十分に相溶する例は少なく、混合
系のガラス転移温度が移動することは極めてまれであ
り、上記公開特許公報に記載された樹脂組成物はその数
少ない一例である。
【0011】PEK樹脂とPEI樹脂の混合は上記特開
平2−269764号公報および特開平2−26976
5号公報に記載されているように各々別々に溶融押出機
に供給して混合することもできるし、あらかじめヘンシ
ェルミキサー、リボンブレンダー、タンブラーなどの混
合機を利用して予備混合し、さらに溶融押出機に供給し
てもよい。
【0012】このようにして得られた樹脂組成物(繊維
強化組成物も含む)は前記のように高温時の機械的特性
はPEI樹脂を配合しないPEK樹脂と比較すると格段
に向上するが、内燃機関部品、例えば繊維強化樹脂製イ
ンペラの量産に使用する場合には成形に使用する射出成
形機のシリンダー内部でゲル状劣化物が発生する場合が
あり、射出成形品の機械的強度のばらつきの増大や欠陥
発生率の増加等、その品質安定性を低下せしめる場合も
あるため、射出成形機のシリンダー内部の頻繁な清掃を
余儀なくされていた。
【0013】本発明の目的はPEK樹脂とPEI樹脂を
配合した繊維強化樹脂組成物を用いて射出成形あるいは
押出成形を行った場合に発生するゲル状劣化物を減少さ
せることによって、シリンダー内部の清掃間隔を長期化
し、生産性の向上を図ると共に、繊維強化樹脂製インペ
ラのような内燃機関用部品の機械的強度のばらつきや不
良品率を低減し、より高品質な繊維強化樹脂製の内燃機
関用部品を製造する方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記目的を達
成するために種々検討した結果、PEK樹脂/PEI樹
脂系、繊維強化樹脂組成物を使用して射出成形あるいは
押出成形を行う場合に、PEK樹脂とPEI樹脂の配合
を後述するような特定の配合方法で行い、また、これに
よって可能となる特定の成形条件下ではゲル状劣化物の
発生を著しく低減することが可能であって、さらに前記
配合、成形方法を用いて製造した繊維強化樹脂製インペ
ラの品質および性能は本発明に用いない方法によって製
造した繊維強化樹脂製インペラと比較すると明らかに優
れていることを見出し、本発明を完成するにいたった。
【0015】即ち本発明はマトリックス樹脂となるポリ
エーテルケトン樹脂とマトリックス樹脂となるポリエー
テルイミド樹脂を、両樹脂の合計量の95〜60重量%
がポリエーテルケトン樹脂で、5〜40重量%がポリエ
ーテルイミド樹脂となるように用い、いずれか一方の樹
脂又は両方の樹脂に樹脂と炭素繊維の合計の25〜45
重量%になるように炭素繊維を配合して形成したポリエ
ーテルケトン樹脂ペレットとポリエーテルイミド樹脂ペ
レットを混合する第1工程と、第1工程で得られた混合
ペレットを、ポリエーテルイミド樹脂の流動開始あるい
は溶融開始温度以上に加熱して、ポリエーテルケトン樹
脂が可塑化溶融したポリエーテルイミド樹脂中に包含さ
れた状態として、引き続いてポリエーテルケトン樹脂の
流動開始温度あるいは溶融開始温度以上に加熱して、ポ
リエーテルケトン樹脂とポリエーテルイミド樹脂および
炭素繊維が均一に混合した状態とする第2工程の溶融混
合工程と、第2工程で得られた溶融混合物を射出成形ま
たは押出成形により内燃機関部品を成形する第3工程と
から成ることを特徴とする内燃機関用部品の製造方法に
関するものである。
【0016】本発明でマトリックス樹脂として用いるポ
リエーテルケトン(PEK)樹脂は、次の一般式
【化3】 で表わされる繰り返し単位を有するものである。
【0017】本発明においては、ASTM D1238
に準じ、380℃、2.16Kg荷重条件下で測定したメ
ルトフローインデックスが5〜50g/10min 、望ま
しくは10〜25g/10min の範囲のPEK樹脂が好
ましく用いられる。市販品としては英国ICI社(イン
ペリアル・ケミカル・インダストリーズ社)の「ピクト
レックス ポリエーテルケトン PEK 220P(商
標)」があげられる。また本発明においてマトリックス
樹脂として用いるポリエーテルイミド(PEI)樹脂は
次の一般式
【化4】 で表わされる繰返し単位を有するものである。市販品と
しては、英国GE社(ゼネラル・エレクトリック社)の
商品名「ウルテム」が良く知られており、例えば特開昭
56−826号公報に記載された方法によって容易に製
造することができる。320℃、2.16Kg荷重条件下
で測定したメルトフローインデックスは0.3〜5g/
10min であり、望ましくは0.5〜3g/10min の
範囲のPEI樹脂が好ましく用いられる。
【0018】PEK樹脂の融点はスーパーエンジニアリ
ングプラスチックのなかでも、最も高温の部類に属する
373℃という値を有するために射出成形時のシリンダ
ー温度は390〜400℃程度に設定する必要がある。
したがって、比較的流動性の劣るPEI樹脂と融点の高
いPEK樹脂のポリマーアロイではシリンダー温度は4
00℃前後、複雑な形状の成形品を得るためにはそれ以
上のシリンダー温度の設定が必要となる。ところで、P
EI樹脂はアルカリ金属元素の存在下で劣化物を生成す
ることが知られており、例えばカリウム元素を含むチタ
ン酸カリウムウイスカ繊維はPEI樹脂の強化繊維とし
ては適切でない場合があることが知られている。
【0019】PEK樹脂は化3に示したように、その分
子構造中にアルカリ金属原子を有していないが、その製
造工程においてアルカリ金属を含む触媒の添加が行われ
るために、ペレット中には数ppm 〜約100ppm 前後の
カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属元素が含まれて
おり、本発明が解決しようとする課題の発生要因の一つ
となっている。ただし、樹脂温度が低い場合にはアルカ
リ金属の存在下で発生する劣化物は比較的少ないことも
知られている。ゲル状劣化物の発生を促す、2つめの要
因は前記したように射出成形あるいは押出成形時にシリ
ンダー温度を400℃前後に設定するために耐熱性の劣
るPEI樹脂が高温酸素の存在下で酸化劣化したり、ポ
リエーテルイミドが架橋反応を起こすためにシリンダー
内に付着し、堆積しはじめることがあげられる。熱分析
を行った結果、前記した原因によって発生するゲル状劣
化物は、少なくとも射出成形あるいは押出成形時に到達
する樹脂温度の範囲内には融点を有していなかった。し
たがって、時間の経過とともに、つまり成形品の生産数
量の増加と共に、シリンダー内部に堆積し、成形時に樹
脂が流通する部品の直径は次第に減少し、あたかもノズ
ル直径を次第に小さくしながら成形を繰りかえしている
かのような結果を生む。
【0020】内燃機関部品、とりわけ繊維強化樹脂製イ
ンペラでは遠心応力負荷の大きい方向が強くなるように
繊維を配向させる技術が特に重要であり、量産時には不
良品(内部欠陥の発生したもの)を最小限に留めること
も必要となる。このため機械的特性と良品率の両立する
成形条件内で成形することが必須であるが、前記したよ
うな劣化物の堆積は成形機の制御系の設定値を一定にし
ても生産数量の増加とともに初期設定値から逸脱してい
くことになる。このような減少は良品率の低下のみなら
ず、機械的特性のばらつきの増加、および低下といった
最も重要な耐久信頼性を低下させる原因となるためにゲ
ル状劣化物の低減は、信頼性の高い繊維強度樹脂製イン
ペラを提供するうえで、どうしても解決しなければなら
ない課題である。
【0021】PEK樹脂とPEI樹脂の混合は前記特開
平2−269764号公報および特開平2−26976
5号公報に記載されているように均一化という点から言
えば、PEK樹脂とPEI樹脂をブレンドした後、押出
機を用いてPEK樹脂とPEI樹脂のポリマーアロイの
ペレットを得た後、このペレットを用いて射出成形ある
いは押出成形によって成形品を得るのが望ましい。しか
し、ポリマーアロイのペレット化のためには少なくとも
PEK樹脂の溶融温度以上に樹脂温度を上げる必要があ
り、さらに、この後の成形段階で400℃前後に樹脂温
度を上げるために、耐熱性の劣るPEI樹脂には著しく
厳しい条件となる。
【0022】そこで本発明者はPEI樹脂の劣化を低減
するために、PEI樹脂の熱履歴を1回減らす方法を試
みた。つまり、PEK樹脂とPEI樹脂を、ポリマーア
ロイ化ペレットを成形するのに使用するのではなく、P
EK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレットを直接、射出成
形機あるいは押出成形機のホッパーより投入する手法を
用いることにした。繊維強化したPEK樹脂/PEI樹
脂を用いた成形品を得るにはPEK樹脂のペレットかP
EI樹脂のペレットのいずれか一方あるいは両方に補強
繊維を添加する必要があるが、この場合にはいずれの方
法を用いても劣化物の生成の抑制には大差はない。ただ
し、以下に示す実施例からもわかるように、本発明で述
べる原料および成形方法はある条件下ではゲル状劣化物
を減少させる効果のほかに前記特開平2−269764
号公報および特開平2−269765号公報に記載され
ている方法で製造する場合よりも高強度の成形品を得る
ことが可能であり、この副次効果を期待する場合には補
強繊維は可能な限りPEK樹脂のペレットに含まれるよ
うにするのが効率よく、望ましい。
【0023】次にPEK樹脂/PEI樹脂のポリマーア
ロイのペレットではなくPEK樹脂、PEI樹脂のペレ
ットを成形機のホッパーより直接投入するため、射出成
形機のシリンダーの温度設定は図1および図2に示すよ
うに、ホッパーよりのゾーンの温度をPEK樹脂/PE
I樹脂のポリマーアロイのペレットを使用する場合より
も遥かに低く設定する。即ち図1は射出成形機およびP
EKペレットとPEIペレットを用いて射出成形する場
合の射出成形時の温度設定例を示す図で、図には射出成
形機およびPEK/PEIアロイペレットを用いて射出
成形する場合の射出成形時の温度設定例を示す図であ
り、1はノズル、2はヒーター、3はスクリュー、4は
シリンダ、5はホッパー、6aはPEKペレットとPE
Iペレット、6bはPEK/PEIアロイペレット、7
は油圧シリンダ、8は油圧モーターを示す。
【0024】例えばPEK樹脂/PEI樹脂のポリマー
アロイのペレットを使用する場合のシリンダー温度の温
度設定の一例としては400℃/400℃/390℃/
370℃(ノズル側よりホッパー側に4つのゾーンに分
けた場合)があげられるが、これに対してPEK樹脂ペ
レットとPEI樹脂ペレットを投入する場合には、例え
ば390℃/380℃/340℃/330℃のようにホ
ッパーよりのゾーンの温度を非常に低くする。このよう
な温度設定はPEK樹脂/PEI樹脂のポリマーアロイ
のペレットでは成立しない。この理由はポリマーアロイ
の状態のペレットを用いた場合には溶融開始温度がPE
I樹脂のそれよりもかなり高くなっているため、前記し
た例のように最も温度の低いゾーンにおいてさえも、3
70℃前後に温度設定しないとペレットが可塑化しない
ためである。一方、PEK樹脂とPEI樹脂のペレット
を用いる場合にはホッパーよりの温度の低いゾーンの温
度はPEI樹脂の溶融開始温度よりも高温になればよ
い。このような温度設定を行うとホッパーよりの2つの
ゾーンでは溶融開始温度の低いPEI樹脂のペレットが
先に溶融し始める。つづいてノズルよりのゾーンにおい
て溶融したPEI樹脂中に分散したPEK樹脂ペレット
の溶融が開始される。このゾーンではすでにPEI樹脂
が十分に溶融しており、せん断発熱で樹脂温度は上がり
易くなっており、ポリマーアロイペレットを用いる場合
よりも低い温度で可塑化が始まる。このためノズルより
のゾーンの温度設定もポリマーアロイペレットを用いる
場合よりも低く設定しても成形上不都合はない。このよ
うな成形方法に用いる成形機は、相溶性の観点から見る
とシリンダー長が長いものが望ましいが、成形機に標準
となっているシリンダーを用いても不具合は発生しな
い。
【0025】以上のようにPEK樹脂/PEI樹脂のポ
リマーアロイ組成物を用いて成形する場合にはポリマー
アロイのペレットにはしないことによって混練工程での
熱劣化の影響を除去し、さらにポリマーアロイ化されて
いないメリットを生かして、ホッパーよりのゾーンの温
度をPEI樹脂の溶融開始温度以上PEK樹脂の溶融開
始温度以下、望ましくはPEI樹脂の熱劣化を抑制する
ためにできるだけPEI樹脂の溶融開始温度に近い温度
に設定することによって熱劣化を最小限度にとどめるの
が有効である。さらにPEI樹脂の溶融が先行するため
に結果的にはPEK樹脂の可塑化も容易となっており、
ノズル側の温度も低くできるために、より一層、劣化反
応を抑制している点も本材料、本成形方法の長所といえ
る。
【0026】なお、本発明はPEK樹脂/PEI樹脂の
ポリマーアロイに限らず、2成分系以上のポリマーアロ
イまたはポリマーブレンドにおいて、その溶融開始温度
がそのポリマーアロイまたはポリマーブレンドを構成す
る樹脂材料の熱劣化開始温度よりも高い場合には熱劣化
反応を抑制する効果があるためもちろん有効である。本
発明にはまた前記したような副次効果を有する。つまり
繊維強化樹脂組成物では、補強繊維をPEI樹脂ペレッ
ト、PEK樹脂ペレットいずれか一方または両方にいれ
ても熱劣化の抑制効果には大差はない。しかし、前記し
たような成形方法ではPEI樹脂のペレットが先に溶融
するためにPEK樹脂のペレットに可能なかぎり多く
の、望ましくはすべての補強繊維を配合しておくと補強
繊維を多く含むPEK樹脂ペレットは溶融したPEI樹
脂中で溶融するために繊維の破断が極端に少なく、機械
的特性は補強繊維がPEI樹脂ペレットに配合されてい
る場合やPEK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレットの両
方に配合されている場合よりもはるかに優れている。し
たがって、本発明においては補強繊維を含むペレットは
短繊維ペレットよりも、引き抜き成形などによって製造
される長繊維ペレットのほうがより効果的である。以
下、実施例および比較例により本発明について説明す
る。
【0027】実施例1 英国ICI社(インペリアル・ケミカル・インダストリ
ーズ社)の「ピクトレックスポリエーテルスルホン P
ES 5003P(商標)」を20重量%、ジクロルメ
タン40重量%、1,1,2-トリクロルエタン40重量%を
使用してポリエーテルスルホン溶液を調製した。表面を
酸処理したアクリル系炭素繊維(東邦レーヨン社製、商
品名HTA)のロービングをポリエーテルスルホン溶液
に60m/Hrの速度で連続的に浸漬し、乾燥し脱溶剤を
行った後、3mm長さに切断し、チョップトストランドと
した。このチョップトストランドをステンレス製のバッ
ドに入れ、370℃に昇温した電気炉に入れ、空気雰囲
気下で10時間加熱処理を行った。このようにして得ら
れた炭素繊維チョップトストランドと、芳香族ポリエー
テルケトン(PEK)としてICI社製「ビクトレック
スポリエーテルケトン PEK 220P(商標)」
を、繊維重量と繊維重量+PEK樹脂の重量の比が6
6.6:100になるようにドライブレンドした後、6
5mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練しながら
押出す操作を行って、約40重量%炭素繊維強化のPE
K樹脂ペレットを得た。次に上記ペレットとポリエーテ
ルイミド樹脂(PEI)として用いた米国CE社(ゼネ
ラル・エレクトリック社)製、ウルテム1000(商
標)とを、溶融時に34.8重量%炭素繊維強化PEK
樹脂/PEI樹脂となるようにドライブレンドし、射出
成形機のホッパーより投入した。射出成形機としては
(株)日本製鋼所製、JSW J−75SSIIA射出
成形機を使用し、樹脂温度設定:390℃/380℃/
340℃/330℃(ノズル側からホッパー側へ順に温
度設定を示した。以下同様に記述する)、射出圧力:一
次50%、二次90%、三次60%、保圧時間:一次
4.0秒、二次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:
220℃の成形条件で図3に示す金型を用いて図4に示
すような繊維強化樹脂製インペラ9を製造した。図3に
おいて10は金型のゲート、11は上金型、12は組立
て式金型、13はインペラ形状部、14は下金型、15
はピンを示す。
【0028】実施例2 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」を、繊維重量と繊維重量+PEK樹脂の重量
の比が66.6:100になるようにドライブレンドし
た後、65mm系押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、約40重量%炭素繊維強
化のPEK樹脂ペレットを得た。次にポリエーテルイミ
ド樹脂(PEI)として用いた米国GE社(ゼネラル・
エレクトリック社)製、ウルテム1000(商標)をベ
ースにして、前記したPEK樹脂ペレットの製造に使用
したものと同様の炭素繊維および処理方法を用いて、約
20重量%の炭素繊維強化PEI樹脂のペレットを65
mm径押出機を用いて押出温度320℃で得た。このよう
にして得られたPEK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレッ
トを溶融時に36.8重量%炭素繊維強化PEK樹脂/
PEI樹脂となるようにドライブレンドし、射出成形機
のホッパーより投入した。射出成形機としては(株)日
本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成形機を使
用し、樹脂温度設定:390℃/380℃/340℃/
330℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度設定を示
した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次50%、
二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.0秒、二
次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:220℃の成
形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すような繊維
強化樹脂製インペラを製造した。
【0029】実施例3 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」を、繊維重量と繊維重量+PEK樹脂の重量
の比が53.8:100になるようにドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、約35重量%炭素繊維強
化のPEK樹脂ペレットを得た。次にポリエーテルイミ
ド樹脂(PEI)として用いた米国GE社(ゼネラル・
エレクトリック社)製、ウルテム1000(商標)をベ
ースにして、前記したPEK樹脂ペレットの製造に使用
したものと同様の炭素繊維および処理方法を用いて、約
10重量%の炭素繊維強化PEI樹脂のペレットを65
mm径押出機を用いて押出温度320℃で得た。このよう
にして得られたPEK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレッ
トを溶融時に29.6重量%炭素繊維強化PEK樹脂/
PEI樹脂となるようにドライブレンドし、射出成形機
のホッパーより投入した。射出成形機としては(株)日
本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成形機を使
用し、樹脂温度設定:390℃/380℃/340℃/
330℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度設定を示
した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次50%、
二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.0秒、二
次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:220℃の成
形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すような繊維
強化樹脂製インペラを製造した。
【0030】実施例4 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」を、繊維重量と繊維重量+PEK樹脂の重量
の比が42.8:100になるようにドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、約30重量%炭素繊維強
化のPEK樹脂ペレットを得た。次にポリエーテルイミ
ド樹脂(PEI)として用いた米国GE社(ゼネラル・
エレクトリック社)製、ウルテム1000(商標)をベ
ースにして、前記したPEK樹脂ペレットの製造に使用
したものと同様の炭素繊維および処理方法を用いて、約
40重量%の炭素繊維強化PEI樹脂のペレットを65
mm径押出機を用いて押出温度320℃で得た。このよう
にして得られたPEK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレッ
トを溶融時に32.3重量%炭素繊維強化PEK樹脂/
PEI樹脂となるようにドライブレンドし、射出成形機
のホッパーより投入した。射出成形機としては(株)日
本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成形機を使
用し、樹脂温度設定:390℃/380℃/340℃/
330℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度設定を示
した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次50%、
二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.0秒、二
次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:220℃の成
形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すような繊維
強化樹脂製インペラを製造した。
【0031】実施例5 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」を、繊維重量と繊維重量+PEK樹脂の重量
の比が42.8:100になるようにドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、約30重量%炭素繊維強
化のPEK樹脂ペレットを得た。次にポリエーテルイミ
ド樹脂(PEI)として用いた米国GE社(ゼネラル・
エレクトリック社)製、ウルテム1000(商標)をベ
ースにして、前記したPEK樹脂ペレットの製造に使用
したものと同様の炭素繊維および処理方法を用いて、約
45重量%の炭素繊維強化PEI樹脂のペレットを65
mm径押出機を用いて押出温度320℃で得た。このよう
にして得られたPEK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレッ
トを溶融時に33.6重量%炭素繊維強化PEK樹脂/
PEI樹脂となるようにドライブレンドし、射出成形機
のホッパーより投入した。射出成形機としては(株)日
本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成形機を使
用し、樹脂温度設定:390℃/380℃/340℃/
330℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度設定を示
した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次50%、
二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.0秒、二
次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:220℃の成
形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すような繊維
強化樹脂製インペラを製造した。
【0032】実施例6 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」を、繊維重量と繊維重量+PEK樹脂の重量
の比が66.6:100になるようにドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、約40重量%炭素繊維強
化のPEK樹脂ペレットを得た。次に上記ペレットとポ
リエーテルイミド樹脂(PEI)として用いた米国GE
社(ゼネラル・エレクトリック社)製、ウルテム100
0(商標)とを、溶融時に28.6重量%炭素繊維強化
PEK樹脂/PEI樹脂となるようにドライブレンド
し、射出成形機のホッパーより投入した。射出成形機と
しては(株)日本製鋼所製、JSW J−75SSII
A射出成形機を使用し、樹脂温度設定:390℃/38
0℃/340℃/330℃(ノズル側からホッパー側へ
順に温度設定を示した。以下同様に記述する)、射出圧
力:一次50%、二次90%、三次60%、保圧時間:
一次4.0秒、二次5.0秒、三次30.0秒、金型温
度:220℃の成形条件で図3に示す金型を用いて図4
に示すような繊維強化樹脂製インペラを製造した。
【0033】実施例7 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」を、繊維重量と繊維重量+PEK樹脂の重量
の比が25.0:100になるようにドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、約20重量%炭素繊維強
化のPEK樹脂ペレットを得た。次にポリエーテルイミ
ド樹脂(PEI)として用いた米国GE社(ゼネラル・
エレクトリック社)製、ウルテム1000(商標)をベ
ースにして、前記したPEK樹脂ペレットの製造に使用
したものと同様の炭素繊維および処理方法を用いて、約
45重量%の炭素繊維強化PEI樹脂のペレットを65
mm径押出機を用いて押出温度320℃で得た。このよう
にして得られたPEK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレッ
トを溶融時に32.5重量%炭素繊維強化PEK樹脂/
PEI樹脂となるようにドライブレンドし、射出成形機
のホッパーより投入した。射出成形機としては(株)日
本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成形機を使
用し、樹脂温度設定:390℃/380℃/340℃/
330℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度設定を示
した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次50%、
二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.0秒、二
次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:220℃の成
形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すような繊維
強化樹脂製インペラを製造した。
【0034】実施例8 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」を、繊維重量と繊維重量+PEK樹脂の重量
の比が81.8:100になるようにドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、約45重量%炭素繊維強
化のPEK樹脂ペレットを得た。次にポリエーテルイミ
ド樹脂(PEI)として用いた米国GE社(ゼネラル・
エレクトリック社)製、ウルテム1000(商標)をベ
ースにして、前記したPEK樹脂ペレットの製造に使用
したものと同様の炭素繊維および処理方法を用いて、約
20重量%の炭素繊維強化PEI樹脂のペレットを65
mm径押出機を用いて押出温度320℃で得た。このよう
にして得られたPEK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレッ
トを溶融時に37.1重量%炭素繊維強化PEK樹脂/
PEI樹脂となるようにドライブレンドし、射出成形機
のホッパーより投入した。射出成形機としては(株)日
本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成形機を使
用し、樹脂温度設定:390℃/380℃/340℃/
330℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度設定を示
した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次50%、
二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.0秒、二
次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:220℃の成
形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すような繊維
強化樹脂製インペラを製造した。
【0035】実施例9 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」を、繊維重量と繊維重量+PEK樹脂の重量
の比が42.8:100になるようにドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、約30重量%炭素繊維強
化のPEK樹脂ペレットを得た。次にポリエーテルイミ
ド樹脂(PEI)として用いた米国GE社(ゼネラル・
エレクトリック社)製、ウルテム1000(商標)をベ
ースにして、前記したPEK樹脂ペレットの製造に使用
したものと同様の炭素繊維および処理方法を用いて、約
45重量%の炭素繊維強化PEI樹脂のペレットを65
mm径押出機を用いて押出温度320℃で得た。このよう
にして得られたPEK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレッ
トを溶融時に36.9重量%炭素繊維強化PEK樹脂/
PEI樹脂となるようにドライブレンドし、射出成形機
のホッパーより投入した。射出成形機としては(株)日
本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成形機を使
用し、樹脂温度設定:390℃/380℃/340℃/
330℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度設定を示
した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次50%、
二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.0秒、二
次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:220℃の成
形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すような繊維
強化樹脂製インペラを製造した。
【0036】比較例1 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」とポリエーテルイミド(PEI)として米国
GE社(ゼネラル・エレクトリック社)製、ウルテム1
000(商標)を表1に示した割合でドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、均一配合ペレットを得
た。次に上記の均一配合ペレットを射出成形機として
(株)日本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成
形機を使用し、樹脂温度設定:400℃/400℃/3
90℃/370℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度
設定を示した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次
50%、二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.
0秒、二次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:22
0℃の成形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すよ
うな繊維強化樹脂製インペラを製造した。
【0037】比較例2 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」とポリエーテルイミド(PEI)として米国
GE社(ゼネラル・エレクトリック社)製、ウルテム1
000(商標)を表1に示した割合でドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、均一配合ペレットを得
た。次に上記の均一配合ペレットを射出成形機として
(株)日本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成
形機を使用し、樹脂温度設定:400℃/400℃/3
90℃/370℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度
設定を示した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次
50%、二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.
0秒、二次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:22
0℃の成形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すよ
うな繊維強化樹脂製インペラを製造した。
【0038】比較例3 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」とポリエーテルイミド(PEI)として米国
GE社(ゼネラル・エレクトリック社)製のウルテム1
000(商標)を表1に示した割合でドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、均一配合ペレットを得
た。次に上記の均一配合ペレットを射出成形機として
(株)日本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成
形機を使用し、樹脂温度設定:400℃/400℃/3
90℃/370℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度
設定を示した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次
50%、二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.
0秒、二次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:22
0℃の成形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すよ
うな繊維強化樹脂製インペラを製造した。
【0039】比較例4 実施例1で用いたと同様のチョップトストランドをステ
ンレス製のバッドに入れ、370℃に昇温した電気炉に
入れ、空気雰囲気下で10時間加熱処理を行った。この
ようにして得られた炭素繊維チョップトストランドと、
芳香族ポリエーテルケトン(PEK)としてICI社製
「ビクトレックスポリエーテルケトンPEK 220P
(商標)」とポリエーテルイミド(PEI)として米国
GE社(ゼネラル・エレクトリック社)製、ウルテム1
000(商標)を表1に示した割合でドライブレンドし
た後、65mm径押出機にて押出温度380℃で溶融混練
しながら押出す操作を行って、均一配合ペレットを得
た。次に上記の均一配合ペレットを射出成形機として
(株)日本製鋼所製、JSWJ−75SSIIA射出成
形機を使用し、樹脂温度設定:400℃/400℃/3
90℃/370℃(ノズル側からホッパー側へ順に温度
設定を示した。以下同様に記述する)、射出圧力:一次
50%、二次90%、三次60%、保圧時間:一次4.
0秒、二次5.0秒、三次30.0秒、金型温度:22
0℃の成形条件で図3に示す金型を用いて図4に示すよ
うな繊維強化樹脂製インペラを製造した。
【0040】上記実施例1〜9および比較例1〜4にお
いて、劣化の影響は機械的特性および良品率の変化とな
って表れるため繊維強化樹脂製インペラをそれぞれ30
0個連続成形し、X線による内部欠陥検査と成形品イン
ペラ9の図5(a),(b)に示した部位Aより切り出
した図5(c)に示す試験片16(w1 =2.6mm、w
2 =3.5mm、L=15.0mm、t=2.0mm )の引張
強度を1個目、100個目、200個目、250個目、
300個目に成形した各繊維強化樹脂製インペラを用い
て測定した。また、この切り出し試験片を濃硫酸で溶解
し炭素繊維の長さを測定した。引張試験は試験速度0.
5m /min 、150℃で実施した。表1に実施例1〜9
についてはPEK樹脂ペレットおよびPEI樹脂ペレッ
トの繊維含有率PEK樹脂ペレットとPEI樹脂ペレッ
トの重量混合比率ならびに溶融時のPEK樹脂とPEI
樹脂の重量比、溶融時の炭素繊維の重量分率を示し、比
較例1〜4についてはPEK樹脂とPEI樹脂の重量比
および炭素繊維の重量分率を示す。また表2に上記した
各試験の結果を示す。
【表1】
【表2】 表2に示した実施例および比較例の試験結果からも明ら
かなように、比較例では生産数量の増加とともに明らか
に欠陥発生頻度が高くなっているが、実施例においては
その徴候は見られない。また繊維強化樹脂製インペラよ
り切り出した試験片の平均繊維長および引張強さの結果
からも本発明が非常に有効なことが実証された。
【0041】以上に述べてきたように本発明では、PE
K樹脂/PEI樹脂組成物を用いて内燃機関用部品を製
造するに際して発生するゲル状劣化物の抑制のためにP
EK樹脂とPEI樹脂のドライブレンドした後、ペレッ
ト化する製造工程を省略することによって熱劣化を低減
するとともに、ホッパーよりPEK樹脂ペレットおよび
PEI樹脂ペレットの状態で射出成形機あるいは押出成
形機のホッパーより投入するメリットを生かして、シリ
ンダーのホッパー近傍の温度をPEI樹脂の溶融開始温
度あるいは流動開始温度以上にすることによってPEI
樹脂の溶融を先行させ、この溶融したPEI樹脂中に包
含されたPEK樹脂をシリンダー近傍のシリンダー温度
をPEK樹脂の溶融開始温度あるいは流動開始温度とす
ることによってPEK樹脂の可塑化を行った。
【0042】この発明によると、実施例にも記載したよ
うにホッパー側のシリンダー温度はあらかじめアロイ化
したペレットを用いる場合よりも50℃前後も低減可能
であり、これによってきわめて品質の優れた繊維強化樹
脂製インペラが提供可能となったことは表2に示した各
種試験結果より明らかである。前記したようにポリマー
アロイ化されたペレットを使用した場合には実施例に示
したようなシリンダー温度設定は不可能であり、また本
発明によるとPEI樹脂が先に可塑化されているのを利
用してノズル近傍の温度も低減可能となっていることも
注目に値する。
【0043】さらに表2に示した切り出し試験片の平均
繊維長および引張強さの測定結果からも明らかなように
PEI樹脂の溶融が先行するためにPEK樹脂ペレット
中の炭素繊維の破断の頻度が低減されるためにポリマー
アロイ化されたペレットを使用する場合よりも優れた機
械特性を付与することにも成功している。
【0044】また、実施例においては繊維強化樹脂製イ
ンペラをとりあげたが、繊維強化樹脂製インペラに限ら
ず、内燃機関用部品、たとえばバルブリフター、バルブ
コッター、バルブスプリングリテーナー、ウォーターポ
ンプベーン、ウォーターポンプハウジング、オイルポン
プ用ギア、オイルポンプハウジング、ロッカーカバー、
オイルバン、スロットルチャンバー、カムシャフト駆動
用ギア、スロットルチャンバー、エアダクト、各種プー
リー、燃料系・水系・オイル系コネクター、インテーク
マニホール、コンロッド・ピストンピン、カムシャフ
ト、ピストンスカートなどの製造にも適用可能である。
本実施例では炭素繊維強化の場合をとりあげたが、必要
に応じて、タルク、マイカ、ガラスビーズ等の充填剤、
ガラス繊維やアラミド繊維、さらにはセラミックス系繊
維等の繊維状補強材、安定剤・着色剤等を樹脂組成物お
よび成形品の品質を損ねない範囲で混和してもよい。
【0045】なお、本発明におけるPEK樹脂とPEI
樹脂の配合範囲は芳香族ポリエーテルケトン95〜60
重量%、望ましくは90〜60重量%、ポリエーテルイ
ミド5〜40重量%、望ましくは10〜40重量%が適
当であり、芳香族ポリエーテルケトンが95重量%を越
え、ポリエーテルイミドが5重量%未満では目的とする
樹脂組成物の高温強度の向上が不十分であり、また芳香
族ポリエーテルケトンが60重量%未満、ポリエーテル
イミドが40重量%を越えた場合には得られる樹脂組成
物は芳香族ポリエーテルケトンが有している優れた化学
特性を失ってくることは特開平2−269764号公報
の記載に同じである。炭素繊維を配合する場合には重量
分率で45重量%より多量の配合は流動性が低下し、均
一になりにくいために好ましくないが、PEK樹脂ペレ
ットに炭素繊維を主として配合する場合にはPEI樹脂
が先行して溶融するため、PEK樹脂ペレット中の炭素
繊維がシリンダー内部で均一分散しやすく、このため5
0重量%までの炭素繊維の配合も場合によっては可能で
ある。一方20重量%未満では効果がない。またあらか
じめ混合される炭素繊維の45%以上がポリエーテルケ
トン樹脂ペレットに含まれるのが好ましい。特に本発明
の副次効果である平均繊維長の増加と引張強さの向上を
期待する場合には、実施例9と比較例4の試験結果(表
2参照)からもわかるように、炭素繊維の少なくとも4
5%以上はPEK樹脂ペレットに配合されていないと、
ポリマーアロイ化されたペレットを使用する場合よりも
優れた引張強さを製造開始初期から得ることは難しい
(実施例9では約44.0%の炭素繊維がPEK樹脂ペ
レットに含まれている)。
【0046】
【発明の効果】本発明によると、PEK樹脂/PEI樹
脂組成物の成形時に発生する劣化物の生成を最小限度に
抑制可能であり、品質のすぐれた内燃機関用部品、例え
ば繊維強化樹脂製インペラの提供を可能とするととも
に、シリンダーの清掃サイクルの拡大を可能とする。ま
たさらにはポリマーアロイ化ペレットを用いる場合より
も優れた機械的特性を得ることも可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】PEKペレットおよびPEIペレットを用いた
場合の射出成形時の温度設定例を示す射出成形機の主要
部を断面で示す図である。
【図2】PEK/PEIアロイペレットを用いた場合の
射出成形時の温度設定例を示す射出成形機の主要部を断
面で示す図である。
【図3】繊維強化樹脂製インペラの射出成形金型の断面
図である。
【図4】繊維強化樹脂製インペラの斜視図である。
【図5】
【a】は射出成形樹脂インペラの正面図であり、
【b】は射出成形樹脂インペラの断面図であり、
【c】は射出成形樹脂インペラから切り出した試験片の
斜視図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 ヒーター 3 スクリュー 4 シリンダ 5 ホッパー 6a PEK ペレットとPEIペレット 6b PEK /PEI アロイペレット 7 油圧シリンダ 8 油圧モーター 9 繊維強化樹脂製インペラ 10 ゲート 11 上金型 12 組立て式金型 13 インペラ形状部(キャピティ) 14 下金型 15 ピン 16 試験片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02C 7/00 D 7910−3G // B29C 45/00 7344−4F 47/02 7717−4F (C08L 73/00 79:08) 9285−4J B29K 73:00 79:00 105:06 B29L 31:30 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス樹脂となる次式 【化1】 で示される繰返し単位を有するポリエーテルケトン樹脂
    と、マトリックス樹脂となる次式 【化2】 で示される繰返し単位を有するポリエーテルイミド樹脂
    を、両樹脂の合計量の95〜60重量%がポリエーテル
    ケトン樹脂で、5〜40重量%がポリエーテルイミド樹
    脂となるように用い、いずれか一方の樹脂又は両方の樹
    脂に樹脂と炭素繊維の合計の25〜45重量%になるよ
    うに炭素樹脂を配合して形成したポリエーテルケトン樹
    脂ペレットとポリエーテルイミド樹脂ペレットを混合す
    る第1工程と、 第1工程で得られた混合ペレットを、ポリエーテルイミ
    ド樹脂の流動開始あるいは溶融開始温度以上に加熱し
    て、ポリエーテルケトン樹脂が可塑化溶融したポリエー
    テルイミド樹脂中に包含された状態として、引き続いて
    ポリエーテルケトン樹脂の流動開始温度あるいは溶融開
    始温度以上に加熱して、ポリエーテルケトン樹脂とポリ
    エーテルイミド樹脂および炭素繊維が均一に混合した状
    態とする第2工程の溶融混合工程と、 第2工程で得られた溶融混合物を射出成形または押出成
    形することにより内燃機関部品を成形する第3工程と、
    から成ることを特徴とする内燃機関用部品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102372002B1 (ko) * 2020-09-24 2022-03-08 재단법인 한국탄소산업진흥원 3d 프린터용 섬유강화소재 압출 노즐 장치

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